JP2017182194A - 認証装置の制御方法、及び印刷装置の制御方法 - Google Patents

認証装置の制御方法、及び印刷装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】媒体(例えば、IDカード)内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)認証装置の制御方法を提供する。
【解決手段】媒体を搬送する搬送機構と、前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、を有する認証装置における制御方法であって、前記光学読取部による読取実行後に、前記無線通信部による読み取りを、前記媒体の搬送停止状態で行うことを特徴とする。
【選択図】 図11

Description

本発明は、認証装置の制御方法、及び印刷装置の制御方法に関し、特に、人が介在することなく、媒体(例えば、IDカード)内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りができる(その結果、セキュリティ面を向上できる)認証装置の制御方法、及び印刷装置の制御方法に関する。
従来、IDカードを無線で読み取るカードリーダを備えた装置(例えば、特許文献1参照)や文字情報を光学的に読み取る光学読取部を備えた装置(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特開2016−015033号公報 特開平5−258100号公報
しかしながら、カードリーダと光学読取部とを認証に用いる場合、上記従来技術のように、カードリーダと光学読取部とを物理的に独立した別々の装置として構成し、カードリーダによるIDカード内部の記録情報の読み取りや光学読取部によるIDカード表面の記録情報の読み取りを人が介在して行う場合、IDカード書込み内容の偽装や身分詐称といった不正を行う余地が残り、セキュリティ面で課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、媒体(例えば、IDカード)内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)認証装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの側面は、媒体を搬送する搬送機構と、前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、を有する認証装置における制御方法であって、前記光学読取部による読取実行前に、前記無線通信部による読み取りを、前記媒体の搬送停止状態で行うことを特徴とする。
この側面によれば、媒体(例えば、IDカード)内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)認証装置の制御方法を提供できる。
これは、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りを、搬送機構によって媒体を搬送することで実現できるため、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りに際して、人が介在するのを排除できることによるものである。
また、この側面によれば、媒体から、その内部に記録された情報を精度よく読み取ることができる。
これは、無線通信部は、搬送状態の媒体からではなく、搬送停止状態の媒体から、その内部に記録された情報を読み取ることによるものである。
上記目的を達成するために、本発明の別の側面は、媒体を搬送する搬送機構と、前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、を有する認証装置における制御方法であって、前記光学読取部による読取実行後に、前記無線通信部による読み取りを、前記媒体の搬送停止状態で行うことを特徴とする。
この側面によれば、媒体(例えば、IDカード)内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)認証装置の制御方法を提供できる。
これは、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りを、搬送機構によって媒体を搬送することで実現できるため、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りに際して、人が介在するのを排除できることによるものである。
また、この側面によれば、媒体から、その内部に記録された情報を精度よく読み取ることができる。
これは、無線通信部は、搬送状態の媒体からではなく、搬送停止状態の媒体から、その内部に記録された情報を読み取ることによるものである。
上記目的を達成するために、本発明のさらに別の側面は、媒体を搬送する搬送機構と、前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、を有する認証装置における制御方法であって、前記光学読取部による読み取り実行中に、前記無線通信部による読み取りを実行することを特徴とする。
この側面によれば、媒体(例えば、IDカード)内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)認証装置の制御方法を提供できる。
これは、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りを、搬送機構によって媒体を搬送することで実現できるため、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りに際して、人が介在するのを排除できることによるものである。
また、この側面によれば、媒体から、その内部に記録された情報を迅速に読み取ることができる。
これは、無線通信部は、搬送停止状態の媒体からではなく、搬送状態(搬送中)の媒体から、その内部に記録された情報を読み取ることによるものである。
上記目的を達成するために、本発明のさらに別の側面は、媒体を搬送する搬送機構と、前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、を有する認証装置における制御方法であって、前記光学読取部による読み取り実行後の前記媒体排出中に、前記無線通信部による読み取りを実行することを特徴とする。
この側面によれば、媒体(例えば、IDカード)内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)認証装置の制御方法を提供できる。
これは、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りを、搬送機構によって媒体を搬送することで実現できるため、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りに際して、人が介在するのを排除できることによるものである。
また、この側面によれば、媒体から、その内部に記録された情報を迅速に読み取ることができる。
これは、無線通信部は、搬送停止状態の媒体からではなく、搬送状態(搬送中)の媒体から、その内部に記録された情報を読み取ることによるものである。
上記目的を達成するために、本発明のさらに別の側面は、媒体を搬送する搬送機構と、前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、を有する印刷装置における制御方法であって、前記光学読取部による読取実行前に、前記無線通信部による読み取りを、前記媒体の搬送停止状態で行うことを特徴とする。
この側面によれば、媒体(例えば、IDカード)内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)印刷装置の制御方法を提供できる。
これは、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りを、搬送機構によって媒体を搬送することで実現できるため、媒体内部の記録情報の読み取りや媒体表面の記録情報の読み取りに際して、人が介在するのを排除できることによるものである。
また、この側面によれば、媒体から、その内部に記録された情報を精度よく読み取ることができる。
これは、無線通信部は、搬送状態の媒体からではなく、搬送停止状態の媒体から、その内部に記録された情報を読み取ることによるものである。
実施形態におけるドットインパクトプリンターの外観斜視図である。 プリンター本体を示す斜視図である。 プリンター本体の側断面図である。 磁気データ読取部の構成を示す斜視図である。 ドットインパクトプリンターの機能的構成を示すブロック図である。 ドットインパクトプリンターの動作を示すフローチャートである。 小切手に印刷されているMICR情報の一例を示す図である。 認証機能付きドットインパクトプリンター10A(プリンター本体11)の外観斜視図である。 認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの側断面図である。 認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの機能的構成を示すブロック図である。 認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例1(制御方法1)である認証処理について説明するフローチャートである。 認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例2(制御方法2)である認証処理について説明するフローチャートである。 認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例3(制御方法3)である認証処理について説明するフローチャートである。 認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例4(制御方法4)である認証処理について説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る記録装置としてのドットインパクトプリンターの外観を示す正面斜視図である。図2は、プリンター本体11を示す外観斜視図である。図3は、図1のドットインパクトプリンター10を示す側断面図である。
