JP2017178839A - 口唇化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】唇のふっくら感及びしっとり感が得られ、連続して使用することで唇のなめらかさが向上する口唇化粧料の提供。【解決手段】水性溶媒抽出物である成分(a)腐植土抽出物を含有する口唇化粧料。該抽出物が、エキス分濃度が0.5質量%となるように水に溶解または懸濁したときにフミン質を100mg/L以上及び/又はフルボ酸を0.1〜100mg/L含有するものである口唇化粧料。さらに、成分(b)抱水性油剤、成分(c)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を含有する口唇化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は口唇化粧料に関し、更に詳細には、唇のふっくら感及びしっとり感が得られ、なめらかな使用感とべたつきのなさを有し、連続して使用することで唇のなめらかさが向上する口唇化粧料に関するものである。
最近の口唇化粧料の市場では、口唇をふっくらさせて健康的に見せる商品が求められており、以前からふっくらとした立体感については検討されてきている。
例えば、色の視覚効果を利用し、赤色干渉色を有する光輝性粉体を赤色有機色素で被覆した複合粉体を配合して、化粧膜のツヤ感及びその持続性、奥行きを感じてふっくらとした立体感を得る技術(特許文献1参照)が検討されてきた。
しかしながら、口唇の状態が荒れていたり、時間の経過とともに口唇のハリがなくなったりすると口唇がやせてしわが深くなり、ふっくら感の効果が充分に発揮できないことがあることが判り、本発明者らは、保湿効果が得られるものを用いて口唇の状態を良くすることによって、唇のなめらかさが向上することを考えた。
一方、腐植土は、地上植物、大型・微細藻類などの植物(広義)や魚介類およびその他無機物が、海、沼、池や湖の底部に堆積したものやこれが地表に隆起したもの、また森林の地表部に堆積したもの等のように植物(広義)などやこれを含む堆積物が、長い年月の間に嫌気性微生物等により分解、有機化を受けたものである。この腐植土の抽出物は、フルボ酸、フミン酸などの腐植土壌特有の構成物質のほか、脂肪酸、有機酸、アミノ酸、タンパク質、ミネラル等が含まれていることが知られており、皮膚外用剤や化粧料への配合が検討されてきた(特許文献2参照)。また、腐植土抽出物又はその成分であるフミン質(フルボ酸、フミン酸等)は、I型アレルギー抑制作用が見出され、皮膚外用剤や化粧料における有効成分として利用することが検討されてきた(特許文献3参照)。
特開2008−255012号公報 特開2000−136140号公報 特開2006−232785号公報
しかしながら、様々な成分を含む腐植土抽出物は、皮膚外用剤や化粧料等への応用については検討されてきているものの、口唇化粧料への応用について検討されたことはなく、知見がほとんど得られていないのが現状であった。腐植土抽出物を含有しない従来の口唇化粧料では使用時の唇のふっくら感及びしっとり感を演出できても、連続して使用することで口唇の状態を改善させ、唇のなめらかさを向上させることは困難であった。
このため、腐植土抽出物を含有し、唇のふっくら感及びしっとり感が得られ、連続して使用することで口唇の状態を改善させ、唇のなめらかさが向上する口唇化粧料の開発が望まれていた。
従って、本発明の課題は、唇のふっくら感及びしっとり感が得られ、連続して使用することで唇のなめらかさが向上する口唇化粧料を提供することである。
本発明者らは鋭意検討の結果、口唇化粧料に腐植土抽出物を含有させることにより、継続的に使用することで口唇の状態を改善させ、なめらかにすることができ、唇のふっくら感、しっとり感が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、(a)腐植土抽出物を含有する口唇化粧料を提供するものである。
さらに、成分(a)腐植土抽出物が、水性溶媒抽出物である口唇化粧料を提供するものである。
さらに、成分(a)腐植土抽出物が、エキス分濃度が0.5質量%となるように水に溶解または懸濁したときにフミン質を100mg/L以上含有するものである口唇化粧料を提供するものである。
さらに、成分(a)腐植土抽出物が、エキス分濃度が0.5質量%となるように水に溶解または懸濁したときにフルボ酸を0.1〜100mg/L含有するものである口唇化粧料を提供するものである。
さらに、成分(b)抱水性油剤を含有する口唇化粧料を提供するものである。
さらに、成分(c)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を含有する口唇化粧料を提供するものである。
さらに、成分(d)ワックス及びまたは油性ゲル化剤を含有する口唇化粧料を提供するものである。
さらに、成分(a)の含有量が、エキス分として0.00001〜1質量%である口唇化粧料を提供するものである。
さらに、成分(d)のワックスがエチレン・プロピレン共重合体である口唇化粧料を提供するものである。
さらに、成分(d)の油性ゲル化剤がデキストリン脂肪酸エステルである口唇化粧料を提供するものである。
本発明は、唇のふっくら感及びしっとり感が得られ、なめらかな使用感とべたつきのなさを有し、連続して使用することで口唇の状態を改善させ、唇のなめらかさが向上する口唇化粧料を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる成分(a)は、腐植土抽出物である。本発明で使用する腐植土抽出物の腐植土は、特に限定されず、産地、状態を問わずいずれのものも使用することができる。具体的には、この腐植土として、例えば、森林、河川、湖沼、海洋などを起源とするものを使用することが可能であり、この腐植土とは、そこで生息していた地上植物、大型・微細藻類などの植物(広義)などやこれを含む堆積物が、嫌気性微生物などにより分解、合成、有機化を受けたものである。このうち、海洋でできた堆積物を起源とする腐植土、より好ましくは海洋でできた堆積物が隆起してなったような日本列島由来の腐植土であり、さらに九州由来の腐植土が好ましい。この腐植土の腐植の程度も特に限定されず、腐植が進行し、高分子有機化合物であるフルボ酸やフミン酸が含まれるものが好ましい。
本発明で使用する腐植土抽出物は、抽出手段にて腐植土を溶媒に接触させて効果のある成分を抽出し、回収することによって得られる。さらに、不要物除去や除菌のため、ろ過手段を行うのが好ましい。得られた腐植土抽出物は、必要に応じて、希釈、濃縮や乾燥を行うことができ、また不純物の除去のため分離や精製等を行ってもよい。腐植土抽出物の形態としては、特に限定されず、例えば、固体状、半固体状や液状が挙げられる。具体的には、例えば、溶液、懸濁液、濃縮液、エマルジョン、スラリー、粉末、顆粒および固形などの状態が挙げられる。また腐植土抽出物は、特に記載した場合を除き、腐植土から抽出操作によって得られる、組成物または腐食土特有の成分をいう。腐植土抽出物は、フミン質、フミン酸またはフルボ酸であり得る。
