JP2017178450A - カップつり下げ具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
シート部材(3)の一端側と他端側のほぼ中央にカップを差し入れ可能に貫通形成されたカップ保持孔(5)と、カップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と直接的もしくは間接的に接触し、当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための規制構造(9)と、を有し、当該規制構造は、当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方からカップ側に部分的に折り起こし可能な押え片が含まれることを特徴とするカップ吊り下げ具(1)である。シート部材によって構成され格別な部品を必要としないので嵩張らず、押え片が上下動を規制するので熱いコーヒーが入ったカップなどを安全に吊り下げて持ち運ぶことができる。
【選択図】 図1
Description
請求項1記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項1の吊り下げ具」という)は、所定形状の底があり、当該底と平行な断面形状が上端に向かって次第に相似形的に大きくなるテーパー状のカップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具である。この請求項1の吊り下げ具は、一端側と他端側を有する可撓性のシート部材と、当該シート部材の一端側と他端側のほぼ中央にカップを差し入れ可能に貫通形成された、カップの底の最大長より長く、かつ、カップの上端の最大長より短い、内側最大長を有するカップ保持孔と、当該カップ保持孔にカップが保持された状態の当該シート部材の一端側と他端側をカップ上方で重ね合わせたときにカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と直接的もしくは間接的に接触し、当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための規制構造と、を有している。ここで、当該規制構造は、当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方からカップ側に部分的に折り起こし可能な押え片が含まれる。
請求項2記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項2の吊り下げ具」という)では、請求項1の吊り下げ具の好ましい態様として、前記押え片は、前記シート部材の一端側と他端側の双方に設けられている。
請求項3記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項3の吊り下げ具」という)では、請求項2の吊り下げ具の好ましい態様として、前記押え片各々は、折り起こしにより当該シート部材に形成された折り起こし孔の双方を貫通させた棒状部材を介してカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と接触するように構成されている。この場合の押え片は、両者ともにカップ側に折り起こしてもよいが、一方をカップ側に他方を外側に折り起こして、つまり、同方向に折り起こすようにしてもよい。
請求項4記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項4の吊り下げ具」という)では、請求項3の吊り下げ具の好ましい態様として、前記棒状部材は、割りばしを流用する。
請求項5記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項5の吊り下げ具」という)では、請求項1ないし4いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、スプーンもしくはフォークの柄を、上から差し込んで保持するための食器保持孔が、前記カップ保持孔の脇に少なくとも1個貫通形成されている。
請求項6記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項6の吊り下げ具」という)では、請求項1ないし5いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、前記シート部材の一端側と他端側には、重ね合わせたときに両端を解除可能に嵌めこみ連結するための連結構造が設けられている。
請求項7記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項7の吊り下げ具」という)では、請求項1の吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持孔と前記押え片のそれぞれが、前記シート部材の幅方向一列に複数設けられている。