図1に示す記録装置としてのドットインパクトプリンター10は、記録ヘッド18(図2、図3参照)が備える複数の記録ワイヤーを、リボンカートリッジ(図示略)から繰り出したインクリボン(図示略)を介して記録媒体Sに押し付け、この記録媒体Sの記録面上にドットを形成することにより、文字を含む画像を記録するものである。
ドットインパクトプリンター10で使用可能な記録媒体Sとしては、所定長さに切断されたカット媒体と、複数枚が連接された連続紙とがある。カット媒体としては、例えば単票紙や単票複写紙などの他、通帳や葉書、封筒などがあり、連続紙には連続複写紙を含む。
本実施形態では、ドットインパクトプリンター10によって図1に示す記録媒体Sに画像を記録する場合を例に挙げて説明する。記録媒体Sは、金融機関等が発行する小切手または手形(以下、総称して小切手という)である。この小切手は、磁気インクによってMICR(Magnetic Ink Character Recognition)情報MSが一部に印刷された単票紙である。
また、ドットインパクトプリンター10では、記録媒体Sとして、小切手だけではなく通帳も用いることができる。ここでいう通帳とは、複数枚の記録用紙が綴じられた冊子形態となっており、この冊子を開いた内側の面が記録面となっている。さらに、通帳の裏表紙に相当する面の後部には、磁気ストライプが設けられている。この磁気ストライプには磁気的に各種情報を記録し、読み取ることが可能であり、通常、記録された情報は、目視による判別を含む光学的な判別はできない。
なお、以下の説明において、記録媒体Sの4辺のうち、ドットインパクトプリンター10へ向かって差し込まれる側の辺を先端とし、この先端と対向する側の辺を後端とする。
ドットインパクトプリンター10は、図1に示すように、外装体としての上部カバー12、上部ケース13及び下部ケース14を備えており、上部ケース13及び下部ケース14の前面には、記録媒体Sを挿入あるいは排出する手差口15が開口している。この手差口15が開口した側、すなわち図3中の左側をフロント(前)側とし、図3中の右側をリア(後)側とする。
ドットインパクトプリンター10は、図2に示すように、上部カバー12、上部ケース13及び下部ケース14に覆われるプリンター本体11を有している。上部カバー12、上部ケース13及び下部ケース14が本発明の筐体を構成する。このプリンター本体11は、下本体部11Aと、この下本体部11Aの後端部に軸11Cで支持される上本体部(図示略)とを備え、下本体部11Aは、上部ケース13及び下部ケース14(図1)に収納されると共に、上本体部は、上部カバー12(図1)に固定されている。この上部カバー12を開いたときに、上本体部が軸11Cを中心に回動し、プリンター本体11内部が露出することとなる。
図2及び図3に示すように、プリンター本体11は、ベースフレーム16、右サイドフレーム17A及び左サイドフレーム17Bを備えた本体フレームと、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた記録機構部20と、プラテン21、第1駆動ローラー22A、第1従動ローラー22B、第2駆動ローラー23A、第2従動ローラー23B、第3駆動ローラー124A、第3従動ローラー124B、前方媒体案内24、後方媒体案内25、媒体搬送モーター26及び駆動輪列部27を備えた媒体搬送機構100と、記録媒体S(又は後述のIDカードS1)を整列させる整列板28と、記録媒体Sに設けられたMICR情報MSの読み取りを行う磁気ヘッド34(請求項中の「磁気読取部」に対応)を備えた磁気データ読書部29と、MICR情報MSの読み取りを含む磁気情報処理の実行時に、記録媒体Sの浮き上がりを抑制すべく、記録媒体S上から押える媒体押え部30と、を有している。
ベースフレーム16の略両端部には、右サイドフレーム17A及び左サイドフレーム17Bが立設して固定される。これら両サイドフレーム17A、17Bの間には、キャリッジガイド軸31が架け渡されると共に、両サイドフレーム17A、17B間に平坦面形状の前方媒体案内24及び後方媒体案内25が固定して設けられる。これらの前方媒体案内24と後方媒体案内25との間に、平面形状のプラテン21が配置される。このプラテン21の上方には、プラテン21に対向するように記録ヘッド18が配置されている。
キャリッジ19は、キャリッジガイド軸31に摺動自在に挿通され、当該キャリッジ19を駆動するキャリッジ駆動モーター56(図5)の正転又は逆転により、タイミングベルト(図示略)を介して駆動され、キャリッジガイド軸31に案内されて往復移動される。キャリッジ19の移動方向は、図中符号Xで示す方向、すなわち、キャリッジガイド軸31の軸方向及びプラテン21の長手方向と一致する主走査方向である。また、キャリッジ19の移動(走査)範囲は、一対のサイドフレーム17A、17Bの間である。なお、キャリッジ19の主走査方向Xに直交する方向、すなわち図中符号Yで示す方向を、副走査方向とする。
キャリッジ19に搭載される記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走行される間に、その先端面においてプラテン21に対向するワイヤー突出部(図示略)から記録ワイヤーを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン21と記録ヘッド18との間に搬送される記録媒体Sに付着させて、記録媒体Sに文字を含む画像を記録する。このインクリボンは、上記の本体フレーム又はキャリッジ19に装着されるリボンカートリッジ(図示略)内に折り畳まれて収納され、キャリッジ19の走査に伴って繰り出される。
プラテン21は、キャリッジ19の走行方向に延在して平面形状に形成され、その両端が、付勢ばね49により記録ヘッド18に向けて付勢されると共に、弾性支持されている。付勢ばね49は圧縮コイルばねであり、この付勢ばね49の付勢力により、記録ヘッド18の記録動作時における記録ワイヤーの突出力が支持される。また、プラテン21は、記録媒体Sの搬送中にこの記録媒体Sの厚さが変化した場合、又はプリンター本体11に厚さの異なる記録媒体Sが搬入された場合に、付勢ばね49の付勢力に抗して、記録ヘッド18の先端により押圧されて記録ヘッド18から離れる方向に移動する。これにより、記録媒体の厚さにかかわらず、記録ヘッド18の先端と記録媒体Sの記録面との間のギャップが一定に確保される。
媒体搬送機構100は、第1駆動ローラー22A、第1従動ローラー22Bが、プラテン21及び記録ヘッド18に対してプリンター本体11のフロント側に配置され、第2駆動ローラー23A、第2従動ローラー23Bが、プラテン21及び記録ヘッド18に対してプリンター本体11のリア側及び裏面スキャナー112(請求項中の「光学読取部」に対応)のフロント側に配置され、第3駆動ローラー124A、第3従動ローラー124Bが、裏面スキャナー112のリア側に配置されて構成される。第1駆動ローラー22Aと第1従動ローラー22Bとは、上下方向に配置されて対をなし、第2駆動ローラー23Aと第2従動ローラー23Bとは、上下方向に配置されて対をなし、第3駆動ローラー124Aと第3従動ローラー124Bとは、上下方向に配置されて対をなす。
第1駆動ローラー22A、第2駆動ローラー23A及び第3駆動ローラー124Aは、媒体搬送モーター26及び駆動輪列部27によって回転駆動される駆動ローラーであり、第1従動ローラー22B、第2従動ローラー23B及び第3従動ローラー124Bは、それぞれ第1駆動ローラー22A、第2駆動ローラー23A、及び、第3駆動ローラー124A側に所定の押圧力でばね42A、42B、42Cによりばね付勢されている従動ローラーである。これによって、第1駆動ローラー22Aと第1従動ローラー22Bとが互いに反対方向に回転駆動され、第2駆動ローラー23Aと第2従動ローラー23Bとが互いに反対方向に回転駆動され、第3駆動ローラー124Aと第3従動ローラー124Bとが互いに反対方向に回転駆動される。
裏面スキャナー112は、第2駆動ローラー23Aと第3駆動ローラー124Aの間に配置され、記録媒体S(又は後述のIDカードS1)の裏面に印刷されている情報を読み取る光学イメージセンサーである。表面スキャナー111は、裏面スキャナー112と対向する位置に配置され、記録媒体S(又は後述のIDカードS1)の表面に印刷されている情報を読み取る光学イメージセンサーである。なお、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112は、例えば、蛍光管又はLEDから出力される白色の可視光を記録媒体Sの読み取り領域に対して照射する照射部(図示略)と、主走査方向(X方向)に一列に配列された複数の受光センサー(図示略)と、受光センサーからの信号をゲートアレイ45(図5)に所定の順序で出力する出力部(図示略)と、を備えて構成される。
駆動輪列部27は、右サイドフレーム17Aの外側に配置される。この駆動輪列部27は、正転又は逆転可能な媒体搬送モーター26の駆動軸に回転一体に固定されたモーターピニオン51を備える。このモーターピニオン51からの駆動力が、減速ギア52を介して第2駆動ローラー23Aの第2ローラー軸33に取り付けられた第2駆動ギア53Bへ伝達され、更に、この第2駆動ギア53Bから中間ギア54を介して第1駆動ローラー22Aの第1ローラー軸32に取り付けられた第1駆動ギア53Aに伝達される。また、第2駆動ローラー23Aの第2ローラー軸33の回転力が、例えば、駆動ベルト(図示略)によって第3駆動ローラー124Aの第3ローラー軸134に伝達される。これにより、図3に示す第1駆動ローラー22A、第2駆動ローラー23A、及び、第3駆動ローラー124Aが同一方向に回転して、記録媒体Sをプリンター本体11内に搬送可能とする。つまり、図3に示す第1駆動ローラー22A、第2駆動ローラー23A、及び、第3駆動ローラー124Aは、媒体搬送モーター26が正転している場合、副走査方向に沿って、図中符号Aで示すようにプリンター本体11内に記録媒体Sを搬送し、媒体搬送モーター26が逆転している場合、図中符号Bで示すように、プリンター本体11内から排出する方向に記録媒体Sを搬送する。
また、第1駆動ローラー22Aのフロント側には、記録媒体S(又は後述のIDカードS1)の搬送経路における記録媒体Sの有無を検出する媒体端センサー47が設置されている。媒体端センサー47は、上記搬送経路に向けて光を発する光源と、その反射光を検出する受光部とを備えた反射型光センサー、或いは、上記搬送経路を挟んで対向するように光源と受光部とを配した透過型光センサーである。媒体端センサー47は、手差口15からの記録媒体Sの挿入、及び、プリンター本体11内からの記録媒体Sの排出完了を検出するためのセンサーである。
