JP2017178521A - エレベータ装置の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エレベータ装置の制御装置60の制御部62は、かごを移動させるアクチュエータの動作情報に基づいてかごの位置に関する情報である位置情報を更新し、位置情報を修正するための地点である修正地点にかごが到達したことを検出する位置検出部90の検出結果を取得可能である。制御部62は、かごが急停止した後にかごを再走行させるとき、かごの最高速度が定格速度以下となるように規定された速度パターンである前半速度パターンおよび後半速度パターンを用いてアクチュエータを制御し、前半速度パターンによる制御を実行しているときに位置検出部90から取得した検出結果に基づいて位置情報を修正し、修正した位置情報に基づいて後半速度パターンを決定し、後半速度パターンを用いてかごを避難階に着床させる高速避難制御を実行する。
【選択図】図2
Description
<エレベータ装置の構成>
図1を参照して、エレベータ装置1の構成について説明する。
エレベータ装置1は、建築物に設置される。建築物の一例は、商業施設である。建築物の各フロアには、エレベータ装置1のかご20への乗車を予定している人が待機するための乗り場100、および、乗り場100と昇降路200とを繋げる開口を開閉する乗降戸300が設けられている。エレベータ装置1は、昇降路200に配置されているかご20を搬送する搬送装置10、および、搬送装置10の動作を制御する制御装置60を備えている。
図2に示されるように、制御装置60は、回転検出部70、水面検出部80、および、位置検出部90の信号が入力される入力部61、ならびに、電気モータ31および電磁ブレーキ40を制御する制御部62を備えている。
図4は、乗客避難制御の一例を示すフローチャートである。制御部62は、エレベータ装置1に故障が発生してかご20を急停止したことに基づいて乗客避難制御を開始し、かご20が避難階に着床したことに基づいて乗客避難制御を終了する。
ステップS13の判定結果がYESの場合、ステップS14では、かご20の停止している状態が維持される。
ステップS15の判定結果がYESの場合、ステップS16では、低速避難制御が実行される。低速避難制御は、定格速度よりも低い所定の速度以下を最高速度としてかご20を最寄階に搬送する制御である。定格速度は、例えば120m/minであり、定格速度よりも低い所定の速度は、例えば15m/minである。
浸水回避制御は、水面検出部80によりピット220の浸水が検出されたときにかご20が最下階にいた場合、かご20が浸水することを事前に回避するため、最下階の1つ上の階のレベルまでには少なくとも到達するようにかご20を搬送する制御である。浸水回避制御を実行しているときにエレベータ装置1に故障が発生することにより、かご20が急停止した場合には、低速避難制御でなく高速避難制御を実行することにより、より速やかにかご20を避難階に着床させて乗客を避難させることができる。
以上のように、乗客避難制御では、エレベータ装置1に発生した故障の程度に基づいて、かご20の停止が維持されるか、高速避難制御または低速避難制御が実行される。
制御部62は、低速避難制御および高速避難制御において、S字加減速関数に基づく速度パターンを算出する。
図6は、高速避難制御の一例を示すフローチャートである。
ステップS21では、位置情報に基づいて最寄階が選択される。すなわち、現在の位置から近い階のレベルが、上方の最寄階のレベル、または、下方の最寄階のレベルであるかが判定され、近い階が最寄階として選択される。ただし、かご位置が最下階と最下階よりも1つ上の階との間であるときは、最下階よりも1つ上の階が最寄階として選択される。また、かご位置が最上階と最上階よりも1つ下の階との間であるときは、最上階よりも1つ下の階が最寄階として選択される。
参照点が加速度増加区間PS1に属する場合の第1の後半速度パターンについて説明する。
制御部62は、第1の修正地点ZAまたは第2の修正地点ZBと次階のレベルとの距離に基づいて、加速度一定区間PS2の時間ΔT2、および、速度一定区間PS4の時間ΔT4を再計算し、かご20を次階に着床させることができるような時間を算出する。制御部62は、前半速度パターンから後半速度パターンに移行した後においても、加速度増加区間PS1を継続し、時間ΔT1が経過した後に、加速度一定区間PS2に移行させる。その後、制御部62は、各制御区間に対応する時間が経過するごとに制御区間を減速度減少区間PS7に向けて順に移行させる。
