JP2017179901A - 建具のロック解除装置と建具の係脱装置 - Google Patents
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Description
これにより、操作スイッチで作動部を押して小開口アームの支軸近傍を回動させて、規制ピンをカム溝の最奥部から若干移動させることで小開口アームと規制ピンのロックを解除している。
また、障子の清掃等を行う際に障子を大きく開放させるために小開口アームのカム溝と規制ピンとの係合を外す必要があった。また、掃除等の後に小開口アームのカム溝と規制ピンを手作業で係合状態に戻すことが必要であり、作業が煩雑であった。
また、本発明の他の目的は小開口部材のカム溝と規制部材との離脱と再係合の操作を容易に行えるようにした建具の係脱装置を提供することである。
本発明によれば、障子が所定開度まで開いた状態で作動部材の操作部が障子のハンドルの近傍に設置されているため、操作者はハンドルを片手で把持しながらその手で操作部を操作することができるため、操作部を操作して作動部材を作動させて開口部材を規制部材とのロック位置から解除させると共にハンドルを操作して障子を閉鎖させることができる。
開口部材を回動させる支軸から離れた規制部材の近傍でロック位置から作動部材で押動することで開口部材のロックを解除するため、小さな力で開口部材を作動させることができる。
本発明では、キー部材を保持枠に装着して規制部材を引き出してカム溝から離脱させることで障子を所定角度より大きく開放できて清掃等の作業を行うことができ、そしてキー部材を離すことで規制部材は付勢手段によって戻されてカム溝内に係合することができるため、カム溝と規制部材との係脱操作を容易に行うことができる。
なお、ロック解除装置と係脱装置は共に建具に備えられていてもよい。
本発明の実施形態による縦辷り出し窓1は障子の開放位置を所定角度の小開口に制限する小開口制限機構を備えている。この縦辷り出し窓1は、例えばアルミ合金等の金属部材と樹脂部材の複合建具からなっているが、金属部材製の建具や樹脂部材製の建具でもよい。
図1及び図2に示す縦辷り出し窓1は、躯体の開口部にそれぞれアルミ合金及び合成樹脂からなる上枠3及び下枠4と左右の縦枠5、6とが四角形枠状に形成された枠体7を取り付けている。
図2に示す横断面図において、吊先側(図2において左側)に設けた縦枠5は屋外側に設けたアルミ合金からなる金属縦枠5aと屋内側に設けた樹脂縦枠5bとが互いに係合されている。吊元側(図2において右側)に設けた縦枠6は屋外側に設けたアルミ合金からなる金属縦枠6aと屋内側に設けた樹脂縦枠6bとが互いに係合されている。
金属上框17と金属下框18に形成したパネル嵌合溝17a、18aの屋内側にはパッキン22を介してガラスパネル15の屋内側の側面を押圧保持するための上部押縁24、下部押縁25がそれぞれ取り付けられている。
右側の金属縦框20にはガラスパネル15の右側端部を嵌合するための断面略L字状のパネル嵌合溝20aが形成され、パッキン22によってガラスパネル15の右側端部の両面を保持している。金属縦框20に形成した断面略L字状のパネル嵌合溝20aの屋内側にはパッキン22を介してガラスパネル15を押圧保持するための縦部押縁28が取り付けられている。
この縦部押縁28も金属押縁片28aと樹脂押縁片28bが互いに係合して一体化されている。パネル嵌合溝20aと金属押縁片28aとで断面略コの字状とされてガラスパネル15を保持する。
中空枠部33は図2及び図4に示すように金属縦框19の断面略コの字状の枠部19cに断面略コの字状のスライドバー31が対向して摺動可能に嵌合されて中空に構成されている。スライドバー31のハンドル30に対向する位置には断面略コの字状のスライダー34が嵌合されて中空に構成されている。スライダー34については後述する。
なお、金属縦框19において、ハンドル30側に設置された中空ホロー部32は室内側に連通して内圧で満たされた内圧空間Pを形成し、中空枠部33は縦枠5に連通して外気で満たされた外圧空間Qを形成している。
また、中空ホロー部32はハンドル30の取付部に設けた開口部38を通して室内側に連通しており、しかもその上下端部が図示しないシール部材で気密にシールされるか金属上框17と金属下框18の面に当接していること等で屋内側空気の圧力で満たされた内圧空間Pに保持される。
また、中空枠部33内にはハンドル30で解錠操作するグレモン錠の連動棒(図示せず)が挿通され、この連動棒にスライダー34及び一対の気密ピース40を連結して一体化してもよい。
