JP2017181593A - 表示装置 - Google Patents

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祐司 合田
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Abstract

【課題】使用者に特定の操作を要求せずに、使用者が所望する画面の表示状態の制御や表示方向の制御を行う表示装置を提供すること。【解決手段】本発明の表示装置100は、処理される情報や画像の表示内容を表示する表示部120と、表示装置本体100の保持状態に応じた保持状態信号aを出力する保持状態検出部130と、保持状態検出部130の出力に応じて表示部120の表示内容を制御する制御信号bを出力する制御部110とを備える。表示部120は、第1の表示部101と第2の表示部102を備える。保持状態検出部130は、第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104を備える。制御部110は、保持状態信号aに基づいて、表示装置本体100のどの部分が使用者に保持されているかを判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置に関し、より詳細には、使用者に特定の操作を要求せずに、使用者が所望する画面の表示状態の制御や表示方向の制御を行う表示装置に関する。
従来、表示装置の姿勢に応じて自動的に画面の表示内容や画像や文字などの表示方向を制御する機能(以下、画面表示制御機能)を備えた表示装置は知られている。この種の画面表示制御機能は、例えば、特許文献1に開示されている技術などによって実現されている。この特許文献1には、重力方向に対する表示面の向きに基づき、画面の表示制御や回転を行う技術が開示されている。また、例えば、特許文献2には、表示装置の重心の移動を検出して、表示装置の重力方向に対する姿勢を表示画面上の情報の表示に反映させることを抑制する技術について開示されている。また、例えば、特許文献3には、画面抑止操作が実施されているか否かを判定して、その結果に応じて表示装置の重力方向に対する姿勢を表示画面上の情報の表示に反映させることを抑制する技術について開示されている。
特開2012−58847号公報 特開2010−86192号公報 特開2014−137646号公報
従来の画面の表示制御は、重力方向に対する表示装置の姿勢に基づいて画面の制御を行う。これにより、例えば、使用者がスマートフォンやタブレットPCなどの表示装置の姿勢を変えても、画面の表示方向を常に重力方向に対して一定の方向に保つことができる。
一方で、表示装置の重力方向に対する姿勢と、使用者が所望する表示方向とが一致しない状況、すなわち、表示装置の重力方向に対する姿勢が変化しても、使用者が表示装置の筐体に対して画面の表示内容を回転させたくない状況も想定される。例えば、表示装置を保持している使用者が座っている状態から、横を向いて寝転んだ状態になるとする。このとき、使用者は、表示装置を保持したまま横を向いて寝転んでいるので、座っている状態の表示内容や表示装置の筐体に対する表示方向を維持したいが、表示装置は重力方向に対して約90度、姿勢を回転することになり、従来の画面の表示制御では、表示内容も90度、回転してしまうという問題が生じる(例えば、特許文献1の図5の上段の図から中段の右又は左の図の状態を参照)。
また、例えば、表示装置に表示された写真や地図を見るときにも不都合が生じる。写真や地図を見る向きを回転させたいとき、使用者が紙に印刷された写真や地図を回転するのと同じように表示装置を回転させると、従来の画面の表示制御では、表示内容も重力方向に対して一定の方向を維持するように回転してしまい、表示されている写真や地図を使用者の所望する方向に回転することができないという問題が生じる。
もちろん、一時的に画面の自動回転機能を無効化すれば良いが、自動回転機能が好ましい場合も多くあり、頻繁に変わる状況に応じて有効化や無効化を行うのは使用者にとって操作が煩雑になり、非実用的である。
このような問題に対し、上述した特許文献2に開示されている技術は、表示装置の重心の移動を検出し、表示装置の重力方向に対する姿勢を表示画面上の情報の表示に反映させることを抑制する。これによって使用者が座っている状態から、横を向いて寝転んだ状態になる場合の表示内容や表示方向の維持を実現することができる。しかし、上述の写真や地図が表示された表示装置の回転については問題を解消できない。
また、同じく上述の問題に対し、特許文献3に開示されている技術は、画面抑止操作が実施されているか否かを判定し、その結果に応じて表示装置の重力方向に対する姿勢を表示画面上の情報の表示に反映させることを抑制する。これによって、使用者が明示的且つ一時的に画面の自動回転機能を抑制することができるが、そのための特定の操作が生じるため、紙に印刷された写真や地図を回転するのと同様の操作とはならない。また、上述した特許文献2では、具体的な自動回転機能抑制のための操作としてタッチパネルを指で押さえておく方法が挙げられているが、これはすなわち画面の一部分を占有することとなり、使用者に不便を与えることとなる(例えば、特許文献2の図2及び図4参照)。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、使用者に特定の操作を要求せずに、使用者が所望する画面の表示状態の制御や表示方向の制御を行う表示装置を提供することにある。