媒体幅センサー55は、キャリッジ19に搭載され、キャリッジ19と共に、プラテン21上を走査される。従って、キャリッジ19の走査時に媒体幅センサー55よって記録媒体Sを検出し、その検出位置とキャリッジ19の走査位置とを対応付けることにより、記録媒体Sの位置を求めることができる。
図4は、磁気データ読書部29の構成を示す斜視図である。磁気データ読書部29は、プリンター本体11の長手方向(図中矢印X方向)に平行に渡された2本の磁気ヘッドガイド軸60、61と、これら磁気ヘッドガイド軸60、61に支持されて、上記長手方向に往復移動する磁気ヘッドユニット62と、磁気ヘッドユニット62に一部が固定された磁気ヘッド駆動ベルト63と、磁気ヘッドユニット62を往復移動すべく磁気ヘッド駆動ベルト63を回転駆動する磁気ヘッド駆動モーター64とを備える。磁気ヘッドユニット62は、磁気ヘッド駆動ベルト63に駆動されることにより記録媒体SのMICR情報MSを走査する磁気ヘッド34を備える。この磁気ヘッド34はMICR情報MSを走査することにより当該MICR情報MSに記録された文字情報を読み取る磁気情報処理を行う。本実施形態では、磁気ヘッド34は、プリンター本体11の手差口15側に設けられており、記録媒体Sの搬送方向に対して記録ヘッド18と直列に配置されるようになっている。
図5は、ドットインパクトプリンター10の機能的構成を示すブロック図である。
ドットインパクトプリンター10は、制御プログラムに基づいてドットインパクトプリンター10の全体を制御するCPU40と、CPU40により実行される制御プラグラムや処理されるデータ等を記憶したEEPROM42と、CPU40によりEEPROM42から読み出された制御プログラムやデータ等を一時的に記憶するRAM41と、ドットインパクトプリンター10を制御するホストコンピューター200との間で情報を送受信する際のデータ形式を変換するインターフェース(I/F)43を備えている。
CPU40には、ゲートアレイ(G/A)45を介して、記録ヘッド18及び磁気ヘッド34が接続されている。ゲートアレイ45は、CPU40の制御に従って記録ヘッド18に駆動電流を出力して、記録ワイヤーを突出させる。また、ゲートアレイ45は、CPU40の制御に従って、磁気情報の読み取り時には、磁気ヘッド34に対して読み取り用電流を出力する一方、磁気ヘッド34から入力される信号電流をデジタル化してCPU40に出力する。
また、ゲートアレイ45には、媒体端センサー47、媒体幅センサー55、表面スキャナー111、及び、裏面スキャナー112が接続されている。媒体端センサー47は、上述したように第1駆動ローラー22A(図3)のフロント側に設置され、記録媒体Sの先端または後端を検出するセンサーである。また、媒体幅センサー55は、キャリッジ19に搭載され、記録ヘッド18のワイヤー突出面(図示略)と並んでプラテン21に対向して配置される。より詳細には、媒体幅センサー55は、プラテン21に向けて光を発する光源と、この光源からの光が反射した反射光を受光する受光部とを備えた反射型光センサーであり、キャリッジ19とプラテン21との間における記録媒体Sの有無を検出する。これら媒体端センサー47及び媒体幅センサー55は、ゲートアレイ45から入力される駆動電流により動作して、検出値に相当するアナログ電圧をゲートアレイ45に出力する。ゲートアレイ45は、媒体端センサー47及び媒体幅センサー55から入力されるアナログ電圧を量子化してデジタルデータとし、CPU40に出力する。
表面スキャナー111は、記録媒体S(又は後述のIDカードS1)の表面(MICR情報が印刷されている面の反対側の面)に印刷された情報を読み取りゲートアレイ45に供給する。裏面スキャナー112は、記録媒体S(又は後述のIDカードS1)の裏面(MICR情報が印刷されている面)に印刷された情報を読み取りゲートアレイ45に供給する。ゲートアレイ45は、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112から供給されたアナログ電圧を量子化してデジタルデータとしCPU40に出力する。
さらに、ゲートアレイ45には、モータードライバー48が接続されている。モータードライバー48は、媒体搬送モーター26、キャリッジ駆動モーター56及び磁気ヘッド駆動モーター64に接続され、これら各モーターに駆動電流や駆動パルスを供給して、これらのモーターを動作させる。なお、モータードライバー48には、整列板28(図3)を動作させる整列板モーター(図示略)等が接続されていてもよい。
CPU40は、EEPROM42に格納された制御プログラムに基づいて、ゲートアレイ45を介して記録ヘッド18やモータードライバー48を制御すると共に、媒体端センサー47及び媒体幅センサー55の検出結果を取得する。そして、CPU40は、媒体搬送モーター26を駆動して記録媒体Sを符号Yで示す副走査方向に搬送させ、キャリッジ駆動モーター56を駆動してキャリッジ19を符号Xで示す主走査方向に走査させ、さらに、磁気ヘッド駆動モーター64を駆動して磁気ヘッドユニット62を符号Xで示す主走査方向に走査させる。また、CPU40は、ゲートアレイ45を制御して、記録ヘッド18を駆動して記録ワイヤーを突出させ、或いは、磁気ヘッド34による磁気情報処理を行わせる。
次に、ドットインパクトプリンター10の動作の概略を説明する。
小切手としての記録媒体Sが図1に示す手差口15から挿入されると、この記録媒体Sは、第1駆動ローラー22A及び第1従動ローラー22Bにより挟まれてプラテン21の手前まで矢印A方向に搬送される。
このとき記録媒体Sの搬送方向の傾き(スキュー)を直すべく、記録媒体S(又は後述のIDカードS1)の搬送経路P内に整列板28が突出し、この整列板28に記録媒体Sが当接した状態で、さらに搬送されることにより、記録媒体Sの傾きが補正されて整列される。
次いで、整列板28が搬送経路Pから退避し、記録媒体Sは、媒体幅センサー55によって幅の検出が可能な範囲まで搬送され、キャリッジ19が主走査方向に移動されると共に、媒体幅センサー55によって記録媒体Sの位置が検出される。続いて、記録媒体Sは、MICR情報MSが磁気データ読書部29で読み取り可能な位置まで搬送される。その後、磁気データ読書部29の磁気ヘッド駆動モーター64が駆動され、磁気ヘッドユニット62が上記磁気ヘッドガイド軸60、61に支持されて符号Xで示す主走査方向に移動することにより、この磁気ヘッドユニット62の磁気ヘッド34が、記録媒体SのMICR情報MSに対して磁気的な情報の読み取りを行う。なお、このとき、媒体幅センサー55によって検出された記録媒体Sの位置が参照され、適切な範囲が走査される。磁気ヘッド34によって読み取られた情報は、ゲートアレイ45によってデジタル化され、CPU40に出力される。CPU40は、ゲートアレイ45から供給されたデータに基づいて、文字情報を解析し、テキスト情報に変換する。MICR情報として記録されている文字情報を解析できた場合には、得られたテキスト情報をホストコンピューター200に対して送信する。
次に、記録媒体Sを表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の位置まで搬送させる。そして、記録媒体Sの裏面と表面を光学的にスキャンし、得られた情報をゲートアレイ45においてデジタルデータとしての画像データに変換し、CPU40に供給する。なお、このとき、媒体幅センサー55の検出結果に基づいて、スキャンする範囲が決定される。CPU40は、供給された裏面と表面の画像データをホストコンピューター200に対して送信する。ホストコンピューター200では、送信された画像データを、受入銀行から支払銀行に伝送することによって決済を行う。ところで、MICR情報として記録されている文字情報の一部(または全部)を解析できなかった場合には、CPU40は、裏面スキャナー112から得られた画像データに基づいて、文字認識処理を実行し、MICR情報を構成する文字列を対応するテキストデータに変換する。そして、前述した磁気ヘッド34による認識処理において解析することができなかった文字の解析に成功した場合には、解析に成功した文字を解析できなかった文字の代わりとして付加し、得られたテキストデータをホストコンピューター200に対して送信する。
表面スキャナー111及び裏面スキャナー112によるスキャン処理が終了すると、記録媒体Sはプラテン21上の記録位置まで搬送される。そして、磁気データ読書部29で読み取られた磁気情報に基づいて、記録ヘッド18及びキャリッジ19が上記主走査方向に移動する間に、記録媒体Sの記録面に、例えば、当該小切手が使用済みであることを示す情報を記録する。
この記録ヘッド18による記録動作は、記録ヘッド18が主走査方向を左向き又は右向きに走行される間に、記録ヘッド18の記録ワイヤーにより1行分の記録がなされ、この1行分の記録がなされる度に、上記各ローラー22A、22B、23A及び23Bが記録媒体Sを矢印A方向に所定長(例えば通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
最後に、第1駆動ローラー22A及び第1従動ローラー22Bによって記録媒体Sが矢印B方向に搬送され、記録媒体Sが手差口15から排出される。
図6は、ドットインパクトプリンター10に記録媒体Sとして小切手が挿入された場合に実行される処理について説明するフローチャートである。ドットインパクトプリンター10が備えるCPU40は、まず、記録媒体Sが手差口15に挿入され、媒体端センサー47によって記録媒体Sの先端が検出されると(ステップS10;Yes)、整列板28を記録媒体Sの搬送経路P内に突出させると共に、媒体搬送モーター26を動作させて整列処理を実行する(ステップS11)。これにより、記録媒体Sの搬送方向の傾き(スキュー)が補正されて整列されると共に、記録媒体Sの先端の位置合わせが実行される。
次いで、CPU40は、検出した記録媒体Sが小切手であるか、或いは通帳であるかを判別する(ステップS12)。ここで、CPU40は、ホストコンピューター200から送信される情報を取得し、この情報に基づいて記録媒体Sの種類を判別してもよいし、或いは、媒体端センサー47や媒体幅センサー55を用いて記録媒体Sの先端や側端の位置を検出し、この位置やサイズに基づいて記録媒体Sの種類を判別してもよい。或いは、媒体端センサー47や媒体幅センサー55を用いて検出した記録媒体Sの先端や側端の位置に基づき、磁気ヘッド34によりMICR情報MSの読み取りを試行し、この読み取りの試行によりMICR情報MSが所定位置に有るか否かを判定することで、記録媒体Sの種類を判別してもよい。本実施形態では、CPU40は、ホストコンピューター200から、記録媒体Sの種類(小切手又は通帳)を特定するための情報と、記録媒体Sが小切手である場合には、例えば、小切手のサイズに関する情報と、MICR情報MSが記録された位置に関する情報と、搬送距離に関する情報を取得し、これらの情報に基づいて小切手か通帳かを判別する。