また、金属縦框19のスライダー34の上方には、後述する小開口規制アーム42の開閉カム溝45に摺動可能に嵌合して障子9の閉鎖位置と開放位置を規制する規制部材として規制ピン43が設置されている。
小開口規制アーム42には規制ピン43を嵌合させる開閉カム溝45が形成されている。開閉カム溝45は例えば略逆Z型に形成されており、規制ピン43が上側の拡幅溝45a内に位置する場合には障子9は閉鎖位置にあり、下端の終端溝部45bに位置する場合には障子9は所定の小開口位置にある。小開口規制機構は小開口規制アーム42と規制ピン43とを備えている。
作動部材48の側部には解除プレート50が昇降可能に取り付けられ、この解除プレート50に形成した斜め方向の摺動ガイド溝50aには作動ピン49が摺動可能に嵌合している。しかも、解除プレート50には弾性部材としてコイルばね52が取り付けられていて解除プレート50を上方位置に付勢している。
これら作動部材48、操作レバー50b、小開口規制アーム42等はロック解除装置を構成する。
そのため、図4(a)において、ハンドル30を降下位置から図4(b)に示す上昇位置に回動させると、ハンドル30の先端部30cが下方に回動して先端部30cに係合するスライダー34がスライドバー31と一体に下方に移動する。
そしてトリガー部材56は先端側に縮幅穴部55bに嵌入可能な略板状の縮幅凸部56aが形成され、その後部には拡幅穴部55aに嵌入可能な拡幅凸部56bが一体形成されている。トリガー部材56の後部には略柱状の凹溝57が形成されている。この凹溝57内に弾性体として圧縮状態のコイルばね58が装着されているため、トリガー部材56はスライドバー31の穴部55に嵌入する方向に付勢されている。
しかも、トリガー部材56の拡幅凸部56bが穴部55の拡幅穴部55a内に嵌入しているとスライドバー31は下方位置から移動できないため、ハンドル30は上方位置に保持される。
そのため、図8(b)に示すように障子9の開放位置でスライドバー31の穴部55の拡幅穴部55aにトリガー部材56の拡幅凸部56bが嵌合した状態で、障子9を図7の矢印A方向に閉鎖作動させると、縮幅凸部56aがトリガー受け部60のテーパ面60aに当接して次第に後退して拡幅凸部56bが拡幅穴部55aから外れるため、スライドバー31が上方移動可能となる。
なお。縦框12に設けたスライドバー31に形成した穴部55とトリガー部材56と縦枠5に設けたトリガー受け部60はロック装置を構成する。
また、図10に示す保持枠63は略筒状であり、規制ピン43の基部は細径部43aを介して拡径柱状の本体部43bを有しており、本体部43bは保持枠63の内部に進退可能に嵌挿されている。本体部43bの基部は規制ピン調整部64に装着された進退受け部67に装着され、本体部43bに対して進退受け部67が例えば略90度回転可能とされている。進退受け部67には規制ピン調整部64との間に付勢手段としてのコイルばね68が圧縮状態で装着されており、進退受け部67は例えば略90度回転可能とされている。
そして、キー部材65を引き込むと、拡径キー部65aは貫通孔70の受け面70aに当接して本体部43bを含む規制ピン43が保持枠63側に引き込まれ、規制ピン43は小開口規制アーム42の開閉カム溝45から外れる。この状態で、障子9は小開口の所定角度を超えて任意の角度、例えば90度まで開放できる。
このようなキー部材65、進退受け部67、嵌合溝64a、保持枠63、規制ピン43、小開口規制アーム42等は係脱装置を構成する。
図4(a)に示すように、障子9を閉鎖させた状態でハンドル30は下方に位置しており、スライドバー31は上方位置(基準位置)にある。そのため、図8(a)に示すように、穴部55の下側の縮幅穴部55bにトリガー部材56の縮幅凸部56aがコイルばね58の付勢力で嵌入して拡幅凸部56bで停止している。この状態で小開口規制アーム42は図5で実線で示す閉鎖位置に垂下している。
これによって、スライドバー31は下方位置で固定保持され、ハンドル30も図4(b)に示す上方位置に固定保持される。
これによって規制ピン43が開閉カム溝45のロック位置から外れ、障子9を閉鎖作動させることができる。連動棒はハンドル30がトリガー部材56と穴部55によってロックされているため、障子9の開閉操作の間、引っ込んだ状態に保持される。
これにより、ハンドル30を上昇位置から下方に回動させることでスライドバー31が上昇し、連動棒も上下方向に突出して上枠3と下枠4に係止する。こうして障子9の開閉作動を行える。
キー部材65の拡径キー部65aが本体部43bの貫通孔70の内壁に当接した後、図10(b)に示すようにキー部材65を嵌合溝64aで進退受け部67と共に90度回転させる。この場合、本体部43bは回動しないため、嵌合溝64aは受け面70aと進退受け部67とで角度が略90度異なる。
