JP2017182124A - 情報処理システム、情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザがウエアラブル端末で収集した情報を適切に管理する。【解決手段】一つの態様では、ユーザに携帯される1以上の端末と、情報処理装置とを有する情報処理システムであって、前記端末及び/又は情報処理装置が、前記ユーザにより携帯されている時に、該ユーザの行動に係るデータを測定する測定部と、測定された前記行動に係るデータを、前記ユーザの識別子及び前記端末の識別子と対応付けて取得する取得部と、一のユーザからの情報の表示の指示を受け付ける受け付け部と、前記一のユーザに対応付けられている行動に係るデータに基づいて、画面に表示する情報を生成する情報生成部と、生成された前記情報を前記画面に表示する表示制御部と、を有する、情報処理システム、が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法に関する。
ユーザに着用されるメガネ型や時計型等のウエアラブル端末を用いて、ユーザの移動履歴や生体情報等を収集し、パソコンやスマートフォン等を用いて、収集した情報を基に移動履歴の管理や健康管理を行うことが普及している(例えば、特許文献1)。この場合、ユーザの着用しているウエアラブル端末の各々が移動履歴等を収集し、収集された移動履歴等はパソコン等の端末上で管理される。
特開2004−30464号公報
従来提案されている方法では、パソコン等の端末上で、ウエアラブル端末により収集された移動履歴等を管理することができるものの、複数のウエアラブル端末により収集された移動履歴等の情報をユーザと関連付けて管理することができなかった。ユーザは、複数のウエアラブル端末を同時に着用する場合もあれば、複数のウエアラブル端末の一部のみを着用する場合もあるため、一のウエアラブル端末による移動履歴等の収集結果を基に、ユーザの移動履歴等を適切に管理するのは難しいという課題があった。また、一つのウエアラブル端末が複数のユーザで共有されている場合に、ユーザの移動履歴等を他のユーザの移動履歴等と区別して管理するのは難しいという課題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてされたものであって、ユーザが端末で収集した情報を適切に管理することを目的とする。
一つの態様では、ユーザに携帯される1以上の端末と、情報処理装置とを有する情報処理システムであって、前記端末及び/又は情報処理装置が、前記ユーザにより携帯されている時に、該ユーザの行動に係るデータを測定する測定部と、測定された前記行動に係るデータを、前記ユーザの識別子及び前記端末の識別子と対応付けて取得する取得部と、一のユーザからの情報の表示の指示を受け付ける受け付け部と、前記一のユーザに対応付けられている行動に係るデータに基づいて、画面に表示する情報を生成する情報生成部と、生成された前記情報を前記画面に表示する表示制御部と、を有する、情報処理システム、が提供される。
ユーザが端末で収集した情報を適切に管理することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図(その1)である。 本発明の一実施形態に係るウエアラブル端末のハードウエア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るクライアント端末のハードウエア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るウエアラブル端末の機能構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る行動データ記憶テーブルの機能構成の一例を示す図(その1)である。 本発明の一実施形態に係るクライアント端末の機能構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る行動データ記憶テーブルの機能構成の一例を示す図(その2)である。 本発明の一実施形態に係る動作シーケンスの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る動作フローの一例を示す図(その1)である。 本発明の一実施形態に係る動作フローの一例を示す図(その2)である。 本発明の一実施形態に係る動作フローの一例を示す図(その3)である。 本発明の一実施形態に係る動作フローの一例を示す図(その4)である。 本発明の一実施形態に係るウエアラブル端末の使用形態の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る行動データ記憶テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図(その2)である。 本発明の一実施形態に係る情報処理サーバの機能構成の一例を示す図である。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1を用いて、情報処理システム1のシステム構成について説明する。図1は情報処理システムの一例を示す図である。情報処理システム1は、ウエアラブル端末10(10A、10B)、及びクライアント端末20を有する。ウエアラブル端末10は、ユーザに携帯されるときに、該ユーザに着用される端末である。クライアント端末20は、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、及びデスクトップパソコン等により実現される。
図1の(A)を用いて、ユーザに着用されたウエアラブル端末10が、自己位置特定処理等を実行する方法について説明する。
図1では、ユーザが、時計型のウエアラブル端末10Aと、メガネ型のウエアラブル端末10Bとを着用している様子を示している。ユーザは、所定の数のウエアラブル端末10を着用することができる。以下、時計型のウエアラブル端末10A、及びメガネ型のウエアラブル端末10B等のウエアラブル端末10で、共通する内容については、単にウエアラブル端末10と記載することとする。
ウエアラブル端末10は、GPS(Global Posotioning System)衛星50からGPS信号55を受信して、ウエアラブル端末10の位置を特定し、特定された位置を処理時刻と共に記憶する(自己位置特定処理)。自己位置特定処理を実行するときに、ウエアラブル端末10は、GPS信号55に加えて、無線LAN(Local Area Network)や携帯電話の基地局30からの信号35を受信して、自己位置の特定に用いてもよい。ウエアラブル端末10は、加速度センサを有し、ウエアラブル端末10に加わる加速度の大きさと方向とを測定し、測定結果を測定時刻と共に記憶する。ウエアラブル端末10は、生体センサを有し、ウエアラブル端末10を着用するユーザの生体情報を取得し、記憶してもよい。ここで、生体情報とは、心拍数、血圧、及び体温等のウエアラブル端末10を着用するユーザに係る情報である。また、ウエアラブル端末10は、着用するユーザの歩数や昇降回数をカウントし、カウント結果を記憶してもよい。