請求項8記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項8の吊り下げ具」という)は、カップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具である。請求項8の吊り下げ具は、カップ保持部を挟んだ両側に一端側と他端側とを有する可撓性のシート部材と、当該カップ保持部にカップが保持された状態で当該シート部材の一端側と他端側とをカップ上方で重ね合わせたとき、当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方からカップ側に突出してカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と直接的もしくは間接的に接触することにより当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための押え片と、を有することを特徴とする。
請求項9記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項9の吊り下げ具」という)は、カップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具である。請求項9の吊り下げ具は、カップ保持部を挟んだ両側に一端側と他端側とを有する可撓性のシート部材と、当該シート部材の一端側と他端側のそれぞれに貫通形成された、カップを部分的に突出可能な突出用開口と、当該カップ保持部にカップが保持された状態で当該シート部材の一端側と他端側とをカップ上方で重ね合わせたとき、当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方から反カップ側に突出して当該突出用開口から突出したカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と直接的もしくは間接的に接触し、当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための押え片と、を有することを特徴とする。
請求項10記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項10の吊り下げ具」という)では、請求項8または9の吊り下げ具の好ましい態様として、前記規制片は、当該シート部材の一部を切り起こしてなるものであることを特徴とする。
請求項11記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項11の吊り下げ具」という)では、請求項9または10の吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持部は丼形状のカップを載置可能に構成され、前記突出用開口のそれぞれは、丼形状のカップの上縁開口の周縁が少なくとも突出可能な形状に形成されていることを特徴とする。
請求項12記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項12の吊り下げ具」という)では、請求項9または10の吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持部は、対向する角部を有する弁当箱形状のカップを、対向する角部のそれぞれが前記突出用開口に向けて載置可能に構成され、前記突出用開口のそれぞれは、対向する角部のそれぞれが突出可能な形状に形成されていることを特徴とする。
請求項13記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項13の吊り下げ具」という)では、請求項8ないし12いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、前記押え片は、前記シート部材の一端側と他端側の双方に設けられていることを特徴とする。
請求項14記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項14の吊り下げ具」という)では、請求項8ないし10いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持部には、カップの底部を差し込み保持するためのカップ保持孔が貫通形成されている
ことを特徴とする。
請求項15記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項15の吊り下げ具」という)では、請求項14の吊り下げ具の好ましい態様として、前記カップ保持孔と前記押え片のそれぞれが、前記シート部材の幅方向一列に複数設けられていることを特徴とする。
請求項16記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項16の吊り下げ具」という)では、請求項8ないし12いずれかの吊り下げ具の好ましい態様として、前記シート部材の一端側と他端側には、重ね合わせたときに両端を解除可能に嵌めこみ連結するための連結構造が設けられていることを特徴とする。