好適な腐植土抽出物を製造する方法の一例として、腐植土に、抽出溶媒を加えて混合攪拌後、有効成分を分離することによって腐植土抽出物を得ることが挙げられる。
抽出手段としては、特に限定されず、固液抽出、液液抽出、浸漬、煎出、浸出、還流抽出、超臨界流体抽出、超音波抽出、マイクロ波抽出、混合攪拌等が挙げられる。これらを適宜組み合わせてもよい。また、分離手段としては、特に限定されず、例えば、ろ過分離手段や遠心分離手段などが挙げられる。これらを単独で又は組み合わせて使用してもよい。ろ過分離手段としては、自然ろ過、減圧ろ過および加圧ろ過などが挙げられる。このとき、セルロースフィルター、ガラス繊維フィルター、メンブランフィルターなどのろ材を用い、必要に応じてセライト、砂利および活性炭などのろ過助剤を用いる。孔径は特に限定されず、例えば0.1〜1μmが好適である。これらを適宜組み合わせてもよい。なお、腐植土抽出物は、除菌用フィルターを用いてろ過されているものが、腐植土が熱変性されず、また不溶性物質などが除去されているので、好ましい。
また、抽出に先立って行う腐植土の乾燥や前処理の有無および方法に特に限定はない。
抽出溶媒としては、特に限定されず、水性溶媒又は油性溶媒のいずれも使用してもよい。水性溶媒としては、水(温泉水、海洋深層水などのミネラル分を含む水や精製水等);直鎖、分岐鎖又は環状のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類;酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル類;テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどの鎖状および環状エーテル類;ポリエチレングリコールなどのポリエーテル類等が挙げられ、油性溶媒としては、スクワラン、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテルなどの炭化水素類;トルエンなどの芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。なお、これらは単独又は2種以上組み合わせた混合溶媒として使用してもよい。
本発明者らの検討によると、腐植土抽出物に含まれる成分のうち、目的の効果が高い成分の一つがフルボ酸であると考えられることから、腐植土抽出物の抽出溶媒は、フルボ酸が溶解可能であることが好ましい。具体的には水性溶媒、すなわち水を含む溶媒が好ましく、水又は水とアルコール類との混液がより好ましい。
ここで、アルコール類は、一価又は多価アルコール類のいずれでもよく、一価アルコール類としては、例えば、メタノール、エタノールおよびプロパノールなどが挙げられ、多価アルコール類としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、グリセリンおよびジプロピレングリコールなどが挙げられる。アルコール類のうち、例えば、エタノールおよび1,3−ブチレングリコールなどの炭素数1〜5の低級アルコール類が好ましく、このうち低級一価アルコール類が好ましく、このうちさらにエタノールが好ましい。
水又は水とアルコール類との混液を100容量%とした場合に、アルコール類の含有量は、0〜90容量%であり、好ましくは0〜70容量%、より好ましくは0〜50容量%、さらに好ましくは0〜20容量%であると好適である。
溶媒の使用量は、特に限定されず、例えば、腐植土(乾燥状態)100kgに対して、腐植土成分の抽出効率および作業効率の点で、100〜1000Lとするのが好ましく、200〜600Lとするのがより好ましい。
抽出期間は、特に限定されず、好ましくは1日〜3年間であり、より好ましくは10日〜1.5年間である。このときの腐植土と抽出溶媒との混合攪拌は、特に限定されず、例えば、0.5〜48時間程度行えばよい。これにより腐植土と抽出溶媒が接触し、有効成分を抽出しやすくなる。また、連続又は不連続に混合攪拌を行えばよい。例えば、混合撹拌した後、さらに一定期間混合攪拌する若しくは一定期間混合攪拌後放置するか、又は放置して熟成させるのが、抽出効率の点で、好適である。混合攪拌後に放置することで腐植土が沈降し、分離の際に有利であるため、好ましい。例えば、抽出期間内(例えば1日〜3年間)、連続又は不連続に混合攪拌を行う;1時間〜7日間混合攪拌後、1〜60日間(好適には20〜40日間)放置する;引き続き1〜20日間(好適には3〜9日間)混合攪拌した後、1日〜3年間(好適には6ヶ月〜2年間)放置するなどが挙げられる。
抽出温度は、特に限定されず、好ましくは低温〜高温(例えば、0〜100℃程度)、より好ましくは低温(例えば、0〜9℃程度)〜常温(例えば、10〜40℃程度)とするのが、腐植土を熱変性させないために、好適である。
なお、乾燥としては、天日乾燥、自然乾燥、風乾燥、熱乾燥、凍結乾燥などが挙げられ、腐植土が熱変性しない乾燥であれば好適である。このとき、腐植土が微粉砕できる程度に乾燥するのが望ましく、粉砕することによって腐植土の抽出効率が向上するので、好適である。
腐植土抽出物には、フルボ酸、フミン酸などの腐植土壌特有の構成物質(フミン質など)や、脂肪酸、有機酸、アミノ酸、タンパク質、ミネラルなどが含まれている。
腐植土抽出物には、エキス分濃度が0.5質量%となるように水に溶解もしくは懸濁したときに、フミン質が、少なくとも少なくとも0.1mg/L以上、好ましくは10mg/L以上、より好ましくは100mg/L以上、さらに好ましくは100〜1000mg/L、さらに好ましくは200〜700mg/L、さらに好ましくは350〜650mg/L含まれているのが好適である。ここで、フミン質(腐植質)とは、例えば、植物成分などが土壌中に分解、縮合して生成する高分子物質を指す。ここで、フミン質は、鉱泉試験法(衛生試験法・注解2002、日本薬学会)の腐植質についての試験法で定量することができる。試験法詳細は、下記のとおりである。
試料VmL(腐植質として約20mg以上含む。)を正確にとり、孔径0.45μmメンブランフィルター(あらかじめデシケーター(シリカゲル)で乾燥し、秤量しておく。)を用いて吸引ろ過し、少量の水で洗浄した後、ろ液および洗浄液を合わせ、HCl10mLを加えてよくかき混ぜ、一昼夜放置する。これをメンブランフィルターでろ過する。ろ過に際しては、上清をまず静かに吸引ろ過し、最後に沈殿部を追加する。ろ過し終わったら沈殿を水でよく洗う。ろ液はいくらか着色しているのが普通である。フルボ酸が多いときは着色が著しい。ろ過後、フィルター部分をはがして、パラフィン紙に包んでデシケーター(シリカゲル)中で恒量になるまで乾燥する(一昼夜放置)。メンブランフィルターの重量を差し引いて腐植質の量を求め、試料中の含量を計算する。腐植質は灰分を含むので、メンブランフィルターをるつぼに移し、少量のメチルアルコールを加えて燃やし、さらに灰化して灰分を求め、先の重量から差し引く。
