JP2017178338A - 積み重ね可能なボトル - Google Patents

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古原 裕嗣
Hirotsugu Kohara
裕嗣 古原
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Abstract

【課題】積み重ねの安定性を高める。【解決手段】キャップ46の頂壁部48は、キャップ46における最大外径部50を形成し、底部14の底壁部17は、上方に向けて窪み、当該ボトル10Aとは異なる他のボトル10Bのキャップ46が収容される収容部21を備え、収容部21の内周面には、最小内径部27aの直径が前記最大外径部50の直径以下である膨出部27が形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、積み重ね可能なボトルに関する。
この種のボトルとして、例えば下記特許文献1に記載の構成が知られている。
特開2014−193737号公報
しかしながら、前記従来のボトルでは、積み重ねの安定性を高めることについて改善の余地がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、積み重ねの安定性を高めることができるボトルを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るボトルは、口部、肩部、胴部および底部が上方から下方に向けてこの順に連設され、前記口部にキャップが装着されたボトルであって、前記キャップの頂壁部は、前記キャップにおける最大外径部を形成し、前記底部の底壁部は、上方に向けて窪み、当該ボトルとは異なる他のボトルの前記キャップが収容される収容部を備え、前記収容部の内周面には、最小内径部の直径が前記最大外径部の直径以下である膨出部が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、当該ボトル(以下、「上側のボトル」という。)を他のボトル(以下、「下側のボトル」という。)に積み重ねるときに、両ボトルをボトル軸方向に相対的に接近させ、上側のボトルの収容部に、下側のボトルのキャップを収容させる。このとき、下側のボトルのキャップの最大外径部が、上側のボトルの膨出部の最小内径部をボトル軸方向に乗り越える。したがって、両ボトルが互いに積み重ねられた状態で、下側のボトルの前記最大外径部と上側のボトルの前記最小内径部とを、ボトル軸方向に係止させることができる。これにより、両ボトルのボトル軸方向への意図しない相対的な移動を抑制することが可能になる。その結果、両ボトルの積み重ねの安定性を高めることができる。
また、キャップの頂壁部が、キャップの最大外径部を形成している。したがって、キャップを口部から離脱させるため、キャップを手で把持するときに、例えばキャップの最大外径部を手で包むように把持し易くすることができる。これにより、キャップを強く把持することが可能になり、口部からキャップを離脱させ易くすることができる。
前記底壁部は、前記収容部の下端部からボトル径方向の外側に向けて延びる外周部を備え、前記外周部は、前記他のボトルの前記肩部に、前記肩部の上方から当接してもよい。
この場合、上側のボトルの外周部が、下側のボトルの肩部に、肩部の上方から当接するので、積み重ねの安定性をより高めることができる。
前記収容部の天面は、前記他のボトルの前記頂壁部に、前記頂壁部の上方から当接してもよい。
この場合、上側のボトルの収容部の天面が、下側のボトルのキャップの頂壁部に、頂壁部の上方から当接するので、積み重ねの安定性をより高めることができる。
前記キャップは、前記口部に螺着されていてもよい。
ボトルが積み重ねられた状態で、両ボトルがボトル軸方向に相対的に移動しようとすると、前述のように、下側のボトルの前記最大外径部と上側のボトルの前記最小内径部とがボトル軸方向に係止する。このとき、上側のボトルの膨出部から下側のボトルのキャップに、キャップを持ち上げるような外力が加えられる。
