JP2017184064A - コンテンツ再生装置、コンテンツ再生装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

コンテンツ再生装置、コンテンツ再生装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツの再生速度を適切なものとし、その再生速度をユーザが認識できるようにする。
【解決手段】レコーダ(1)は、コンテンツに基づいて、早送り再生の速度を算出する最適時短速度算出部(133)と、算出された早送り再生の速度でコンテンツを再生するとともに、算出された早送り再生の速度でコンテンツを再生していることを示す画像をテレビ(2)に表示させるコンテンツ再生部(132)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、録画したコンテンツを再生し、該コンテンツを表示装置に表示させるコンテンツ再生装置に関する。
以前より、録画したコンテンツを視聴する際に、該コンテンツを短時間で視聴したいという要望がある。この要望に応える技術として、コンテンツの内容などに応じて再生速度を可変とする技術が従来技術として知られている(例えば、下記の特許文献1および2参照)。特許文献1には、コンテンツのジャンル情報に応じた再生速度で該コンテンツを再生する技術が開示されている。また特許文献2には、コンテンツのシーンチェンジ間の区間コンテンツごとに再生速度を決定する技術が開示されている。
特開2013−98751号公報(2013年5月20日公開) 特開2006−121570号公報(2006年5月11日公開)
しかしながら、上述の従来技術は、再生速度を可変にすることができるが、該再生速度は、予め定められた再生速度の中から選択されるものである。そのため、選択された再生速度が適切な再生速度とは限らない、換言すれば、再生速度が速すぎる、または遅すぎるとユーザが感じてしまうという問題があった。つまり従来技術は、録画したコンテンツを短時間で視聴する際に、コンテンツの再生速度を適切なものとするには不十分であった。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、録画したコンテンツを短時間で視聴する際に、コンテンツの再生速度を適切なものとし、その再生速度をユーザが認識することができるコンテンツ再生装置などを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るコンテンツ再生装置は、録画したコンテンツを再生し、該コンテンツを表示装置に表示させるコンテンツ再生装置であって、上記コンテンツに基づいて、早送り再生の速度を算出する算出部と、上記算出部が算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生する再生部と、を備え、上記再生部は、上記算出部が算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生していることを示す画像を上記表示装置に表示させる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るコンテンツ再生装置の制御方法は、録画したコンテンツを再生し、該コンテンツを表示装置に表示させるコンテンツ再生装置の制御方法であって、上記コンテンツに基づいて、早送り再生の速度を算出する算出ステップと、上記算出ステップにて算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生する再生ステップと、を含み、上記再生ステップでは、上記算出ステップにて算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生していることを示す画像を上記表示装置に表示させる。
本発明の一態様によれば、録画したコンテンツを短時間で視聴する際に、コンテンツの再生速度を適切なものとし、その再生速度をユーザが認識することができるという効果を奏する。
実施形態1に係るレコーダの要部構成の一例を示すブロック図である。 図1に示すレコーダおよびテレビの外観を示す外観図である。 シーン切換頻度の算出について説明するための図である。 録画コンテンツにおける1シーンの変化を示す図である。 シーン移動量の算出を説明するためのテーブルである。 音声速度の算出について説明する図である。 実施形態1に係る倍速再生の速度の切換を説明する図である。 図1に示すレコーダが実行する録画処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図1に示すレコーダが実行する倍速再生処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態2から4に係るレコーダの要部構成の一例を示すブロック図である。 実施形態2に係る倍速再生の設定画面の一例を示す図である。 実施形態2に係る倍速再生の速度の切換を説明する図である。 実施形態2に係る録画処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態3に係る倍速再生の設定画面の一例を示す図である。 実施形態3に係る録画処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態4に係る倍速再生の設定画面の一例を示す図である。 実施形態4に係る録画処理の流れの一例を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、図1から図9に基づいて詳細に説明する。
(本発明の概要)
まず、本発明の概要について、図2に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係るコンテンツ再生装置をレコーダ1に適用した例を説明する。図2は、レコーダ1およびテレビ2の外観を示す外観図である。
レコーダ1(コンテンツ再生装置)は、図2に示すように、録画した放送番組などの映像コンテンツ(以下、単にコンテンツと称する)を再生し、テレビ2(表示装置)に表示させる。具体的には、レコーダ1は、コンテンツの録画が完了すると、該コンテンツの映像および音声の少なくとも一方に基づいて、該コンテンツのテンポに応じた倍速再生の速度を算出する。そして、レコーダ1は、算出した倍速再生(早送り再生)の速度(以下、最適時短速度と称する)を、録画したコンテンツに対応付けて記憶する。
またレコーダ1は、ユーザ操作に応じて録画した映像コンテンツを再生する。このとき、レコーダ1が算出した最適時短速度が、レコーダ1において予め設定されている倍速再生の速度に追加される。
これにより、ユーザが所定の操作(例えば、リモコンの早送りのボタンの所定回数の押下)を行うことによって、コンテンツが最適時短速度で再生される。つまり、ユーザが録画したコンテンツを短時間で視聴しようとする場合に、該コンテンツの再生速度を適切な速度とすることができる。
また、レコーダ1が算出する最適時短速度は、上述したコンテンツのテンポが速くなるほど遅くなる。これにより、映像および音声のテンポが速いコンテンツ、換言すれば、1倍速で再生してもテンポが速いコンテンツについては、最適時短速度は遅くなる(1倍速に近い速度となる)ので、最適時短速度で再生してもユーザにとって視聴しやすいものとなる。一方、映像および音声のテンポが遅いコンテンツについては、最適時短速度は速くなるので、ユーザは時間をかけずにコンテンツを視聴することができるとともに、コンテンツの視聴を楽しむことができる。
なお、本発明に係るコンテンツ再生装置の適用例は、レコーダ1に限定されない。例えば、テレビジョン受像機(テレビ)に組み込まれてもよい。
(レコーダ1の要部構成)
次に、レコーダ1の要部構成について、図1に基づいて説明する。図1は、レコーダ1の要部構成の一例を示すブロック図である。なお、図1は、レコーダ1が備えている部材のうち、本発明との関連性が高い部材のみを示す図である。レコーダ1が備えている部材のうち、本発明との関連性が低い部材については、図示および詳細な説明を省略する。
図示のように、レコーダ1は、地上デジタル放送、衛星放送などにより放送される放送ストリームを受信するチューナ11、テレビ2との通信を行う通信部12、レコーダ1の各部を統括して制御する制御部13、レコーダ1にて使用する各種データを記憶する記憶部14、および、ユーザ操作を受け付ける操作受付部15を備えている。なお、チューナ11は複数であってもよい。また、操作受付部15は、例えばリモコンからの信号を受け付ける赤外線信号受信部であってもよいし、ユーザ操作を直接受け付ける物理ボタンやタッチパネルであってもよい。
そして、制御部13には、録画実行部131、コンテンツ再生部132(再生部)、および最適時短速度算出部133(算出部)が含まれている。また、記憶部14には、録画コンテンツ141、基準値142、および演算係数143が記憶されている。なお、録画コンテンツ141は、例えば、レコーダ1に内蔵されたHDD(Hard Disk Drive)、レコーダ1と通信可能に接続して使用する外付けHDDなどの記憶デバイス、またはDVD(Digital Versatile Disc)などの記憶メディアなどに記憶されてもよい。また、これらの記憶デバイスおよび記憶メディアは一例であり、記憶デバイスおよび記憶メディアは、録画コンテンツ141を記憶することができるものであれば特に限定されない。