なお、ウエアラブル端末10は、自己位置特定処理、加速度の測定処理、生体情報の取得の処理、及び歩数等のカウントの処理の少なくとも1つ以上を実行する。
次に、図1の(B)を用いて、ウエアラブル端末10とクライアント端末20との間で各種データの送受信をする方法について説明する。
ウエアラブル端末10とクライアント端末20とは、近距離無線65を用いて各種データの送受信を行う。例えば、クライアント端末20と、ウエアラブル端末10とは、Bluetooth(登録商標)、又はBluetooth Low Energy等の近距離無線65を用いて信号の送受信を行う。
ウエアラブル端末10は、着用するユーザの識別子、及びウエアラブル端末10の識別子をクライアント端末20に送信する。なお、ユーザの識別子、及びウエアラブル端末10の識別子は、ユーザ及びウエアラブル端末10を特定できればよく、識別子の形式等に限定はない。例えば、クライアント端末20上で動作するアプリケーションの登録ユーザ名が、ユーザ識別子として用いられてもよい。また、例えば、ウエアラブル端末10の固体識別番号やMAC(Media Access Control)アドレス等が、ウエアラブル端末10の識別子として用いられてもよい。
ウエアラブル端末10は、位置測定による自己位置特定処理、加速度の測定、生体情報の測定、及び歩数等の測定等によりユーザの行動に係るデータ(以下、行動データ)を生成する。そして、ウエアラブル端末10は、生成された行動データをクライアント端末20に送信する。また、ウエアラブル端末10は、行動データを使用するアプリケーションの識別子を、処理結果と共にクライアント端末20に送信してもよい。
クライアント端末20は、ウエアラブル端末10から取得した行動データを用いて、アプリケーションの機能を実行する。
<ハードウエア構成>
(1)ウエアラブル端末
図2は、ウエアラブル端末10のハードウエア構成の一例を示す図である。
ウエアラブル端末10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、記憶装置104、入出力装置105、ディスプレイ106、通信I/F(Interface)107、近距離無線通信装置108、自己位置特定装置109、加速度センサ111、生体センサ112、及び歩行カウンタ113を備える。なお、ウエアラブル端末10のハードウエアの各構成要素は、バスBを介して相互に接続される。
CPU101は、記憶装置104に記憶された各種プログラムを実行するコンピュータである。
ROM102は不揮発性メモリである。ROM102は、記憶装置104に記憶された各種プログラムをCPU101が実行するために必要な各種プログラムやデータ等を記憶する。
RAM103は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM103は、各種プログラムがCPU101によって実行される際に展開される作業領域として機能する。
記憶装置104は各種プログラムを記憶する。
入出力装置105は、ウエアラブル端末10に対する各種指示を入力する入力装置、及びウエアラブル端末10で処理された処理結果を出力する出力装置の機能を含む。入出力装置105は、ユーザから音声による指示を受けて動作してもよい。
ディスプレイ106は、入出力装置105から受信した情報を表示する。ディスプレイ106と入出力装置105は、タッチパネルにより実現されてもよい。また、ウエアラブル端末10Bの場合、ディスプレイ106は、ヘッドマウントディスプレイにより実現されてもよい。
通信I/F107は、基地局30等を介して、インターネット等の外部ネットワークとの通信を行う。
近距離無線通信装置108は、Bluetooth、Bluetooth Low Energy等を用いて、ウエアラブル端末10との間で近距離無線通信を行う。
自己位置特定装置109は、GPS受信機等によって実現される。自己位置特定装置109は、GPS信号55を受信し、ウエアラブル端末10の位置を特定する。ウエアラブル端末10の位置を特定する際に、通信I/F106を介して、基地局30の情報を取得し、自己位置の特定処理に用いてもよい。
加速度センサ111は、ウエアラブル端末10に加わっている加速度を検知する。
生体センサ112は、ウエアラブル端末10を着用しているユーザの血圧、心拍数、及び体温等を測定する。
歩行カウンタ113は、ウエアラブル端末10を着用しているユーザの歩数、及び昇降回数等をカウントする。
CPU101が、記憶装置104等に格納されているプログラムを実行することにより、ウエアラブル端末10の各機能を実現することができる。
(2)クライアント端末
第1の実施形態に係るクライアント端末20のハードウエア構成について説明する。クライアント端末20は、一般的なコンピュータ60と同様の構成を有する。
図3は、一般的なコンピュータ60のハードウエア構成の一例を示す図である。
コンピュータ60は、CPU601、ROM602、RAM603、記憶装置604、入出力装置605、ディスプレイ606、通信I/F607、及び近距離無線通信装置608を備える。なお、コンピュータ60のハードウエアの各構成要素は、バスBを介して相互に接続される。
CPU601、ROM602、RAM603、記憶装置604、通信I/F607、及び近距離無線通信装置608は、コンピュータ60の対応する装置と同じ機能を有するため説明を省略する。
入出力装置605は、コンピュータ60に対する各種指示を入力する入力装置、及びコンピュータ60で処理された処理結果を出力する出力装置の機能を含む。
ディスプレイ606は、入出力装置605から受信した情報を表示する。ディスプレイ606と入出力装置605は、タッチパネルにより実現されてもよい。
CPU601が、記憶装置604等に格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータ60の各機能を実現することができる。
<機能構成>
(1)ウエアラブル端末
図4を用いてウエアラブル端末10の機能構成について説明する。図4は、ウエアラブル端末10の機能構成の一例を示す図である。ウエアラブル端末10は、送受信部110、自己位置特定部120、加速度測定部130、生体情報取得部140、歩数カウント部150、アプリケーション実行制御部160、入力部170を有する。これら各機能部は、ウエアラブル端末10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU101に実行させる処理により実現される。
また、ウエアラブル端末10は、情報記憶部180を有する。情報記憶部180は、行動データ記憶テーブル181を有する。情報記憶部180は、例えば、記憶装置104を用いて実現可能である。
送受信部110は、GPS衛星50からGPS信号55を受信する。送受信部110は、基地局30から無線LANや携帯電話の信号35を受信する。送受信部110は、近距離無線65を用いて、クライアント端末20と信号の送受信を行う。また、送受信部110は、近距離無線65を用いて、他のウエアラブル端末10と信号の送受信を行う。