本明細書におけるカップには、たとえば、ホットもしくはやアイスのコーヒーや紅茶などの飲料が収納された飲料カップ、ラーメン・うどん・春雨などの麺・ヌードルが収納された麺カップ、かゆや雑炊などが収納された飯物カップ、味噌汁や各種スープなどの汁物が収納された汁カップなど、がある。カップには所定形状(たとえば、円形や多角形)の底があり当該底と平行な断面形状が上端に向かって次第に相似形的に大きくなる(底が円形ならその径がだんだん大きくなる)テーパー状のものであり、その大きさは、収納物の種類や量などによってさまざまなものがある。日本そばやうどんなどが収容されたどんぶり(丼)形のものや、焼きそばなどを入れる弁当箱形のものなども含まれる。たとえば、コーヒーのカップのように、同じ飲料であっても大中小にサイズ分けされたものもある。こぼれやゴミが入るのを防ぐ目的で、カップに蓋を被せることもある。また、麺カップや汁カップのように、カップ上端に貼り付けられたシール蓋を僅かに剥がして湯を注ぎ、中身が出来上がるまでシールを戻しておくタイプもある。飲料や麺などの代わりに、スナック菓子を入れるものも一般的である。本明細書におけるカップは、上記したものを一例として、また、飲食料品に限らずあらゆる目的のカップが対象となる。
以下、本発明の実施形態に係るカップ吊り下げ具について図面を参照しながら説明する。
図1における符号1は、カップ101を保持した状態のカップ吊り下げ具(以下、適宜「吊り下げ具1」という)を示す。図2の(a)および(b)に示すように、シート部材3は、可撓性(弾性変形できる性質)がある素材、たとえば、薄いプラスチックシートや無垢の紙材、プラスチックをコーティングした紙材などの素材、天然・合成皮革、布、不織布などの素材、さらにこれらを複合した素材などによって構成されている。コーヒーなどが入ったカップ101を吊り下げるのに十分な強度を持ち、その強度は濡れても保てる素材であれば何でもよい。後述するカップ保持孔や係合孔・折り起こし孔の縁などを合成樹脂材などによって被覆することも本発明の射程内である。使い捨てとしてもよいが、何回も使いまわしできるようにすれば、環境にやさしい吊り下げ具となる。使用時に外から見えるシート部材の表面を表示部とし、そこに、歩く広告塔としての機能を持たせるために商品の宣伝や店舗表示を入れたり、ファッション性を持たせるために適宜に彩色・装飾を施したりすることもよい。たとえば、桜、ひまわり、紅葉、雪だるまのような装飾を季節替わりで施したり、ご当地のゆるキャラやアニメのキャラクターなどを表示したりすることも楽しい。
図1および図2(b)が示すように、シート部材3の中央(カップ保持部3c、図2)には、折り線11を遮るように円形のカップ保持孔5が形成されている。カップ保持孔5は、吊り下げが想定されるカップ101のカップの最大径より小さく、かつ、カップの最小径より大きな内径に形成されている。この径の差を利用して、カップ保持孔5にカップ101を保持するようになっている。
図2(b)に示すように、シート部材3の長さ方向に、カップ保持孔5を挟んで押え片7と押え片9が一端を残して切り抜き形成され、図2(a)に示すようにシート部材3から折り起こして使用する。押え片7は一端側3aに、押え片9は他端側3bに、それぞれ位置している。押え片7と押え片9は、その目的が達成できるのであれば形状を問わないが(後述の各変形例で同じ)、本実施形態ではそれぞれ扁平の半円形状に形成されている。半円形状であれば、たとえば、麺カップのシール蓋(図4参照)などと接触した際に突き刺さったりする恐れがないからである。なお、抑え片は上記のように2個とすることが安定した押えなどのために好ましいが、押え片7もしくは抑え片9の何れか一方だけ設けるようにしてもかまわない。さらに、適宜な個所に、押え片7および抑え片9以外の他の押え片を形成することを妨げない。
図1ないし3を参照しながら、連結構造を説明する。この連結構造は、シート部材3の一端側3aと他端側3bとを重ね合わせたときに両端を解除可能に嵌めこみ連結するためのものであり、次のように構成されている。すなわち、連結構造は、シート部材3の、たとえば一端側3aに形成された係合孔21と、同じく他端側3bに形成された係合片23から構成されている。係合孔21は、切り抜き孔であって、押え片7に近いほうに設けられた扁平楕円形状の長円孔部21aと、遠いほうに形成された細い長方形状の方形孔部21bとから構成されている。図2(b)から明らかなように、長円孔部21aの長さは、方形孔部21bの長さより短く構成されている。
図1ないし3を参照しながら、吊り下げ具1の使用方法を説明する。ここでは、コンビニエンスストアでホッとコーヒーを購入した場合を想定する。カップ101には蓋部材103を被せてある。ここで、図2(b)に示すように吊り下げ具1をテーブルT(図3参照)の上に置き、その状態でカップ101の底をカップ保持孔5の中に入れる(テープ?Tの上に置かれた状態)。ここで、吊り下げ具1(シート部材3)の一端側3aと他端側3bをそれぞれ両手で持って持ち上げる(図3の2点鎖線で示す状態)。カップ保持孔5の内径とカップ101の外形が一致すると、カップ101の重みで吊り下げ具1自体の持ち上げができなくなり、その代わりに、2点鎖線の矢印で示すように一端側3aと他端側3bがそり上がり、やがて両者が重ね合わされる。図3の実践は、一端側3aと他端側3bを重ね合わせた状態を示している。