本発明の第1の態様は、処理される情報や画像の表示内容を表示する表示部と、表示装置本体の保持状態に応じた保持状態信号を出力する保持状態検出部と、前記保持状態検出部から出力される前記保持状態信号に応じて前記表示部の表示内容を制御する制御信号を出力する制御部と、を備えている表示装置である。
本発明によれば、使用者に特定の操作を要求せずに、使用者が所望する画面の表示状態の制御や表示方向の制御を行う表示装置を実現することができる。
本発明に係る表示装置の実施形態1を説明するための構成図である。 (a),(b)は、実施形態1における表示部を説明するための図である。 (a),(b)は、実施形態1における保持状態を説明するための図である。 本発明に係る表示装置の実施形態2を説明するための構成図である。 実施形態2における表示部と保持状態検出部を説明するための図である。 (a)〜(c)は、実施形態2における保持状態と表示内容を説明するための図である。 特許文献1に示されるような従来技術における保持状態と表示内容を説明するための図である。 (a),(b)は、実施形態2におけるさらに他の保持状態と表示内容を説明するための図である。 特許文献1に示されるような従来技術における保持状態と表示内容を説明するための図である。
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の具体的な構成について記載されている。しかしながら、このような特定の具体的な構成に限定されることなく他の実施態様が実施できることは明らかであろう。また、以下の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、実施形態で説明されている特徴的な構成の組み合わせの全てを含むものである。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態について説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明に係る表示装置の実施形態1を説明するための構成図である。
本実施形態1に係る表示装置100は、処理される情報や画像の表示内容を表示する表示部120と、表示装置本体100の保持状態に応じた保持状態信号a(a1,a2)を出力する保持状態検出部130と、保持状態検出部130から出力される保持状態信号aに応じて表示部120の表示内容を制御する制御信号bを出力する制御部110と、を備えている。
表示部120は、第1の表示部101と第2の表示部102とを備えている。また、保持状態検出部130は、第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104とを備えている。
また、制御部110は、第1の保持状態検出部103からの第1の保持状態信号a1と、第2の保持状態検出部104からの第2の保持状態信号a2とに基づいて、表示装置本体100のどの部分が使用者に保持されているか、あるいは使用者がどの表示部を見ているかを判断する。
また、表示装置本体100の外周部に第1及び第2の保持状態検出部103,104をそれぞれ備えている。また、表示装置本体100の隅に第1及び第2の保持状態検出部103,104をそれぞれ備えていてもよい。また、表示装置本体100の側面に第1及び第2の保持状態検出部103,104をそれぞれ備えていてもよい。
また、第1及び第2の保持状態検出部103,104が、赤外線センサ、温度センサ、測距センサ、圧力センサ、静電容量センサ、照度センサのいずれかであることが好ましい。
図2(a),(b)は、実施形態1における表示部を説明するための図である。図中符号100aは表示装置本体100の第1面(表面)、100bは表示装置本体100の第2面(裏面)、105はスピーカ、106はマイク、107はカメラを示している。
図2(a),(b)に示すように、第1及び第2の表示部101,102は、表示装置本体100の第1面100a及び第2面100bの少なくとも一方の面に配置され、第1及び第2の保持状態検出部103,104は、第1面100a及び第2面100bの少なくとも一方の面に配置されている。
つまり、表示装置本体100は、第1面100aと第2面100bを備え、第1面100aに配置された第1の表示部101と第2面100bに配置された第2の表示部102との少なくとも一方の表示部と、第1面100aに配置された第1の保持状態検出部103と第2面100bに配置された第2の保持状態検出部104との少なくとも一方の保持状態検出部と、を備えている。
第1の保持状態検出部103は、第1面100aの保持状態に応じた第1の保持状態信号a1を出力し、第2の保持状態検出部104は、第2面100bの保持状態に応じた第2の保持状態信号a2を出力する。
制御部110は、第1の保持状態信号a1及び/又は第2の保持状態信号a2に基づいて、第1の表示部101及び/又は第2の表示部102の表示内容を制御する第1及び第2の制御信号b1,b2を出力する。