自己位置特定部120、加速度測定部130、生体情報取得部140、及び歩数カウント部150は、ユーザに携帯されている時、つまりユーザに着用されている時のユーザの行動に係るデータを測定する。
自己位置特定部120は、受信したGPS信号55を用いてウエアラブル端末10の自らの位置を特定する。自己位置特定部120は、自己位置を特定するときに、無線LANや携帯電話の信号35を用いてもよい。
加速度測定部130は、ウエアラブル端末10に加わる加速度と、加速度の方向を測定する。
生体情報取得部140は、ウエアラブル端末10を着用するユーザの心拍数、体温、及び血圧等の生体情報を取得する。
歩数カウント部150は、ウエアラブル端末10を着用するユーザの歩数、及び昇降回数をカウントする。
なお、ウエアラブル端末10は、自己位置特定部120、加速度測定部130、生体情報取得部140、及び歩数カウント部150の少なくとも1つ以上を有すればよい。
アプリケーション実行制御部160は、情報記憶部180に記憶されているアプリケーションを読み出して、アプリケーションの実行制御を行う。
アプリケーション実行制御部160は、送受信部110を介して、クライアント端末20との間で登録処理を実行する。アプリケーション実行制御部160は、ユーザの識別子及びウエアラブル端末10の識別子を、クライアント端末20に送信する。また、登録処理の際にクライアント端末20による認証が必要な場合、アプリケーション実行制御部160は、ユーザの認証に必要なパスワード等の情報を送信してもよい。
アプリケーション実行制御部160は、ユーザ又はクライアント端末20からの指示を受けて、自己位置特定部120、加速度測定部130、生体情報取得部140、及び歩数カウント部150に対して処理の実行を指示する。また、アプリケーション実行制御部160は、自己位置特定部120、加速度測定部130、生体情報取得部140、及び歩数カウント部150の処理の結果、生成される行動データを、行動データ記憶テーブル181に記憶させる。また、アプリケーション実行制御部160は、行動データに対する暗号化の処理を実行し、暗号化の処理が完了した後に、行動データ記憶テーブル181に記憶させてもよい。アプリケーション実行制御部160は、ユーザの識別子、及びパスワード等のユーザの認証情報や、ウエアラブル端末10の識別子等を用いて暗号化の処理を実行してもよい。
アプリケーション実行制御部160は、行動データ記憶テーブル181に格納されている行動データと移動手段(後述)を、クライアント端末20に送信する。行動データ等が暗号化されている場合は、アプリケーション実行制御部160は、暗号化された行動データをクライアント端末20に送信する。
入力部170は、ウエアラブル端末10を着用するユーザからの入力を受け付ける。
情報記憶部180は、ウエアラブル端末10のユーザの情報や、ウエアラブル端末10上で実行するアプリケーション等のデータを記憶する。
行動データ記憶テーブル181は、行動データを、ウエアラブル端末10を着用するユーザの識別子、及びウエアラブル端末10の識別子と対応付けて記憶する。図5は、行動データ記憶テーブル181の一例を示す図である。
図5の行動データ記憶テーブル181では、ユーザの識別子、ウエアラブル端末10の識別子、行動データ、及び移動手段が対応付けられて記憶されている。ユーザが複数のウエアラブル端末10を使用している場合、ユーザの識別子は、複数のウエアラブル端末10の識別子と対応付けられる。図5の例では、ウエアラブル端末10の識別子「XXXXX」を有するウエアラブル端末10を、ユーザの識別子「AAA」を有するユーザAが使用した時に生成された行動データが記憶されている様子を示している。
行動データは、行動データを生成する処理が実行された「時刻」と共に記憶される。「自己位置データ」には、自己位置特定部120により特定されたウエアラブル端末10の位置が記憶される。「加速度データ」には、加速度測定部130により測定された加速度の方向と大きさとが記憶される。「生体情報」には、生体情報取得部140により取得されたウエアラブル端末10を着用するユーザの心拍数、体温、及び血圧等が記憶される。「歩行データ」には、歩数カウント部150によりカウントされた歩数及び昇降回数が記憶される。
なお、各々の処理の実行された時刻が異なる場合には、処理が実行された時刻毎に記憶される。また、所定の期間の歩行データ等が測定された場合には、「時刻」の欄に測定期間が記憶される。
「移動手段」には、徒歩、ランニング、自転車、自動車、及び電車等の移動手段が処理結果と対応付けられて記憶される。移動手段の設定値は、入力部170がユーザから受け付けた内容が設定されてもよいし、アプリケーション実行制御部160が、行動データを基に移動手段を判断し、設定してもよい。「移動手段」も行動データと同様に暗号化されてもよい。
なお、行動データを生成するときに、アプリケーション実行制御部160が、所定のアプリケーションを起動して処理を実行した場合、アプリケーションの識別子は、ユーザの識別子及びウエアラブル端末10の識別子と共に、行動データ記憶テーブル181に記憶されてもよい。
(2)クライアント端末
次に、クライアント端末20の機能構成について、図6を用いて説明する。図6は、クライアント端末20の機能構成の一例を示す図である。
クライアント端末20は、送受信部210、処理結果取得部220、アプリケーション実行制御部230、表示制御部240、入力部250を有する。
これら各機能部は、クライアント端末20にインストールされた1以上のプログラムが、CPU601に実行させる処理により実現される。
また、クライアント端末20は情報記憶部260を有する。情報記憶部260は、行動データ記憶テーブル261を有する。情報記憶部260は、例えば、記憶装置604を用いて実現可能である。
送受信部210は、近距離無線65を用いて、ウエアラブル端末10と信号の送受信を行う。
処理結果取得部220は、ウエアラブル端末10から行動データ及び移動手段を取得し、行動データ記憶テーブル261に記憶する。行動データ等が暗号化されている場合、暗号化された行動データが行動データ記憶テーブル261に記憶される。行動データ等は、ユーザの識別子、ウエアラブル端末10の識別子と共に取得される。また、行動データ等は、行動データが生成されたときに起動されているアプリケーションの識別子と共に記憶されてもよい。
アプリケーション実行制御部230は、情報記憶部260に記憶されているアプリケーションを読み出して、アプリケーションの実行制御を行う。
アプリケーション実行制御部230は、ウエアラブル端末10の各々から登録要求を受信し、ウエアラブル端末10と、ウエアラブル端末10を着用しているユーザを行動データ記憶テーブル261に記憶する。登録要求を受信したときに、アプリケーション実行制御部230は、ウエアラブル端末10及びウエアラブル端末10を着用しているユーザを認証する処理を実行してもよい。