また、作動部材48は小開口規制アーム42の開閉カム溝45の最奥部に保持された規制ピン43の近傍で回転軸44から離間した小開口規制アーム42の下部を押動して、規制ピン43をロック位置から解除できる。そのため、小開口規制アーム42の作動に要する力が小さくて済むためロックの解除が容易である。
しかもキー部材65によって規制ピン43と開閉カム溝45との係脱を切り換えできるため、キー部材65を操作する人を制限してキー部材65の管理が容易である。
小開口規制アーム42は障子と枠体のいずれか一方に設置可能であり、規制ピンは他方に設置可能である。また、小開口規制アーム42は開口部材に含まれる。
なお、キー部材65に代えて適宜の操作部材を規制ピン調整部64の嵌合溝64aに装着して、規制ピン43の開閉カム溝45への挿脱を行うようにしてもよい。
なお、本発明による縦辷り出し窓1等の建具はビル用に限らず一般住宅用の建具等にも採用できる。
5 縦枠
5a 金属縦枠
7 枠体
9 障子
12、13 縦框
19 金属縦框
19c 枠部
30 ハンドル
32 中空ホロー部
31 スライドバー
33 中空枠部
42 小開口規制アーム
43 規制ピン
43b 本体部
45 開閉カム溝
48 作動部材
50 解除プレート
50b 操作レバー
55 穴部
56 トリガー部材
63 保持枠
64 規制ピン調整部
64a 嵌合溝
65 キー部材
67 進退受け部
68 コイルばね
70 貫通孔
Claims (3)
- 枠体内に障子を開閉可能に納めた建具のロック解除装置において、
前記障子が所定開度まで開くことを許容する開口部材と、
前記開口部材に形成されたカム溝に挿入されていて相対移動することで前記障子の開閉をガイドすると共に前記障子の所定開度位置で前記カム溝にロックされる規制部材と、
進退可能に設けられていてロック位置にある前記開口部材をロック位置から解除する作動部材と、
前記作動部材を操作して前記開口部材を前記規制部材とのロック位置から解除させる操作部と、
前記障子を開閉操作するハンドルと、を備えており、
前記作動部材の操作部は前記障子の開放位置にある前記ハンドルの近傍に設置されていることを特徴とする建具のロック解除装置。 - 前記作動部材は前記規制部材の近傍で前記開口部材を押動して前記規制部材をロック位置から解除するようにした請求項1に記載された建具のロック解除装置。
- 枠体内に障子を開閉可能に納めた建具において、
前記障子が所定開度まで開くことを許容する開口部材と、
前記開口部材に形成されたカム溝に挿入されていて相対移動することで前記障子の開閉をガイドすると共に前記障子の所定開度位置でロックする規制部材と、
前記規制部材を前記カム溝から係脱するように進退可能に保持すると共に前記規制部材を前記カム溝に係合する方向に付勢する付勢手段を備えた保持枠と、
前記保持枠に装着した状態で前記規制部材に係合させて前記カム溝から離脱する位置に引き出し可能としたキー部材と、
を備えたことを特徴とする建具の係脱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016069091A JP2017179901A (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 建具のロック解除装置と建具の係脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2016069091A JP2017179901A (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 建具のロック解除装置と建具の係脱装置 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020116569A Division JP7046122B2 (ja) | 2020-07-06 | 2020-07-06 | 建具の操作装置および建具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (1)
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-
2016
- 2016-03-30 JP JP2016069091A patent/JP2017179901A/ja active Pending
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