録画実行部131は、コンテンツ(放送番組)のデータをチューナ11から取得し、コンテンツの録画を行う。そして、録画実行部131は、コンテンツの録画が完了すると、該コンテンツのデータ(録画コンテンツ)を最適時短速度算出部133に出力する。
最適時短速度算出部133は、録画コンテンツの映像および音声の少なくとも一方のテンポに基づいて、該録画コンテンツにおける最適な倍速再生の速度(すなわち最適時短速度)を算出する。最適時短速度算出部133には、シーン切換頻度算出部331、シーン移動量算出部332、および音声速度算出部333が含まれている。
シーン切換頻度算出部331は、録画コンテンツの映像のテンポの1つ(換言すれば、最適時短速度を算出するためのファクターの1つ)として、録画コンテンツの単位時間あたりのシーン切換頻度X(以下、単にシーン切換頻度Xと称する)を算出する。ここで、図3を参照して、シーン切換頻度X(シーンの単位時間あたりの変更回数)の算出の詳細について説明する。図3は、シーン切換頻度Xの算出について説明するための図である。
シーン切換頻度算出部331は、録画コンテンツにおけるシーンの切換回数(以下、新切換回数Aと称する)を算出する。また、シーン切換頻度算出部331は、録画コンテンツの再生時間Tを特定する。そして、算出したシーン切換回数Aを再生時間Tで除算することで、シーン切換頻度Xを算出する(換言すれば、X=A/Tを演算する)。例えば、図3に示すように、シーン切換回数Aが480回で、録画コンテンツの再生時間Tが120分であった場合、シーン切換頻度X=A/T=480/120=4回/分となる。なお、録画コンテンツにおけるシーンとは、録画コンテンツの基となる放送コンテンツにおける、切れ目なく撮影された(換言すれば、一続きの)部分を示す。すなわちシーン切換頻度算出部331は、切れ目なく撮影された各部分の終わりの位置を特定し、その位置の個数を合計することで、シーン切換回数Aを算出する。また、シーン切換回数Aの算出には既存の技術を用いることができる。
シーン移動量算出部332は、録画コンテンツの映像のテンポの1つ(換言すれば、最適時短速度を算出するためのファクターの1つ)として、録画コンテンツの各シーンにおける単位時間あたりの映像の移動量Y(以下、シーン移動量Yと称する)を算出する。ここで、図4および図5を参照して、シーン移動量Y(シーンに含まれる基準物の単位時間あたりの移動量の平均値)の算出の詳細について説明する。図4は、録画コンテンツにおける1シーンの変化を示す図であり、図5はシーン移動量Yの算出を説明するためのテーブルである。
図4に示すように、録画コンテンツのある1シーンが、図4の(a)、(b)、(c)の順で変化するとする。ここで、横軸をx軸、縦軸をy軸とする平面座標上に図4の(a)〜(c)に示すシーン(画面)を置いたと仮定した場合において、該シーンの図4における左下の頂点の座標を原点とし、1画素の辺の長さを該平面座標における単位長さとすると、このシーンはy軸方向には変化せず、x軸の正の方向に移動している。
シーン移動量算出部332は、図4の(a)に示すように、1つのシーンの最初のフレームにおいて、基準物を設定し、該基準物の座標を特定する。図4の(a)の例では、太陽(より詳細には、太陽の中心)を基準物とし、基準物の座標として(700,y)を特定している。なお、この例では、y軸方向に移動しないため、基準のy座標を、任意のy座標を意味する「y」としているが、実際はx座標と同様に何らかの数値が入る。
続いて、シーン移動量算出部332は、図4の(c)に示すように、このシーンの最後のフレームにおける基準物の座標を特定する。図4の(c)の例では、基準物に設定した太陽が移動し、該太陽の座標は(1700,y)となっている。
続いて、シーン移動量算出部332は、このシーンにおける基準物の移動量Mを算出する。具体的には、シーン移動量算出部332は、シーンの最初のフレームにおける基準物の座標(x,y)と、シーンの最後のフレームにおける基準物の座標(x,y)とを用いて、M=[(x−x+(y−y1/2を演算し、移動量Mを算出する。図4の例の場合、移動量Mは、M=[(1700−700)1/2=1000px(ピクセル)となる。
続いて、シーン移動量算出部332は、このシーンの再生時間(以下、シーン再生時間Tと称する)を特定し、単位時間あたりの基準物の移動量を算出する。具体的には、シーン移動量算出部332は、算出した移動量Mをシーン再生時間Tで除算する(換言すれば、M/Tを演算する)ことで、単位時間あたりの基準物の移動量を算出する。例えば、図4に示すシーンのシーン再生時間Tが1秒の場合、単位時間あたりの基準物の移動量は、M/T=1000/1=1000px/secとなる。シーン移動量算出部332は、録画コンテンツのすべてのシーンにおいて、単位時間あたりの基準物の移動量M/Tを算出する。
シーン数が5の録画コンテンツにおいて、すべてのシーンにおける単位時間あたりの基準物の移動量M/Tを算出した例を図5に示す。シーン移動量算出部332は、すべてのシーンにおける単位時間あたりの基準物の移動量M/Tを算出すると、単位時間あたりの基準物の移動量M/Tの合計値(以下、合計値YSUMと称する)を算出する。図5の例では、YSUM=1550となる。そして、シーン移動量算出部332は、合計値YSUMをシーン数Nで除算する(換言すれば、Y=YSUM/Nを演算する)ことで、シーン移動量Yを算出する。換言すれば、本実施形態に係るシーン移動量Yは、各シーンにおける単位時間あたりの基準物の移動量の平均値である。図5の例の場合、シーン移動量Yは、Y=YSUM/N=1550/5=310px/secとなる(シーン数Nは無次元量)。
なお、シーン移動量Yは、各シーンにおける単位時間あたりの基準物の移動量の平均値に限定されない。例えば、シーン移動量Yは、各シーンにおける単位時間あたりの基準物の移動量の最大値であってもよい。
音声速度算出部333は、録画コンテンツの音声のテンポ(換言すれば、最適時短速度を算出するためのファクターの1つ)として、録画コンテンツにおける音声の速度の平均値Z(以下、音声速度Zと称する)を算出する。ここで、図6を参照して、音声速度Z(各音声の単位時間あたりの出力文字数の平均値)の算出の詳細について説明する。図6は、音声速度Zの算出について説明する図である。
音声速度算出部333は、録画コンテンツにおけるすべての音声について音声認識処理を実行し、録画コンテンツにおけるすべてのフレーズをテキストデータに変換する。なお、音声認識処理としては既存の技術を使用することができる。また、フレーズとは、録画コンテンツに含まれる音声のうち、出演者、ナレータなどが発話した音声を示す。
音声速度算出部333は、テキストデータに変換した各フレーズの文字数Cを特定する。なお、図6に示すように、録画コンテンツにおけるn番目のフレーズの文字数はCと記載する(nは自然数)。また、音声速度算出部333は、図6に示すように、各フレーズの発話開始時刻および発話終了時刻を特定することで、各フレーズの出力時間tを特定する。なお、文字数Cと同様に、録画コンテンツにおけるn番目のフレーズの出力時間はtと記載する。そして、音声速度算出部333は、文字数Cを出力時間tで除算することで、各フレーズの出力速度を算出する。具体的には、図6に示すように、録画コンテンツにおけるn番目のフレーズの出力速度Zの場合、Z=C/tを演算する。
最後に、音声速度算出部333は、図6に示すように、各フレーズの出力速度の合計値をフレーズの数Fで除算することで、音声速度Zを算出する。換言すれば、音声速度算出部333は、図6に示すように、Z=(Z+Z+・・・+Z)/Fを演算することで、音声速度Zを算出する。
なお、最適時短速度算出部133(より具体的には、シーン切換頻度算出部331、シーン移動量算出部332、音声速度算出部333)は、シーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zを算出するとき、録画コンテンツからCM(commercial message)のフレームを排除して算出することが望ましい。
最適時短速度算出部133は、シーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zを用いて、最適時短速度Sを算出する。最適時短速度Sは、コンテンツの再生速度が、通常の再生速度(1倍速)に対して何倍の速度かを示す値である。例えば、最適時短速度Sが1.4である場合、コンテンツは、通常の再生速度に対して1.4倍の速度で再生されることを示している。
具体的には、最適時短速度算出部133は、S=a×(X−X)+b×(Y−Y)+c×(Z−Z)を演算することで、最適時短速度Sを算出する。ここで、基準値X、基準値Y、基準値Zはそれぞれ、シーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zの基準となる値であり、記憶部14に基準値142として記憶されている。また、係数a、係数b、および係数cは、最適時短速度Sが適切な値(具体的には、1.0から2.0の範囲の値)になるように、上記演算式の各項を補正するための数値であり、記憶部14に演算係数143として記憶されている。
最適時短速度算出部133は、算出したシーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Z、記憶部14から読み出した基準値142(基準値X、基準値Y、基準値Z)、および記憶部14から読み出した演算係数143(係数a、係数b、および係数c)を上記演算式に代入して、最適時短速度Sを算出する。