ここで、キャップが口部に螺着されている場合、前述のような外力がキャップに加えられたときであっても、キャップが口部から離脱するのを抑制することができる。これにより、ボトルが積み重ねられた状態でキャップが口部から意図せず離脱するのを効果的に抑えることができる。
前記他のボトルの前記キャップの外周面と当該ボトルの前記膨出部との間には、ボトル径方向の隙間が設けられてもよい。
この場合、下側のボトルのキャップの外周面と、上側のボトルの膨出部と、の間に、ボトル径方向の隙間が設けられる。したがって、仮にボトルが積み重ねられた状態で相対的に回転したときであっても、この回転に連動して下側のボトルのキャップが口部に対して相対的に回転させられるのを抑制することができる。これにより、ボトルが積み重ねられた状態でキャップが口部から意図せず離脱するのをより効果的に抑えることができる。
本発明によれば、積み重ねの安定性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るボトルの縦断面図である。 図1に示すボトルの下部を拡大した縦断面図である。 図1に示すボトルの上部を拡大した縦断面図である。 図1に示すボトルを積み重ねた状態を示す要部の縦断面図である。 図1に示すボトルを積み重ねる前後の状態を示す要部の縦断面図である。
以下、図1から図5を参照し、本発明の一実施形態に係るボトル10を説明する。
図1に示すように、ボトル10は、口部11、肩部12、胴部13および底部14を備え、これらがそれぞれの中心軸線を共通軸上に位置した状態で、上方から下方に向けてこの順に連設された概略構成とされている。一例として、ボトル10は、射出成形により有底筒状に形成された合成樹脂材料からなるプリフォームが、ブロー成形されることで形成されている。
以下、上述した共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸O方向に沿って口部11側を上側、底部14側を下側という。また、ボトル10をボトル軸O方向から見た平面視において、ボトル軸Oに直交する方向をボトル径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向をボトル周方向という。なお、ボトル10は、ボトル径方向に沿う横断面視形状が角形状のいわゆる角形ボトルであってもよく、前記横断面視形状が円形状のいわゆる円形ボトルであってもよい。
図1に示すように、胴部13は、ボトル軸O方向に沿って延びる筒状に形成されている。胴部13には、ボトル周方向に全周にわたって連続して延びる環状凹溝15が形成されている。環状凹溝15は、ボトル軸O方向に間隔をあけて複数配置されている。
図2に示すように、底部14は、有底筒状に形成されている。底部14は、上端開口部が胴部13の下端開口部に接続されたヒール部16と、ヒール部16の下端開口部を閉塞する接地可能な底壁部17と、を備えている。
ヒール部16は、上端部から下端部に向かうに従い漸次縮径している。ヒール部16の上端部は、胴部13の下端部に接続されている。ヒール部16の下端部は、底壁部17の外周縁部に接続されている。
底壁部17は、外周縁部に位置する接地部18と、ボトル軸O上に位置するとともに上方へ向けて窪む陥没部19と、を備えている。
接地部18は、ボトル周方向の全周にわたって延びている。接地部18は、ボトル軸Oに直交する水平面に沿って延びている。
陥没部19は、底壁部17において接地部18(外周縁部)のボトル径方向の内側に位置している。陥没部19は、ボトル軸Oと同軸に配置されている。陥没部19は、下側陥没部20と、上側陥没部21と、を備えている。本実施形態においては、上側陥没部21が、後述する下側のボトル10Bのキャップ46を収容する収容部となる。下側陥没部20は、上側陥没部21よりも大径であり、上側陥没部21よりもボトル軸O方向に小さい(浅い)。
下側陥没部20は、接地部18の内周縁部から上方に向けて延びる立ち上がり壁部22と、立ち上がり壁部22の上端部からボトル径方向の内側に向けて延びる連結壁部23と、を備えている。
立ち上がり壁部22は、ボトル軸O方向に延びる筒状に形成されている。立ち上がり壁部22は、下方から上方に向かうに従い漸次縮径している。連結壁部23は、ボトル軸O方向に開口する環状に形成されている。連結壁部23は、水平面に沿って延びている。