フミン質(腐植質)(mg/L)=((A−B)−C)/D×100

A:フィルター部分の重量(mg)
B:メンブランフィルターの重量(mg)
C:灰分の重量(mg)
D:試料採取量(ml)
本発明者らの検討によると、水を溶媒として得た腐植土抽出物に目的の効果が十分に見られたので、目的の効果が高い成分の一つは、フミン質の中でもフルボ酸であると考えられている。したがって、有効成分として用いる腐植土抽出物にはフルボ酸が多く含まれていることが好ましく、具体的には、固形分濃度が0.5質量%となるように水に溶解もしくは懸濁したときに、フルボ酸が、好ましくは0.1〜100mg/L、より好ましくは1〜50mg/L、さらに好ましくは5〜50mg/L含まれているのが好適である。ここで、フルボ酸は、植物などが微生物により分解される最終生成物である腐植物質のうち、酸によって沈殿しない無定形高分子有機酸を指す。フルボ酸は、重金属などを吸着、放出するキレート作用を有し得る。
腐植土抽出物には、エキス分濃度が0.5質量%となるように水に溶解もしくは懸濁したときに、フミン酸が、好ましくは0.2mg/L以上、より好ましくは2mg以上、さらに好ましくは3mg/L以上、さらに好ましくは4mg/L以上含まれているのが好適である。いずれの場合であっても、腐植土抽出物中のフミン酸は、好ましくは30mg/L以下とすることができ、20mg以下としてもよく、1.6mg/L以下としてもよい。また、フミン酸は、腐植物質のうち酸性領域で沈殿し、アルカリ性領域で可溶であるものを指す。詳細な化学構造は不明であるが、多価フェノール形の芳香族化合物と含チッ素化合物との縮合物であり、フェノール性水酸基およびカルボキシル基を有するとされている。
フミン酸:フルボ酸の混合割合は、特に限定されず、好ましくは1:10〜10:1とするのが好適である。フミン酸およびフルボ酸の定量方法は、「Soil Science and Plant Nutrition, 38巻, 23-30頁(Kuwatsuka S et al. 1992); Soil Science and
Plant Nutrition, 40巻, 601-608頁(Watanabe A. et al. 1994);Humic Substances Research, 1巻, 18-28頁(Watanabe A. et al. 2004)」等の参考文献に従って行えばよい。測定法により定量値が異なる場合は、フルボ酸の定量値がより高い測定法を採用することが好ましい。
腐植土抽出物のpHは、酸性領域、好ましくはpH1〜6、より好ましくはpH2〜5とするのが、薬理活性および安定性の点で、好適である。このとき、エキス分濃度0.1〜1質量%水溶液とし、20℃で適宜pH調整剤にて調整してもよい。pH調整剤としては、通常使用されるものであれば特に限定されず、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、炭酸、リン酸などの無機酸類;クエン酸、酢酸、乳酸、コハク酸、グリコール酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、尿素、ε−アミノカプロン酸、ピロリドンカルボン酸などの有機酸類;グリシンベタイン、リジンベタインなどのベタイン類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムなどの金属水酸化物(アルカリ金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物など)などの無機アルカリ類;グアニジン、2−アミノ−2−メチルプロパンなどの有機アミン類;アンモニア、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミンなどのアルカノールアミン;アルギニン、リジンなどの塩基性アミノ酸など、およびこれらの組み合わせが挙げられる。
本発明に使用される成分(a)腐植土抽出物の含有量は、特に限定されないが、口唇化粧料全量中、エキス分として0.00001〜1質量%(以下、質量%は単に、「%」と略す)であることが好ましく、0.0001〜0.1%とするのが効用の点でより好ましい。
本発明の口唇化粧料には、さらに成分(b)抱水性油剤を組み合わせて使用することで、唇のふっくら感、しっとり感をより効果的に付与することができ、さらに、腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにすることができる。
本発明に用いられる成分(b)抱水性油剤とは、以下の試験法により抱水力100以上のものである。
試験法:50℃に加熱した油剤10gを200mlビーカーに秤り取り、デスパーミキサーにて3000rpmで攪拌しながら50℃の水を徐々に添加し、水が排液しない最大限(質量g)を測定し、この数値を10で除し、100倍して抱水力とした。
本発明に用いられる成分(b)抱水性油剤は、通常化粧料に使用できるものであればいずれのものも使用でき、例えば、N−アシルアミノ酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ダイマー酸エステル、ジペンタエリストール脂肪酸エステル、ステロール誘導体等が挙げられる。より詳細には、例えば、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジオクチルドデシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)等のN−アシルアミノ酸エステル、ヒマシ油、シア脂、ヘキサグリセリン脂肪酸エステル、デカグリセリン脂肪酸エステル、(アジピン酸/2−エチルヘキサン酸/ステアリン酸)グリセリルオリゴエステル、ステアリン酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油等のグリセリン脂肪酸エステル、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビスイソステアリル等のダイマー酸エステル、(12−ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリトール、(12−ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリトール等のジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、コレステロール、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、リシノール酸コレステリル等の脂肪酸コレステリルエステル、フィトステロール、オレイン酸フィトステリル、マカデミアンナッツ油脂肪酸フィトステリル等の脂肪酸フィトステリルエステル等のステロール誘導体などが挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。