ここで、記録媒体Sが小切手である場合(ステップS12;Yes)、CPU40は、ホストコンピューター200から、MICR情報の読み取り命令を受信したか否かを判定する(ステップS13)。そして、CPU40は、MICR情報の読み取り命令を受信したと判定した場合(ステップS13;Yes)にはステップS14に進む。
ここで、CPU40は、ホストコンピューター200から、読み取ろうとする記録媒体Sの種類(小切手又は通帳)を特定するための情報等をステップS12で取得する際に、合わせて、MICR情報の読み取り命令を受信してもよい。具体的な例を挙げて説明すると、例えば、図7に示すように、MICR情報MSの記録媒体Sにおける4辺からのオフセット距離dx1,dx2,dy1,dy2に関する情報と、整列板28による整列位置から、MICR情報MSが磁気データ読書部29で読み取り可能な位置に到達するまでの搬送距離Y1に関する情報と、記録媒体Sの先端が表面スキャナー111及び裏面スキャナー112に到達するまでの搬送距離Y2に関する情報と、記録媒体Sの後端が表面スキャナー111及び裏面スキャナー112に到達するまでの搬送距離Y3に関する情報とを受信する。なお、ホストコンピューター200から取得する情報は上記の例に限らず、これら以外の情報を取得してもよいし、他の情報を上記の情報に代えて取得してもよい。
そして、CPU40は、整列板28を搬送経路Pから退避させると共に、少なくとも記録媒体Sの先端が媒体幅センサー55の直下に達するまで記録媒体Sを媒体搬送機構100により搬送させた後、キャリッジ駆動モーター56(図5)を駆動してキャリッジ19を主走査方向に走査し、媒体幅センサー55からの出力信号及びキャリッジ19の主走査方向の位置に基づいて記録媒体Sの幅方向の位置を検出する(ステップS14)。より具体的には、記録媒体SのY方向については、ステップS11の整列処理によってその先端の位置合わせが行われるが、X方向については位置合わせが行われておらず(記録媒体Sを手差口15のどこに挿入してもよいため)、その位置が不明であることから、ステップS13の処理によってX方向についての紙端位置X1,X2(図7参照)が検出される。このようにして検出された紙端位置X1,X2は、RAM41に格納される。
さらに、CPU40は、記録媒体Sを媒体搬送機構100により搬送させながら媒体端センサー47の出力信号を監視し、記録媒体Sの後端位置を検出する(ステップS15)。
次に、CPU40は、ホストコンピューター200から受信した上記の情報Y1(MICR情報MSが磁気データ読書部29で読み取り可能な位置に到達するまでの搬送距離)に基づいて、記録媒体Sを媒体搬送機構100により搬送する(ステップS16)。
この結果、記録媒体SのMICR情報MSが磁気データ読書部29で読み取り可能な位置まで搬送される(ステップS14)。その後、CPU40は、ステップS13で検出した紙端位置X1,X2と、ステップS12で受信したオフセット距離dx1,dx2に基づいて、スキャン範囲(X1+dx1)〜(X2−dx2)を計算する。
なお、実際にスキャンする範囲としては、誤差の影響等を考慮してマージンDを持たせるため、前述したスキャン範囲よりも広い範囲((X1+dx1−D)〜(X2−dx2+D))(ただし、D<dx1,dx2)を設定してもよい。
CPU40は、磁気データ読書部29の磁気ヘッド駆動モーター64を駆動し、磁気ヘッドユニット62が上記磁気ヘッドガイド軸60、61に支持されて符号Xで示す主走査方向の当該スキャン範囲内を移動させて(ステップS17)、この磁気ヘッドユニット62の磁気ヘッド34により、記録媒体SのMICR情報MSに対する磁気情報処理の読み取りを実行させる(ステップS18)。このとき、CPU40は、MICR情報MSの主走査方向における存在位置を、磁気ヘッド34からの出力信号と、磁気ヘッド34の主走査方向の位置に基づいて検出し、実測値に基づくオフセット距離としてのdx1’,dx2’を求める。なお、オフセット距離としてのdx1’,dx2’を求めるのではなく、MICR情報MSの存在位置を直接求めるようにしてもよい。なお、求められたオフセット距離dx1’,dx2’は、RAM41に格納される。一方、磁気ヘッド34によって読み取られた情報(MICR情報)は、ゲートアレイ45によってデジタル化され、CPU40に出力される。CPU40は、ゲートアレイ45から供給されたデータに基づいて、文字情報を解析し、テキスト情報に変換する(ステップS19)。
CPU40は、ステップS19におけるMICR情報MSの解析処理において、解析不能な文字が存在したか否かを判別する(ステップS20)。ここで、解析不能な文字が存在した場合(ステップS20;Yes)にはステップS21に進み、それ以外の場合(ステップS20;No)にはステップS26に進む。例えば、ステップS19における解析処理において得られた情報が、「01?3456789」であり、第3番目の文字(この例では「?」とされている)が解析不能であった場合には、ステップS20においてYesと判定され、ステップS21に進む。
次に、CPU40は、ステップS13において受信した、記録媒体Sの先端が表面スキャナー111及び裏面スキャナー112に到達するまでの搬送距離Y2に関する情報に基づいて、記録媒体Sが表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の読み取り可能な位置まで移動させる(ステップS21)。
そして、CPU40は、MICR情報MSの光学的な読み取りを実行し(ステップS22)、ステップS23に移行する。ステップS22で、CPU40は、記録媒体Sを媒体搬送機構100により副走査方向に搬送させながら、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112によって、記録媒体Sの裏面と、表面とを同時に読み取り、画像信号に変換しゲートアレイ45に供給する。続いて、CPU40は、ステップS12において受信した、記録媒体Sの後端が表面スキャナー111及び裏面スキャナー112に到達するまでの搬送距離Y3に関する情報に基づいてスキャンを停止する。このとき、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112によって記録媒体Sを読み取るX方向の範囲は、ステップS13において検出された幅方向の位置X1,X2に基づいて決定する。すなわち、ゲートアレイ45は、幅方向の位置に対応する範囲の受光部から出力される信号のみを取得すると共に、搬送距離Y2〜Y3で指定される期間だけ、受光部から出力される信号を取得する。なお、搬送距離Y3については、媒体端センサー47によって検出される記録媒体Sの先端及び後端から求められる値に基づいて求めるようにしてもよい。すなわち、媒体端センサー47によって検出される記録媒体Sの先端及び後端の搬送距離の差分値を求め、当該差分値をY2に加算することによりY3を求めるようにしてもよい。
ゲートアレイ45は、画像信号を量子化してデジタルデータとしての画像データに変換し、CPU40に供給する。CPU40は、得られた画像データを、RAM41に格納する。なお、このようにして格納された小切手の画像データは、後述するステップS26において、I/F43を介してホストコンピューター200に転送される。ホストコンピューター200では、転送された情報を、受入銀行から支払銀行に伝送することによって決済を行う。すなわち、現物の小切手を輸送して処理する代わりに、小切手の券面の情報を画像データに変換して、受入銀行から支払銀行のホストコンピューターに伝送することにより、電子的な決済が実行される。
ステップS23では、CPU40は、ステップS22において、裏面スキャナー112によって読み取られた画像データに基づいて、文字の解析処理を実行する。具体的には、CPU40は、ステップS15の処理において取得された、実測されたオフセット距離としてのdx1’,dx2’と、ステップS13で受信したdy1,dy2に基づいて、画像データからMICR情報MSが含まれる領域を特定し、当該領域に含まれる画像データを抽出し、抽出された画像データに対して解析処理を実行する。なお、当該解析処理は、OCR処理として一般的に知られている処理を用いることができる。このような処理により、先ほどの例では、解析結果として、例えば、「012345678?」を得る。なお、この例では、最後の文字(この例では「?」とされている)は解析に失敗している。
次に、CPU40は、ステップS19で解析不能であった文字の解析に成功したか否かを判定し(ステップS24)、成功した場合(ステップS24;Yes)にはステップS25に進み、それ以外の場合(ステップS24;No)にはステップS29に進む。
先ほどの例では、ステップS19における解析処理において、解析不能であった文字(第3番目の文字「2」)の解析に成功しているので、ステップS25に進む。
ステップS25では、CPU40は、ステップS19とステップS23における解析結果を統合する。すなわち、CPU40は、ステップS19における解析結果によって得られた「01?3456789」と、ステップS23における解析結果によって得られた「012345678?」とを統合することによって「0123456789」を得る。
一方、ステップS24において、解析不能文字の解析に失敗したと判定した場合には、ステップS29に進み、CPU40は、ホストコンピューター200に対してエラーが発生したことを通知し、処理を終了する。
次に、CPU40は、解析処理によって得られたMICR情報MSをI/F43を介してホストコンピューター200に送信すると共に、ステップS22の読み取り処理によって読み取られてRAM41に格納されている記録媒体Sの両面の画像データをI/F43を介してホストコンピューター200に送信する(ステップS26)。