制御部62は、第1の修正地点ZAまたは第2の修正地点ZBと次階のレベルとの距離に基づいて、加速度一定区間PS2の時間ΔT2、および、速度一定区間PS4の時間ΔT4を再計算し、かご20を次階に着床させることができるような時間を算出する。制御部62は、前半速度パターンから後半速度パターンに移行した後においても、加速度一定区間PS2を継続し、時間ΔT2が経過した後に、加速度減少区間PS3に移行させる。その後、制御部62は、各制御区間に対応する時間が経過するごとに制御区間を減速度減少区間PS7に向けて順に移行させる。
制御部62は、第1の修正地点ZAまたは第2の修正地点ZBと次階のレベルとの距離に基づいて、速度一定区間PS4の時間ΔT4を再計算し、かご20を次階に着床させることができるような時間を算出する。制御部62は、前半速度パターンから後半速度パターンに移行した後においても、加速度減少区間PS3を継続し、時間ΔT1が経過した後に、速度一定区間PS4に移行させる。その後、制御部62は、各制御区間に対応する時間が経過するごとに制御区間を減速度減少区間PS7に向けて順に移行させる。なお、制御部62は、前半速度パターンの加速度一定区間PS2において実際に経過した時間を減速度一定区間PS6の時間ΔT2として用いる。
制御部62は、第1の修正地点ZAまたは第2の修正地点ZBと次階のレベルとの距離に基づいて、速度一定区間PS4の時間ΔT4を再計算し、かご20を次階に着床させることができるような時間を算出する。制御部62は、前半速度パターンから後半速度パターンに移行した後においても、速度一定区間PS4を継続し、時間ΔT4が経過した後に、減速度増加区間PS5に移行させる。その後、制御部62は、制御区間に対応する時間が経過するごとに制御区間を減速度減少区間PS7に向けて順に移行させる。なお、制御部62は、前半速度パターンの加速度一定区間PS2において実際に経過した時間を減速度一定区間PS6の時間ΔT2として用いる。
第2の後半速度パターンは、かご20を最寄階に着床させる速度パターンであるため、かご20が第1の修正地点ZAまたは第2の修正地点ZBに到達したとき、かご20の速度を低下させることが好ましい。このため、参照点が加速度増加区間PS1の場合、制御部62は、前半速度パターンから後半速度パターンに移行した後も、加速度増加区間PS1を継続し、時間ΔT1を経過した後に、加速度一定区間PS2を省略して加速度減少区間PS3に移行させる。その後、制御部62は、時間ΔT1を経過した後に速度一定区間PS4に移行させるが、時間ΔT4は予め規定された最小値とする。その後、制御部62は、各制御区間に対応する時間が経過するごとに制御区間を減速度減少区間PS7に向けて順に移行させる。なお、制御部62は、第2の後半速度パターンの加速度一定区間PS2において実際に経過した時間を減速度一定区間PS6の時間ΔT2として用いるが、加速度一定区間PS2は省略されるため、時間ΔT2は、0である。
参照点が加速度一定区間PS2の場合、制御部62は、前半速度パターンから後半速度パターンに移行したとき、即座に加速度減少区間PS3に移行させる。また、時間ΔT4は、予め規定された最小値とする。その後、制御部62は、各制御区間に対応する時間が経過するごとに制御区間を減速度減少区間PS7に向けて順に移行させる。なお、制御部62は、前半速度パターンの加速度一定区間PS2において実際に経過した時間を減速度一定区間PS6の時間ΔT2として用いる。
制御部62は、前半速度パターンから後半速度パターンに移行した後も、加速度減少区間PS3を継続し、時間ΔT1が経過した後に速度一定区間PS4に移行させる。また、時間ΔT4を予め規定された最小値とする。その後、制御部62は、各制御区間に対応する時間が経過するごとに制御区間を減速度減少区間PS7に向けて順に移行させる。なお、制御部62は、前半速度パターンの加速度一定区間PS2において実際に経過した時間を減速度一定区間PS6の時間ΔT2として用いる。
制御部62は、前半速度パターンから後半速度パターンに移行したときに、時間ΔT4を予め規定された最小値とし、その時間が経過した後に減速度増加区間PS5に移行させる。その後、制御部62は、各制御区間に対応する時間が経過するごとに制御区間を減速度減少区間PS7に向けて順に移行させる。なお、制御部62は、前半速度パターンの加速度一定区間PS2において実際に経過した時間を減速度一定区間PS6の時間ΔT2として用いる。
図7〜図12を参照して、第1の所要時間および第2の所要時間の算出方法の一例について説明する。