また、制御部110は、第1の保持状態信号a1が保持を示す場合に、第1の表示部101の表示を消去又は停止する、もしくは待機用の表示内容に変更するか、第1の保持状態信号a1が保持を示さない場合に、第2の表示部102の表示を消去又は停止する、もしくは待機用の表示内容に変更するか、第2の保持状態信号a2が保持を示す場合に、第2の表示部102の表示を消去又は停止する、もしくは待機用の表示内容に変更するか、第2の保持状態信号a2が保持を示さない場合に、第1の表示部101の表示を消去又は停止する、もしくは待機用の表示内容に変更するように制御する。
また、制御部110は、第1及び第2の保持状態信号a1,a2に基づいて表示内容の表示方向を制御する第1及び第2の制御信号b1,b2を出力する。
上述したように、本実施形態1における表示装置100は、第1面100aと第2面100bと、第1面100aに配置された第1の表示部101と第2面100bに配置された第2の表示部102との少なくとも片方と、第1面100aに配置された第1の保持状態検出部103と第2面100bに配置された第2の保持状態検出部104との少なくとも片方を有している。
また、表示装置100としては、一般的な携帯電話やスマートフォンが当てはまるため、図の理解を容易にするため、第1面100aの上部にスピーカ105、下部にマイク106、第2面100bの上部にカメラ107を有するものとしたが、これらの構成は本発明に必須のものではない。
また、表示装置100は、第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104の出力に応じて第1の表示部101と第2の表示部102の表示を制御するための制御部110を有している。
以下、表示部120と保持状態検出部130と制御部110についてさらに具体的に説明する。
<表示部>
第1の表示部101と第2の表示部102は、表示装置100によって処理される情報や画像などを表示することができ、制御部110によって制御されれば特に制限されない。例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、電子ペーパーなどを第1の表示部101及び第2の表示部102として用いることができる。
また、第1面100aの表示部101の位置及び第2面100bの表示部102の位置は、各々、使用者が第2面100b側から表示装置100を掴んで第1面100aを見たとき、及び使用者が第1面100a側から表示装置100を掴んで第2面100bを見たときに使用者に第1の表示部101及び第2の表示部102によって情報を視覚的に伝達することができれば特に制限されない。
<保持状態検出部>
第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104は、使用者の手が近づいた状態を検出できれば特に制限されない。例えば、赤外線センサや温度センサ、測距センサ、圧力センサ、静電容量センサ、照度センサなどを第1の保持状態検出部103及び第2の保持状態検出部104として用いることができる。
赤外線センサとしては、焦電センサ(Pyroelectric sensor)、サーモパイル(Thermopile)、ボロメータ(Bolometer)などの熱型赤外線センサや、ダイオードやフォトトランジスタなどの量子型赤外線センサなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104として赤外線センサを用いる場合には、使用者の手が近づくことで使用者の手から放射される赤外線を検出することができれば良く、赤外線センサの位置は特に制限されない。また、使用者が表示装置本体100を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置本体100を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。
また、温度センサとしては、熱電対やサーミスタ、ダイオードなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104として温度センサを用いる場合には、使用者の手が近づくことで、または使用者の手が表示装置本体100に触れることで、使用者の手の熱による温度変化を検出することができれば良く、温度センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体100を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置本体100を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。
また、測距センサとしては、音波や電磁波を発し、その反射波の存在や強度、発した音波や電磁波との位相差を基に、障害物との距離を測定するセンサなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104として測距センサを用いる場合には、使用者の手やその他の物体が近くに存在することを検出することができれば良く、測距センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体100を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置本体100を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。またここで第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104の近くに存在するその他の物体としては、例えば、表示装置本体100を机上に平置きした場合の机の天板などが想定される。また、使用者の手とその他のものを区別しなくても良い。例えば、表示装置100が机上に置かれたとき、机の表面が表示装置本体100の測距センサの近くにあること検出し、これに基づいて第1及び第2の表示部101,102の表示内容を変更しても良い。