前記抱水性油剤のうち、N−アシルアミノ酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ダイマー酸エステルが保湿感に優れるため好ましく、さらに、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、シア脂、デカグリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油が、腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにする点でより好ましい。
成分(b)抱水性油剤の市販品としては、エルデュウPS−203(抱水力300)、エルデュウPS−304(抱水力420)、エルデュウPS−306(抱水力470)(味の素社製)、PLANDOOL−S(抱水力300)(日本精化社製)、ビオデルマ SX−19<E>(抱水力110)(一丸ファルコス社製)、キャストライドMS(抱水力110)(ナショナル美松社製)、テクノールMH(抱水力105)(横関油脂社製)等が挙げられる。
本発明に用いられる成分(b)抱水性油剤の含有量は、特に限定されないが、0.01〜20%が好ましく、0.1〜5%が唇のふっくら感、しっとり感をより効果的に付与し、さらに、腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにする点でより好ましい。
本発明の口唇化粧料には、さらに成分(c)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を組み合わせて使用することで、べたつきのなさ、及び腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにすることができる。
本発明に用いられる成分(c)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、オルガノポリシロキサンを架橋結合させて得られる、一部に三次元架橋構造を有する重合物である。これは、例えば、特公平8−6035号公報、特開平4−272932号公報、特開平5−140320号公報、特開2001−342255号公報、国際公開第2003/024413号パンフレットに記載されている。
成分(c)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、例えば、次の(A)に示されるケイ素原子に結合した水素原子を平均で1.5個以上分子中に含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、(B)に示される分子中に平均で1.5個以上のビニル性反応部位を有する化合物との付加重合によって得ることができる。
(A)は、SiO2単位、HSiO1.5単位、RSiO1.5単位、RHSiO単位、R2SiO単位、R3SiO0.5単位及びR2HSiO0.5単位(ここで、Rは脂肪族不飽和基を除く、置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基である。一価炭化水素基は、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ビニル基等の脂肪族不飽和基、メチル基、エチル基、プロピル基等の水素原子をフェニル基、トリル基等のアリール基で置換されたアラルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フルオロ基を含有するハロゲン化炭化水素基、エチレンオキサイド基を含有する炭化水素基等である。)からなる群から選択された少なくとも1種の構造単位で構成され、且つケイ素原子に結合した水素原子を平均で1.5個以上分子中に含有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンである。
(B)は次の(B−1)〜(B−3)から選ばれる1種又は2種以上である。
(B−1)は、SiO2単位、(CH2=CH)SiO1.5単位、RSiO1.5単位、R(CH2=CH)SiO単位、R2SiO単位、R3SiO0.5単位及びR2(CH2=CH)SiO0.5単位(ここで、Rは脂肪族不飽和基を除く置換もしくは非置換の炭素数1〜30の一価炭化水素基である。一価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ビニル基等の脂肪族不飽和基、メチル基、エチル基、プロピル基等の水素原子をフェニル基、トリル基等のアリール基で置換されたアラルキル基、シクロヘキシル基や、フルオロ基を含有するハロゲン化炭化水素基、エチレンオキサイド基を含有する炭化水素基等が挙げられる。)からなる群から選択された少なくとも1種の構造単位で構成され、且つ分子中にケイ素原子に結合したビニル基を平均で1.5個以上含有するオルガノポリシロキサンである。
(B−2)は、下記一般式(VI)で表わされるポリオキシアルキレンである。
CmH2m−1O(C2H4O)p(C3H6O)qCmH2m−1・・・(VI)
(式中、pは2〜200の整数、qは0〜200の整数、p+qは3〜200の整数、mは2〜6をそれぞれ示す)
(B−3)は、下記一般式(VII)で表される不飽和炭化水素である。
CnH2n−1(CH2)rCnH2n−1・・・(VII)
(但し、nは2〜6、rは1以上の整数である。)
成分(c)の具体例としては、INCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)で表すと、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型メチルポリシロキサン、(ジメチコン/フェニルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型メチルフェニルポリシロキサンが挙げられる。また、分子中にポリオキシアルキレン基を含有する重合物としては、例えば、(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー等の部分架橋型ポリエーテル変性シリコーンが挙げられる。また、分子中に長鎖アルキル基を含有する重合物としては、例えば、(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型アルキル変性シリコーンが挙げられる。分子中にポリオキシアルキレン基及び長鎖アルキル基を含有する重合物としては、例えば、(PEG−15/ラウリルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型アルキル・ポリエーテル共変性シリコーンが挙げられる。分子中にハロゲン化炭化水素基を含有する重合物としては、例えば、(トリフルオロプロピルジメチコン/トリフルオロプロピルジビニルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型フッ素変性シリコーンが挙げられる。これらは1種又は2種以上組み合わせて使用することができる。