ここで、CPU40は、ホストコンピューター200から裏書き印刷の実行命令を受信するまで待機し(ステップS27)、裏書き印刷の実行命令を受信した場合は、媒体搬送モーター26を逆転させ、記録媒体Sを記録ヘッド18の下まで搬送すると共に、キャリッジ駆動モーター56及び記録ヘッド18を駆動し、記録媒体Sの裏面に処理済みを示す裏書き印刷を行う(ステップS28)。そして、裏書き印刷が完了すると、CPU40は、媒体搬送モーター26を更に回転させ、記録媒体Sを手差口15から排出する。
このとき、記録媒体Sを排出させずに、再度、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112によって、記録媒体Sの表裏両面の全面をスキャンし、処理済みとなった小切手の券面の画像データを生成して、この画像データを受入銀行から支払銀行のホストコンピューターに伝送することにより、最終処理画像による電子的な決済が実行されるようにしてもよい。この場合、小切手が処理済みとなったことを示すデータとして画像データを利用することで、決済の信頼性及び正当性が担保される。
なお、以上の説明は、記録媒体Sとして小切手が挿入された場合について説明したが、記録媒体Sとして通帳が挿入された場合には、次のような処理が実行される。すなわち、ステップS12において、検出した記録媒体Sが通帳である(小切手でない)と判別した場合、CPU40は、ホストコンピューター200から通帳に関する処理を実施するように命令がなされることに対応して、搬送経路P内に整列板28によって通帳の傾きを補正した後、記録媒体Sを媒体搬送機構100により搬送させ、磁気データ読書部29の磁気ヘッド駆動モーター64を駆動し、磁気ヘッド34によって、記録媒体Sの磁気ストライプに対する情報の磁気的な読み取り、及び/又は書き込みを実行する(ステップS31)。さらにCPU40は、通帳である記録媒体Sの記録面に、記録ヘッド18によって文字を含む画像を記録し(ステップS32)、媒体搬送機構100によって記録媒体Sを手差口15から排出して(ステップS33)、本処理を終了する。
次に、上記構成のドットインパクトプリンター10に認証機能を追加した認証機能付きドットインパクトプリンター10Aについて説明する。
以下、上記構成のドットインパクトプリンター10との相違点を中心に説明し、同一の構成については同一の符号を付して適宜その説明を省略する。
図8は、認証機能付きドットインパクトプリンター10A(プリンター本体11)の外観斜視図である。図9は、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの側断面図である。図10は、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの機能的構成を示すブロック図である。
図8〜図10に示すように、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aは、近距離無線通信装置70(無線通信部)を備える。
近距離無線通信装置70は、IDカードS1(媒体)の内部に予め記録(記憶)された情報を無線(非接触)で読み取る非接触型の無線通信部で、典型的には、近距離無線通信装置本体70aとアンテナ70bとによって構成される。近距離無線通信装置本体70aとアンテナ70bとは、通信ケーブル(図示せず)で接続される。
近距離無線通信装置本体70aは、例えば、RFIDリーダ/ライタやNFCリーダ/ライタで、例えば、下部ケース14の底面に配置される。
IDカードS1は、近距離無線通信装置70によって無線(非接触)で読み取られる情報が予め記録(記憶)されたメモリー(図示せず)等を内蔵したICカードで、例えば、RFIDカードやNFCカードによって構成される。近距離無線通信装置70は、ドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態のIDカードS1の内部に予め記録された情報を無線で読み取る。IDカードS1(メモリー)に予め記録された情報としては、例えば、氏名、生年月日、識別番号、顔写真(画像データ)がある。なお、IDカードS1がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態とは、IDカードS1がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に取り込まれた状態、すなわち、IDカードS1の後端が手差口15から突出せず、かつ、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態のことである。
また、IDカードS1の表面(又は裏面)には、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112(光学読取部)の少なくとも一方によって光学的に読み取られる情報が予め記録(印刷)される。表面スキャナー111及び裏面スキャナー112(光学読取部)の少なくとも一方は、ドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態のIDカードS1の表面に予め記録された情報を光学的に読み取る。IDカードS1の表面(又は裏面)に予め記録された情報としては、例えば、氏名、生年月日、識別番号、顔写真(画像データ)がある。なお、IDカードS1の表面(又は裏面)に記録された情報とIDカードS1の内部(メモリー)に記録された情報とは、同一(完全同一)であってもよいし、一部異なっていてもよい(一部同一)。
印刷部(記録ヘッド18、キャリッジ19、キャリッジガイド軸31、キャリッジ駆動モーター56、タイミングベルト等)、近距離無線通信装置70(無線通信部)、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112(光学読取部)は、図9に示すように、IDカードS1の搬送経路P(搬送路)に沿って並べて配置される。
IDカードS1は、手差口15から挿入されて整列板28によって整列された後、その整列位置から、媒体搬送機構100(搬送機構)によってドットインパクトプリンター10A(筐体)内に引き込まれ、近距離無線通信装置70によって読み取り可能な位置に到達するまで搬送される。なお、近距離無線通信装置70によって読み取り可能な位置は、IDカードS1の後端が手差口15から突出せず、かつ、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態となる位置である。
近距離無線通信装置70は、当該近距離無線通信装置70によって読み取り可能な位置に到達したIDカードS1の内部(メモリー)に記録された情報を無線(非接触)で読み取る。なお、近距離無線通信装置70は、IDカードS1の内部(メモリー)に記録された情報の全部を読み取ってもよいし、IDカードS1の内部(メモリー)に記録された情報の一部(例えば、識別番号のみ)を読み取ってもよい。
アンテナ70bは、IDカードS1の内部に記録された情報を受信するための非接触型のアンテナで、近距離無線通信装置70によって読み取り可能な位置に到達したIDカードS1の上方に、例えば、主走査方向Xに延びるフレーム(図示せず)に固定された状態で配置される。アンテナ70bは、例えば、整列板28(媒体整列部)の下流に配置される。なお、アンテナ70bの中心と近距離無線通信装置70によって読み取り可能な位置に到達したIDカードS1の中心とは、上下方向(図9中上下方向)に関し、一致しているのが望ましいが、前後方向(図9中左右方向)に若干ズレていてもよい。
次に、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例1(制御方法1)について説明する。
図11は、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例1(制御方法1)である認証処理について説明するフローチャートである。
本動作例1では、以下に説明するように、無線通信部(近距離無線通信装置70)は、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)による読取実行前に、搬送停止状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を無線(非接触)で読み取る。
以下の処理は、主に、CPU40が、EEPROM42からRAM41に読み込まれた所定プログラム(制御プログラム等)を実行することによって実現される。
まず、CPU40は、整列処理を実行する(ステップS40)。具体的には、CPU40は、ホストコンピューター200から、認証を開始する旨の命令を受信し、かつ、IDカードS1が手差口15に挿入され、媒体端センサー47によってIDカードS1の先端が検出されると、整列板28をIDカードS1の搬送経路P(搬送路)内に突出させると共に、媒体搬送モーター26を動作させて整列処理を実行する。これにより、IDカードS1の搬送方向の傾き(スキュー)が補正されて整列されると共に、IDカードS1の先端の位置合わせが実行される。
次に、CPU40は、給紙処理を実行する(ステップS42)。具体的には、CPU40は、整列板28を搬送経路Pから退避させると共に、IDカードS1をその整列位置から、媒体搬送機構100によってドットインパクトプリンター10A(筐体)内に引き込み、近距離無線通信装置70によって読み取り可能な位置に到達するまで搬送する。この近距離無線通信装置70によって読み取り可能な位置に到達したIDカードS1は、その後端が手差口15から突出せず、かつ、その全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で停止する(搬送停止状態)。
次に、CPU40は、IDカード読み取り処理を実行する(ステップS44)。このIDカード読み取り処理は、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で実行される。具体的には、CPU40は、ホストコンピューター200から、IDカードS1の読み取り命令を受信したか否かを判定し、当該命令を受信したと判定した場合、搬送停止状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を近距離無線通信装置70によって無線(非接触)で読み取る。なお、ホストコンピューター200から、IDカードS1の読み取り命令を受信したか否かの判定は省略してもよい。
このように、本動作例1では、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)による読取実行前に、無線通信部(近距離無線通信装置70)による読み取りを、IDカードS1の搬送停止状態で行う。