アプリケーション実行制御部230は、行動データ記憶テーブル261を用いて、クライアント端末20上でアプリケーションを実行する。行動データ記憶テーブル261を用いる場合、アプリケーション実行制御部230は、クライアント端末20を操作しているユーザが、ウエアラブル端末10を着用した際に生成された行動データを参照する。
表示制御部240は、アプリケーション実行制御部230や入力部250の指示を受けて、クライアント端末20の画面に各種情報を表示する。
入力部250は、クライアント端末20のユーザからの入力を受け付ける。
情報記憶部260は、クライアント端末20のユーザの情報や、クライアント端末20上で実行するアプリケーション等のデータを記憶する。
行動データ記憶テーブル261には、ウエアラブル端末10から取得した行動データが記憶される。行動データ記憶テーブル261には、データ範囲番号と、ユーザの識別子と、ウエアラブル端末10の識別子とが、行動データと対応付けられて記憶される。ここで、データ範囲番号は、ユーザの行動データとして、アプリケーション実行制御部230が使用可能な範囲を特定する番号である。図7を用いて第1の実施形態に係る行動データ記憶テーブル261について説明する。
図7は、行動データ記憶テーブル261の一例を示す図である。行動データ記憶テーブル261に、ウエアラブル端末10による生成された行動データが、データ範囲番号と、ユーザの識別子「AAA」と、ウエアラブル端末10の識別子「XXXXX」及び「YYYYY」と、対応付けられて記憶されている。この場合、ユーザ(ユーザの識別子「AAA」)が、2台のウエアラブル端末10(ウエアラブル端末10の識別子「XXXXX」及び「YYYYY」)を着用したときの行動データが、行動データ記憶テーブル261に記憶されている。ユーザの識別子「AAA」のユーザの行動データとして、アプリケーション実行制御部230が使用可能な範囲は、データ範囲番号「1」に対応付けられている行動データである。
また、同様に、ユーザ識別子「BBB」と、ウエアラブル端末10の識別子「XXXXX」とが対応付けられて記憶されている。ユーザ(ユーザの識別子「BBB)が、1台のウエアラブル端末10(ウエアラブル端末10の識別子「XXXXX」)を着用したときの行動データが、行動データ記憶テーブル261に記憶されている。ユーザの識別子「BBB」のユーザの行動データとして、アプリケーション実行制御部230が使用可能な範囲は、データ範囲番号「2」に対応付けられている行動データである。
行動データに記憶される各項目は、ウエアラブル端末10の行動データ記憶テーブル181と同様である。処理結果取得部220がウエアラブル端末10から取得した行動データの各項目が、記憶される。移動手段の項目も同様に、処理結果取得部220が、ウエアラブル端末10から取得した「移動手段」が、記憶される。ウエアラブル端末10から受信した行動データと移動手段が暗号化されている場合、暗号化されたデータが、行動データ記憶テーブル181に記憶される。
アプリケーションを実行するために行動データ等が用いられる場合、アプリケーション実行制御部230は、暗号化の処理と同様にユーザの認証情報、及びウエアラブル端末10の識別子等を用いて行動データの復号化の処理を実行する。
行動データ記憶テーブル261では、ウエアラブル端末10を着用したユーザの識別子とウエアラブル端末10とが対応付けられて記憶されている。このため、同一のウエアラブル端末10を異なるユーザが共有した場合でも、アプリケーション実行制御部230は、クライアント端末20を操作しているユーザに係る行動データを特定することが可能となる。
<動作シーケンス>
図8を用いて、ウエアラブル端末10とクライアント端末20との動作シーケンスについて説明する。図8は、ウエアラブル端末10が、自己位置特定処理等の処理を実行し、処理の結果をクライアント端末20に通知するときの動作シーケンスの一例を示す図である。ここでは、ユーザAが、ウエアラブル端末10Aとウエアラブル端末10Bとを着用しているものとする。
ステップS801で、ウエアラブル端末10Aは、登録要求をクライアント端末20に送信する。登録要求には、ウエアラブル端末10Aの識別子とユーザAの識別子とを含む。また、登録要求に、ユーザやウエアラブル端末10Aを認証するためのパスワード等の認証情報を含んでもよい。
ステップS802で、クライアント端末20は、登録処理を実行する。登録が成功した場合、クライアント端末20は、ユーザ識別子とウエアラブル端末10の識別子とを対応付けて記憶する。
ステップS803で、クライアント端末20は、登録の処理が完了した旨を、ウエアラブル端末10Aに通知する。
ステップS804乃至ステップS806において、クライアント端末20と、ウエアラブル端末10Bとの間で、ステップS801乃至ステップS803と同様の処理が実行される。
ステップS807で、ウエアラブル端末10Aは、自己位置特定処理等を実行し行動データを、蓄積する。
ステップS808で、ウエアラブル端末10Aは、蓄積されている行動データを、クライアント端末20に送信する。行動データには、ウエアラブル端末10Aの識別子と、ユーザAの識別子とを含む。
ステップS809で、クライアント端末20は、受信した行動データを、ユーザAの識別子と、ウエアラブル端末10Aの識別子と共に記憶する。
ステップS810乃至ステップS812において、クライアント端末20と、ウエアラブル端末10Bとの間で、ステップS807乃至ステップS809と同様の処理が実行される。
ステップS813で、クライアント端末20は、ユーザAに対応付けられた行動データを用いて、アプリケーションの機能を実行する。
<動作フロー>
次に、図9乃至図12を用いて、第1の実施形態に係る動作フローについて説明する。
(1)登録処理
図9を用いてクライアント端末20におけるウエアラブル端末10の登録処理の動作について説明する。図9は、クライアント端末20による登録処理の動作フローの一例を示す図である。なお、図9の動作フローが実行されるときには、ウエアラブル端末10のアプリケーション実行制御部160、及びクライアント端末20のアプリケーション実行制御部230において、同一のアプリケーションが起動されているものとする。
ステップS901で、クライアント端末20の送受信部210が、ウエアラブル端末10から登録要求を受信したことに応じて、アプリケーション実行制御部230は、ウエアラブル端末10との間で認証処理を開始する。
ステップS902で、アプリケーション実行制御部230は、クライアント端末20の送受信部210が受信したウエアラブル端末10の識別子、ユーザの識別子、及びパスワード等を用いて、認証の処理を実行する。ステップS902で、認証が成功した場合(ステップS902 Yes)、ステップS903に進む。一方、ステップS902で、認証が成功しなかった場合(ステップS902 No)、処理を終了する。
ステップS903で、アプリケーション実行制御部230は、登録処理を実行する。具体的には、アプリケーション実行制御部230は、行動データ記憶テーブル261に、ユーザの識別子とウエアラブル端末10の識別子を対応付けて記憶する。また、ユーザの行動データを記憶する領域であるデータ範囲を割り当てる。データ範囲は、データ範囲番号で特定される。