上側陥没部21は、下側陥没部20から上方に向けて窪んでいる。上側陥没部21は、ボトル軸Oと同軸に配置された有頂筒状に形成されている。上側陥没部21は、側壁筒部24と、天壁部25と、を備えている。
側壁筒部24は、連結壁部23の内周縁部から上方に向けて延びている。側壁筒部24の下端部は、側壁筒部24の上端部よりも大径であり、後述するキャップ46の最大外径部50よりも大径である。
天壁部25は、側壁筒部24の上端開口部を閉塞している。天壁部25は、平板状に形成され、水平面に沿って延びている。天壁部25の上面および下面は、水平面に平行である。天壁部25の下面は、上側陥没部21の天面を構成している。
側壁筒部24と天壁部25との接続部分26は、ボトル軸O方向に沿う縦断面視において、ボトル10内部に向けて突となる曲線状に形成されている。
上側陥没部21の内周面には、膨出部27が形成されている。膨出部27は、ボトル径方向の内側に向けて膨出している。膨出部27は、側壁筒部24のボトル軸O方向の全長にわたって形成されている。膨出部27は、ボトル周方向の全周にわたって延びている。
膨出部27は、前記縦断面視において、ボトル径方向の内側に向けて凸となる曲線状に形成されている。膨出部27は、膨出部27の下端部から上端部に向かうに従い、漸次縮径した後、漸次拡径する。膨出部27の最小内径部27aは、ボトル軸O方向に沿って、膨出部27の上端部と下端部との間に位置している。前記最小内径部27aは、膨出部27におけるボトル軸O方向の中央よりも上方に位置している。
連結壁部23、立ち上がり壁部22および接地部18は、底壁部17の外周部28を形成する。外周部28は、上側陥没部21の下端部からボトル径方向の外側に向けて延び、ヒール部16の下端部に接続されている。
図3に示すように、肩部12は、胴部13の上端部に連結されている。肩部12は、胴部13の上端部からボトル径方向の内側に向けて延び、ボトル径方向の内側に向かうに従い漸次上方に向けて延びている。肩部12は、上下面を有するとともに互いに異径とされた複数の環状肩部40が、ボトル軸O方向に延びる段筒部41を介して連結されてなる段付き形状に形成されている。環状肩部40は、大径の下環状肩部42と、小径の上環状肩部43と、を備えている。段筒部41は、下環状肩部42の内周縁部と上環状肩部43の外周縁部とを連結している。
下環状肩部42は、胴部13の上端部からボトル径方向の内側に延びている。下環状肩部42は、水平面に対して傾斜している。
段筒部41は、下環状肩部42の内周縁部から上方に向けて延びている。段筒部41の直径は、下側陥没部20の直径と同等以下であり、上側陥没部21の直径よりも大きい。
上環状肩部43は、段筒部41の上端部からボトル径方向の内側に延びている。上環状肩部43は、水平面に沿って延びている。
口部11は、肩部12の内周縁部から上方に向けて延びている。口部11の下端部には、ボトル周方向の全周にわたって延びるネックリング45が設けられている。口部11においてネックリング45よりも上側に位置する部分には、雄ねじが形成されている。
口部11には、キャップ46が装着されている。キャップ46は、有頂筒状に形成されている。キャップ46は、周壁部47と、頂壁部48と、を備えている。
周壁部47の上端開口部は、頂壁部48によって閉塞されている。周壁部47の下端開口部は、ボトル軸O方向に開口している。周壁部47の内周面には、前記雄ねじに対応する雌ねじが形成されている。キャップ46は、口部11に螺着されている。
頂壁部48は、水平面に沿って延びている。頂壁部48の上面および下面は、水平面と平行である。頂壁部48の上面は、キャップ46の頂面を構成している。
頂壁部48の下面には、パッキン49が配置されている。パッキン49は、頂壁部48の下面と口部11の上端開口縁との間に挟持されている。パッキン49は、口部11を閉塞している。
周壁部47の外周面と頂壁部48の外周面とは、段差なく滑らかに連なっている。これらの両外周面は、キャップ46の外周面を構成している。キャップ46の外周面は、下方から上方に向かうに従い漸次拡径している。キャップ46の外周面は、逆テーパ状に形成されている。