CPU40は、近距離無線通信装置70によって読み取った情報を、RAM41に格納する。なお、このようにして格納された情報は、所定のタイミングで、I/F43を介してホストコンピューター200に転送される。
次に、CPU40は、スキャン読取処理を実行する(ステップS46)。このスキャン読取処理も、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で実行される。具体的には、CPU40は、ホストコンピューター200から、スキャン命令を受信したか否かを判定し、当該命令を受信したと判定した場合、IDカードS1を媒体搬送機構100によって、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取り可能な位置に到達するまで搬送し、さらに、IDカードS1を媒体搬送機構100により副走査方向に搬送させながら、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって、IDカードS1の表面及び裏面の少なくとも一方を読み取り、画像信号に変換しゲートアレイ45に供給する。なお、ホストコンピューター200から、スキャン命令を受信したか否かの判定は省略してもよい。
ゲートアレイ45は、画像信号を量子化してデジタルデータとしての画像データに変換し、CPU40に供給する。CPU40は、得られた画像データを、RAM41に格納する。なお、このようにして格納された情報は、所定のタイミングで、I/F43を介してホストコンピューター200に転送される。
ホストコンピューター200では、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aから転送される、近距離無線通信装置70によって読み取った情報や表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取った情報に基づき、各種の処理を実行する。
例えば、近距離無線通信装置70によって読み取った情報、並びに表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取った情報がいずれも識別番号である場合を想定する。この場合、ホストコンピューター200が、両者が一致するか否かを判定し、その結果、両者が一致すると判定した場合、認証が成立した旨の表示を例えばホストコンピューター200に接続されたディスプレイ(図示せず)に表示し、一方、両者が一致しないと判定した場合、認証が成立しない旨の表示を当該ディスプレイに表示することが考えられる。
また例えば、近距離無線通信装置70によって読み取った情報、並びに表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取った情報がいずれも顔写真である場合を想定する。この場合、両顔写真を例えばホストコンピューター200に接続されたディスプレイ(図示せず)に並べて表示し、オペレーターに両者が一致するか否かを判定させ、その判定結果をホストコンピューター200に接続されたキーボード等の入力装置から入力させることも考えられる。
また例えば、近距離無線通信装置70によって読み取った情報と、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取った情報とを紐付けして(対応付けて)、ホストコンピューター200に接続されたデータベース等の記憶部に記憶しておくことも考えられる。
そして、CPU40は、排紙処理を実行する(ステップS48)。すなわち、CPU40は、媒体搬送モーター26を更に回転させ、IDカードS1を手差口15から排出する。
本動作例1によれば、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)ドットインパクトプリンター10A(認証装置)の制御方法を提供できる。
これは、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りを、媒体搬送機構100(搬送機構)によってIDカードS1を搬送することで実現できるため、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りに際して、人が介在するのを排除できることによるものである。
また、本動作例1によれば、IDカードS1から、その内部に記録された情報を精度よく読み取ることができる。
これは、近距離無線通信装置70(無線通信部)は、搬送状態のIDカードS1からではなく、搬送停止状態のIDカードS1から、その内部に記録された情報を読み取ることによるものである。
次に、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例2(制御方法2)について説明する。
図12は、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例2(制御方法2)である認証処理について説明するフローチャートである。
本動作例2では、以下に説明するように、無線通信部(近距離無線通信装置70)は、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)による読取実行後に、搬送停止状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を無線(非接触)で読み取る。
以下、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例2(制御方法2)との相違点を中心に説明し、同一の動作については適宜その説明を省略する。
以下の処理は、主に、CPU40が、EEPROM42からRAM41に読み込まれた所定プログラム(制御プログラム等)を実行することによって実現される。
まず、CPU40は、整列処理を実行する(ステップS50)。具体的には、CPU40は、ホストコンピューター200から、認証を開始する旨の命令を受信し、かつ、IDカードS1が手差口15に挿入され、媒体端センサー47によってIDカードS1の先端が検出されると、整列板28をIDカードS1の搬送経路P(搬送路)内に突出させると共に、媒体搬送モーター26を動作させて整列処理を実行する。これにより、IDカードS1の搬送方向の傾き(スキュー)が補正されて整列されると共に、IDカードS1の先端の位置合わせが実行される。
次に、CPU40は、給紙処理を実行する(ステップS52)。具体的には、CPU40は、整列板28を搬送経路Pから退避させると共に、IDカードS1をその整列位置から、媒体搬送機構100によってドットインパクトプリンター10A(筐体)内に引き込む。
次に、CPU40は、スキャン読取処理を実行する(ステップS54)。このスキャン読取処理は、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で実行される。具体的には、CPU40は、ホストコンピューター200から、スキャン命令を受信したか否かを判定し、当該命令を受信したと判定した場合、IDカードS1を媒体搬送機構100によって、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取り可能な位置に到達するまで搬送し、さらに、IDカードS1を媒体搬送機構100により副走査方向に搬送させながら、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって、IDカードS1の表面及び裏面の少なくとも一方を読み取り、画像信号に変換しゲートアレイ45に供給する。なお、ホストコンピューター200から、スキャン命令を受信したか否かの判定は省略してもよい。
ゲートアレイ45は、画像信号を量子化してデジタルデータとしての画像データに変換し、CPU40に供給する。CPU40は、得られた画像データを、RAM41に格納する。なお、このようにして格納された情報は、所定のタイミングで、I/F43を介してホストコンピューター200に転送される。
次に、CPU40は、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方による読み取りが完了したIDカードS1を、近距離無線通信装置70によって読み取り可能な位置に到達するまで媒体搬送機構100によって搬送する。この近距離無線通信装置70によって読み取り可能な位置に到達したIDカードS1は、その後端が手差口15から突出せず、かつ、その全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で停止する(搬送停止状態)。
次に、CPU40は、IDカード読み取り処理を実行する(ステップS56)。このIDカード読み取り処理も、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で実行される。具体的には、CPU40は、ホストコンピューター200から、IDカードS1の読み取り命令を受信したか否かを判定し、当該命令を受信したと判定した場合、搬送停止状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を近距離無線通信装置70によって無線(非接触)で読み取る。なお、ホストコンピューター200から、IDカードS1の読み取り命令を受信したか否かの判定は省略してもよい。
このように、本動作例2では、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)による読取実行後に、無線通信部(近距離無線通信装置70)による読み取りを、IDカードS1の搬送停止状態で行う。
CPU40は、近距離無線通信装置70によって読み取った情報を、RAM41に格納する。なお、このようにして格納された情報は、所定のタイミングで、I/F43を介してホストコンピューター200に転送される。
ホストコンピューター200では、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aから転送される、近距離無線通信装置70によって読み取った情報や表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取った情報に基づき、上記動作例1と同様の各種の処理を実行する。
そして、CPU40は、排紙処理を実行する(ステップS58)。すなわち、CPU40は、媒体搬送モーター26を更に回転させ、IDカードS1を手差口15から排出する。