(2)行動データの生成処理
図10を用いてウエアラブル端末10における行動データの生成処理の動作について説明する。図10は、ウエアラブル端末10による行動データの生成処理の動作フローの一例を示す図である。図10では、自己位置特定部120により自己位置の特定処理が実行される例について説明するが、加速度測定部130、生体情報取得部140、又は歩数カウント部150により行動データが生成されるときにも同様の処理が実行される。
図10の行動データの生成処理は、図9の登録処理の完了後に実行される。
ステップS1001で、入力部170が、ウエアラブル端末10を着用するユーザから、ウエアラブル端末10上で動作するアプリケーションへのログインを受け付ける。入力部170が、ユーザからユーザの識別子及びパスワードの入力を受け付ける。
ステップS1002で、アプリケーション実行制御部160は、入力部170が受け付けたユーザの識別子及びパスワードを基に、アプリケーションへのログインの可否を判断する。ログインが成功した場合(ステップS1002 Yes)、ステップS1003に進む。一方、ログインが失敗した場合(ステップS1002 No)、処理を終了する。
なお、ステップS1001及びステップS1002では、ユーザの識別子及びパスワードを基にログインの処理が実行されているが、その他の情報、例えば、ユーザの指紋の情報等を用いてログインの処理が実行されてもよい。
ステップS1003で、入力部170が自己位置特定処理の開始の指示を受けたことに応じて、アプリケーション実行制御部160は、自己位置特定部120に自己位置の特定処理の開始を指示する。ユーザから入力される自己位置特定処理の開始の指示には、処理を実行する期間を含んでもよい。また、入力部170が移動手段の入力を受けた場合、自己位置特定部120は、自己位置の特定結果を移動手段と共に記憶する。
ステップS1004で、自己位置特定部120は、自己位置特定処理を実行し、行動データを生成する。
ステップ1005で、アプリケーション実行制御部160は、生成された行動データから移動手段を推定する処理を実行し、特定された自己位置と移動手段とを対応付ける処理を実行する。なお、ステップS1003で、入力部170が移動手段の入力を受け付けた場合、ステップS1005の手順は省略される。
ステップS1006で、アプリケーション実行制御部160は、生成された行動データ及び移動手段に対する暗号化の処理を実行する。アプリケーション実行制御部160は、ユーザの認証情報(ユーザの識別子、パスワード等)、及びウエアラブル端末10の識別子等を用いて暗号化の処理を実行してもよい。
ステップS1007で、アプリケーション実行制御部160は、暗号化された行動データを行動データ記憶テーブル181に記憶させる。行動データは、ユーザの識別子及びウエアラブル端末10の識別子と対応付けられて、行動データ記憶テーブル181に記憶される。
ステップS1008で、アプリケーション実行制御部160は、行動データの生成の処理を継続するか否か判断する。継続する場合(ステップS1008 Yes)、ステップS1004に戻る。一方、継続しない場合(ステップS1008 No)、処理を終了する。
(3)クライアント端末による行動データの取得処理
図11を用いてクライアント端末20による行動データの取得処理について説明する。ここでは、ユーザ識別子「AAA」を有するユーザAが、ウエアラブル端末10を着用し、クライアント端末20を使用しているものとする。図11は、クライアント端末20による行動データの取得処理の動作フローの一例を示す図である。
ウエアラブル端末10のアプリケーション実行制御部160、及びクライアント端末20のアプリケーション実行制御部230において、ユーザAからのログインを受け付け、同一のアプリケーションが起動されているものとする。また、図11の取得処理は、図10の生成処理の完了後に実行される。
ステップS1101で、送受信部210がウエアラブル端末10との間で接続を完了しデータの送受信が可能な状態になると、アプリケーション実行制御部230は、ウエアラブル端末10との間で認証処理を開始する。
ステップS1102で、アプリケーション実行制御部230は認証処理を実行する。認証が成功した場合(ステップS1102 Yes)、ステップS1103に進む。認証が成功しなかった場合(ステップS1102 No)、処理を終了する。認証処理を実行することにより、アプリケーション実行制御部230は、ウエアラブル端末10を着用しているユーザAの識別子「AAA」と、ウエアラブル端末10の識別子とを特定することができる。
アプリケーション実行制御部230による認証の処理は、ステップS901及びステップS902と同じである。
なお、アプリケーション実行制御部230は、クライアント端末20のアプリケーションにログイン中のユーザとウエアラブル端末10にログイン中のユーザとが一致しない場合、認証を不成功としてもよい。クライアント端末20が、ウエアラブル端末10を使用しているユーザのプライバシーに係る情報である行動データを取得することになるためである。
ステップS1103で、処理結果取得部220は、ウエアラブル端末10から行動データ及び移動手段を取得する。なお、行動データ及び移動手段は、暗号化されている。
ステップS1104で、処理結果取得部220は、行動データ記憶テーブル261に取得した行動データ等を記憶させる。ここで、行動データ等は、ステップS903でユーザの行動データを記憶するために割り当てられた領域であるデータ範囲に記憶される。データ範囲は、データ範囲番号により特定され、データ範囲番号はユーザの識別子と対応付けられている。例えば、図7の行動データ記憶テーブル261が用いられる場合、ユーザAに割り当てられているデータ範囲番号「1」で特定されるデータ範囲に記憶される。
クライアント端末20は、ユーザAが着用した各々のウエアラブル端末10との間で、図11の処理を実行する。
(4)行動データを用いた表示制御処理
次に、クライアント端末20による行動データを用いた表示制御処理の動作について説明する。図12は、クライアント端末20による行動データを用いた表示制御処理の動作フローの一例を示す図である。図12の表示制御処理は、図11の取得処理の後に実行される。図12では、クライアント端末20上で地図アプリケーションが起動され、地図アプリケーションによる表示制御処理が実行される場合について説明するが、アプリケーションの種類は、地図アプリケーションに限定されないことは勿論である。
図12の処理は例えば、ウエアラブル端末10を着用したユーザがスマートフォン等のクライアント端末20を歩行中に使用する場合に実行される。
ここでは、クライアント端末20がユーザの識別子「AAA」を有するユーザAからのログインを受け付け、行動データ記憶テーブル261には、図7に示す情報が設定されているものとする。