なお、最適時短速度Sが1.0から2.0の範囲の値となることは必須ではない。最適時短速度算出部133は、算出した最適時短速度Sが1.0より小さい場合、最適時短速度を1.0としてもよい(換言すれば、最適時短速度Sを通常の再生速度と同じとしてもよい)。また、算出した最適時短速度Sが予め設定された最大値より大きい場合、最適時短速度Sを該最大値(例えば2.0)としてもよい。
また、本実施形態に係る最適時短速度算出部133は、最適時短速度Sを、1.4などのように小数点第1位までの値として算出しているが、この例に限定されるものではない。例えば、最適時短速度Sは小数点第2位までの値として算出してもよい。また、本実施形態に係る最適時短速度算出部133は、上記の演算式S=a×(X−X)+b×(Y−Y)+c×(Z−Z)によって、最適時短速度Sを小数点第2位までの値として算出した後、小数点第2位の数字を四捨五入することによって、最適時短速度Sを小数点第1位までの値としてもよい。
最適時短速度算出部133は、算出した最適時短速度Sを、録画コンテンツと対応付けて記憶部14に記憶する。つまり、図1に示す録画コンテンツ141は、録画コンテンツと最適時短速度Sとが対応付けられたデータである。
コンテンツ再生部132は、録画コンテンツを再生し、該コンテンツをテレビ2に表示させる。具体的には、コンテンツ再生部132は、操作受付部15から録画コンテンツの再生指示を取得すると、該指示が示す録画コンテンツ141を記憶部14から読み出す。そして、コンテンツ再生部132は、読み出した録画コンテンツ141に含まれる録画コンテンツの各フレームを、通信部12を介してテレビ2に送信し、テレビ2に録画コンテンツを表示させる。
また、コンテンツ再生部132は、読み出した録画コンテンツ141に含まれる最適時短速度Sを、レコーダ1において予め設定されている倍速再生の速度に追加する。このとき、コンテンツ再生部132は、ユーザの操作回数に応じて(例えば、ユーザが早送りボタンを押下した回数に応じて)、倍速再生の速度が速くなるように最適時短速度Sを追加する。例えば、最適時短速度Sが1.4であって、予め設定されている倍速再生の速度が、5倍速、10倍速、20倍速である場合、最適時短速度Sを5倍速の前に追加する。これにより、録画コンテンツの再生速度は、ユーザが早送りボタンを押下する度に、1.4倍、5倍、10倍、20倍と切り替わる。また例えば、最適時短速度Sが1.8倍であって、予め設定されている倍速再生の速度が、1.5倍速、5倍速、10倍速である場合、最適時短速度Sを1.5倍速と5倍速との間に追加する。これにより、録画コンテンツの再生速度は、ユーザが早送りボタンを押下する度に、1.5倍、1.8倍、5倍、10倍と切り替わる。
なお、最適時短速度Sを再生速度の順番の1番目としてもよい。これにより、ユーザが早送りボタンを1回押下するだけで、最適時短速度Sに基づく倍速再生を実現することができる。
また、コンテンツ再生部132は、操作受付部15から録画コンテンツの倍速再生指示を取得すると、現在の再生速度から、該指示に応じた倍速再生の速度を特定して、特定した速度での録画コンテンツの倍速再生を行う。このとき、コンテンツ再生部132は、特定した倍速再生の速度が、最適時短速度Sに基づく速度であった場合、該速度を示す画像を生成する。そして、コンテンツ再生部132は、通信部12を介して該画像をテレビ2に送信し、録画コンテンツに重畳させてテレビ2に表示させる。これにより、ユーザは現在の倍速再生の速度が、再生しているコンテンツに最適な倍速再生の速度であることを認識することができる。
ここで、図7を参照して、倍速再生の速度の切換について説明する。図7は、倍速再生の速度の切換を説明する図である。なお、図示の例では、最適時短速度Sを反映した倍速再生の速度は1.4倍、5倍、10倍、20倍であり、1.4倍が最適時短速度Sに基づく倍速再生の速度であるとして説明する。
録画コンテンツの再生が開始されると、図7に示すように、該録画コンテンツは通常の速度(1倍速)で再生され、テレビ2の表示部20に録画コンテンツの映像が表示され、テレビ2から音声が出力される。
ここで、ユーザがリモコンの早送りボタンを押下すると、コンテンツ再生部132は、図7に示すように、録画コンテンツを通常の速度に対して1.4倍の速度(1.4倍速)で再生する。また、1.4倍速での再生は、最適時短速度Sに基づく再生速度であるため、該速度を示す画像201を生成し、録画コンテンツの映像に重畳させて表示させる。図示の画像201は、倍速再生の速度を示すテキスト(×1.4)と、この倍速再生の速度が最適時短速度Sに基づく再生速度であることを示すテキスト(最適時短速度)を含んでいる。なお、画像201は、最適時短速度Sに基づく速度であることをユーザに報知することができる画像であればよく、図示の例に限定されない。なお、コンテンツ再生部132は、最適時短速度Sに基づく録画コンテンツの倍速再生を行う場合、倍速再生の速度で音声の出力も行う。これにより、ユーザは録画コンテンツの視聴を楽しむことができる。
続いて、コンテンツ再生部132は、ユーザのリモコンの早送りボタンの押下に応じて、録画コンテンツの再生速度を5倍速、10倍速、20倍速と変更する。なお、コンテンツ再生部132は、これらの速度で録画コンテンツを再生する場合、音声の出力は行わない。また、図示してはいないが、20倍速での録画コンテンツの再生時に、ユーザがリモコンの早送りボタンを押下した場合、コンテンツ再生部132は再生速度を通常の速度(1倍速)に戻してもよい。
以上のように、コンテンツ再生部132は、録画コンテンツの倍速再生を実行する場合、最適時短速度算出部133が算出した倍速再生の速度(最適時短速度S)で録画コンテンツを再生するか、または、所定の倍速再生の速度で録画コンテンツを再生するかを、ユーザの総裁に応じて切り換えることができる。これにより、ユーザは状況に応じて倍速再生の速度を切り換えることができる。例えば、録画コンテンツの本編については、ユーザは内容を確認しつつ短時間で視聴したいので、最適時短速度Sで録画コンテンツを再生する一方、録画コンテンツ内のCMについては、ユーザは内容を確認する必要が無いので、最適時短速度Sより速い所定の倍速再生の速度で再生するというように、状況に応じて、ユーザの望む速度での録画コンテンツの再生を実現することができる。
(録画処理の流れ)
次に、図8を参照して、レコーダ1が実行する録画処理の流れについて説明する。図8は、録画処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、録画実行部131は、ユーザの指示に従ってコンテンツの録画を実行する(ステップS1、以下、「ステップ」を省略)。そして、録画実行部131は、録画が完了すると(S1でYES)、録画コンテンツを最適時短速度算出部133に出力する。
続いて、最適時短速度算出部133のシーン切換頻度算出部331は、シーン切換頻度Xを算出する(S2)。また、最適時短速度算出部133のシーン移動量算出部332は、シーン移動量Yを算出する(S3)。また、最適時短速度算出部133の音声速度算出部333は、音声速度Zを算出する(S4)。なお、シーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zの算出の詳細については、既に説明しているためここでは繰り返さない。また、S2、S3、およびS4の処理は、図示の順番通りに実行されるものに限定されない。例えば、S2の処理よりS3の処理が先に実行されてもよい。また、S2、S3、およびS4の処理は、同時に実行されてもよい。
続いて、最適時短速度算出部133は、算出したシーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zを用いて最適時短速度Sを算出する(S5、算出ステップ)。なお、最適時短速度Sの算出の詳細については、既に説明しているためここでは繰り返さない。最後に最適時短速度算出部133は、録画コンテンツに最適時短速度Sを対応付けて記憶部14に記憶する(S6)。以上で、録画処理は終了する。
(倍速再生処理の流れ)
次に、図9を参照して、レコーダ1が実行する倍速再生処理の流れについて説明する。図9は、倍速再生処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、該フローチャートは、録画コンテンツの再生が開始された後の処理について説明するものである。
まず、コンテンツ再生部132は、ユーザによるリモコンなどの早送りボタンの押下に基づく倍速再生指示を待機する状態となっている(S11)。操作受付部15が倍速再生指示を受信して、コンテンツ再生部132に出力すると(S11でYES)、コンテンツ再生部132は倍速再生の速度を特定する(S12)。具体的には、コンテンツ再生部132は、現在の録画コンテンツの再生速度と、予め決定している各倍速再生の速度の順番とから、倍速再生の速度を特定する。
続いて、コンテンツ再生部132は、特定した倍速再生の速度が、所定の速度であるか、または最適時短速度Sであるかを判定する(S13)。所定の速度であると判定した場合(S13でA)、コンテンツ再生部132は、特定した速度で倍速再生を行う(S15)。
一方、特定した倍速再生の速度が、最適時短速度Sであると判定した場合(S13でB)、コンテンツ再生部132は、最適時短速度Sに基づく倍速再生であることを示す画像を生成し、テレビ2に表示させる(S14)。さらに、特定した速度で録画コンテンツの倍速再生を行う(S15、再生ステップ)。以上で、倍速再生処理は終了する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図10〜図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、以降の実施形態については、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態では、最適時短速度Sを算出するか否か、および、算出する場合の最適時短速度Sの補正量をユーザが選択する構成について説明する。