また、圧力センサとしては、ピエゾ抵抗型圧力センサなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104として圧力センサを用いる場合には、使用者の手に握られたことを検出できれば良く、圧力センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体100を手に持った時に指や手のひらにより圧迫される部分に置かれても良い。
また、静電容量センサとしては、人の手が近づいたり、接触することによる静電容量の変化を電圧や電流のパルスに対する応答の変化として捉える静電容量センサなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104として静電容量センサを用いる場合には、使用者の手が近づくことによる静電容量の変化を検出できれば良く、静電容量センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体100を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置本体100を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。
また、照度センサとしては、フォトトランジスタなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104として照度センサを用いる場合には、使用者の手が近づくことにより照度センサが検出する光量が変化すれば良く、照度センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体100を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置100を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。
また、第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104は同じ種類のセンサを用いる必要はない。
<制御部>
制御部110は、第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104の出力に応じて第1の表示部101と第2の表示部102の表示を制御することができれば特に制限されない。制御部110として、例えば、アナログIC、ディジタルIC及びCPU(Central Processing Unit)などを用いることができる。また、制御部110は他の構成要素に統合されていても良い。
制御部110は、第2の保持状態検出部104が使用者の手が近づいた状態を検出した場合に、使用者は、第1の表示部101を見ていると判定し、その場合に適した表示を制御しても良い。この場合に適した表示の制御とは、例えば、このとき使用者が見ている第1の表示部101については表示装置100の通常の使用における表示を行い、このとき使用者が見ていない第2の表示部102については、省電力のため、或いはセキュリティのために情報の表示をしない、表示の更新を止める、バックライトを用いている場合にはバックライトを消灯する、などが挙げられる。
図3(a),(b)は、実施形態1における保持状態を説明するための図で、共に使用者が第2面100b側から表示装置100を掴んだ保持状態を示している。図3(a)は、第1面100a側から見たときの状態を示す図で、図3(b)は、第2面100b側から見たときの状態を示す図である。
図3(a)に示すように、使用者が第2面100b側から表示装置100を掴んで第1面100aを見るとき、第1の保持状態検出部103は使用者の手に覆われないため、使用者の手が近づいていない状態の値を出力する。一方、図3(b)に示すように、第2の保持状態検出部104は使用者の手に覆われているため、使用者の手が近づいた状態の値を出力する。すなわち、制御部110は第2の保持状態検出部104の出力から、又は第1の保持状態検出部103と第2の保持状態検出部104の出力の差から、使用者が第2面100b側から表示装置100を掴んで第1面100aを見ていることを推定することができ、その状態に応じた表示の制御を行うことができる。
また、上述した内容と同様に、制御部110は第1の保持状態検出部103が使用者の手が近づいた状態を検出した場合に、使用者は第2の表示部102を見ていると判定し、その場合に適した表示を制御しても良い。
また、例えば、表示装置100は第2の表示部102を有さず、第1の表示部101のみを有している場合、制御部110は第2の保持状態検出部104が使用者の手が近づいた状態を検出した場合に、使用者は表示装置100を手に持ち、第1の表示部101を見ていると判定し、その場合に適した表示を制御しても良い。この場合に適した表示の制御とは、例えば、使用者が表示装置100を手に持つ前まで、省電力のため、或いはセキュリティのために、抑止されていた情報の表示を行う、停止されていた表示の更新を再開する、バックライトを用いている場合には消灯されていたバックライトを点灯する、などが挙げられる。
