JP2017187144A - 作業機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数種類のアタッチメントを取り替えながら作業する場合の供給油路内の設定圧の調整作業を、簡易かつ的確に行うことが可能な作業機械を提供する。【解決手段】第1アタッチメントA1への油圧力の供給を制御する第1アタッチメント制御バルブから油圧取出部C1までの区間油路31内の圧力を制御する電磁比例リリーフ弁35と、アタッチメントの種類に応じて区間油路31内の圧力の設定値を指定するアタッチメント油圧設定スイッチS1と、区間油路31内の圧力が指定された設定値となるように、電磁比例リリーフ弁35を電気的に制御する制御装置CUとを備える。アタッチメント交換時の区間油路31内の圧力の設定値は、作業者がアタッチメント油圧設定スイッチS1を操作することにより指定する。【選択図】図3
Description
本発明は、車体に設けられたアームにブレーカ等の各種アタッチメントが着脱可能に取り付けられる作業機械に関する。
上記のような作業機械として、地面を掘削したり掘削した土砂等を移動させたりする際に使用されるショベルローダやパワーショベル(バックホー)などが広く知られている。このような作業機械は、車体に上下揺動可能に設けられたアームの先端部に、バケットやブレード、チップブレーカ(単に「ブレーカ」とも称する)、オーガ装置などの各種アタッチメントが着脱可能に構成されており、アタッチメントを作業目的に応じて着脱交換することにより、一台の作業機械を多目的、多機能に使用可能になっている(例えば、特許文献1を参照)。
このような作業機械において、アタッチメントを交換する場合には、アタッチメントに作動油を供給するための供給油路内の圧力が、アタッチメントの種類に応じた適正な設定圧となるように調整する必要がある。
従来、このような供給油路内の設定圧の調整は、例えば、供給油路に設置した圧力計を見ながら作業者が、制御バルブに設けられたポートリリーフバルブの調整ネジを、六角棒レンチ等の工具を用いて回して調整するというように、手作業で行われていた。そのため、作業が煩雑で面倒であった。また、手作業のため、設定圧の調整が不十分であったり調整し忘れたりすることもあり、それによりアタッチメントが正常に作動しない虞もあった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、アタッチメントを交換する場合の供給油路内の設定圧の調整作業を、簡易かつ的確に行うことが可能な作業機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る作業機械(例えば、実施形態におけるパワーショベル1)は、油圧力を受けて作動するタイプの複数種類のアタッチメントが選択的に着脱可能に構成された作業機械であって、前記アタッチメントに油圧力を供給するために設けられた油圧取出部と、油圧力を供給する油圧源(例えば、実施形態におけるメイン油圧ポンプP1)と、前記油圧源から前記油圧取出部へ油圧力を供給する供給油路と、前記アタッチメントへの油圧力の供給を制御するために前記供給油路に設けられた供給制御弁(例えば、実施形態における第1アタッチメント制御バルブV11)と、前記供給油路における、前記供給制御弁から前記油圧取出部までの取出側区間油路(例えば、実施形態における区間油路31)内の圧力を制御する電磁圧力制御弁(例えば、実施形態における電磁比例リリーフ弁35)と、前記アタッチメントの種類に応じて前記取出側区間油路内の圧力の設定値を指定する設定値指定手段(例えば、実施形態におけるアタッチメント油圧設定スイッチS1)と、前記取出側区間油路内の圧力が指定された設定値となるように、前
記電磁圧力制御弁を電気的に制御する圧力制御弁制御手段(例えば、実施形態における制御装置CU)と、を備えたことを特徴とする。
記電磁圧力制御弁を電気的に制御する圧力制御弁制御手段(例えば、実施形態における制御装置CU)と、を備えたことを特徴とする。
上記構成の作業機械において、前記取出側区間油路から分岐して油タンク(例えば、実施形態における作動油タンクT)まで延び、前記アタッチメントからの戻り油を、前記供給制御弁を介さずに前記油タンクに戻すための分岐戻り油路と、前記分岐戻り油路に設けられ、前記分岐戻り油路を開閉するように作動する開閉用電磁弁(例えば、実施形態における電磁制御弁38)と、前記開閉用電磁弁の開閉作動を制御する開閉用電磁弁制御手段(例えば、実施形態における制御装置CU)と、を備えた構成とすることが好ましい。
上記のように構成された本発明に係る作業機械によれば、取出側区間油路内の圧力が指定された設定値となるように、電磁圧力制御弁が圧力制御弁制御手段により電気的に制御される構成であり、このときの圧力の設定値は、設定値指定手段により指定されるので、アタッチメントを交換する場合の取出側区間油路内の設定圧の調整作業を、簡易かつ的確に行うことが可能となる。