図10は、本実施形態および以降の実施形態に係るレコーダ1aの要部構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、レコーダ1aは、制御部13および記憶部14に代えて制御部13aおよび記憶部14aを備える点、並びに、新たにカメラ16を備える点が、上述したレコーダ1と異なる。なお、カメラ16については、後述する実施形態3にて詳細を説明する。
そして、制御部13aは、最適時短速度算出部133に代えて最適時短速度算出部133aを含んでいる点、並びに、新たに表示制御部134、年齢推定部135、および倍速設定管理部136を含んでいる点が、上述した制御部13と異なる。また、年齢推定部135については、後述する実施形態3にて詳細を説明する。
また、記憶部14aは、新たに倍速設定144を記憶している点が上述した記憶部14と異なる。
表示制御部134は、テレビ2への画面表示を制御する。表示制御部134は、コンテンツ再生部341および設定画面表示部342を含んでいる。なお、コンテンツ再生部341については後述する。
設定画面表示部342は、ユーザが倍速再生の設定を変更するための設定画面をテレビ2に表示させる。具体的には、設定画面表示部342は、操作受付部15から設定画面の表示指示を取得すると、設定画面を生成し(または記憶部14aから読み出し)、通信部12を介してテレビ2に送信する(テレビ2に設定画面を表示させる)。なお、設定画面の表示指示は例えば、ユーザがリモコンを操作することにより、リモコンから操作受付部15に送信される。
ここで、図11を参照して設定画面の詳細について説明する。図11は倍速再生の設定画面の一例を示す図である。設定画面表示部342は、設定画面の表示指示を取得すると、図11の(a)に示す設定画面210を生成し、テレビ2に表示させる。図示のように、設定画面210は、倍速再生における複数の設定項目から、所望の設定項目をユーザに選択させるためのUI(UI211、UI212、UI213)を含んでいる。UI211は、「時短再生設定」というテキストを含み、本実施形態で説明する、最適時短速度Sを算出するか否か、および、算出する場合の最適時短速度Sの補正量をユーザに選択させる画面(時短再生設定画面)の表示指示を受け付けるためのUIである。なおUI212およびUI213については、後述する実施形態3および実施形態4にてその詳細を説明する。なお、枠線が太枠になっているUIは、ユーザがリモコンに対して所定の操作(例えば、決定ボタンの押下)を行ったとき、選択されるUIを示す。
設定画面表示部342は、操作受付部15から、UI211が選択されたことを示す通知を取得すると、時短再生設定画面を生成し(または記憶部14aから読み出し)、通信部12を介してテレビ2に送信する(テレビ2に時短再生設定画面を表示させる)。なお、UI211が選択されたことを示す通知は例えば、ユーザがリモコンを操作してUI211を選択したとき、リモコンから操作受付部15に送信される(他のUIが選択刺されたことを示す通知も同様である)。
時短再生設定画面は、最適時短速度Sを算出するか否か、および、算出する場合の最適時短速度Sの補正量をユーザに選択させる画面であればよい。例えば、時短再生設定画面は、図11の(b)に示す時短再生設定画面220であってもよい。
時短再生設定画面220は、図示のように、UI221、UI222、UI223、およびUI224を含んでいる。UI221は、「無効」というテキストを含んでおり、UI221を選択した場合、最適時短速度Sを算出しない設定とすることを示している。UI222は、「ゆっくり」というテキストを含んでおり、UI222を選択した場合、算出した最適時短速度Sをさらに遅くすることを示している。UI223は、「普通」というテキストを含んでおり、UI223を選択した場合、算出した最適時短速度Sを補正しないことを示している。UI224は、「速い」というテキストを含んでおり、UI224を選択した場合、算出した最適時短速度Sをさらに速くすることを示している。
ユーザは例えば、リモコンを操作してUI221〜UI224のいずれかを選択する。いずれかのUIが選択されると、選択されたUIを示す通知(例えば、UI221が選択されたことを示す通知)が、リモコンから操作受付部15に送信される。操作受付部15は、受信した通知を倍速設定管理部136に送信する。
倍速設定管理部136は、倍速再生に関する設定を管理する。具体的には、倍速設定管理部136は、操作受付部15からUI221〜UI224のいずれかが選択されたことを示す通知を取得すると、該通知に従って、記憶部14aに記憶されている倍速設定144を更新する。倍速設定144は、各設定を示す情報に、該設定が有効か無効かを示す情報(フラグ)が対応付けられたものである。倍速設定管理部136は、例えば、最適時短速度Sを補正しないことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている状態で、UI221が選択されたことを示す通知を取得すると、最適時短速度Sの算出を行わないことを示す情報に対応付けられたフラグを有効とする。そして、最適時短速度Sを補正しないことを示す情報に対応付けられたフラグを無効とする。
最適時短速度算出部133aは、録画コンテンツを取得すると、倍速設定144を読み出し、最適時短速度Sを算出しないことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっているか否かを確認する。該フラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、最適時短速度Sを算出せず、処理を終了する。
一方、上記フラグが無効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、実施形態1で説明したように最適時短速度Sを算出する。なお以降、実施形態1で説明した方法で算出された最適時短速度Sを算出速度Pと呼称する。続いて、最適時短速度算出部133aは、倍速設定144において、算出速度Pをさらに遅くすること示す情報、算出速度Pを補正しないことを示す情報、および、算出速度Pをさらに速くすることを示す情報のそれぞれに対応付けられたフラグのうち、いずれのフラグが有効となっているかを確認する。
算出速度Pをさらに遅くすること示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを0.7倍して、最適時短速度Sを算出する(換言すれば、実施形態1で説明した方法で算出された最適時短速度Sが遅くなる方向に補正する)。また、算出速度Pをさらに速くすることを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを1.2倍して、最適時短速度Sを算出する(換言すれば、実施形態1で説明した方法で算出された最適時短速度Sが速くなる方向に補正する)。また、算出速度Pを補正しないことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、算出速度Pを最適時短速度Sとする。なお、ここで示した算出速度Pに乗算する係数(0.7および1.2)は一例であり、この例に限定されるものではない。
そして、最適時短速度算出部133aは、算出した算出速度Pおよび最適時短速度Sを録画コンテンツに対応付けて、記憶部14aに記憶する。なお、算出速度Pと最適時短速度Sとが同じ値である場合は、最適時短速度Sのみを録画コンテンツに対応付けて、記憶部14aに記憶する。
コンテンツ再生部341は、読み出した録画コンテンツ141に含まれる最適時短速度Sに加え、算出速度Pについても、レコーダ1において予め設定されている倍速再生の速度に追加する点、および、特定した倍速再生の速度が、最適時短速度Sに基づく速度であった場合だけでなく、算出速度Pに基づく速度であった場合にも、該速度を示す画像を生成する点が、上述したコンテンツ再生部132と異なる。
ここで、図12を参照して、本実施形態に係る倍速再生の速度の切換について説明する。図12は、本実施形態に係る倍速再生の速度の切換を説明する図である。なお、図示の例では、算出速度Pおよび最適時短速度Sを反映した倍速再生の速度は1.4倍、1.8倍、5倍、10倍、20倍であり、1.8倍が算出速度Pに、また、1.4倍が最適時短速度Sに基づく倍速再生の速度であるとして説明する。つまり、図示の例においてユーザは、録画コンテンツを再生する前に、時短再生設定画面220においてUI222を選択している。
録画コンテンツの再生が開始されると、図12に示すように、該録画コンテンツは通常の速度(1倍速)で再生され、テレビ2の表示部20に録画コンテンツの映像が表示され、テレビ2から音声が出力される。