本動作例2によれば、上記動作例1と同様の効果を奏することができる。
次に、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例3(制御方法3)について説明する。
図13は、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例3(制御方法3)である認証処理について説明するフローチャートである。
本動作例3では、以下に説明するように、無線通信部(近距離無線通信装置70)は、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)による読み取り実行中に、搬送状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を無線(非接触)で読み取る。
以下、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例1(制御方法1)との相違点を中心に説明し、同一の動作については適宜その説明を省略する。
まず、CPU40は、整列処理を実行する(ステップS60)。具体的には、CPU40は、ホストコンピューター200から、認証を開始する旨の命令を受信し、かつ、IDカードS1が手差口15に挿入され、媒体端センサー47によってIDカードS1の先端が検出されると、整列板28をIDカードS1の搬送経路P(搬送路)内に突出させると共に、媒体搬送モーター26を動作させて整列処理を実行する。これにより、IDカードS1の搬送方向の傾き(スキュー)が補正されて整列されると共に、IDカードS1の先端の位置合わせが実行される。
次に、CPU40は、給紙処理を実行する(ステップS62)。具体的には、CPU40は、整列板28を搬送経路Pから退避させると共に、IDカードS1をその整列位置から、媒体搬送機構100によってドットインパクトプリンター10A(筐体)内に引き込む。
次に、CPU40は、IDカード読み取り処理を実行する(ステップS64)。このIDカード読み取り処理は、IDカードS1のスキャン位置への搬送中、すなわち、スキャン読取処理(ステップS66)の前又はスキャン読取処理と並行して実行される。
このスキャン読取処理は、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で実行される。具体的には、CPU40は、IDカードS1を媒体搬送機構100によって、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取り可能な位置に到達するまで搬送し、さらに、IDカードS1を媒体搬送機構100により副走査方向に搬送させながら、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって、IDカードS1の表面及び裏面の少なくとも一方を読み取り、画像信号に変換しゲートアレイ45に供給する。
ゲートアレイ45は、画像信号を量子化してデジタルデータとしての画像データに変換し、CPU40に供給する。CPU40は、得られた画像データを、RAM41に格納する。なお、このようにして格納された情報は、所定のタイミングで、I/F43を介してホストコンピューター200に転送される。
このように、IDカードS1が搬送されている状態(搬送状態)で、CPU40は、IDカード読み取り処理を実行する(ステップS64)。このIDカード読み取り処理は、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で実行される。具体的には、CPU40は、上記搬送状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を近距離無線通信装置70によって無線(非接触)で読み取る。なお、ステップS64より前の所定タイミングで、予め近距離無線通信装置70を起動させて読み取り可能状態としておくことで、上記搬送状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を読み取ることができる。
このように、本動作例3では、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)による読み取り実行中に、無線通信部(近距離無線通信装置70)による読み取りを、IDカードS1の搬送状態で行う。
CPU40は、近距離無線通信装置70によって読み取った情報を、RAM41に格納する。なお、このようにして格納された情報は、所定のタイミングで、I/F43を介してホストコンピューター200に転送される。
ホストコンピューター200では、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aから転送される、近距離無線通信装置70によって読み取った情報や表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取った情報に基づき、上記動作例1と同様の各種の処理を実行する。
そして、CPU40は、排紙処理を実行する(ステップS68)。すなわち、CPU40は、媒体搬送モーター26を更に回転させ、IDカードS1を手差口15から排出する。
本動作例3によれば、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)ドットインパクトプリンター10A(認証装置)の制御方法を提供できる。
これは、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りを、媒体搬送機構100(搬送機構)によってIDカードS1を搬送することで実現できるため、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りに際して、人が介在するのを排除できることによるものである。
また、本動作例3によれば、IDカードS1から、その内部に記録された情報を迅速に読み取ることができる。
これは、近距離無線通信装置70(無線通信部)は、搬送停止状態のIDカードS1からではなく、搬送状態(搬送中)のIDカードS1から、その内部に記録された情報を読み取ることによるものである。
次に、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例4(制御方法4)について説明する。
図14は、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例4(制御方法4)である認証処理について説明するフローチャートである。
本動作例4では、以下に説明するように、無線通信部(近距離無線通信装置70)は、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)による読み取り実行後のIDカードS1排出中に、搬送状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を無線(非接触)で読み取る。
以下、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aの動作例1(制御方法1)との相違点を中心に説明し、同一の動作については適宜その説明を省略する。
まず、CPU40は、整列処理を実行する(ステップS70)。具体的には、CPU40は、ホストコンピューター200から、認証を開始する旨の命令を受信し、かつ、IDカードS1が手差口15に挿入され、媒体端センサー47によってIDカードS1の先端が検出されると、整列板28をIDカードS1の搬送経路P(搬送路)内に突出させると共に、媒体搬送モーター26を動作させて整列処理を実行する。これにより、IDカードS1の搬送方向の傾き(スキュー)が補正されて整列されると共に、IDカードS1の先端の位置合わせが実行される。
次に、CPU40は、給紙処理を実行する(ステップS72)。具体的には、CPU40は、整列板28を搬送経路Pから退避させると共に、IDカードS1をその整列位置から、媒体搬送機構100によってドットインパクトプリンター10A(筐体)内に引き込む。
次に、CPU40は、スキャン読取処理を実行する(ステップS74)。このスキャン読取処理は、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で実行される。具体的には、CPU40は、IDカードS1を媒体搬送機構100によって、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取り可能な位置に到達するまで搬送し、さらに、IDカードS1を媒体搬送機構100により副走査方向に搬送させながら、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって、IDカードS1の表面及び裏面の少なくとも一方を読み取り、画像信号に変換しゲートアレイ45に供給する。
ゲートアレイ45は、画像信号を量子化してデジタルデータとしての画像データに変換し、CPU40に供給する。CPU40は、得られた画像データを、RAM41に格納する。なお、このようにして格納された情報は、所定のタイミングで、I/F43を介してホストコンピューター200に転送される。
次に、CPU40は、IDカード読み取り処理を実行する(ステップS76)。このIDカード読み取り処理は、排紙処理(ステップS78)の前又は排紙処理と並行して実行される。
このように、IDカードS1が排紙のために搬送されている状態(搬送状態)で、CPU40は、IDカード読み取り処理を実行する(ステップS76)。このIDカード読み取り処理は、IDカードS1の全体がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で実行される。具体的には、CPU40は、上記搬送状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を近距離無線通信装置70によって無線(非接触)で読み取る。なお、ステップS76より前の所定タイミングで、予め近距離無線通信装置70を起動させて読み取り可能状態としておくことで、上記搬送状態のIDカードS1から、その内部に予め記録(記憶)された情報を読み取ることができる。
このように、本動作例4では、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)による読み取り実行後のIDカードS1排出中に、無線通信部(近距離無線通信装置70)による読み取りを、IDカードS1の搬送状態で行う。