その結果、本実施形態では、頂壁部48が、キャップ46における最大外径部50を形成している。最大外径部50は、キャップ46の外周面における上端部に配置されている。最大外径部50は、キャップ46における他の部分よりも大径である。最大外径部50は、ネックリング45より大径である。最大外径部50の直径は、前記最小内径部27aの直径以上である。つまり、前記最小内径部27aの直径は、前記最大外径部50の直径以下である。
なお、キャップ46における最小外径部51は、キャップ46の外周面における下端部に配置されている。最小外径部51は、キャップ46における他の部分よりも小径である。最小外径部51は、ネックリング45と同径である。最小外径部51は、前記最小内径部27aよりも小径である。
キャップ46の外周面と頂面との接続部分52は、前記縦断面視において、ボトル10外部に向けて突となる曲線状に形成されている。接続部分52は、前記最大外径部50に接続されている。
口部11とキャップ46との間には、回り止め部53が設けられている。回り止め部53は、キャップ46が口部11に対して緩む方向に意図せず回転することを規制する。図示の例では、キャップ46が口部11に対して、平面視における反時計回りに回転すると、キャップ46が口部11に対して緩む。また、キャップ46が口部11に対して、平面視における時計回りに回転すると、キャップ46が口部11に対して締め込まれる。回り止め部53は、キャップ46の口部11に対する前記反時計回り(緩む方向)への回転を規制する。
回り止め部53は、口部11に設けられた第1回り止め部53aと、キャップ46に設けられた第2回り止め部53bと、を備えている。第1回り止め部53aは、口部11の外周面からボトル径方向に突出している。第2回り止め部53bは、キャップ46の内周面からボトル径方向に突出している。第1回り止め部53aおよび第2回り止め部53bはそれぞれ、ボトル周方向に間隔をあけて複数(図示の例では2つ)設けられている。
キャップ46が口部11に対して締め込まれるときに、第2回り止め部53bは第1回り止め部53aを、キャップ46が口部11に対して締め込まれる方向(前記時計回り)に乗り越える。その結果、キャップ46が口部11に対して螺着された(締め込まれた)状態で、第2回り止め部53bは第1回り止め部53aに対して前記緩む方向に係止する。このとき第2回り止め部53bは、第1回り止め部53aに乗り越え可能に係止される。そのため、キャップ46に例えば意図しない外力(小さい力)が作用したときには、第2回り止め部53bが第1回り止め部53aを乗り越えることが規制される。一方、キャップ46に例えば使用者からの回転力(大きい力)が作用したときには、第2回り止め部53bが第1回り止め部53aを乗り越える。
図4に示すように、ボトル10は、ボトル軸O方向に積み重ね可能である。互いに積み重ねられた一対のボトル10A、10Bのうち、上側のボトル10A(当該ボトル)は、下側のボトル10B(当該ボトルとは異なる他のボトル)上に積み重ねられる。上側のボトル10Aにおける陥没部19の内部には、下側のボトル10Bのキャップ46および肩部12が進入する。
上側陥没部21の内部には、下側のボトル10Bのキャップ46が収容され、下側陥没部20の内部には、下側のボトル10Bの肩部12の一部が収容される。このとき、上側のボトル10Aの膨出部27は、下側のボトル10Bのキャップ46の周壁部47からボトル径方向に離間し、この周壁部47に当接していない。下側のボトル10Bのキャップ46の外周面と、上側のボトル10Aの膨出部27と、の間には、ボトル径方向の隙間が設けられる。前記最小内径部27aは、キャップ46において、最大外径部50と最小外径部51との間に位置する部分に、ボトル径方向の外側から近接する。
また本実施形態では、上側のボトル10Aの上側陥没部21の天面は、下側のボトル10Bの頂壁部48に、頂壁部48の上方から当接する。上側のボトル10Aの天壁部25は、下側のボトル10Bの頂壁部48に載置される。
さらに本実施形態では、上側のボトル10Aの外周部28は、下側のボトル10Bの肩部12に、肩部12の上方から当接する。上側のボトル10Aの外周部28は、下側のボトル10Bの肩部12に載置される。なお本実施形態では、接地部18が下環状肩部42に当接し、連結壁部23が上環状肩部43に当接する。