ステップS1201で、クライアント端末20の入力部250が、ユーザAから地図アプリケーションへのログインを受け付けると、アプリケーション実行制御部230は、ログイン処理を開始する。
ステップS1202で、アプリケーション実行制御部230は、ログインの可否を判断する。
例えば、入力部250が、ユーザAの識別子とパスワードとを受け付けた場合、アプリケーション実行制御部230は、ログインの可否を判断する。ログインが成功した場合(ステップS1202 Yes)、ステップS1203に進む。ログインが成功しなかった場合(ステップS1202 No)、処理を終了する。
ステップS1203で、アプリケーション実行制御部230は、地図アプリケーションを起動し、表示制御部240は、画面に地図を表示する。
ステップS1204で、入力部250がユーザAから入力を受け付ける。ここでは、入力部250が目的地の入力を受け付けたものとして説明を進める。
ステップS1205で、アプリケーション実行制御部230は、ユーザAの行動データ及び移動手段、つまりデータ範囲番号「1」に設定されている行動データ及び移動手段を、行動データ記憶テーブル261から取得し、復号化処理を実行する。復号化処理には、ユーザAの認証情報、及びウエアラブル端末10の識別子等(「XXXXX」、「YYYYY」)を用いる。
ここで、行動データ等はユーザのプライバシーに係る情報のため、ログイン中のユーザの行動データ等のみがアプリケーションの実行に用いられることが好ましい。図12の動作フローでは、アプリケーション実行制御部230は、ユーザA以外のユーザの認証情報をログイン処理等により取得していないため、データ範囲番号「2」に設定されている行動データ等に対する復号化処理を実行しない。これにより、ユーザの識別子「BBB」のユーザBの行動データ等が、ユーザAが地図アプリケーションを実行するときに用いられるのを防止することができる。
ステップS1206で、アプリケーション実行制御部230は、目的地、現在地、現在地から目的地までのルート、及び、目的地やルートに関する各種コンテンツ等の地図上に表示する情報の生成処理を実行する。情報の生成処理を実行するときに、アプリケーション実行制御部230は、復号化された行動データ及び移動手段を用いて、情報の生成処理を実行する。
例えば、アプリケーション実行制御部230は、移動手段が「徒歩」に対応付けられている「歩行データ」や「自己位置データ」を基に、ユーザの歩幅や平均移動速度を算出し、目的地までの所要時間や歩数を算出し、ユーザの徒歩による移動時間として、画面に表示される情報に含めてもよい。
例えば、アプリケーション実行制御部230は、移動手段が「徒歩」に対応付けられている生体情報の心拍数の推移等を基に、休憩タイミング及び休憩場所を特定し、画面に表示される情報に含めてもよい。この場合、アプリケーション実行制御部230は、歩行データを用いて消費カロリーの計算を行い、計算された消費カロリーを基に、休憩タイミング及び休憩場所を特定してもよい。
例えば、アプリケーション実行制御部230が、目的地までのルートに電車やバスを使うことを特定した場合、駅や停留所までの所要時間を、移動手段が「徒歩」に対応付けられている「歩行データ」や「自己位置データ」を基に、移動時間を計算する。そして、アプリケーション実行制御部230は、ユーザの徒歩によるバス停や駅までの移動時間として、画面に表示される情報に含めてもよい。
例示した以外にも、アプリケーション実行制御部230は、行動データ及び移動手段を用いて様々な情報を生成することができる。例えば、アプリケーション実行制御部230は、自己位置データを用いて、ユーザの目的に合致する可能性が高いPOI(Point of Interest)を抽出し、画面に表示される情報に含めてもよい。例えば、頻繁に立ち寄っているチェーンストア等の場所を抽出し、地図上に表示してもよい。また、アプリケーション実行制御部230は、行動データ及び移動データを、ルートの検索、地図上の各種情報の表示、移動に関する情報の表示等の用途に用いてもよい。
ステップS1207で、表示制御部240は、アプリケーション実行制御部230が生成した情報を、画面に表示させる。
上述したように、クライアント端末20に、複数のウエアラブル端末10により生成された行動データをユーザの識別子と対応付けて記憶させることにより、複数のウエアラブル端末10により生成された行動データを用いて、地図アプリケーション等の各種アプリケーションを動作させることができる。
なお、上述した実施形態では、ウエアラブル端末10により行動データが生成されていたが、クライアント端末20により行動データが生成されてもよい。この場合、クライアント端末20は、自己位置特定部120、加速度測定部130、生体情報取得部140、又は歩数カウント部150と同等の機能を具備する。クライアント端末20は、クライアント端末20により生成された行動データを行動データ記憶テーブル261に記憶し、ウエアラブル端末10及びクライアント端末20により生成された行動データを用いて表示制御の処理を実行する。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と共通する部分については説明を省略し異なる部分についてのみ説明する。
第1の実施形態では、一人のユーザが複数のウエアラブル端末10を用いる場合を中心に説明したが、第2の実施形態では複数のユーザが複数のウエアラブル端末10を共有する場合について説明する。
図13は、ウエアラブル端末10の使用形態の一例を示す図である。図13では、ウエアラブル端末(10A/10B/10C/10D)が、ユーザAとユーザBとにより共有されている様子を示している。また、ユーザA及びユーザBは、クライアント端末20を共有している。各ユーザがウエアラブル端末10及びクライアント端末20を使用するときには、ウエアラブル端末10及びクライアント端末20はユーザから、ユーザ識別子等を用いてログイン処理がされた後に、ユーザによる使用が開始されるものとする。
図14に、ウエアラブル端末10に記憶される行動データ記憶テーブル181Aの一例を示す。第2の実施形態でもウエアラブル端末10Aのアプリケーション実行制御部160は、生成された行動データ、及び移動手段を行動データ記憶テーブル181Aに記憶させる。行動データ等は第1の実施形態と同様に暗号化される。ユーザAに係る行動データ60Aと移動手段70Aとは、ユーザAの認証情報、及びウエアラブル端末10Aの識別子(「XXXXX」)等により暗号化される。また、ユーザBに係る行動データ60Bと移動手段70Bとは、ユーザBの認証情報、及びウエアラブル端末10Aの識別子(「XXXXX」)等により暗号化される。これにより、ユーザAがウエアラブル端末10を使用しているときに、ユーザBに係る行動データを参照できない。このため、ウエアラブル端末10を複数のユーザにより共有する場合でも、行動データ等のプライバシーに係る情報が参照されるのを防止することができる。
次に、クライアント端末20が行動データ等をウエアラブル端末10から行動データ等を取得する時の動作について説明する。