また、特に限定されないが、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型メチルポリシロキサン、(ジメチコン/フェニルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型メチルフェニルポリシロキサン、(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー等の部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン、(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型アルキル変性シリコーン、(PEG−15/ラウリルジメチコン)クロスポリマー等の部分架橋型アルキル・ポリエーテル共変性シリコーンが、べたつきのなさ、及び腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにする点でより好ましい。
成分(c)は、固体状態で含有することも可能であるが、シリコーン油などの油剤で膨潤された状態で口唇化粧料に配合すると、より均一に分散され、製剤の安定性に優れるためより好ましい。溶媒との混合物の形態で市販されることが多く、本発明ではそうした市販品を用いることができる。市販品としては例えば、部分架橋型メチルポリシロキサンと環状シリコーンとの混合物としてKSG−15(固形分5%)、部分架橋型メチルポリシロキサンとジメチルポリシロキサンとの混合物としてKSG−16(固形分20〜30%)、部分架橋型メチルフェニルポリシロキサンとフェニルトリメチコンとの混合物としてKSG−18(固形分10〜20%)、部分架橋型ポリエーテル変性シリコーンとジメチルポリシロキサンとの混合物としてKSG−210(固形分20〜30%)、部分架橋型アルキル変性シリコーンと油剤との混合物としてKSG−41(固形分25〜35%)、KSG−42(固形分20〜30%)、KSG−43(固形分25〜35%)及びKSG−44(固形分25〜35%)、部分架橋型アルキル・ポリエーテル共変性シリコーンと油剤との混合物として、KSG−310(固形分25〜35%)、KSG−320(固形分20〜30%)、KSG−330(固形分15〜25%)及びKSG−340(固形分25〜35%)(以上、信越化学工業社製)等が挙げられる。また、部分架橋型フッ素変性シリコーンは、フルオロアルキル基含有環状オルガノポリシロキサン等の環状フッ素含有シリコーンとの混合物として用いられ、例えばKSG−51(固形分15〜25%:信越化学工業社製)等がある。これらは1種又は2種以上組み合わせて使用することができる。
前記成分(c)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物の含有量は、特に限定されないが、口唇化粧料全量中、0.01〜20%であることが好ましく、0.1〜10%とするのがべたつきのなさ、及び腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにする点でより好ましい。
本発明の口唇化粧料には、さらに成分(d)ワックス及びまたは油性ゲル化剤を組み合わせて使用することで、なめらかな使用感、及び腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにすることができる。
本発明の口唇化粧料に使用される成分(d)ワックスは、25℃で固形を呈する油であり、合成炭化水素系、天然及び合成ロウ系等が挙げられる。具体的には、パラフィンワックス、セレシンワックス、オゾケライトワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ビーズワックス、ライスワックス、シリコーンワックス、ミツロウ、モクロウ、ゲイロウ、ジロウ、モンタンワックス等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。
特に制限されるものではないが、成分(d)の融点は50〜120℃が好ましく、より好ましくは80〜100℃のものであると、なめらかな使用感、及び腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにする点で好ましい。
前記ワックスのうち、なめらかな使用感、及び腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにする点でエチレン・プロピレン共重合体が好ましい。
本発明の口唇化粧料に使用される成分(d)油性ゲル化剤は、口唇化粧料に適切な粘性を付与し、腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにするものである。具体的には、ステアリル変性メチルポリシロキサン、ベヘニル変性メチルポリシロキサン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリン、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ショ糖パルミチン酸エステル、フラクトオリゴ糖ステアリン酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。前記油性ゲル化剤のうち、なめらかな使用感、及び腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにする点でパルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、(パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリンが好ましい。
本発明の口唇化粧料に用いられる成分(d)ワックス及びまたは油性ゲル化剤の含有量は、特に制限されないが、0.1〜20%が好ましく、0.5〜12%がなめらかな使用感、及び腐植土抽出物を長く口唇上に留めることにより、唇をなめらかにする点でより好ましい。
本発明の口唇化粧料は、上記の成分(a)〜(d)の他に、通常化粧料に使用される成分、油性成分、粉体成分、界面活性剤、繊維、多価アルコール、水溶性高分子、水溶性皮膜形成性樹脂、保湿剤等の水性成分、糖類、紫外線吸収剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料等を本発明の効果を妨げない範囲で含有することができる。