以上のように、表示装置100は、使用者に特定の操作を要求せずに、使用者が所望する画面の表示状態の制御をすることができる。
[実施形態2]
図4は、本発明に係る表示装置の実施形態2を説明するための構成図である。
本実施形態2に係る表示装置200は、処理される情報や画像の表示内容を表示する表示部220と、表示装置本体200の保持状態に応じた保持状態信号aを出力する保持状態検出部230と、保持状態検出部230から出力される保持状態信号aに応じて表示部220の表示内容を制御する制御信号bを出力する制御部210と、を備えている。
また、保持状態検出部230は、第1〜第4の保持状態検出部211〜214を備えている。
制御部210は、第1の保持状態検出部211からの保持状態信号a1と、第2の保持状態検出部212からの保持状態信号a2と、第3の保持状態検出部213からの保持状態信号a3と、第4の保持状態検出部214からの保持状態信号a4とに基づいて、表示装置本体200のどの部分が使用者に保持されているかを判断する。
また、表示部220は、表示装置本体200の第1面及び第2面の少なくとも一方の面に配置され、第1〜第4の保持状態検出部211〜214は、第1面及び第2面の少なくとも一方の面に配置されている。
また、制御部210は、第1〜第4の保持状態信号a1〜a4に基づいて表示内容の表示方向を制御する制御信号bを出力する。
図5は、実施形態2における表示部と保持状態検出部を説明するための図である。図中符号207はカメラを示している。
つまり、本実施形態2に係る表示装置200は、表示部220と、第1の保持状態検出部211と第2の保持状態検出部212と第3の保持状態検出部213と第4の保持状態検出部214とを有しており、これらの第1〜第4の保持状態検出部211〜214は、図5に示すように、表示装置本体200の外周部に沿ってそれぞれ配置されている。また、表示装置本体200の隅に第1〜第4の保持状態検出部211〜214をそれぞれ配置してもよい。また、表示装置本体200の側面に第1〜第4の保持状態検出部211〜214のそれぞれを配置してもよい。
第1〜第4の保持状態検出部211〜214は、赤外線センサ、温度センサ、測距センサ、圧力センサ、静電容量センサ、照度センサのいずれかであることが好ましい。
また、表示装置本体200としては、一般的なタブレットPCなどが当てはまるため、図の理解を容易にするため、表示装置本体200の上部にカメラ207を有するものとしたが、これは本発明に必須のものではない。
また、表示装置200は、図4に示すように、第1〜第4の保持状態検出部211〜214の出力に応じて表示部220の表示を制御するための制御部210を有している。
以下、表示部220と保持状態検出部230と制御部210についてさらに具体的に説明する。
<表示部>
表示部220は、表示装置本体200によって処理される情報や画像などを表示することができ、制御部210によって制御されれば特に制限されない。例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、電子ペーパーなどを表示部220として用いることができる。また、表示部220の位置は、使用者に表示部220によって情報を視覚的に伝達することができれば特に制限されない。
<保持状態検出部>
第1〜第4の保持状態検出部211〜214は、使用者の手が近づいた状態を検出できれば特に制限されない。例えば、赤外線センサや温度センサ、測距センサ、圧力センサ、静電容量センサ、照度センサなどを第1〜第4の保持状態検出部211〜214として用いることができる。
赤外線センサとしては、焦電センサ(Pyroelectric sensor)、サーモパイル(Thermopile)、ボロメータ(Bolometer)などの熱型赤外線センサや、ダイオードやフォトトランジスタなどの量子型赤外線センサなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
つまり、第1〜第4の保持状態検出部211〜214として赤外線センサを用いる場合には、使用者の手が近づくことで使用者の手から放射される赤外線を検出することができれば良く、赤外線センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体200を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置本体200を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。
また、温度センサとしては、熱電対やサーミスタ、ダイオードなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
つまり、第1〜第4の保持状態検出部211〜214として温度センサを用いる場合には、使用者の手が近づくことで、または使用者の手が表示装置本体200に触れることで、使用者の手の熱による温度変化を検出することができれば良く、温度センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体200を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置本体200を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。