クライアント端末20は、ウエアラブル端末10Aに、クライアント端末20にログインしているのと同じユーザがログインしていることを確認後、行動データ等を取得する。例えば、クライアント端末20とウエアラブル端末10AにユーザAがログインしている場合、クライアント端末20は、行動データ60A、及び移動手段70Aをウエアラブル端末10Aから取得する。クライアント端末20のアプリケーション実行制御部230は、取得した行動データ等を、行動データ記憶テーブル261のユーザAに割り当てられているデータ領域に記憶させる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態と重複する部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
<システム構成>
上述した実施形態では、ウエアラブル端末10は行動データ等をクライアント端末20に、近距離無線65を用いて送信し、行動データ等はクライアント端末20により管理されていたが、行動データは、インターネット等のネットワーク上の情報処理サーバ40により管理されてもよい。
図15を用いて第3の実施形態に係る情報処理システム1Aについて説明する。情報処理システム1Aは、ウエアラブル端末10と、クライアント端末20と、情報処理サーバ40とを有する。情報処理サーバ40はインターネット80等のネットワーク上に構築され、ウエアラブル端末10、及びクライアント端末20と、インターネット80を介して各種信号の送受信を行う。
ウエアラブル端末10は生成した行動データ及び移動手段を、情報処理サーバ40に送信する。情報処理サーバ40は、ウエアラブル端末10から取得した行動データ等を、ウエアラブル端末10の識別子及びユーザの識別子と対応付けて記憶する。情報処理サーバ40は、クライアント端末20からの行動データ等の取得要求を受信すると、クライアント端末20にログインしているユーザに係る行動データ等をクライアント端末20に送信する。
なお、情報処理サーバ40は、一般的なコンピュータと同様のハードウエア構成を有する。例えば、図3のコンピュータ60と同様のハードウエア構成を有する。
<機能構成>
第3の実施形態に係るウエアラブル端末10は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の機能構成を有する(図4参照)。送受信部110は、インターネット80に接続し、アプリケーション実行制御部160は、行動データ等を、情報処理サーバ40に送信する。行動データ等は、ユーザの識別子及びウエアラブル端末10の識別子等と共に送信される。行動データ等は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に暗号化されて送信される。なお、行動データ等を情報処理サーバ40に送信する時に、アプリケーション実行制御部160は、ユーザの認証情報、及びウエアラブル端末10の識別子等を用いて情報処理サーバ40との間で認証の処理を実行する。
第3の実施形態に係るクライアント端末20は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の機能構成を有する(図6参照)。送受信部210はインターネット80に接続し、処理結果取得部220は、情報処理サーバ40から、クライアント端末20にログインしているユーザに係る行動データ等を取得し、行動データ記憶テーブル261に記憶する。行動データ等は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に暗号化されている。なお、行動データ等を情報処理サーバ40から取得する時に、アプリケーション実行制御部230は、ユーザの認証情報等を用いて情報処理サーバ40との間で認証の処理を実行する。
図16を用いて、第3の実施形態に係る情報処理サーバ40の機能構成について説明する。情報処理サーバ40は、送受信部410、認証処理部420、及びデータ管理部430を有する。
これら各機能部は、情報処理サーバ40にインストールされた1以上のプログラムが、CPU601に実行させる処理により実現される。
また、情報処理サーバ40は、情報記憶部440を有する。情報記憶部440は行動データ記憶テーブル441を有する。情報記憶部440は、例えば、記憶装置604を用いて実現可能である。
送受信部410は、インターネット80に接続し、ウエアラブル端末10及びクライアント端末20との間でデータの送受信をする。
認証処理部420は、ウエアラブル端末10及びクライアント端末20からの接続要求を受けたときに認証の処理を実行する。認証処理部420は、認証の処理の際に、情報記憶部440に記憶されているユーザの認証情報、及びウエアラブル端末10の識別子等を用いてもよい。
データ管理部430は、ウエアラブル端末10から取得した行動データ等を行動データ記憶テーブル441に記憶させる。また、データ管理部430は、クライアント端末20から行動データ等の取得の要求を受けた時に、対象となる行動データ等を特定し、行動データ記憶テーブル441から取得し、クライアント端末20に送信する。
情報記憶部440は、ユーザの認証に必要な情報等を記憶する。行動データ記憶テーブル441は、第1の実施形態及び第2の実施形態のクライアント端末20の行動データ記憶テーブル261(図7参照)と同じ情報を記憶している。
上述したように、第3の実施形態によれば、行動データがインターネット80等のネットワーク上に配備されている情報処理サーバ40に記憶される場合であっても、クライアント端末20上で、ユーザの行動データ等を用いたアプリケーションの制御を実現できる。
[その他]
上述した実施形態では、クライアント端末20上で、ユーザの行動データを基に画面に表示する情報の生成と、生成された情報の画面への表示を行う形態について説明したが、ウエアラブル端末10上で、これらの処理が実行されてもよい。この場合、ウエアラブル端末10は、クライアント端末20の行動データ記憶テーブル261又は情報処理サーバ40の行動データ記憶テーブル441からユーザの行動データを取得し、表示する情報を生成し、ウエアラブル端末10の画面に表示する。
上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、クライアント端末20及びウエアラブル端末10に供給してもよい。そして、クライアント端末20及びウエアラブル端末10が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、上述の実施形態が、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体には、上述した制御方法を、クライアント端末20及びウエアラブル端末10に実行させるプログラムが記憶される。
そして、これらの記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。
