JP2017178341A - ガステーブル用の梱包材およびガステーブル梱包体 - Google Patents
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Abstract
【課題】梱包したままの状態で、ガステーブルの天板における少なくとも燃焼部の形状を確認することのできるガステーブル用の梱包材を提供する。【解決手段】燃焼部が天板に一体に組み付けられているガステーブル用の梱包材であって、ガステーブルの左右の側部を収容する発泡樹脂製の側部側緩衝材と、天板の上に天板を覆うように配置される発泡樹脂製の天板側緩衝材50とを備え、天板側緩衝材50は燃焼部に対応する位置に第1の開口部51を有しており、第1の開口部51の周囲にはガステーブルとともに用いられる五徳を保持することのできる所定深さの張り出し部52と切り欠き53が形成されている。【選択図】図4
Description
本発明はガステーブル用の梱包材およびガステーブル梱包体に関し、特に、システムキッチンに一体に組み付けられる形態のガステーブルのための梱包材と、該梱包材によって梱包されたガステーブル梱包体に関する。
システムキッチンに一体に組み付けられる形態のガステーブルは、システムキッチン本体の躯体部とは別個に梱包され、保管あるいは輸送に供されることが多い。また、そのようなガステーブルを梱包するための梱包材もいくつか提案されている。
特許文献1に記載される梱包材は、ラップラウンド式段ボール箱と、発泡樹脂製の左右の補強部材で構成され、左右の補強部材をガステーブルの左右両側部に外嵌させた状態で外箱であるラップラウンド式段ボール箱内に収納するようにしている。
特許文献2に記載される梱包材は、発泡樹脂製の一対の端面側パッドをガスコンロ本体の両端側に配設することによってガスコンロ本体を保護するとともに、ガスコンロ本体の上面側に発泡樹脂製の天パッドを配置してガスコンロの天板を保護するようにしている。前記天パッドには、五徳、排気カバー、バーナキャップ、電池などの付属部品を収納する凹部が形成されており、そこでこれらの付属部品を保持するようにしている。
特許文献1に記載される梱包材では、ラップラウンド式段ボール箱の上蓋部分を開くことで、箱の内部に収納されているガステーブルの少なくとも上面(天板側)を見ることができる。そのために、例えば購買者は、上蓋を開けるだけで、購入しようとするガステーブルの天板側の姿を自分の目で確認することができる。しかし、ガステーブルの天板側には段ボール以外の緩衝材はなく、物流の途中等で、ガステーブルの天板側に損傷が生じる恐れがある。
特許文献2に記載される梱包材では、ガスコンロ本体の上面側に発泡樹脂製の天パッドを配置してガスコンロの天板を保護するようにしており、上記の不都合は解消できる。しかし、ガステーブルの天板側には前記天パッドが配置されており、単に外箱を開いただけでは、購入しようとするガステーブルの天板側の姿を自分の目で確認することができない、という不都合がある。また、五徳などの付属部品を天パッドで保持することで輸送中などでの安定性を確保することはできるが、ガスコンロの天板での燃焼部の位置や形状をそのままでは視認することができない。外箱を開いただけで、天板での燃焼部の位置や形状がどのようなものであるかを視認できることは、販売者と購買者の双方にとって有益なことである。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、具体的には、ガステーブルの天板側の保護も確実であり、ガステーブルの付属品も確実に保持することができることで、安定した物流作業を行うことが可能であることに加え、購買者等は、外箱を開けただけでガステーブルの天板側の姿を自分の目で容易に確認することのできる、より改良されたガステーブル用の梱包材および該梱包材を用いたガステーブル梱包体を開示することを課題とする。
本発明によるガステーブル用の梱包材は、燃焼部が天板に一体に組み付けられているガステーブル用の梱包材であって、前記梱包材は、ガステーブルの左右の側部を収容する発泡樹脂製の側部側緩衝材と、天板の上に天板を覆うように配置される発泡樹脂製の天板側緩衝材とを少なくとも備え、前記天板側緩衝材は前記燃焼部に対応する位置に第1の開口部を有しており、該第1の開口部の周囲にはガステーブルとともに用いられる五徳を保持することのできる所定深さの張り出し部と切り欠きが形成されていることを特徴とする。