上記構成の作業機械において、アタッチメントからの戻り油を、供給制御弁を介さずに油タンクに戻すための分岐戻り油路と、分岐戻り油路を開閉するように作動する開閉用電磁弁と、開閉用電磁弁の開閉作動を制御する開閉用電磁弁制御手段とを備えた構成とすれば、アタッチメントからの戻り油を、供給制御弁を介さずに油タンクに戻す場合と、供給制御弁を介して油タンクに戻す場合との切替作業を簡易かつ的確に行うことも可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1には本発明を適用したクローラ型のパワーショベル1を示し、図2にはこのパワーショベル1の油圧作動装置の作動制御を行うための油圧制御系の概略構成を示している。これら図1および図2を参照しながら、まずパワーショベル1の概略構成について説明する。なお、説明の便宜上、図1に示す矢印方向を前後、左右および上下と定義して説明を行う。
パワーショベル1は、図1に示すように、平面視略H字状の走行台車2の左右に走行機構3,3を備えて構成される走行装置4と、走行台車2の後部に上下に揺動自在に設けられたブレード5と、走行台車2の上部に旋回自在に設けられた旋回台6と、旋回台6の前部に設けられたショベル機構7と、旋回台6の上部に立設されたオペレータ搭乗用のオペレータキャビン8とを備えて構成される。
左右一対の走行機構3,3は、走行台車2の左右前部に設けられた駆動用スプロケットホイール9と、走行台車2の左右後部に設けられたアイドラホイール10と、駆動用スプロケットホイール9とアイドラホイール10との間に巻き掛けられた履帯11とから構成される。左右一対の走行機構3,3のうち、走行台車2の右側に設けられた走行機構3には、駆動用スプロケットホイール9を駆動する油圧駆動式の右走行モータ9Rが備えられ
ている。走行台車2の左側に設けられた走行機構3には、駆動用スプロケットホイール9を駆動する油圧駆動式の左走行モータ9Lが備えられている。ブレード5は、油圧駆動式のブレードシリンダ(図示略)により揺動作動される。旋回台6は、油圧駆動式の旋回モータ(図示略)により、走行装置4に対して旋回作動される。
ている。走行台車2の左側に設けられた走行機構3には、駆動用スプロケットホイール9を駆動する油圧駆動式の左走行モータ9Lが備えられている。ブレード5は、油圧駆動式のブレードシリンダ(図示略)により揺動作動される。旋回台6は、油圧駆動式の旋回モータ(図示略)により、走行装置4に対して旋回作動される。
ショベル機構7は、旋回台6の前部に揺動自在に枢結されたブーム12と、ブーム12の先端部にブーム12の揺動面内で上下に揺動自在に枢結されたアーム13と、アーム13の先端に上下に揺動自在に枢結されたバケット14とを備える。旋回台6の前部とブーム12とに跨って油圧駆動式のブームシリンダ15が設けられており、このブームシリンダ15によりブーム12が揺動作動される。ブーム12とアーム13とに跨って油圧駆動式のアームシリンダ16が設けられており、このアームシリンダ16によりアーム13が揺動作動される。アーム13とバケット14とに跨って油圧駆動式のバケットシリンダ17が設けられており、このバケットシリンダ17によりバケット14が揺動作動される。
アーム13の先端部には、着脱可能なクイックヒッチ機構(図示略)が装備されており、バケット14は、このクイックヒッチ機構を介して、アーム13の先端部に着脱されるように構成されている。また、バケット14をアーム13の先端部から取り外すことによって、アーム13の先端部には、複数種類の油圧作動式のアタッチメントがクイックヒッチ機構を介して着脱できるようになっている。本実施形態では、着脱可能なアタッチメントとして、図2に示すように、第1アタッチメントA1、第2アタッチメントA2および第3アタッチメントA3の3タイプのアタッチメントが使用可能に構成されている。第1アタッチメントA1は、高圧大流量の作動油により往復動可能に駆動されるブレーカ等の作動装置であり、第2アタッチメントA2は、高圧中流量の作動油により正逆回転可能に駆動されるロータリ等の作動装置であり、第3アタッチメントA3は、高圧小流量の作動油により揺動可能に駆動されるチルト等の作動装置である。
オペレータキャビン8は、略矩形箱状に形成されており、内部にオペレータが前方に向いて着座するためのオペレータシート18が設けられている。オペレータシート18の左右には、ブレード5、旋回台6、ショベル機構7および装着されたアタッチメント等の作動操作を行うための右作業操作レバー19と左作業操作レバー20とが設けられている。また、オペレータシート18の前方には、走行装置4の作動操作を行うための右走行操作レバー21と左走行操作レバー22とが設けられている。右走行操作レバー21は、右走行モータ9Rを操作するための操作レバーであり、左走行操作レバー22は、左走行モータ9Lを操作するための操作レバーである。さらに、クイックヒッチ機構を操作するための操作レバー(図示略)も設けられている。