ここで、ユーザがリモコンの早送りボタンを押下すると、コンテンツ再生部341は、図12に示すように、録画コンテンツを1.4倍の速度で再生する。また、1.4倍速での再生は、最適時短速度Sに基づく再生速度であるため、該速度を示す画像202を生成し、録画コンテンツの映像に重畳させて表示させる。図示の画像202は、倍速再生の速度を示すテキスト(×1.4)と、この倍速再生の速度が最適時短速度Sに基づく再生速度であることを示すテキスト(あなたへのおススメ)を含んでいる。つまり画像202は、現在の倍速再生の速度が、算出されたシーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zだけでなく、ユーザが選択した設定に応じた速度であることをユーザに報知する画像である。
続いて、ユーザが再度リモコンの早送りボタンを押下すると、コンテンツ再生部341は、図12に示すように、録画コンテンツを1.8倍の速度で再生する。また、1.8倍速での再生は、算出速度Pに基づく再生速度であるため、該速度を示す画像203を生成し、録画コンテンツの映像に重畳させて表示させる。図示の画像203は、倍速再生の速度を示すテキスト(×1.8)と、この倍速再生の速度が算出速度Pに基づく再生速度であることを示すテキスト(次点おススメ)を含んでいる。つまり画像203は、現在の倍速再生の速度が、算出されたシーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zに応じた速度(換言すれば、ユーザが選択した設定を反映していない速度)であることをユーザに報知する画像である。
なお、画像202および画像203はそれぞれ、最適時短速度Sおよび算出速度Pに基づく速度であることをユーザに報知することができる画像であればよく、図示の例に限定されない。また、コンテンツ再生部341は、最適時短速度Sおよび算出速度Pに基づく録画コンテンツの倍速再生を行う場合、倍速再生の速度で音声の出力も行う。これにより、ユーザは録画コンテンツの視聴を楽しむことができる。
続いて、コンテンツ再生部341は、ユーザのリモコンの早送りボタンの押下に応じて、録画コンテンツの再生速度を5倍速、10倍速、20倍速と変更する。なお、コンテンツ再生部341は、これらの速度で録画コンテンツを再生する場合、音声の出力は行わない。また、図示してはいないが、20倍速での録画コンテンツの再生時に、ユーザがリモコンの早送りボタンを押下した場合、コンテンツ再生部341は再生速度を通常の速度(1倍速)に戻してもよい。
(録画処理の流れ)
次に、図13を参照して、レコーダ1が実行する録画処理の流れについて説明する。図13は、録画処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、実施形態1にて説明した録画処理と同様の処理を行うステップについては、同じステップ番号を付し、ここでの説明を省略する。
最適時短速度算出部133aは、録画実行部131から録画コンテンツを取得すると、記憶部14aから倍速設定144を読み出し、最適時短速度算出が有効となっているか否かを確認する(S21)。具体的には、最適時短速度算出部133aは、最適時短速度Sを算出しないことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっているか否かを確認する。最適時短速度算出が有効となっていない場合(S21でNO)、録画処理は終了する。一方、最適時短速度算出が有効となっている場合(S21でYES)、最適時短速度算出部133aは、上述したS2、S3、S4の処理を実行して、算出速度Pを算出する(S22)。なお、算出速度Pの算出の詳細は、実施形態1で説明した最適時短速度Sの算出と同様であるため、ここでの説明を省略する。
続いて、最適時短速度算出部133aは、倍速設定144を再度確認し、最適時短速度の補正の設定を確認する(S23)。具体的には、最適時短速度算出部133aは、倍速設定144において、算出速度Pをさらに遅くすること示す情報、算出速度Pを補正しないことを示す情報、算出速度Pをさらに速くすることを示す情報のそれぞれに対応付けられたフラグのうち、いずれのフラグが有効となっているかを確認する。
算出速度Pをさらに遅くすること示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、換言すれば、最適時短速度が「ゆっくり」である場合(S23でA)、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを0.7倍して最適時短速度Sを算出する(S24)。
また、算出速度Pを補正しないことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、換言すれば、最適時短速度が「普通」である場合(S23でB)、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを最適時短速度Sとする(S25)。
また、算出速度Pをさらに速くすることを示す情報が対応付けられたフラグが有効となっている場合、換言すれば、最適時短速度が「速い」である場合(S23でC)、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを1.2倍して最適時短速度Sを算出する(S26)。
最後に、最適時短速度算出部133aは、録画コンテンツに算出時間Pおよび最適時短速度Sを対応付けて、記憶部14aに記憶する(S27)。なお、算出速度Pと最適時短速度Sとが同じ値である場合(S22でB)は、最適時短速度Sのみを録画コンテンツに対応付けて、記憶部14aに記憶する。以上で、録画処理は終了する。
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について、図10、図14および図15に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本実施形態では、カメラで撮影した画像に含まれるユーザの顔から該ユーザの年齢を推定し、推定した年齢が所定の年齢以上の場合、算出した最適時短速度S(算出速度P)をさらに遅くする構成について説明する。ユーザが高齢(例えば60歳以上)の場合、シーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zに基づいて算出された速度での倍速再生(換言すれば、録画コンテンツにとって最適な速度での倍速再生)は、該ユーザにとって速すぎる可能性がある。そこで、ユーザが高齢であると推定される場合、最適時短速度Sがさらに遅くなる方向に補正することで、該ユーザにとって適切な倍速再生の速度を実現することができる。
まず、図10を参照して、カメラ16および年齢推定部135の詳細について説明する。カメラ16は、ユーザの顔を含む画像を撮影し、該画像を年齢推定部135に出力する。なお、カメラ16はユーザの顔を撮影できる場所(例えばテレビ2の縁部分)に設置される。
年齢推定部135は、取得した画像に含まれる人物の顔から、該人物の年齢を推定する。なお、画像に含まれる人物の年齢推定については、既存の技術を用いることができる。年齢推定部135は、推定した年齢を示す年齢情報を最適時短速度算出部133aに出力する。
次に、図14を参照して、ユーザによる年齢推定の設定について説明する。図14は、倍速再生の設定画面の別の例を示す図である。図14の(a)は、上述した図11の(a)と同様の画面である。UI212は、「年齢推定設定」というテキストを含み、最適時短速度算出部133aにおいて、ユーザの年齢を考慮した最適時短速度(算出速度P)の補正を行うか否かをユーザに選択させる画面(年齢推定設定画面)の表示指示を受け付けるためのUIである。
設定画面表示部342は、操作受付部15から、UI212が選択されたことを示す通知を取得すると、年齢推定設定画面を生成し(または記憶部14aから読み出し)、通信部12を介してテレビ2に送信する(テレビ2に年齢推定設定画面を表示させる)。
年齢推定設定画面は、ユーザの年齢を考慮した最適時短速度(算出速度P)の補正を行うか否かをユーザに選択させる画面であればよい。例えば、年齢推定設定画面は、図14の(b)に示す年齢推定設定画面230(選択画面)であってもよい。
年齢推定設定画面230は、図示のように、UI231およびUI232を含んでいる。UI231は、「無効」というテキストを含んでおり、UI231を選択した場合、ユーザの年齢を考慮した最適時短速度の補正を行わないことを示している。一方、UI232は、「有効」というテキストを含んでおり、UI232を選択した場合、ユーザの年齢を考慮した最適時短速度の補正を行うことを示している。
なお、年齢推定設定画面230においていずれかのUIが選択された場合の倍速設定管理部136の処理は、実施形態2にて説明した処理と同様であるため、ここでの説明を省略する。
次に、最適時短速度算出部133aによる最適時短速度Sの算出について説明する。最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを算出すると、倍速設定144を読み出し、ユーザの年齢を考慮した最適時短速度の補正を行うことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっているかを確認する。
ユーザの年齢を考慮した最適時短速度の補正を行うことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、年齢推定部135から取得した年齢情報を確認し、該年齢情報が示す年齢が、60歳以上であるか否かを判定する。60歳以上であると判定した場合、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを0.7倍して、最適時短速度Sを算出する。一方、60歳未満であると判定した場合、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを最適時短速度Sとする。なお、算出速度Pを遅くして最適時短速度Sとするか否かを判定するための閾値となる年齢は、60歳に限定されるものではない。また、ここで示した算出速度Pに乗算する係数(0.7)は一例であり、この例に限定されるものではない。