上記の梱包材では、梱包しようとするガステーブルの左右の側部側は発泡樹脂製の側部側緩衝材内に収容されており、天板側は発泡樹脂製の天板側緩衝材によって覆われているので、それを段ボール箱などの外箱に収容して物流等に供しても、ガステーブルの安全性は確保される。さらに、天板側緩衝材は第1の開口部を有しており、外箱を開けた状態で、該第1の開口部を通して、購買者等は天板での燃焼部の位置を容易に確認することができる。それにより、購買者等は、当該ガステーブルの型式等を単に外箱を開いた状態で確実に認識することが可能となる。
さらに、前記第1の開口の周囲には、当該ガステーブルとともに用いられる五徳を保持することのできる所定深さの張り出し部と切り欠きが形成されているために、梱包時にそこに五徳を組み込んでおくことで、五徳の安定した保管が可能となり、物流時等での安全性が確保される。それと同時に、購買者等は、外箱を開けたときに、燃焼部と五徳との位置関係を視認することができるので、当該ガステーブルの実使用状態での姿をイメージできる利点もある。
本発明によるガステーブル用の梱包材の一態様では、該ガステーブルは天板に操作具が取り付けられている形態であり、前記天板側緩衝材は前記操作具に対向する位置に第2の開口部が形成されていることを特徴とする。この態様では、購買者等は、外箱を開けただけで、当該ガステーブルが天板に操作具が取り付けられている形式のものであることを確実に認識できる利点がある。
本発明によるガステーブル用の梱包材の一態様では、該ガステーブルは天板にブランド名等の識別文様が表示されている形態であり、前記天板側緩衝材は前記識別文様に対向する位置に第3の開口部が形成されていることを特徴とする。この態様では、購買者等は、外箱を開けただけで、その識別文様を容易に視認することができるので、当該ガステーブルに対するより多くの情報を入手しやすくなる。このことは、当該ガステーブルのメーカー側にとっても有益である。
なお、ガステーブルが天板に操作具が取り付けられている形態である場合には、前記した第2の開口部を通して視認できる天板の場所に前記した識別文様を付すようにしてもよい。
本発明によるガステーブル用の梱包材の一態様では、前記側部側緩衝材は、該ガステーブルの天板の厚みにほぼ等しい第1の凹陥部と、天板に一体に組み付けられている燃焼部を収容できる第2の凹陥部と、対向して位置することとなる他方の側部側緩衝材に向けて延出する突出し片とを備え、該突出し片の先端の裏面部には側部側緩衝材の全体の裏面よりも下方に突出して突起部が形成されていることを特徴とする。この態様では、左右の側部側緩衝材に収容されたガステーブルを、適宜の外箱内に収納したときに、前記突起部によって、ガステーブルの裏面側に上方に向けた付勢力が作用することとなり、外箱を閉鎖した状態でガステーブルの安定性を一層向上させることができる。
なお、本発明によるガステーブル用の梱包材において、前記天板側緩衝材には、その機械的強度が阻害されないことを条件に、さらに多くの開口部を形成することができる。さらに多くの開口部を形成することで、梱包されているガステーブルの天板のより多くの姿を見る者に与えることが可能となる。また、天板側緩衝材に、ガステーブルにかかる他の付属品を仮収容するための凹所や係止溝を形成することもできる。
本発明は、上記したガステーブル用の梱包材に加えて、上記したガステーブル用の梱包材と、該ガステーブル用の梱包材によって梱包された燃焼部が天板に一体に組み付けられているガステーブルと、それら全体を収納する外箱とで構成されることを特徴とするガステーブル梱包体をも開示する。このガステーブル梱包体では、ガステーブルは、発泡樹脂製の側部側緩衝材と天板側緩衝材とからなる梱包材で梱包された状態で外箱内に収容されており、物流時や保管時において、ガステーブルの安全性が確保される。店頭や展示会等において、ガステーブルを展示するときには、外箱の少なくとも上蓋を開いた姿勢とするだけで、見る者に、ガステーブルの天板部分の姿を、少なくとも燃焼部の姿を、ほぼ実使用時の状態で、与えることが可能となる。このことは、購買者にとっては、購買の動機づけとなるガステーブルに係る情報を入手しやすくするとともに、販売する側にとっても展示が容易であるとともに、再度梱包しなおすことも容易となる。
本発明によれば、梱包したままの状態で、ガステーブルの天板における少なくとも燃焼部の形状を確認することのできるガステーブル用の梱包材、およびその梱包材を用いたガステーブル梱包体が得られる。この作用効果は、ガステーブルの購買者および販売者の双方にとって、実用上、有益なものとなる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