また、測距センサとしては、音波や電磁波を発し、その反射波の存在や強度、発した音波や電磁波との位相差を基に、障害物との距離を測定するセンサなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
つまり、第1〜第4の保持状態検出部211〜214として測距センサを用いる場合には、使用者の手やその他の物体が近くに存在することを検出することができれば良く、測距センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体200を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置本体200を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。
また、圧力センサとしては、ピエゾ抵抗型圧力センサなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
つまり、第1〜第4の保持状態検出部211〜214として圧力センサを用いる場合には、使用者の手に握られたことを検出できれば良く、圧力センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体200を手に持った時に指や手のひらにより圧迫される部分に置かれても良い。また、表示装置本体200の側面に置かれても良い。
また、静電容量センサとしては、人の手が近づいたり、接触することによる静電容量の変化を電圧や電流のパルスに対する応答の変化として捉える静電容量センサなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
つまり、第1〜第4の保持状態検出部211〜214として静電容量センサを用いる場合には、使用者の手が近づくことによる静電容量の変化を検出できれば良く、静電容量センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体200を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置本体200を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。
また、照度センサとしては、フォトトランジスタなどを用いることができるが、その種類や方式は特に制限されない。
つまり、第1〜第4の保持状態検出部211〜214として照度センサを用いる場合には、使用者の手が近づくことにより照度センサが検出する光量が変化すれば良く、照度センサの位置は特に制限されない。使用者が表示装置本体200を手に持った時に手のひらに包まれる位置に置かれても良い。また、使用者が表示装置本体200を手に持った時に指や手のひらが接触する部分に置かれても良い。
また、第1〜第4の保持状態検出部211〜214は、同じ種類のセンサを用いる必要はない。
また、上述したように、第1〜第4の保持状態検出部211〜214は、使用者の手が近づいた状態を検出できれば良いので、表示部220と同じ表面に配される必要はない。例えば、第1〜第4の保持状態検出部211〜214を表示装置本体200の裏面に配しても良い。
また、表示装置本体200は、表示部220の表示の制御を行うために、加速度センサや慣性センサを有していても良い。
<制御部>
制御部210は、第1〜第4の保持状態検出部211〜214の出力に応じて表示部220の表示を制御することができれば特に制限されない。制御部210として、例えば、アナログIC、ディジタルIC及びCPU(Central Processing Unit)などを用いることができる。また、制御部210は他の構成要素に統合されていても良い。
また、制御部210は、第1〜第4の保持状態検出部211〜214が使用者の手が近づいた状態を検出した場合に、使用者が対応する保持状態検出部211〜214付近を保持していると判定し、その場合に適した表示を制御しても良い。
この場合に適した表示の制御とは、例えば、第1〜第4の保持状態検出部211〜214のうち、使用者が2つの保持状態検出部付近を保持していると判断した場合、その2つの保持状態検出部を結ぶ線分の方向を横方向として表示部220の表示の方向を制御してもよい。
図6(a)〜(c)は、実施形態2における保持状態と表示内容を説明するための図で、図6(a)は、表示装置本体200の横位置の両側下端部を両手で保持している状態、図6(b)は、表示装置本体200の縦位置の両側下端部を両手で保持している状態、図6(c)は、表示装置本体200の横位置の上下端部を両手で保持している状態をそれぞれ示している。
つまり、塔の画像を表示部220に表示している表示装置本体200を両手で持った使用者が見ている状態をそれぞれ示している。特に、図6(a)及び図6(b)は、使用者が立っている状態又は座っている状態などで、使用者の視界の縦方向が重力方向とほぼ平行な状態で表示装置本体200を手に持っている状態で、図6(c)は、使用者が寝転がった状態などで、使用者の視界の横方向が重力方向とほぼ平行な状態で表示装置本体200を手に持っている状態で、使用者が見ている状態の表示装置本体200をそれぞれ示している。