油性成分としては、成分(b)(c)(d)以外のものであり、通常化粧料に用いられる油であれば特に制約なく使用することができ、動物油、植物油、合成油等の起源や半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、フッ素系油類等を使用することができる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン等の炭化水素類、オリーブ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ホホバ油、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル類、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、油溶性美容成分等が挙げられる。
粉体成分としては、化粧料に一般に使用される粉体として用いられる粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、チタン・酸化チタン焼結物、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素、無水ケイ酸等の白色体質粉体、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、シルク粉末、セルロース粉末、デキストリン粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等や、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、セルロース等の繊維等が挙げられる。これらはフッ素化合物、シリコ−ン油、粉体、油剤、ゲル化剤、エマルションポリマー、界面活性剤等で表面処理されていてもよい。これらの粉体は、1種又は2種以上を用いることができ、更に複合化したものを用いても良い。
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。非イオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノールアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものが挙げられる。これらの界面活性剤は、必要に応じ、1種又は2種以上を使用することができる。
水性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、水の他に、例えば、エチルアルコール、ブチルアルコール等の低級アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液、カルボキシビニルポリマー、アルキル付加カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、タンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系等、例えば、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル2,4,6−トリス[4−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン等をあげることができる。
酸化防止剤としては、例えばトコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
本発明の口唇化粧料としては、目的に応じて種々の剤形、形状、製品形態とすることができる。剤形としては、特に限定されないが、油性型、油中水非乳化型、油中水乳化型、水中油非乳化型、水中油乳化型、水性型とすることができ、固形状(スティック状、流し込み皿状)、クリーム状、ゲル状等の形状をとることができる。製品形態としては、口紅、リップグロス、口紅オーバーコート、口紅下地、リップクリーム、リップエッセンス等が挙げられる。特にしっとり感と唇のなめらかさを向上させる点で、リップグロスやリップクリーム、リップエッセンスに好適に用いられる。
以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
[製造例1:腐植土抽出物の製造1]
地中(九州地方海岸付近土壌)から採取した腐食土壌を乾燥させた後、微粉砕した。この粉砕物5kgと、精製水20リットルを2時間混合攪拌し、さらに常温(10〜30℃程度)で7日間撹拌し、20日間静置した。静置後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)を用いてろ過し、腐植土抽出物水溶液(原液)を得た。このときのpH(20℃)は3.0であった。また、この乾燥エキス分(エキス分濃度)は0.4%であった。この原液に含まれるフミン質の総量は350mg/L(乾燥エキス分5g/水1Lの水溶液換算としたとき、438mg/L)であり、フミン酸およびフルボ酸の含有量は、それぞれ4mg/Lおよび6.7mg/L(乾燥エキス分5g/水1Lの水溶液換算としたとき、それぞれ5mg/Lおよび8.4mg/L)であった。以下の実施例では乾燥エキス分をそのまま用いた。
フミン酸およびフルボ酸の定量方法は、上述の参考文献Soil Science and Plant Nutrition, 38巻, 23-30頁(Kuwatsuka S et al. 1992); Soil Science and Plant Nutrition, 40巻, 601-608頁(Watanabe A. et al. 1994);Humic Substances Reseacrh, 1巻, 18-28頁(Watanabe A. et al. 2004)にしたがって行った。
実施例1〜6及び比較例1〜4:固形状リップクリーム
下記表1に示す処方の固形状リップクリームを調製し、イ.唇のふっくら感、ロ.唇のしっとり感、ハ.なめらかな使用感、ニ.べたつきのなさ、ホ.唇のなめらかさについて下記評価方法により評価した。その結果も併せて表1に示す。尚、()内に平均点を記載した。
※1:EPSワックス(融点90〜99℃、日本ナチュラルプロダクツ社製)
※2:PERFORMALENE500(融点83〜92℃、ニューフェーズテクノロジー社製)
※3:精製ポリブテンHV−100F(SB)(日本ナチュラルプロダクツ社製)
※4:パールリーム18(日油社製)
※5:PLANDOOL−S(日本精化社製)
※6:KSG−210(信越化学工業社製)
※7:AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
※8:製造例1の腐植土抽出物、0.5%水溶液
(製造方法)
A:成分(1)〜(13)を90℃にて均一に加熱溶解し、成分(14)を加え均一に混合する。
B:Aに成分(15)〜(19)を加え、室温にて均一に混合分散する。
C:Bを90℃にてガラスジャー容器に充填する。
(評価方法)
下記イ〜ホの項目について、各試料について専門パネル20名による使用テストを行った。パネル各人が下記評価基準1にて7段階に評価し評点をつけ、パネル全員の評点合計からその平均値を算出し、下記判定基準1により判定した。尚、評価項目ハは試料を口唇に塗布する際に評価、評価項目ニは塗布2時間後に評価、評価項目イ、ロは、パネルに通常の生活をしてもらい、8時間後に評価を行った。また、評価項目ホは、パネルに1週間連続使用してもらい、1週間後の未塗布唇について評価を行った。