[ガステーブル]
最初に、梱包の対象物であるガステーブル1の一例を説明する。ガステーブル1は、基本的に、燃焼部2が天板3に一体に組み付けられている形式のガステーブル1である。この形式のガステーブルは、通常、躯体側としてのシステムキッチンに一体に組み付けられる。ガステーブル1は、躯体側とは別に、それ単独で適宜の梱包材によって梱包されて、物流や保管に供される。
[ガステーブル]
最初に、梱包の対象物であるガステーブル1の一例を説明する。ガステーブル1は、基本的に、燃焼部2が天板3に一体に組み付けられている形式のガステーブル1である。この形式のガステーブルは、通常、躯体側としてのシステムキッチンに一体に組み付けられる。ガステーブル1は、躯体側とは別に、それ単独で適宜の梱包材によって梱包されて、物流や保管に供される。
図1に示すガステーブル1では、天板3に操作具4が取り付けられており、天板3の裏面側は、下面が平坦面となっている保護カバー5で覆われている。燃焼部2は、炎口を備えた通常のガスバーナであり、図1には示されないが、使用時には、ガスバーナ2の上に図7に示す五徳10が配置される。また、ガスバーナ2には、図8に示すバーナキャップ15が着脱自在に取り付けられる。
[発泡樹脂製の側部側緩衝材]
発泡樹脂製の側部側緩衝材20を説明する。側部側緩衝材20は、鏡面対称形である左右一対の側部側緩衝材20a(図2)と側部側緩衝材20b(図3)で構成される。以下では、図2に示す側部側緩衝材20aについて説明する。側部側緩衝材20bについては図3において対応する部材に同じ符号を付し、説明は省略する。
発泡樹脂製の側部側緩衝材20を説明する。側部側緩衝材20は、鏡面対称形である左右一対の側部側緩衝材20a(図2)と側部側緩衝材20b(図3)で構成される。以下では、図2に示す側部側緩衝材20aについて説明する。側部側緩衝材20bについては図3において対応する部材に同じ符号を付し、説明は省略する。
側部側緩衝材20aは、適宜の発泡樹脂材料による成形体、好ましくは、ポリスチレン系樹脂とポリオレフィン系樹脂を含む複合樹脂のビーズ発泡体による型内発泡成形体である。側部側緩衝材20aは、本体部21と突出し片22とで構成される。本体部21の基本形は直方体形状であり、基本的に平坦面である外側面23と左右の側面24、24と内側面25とを備え、また、上面26と裏面27を備える。左右の側面24、24間の距離waは、梱包しようとするガステーブル1の短手方向幅a(図1)より広く、上面26と裏面27間の距離h、すなわち、側部側緩衝材20aの厚みhは、梱包しようとするガステーブル1の天板3の上面と保護カバー5の底面間の距離よりも大きい。
側部側緩衝材20aの上面26側には、梱包しようとするガステーブル1の天板3の厚さとほぼ等しい深さの第1の凹陥部28が形成されており、該第1の凹陥部28の底面は平坦面である。第1の凹陥部28は、本体部21の外側面23と左右の側面24、24に沿う箇所では側壁を有し、内側面25側は開放している。第1の凹陥部28の左右の側面24、24に沿う側の側壁間の距離xは、梱包しようとするガステーブル1の短手方向幅aとほぼ等しい。なお、図示の例では、第1の凹陥部28の本体部21の外側面23と左右の側面24、24に沿う部分には、凹溝29が形成されているが、この凹溝29は省略可能である。
前記第1の凹陥部28には、梱包しようとするガステーブル1の前記した保護カバー5を収容できる大きさと深さの第2の凹陥部30が形成されており、該第2の凹陥部30の本体部21の内側面25側は開放している。
前記した突出し片22は、本体部21の前記内側面25における横幅方向のほぼ中央部に一体形成されている。突出し片22の裏面31は本体部21の裏面27に面一に連通しており、表面32は本体部21の前記第2の凹陥部30の底面と同じレベルとされている。図示のものでは、表面32の一部が切り欠き部33とされているが、この切り欠き部33は省略できる。突出し片22の先端部、すなわち本体部21と反対の側における裏面31の部分は、本体部21の裏面27よりも数mm程度だけ下位に突出する突起部34が形成されている。
側部側緩衝材20aの長さL(図2)は、前記突出し片22の先端から前記第1の凹陥部28における本体部21の外側面23側の側壁までの平面視での距離が、梱包しようとするガステーブル1の天板3の長手方向の距離b(図1)の1/2に等しいか、わずかに短いように設定される。なお、図2および図3において、40で示す部位は、すべて肉盗み部であり、省略可能である。