上側のボトル10Aを下側のボトル10Bに積み重ねるときには、まず図5に示すように、両ボトル10A、10Bを軸合わせするとともに、両ボトル10A、10Bをボトル軸O方向に相対的に接近させる。そして、上側のボトル10Aの上側陥没部21に、下側のボトル10Bのキャップ46を収容させる。このとき、下側のボトル10Bのキャップ46の最大外径部50が、上側のボトル10Aの膨出部27をボトル径方向の外側に向けて弾性変形させながら、この膨出部27の最小内径部27aをボトル軸O方向に乗り越える。最大外径部50が最小内径部27aをボトル軸O方向に乗り越えた後、膨出部27は復元変形する。
したがって、図4に示すように、両ボトル10A、10Bが互いに積み重ねられた状態で、下側のボトル10Bの前記最大外径部50と上側のボトル10Aの前記最小内径部27aとを、ボトル軸O方向に係止させることができる。これにより、両ボトル10A、10Bのボトル軸O方向への意図しない相対的な移動を抑制することが可能になる。
なお、上側のボトル10Aを下側のボトル10Bから取り外すときには、両ボトル10A、10Bをボトル軸O方向に相対的に離間させる。このとき、下側のボトル10Bの前記最大外径部50が、上側のボトル10Aの膨出部27を弾性変形させながら前記最小内径部27aをボトル軸O方向に乗り越え、上側のボトル10Aの上側陥没部21から、下側のボトル10Bのキャップ46が離脱する。最大外径部50が最小内径部27aをボトル軸O方向に乗り越えた後、膨出部27は復元変形する。
以上説明したように、本実施形態に係るボトル10によれば、両ボトル10A、10Bが互いに積み重ねられた状態で、両ボトル10A、10Bのボトル軸O方向への意図しない相対的な移動を抑制することができる。その結果、両ボトル10A、10Bの積み重ねの安定性を高めることができる。
またキャップ46の頂壁部48が、キャップ46の最大外径部50を形成している。したがって、キャップ46を口部11から離脱させるため、キャップ46を手で把持するときに、例えばキャップ46の最大外径部50を手で包むように把持し易くすることができる。これにより、キャップ46を強く把持することが可能になり、口部11からキャップ46を離脱させ易くすることができる。
また、上側のボトル10Aの外周部28が、下側のボトル10Bの肩部12に、肩部12の上方から当接するので、積み重ねの安定性をより高めることができる。
さらに、上側のボトル10Aの上側陥没部21の天面が、下側のボトル10Bのキャップ46の頂壁部48に、頂壁部48の上方から当接するので、積み重ねの安定性をより高めることができる。
ところで、ボトル10が積み重ねられた状態で、両ボトル10A、10Bがボトル軸O方向に相対的に移動しようとすると、前述のように、下側のボトル10Bの前記最大外径部50と上側のボトル10Aの前記最小内径部27aとがボトル軸O方向に係止する。このとき、上側のボトル10Aの膨出部27から下側のボトル10Bのキャップ46に、キャップ46を持ち上げるような外力が加えられる。
ここで、キャップ46が口部11に螺着されている場合、前述のような外力がキャップ46に加えられたときであっても、キャップ46が口部11から離脱するのを抑制することができる。これにより、ボトル10が積み重ねられた状態でキャップ46が口部11から意図せず離脱するのを効果的に抑えることができる。
また、下側のボトル10Bのキャップ46の外周面と、上側のボトル10Aの膨出部27と、の間に、ボトル径方向の隙間が設けられる。したがって、仮にボトル10が積み重ねられた状態で相対的に回転したときであっても、この回転に連動して下側のボトル10Bのキャップ46が口部11に対して相対的に回転させられるのを抑制することができる。これにより、ボトル10が積み重ねられた状態でキャップ46が口部11から意図せず離脱するのをより効果的に抑えることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
環状凹溝15がなくてもよい。また、ボトル10の剛性、減圧吸収量および取り扱い性の向上などのために、胴部13に、縦溝、パネル部、若しくはグリップ用凹部などを形成してもよい。