CPU40は、近距離無線通信装置70によって読み取った情報を、RAM41に格納する。なお、このようにして格納された情報は、所定のタイミングで、I/F43を介してホストコンピューター200に転送される。
ホストコンピューター200では、認証機能付きドットインパクトプリンター10Aから転送される、近距離無線通信装置70によって読み取った情報や表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取った情報に基づき、上記動作例1と同様の各種の処理を実行する。
本動作例4によれば、上記動作例3と同様の効果を奏することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りにおいて、人が介在するのを排除できる(その結果、セキュリティ面を向上できる)認証機能付きドットインパクトプリンター10A(印刷装置又は認証装置)の制御方法を提供できる。
これは、第1に、近距離無線通信装置70(無線通信部)と表面スキャナー111及び裏面スキャナー112(光学読取部)とがIDカードS1の搬送経路Pに沿って並べて配置されており、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りを、媒体搬送機構100(搬送機構)によってIDカードS1を搬送することで実現できるため、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りに際して、人が介在するのを排除できることによるものである。
第2に、近距離無線通信装置70(無線通信部)によるIDカードS1内部の記録情報の読み取り、及び表面スキャナー111及び裏面スキャナー112(光学読取部)によるIDカードS1表面の記録情報の読み取りが、IDカードS1がドットインパクトプリンター10A(筐体)内に収容された状態で行われるため、IDカードS1内部の記録情報の読み取りやIDカードS1表面の記録情報の読み取りに際して、人が介在するのを物理的に排除できることによるものである。
また、本実施形態によれば、IDカードS1内部の記録情報の読み取り、及びIDカードS1表面の記録情報の読み取りに際して、ドットインパクトプリンター10の構成(手差口15、媒体搬送機構100、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112、筐体、搬送経路P等)を利用できるため、別途この構成を用意しなくてもよく、その分、低コスト、省スペースで認証機能(認証装置)を実現できる。
以上のように、本実施形態によれば、セキュリティ面の向上、及び省スペース(卓上スペースの有効利用)を同時に実現できる。
なお、上記実施形態では、ホストコンピューター200から、認証を開始する旨の命令や、IDカードS1の読み取り命令を受信するように説明したが、これに限らない。例えば、ドットインパクトプリンター10に操作パネル(図示せず)等の入力部を設け、当該入力部から入力されるこれらの命令を受信(取得)してもよい。
また、上記実施形態では、近距離無線通信装置70によって読み取った情報や表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の少なくとも一方によって読み取った情報を、ホストコンピューター200に転送し、ホストコンピューター200で、その転送された情報に基づき、各種の処理を実行するように説明したが、これに限らない。例えば、ホストコンピューター200に転送することなく、ドットインパクトプリンター10Aで、その情報に基づき、各種の処理を実行するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、(1)無線通信部(近距離無線通信装置70)、(2)光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)、(3)印刷部(記録ヘッド18、キャリッジ19、キャリッジガイド軸31、キャリッジ駆動モーター56、タイミングベルト等)、(4)媒体整列部(整列板28等)、(5)媒体搬送機構100(搬送機構)等を備えたドットインパクトプリンター10Aに本発明を適用した例について説明したが、これに限らない。
例えば、上記(1)、(2)、(5)を備えた認証装置に本発明を適用してもよいし、上記(1)〜(3)、(5)を備えたドットインパクトプリンターに本発明を適用してもよいし、上記(1)、(2)、(4)、(5)を備えたドットインパクトプリンターに本発明を適用してもよいし、他のドットインパクトプリンターに本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、図9に示すように、無線通信部(近距離無線通信装置70)、印刷部(記録ヘッド18、キャリッジ19、キャリッジガイド軸31、キャリッジ駆動モーター56、タイミングベルト等)、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)を、IDカードS1の搬送経路Pに沿ってこの順に並べて配置した構成について例示したが、これに限らない。すなわち、無線通信部(近距離無線通信装置70)、印刷部(記録ヘッド18、キャリッジ19、キャリッジガイド軸31、キャリッジ駆動モーター56、タイミングベルト等)、光学読取部(表面スキャナー111及び裏面スキャナー112)は、IDカードS1の搬送経路Pに沿って適宜の順に並べて配置してもよい。
なお、上記実施形態では、ドットインパクトプリンター10Aに本発明を適用した例について説明したが、これに限らず、サーマルやインクジェット等のドットインパクト以外のプリンターにも、本発明を適用してもよい。
なお、上記実施形態では、媒体がIDカードS1の例について説明したが、これに限らず、他の媒体であってもよい。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。上記実施形態の記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…ドットインパクトプリンター、10A…認証機能付きドットインパクトプリンター、11…プリンター本体、11A…下本体部、11C…軸、12…上部カバー、13…上部ケース、14…下部ケース、15…手差口、16…ベースフレーム、17A…右サイドフレーム、17B…左サイドフレーム、18…記録ヘッド、19…キャリッジ、20…記録機構部、21…プラテン、22A…第1駆動ローラー、22B…第1従動ローラー、23A…第2駆動ローラー、23B…第2従動ローラー、24…前方媒体案内、25…後方媒体案内、26…媒体搬送モーター、27…駆動輪列部、28…整列板、29…磁気データ読書部、30…媒体押え部、31…キャリッジガイド軸、32…第1ローラー軸、33…第2ローラー軸、34…磁気ヘッド、40…CPU、41…RAM、42…EEPROM、42A…ばね、42B…ばね、42C…ばね、43…I/F、45…読み取りゲートアレイ、47…媒体端センサー、48…モータードライバー、49…付勢ばね、51…モーターピニオン、52…減速ギア、53A…第1駆動ギア、53B…第2駆動ギア、54…中間ギア、55…媒体幅センサー、56…キャリッジ駆動モーター、60…磁気ヘッドガイド軸、61…磁気ヘッドガイド軸、62…磁気ヘッドユニット、63…磁気ヘッド駆動ベルト、64…磁気ヘッド駆動モーター、70…近距離無線通信装置、70a…近距離無線通信装置本体、70b…アンテナ、100…媒体搬送機構、111…表面スキャナー、112…裏面スキャナー、124A…第3駆動ローラー、124B…第3従動ローラー、134…第3ローラー軸、200…ホストコンピューター、D…マージン、MS…MICR情報、P…搬送経路、S…記録媒体、S1…IDカード、X…主走査方向、X1…紙端位置、X2…紙端位置、Y1…搬送距離、Y2…搬送距離、Y3…搬送距離、dx1…オフセット距離、dx1'…オフセット距離、dx2…オフセット距離。

Claims (5)

  1. 媒体を搬送する搬送機構と、
    前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、
    前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、
    を有する認証装置における制御方法であって、
    前記光学読取部による読取実行前に、前記無線通信部による読み取りを、前記媒体の搬送停止状態で行う認証装置の制御方法。
  2. 媒体を搬送する搬送機構と、
    前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、
    前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、
    を有する認証装置における制御方法であって、
    前記光学読取部による読取実行後に、前記無線通信部による読み取りを、前記媒体の搬送停止状態で行う認証装置の制御方法。
  3. 媒体を搬送する搬送機構と、
    前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、
    前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、
    を有する認証装置における制御方法であって、
    前記光学読取部による読み取り実行中に、前記無線通信部による読み取りを実行する認証装置の制御方法。
  4. 媒体を搬送する搬送機構と、
    前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、
    前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、
    を有する認証装置における制御方法であって、
    前記光学読取部による読み取り実行後の前記媒体排出中に、前記無線通信部による読み取りを実行する認証装置の制御方法。
  5. 媒体を搬送する搬送機構と、
    前記媒体の内部に記録された情報を無線で読み取る無線通信部と、
    前記媒体の表面に記録された情報を光学的に読み取る光学読取部と、
    を有する印刷装置における制御方法であって、
    前記光学読取部による読取実行前に、前記無線通信部による読み取りを、前記媒体の搬送停止状態で行う印刷装置の制御方法。
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