また、図中の塔の画像は、塔が縦に見えている状態が正しいものとし、画像には正しい方向情報が付与されているとする。
図6(a)の状態では、第1の保持状態検出部211と第2の保持状態検出部212が使用者の手を検出しており、第1の保持状態検出部211と第2の保持状態検出部212を結ぶ線分の方向を横方向として塔の画像を表示部220に表示しているため、使用者は正しい方向で画像を見ることができる。
また、図6(b)の状態では、第1の保持状態検出部211と第4の保持状態検出部214が使用者の手を検出しており、第1の保持状態検出部211と第4の保持状態検出部214を結ぶ線分の方向を横方向として塔の画像を表示部220に表示しているため、図6(a)の状態と同様、使用者は正しい方向で画像を見ることができる。
また、図6(c)の状態では、第1の保持状態検出部211と第4の保持状態検出部214が使用者の手を検出しており、第1の保持状態検出部211と第4の保持状態検出部214を結ぶ線分の方向を横方向として塔の画像を表示部220に表示しているため、図6(a)の状態と同様、使用者は正しい方向で画像を見ることができる。
以上のことから、第1から第4の保持状態検出部211〜214のうち、使用者が2つの保持状態検出部付近を保持していると判断した場合、その2つの保持状態検出部を結ぶ線分の方向を横方向として表示部220の表示の方向を制御することで、使用者は、常に表示内容を正しい方向で見ることができる。
図7は、特許文献1に示されるような従来技術における保持状態と表示内容を説明するための図で、従来技術における表示装置本体の横位置の上下端部を両手で保持している状態を示している。
特許文献1に示されるような従来技術を用いて画像の表示方向を制御する場合、使用者が寝転がった状態などで、使用者の視界の横方向が重力方向とほぼ平行な状態で表示装置本体200を手に持っている状態における使用者が見ている状態の表示装置本体200は、図7のようになるため、この場合、使用者は表示内容を正しい方向で見ることができない。
また、この場合に適した他の表示の制御として、例えば、表示装置本体200が、表示部220の表示方向の制御を行うために加速度センサを有している場合、第1〜4の保持状態検出部211〜214のうち、使用者がいずれかの保持状態検出部付近を保持し続けたまま加速度センサにより表示装置本体200自身の方向の変化を検出した場合に、使用者が使用者の視覚に対して画面の表示内容を回転させようとしていると判断し、表示装置本体200自身や表示部220に対する表示内容の方向を維持するよう制御してもよい。
図8(a),(b)は、実施形態2におけるさらに他の保持状態と表示内容を説明するための図で、図8(a)は、表示装置本体200の横位置の両側下端部を両手で保持している状態、図8(b)は、表示装置本体200の縦位置の上端部を片手で保持している状態をそれぞれ示している。
つまり、塔の画像を表示部に表示している表示装置本体200を手で持った使用者が見ている状態を表している。また、いずれも使用者が立っている状態又は座っている状態などで、使用者の視界の縦方向が重力方向とほぼ平行な状態で表示装置本体200を持っているとする。
また、図中の塔の画像は、塔が縦に見えている状態が正しいものとし、画像には間違った方向情報が付与されているとする。
図8(a)の状態では、加速度センサによって、または、上述した例と同じく使用者の手を検出している第1の保持状態検出部211と第2の保持状態検出部212を結ぶ線分の方向を横方向として塔の画像を表示部220に表示しているため、使用者は正しい方向で画像を見ることができない。図8(a)では、塔が90度右回転した状態で表示されているので、使用者は画像を正しい方向にするためには表示装置本体200をそのまま左に90度回転する。この際、例えば、表示装置本体200を右手で持ったまま回転すると図8(b)の状態となる。このとき、第2の保持状態検出部212が使用者の保持状態を検出し続けるため、表示装置本体200自身や表示部220に対する表示内容の方向は維持されるよう制御される。よって、回転後の図8(b)の状態では、使用者は正しい方向で画像を見ることができる。
以上のことから、表示装置本体200が、表示部の表示方向の制御を行うために加速度センサを有している場合、第1〜第4の保持状態検出部211〜214のうち、使用者がいずれかの保持状態検出部付近を保持し続けたまま加速度センサにより表示装置本体200自身の方向の変化を検出した場合に、使用者が使用者の視覚に対して画面の表示内容を回転させようとしていると判断し、表示装置本体200自身や表示部220に対する表示内容の方向を維持するよう制御することで、使用者は容易に表示内容を任意の方向に回転することができ、表示内容が誤った表示方向情報を有していたとしても使用者は容易に方向を修正し、表示内容を正しい方向で見ることができる。
図9は、特許文献1に示されるような従来技術における保持状態と表示内容を説明するための図で、従来技術における表示装置本体の縦位置の上端部を片手で保持している状態を示している。