図4および5に示すカップ111は、シール蓋113を有する麺カップである。吊り下げ具101の押え片7および抑え片9は、シール蓋113の頂部を弾性的に押えている。図6に示すように、押え片7と押え片9は、折り起こし孔7hと折り起こし孔9hを貫通させた割りばし(棒部材)117を介してカップ111を抑えるようにしてもよい。割りばし11tが麺カップ111の上端縁にブリッジしてより安定的に上下動を規制することができるし、中身を食べるとき使う割りばしを一緒に吊り下げて運ぶことができて便利である。
図11に示す吊り下げ具151の基本形は、図4に示す吊り下げ具1であり、両者が異なる点は、カップ保持孔の形状と、保持されるカップの形状のみである。したがって、両者共通する部材について図11では図4で用いた符号と同じ符号を付するに留め、この相違点についてだけ説明する。
図12および図13を参照しながら、変形例1について説明する。変形例1に係る吊り下げ具161は、本実施形態に係る吊り下げ具1(図1、2)と基本構造を共通にする。このため、以下では両者間で異なる点についての説明を行う。図12および13に示される部材番号と同じ部材番号が図1および2にも示される場合は、当該同じ部材番号によって示される部材は、両者間で共通する部材である。
図14ないし16を参照しながら、変形例2について説明する。変形例2に係る吊り下げ具171は、変形例1に係る吊り下げ具161(図12、13)と基本構造を共通にする。以下では、両者間で異なる部分を重点的に説明する。
図17および図18を参照しながら、変形例3について説明する。変形例3に係る吊り下げ具171´は、変形例2に係る吊り下げ具171(図14ないし16)と基本構造を共通にする。このため、以下では両者間で異なる点についての説明を行う。図14ないし16に示される部材番号と同じ部材番号にダッシュ「´」を付したものが図17および18にも示される場合は、当該同じ部材番号によって示される部材は、両者間で共通する部材である。
最後に図19および図20を参照しながら、変形例4について説明する。変形例4に係る吊り下げ具171´は、変形例3に係る吊り下げ具171´(図17および18)と同じものである。変形例4の最大の特徴は、カップ179が矩形の弁当箱形状である点である。カップ173c´カップ179の対向する角部のそれぞれを突出用開口175´,175´に向けて載置可能な形状に、また、突出用開口175´,175´は当該角部のそれぞれが突出可能な形状に、それぞれ形成されている(図20)。カップ179は、たとえば、ざるそばや焼きそば用として好適である。角部を突出させずに載置することを妨げないが、突出させるとカップ179が使用時のシート部材173´からずり落ちないので、安定した吊り下げのために好ましい。
3 シート部材
3a 一端側
3b 他端側
3c カップ保持部
5 カップ保持孔
5´ カップ保持孔
7 押え片(規制構造)
7h 折り起こし孔
9 押え片(規制構造)
9h 折り起こし孔
11 折れ線
11´ 折れ線
13 折れ線
21 係合孔
21a 長円孔部
21b 方形孔部
23 係合片
23h 折り起こし孔
23a 長円部
23b 方形部
25h 食器保持孔
101 カップ
101´ 多角形カップ
103 蓋部材
105 カップシール
111 カップ
113 シール蓋
113´ シール蓋
117 割りばし
119 スプーン
121 吊り下げ具
131 吊り下げ具
135 シート部材
137 指入れ孔
139 折り返し片
141 吊り下げ具
151 吊り下げ具
161 吊り下げ具
163 突出用開口
165 押え片
171 吊り下げ具
171´ 吊り下げ具
172 カップ(丼形状)
172´ カップ(丼形状)
172a 蓋部材
172a´ 蓋部材
173 シート部材
173´ シート部材
173a 一端側
173a´ 一端側
173b 他端側
173b´ 他端側
173c カップ保持部
173c´ カップ保持部
173d 係合孔
173d´ 係合孔
173e 係合片
173e´ 係合片
173p 折れ線
173p´ 折れ線
173q 折れ線
175 突出用開口
175´ 突出用開口
177 押え片
177´ 押え片
179 カップ(弁当箱形状)
T テーブル