また、コンピュータ装置が読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に従って、コンピュータ装置上で動作しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよいことは言うまでもない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
ウエアラブル端末10は、端末の一例である。自己位置特定部120、加速度測定部130、生体情報取得部140、及び歩数カウント部150は、測定部の一例である。アプリケーション実行制御部160は、データ処理部の一例である。
クライアント端末20は、情報処理装置の一例である。処理結果取得部220は、取得部の一例である。入力部250は、受け付け部の一例である。アプリケーション実行制御部230は、情報生成部の一例である。送受信部410は受信部又は通知部の一例である。
1 情報処理システム
10 ウエアラブル端末
20 クライアント端末
30 基地局
40 情報処理サーバ
110 送受信部(ウエアラブル端末)
120 自己位置特定部
130 加速度測定部
140 生体情報取得部
150 歩数カウント部
160 アプリケーション実行制御部(ウエアラブル端末)
170 入力部(ウエアラブル端末)
180 情報記憶部(ウエアラブル端末)
181 行動データ記憶テーブル(ウエアラブル端末)
210 送受信部(クライアント端末)
220 処理結果取得部
230 アプリケーション実行制御部(クライアント端末)
240 表示制御部
250 入力部(クライアント端末)
260 情報記憶部(クライアント端末)
261 行動データ記憶テーブル(クライアント端末)
410 送受信部(情報処理サーバ)
420 認証処理部
430 データ管理部
440 情報記憶部(情報処理サーバ)
441 行動データ記憶テーブル(情報処理サーバ)

Claims (11)

  1. ユーザに携帯される1以上の端末と、情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記端末及び/又は情報処理装置が、前記ユーザにより携帯されている時に、該ユーザの行動に係るデータを測定する測定部と、
    測定された前記行動に係るデータを、前記ユーザの識別子及び前記端末の識別子と対応付けて取得する取得部と、
    一のユーザからの情報の表示の指示を受け付ける受け付け部と、
    前記一のユーザに対応付けられている行動に係るデータに基づいて、画面に表示する情報を生成する情報生成部と、
    生成された前記情報を前記画面に表示する表示制御部と、を有する、情報処理システム。
  2. 前記端末は、
    前記測定部と、
    測定された前記行動に係るデータを、前記ユーザの識別子及び前記端末の識別子と共に、送信する送信部と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記取得部と、
    前記受け付け部と、
    前記情報生成部と、
    前記表示制御部と、を有する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記取得部は、近距離無線を用いて、前記端末から前記行動に係るデータを取得する、請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理システムは、ネットワーク上に配備された情報処理サーバを含み、
    前記情報処理サーバは、
    前記送信部から前記行動に係るデータを受信する受信部と、
    前記一のユーザに対応付けられている前記行動に係るデータの取得要求を前記取得部から受けた場合、該行動に係るデータを前記情報処理装置に通知する通知部と、を有する、請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記一のユーザに対応付けられている行動に係るデータは、複数の前記端末により測定された行動に係るデータを含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記一のユーザが前記端末及び前記情報処理装置にログインしているときに、前記行動に係るデータは、前記情報処理装置に送信される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  7. 前記端末は、
    前記ユーザの認証情報を基に、前記ユーザに対応付けられた行動に係るデータを暗号化するデータ処理部、を有し、
    前記情報生成部は、暗号化された前記行動に係るデータを、該ユーザの認証情報を基に復号化する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記受け付け部が、前記一のユーザから所定の場所に係る入力を受け付けたことに応じて、
    前記情報生成部は、
    前記一のユーザに対応付けられている行動に係るデータを用いて、入力を受け付けた前記所定の場所と前記一のユーザとの関係を特定し、
    前記特定された関係を基に前記画面に表示する地図情報を生成する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  9. ユーザにより1以上の端末が携帯されている時に、前記端末により測定された該ユーザの行動に係るデータを、前記ユーザの識別子及び前記端末の識別子と対応付けて取得する取得部と、
    一のユーザからの情報の表示の指示を受け付ける受け付け部と、
    前記一のユーザに対応付けられている行動に係るデータに基づいて、画面に表示する情報を生成する情報生成部と、
    生成された前記情報を前記画面に表示する表示制御部と、を有する、情報処理装置。
  10. ユーザにより1以上の端末が携帯されている時に、前記端末により測定された該ユーザの行動に係るデータを、前記ユーザの識別子及び前記端末の識別子と対応付けて取得するステップと、
    一のユーザからの情報の表示の指示を受け付けるステップと、
    前記一のユーザに対応付けられている行動に係るデータに基づいて、画面に表示する情報を生成するステップと、
    生成された前記情報を前記画面に表示するステップと、をコンピュータに実行させる、プログラム。
  11. ユーザに携帯される1以上の端末と、情報処理装置との間で実行される情報処理方法であって、
    前記ユーザにより前記端末及び/又は情報処理装置が携帯されている時に、該ユーザの行動に係るデータを測定するステップと、
    測定された前記行動に係るデータを、前記ユーザの識別子及び前記端末の識別子と対応付けて取得するステップと、
    一のユーザからの情報の表示の指示を受け付けるステップと、
    前記一のユーザに対応付けられている行動に係るデータに基づいて、画面に表示する情報を生成するステップと、
    生成された前記情報を前記画面に表示するステップと、を有する、情報処理方法。
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