(評価項目)
イ.唇のふっくら感
ロ.唇のしっとり感
ハ.なめらかな使用感
ニ.べたつきのなさ
ホ.唇のなめらかさ
<評価基準1>
(評点):(評価)
6 :非常に良い
5 :良い
4 :やや良い
3 :普通
2 :やや悪い
1 :悪い
0 :非常に悪い
<判定基準1>
(判定):(評点の平均点) :(評価)
◎ :5点を超える :非常に良好
○ :3.5点を超え5点以下 :良好
△ :1点を超え3.5点以下 :やや不良
× :1点以下 :不良
表1の結果から明らかなように、本発明の実施例1〜6の固形状リップクリームは、比較例1〜4に比べ、唇のふっくら感、唇のしっとり感、なめらかな使用感、べたつきのなさ、及び1週間連続使用後の唇のなめらかさに優れたものであった。
一方、成分(a)の腐植土抽出物を含有していない比較例1では、保湿効果に欠けるため唇のしっとり感が得られず、また連続使用による唇のなめらかさの点で満足のいくものが得られなかった。また、成分(a)の腐植土抽出物、及び成分(b)の包水性油剤を含有していない比較例2では、化粧膜に厚みがなく、唇のふっくら感、唇のしっとり感に欠け、また連続使用による唇のなめらかさの点で満足のいくものが得られなかった。また、成分(a)の腐植土抽出物、及び成分(c)の部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を含有していない比較例3では、化粧膜に厚みがなく、べたつくため、唇のふっくら感、唇のしっとり感、べたつきのなさが得られず、また連続使用による唇のなめらかさについても満足のいくものが得られなかった。さらに、成分(a)の腐植土抽出物、及び成分(d)のエチレン・プロピレン共重合体を含有していない比較例4では、使用時になめらかな使用感が得られず、また連続使用による唇のなめらかさについても満足のいくものが得られなかった。
実施例7:スティック状口紅
(成分) (%)
(1)フィッシャートロプシュワックス※9 8
(2)マイクロクリスタリンワックス※10 5
(3)トリイソステアリン酸ジグリセリル 残量
(4)流動パラフィン 5
(5)リンゴ酸ジイソステアリル 20
(6)2,6−ジ−ターシャリーブチル−パラクレゾール 0.1
(7)無水ケイ酸※11 3
(8)メチルシロキサン網状重合体※12 1
(9)赤色202号 0.05
(10)酸化チタン 1
(11)酸化チタン被覆ホウケイ酸(Ca/Al)※13 3
(12)雲母チタン※14 5
(13)ベンガラ被覆雲母チタン※15 5
(14)腐植土抽出物※8 3
(15)天然ビタミンE 0.1
(16)香料 0.1
※9:CIREBELLE109L(融点91〜96℃、CIREBELLE社製)
※10:MULTIWAX W445(融点77〜82℃、SONNEBORN社製)
※11:AEROSIL 300 (日本アエロジル社製)
※12:トスパール145A(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
※13:メタシャイン1080RC−Y(日本板硝子社製)
※14:TIMICA EXTRA BRIGHT 1500(BASF社製)
※15:クロイゾネルージュフランベ(BASF社製)2%パーフルオロオクチルトリエトキシシラン処理
(製造方法)
A:成分(1)〜(6)を100℃にて均一に加熱溶解し、成分(7)〜(13)を加え均一に混合する。
B:Aに成分(14)〜(16)を加え、均一に混合分散する。
C:Bを100℃にてスティック容器に充填し、25℃まで冷却する。
実施例7のスティック状口紅は、唇のふっくら感、唇のしっとり感、なめらかな使用感、べたつきのなさ、及び連続使用による唇のなめらかさに優れるものであった。
実施例8:ゲル状リップグロス(透明)
(成分) (%)
(1)パルミチン酸デキストリン※16 6
(2)12−ヒドロキシステアリン酸※17 0.5
(3)ポリブテン※18 5
(4)2−エチルヘキサン酸セチル 30
(5)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
(6)ラウロイルグルタミン酸
ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)※19 10
(7)ラウロイルグルタミン酸
ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)※20 5
(8)腐植土抽出物※21 0.1
(9)精製水 1
(10)酢酸トコフェロール 0.5
(11)エタノール 0.2
※16:レオパールKL2(千葉製粉社製)
※17:12−ヒドロキシステアリン酸(伊藤製油社製)
※18:ポリブテン2000H(出光興産社製)
※19:エルデューPS−203(味の素社製)
※20:エルデューPS−306(味の素社製)
※21:製造例1の腐植土抽出物、1%水溶液
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を90℃にて加熱溶解し均一に混合する。
B:Aに成分(8)〜(11)を加え、均一に混合分散する。
C:Bを90℃にて塗布体付き容器に充填し、25℃まで冷却する。
実施例8のゲル状リップグロス(透明)は、唇のふっくら感、唇のしっとり感、なめらかな使用感、べたつきのなさ、及び連続使用による唇のなめらかさに優れるものであった。
実施例9:ゲル状リップグロス(パール)
(成分) (%)
(1)ミリスチン酸デキストリン※22 10
(2)ポリブテン※3 8
(3)重質流動イソパラフィン※4 2
(4)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
(5)メチルフェニルポリシロキサン 15
(6)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー※23 5
(7)(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー※24 0.5
(8)無水ケイ酸※11 3
(9)ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・
エポキシ積層末※25 0.5
(10)ベンガラ・酸化チタン被覆ホウケイ酸(Ca/Al)※26 2
(11)赤色226号 0.01
(12)腐植土抽出物※8 5
(13)カミツレエキス 0.1
※22:レオパールMKL2(千葉製粉社製)
※23:シリコンKSG−16(信越化学工業社製)
※24:シリコンKSG−18(信越化学工業社製)
※25:アルミフレークシルバー0.15mm(角八魚鱗箔社製)
