JP2017177351A - 感熱記録ライナーレスラベル及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持体、前記支持体の一方の面に支持体に近い側から染料前駆体、顕色剤及び水性接着剤を含有する感熱記録層、水性接着剤を含有する保護層、並びに剥離層を有し、他方の面に粘着剤層を有する感熱記録ライナーレスラベルであって、感熱記録層中に平均粒子径が2.0〜13μmの球状有機粒子を含有することを特徴とする感熱記録ライナーレスラベル。
【選択図】なし
Description
・下塗り層用塗液の調製
焼成カオリン(商品名:アンシレックス93、BASF社製)60部を水80部に分散して得られた分散物に、微小中空粒子(商品名:ローペイクSN−1055、ダウ ケミカル社製、固形分濃度26.5%)75部、スチレン−ブタジエン系ラテックス(商品名:L−1571、旭化成ケミカルズ社製、固形分濃度48%)31部と、カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲン7A、第一工業製薬社製)2.5部、同じくカルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンAGガム、第一工業製薬社製)1部、及び水95.5部を混合攪拌して、下塗り層用塗液を得た。
3−ジ−(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン10部、メチルセルロースの5%水溶液5部及び水15部からなる組成物を、サンドミルでレーザ回折式粒度分布測定装置SALD−2200(島津製作所社製)によるメジアン径が0.5μmになるまで粉砕してロイコ染料分散液(以下、A液ともいう)を得た。
4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン10部、メチルセルロースの5%水溶液5部及び水15部からなる組成物を、サンドミルでレーザ回折式粒度分布測定装置SALD−2200(島津製作所社製)によるメジアン径が1.5μmになるまで粉砕して顕色剤分散液(以下、B液ともいう)を得た。
ジフェニルスルホン架橋型化合物(商品名:D−90、日本曹達社製)10部、メチルセルロースの5%水溶液5部及び水15部からなる組成物を、サンドミルでレーザ回折式粒度分布測定装置SALD−2200(島津製作所社製)によるメジアン径が1.0μmになるまで粉砕して顕色剤分散液(以下、C液ともいう)を得た。
シュウ酸ジ−p−メチルベンジルエステル10部、メチルセルロースの5%水溶液5部及び水15部からなる組成物を、サンドミルでレーザ回折式粒度分布測定装置SALD−2200(島津製作所社製)によるメジアン径が1.0μmになるまで粉砕して増感剤分散液(以下、D液ともいう)を得た。
A液33.5部、B液68部、C液5部、D液10.5部、完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA110、鹸化度:99モル%、平均重合度:1000、クラレ社製)の10%水溶液30部、部分鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA205、鹸化度:88モル%、平均重合度:500、クラレ社製)の20%水溶液5部、ブタジエン系共重合体ラテックス(商品名:P−OY72、日本A&L社製、固形分濃度48%)16.5部、軽質炭酸カルシウム(商品名:Brilliant−15、白石工業社製)42.1部、パラフィンワックスエマルジョン(商品名:ハイドリンL−700、中京油脂社製、固形分濃度30%)10部、球状有機粒子(商品名:エポスターMA1006、平均粒子径6μm、ポリメタクリル酸メチル系架橋物、日本触媒化学工業社製)3部、及び水90.5部を混合撹拌して感熱記録層用塗液を得た。
アセトアセチル変性ポリビニルアルコールA(商品名:ゴーセネックスZ−200、鹸化度:99.4モル%、平均重合度:1000、変性度:5モル%、日本合成化学工業社製)の10%水溶液210部、アセトアセチル変性ポリビニルアルコールB(商品名:ゴーセネックスZ−100、鹸化度:99.4モル%、平均重合度:500、変性度:5モル%、日本合成化学工業社製)の20%水溶液80部、カオリン(商品名:HYDRAGLOSS90、KaMin LLC社製)58.5部、水酸化アルミニウム(商品名:ハイジライトH−42M、昭和電工社製)4部、グルオキシル酸ナトリウム(商品名:SPM−01、日本合成化学工業社製)の10%水溶液5部、及び水53部からなる組成物を混合撹拌し、10%酢酸水溶液でpH5となるように調整して保護層用塗液を得た。