請求項1記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項1の吊り下げ具」という)は、所定形状の底があり、当該底と平行な断面形状が上端に向かって次第に相似形的に大きくなるテーパー状のカップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具である。この請求項1の吊り下げ具は、一端側と他端側を有する可撓性のシート部材と、当該シート部材の一端側と他端側のほぼ中央にカップを差し入れ可能に貫通形成された、カップの底の最大長より長く、かつ、カップの上端の最大長より短い、内側最大長を有するカップ保持孔と、当該カップ保持孔にカップが保持された状態の当該シート部材の一端側と他端側をカップの脇でそり上がらせてカップ上方で重ね合わせたとき、カップの上端開口の周縁もしくはカップの上端開口に被せられた蓋部材を直接的もしくは間接的に上から弾性的に押えて当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための押え片を当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方に有する。
請求項3記載の発明に係るカップ吊り下げ具(以下、請求項3の吊り下げ具」という)では、請求項2の吊り下げ具の好ましい態様として、前記押え片各々は、当該シート部材の一端側と他端側からの部分的折り起こしにより形成され、当該シート部材に形成された折り起こし孔の双方を貫通させた棒状部材を介してカップの上端開口の周縁もしくはカップの上端開口に被せられた蓋部材と接触するように構成されている。この場合の押え片は、両者ともにカップ側に折り起こしてもよいが、一方をカップ側に他方を外側に折り起こして、つまり、同方向に折り起こすようにしてもよい。
押え片は、シート部材の一部を折り起こしてなるものであるから、シート部材の加工だけで形成することができ、格別な部品を要しない。このため、使用前もしくは使用後の請求項1の吊り下げ具を、複数枚を積み重ねても不安定にならないし、嵩張りも最小限で済む。
図2(b)に示すように、シート部材3の長さ方向に、カップ保持孔5を挟んで押え片7と押え片9が一端を残して切り抜き形成され、図2(a)に示すようにシート部材3から折り起こして使用する。押え片7は一端側3aに、押え片9は他端側3bに、それぞれ位置している。押え片7と押え片9は、その目的が達成できるのであれば形状を問わないが(後述の各変形例で同じ)、本実施形態ではそれぞれ扁平の半円形状に形成されている。半円形状であれば、たとえば、麺カップのシール蓋(図4参照)などと接触した際に突き刺さったりする恐れがないからである。なお、押え片は上記のように2個とすることが安定した押えなどのために好ましいが、押え片7もしくは押え片9の何れか一方だけ設けるようにしてもかまわない。さらに、適宜な個所に、押え片7および押え片9以外の他の押え片を形成することを妨げない。
図1ないし3を参照しながら、吊り下げ具1の使用方法を説明する。ここでは、コンビニエンスストアでホットコーヒーを購入した場合を想定する。カップ101には蓋部材103を被せてある。ここで、図2(b)に示すように吊り下げ具1をテーブルT(図3参照)の上に置き、その状態でカップ101の底をカップ保持孔5の中に入れる(テーブルTの上に置かれた状態)。ここで、吊り下げ具1(シート部材3)の一端側3aと他端側3bをそれぞれ両手で持って持ち上げる(図3の2点鎖線で示す状態)。カップ保持孔5の内径とカップ101の外形が一致すると、カップ101の重みで吊り下げ具1自体の持ち上げができなくなり、その代わりに、2点鎖線の矢印で示すように一端側3aと他端側3bがそり上がり、やがて両者が重ね合わされる。図3の実線は、一端側3aと他端側3bを重ね合わせた状態を示している。
図4および5に示すカップ111は、シール蓋113を有する麺カップである。吊り下げ具101の押え片7および押え片9は、シール蓋113の頂部を弾性的に押えている。図6に示すように、押え片7と押え片9は、折り起こし孔7hと折り起こし孔9hを貫通させた割りばし(棒部材)117を介してカップ111を押えるようにしてもよい。割りばし11tが麺カップ111の上端縁にブリッジしてより安定的に上下動を規制することができるし、中身を食べるとき使う割りばしを一緒に吊り下げて運ぶことができて便利である。
Claims (16)
- 所定形状の底があり、当該底と平行な断面形状が上端に向かって次第に相似形的に大きくなるテーパー状のカップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具であって、
一端側と他端側を有する可撓性のシート部材と、
当該シート部材の一端側と他端側のほぼ中央にカップを差し入れ可能に貫通形成された、カップの底の最大長より長く、かつ、カップの上端の最大長より短い、内側最大長を有するカップ保持孔と、
当該カップ保持孔にカップが保持された状態の当該シート部材の一端側と他端側をカップ上方で重ね合わせたときにカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と直接的もしくは間接的に接触し、当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための規制構造と、を有し、
当該規制構造は、当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方からカップ側に部分的に折り起こし可能な押え片が含まれる