また、ユーザの年齢を考慮した最適時短速度の補正を行うことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっていない場合、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを最適時短速度Sとする。
(録画処理の流れ)
次に、図15を参照して、レコーダ1が実行する録画処理の流れについて説明する。図15は、録画処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、実施形態1および実施形態2にて説明した録画処理と同様の処理を行うステップについては、同じステップ番号を付し、ここでの説明を省略する。
最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを算出すると、記憶部14aから倍速設定144を読み出し、年齢推定が有効となっているか否かを確認する(S31)。具体的には、ユーザの年齢を考慮した最適時短速度の補正を行うことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっているかを確認する。
年齢推定が有効となっている場合(S31でYES)、すなわち、ユーザの年齢を考慮した最適時短速度の補正を行うことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、年齢推定部135から取得した年齢情報を確認し、該年齢情報が示す年齢が、60歳以上であるか否かを判定する(S32)。60歳以上であると判定した場合(S32でNO)、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを0.7倍して、最適時短速度Sを算出する(S34)。
一方、年齢推定が無効となっている場合(S31でNO)、すなわち、ユーザの年齢を考慮した最適時短速度の補正を行うことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっていない場合、および、年齢情報が示す年齢が、60歳以上であると判定した場合(S32でNO)、最適時短速度算出部133aは、算出速度Pを最適時短速度Sとする。
〔実施形態4〕
本発明のさらに別の実施形態について、図10、図16、および図17に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本実施形態では、最適時短速度Sを算出する際に用いる3つのパラメータのうち、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yを重視した最適時短速度Sとするか、音声に関するパラメータである音声速度Zを重視した最適時短速度Sとするか、あるいは、両方のパラメータのバランスをとった最適時短速度Sとするかをユーザに選択させ、該選択結果に応じて最適時短速度Sを算出する構成について説明する。
まず、図16を参照して、映像および音声の何れを重視するかについての、ユーザによる設定について説明する。図16は、倍速再生の設定画面の別の例を示す図である。図16の(a)は、上述した図11の(a)および図14の(a)と同様の画面である。UI213は、「コンテンツ要素設定」というテキストを含み、最適時短速度算出部133aによる最適時短速度Sの算出において、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yを重視するか、音声に関するパラメータである音声速度Zを重視するか、あるいは、両方のパラメータのバランスをとるかをユーザに選択させる画面(コンテンツ要素設定画面)の表示指示を受け付けるためのUIである。
設定画面表示部342は、操作受付部15から、UI213が選択されたことを示す通知を取得すると、コンテンツ要素設定画面を生成し(または記憶部14aから読み出し)、通信部12を介してテレビ2に送信する(テレビ2にコンテンツ要素設定画面を表示させる)。
コンテンツ要素設定画面は、最適時短速度Sの算出において、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yを重視するか、音声に関するパラメータである音声速度Zを重視するか、あるいは、両方のパラメータのバランスをとるかをユーザに選択させる画面であればよい。例えば、コンテンツ要素設定画面は、図16の(b)に示すコンテンツ要素設定画面240(選択画面)であってもよい。
コンテンツ要素設定画面240は、図示のように、UI241、UI242、およびUI243を含んでいる。UI241は、「バランス」というテキストを含んでおり、UI241を選択した場合、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yと、音声に関するパラメータ音声速度Zとのバランスをとって最適時短速度Sを算出することを示している。UI242は、「画面の動き優先」というテキストを含んでおり、UI242を選択した場合、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yを重視して最適時短速度Sを算出することを示している。UI243は、「音声の速度優先」というテキストを含んでおり、UI243を選択した場合、音声に関するパラメータである音声速度Zを重視して最適時短速度Sを算出することを示している。
なお、コンテンツ要素設定画面240においていずれかのUIが選択された場合の倍速設定管理部136の処理は、実施形態2にて説明した処理と同様であるため、ここでの説明を省略する。
次に、最適時短速度算出部133aによる最適時短速度Sの算出について説明する。最適時短速度算出部133aは、録画コンテンツを取得すると、倍速設定144を読み出し、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yと、音声に関するパラメータである音声速度Zとのバランスをとることを示す情報、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yを重視することを示す情報、および、音声に関するパラメータである音声速度Zを重視することを示す情報のそれぞれに対応付けられた3つのフラグのうち、いずれのフラグが有効となっているかを確認する。
映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yと、音声に関するパラメータ音声速度Zとのバランスをとることを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、演算式S=a×(X−X)+b×(Y−Y)と演算式S=c×(Zs−Z)を演算して、映像成分Sおよび音声成分Sを算出する。そして、演算式S=(S+S)/2を演算して、最適時短速度Sを算出する。換言すれば、最適時短速度算出部133aは、映像成分Sと音声成分Sとの平均値を最適時短速度Sとする。
また、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yを重視することを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、上述した演算式で映像成分Sを算出し、該映像成分Sを最適時短速度Sとする。
また、音声に関するパラメータである音声速度Zとのバランスをとることを示す情報ことを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、上述した演算式で音声成分Sを算出し、該音声成分Sを最適時短速度Sとする。
なお、本実施形態における係数a、係数b、および係数cは、映像成分Sおよび音声成分Sが適切な値(具体的には、1.0から2.0の範囲の値)になるように、上記演算式の各項を補正するための数値である。すなわち、本実施形態における係数a、係数b、および係数cは、実施形態1における係数a、係数b、および係数cと異なる数値である可能性がある。
(録画処理の流れ)
次に、図17を参照して、レコーダ1が実行する録画処理の流れについて説明する。図17は、録画処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、実施形態1〜3にて説明した録画処理と同様の処理を行うステップについては、同じステップ番号を付し、ここでの説明を省略する。
最適時短速度算出部133aは、録画コンテンツを取得すると、記憶部14aから倍速設定144を読み出し、重み付け設定を確認する(S41)。具体的には、倍速設定144において、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yと、音声に関するパラメータである音声速度Zとのバランスをとることを示す情報、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yを重視することを示す情報、および、音声に関するパラメータである音声速度Zを重視することを示す情報のそれぞれに対応付けられた3つのフラグのうち、いずれのフラグが有効となっているかを確認する。