[天板側緩衝材]
合成樹脂製の天板側緩衝材50を説明する。図4は天板側緩衝材50の一例を示す斜視図である。天板側緩衝材50は、好ましくは、側部側緩衝材20と同じ発泡樹脂材料で作られる。天板側緩衝材50は、平面視で長方形である所要厚みの板状部材である。天板側緩衝材50の短手方向の幅wbは、側部側緩衝材20aの左右の側面24、24間の距離wa(図2)とほぼ等しい。また、天板側緩衝材50の長手方向の幅Lbは、前記した左右一対の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bとを、梱包しようとするガステーブル1の両側部に装着したときの、側部側緩衝材20aの本体部21の外側面23と側部側緩衝材20bの本体部21の外側面23の間の距離にほぼ等しい。
合成樹脂製の天板側緩衝材50を説明する。図4は天板側緩衝材50の一例を示す斜視図である。天板側緩衝材50は、好ましくは、側部側緩衝材20と同じ発泡樹脂材料で作られる。天板側緩衝材50は、平面視で長方形である所要厚みの板状部材である。天板側緩衝材50の短手方向の幅wbは、側部側緩衝材20aの左右の側面24、24間の距離wa(図2)とほぼ等しい。また、天板側緩衝材50の長手方向の幅Lbは、前記した左右一対の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bとを、梱包しようとするガステーブル1の両側部に装着したときの、側部側緩衝材20aの本体部21の外側面23と側部側緩衝材20bの本体部21の外側面23の間の距離にほぼ等しい。
天板側緩衝材50は、それを梱包しようとするガステーブル1の天面3の上に配置したときに、当該ガステーブル1の燃焼部2、2に対向する箇所に、厚み方向に貫通する第1の開口部51、51が形成されている。第1の開口部51の大きさは、そこを通して上からガステーブル1の燃焼部2を見ることができる大きさであれば制限はないが、機械的強度および緩衝性に支障を生じない限りで、より大きなものであることが好ましい。図示の例では、第1の開口部51は平面視で円形であり、該第1の開口部51の直径は、当該ガステーブル1で用いられる前記した五徳10とほぼ等しい直径とされている。すなわち、この例で五徳10は、図7に示すように、円環部11と該円環部11に一体となっている4本の脚12とで構成されており、前記第1の開口部51の内径は、五徳10の円環部11の外径とほぼ等しくされている。
第1の開口部51は、内方に向けた4個の張り出し部52を有しており、該張り出し部52の表面レベルは、天板3のレベルよりも、前記円環部11の厚みにほぼ等しい分だけ、下位になっている。第1の開口部51における、前記五徳10を収容したときに五徳10の脚12が位置することとなる部位には、所要深さの径方向の切り欠き53が天板側緩衝材50を貫通するようにして形成されている。
さらに、この例においては、前記張り出し部52の先端側は、全体で円を形成する形状となっており、形成される円の直径は、この例では、図8に示すバーナキャップ15の内側リング16の直径とほぼ同じとされている。さらに、前記張り出し部52の先端側には、全体で周囲壁が円形をなすような段差部54が形成されており、該段差部54の周囲壁で形成される円の直径は、前記バーナキャップ15の本体部17の外周縁の直径とほぼ等しくされている。
必須ではないが、図4に示す天板側緩衝材50には、第1の開口部51に加えて、第2の開口部55が形成されている。第2の開口部55は、天板側緩衝材50を梱包しようとするガステーブル1の天面3の上に配置したときに、当該ガステーブル1の天面に備えられた操作具4に対向する箇所に厚み方向に貫通するようにして形成されている。また、図示の例では、第2の開口部55は側方部が開放部56となっている。
天板側緩衝材50における前記第2の開口部55に対向する部位には、第3の開口部57が形成されている。そして、第3の開口部57における天板側緩衝材50の長手方向側辺のほぼ中央に該当する箇所は、開放部58とされている。図1には示されないが、天板側緩衝材50をガステーブル1の天板3の上に配置したときに、前記第3の開口部57に対向する天板3の部位には、例えば、ブランド名等の識別文様が表示されている。
省略可能であるが、天板側緩衝材50の短手方向の側辺におけるほぼ中央部には、肉盗み部59、59が形成されている。さらに、天板側緩衝材50の適所には、肉盗み部でもあるさらに他の貫通孔60が、所要の機械的強度を確保できる範囲で、適数個形成されている。