坪量60g/m2の上質紙の一方の面(支持体の表面)に、下塗り層用塗液、感熱記録層用塗液、及び保護層用塗液を用いて、乾燥後の塗布量がそれぞれ6.0g/m2、3.5g/m2、及び2.0g/m2となるようにカーテン法によって塗布及び乾燥して、下塗り層、感熱記録層、及び保護層を順次形成した後、スーパーカレンダーで表面を平滑化して感熱記録体を得た。
無溶剤型紫外線硬化性シリコーン化合物(商品名:UV−271、荒川化学社製)100部、光重合開始剤(商品名:CATA211、硼素系カチオン硬化触媒、荒川化学社製)5部を混合撹拌した剥離層用塗液を、前記感熱記録体の保護層上に、印刷機で、乾燥後の塗布量が0.35g/m2となるよう塗布した後、紫外線を照射して剥離層を形成した。
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、球状有機粒子の量を3部に代えて5部とした以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、球状有機粒子の量を3部に代えて8部とした以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、球状有機粒子の量を3部に代えて5部とし、種類を球状有機粒子(商品名:エポスターGP−50、平均粒子径5μm、ベンゾグアナミン系架橋物、日本触媒化学工業社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、球状有機粒子の量を3部に代えて5部とし、種類を球状有機粒子(商品名:GM−0401S、平均粒子径4μm、ポリメタクリル酸メチル系架橋物、ガンツ化成社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、球状有機粒子の量を3部に代えて5部とし、種類を球状有機粒子(商品名:GM−0801、平均粒子径8μm、ポリメタクリル酸メチル系架橋物、ガンツ化成社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の保護層用塗液の調製において、アセトアセチル変性ポリビニルアルコールAの10%水溶液の210部、及びアセトアセチル変性ポリビニルアルコールBの20%水溶液の80部に代えて、ジアセトン変性ポリビニルアルコール(商品名:DF−10、日本合成化学工業社製)の17.6%水溶液の290部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の保護層用塗液の調製において、アセトアセチル変性ポリビニルアルコールAの10%水溶液210部、及びアセトアセチル変性ポリビニルアルコールBの20%水溶液80部に代えて、珪素変性ポリビニルアルコール(商品名:R−1130、クラレ社製)の12%水溶液の308部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
・保護層用塗液の調製
共重合樹脂(共重合成分:(メタ)アクリロニトリル/(メタ)アクリル酸アルキル/(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル/(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸の割合:共重合樹脂全体に対して5質量%、溶解度パラメーター:12.8、ガラス転移温度:50℃、平均粒子径:230nm)のエマルション(商品名:OT1043Z−1、固形分濃度25%、三井化学社製)140部、カオリン(商品名:HYDRAGLOSS90、KaMin LLC社製)200部、水酸化アルミニウム(商品名:ハイジライトH−42M、昭和電工社製)47部、アニオン系ポリエチレンワックスエマルション(商品名:メイカテックスHP−598A、明成化学社製、固形分濃度25%、融点100℃、粒子径0.04μm)12部、及び水74.3部からなる組成物を混合撹拌して保護層用塗液を得た。
実施例9の感熱記録層用塗液の作製において、球状有機粒子の量を3部に代えて5部とした以外は、実施例9と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例9の感熱記録層用塗液の作製において、球状有機粒子の量を3部に代えて8部とした以外は、実施例9と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の感熱記録用塗液の調製において、球状有機粒子の3部を用いなかった以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、球状有機粒子の量を3部に代えて5部とし、種類を球状有機粒子(商品名