重み付け設定が「バランス」である場合(S41でA)、換言すれば、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yと、音声に関するパラメータである音声速度Zとのバランスをとることを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、映像成分Sと音声成分Sとの平均値を最適時短速度Sとする(S42)。
また、重み付け設定が「画面の動き優先」である場合(S41でB)、換言すれば、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yを重視することを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、映像成分Sを最適時短速度Sとする(S43)。
また、重み付け設定が「音声の速度優先」である場合(S41でC)、換言すれば、音声に関するパラメータである音声速度Zを重視することを示す情報に対応付けられたフラグが有効となっている場合、最適時短速度算出部133aは、音声成分Sを最適時短速度Sとする(S44)。
なお、本実施形態で説明した構成は一例であり、本実施形態に係るレコーダ1aは、ユーザの設定に応じて、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yと、音声に関するパラメータである音声速度Zとのバランスをとった最適時短速度、映像に関するパラメータであるシーン切換頻度Xおよびシーン移動量Yを重視した最適時短速度、または、音声に関するパラメータである音声速度Zを重視した最適時短速度を算出することができる構成であればよい。
〔変形例〕
最適時短速度S、映像成分S、音声成分Sを算出するための演算式は、上述した各実施形態にて説明した演算式に限定されない。例えば、上述した各演算式に「+1」という項を追加してもよい。この例の場合、「+1」以外の項を演算したときに算出される値は、0〜1.0程度になるように基準値142および演算係数143が設定される。なお、実施形態2および実施形態3にこの例を適用する場合、最適時短速度Sを算出した後に、「1」を加算する。これにより、算出される値は必ず1以上となるので、実施形態1で説明した、最適時短速度Sを算出した後の調整(算出した最適時短速度Sが1.0より小さい場合、最適時短速度を1.0とする)を行う必要が無くなる。
また、実施形態3および実施形態4の構成のうち少なくとも一方を、実施形態2に適用してもよい。すなわち、レコーダ1aは、シーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zの他に、時短再生設定、年齢推定設定、およびコンテンツ要素設定の少なくともいずれかに基づいて、最適時短速度Sを算出してもよい。
また、上述した各実施形態では、最適時短速度Sの算出にシーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zをすべて用いていたが、最適時短速度Sの算出はこの例に限定されない。すなわち、本発明に係るレコーダ1、レコーダ1aは、最適時短速度Sの算出に、シーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Zのうち、少なくとも1つを用いる構成であってもよい。また、本発明に係るレコーダ1、レコーダ1aは、シーン切換頻度X、シーン移動量Y、および音声速度Z以外のパラメータを用いて、最適時短速度Sを算出してもよい。例えば、字幕のテンポとして、字幕の単位時間あたりの文字量を算出し、該文字量を用いて、最適時短速度Sを算出してもよい。
また、上述した各実施形態にて説明した、録画完了時に最適時短速度Sを算出する構成は一例であり、最適時短速度Sを算出するタイミングはこの例に限定されない。具体的には、本発明に係るレコーダ1、レコーダ1aは、録画完了時から再生時の間のいずれかのタイミングで最適時短速度Sを算出すればよい。例えば、録画コンテンツの再生指示を取得したときに最適時短速度Sを算出してもよい。また、本発明に係るレコーダ1aは、倍速設定144が更新されたときに、記憶部14aに記憶されている録画コンテンツについて、最適時短速度Sを再計算してもよい。
また、本発明に係るレコーダ1、レコーダ1aは、最適時短速度Sの算出に、取得可能なその他の情報を用いてもよい。例えば、レコーダ1、レコーダ1aは、EPG(electronic program guide)から取得できる情報を用いて、最適時短速度Sを算出してもよい。具体的には、録画コンテンツが初回または最終回の放送である場合、ユーザは該コンテンツを倍速再生で視聴する場合であっても、比較的遅い速度で見たいと考えると想定される。そのため、録画コンテンツが初回または最終回の放送であるという情報をEPGから取得した場合、最適時短速度算出部133、最適時短速度算出部133aは、最適時短速度Sを遅くしてもよい。また、コンテンツのジャンル、出演者、脚本家、監督、演出家などの情報をEPGから取得して、最適時短速度Sの算出に用いてもよい。例えば、ユーザが好きなジャンル、出演者などをあらかじめ登録しておき、録画コンテンツのジャンル、出演者などが登録された情報と合致する場合は、最適時短速度Sを遅くしてもよい。
また、取得可能なその他の情報として、再生する録画コンテンツが、既に視聴されたものであるか否かを示す情報を用いてもよい。具体的には、既に視聴した録画コンテンツの再生指示を取得した場合、最適時短速度算出部133、最適時短速度算出部133aは、最適時短速度Sを再計算して、最適時短速度Sを速くしてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
レコーダ1およびレコーダ1aの制御ブロック(特に制御部13および制御部13aに含まれる各部)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、レコーダ1およびレコーダ1aは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るコンテンツ再生装置(レコーダ1、レコーダ1a)は、録画したコンテンツを再生し、該コンテンツを表示装置(テレビ2)に表示させるコンテンツ再生装置であって、上記コンテンツに基づいて、早送り再生の速度を算出する算出部(最適時短速度算出部133、最適時短速度算出部133a)と、上記算出部が算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生する再生部(コンテンツ再生部132、コンテンツ再生部341)と、を備え、上記再生部は、上記算出部が算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生していること示す画像を上記表示装置に表示させる。
上記の構成によれば、コンテンツに基づいて、早送り再生の速度を算出するので、所定の早送り再生の速度から選択する構成に比べて、コンテンツの早送り再生の速度の選択肢が大幅に増加することとなる。よって、録画したコンテンツを短時間で視聴する際に、コンテンツの再生速度を適切なものとすることができる。
また、上記の構成によれば、上記算出部が算出した早送り再生の速度でコンテンツを再生していること示す画像を表示するので、ユーザは、現在の早送り再生の速度が再生しているコンテンツにとって適切な早送り再生の速度であることを認識することができる。
本発明の態様2に係るコンテンツ再生装置は、上記態様1において、上記再生部は、上記コンテンツの早送り再生を実行する場合、上記算出部が算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生するか、または、所定の早送り再生の速度で上記コンテンツを再生するかを、ユーザの操作に応じて切り換えてもよい。
上記の構成によれば、算出部が算出した早送り再生の速度でコンテンツを再生するか、または所定の早送り再生の速度でコンテンツを再生するかを、ユーザの操作に応じて切り換えるので、ユーザは状況に応じて、コンテンツの早送り再生の速度を、ユーザ自身が望む早送り再生の速度に切り換えることができる。
本発明の態様3に係るコンテンツ再生装置(レコーダ1a)は、上記態様1または2において、ユーザを撮影した画像に基づいてユーザの年齢を推定する年齢推定部(年齢推定部135)をさらに備え、上記算出部(最適時短速度算出部133a)は、さらに、上記年齢推定部が推定したユーザの年齢が所定の年齢以上の場合、上記算出部が算出した早送り再生の速度を遅くしてもよい。
コンテンツを視聴するユーザが高齢の場合、コンテンツにとって適切な早送り再生の速度で再生すると、再生速度が速すぎるとユーザが感じる可能性がある。そこで上記の構成によれば、推定したユーザの年齢が所定の年齢以上の場合、算出した早送り再生の速度を遅くする。これにより、高齢のユーザがコンテンツを視聴する場合であっても、該ユーザにとって適切な早送り再生の速度でのコンテンツの再生を実現することができる。
本発明の態様4に係るコンテンツ再生装置は、上記態様3において、上記年齢推定部が推定したユーザの年齢が所定の年齢以上の場合に上記算出部が算出した早送り再生の速度を遅くするか否かを、ユーザに選択させる選択画面を上記表示装置に表示させる表示制御部(表示制御部134)をさらに備えてもよい。