ことを特徴とするカップ吊り下げ具。 - 前記押え片は、前記シート部材の一端側と他端側の双方に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載のカップ吊り下げ具。 - 前記押え片各々は、折り起こしにより当該シート部材に形成された折り起こし孔の双方を貫通させた棒状部材を介してカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と接触するように構成されている
ことを特徴とする請求項2記載のカップ吊り下げ具。 - 前記棒状部材は、割りばしである
ことを特徴とする請求項3記載のカップ吊り下げ具。 - スプーンもしくはフォークの柄を、上から差し込んで保持するための食器保持孔が、前記カップ保持孔の脇に少なくとも1個貫通形成されている
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のカップ吊り下げ具。 - 前記シート部材の一端側と他端側には、重ね合わせたときに両端を解除可能に嵌めこみ連結するための連結構造が設けられている
ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載のカップ吊り下げ具。 - 前記カップ保持孔と前記押え片のそれぞれが、前記シート部材の幅方向一列に複数設けられている
ことを特徴とする請求項1記載のカップ吊り下げ具。 - カップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具であって、
カップ保持部を挟んだ両側に一端側と他端側とを有する可撓性のシート部材と、
当該カップ保持部にカップが保持された状態で当該シート部材の一端側と他端側とをカップ上方で重ね合わせたとき、当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方からカップ側に突出してカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と直接的もしくは間接的に接触することにより当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための押え片と、を有する
ことを特徴とするカップ吊り下げ具。 - カップを吊り下げて持ち運ぶためのカップ吊り下げ具であって、
カップ保持部を挟んだ両側に一端側と他端側とを有する可撓性のシート部材と、
当該シート部材の一端側と他端側のそれぞれに貫通形成された、カップを部分的に突出可能な突出用開口と、
当該カップ保持部にカップが保持された状態で当該シート部材の一端側と他端側とをカップ上方で重ね合わせたとき、当該シート部材の一端側と他端側の少なくとも一方から反カップ側に突出して当該突出用開口から突出したカップの上端開口の周縁もしくはカッブの上端開口に被せられた蓋部材と直接的もしくは間接的に接触し、当該シート部材に対するカップの上下動を規制するための押え片と、を有する
ことを特徴とするカップ吊り下げ具。 - 前記規制片は、当該シート部材の一部を切り起こしてなるものである
ことを特徴とする請求項8または9記載のカップ吊り下げ具。 - 前記カップ保持部は丼形状のカップを載置可能に構成され、
前記突出用開口のそれぞれは、丼形状のカップの上縁開口の周縁が少なくとも突出可能な形状に形成されている
ことを特徴とする請求項9または10記載のカップ吊り下げ具。 - 前記カップ保持部は、対向する角部を有する弁当箱形状のカップを、対向する角部のそれぞれが前記突出用開口に向けて載置可能に構成され、
前記突出用開口のそれぞれは、対向する角部のそれぞれが突出可能な形状に形成されている
ことを特徴とする請求項9または10記載のカップ吊り下げ具。 - 前記押え片は、前記シート部材の一端側と他端側の双方に設けられている
ことを特徴とする請求項8ないし12いずれか記載のカップ吊り下げ具。 - 前記カップ保持部には、カップの底部を差し込み保持するためのカップ保持孔が貫通形成されている
ことを特徴とする請求項8ないし10いずれか記載のカップ吊り下げ具。 - 前記カップ保持孔と前記押え片のそれぞれが、前記シート部材の幅方向一列に複数設けられている
ことを特徴とする請求項14記載のカップ吊り下げ具。 - 前記シート部材の一端側と他端側には、重ね合わせたときに両端を解除可能に嵌めこみ連結するための連結構造が設けられている
ことを特徴とする請求項8ないし12いずれか記載のカップ吊り下げ具。
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-
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-
2017
- 2017-08-24 JP JP2017161152A patent/JP2017210295A/ja active Pending
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