:エポスターMA1002、平均粒子径1.5μm、ポリメタクリル酸メチル系架橋物、日本触媒化学工業社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、球状有機粒子の量を3部に代えて5部とし、種類を球状有機粒子(商品名:エポスターMA1013、平均粒子径13μm、ポリメタクリル酸メチル系架橋物、日本触媒化学工業社製)に変更した以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の感熱記録層用塗液の調製において、球状有機粒子の量を3部に代えて15部とした以外は、実施例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
実施例1の感熱記録用塗液の調製において、球状有機粒子の3部を用いなかった。また、実施例1の保護層用塗液の調製において、球状有機粒子(商品名:エポスターMA1006、平均粒子径6μm、ポリメタクリル酸メチル系架橋物、日本触媒化学工業社製)の5部を更に添加した以外は、比較例1と同様にして感熱記録ライナーレスラベルを得た。
感熱記録評価機(商品名:TH−PMD、大倉電機社製)を用い、印加エネルギーが0.24mJ/dotによって、印字率100%と50%の両方で長さ5mの黒ベタ印字を行い、記録後の表面を目視観察し、白筋状の印字カスレと、印字面に発生する傷を下記の基準で評価した。
A:印字カスレがなく、印字面が良好である。
B:印字カスレがなく、印字率100%の印字面に僅かな傷はあるが、50%の印字面は良好である。
C:印字カスレが僅かにあり、印字率100%と50%の両方で印字面に傷が発生している。
D:全面に印字カスレと傷の発生が著しく、印字障害を起こしている。
得られた感熱記録ライナーレスラベルの巻取りを40℃、90%RHの条件下で24時間放置した後、表裏のブロッキングを下記の基準で評価した。
A:ブロッキングがない。
B:巻取を繰り出した時に少し音がする。
C:巻取を繰り出した時の音が大きい。
Claims (7)
- 支持体、前記支持体の一方の面に支持体に近い側から染料前駆体、顕色剤及び水性接着剤を含有する感熱記録層、水性接着剤を含有する保護層、並びに剥離層を有し、他方の面に粘着剤層を有する感熱記録ライナーレスラベルであって、前記感熱記録層中に平均粒子径が2.0〜13μmの球状有機粒子を含有することを特徴とする感熱記録ライナーレスラベル。
- 前記感熱記録層の平均厚さが2〜6μmであり、保護層の平均厚さが1〜4μmである、請求項1に記載の感熱記録ライナーレスラベル。
- 前記保護層に含有される水性接着剤が、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール、ジアセトン変性ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、珪素変性ポリビニルアルコール及びメタアクリロニトリル系共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1または2に記載の感熱記録ライナーレスラベル。
- 前記メタアクリロニトリル系共重合体が、(i)メタアクリロニトリル及び(ii)メタアクリロニトリルと共重合可能なビニル単量体を含む単量体からなる共重合体であって、前記ビニル単量体(ii)は、少なくとも1種のカルボキシル基含有ビニル単量体を含み、前記カルボキシル基含有ビニル単量体の含有割合が、前記単量体中、1〜10質量%である、請求項3に記載の感熱記録ライナーレスラベル。
- 前記感熱記録層が完全鹸化ポリビニルアルコール、部分鹸化ポリビニルアルコール及びブタジエン系共重合体ラテックスからなる群から選ばれる1種を含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の感熱記録ライナーレスラベル。
- 前記感熱記録層の平均厚さが球状有機粒子の平均粒子径より小さいか、または同じである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の感熱記録ライナーレスラベル。
- 支持体、前記支持体の一方の面に支持体に近い側から染料前駆体及び顕色剤を含有する感熱記録層、水性接着剤を含有する保護層、並びに剥離層を設け、他方の面に粘着剤層を設ける感熱記録ライナーレスラベルの製造方法であって、平均粒子径が2.0〜13μmの球状有機粒子を含有する感熱記録層用塗液を用いて感熱記録層を形成する工程を含むことを特徴とする感熱記録ライナーレスラベルの製造方法。
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