[ガステーブル梱包体]
上記のガステーブル用の梱包材を用いてガステーブル1を梱包する手順を説明する。最初に、左右一対の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bとを、前記突出し片22同士が対向した姿勢として、配置する。対向配置した左右一対の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bの上から、図1に示したガステーブル1を、その天板3側を上側として、側部側緩衝材20内に落とし込む。両側から、左右一対の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bを内側に向けて押し込むことにより、ガステーブル1は、その天板3が側部側緩衝材20の第1の凹陥部28内に収容された姿勢で、しっかりと梱包される。
上記のガステーブル用の梱包材を用いてガステーブル1を梱包する手順を説明する。最初に、左右一対の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bとを、前記突出し片22同士が対向した姿勢として、配置する。対向配置した左右一対の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bの上から、図1に示したガステーブル1を、その天板3側を上側として、側部側緩衝材20内に落とし込む。両側から、左右一対の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bを内側に向けて押し込むことにより、ガステーブル1は、その天板3が側部側緩衝材20の第1の凹陥部28内に収容された姿勢で、しっかりと梱包される。
その状態で、図示しない段ボール製の外箱内に落とし込み、梱包されたガステーブル1の上に天板側緩衝材50を配置する。そして、図5に示すように、第1の開口部51、51内に、図7に示した五徳10、10を、図に示した姿勢で、すなわち脚12を下に向けた姿勢で落とし込み、さらに、図8に示したバーナキャップ15、15を、図に示した姿勢で、すなわち裏返した状態で、前記段差部54内に落とし込む。なお、天板側緩衝材50に落とし込んだ状態で、五徳10およびバーナキャップ15が天板側緩衝材50から上方に飛び出ることがないように、天板側緩衝材50の厚み、および前記第1の開口部51の深さと前記段差部54の深さを予め設定する。それにより、五徳10およびバーナキャップ15を取り付けた状態で、図6に示すように、天板側緩衝材50の上面は平坦面となる。なお、図示のものでは、バーナキャップ15は内側リング16を下側として第1の開口部51内に落とし込むこともできる。
その状態で、図示しない外箱の蓋を閉めることで、本発明によるガステーブル梱包体100とされる。すなわち、燃焼部2が天板3に一体に組み付けられているガステーブル1を、左右一対の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bおよび天板側緩衝材50で包み込み、その全体を段ボール製などの外箱内に収容することで、図5および図6に示す梱包体100とされる。なお、図5および図6では、単に図示の分かり易さの観点から、外箱は図示を省略している。
図6の側面図に示すように、ガステーブル1を側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bおよび天板側緩衝材50とで包み込んだ状態では、その全体の形状はほぼ直方体であり、上面、底面、4周の側壁は実質的に平坦な面となっている。そのために、それを外箱で包み込むことは容易であり、ガステーブル梱包体100としての保管や物流作業も容易となる。
一方、外箱の上蓋を開けた状態では、図5に示すように、天板側緩衝材50に形成された多くの開口部を通して、ガステーブル1の天板3の面を視認することができる。特に、第1の開口部51を通して、燃焼部2の形状を確認することができるとともに、該開口部51には、付属品である五徳10およびバーナキャップ15も組み込まれているので、見る者は、五徳10およびバーナキャップ15の形状に加えて、ガステーブル1の使用時の状況も想像することができる。また、第2の開口部55を通して、操作具4の位置と形状も確認することができ、さらには、第3の開口部57を通して、天板3に付された識別文様も確認することができる。