特許文献1に示されるような従来技術を用いて画像の表示方向を制御する場合、使用者が本発明の実施形態2における表示装置本体を図8(a)の状態から図8(b)の状態に表示装置本体200を回転させるのと同様に、従来技術における表示装置を左に90度回転させると、図9のようになるため、使用者は表示内容を正しい方向で見ることができない。この状態を解消するためには、一時的に、表示方向の制御を無効化するか、表示内容の表示方向情報を修正する必要があり、煩雑な操作を要求される。
以上のことから本実施形態2を用いた表示装置200は、使用者に特定の操作を要求せずに、使用者が所望する画面の表示状態の制御、表示方向の制御を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の技術的範囲には限定されない。上述した実施形態に、多様な変更又は改良を加えることも可能であり、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明は、画像や文字、写真や地図などを表示する表示部を有する表示装置に適用可能である。特に、スマートフォン、タブレットPC、携帯電話、ディジタルカメラ、携帯型ゲーム機、据え置き型ゲーム機のコントローラ、電子辞書、電子書籍リーダ、PDA(Personal Digital Assistant)などの可搬性に優れた小型の表示装置に広範に適用することができる。
100,200 表示装置(本体)
100a 表示装置本体100の第1面
100b 表示装置本体100の第2面
101 第1の表示部
102 第2の表示部
103 第1の保持状態検出部
104 第2の保持状態検出部
105 スピーカ
106 マイク
107,207 カメラ
110,210 制御部
120,220 表示部
130,230 保持状態検出部
211 第1の保持状態検出部
212 第2の保持状態検出部
213 第3の保持状態検出部
214 第4の保持状態検出部

Claims (11)

  1. 処理される情報や画像の表示内容を表示する表示部と、
    表示装置本体の保持状態に応じた保持状態信号を出力する保持状態検出部と、
    前記保持状態検出部から出力される前記保持状態信号に応じて前記表示部の表示内容を制御する制御信号を出力する制御部と、
    を備えている表示装置。
  2. 前記制御部は、前記保持状態信号に基づいて、前記表示装置本体のどの部分が使用者に保持されているかを判断する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示部は、前記表示装置本体の第1面及び第2面の少なくとも一方の面に配置され、
    前記保持状態検出部は、前記第1面及び前記第2面の少なくとも一方の面に配置されている請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記表示装置本体は、前記第1面と前記第2面を備え、
    前記第1面に配置された第1の表示部と前記第2面に配置された第2の表示部との少なくとも一方の表示部と、
    前記第1面に配置された第1の保持状態検出部と前記第2面に配置された第2の保持状態検出部との少なくとも一方の保持状態検出部と、を備え、
    前記第1の保持状態検出部は、前記第1面の保持状態に応じた第1の保持状態信号を出力し、
    前記第2の保持状態検出部は、前記第2面の保持状態に応じた第2の保持状態信号を出力し、
    前記制御部は、前記第1の保持状態信号及び/又は第2の保持状態信号に基づいて、前記第1の表示部及び/又は前記第2の表示部の表示内容を制御する制御信号を出力する請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第1の保持状態信号が保持を示す場合に前記第1の表示部、
    又は前記第1の保持状態信号が保持を示さない場合に前記第2の表示部、
    又は前記第2の保持状態信号が保持を示す場合に前記第2の表示部、
    又は前記第2の保持状態信号が保持を示さない場合に前記第1の表示部、
    の表示を消去又は停止する、もしくは待機用の表示内容に変更する請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記制御部は、前記保持状態信号に基づいて前記表示内容の表示方向を制御する制御信号を出力する請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記表示装置本体の外周部に前記保持状態検出部をそれぞれ備えている請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記表示装置本体の隅に前記保持状態検出部をそれぞれ備えている請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記表示装置本体の側面に前記保持状態検出部をそれぞれ備えている請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記保持状態検出部として、第1乃至第4の保持状態検出部を備えている請求項1から3,6から9のいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 前記保持状態検出部が、赤外線センサ、温度センサ、測距センサ、圧力センサ、静電容量センサ、照度センサのいずれかである請求項1から10のいずれか1項に記載の表示装置。
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