上述した実施形態では、肩部12が、複数の環状肩部40が段筒部41を介して連結されてなる段付き形状に形成されているが、本発明はこれに限れられない。例えば、肩部12が環状の傾斜壁によって形成されていて、段筒部41がなくてもよい。
キャップ46が口部11に螺着されていなくてもよい。例えば、キャップ46が口部11にアンダーカット嵌合されていてもよい。
上述した実施形態では、陥没部19が、上側陥没部21および下側陥没部20を備えているが、本発明はこれに限られない。陥没部19が、上側陥没部21のみを備え下側陥没部20を備えていなくてもよい。この場合、陥没部19内に、キャップ46は収容されるものの肩部12は収容されない。
上述した実施形態では、ボトル10を積み重ねたときに、接地部18が下環状肩部42に当接し、連結壁部23が上環状肩部43に当接するが、本発明はこれに限られない。上側のボトル10Aの外周部28が、下側のボトル10Bの肩部12に、肩部12の上方から当接する他の構成を適宜採用することができる。例えば、接地部18が下環状肩部42に当接しつつ、連結壁部23が上環状肩部43から離間してもよい。接地部18が下環状肩部42から離間しつつ、連結壁部23が上環状肩部43から当接してもよい。
また、上側のボトル10Aの外周部28が、下側のボトル10Bの肩部12から離間していてもよい。上側のボトル10Aの上側陥没部21の天面が、下側のボトル10Bのキャップ46の頂壁部48から離間していてもよい。
上述した実施形態では、下側のボトル10Bのキャップ46の外周面と、上側のボトル10Aの膨出部27と、の間には、ボトル径方向の隙間が設けられるが、この隙間がなくてもよい。下側のボトル10Bのキャップ46の外周面と、上側のボトル10Aの膨出部27と、が当接していてもよい。
また、上述した実施形態では、ボトル10を二段に積み重ねる構成としたが、本発明はこれに限らず、三段以上の複数段積み重ねても構わない。
また、ボトル10を形成する合成樹脂材料は、例えばポリエチレンテレフタレートや、ポリエチレンナフタレート、非晶性ポリエステル等、またはこれらのブレンド材料等、適宜変更してもよい。
さらに、ボトル10は単層構造体に限らず中間層を有する積層構造体としてもよい。この中間層としては、例えばガスバリア性を有する樹脂材料からなる層、再生材からなる層、若しくは酸素吸収性を有する樹脂材料からなる層等が挙げられる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10、10A、10B ボトル
11 口部
12 肩部
13 胴部
14 底部
17 底壁部
21 上側陥没部(収容部)
27 膨出部
27a 最小内径部
28 外周部
46 キャップ
47 周壁部
48 頂壁部
50 最大外径部

Claims (5)

  1. 口部、肩部、胴部および底部が上方から下方に向けてこの順に連設され、前記口部にキャップが装着されたボトルであって、
    前記キャップの頂壁部は、前記キャップにおける最大外径部を形成し、
    前記底部の底壁部は、上方に向けて窪み、当該ボトルとは異なる他のボトルの前記キャップが収容される収容部を備え、
    前記収容部の内周面には、最小内径部の直径が前記最大外径部の直径以下である膨出部が形成されていることを特徴とするボトル。
  2. 前記底壁部は、前記収容部の下端部からボトル径方向の外側に向けて延びる外周部を備え、
    前記外周部は、前記他のボトルの前記肩部に、前記肩部の上方から当接することを特徴とする請求項1に記載のボトル。
  3. 前記収容部の天面は、前記他のボトルの前記頂壁部に、前記頂壁部の上方から当接することを特徴とする請求項1または2に記載のボトル。
  4. 前記キャップは、前記口部に螺着されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のボトル。
  5. 前記他のボトルの前記キャップの外周面と当該ボトルの前記膨出部との間には、ボトル径方向の隙間が設けられることを特徴とする請求項4に記載のボトル。
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