そのために、単に、外箱の上蓋を開けた状態とするだけで、見る者は、当該ガステーブル1に関する実用上有益な多くの情報を入手することが可能となり、購買者にとっても販売者にとっても、本発明によるガステーブル梱包体100は、極めて使用勝手の良いものとなる。
また、図示のガステーブル梱包体100では、短手方向辺の中央部は肉盗み部40、59によって空所となっており、長手方向辺の中央部も、開放部56と開放部58および側部側緩衝材20aと本体部21と側部側緩衝材20bの本体部21との間の空間とによって空所となっている。そのために、物流中などにおいて、図示しない外箱の短手方向辺の中央部あるいは長手方向辺の中央部に予期しない衝撃力が加えられた場合でも、その衝撃は外箱が前記空所内に変形することで吸収されるので、ガステーブル1の本体側に不用意な衝撃力が加わるのをある程度は防止することができる。
また、左右の側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bの突出し片22、22の裏面31の先端部には、本体部21の裏面27よりも数mm程度だけ下位に突出する突起部34が形成されているために、側部側緩衝材20aと側部側緩衝材20bに収容されたガステーブル1を、適宜の外箱内に収納したときに、前記突起部34によって、ガステーブル1の裏面側である保護カバー5に、上方に向けた付勢力が作用することとなり、外箱を閉鎖した状態でのガステーブル1の安定性を一層向上させることができる。
1…ガステーブル、
2…燃焼部(ガスバーナ)、
3…天板、
4…操作具、
5…保護カバー、
10…五徳、
11…五徳の円環部、
12…五徳の脚
15…バーナキャップ、
16…バーナキャップの内側リング、
17…バーナキャップの本体部、
20(20a、20b)…発泡樹脂製の側部側緩衝材、
21…本体部、
22…突出し片、
23…本体部の外側面、
24…本体部の側面、
25…本体部の内側面、
26…本体部の上面、
27…本体部の裏面、
28…第1の凹陥部、
29…凹溝、
30…第2の凹陥部、
31…突出し片の裏面、
32…突出し片の表面、
34…突出し片の裏面に形成した突起部、
40…肉盗み部、
50……発泡樹脂製の天板側緩衝材、
51…第1の開口部、
52…第1の開口部の内方に向けた張り出し部、
53…第1の開口部に形成した径方向の切り欠き、
54…第1の開口部の内方に向けた張り出し部に形成された段差部、
55…第2の開口部、
56…第2の開口部の開放部、
57…第3の開口部、
58…第3の開口部の開放部、
59…肉盗み部、
60…他の貫通孔。
100…本発明によるガステーブル梱包体。
2…燃焼部(ガスバーナ)、
3…天板、
4…操作具、
5…保護カバー、
10…五徳、
11…五徳の円環部、
12…五徳の脚
15…バーナキャップ、
16…バーナキャップの内側リング、
17…バーナキャップの本体部、
20(20a、20b)…発泡樹脂製の側部側緩衝材、
21…本体部、
22…突出し片、
23…本体部の外側面、
24…本体部の側面、
25…本体部の内側面、
26…本体部の上面、
27…本体部の裏面、
28…第1の凹陥部、
29…凹溝、
30…第2の凹陥部、
31…突出し片の裏面、
32…突出し片の表面、
34…突出し片の裏面に形成した突起部、
40…肉盗み部、
50……発泡樹脂製の天板側緩衝材、
51…第1の開口部、
52…第1の開口部の内方に向けた張り出し部、
53…第1の開口部に形成した径方向の切り欠き、
54…第1の開口部の内方に向けた張り出し部に形成された段差部、
55…第2の開口部、
56…第2の開口部の開放部、
57…第3の開口部、
58…第3の開口部の開放部、
59…肉盗み部、
60…他の貫通孔。
100…本発明によるガステーブル梱包体。
Claims (5)
- 燃焼部が天板に一体に組み付けられているガステーブル用の梱包材であって、
前記梱包材は、ガステーブルの左右の側部を収容する発泡樹脂製の側部側緩衝材と、天板の上に天板を覆うように配置される発泡樹脂製の天板側緩衝材とを少なくとも備え、前記天板側緩衝材は前記燃焼部に対応する位置に第1の開口部を有しており、該第1の開口部の周囲にはガステーブルとともに用いられる五徳を保持することのできる所定深さの張り出し部と切り欠きが形成されていることを特徴とするガステーブル用の梱包材。 - 請求項1に記載のガステーブル用の梱包材であって、該ガステーブルは天板に操作具が取り付けられている形態であり、前記天板側緩衝材は前記操作具に対向する位置に第2の開口部が形成されていることを特徴とするガステーブル用の梱包材。