第2の前提条件は、最寄階のレベルと最寄階よりも1つ先の階である次階のレベルとの距離が4.699mであることである。第3の前提条件は、前半速度パターンおよび後半速度パターンにおいて設定されるかご20の加速度αおよび減速度が0.5m/s2を取ることであり、全てのジャークβの絶対値が1.0m/s3を取ることである。第4の前提条件は、前半速度パターンの加速度一定区間PS2が0.5s経過した時点でかご位置が第1の修正地点ZAに到達したことである。
図7および図8に示される第1の後半速度パターンにおいて、制御部62は、かご20を走行させる目標の距離LTを、第1の修正地点ZAと最寄階のレベルとの距離である125mmと、最寄階のレベルと次階のレベルとの距離である4.699mとの和である4.824mに設定する。
第2の後半速度パターンは、図9および図10に示される第2の後半速度パターンの前半、ならびに、図11および図12に示される第2の後半速度パターンの後半に区分される。
31 :電気モータ(アクチュエータ)
60 :制御装置
62 :制御部
90 :位置検出部
200:昇降路
220:ピット
Claims (8)
- かごを移動させるアクチュエータの動作に関する情報である動作情報に基づいて前記かごの位置に関する情報である位置情報を更新し、前記位置情報に基づいて前記アクチュエータを制御可能であり、前記位置情報を修正するための地点である修正地点に前記かごが到達したことを検出する位置検出部の検出結果を取得可能であり、
前記かごが急停止した後に前記かごを再走行させるとき、前記かごの最高速度が定格速度以下となるように規定された速度パターンである前半速度パターンおよび後半速度パターンを用いて前記アクチュエータを制御し、前記前半速度パターンによる制御を実行しているときに前記位置検出部から取得した検出結果に基づいて前記位置情報を修正し、修正した前記位置情報に基づいて前記後半速度パターンを決定し、前記後半速度パターンを用いて前記かごを避難階に着床させる高速避難制御を実行する制御部を備える
エレベータ装置の制御装置。 - 前記制御部は、前記前半速度パターンとして、前記かごが急停止した階間において、前記かごが上方の最寄階から走行を開始して下方の最寄階に着床するときの速度パターン、または、前記かごが下方の最寄階から走行を開始して上方の最寄階に着床するときの速度パターンと同じ速度パターンを用いる
請求項1に記載のエレベータ装置の制御装置。 - 前記制御部は前記後半速度パターンとして、前記かごを前記避難階としての最寄階に着床させるための第1の後半速度パターン、および、前記かごを前記最寄階以降のいずれかの階である次階に着床させるための第2の後半速度パターンのうちの前記かごが先に着床可能な速度パターンを用いて前記アクチュエータを制御する
請求項1または2に記載のエレベータ装置の制御装置。 - 前記第1の後半速度パターンは、前記かごが前記次階に着床するまでに前記かごを停止させない速度パターンであり、
前記第2の後半速度パターンは、前記かごが再走行を開始してから前記最寄階を超えて停止するまでの時間が最短の時間となるように前記かごを走行させ、かつ、停止した前記かごが前記最寄階に着床するように逆方向に走行させる速度パターンである
請求項3に記載のエレベータ装置の制御装置。 - 前記制御部は、前記前半速度パターンおよび前記後半速度パターンを同一の関数を用いて生成する
請求項1〜4のいずれか一項に記載のエレベータ装置の制御装置。 - 前記制御部は、加速度増加区間、加速度一定区間、加速度減少区間、速度一定区間、減速度増加区間、減速度一定区間、および、減速度減少区間を含むS字加減速関数を用いて、前記前半速度パターンおよび前記後半速度パターンを生成する
請求項5に記載のエレベータ装置の制御装置。 - 前記制御部は、前記かごが前記修正地点に到達したときの前記前半速度パターンにおける参照点に基づいて前記後半速度パターンを決定する
請求項6に記載のエレベータ装置の制御装置。 - 前記制御部は、昇降路内のピットが浸水している場合に前記かごが急停止したとき、前記高速避難制御を実行する
請求項1に記載のエレベータ装置の制御装置。
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| CN111717744A (zh) * | 2020-06-16 | 2020-09-29 | 北京云迹科技有限公司 | 电梯楼层检测的方法和装置 |
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