※26:メタシャイン1080TA(日本板硝子社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を90℃にて均一に加熱溶解し、成分(8)〜(11)を加え均一に混合する。
B:Aに成分(12)〜(13)を加え、均一に混合分散する。
C:Bを90℃にて塗布体付き容器に充填し、25℃まで冷却する。
実施例9のゲル状リップグロス(パール)は、唇のふっくら感、唇のしっとり感、なめらかな使用感、べたつきのなさ、及び連続使用による唇のなめらかさに優れるものであった。
実施例10:ゲル状リップエッセンス(水系)
(成分) (%)
(1)グリセリン 10
(2)1.3−ブチレングリコール 10
(3)精製水 残量
(4)カルボキシメチルセルロース 0.5
(5)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1
(6)トリエタノールアミン 1.2
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.5
(8)腐植土抽出物※8 10
(9)ローズウォーター 0.01
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を均一に溶解する。
B:Aをチューブ容器に充填する。
実施例10のゲル状リップエッセンス(水系)は、唇のふっくら感、唇のしっとり感、なめらかな使用感、べたつきのなさ、及び連続使用による唇のなめらかさに優れるものであった。
実施例11:ゲル状リップエッセンス(O/W)
(成分) (%)
(1)グリセリン 5
(2)1.3−ブチレングリコール 5
(3)精製水 残量
(4)カルボキシメチルセルロース 0.5
(5)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.5
(6)トリエタノールアミン 1.2
(7)セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
(8)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20EO) 1.5
(9)流動パラフィン 5
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.3
(11)腐植土抽出物※21 0.1
(12)フェノキシエタノール 0.01
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を均一に溶解し、成分(10)〜(12)を加え均一に混合する。
B:Aに成分(9)を加え、25℃で乳化する。
C:Bをチューブ容器に充填する。
実施例11のゲル状リップエッセンス(O/W)は、唇のふっくら感、唇のしっとり感、なめらかな使用感、べたつきのなさ、及び連続使用による唇のなめらかさに優れるものであった。
実施例12:ゲル状リップエッセンス(油性)
(成分) (%)
(1)パルミチン酸デキストリン※16 5
(2)ワセリン 10
(3)ポリブテン※18 10
(4)2−エチルヘキサン酸セチル 10
(5)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
(6)ラウロイルグルタミン酸
ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)※19 20
(7)l−メントール 0.5
(8)カンファ 0.5
(9)トウガラシチンキ 0.1
(10)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー※23 5
(11)腐植土抽出物※8 3
(12)フェノキシエタノール 0.2
(製造方法)
A:成分(1)〜(10)を90℃にて均一に溶解し、成分(11)〜(12)を加え均一に混合する。
B:Aを90℃にて塗布体付き容器に充填し、25℃まで冷却する。
実施例12のゲル状リップエッセンス(油性)は、唇のふっくら感、唇のしっとり感、なめらかな使用感、べたつきのなさ、及び連続使用による唇のなめらかさに優れるものであった。
実施例13:口紅オーバーコート
(成分) (%)
(1)ジメチルポリシロキサン 残量
(2)メチルフェニルポリシロキサン 10
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 10
(4)(PEG−15/ラウリルジメチコン)クロスポリマー※27 1
(5)無水ケイ酸※28 5
(6)腐植土抽出物※8 0.01
(7)フェノキシエタノール 0.5
※27:シリコンKSG−310(信越化学工業社製)
※28:AEROSIL380S(日本アエロジル社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を均一に混合する。
B:Aをチューブ容器に充填する。
実施例13の口紅オーバーコートは、唇のふっくら感、唇のしっとり感、なめらかな使用感、べたつきのなさ、及び連続使用による唇のなめらかさに優れるものであった。

Claims (10)

  1. 次の成分(a)腐植土抽出物を含有する口唇化粧料。
  2. 成分(a)腐植土抽出物が、水性溶媒抽出物である、請求項1に記載の口唇化粧料。
  3. 成分(a)腐植土抽出物が、エキス分濃度が0.5質量%となるように水に溶解または懸濁したときにフミン質を100mg/L以上含有するものである、請求項1または2に記載の口唇化粧料。
  4. 成分(a)腐植土抽出物が、エキス分濃度が0.5質量%となるように水に溶解または懸濁したときにフルボ酸を0.1〜100mg/L含有するものである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の口唇化粧料。
  5. さらに成分(b)抱水性油剤を含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の口唇化粧料。
  6. さらに成分(c)部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物を含有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の口唇化粧料。
  7. さらに成分(d)ワックス及びまたは油性ゲル化剤を含有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の口唇化粧料。
  8. 成分(a)の含有量が、エキス分として0.00001〜1質量%である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の口唇化粧料。
  9. 成分(d)のワックスがエチレン・プロピレン共重合体である、請求項7に記載の口唇化粧料。
  10. 成分(d)の油性ゲル化剤がデキストリン脂肪酸エステルである、請求項7に記載の口唇化粧料。
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