上記の構成によれば、ユーザの年齢が所定以上の場合に算出した早送り再生の速度を遅くするか否かを、表示装置に表示された選択画面を見ながら選択する。これにより、ユーザは算出された早送り再生の速度が速すぎると感じた場合のみ、該速度を遅くすることができる。また、選択画面を見ながら選択することができるので、適切な早送り再生の速度の算出を、ユーザにとって利用しやすいものとすることができる。
本発明の態様5に係るコンテンツ再生装置は、上記態様1から4のいずれかにおいて、上記算出部は、予めユーザが行った設定に従って、上記コンテンツの映像に基づいて上記早送り再生の速度を算出するか、上記コンテンツの音声に基づいて上記早送り再生の速度を算出するか、または、上記映像および上記音声の両方に基づいて上記早送り再生の速度を算出するかを決定してもよい。
上記の構成によれば、早送り再生の速度を算出するときに、コンテンツの映像に基づいて算出するか、コンテンツの音声に基づいて算出するか、または映像および音声の両方に基づいて算出するかを、ユーザが予め行った設定に従って決定する。これにより、算出する早送り再生の速度を、ユーザが所望する早送り再生の速度に近づけることができる。
本発明の態様6に係るコンテンツ再生装置は、上記態様5において、上記映像に基づいて上記早送り再生の速度を算出するか、上記音声に基づいて上記早送り再生の速度を算出するか、または、上記映像および上記音声の両方に基づいて上記早送り再生の速度を算出するかを、ユーザに選択させる選択画面を上記表示装置に表示させる表示制御部をさらに備えてもよい。
上記の構成によれば、早送り再生の速度を算出するときに、映像に基づいて算出するか、音声に基づいて算出するか、または映像および音声の両方に基づいて算出するかをユーザに選択させる画面を表示装置に表示させるので、ユーザは画面を確認しながら、自身が所望する設定を選択することができる。よって、適切な早送り再生の速度の算出を、ユーザにとって利用しやすいものとすることができる。
本発明の態様7に係るコンテンツ再生装置は、上記態様1から6のいずれかにおいて、上記算出部は、上記コンテンツにおける、切れ目なく撮影された部分であるシーンの単位時間あたりの変更回数、および、上記シーンごとにおける、該シーンに含まれる基準物の単位時間あたりの移動量の平均値の少なくともいずれか一方を使用して、上記早送り再生の速度を算出してもよい。
上記の構成によれば、コンテンツにおける、切れ目なく撮影された部分であるシーンの単位時間あたりの変更回数、および、上記シーンごとにおける、該シーンに含まれる基準物の単位時間あたりの移動量の平均値の少なくともいずれか一方を使用する。これにより、コンテンツにおける映像のテンポを適切に評価することができ、コンテンツにとって適切な早送り再生の速度を算出することができる。
本発明の態様8に係るコンテンツ再生装置は、上記態様1から7のいずれかにおいて、上記算出部は、上記コンテンツにおける各音声の単位時間あたりの出力文字数の平均値を使用して、上記早送り再生の速度を算出してもよい。
上記の構成によれば、コンテンツにおける各音声の単位時間あたりの出力文字数の平均値を使用する。これにより、コンテンツにおける音声のテンポを適切に評価することができ、コンテンツにとって適切な早送り再生の速度を算出することができる。
本発明の態様9に係るコンテンツ再生装置の制御方法は、録画したコンテンツを再生し、該コンテンツを表示装置に表示させるコンテンツ再生装置の制御方法であって、上記コンテンツに基づいて、早送り再生の速度を算出する算出ステップ(S5)と、上記算出ステップにて算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生する再生ステップ(S15)と、を含み、上記再生ステップでは、上記算出ステップにて算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生していることを示す画像を上記表示装置に表示させる。
上記の構成によれば、本態様に係るコンテンツ再生装置の制御方法は、態様1に係るコンテンツ再生装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の各態様に係るコンテンツ再生装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記コンテンツ再生装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記コンテンツ再生装置をコンピュータにて実現させるコンテンツ再生装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 レコーダ(コンテンツ再生装置)
1a レコーダ(コンテンツ再生装置)
2 テレビ(表示装置)
132 コンテンツ再生部(再生部)
133 最適時短速度算出部(算出部)
133a 最適時短速度算出部(算出部)
134 表示制御部
135 年齢推定部
341 コンテンツ再生部(再生部)
S5 算出ステップ
S15 再生ステップ

Claims (11)

  1. 録画したコンテンツを再生し、該コンテンツを表示装置に表示させるコンテンツ再生装置であって、
    上記コンテンツに基づいて、早送り再生の速度を算出する算出部と、
    上記算出部が算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生する再生部と、を備え、
    上記再生部は、上記算出部が算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生していることを示す画像を上記表示装置に表示させることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 上記再生部は、上記コンテンツの早送り再生を実行する場合、上記算出部が算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生するか、または、所定の早送り再生の速度で上記コンテンツを再生するかを、ユーザの操作に応じて切り換えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. ユーザを撮影した画像に基づいてユーザの年齢を推定する年齢推定部をさらに備え、
    上記算出部は、さらに、上記年齢推定部が推定したユーザの年齢が所定の年齢以上の場合、上記算出部が算出した早送り再生の速度を遅くすることを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 上記年齢推定部が推定したユーザの年齢が所定の年齢以上の場合に上記算出部が算出した早送り再生の速度を遅くするか否かを、ユーザに選択させる選択画面を上記表示装置に表示させる表示制御部をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ再生装置。
  5. 上記算出部は、予めユーザが行った設定に従って、上記コンテンツの映像に基づいて上記早送り再生の速度を算出するか、上記コンテンツの音声に基づいて上記早送り再生の速度を算出するか、または、上記映像および上記音声の両方に基づいて上記早送り再生の速度を算出するかを決定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
  6. 上記映像に基づいて上記早送り再生の速度を算出するか、上記音声に基づいて上記早送り再生の速度を算出するか、または、上記映像および上記音声の両方に基づいて上記早送り再生の速度を算出するかを、ユーザに選択させる選択画面を上記表示装置に表示させる表示制御部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ再生装置。
  7. 上記算出部は、上記コンテンツにおける、切れ目なく撮影された部分であるシーンの単位時間あたりの変更回数、および、上記シーンごとにおける、該シーンに含まれる基準物の単位時間あたりの移動量の平均値の少なくともいずれか一方を使用して、上記早送り再生の速度を算出することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
  8. 上記算出部は、上記コンテンツにおける各音声の単位時間あたりの出力文字数の平均値を使用して、上記早送り再生の速度を算出することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
  9. 録画したコンテンツを再生し、該コンテンツを表示装置に表示させるコンテンツ再生装置の制御方法であって、
    上記コンテンツに基づいて、早送り再生の速度を算出する算出ステップと、
    上記算出ステップにて算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生する再生ステップと、を含み、
    上記再生ステップでは、上記算出ステップにて算出した上記早送り再生の速度で上記コンテンツを再生していることを示す画像を上記表示装置に表示させることを特徴とするコンテンツ再生装置の制御方法。
  10. 請求項1に記載のコンテンツ再生装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記算出部および上記再生部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  11. 請求項10に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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