- 請求項1に記載のガステーブル用の梱包材であって、該ガステーブルは天板にブランド名等の識別文様が表示されている形態であり、前記天板側緩衝材は前記識別文様に対向する位置に第3の開口部が形成されていることを特徴とするガステーブル用の梱包材。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載のガステーブル用の梱包材であって、前記側部側緩衝材は、該ガステーブルの天板の厚みにほぼ等しい第1の凹陥部と、天板に一体に組み付けられている燃焼部を収容できる第2の凹陥部と、対向して位置することとなる他方の側部側緩衝材に向けて延出する突出し片とを備え、該突出し片の先端の裏面部には側部側緩衝材の全体の裏面よりも下方に突出した突起部が形成されていることを特徴とするガステーブル用の梱包材。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載のガステーブル用の梱包材と、該ガステーブル用の梱包材によって梱包された燃焼部が天板に一体に組み付けられているガステーブルと、それら全体を収納する外箱とで構成されることを特徴とするガステーブル梱包体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016066061A JP2017178341A (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | ガステーブル用の梱包材およびガステーブル梱包体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016066061A JP2017178341A (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | ガステーブル用の梱包材およびガステーブル梱包体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2017178341A true JP2017178341A (ja) | 2017-10-05 |
Family
ID=60008303
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2016066061A Pending JP2017178341A (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | ガステーブル用の梱包材およびガステーブル梱包体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2017178341A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020057039A1 (zh) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 支撑结构及具有其的电器组件 |
| JP2021091415A (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | 株式会社カネカ | 保護部材、梱包部材、及び梱包物の製造方法 |
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2016
- 2016-03-29 JP JP2016066061A patent/JP2017178341A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020057039A1 (zh) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 支撑结构及具有其的电器组件 |
| JP2021091415A (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | 株式会社カネカ | 保護部材、梱包部材、及び梱包物の製造方法 |
| JP7387414B2 (ja) | 2019-12-06 | 2023-11-28 | 株式会社カネカ | 保護部材、梱包部材、及び梱包物の製造方法 |
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