また、オペレータシート18の周囲には、作業者により操作される各種のスイッチが設けられている。このようなスイッチとして、アタッチメント油圧設定スイッチS1、第1アタッチメント作動油供給スイッチS2およびオートタンク作動スイッチS3の3種類のスイッチを図2に示している。アタッチメント油圧設定スイッチS1は、装着されたアタッチメントに作動油を供給するための供給油路内の圧力の設定値を指定するために操作されるものであり、例えば、数値入力可能なテンキー等の操作装置により構成される。第1アタッチメント作動油供給スイッチS2は、装着された第1アタッチメントA1に作動油を供給するために操作されるものであり、例えば、作業操作レバー19,20の頂部に設けられる。オートタンク作動スイッチS3は、装着された第1アタッチメントA1に供給された作動油が、作動油タンクTに直接戻るようにするために操作されるものであり、例えば、上記表示パネル上に表示される、「オン」、「オフ」、「オート」の3態様のうち何れかを選択可能なアイコンにより構成される。
このように構成されるパワーショベル1においては、オペレータがオペレータシート1
8に着座して、右作業操作レバー19および左作業操作レバー20を前後左右に傾動操作したり、右走行操作レバー21および左走行操作レバー22を前後に傾動操作することによって、走行装置4によりパワーショベル1を前後に走行させたり、ショベル機構7等を作動させて掘削等の作業をさせることができる。
8に着座して、右作業操作レバー19および左作業操作レバー20を前後左右に傾動操作したり、右走行操作レバー21および左走行操作レバー22を前後に傾動操作することによって、走行装置4によりパワーショベル1を前後に走行させたり、ショベル機構7等を作動させて掘削等の作業をさせることができる。
具体的には、右作業操作レバー19を前後に傾動操作することにより、ブーム12を上下起伏揺動させ、左右に傾動操作することにより、バケット14を上下に掘削揺動させる。左作業操作レバー20については、前後に傾動操作することによりアーム13を上下に屈伸揺動させ、左右に傾動操作することにより旋回台6を左右に旋回作動させる。また、右走行操作レバー21を前方向に傾動操作することにより、右走行モータ9Rを正転駆動して右走行機構3を前進方向に駆動し、後方向に傾動操作することによりこれを逆転駆動して後進方向に駆動する。同様に、左走行操作レバー22を前方向に傾動操作することにより、左走行モータ9Lを正転駆動して左走行機構3を前進方向に駆動し、後方向に傾動操作することによりこれを逆転駆動して後進方向に駆動する。
次に、このパワーショベル1において、各操作レバー19〜22や各スイッチS1〜S3の操作に応じて、装着されたアタッチメントが有する油圧アクチュエータ等を作動させる油圧制御系の構成について、図3,4を追加参照しながら説明する。なお、各操作レバー19〜22が上述のように前後もしくは左右に操作されると、その操作方向および操作量に対応する操作信号が出力される構成となっている。
油圧制御系は、図2に示すように、各操作レバー19〜22や各スイッチS1〜S3からの操作信号が入力される制御装置CUと、制御装置CUにより作動制御されて油圧アクチュエータへの作動油の供給制御を行う多連マニホールドタイプ(積層タイプ)の制御バルブCVと、エンジンEにより回転駆動されるメイン油圧ポンプP1および補助油圧ポンプP2とを備える。メイン油圧ポンプP1および補助油圧ポンプP2は、作動油タンクT内の作動油を供給油路を介して制御バルブCVに供給するように構成されている。
制御バルブCVは、ブームシリンダ15への作動油供給制御を行うブーム制御バルブV1、アームシリンダ16への作動油供給制御を行うアーム制御バルブV2、バケットシリンダ17への作動油供給制御を行うバケット制御バルブV3等の他に、第1アタッチメント制御バルブV11と第2アタッチメント制御バルブV12を備えている。
第1アタッチメント制御バルブV11は、第1アタッチメントA1用の油圧取出部C1および第1アタッチメント用油圧調整回路部30を介して、第1アタッチメントA1の油圧アクチュエータ71への作動油供給制御を行うものである。油圧取出部C1は、第1アタッチメントA1へ供給される作動油の取出口を有するとともに、第1アタッチメントA1側の油圧受取部D1と連結されることにより、第1アタッチメント制御バルブV11から油圧取出部C1へと延びる車体側の油路と、油圧アクチュエータ71から油圧受取部D1へと延びる第1アタッチメントA1側の油路とを接続するように構成されている。なお、油圧取出部C1は、油圧受取部D1と連結、連結解除されるときに、油圧取出口を自動的に開閉するストップ弁を備えた構成のものとしてもよいし、手動操作により油圧取出口を開閉するストップ弁を備えた構成のものとしてもよい(次述する油圧取出部C2,C3についても同じ)。
第2・第3アタッチメント制御バルブV12は、第2アタッチメントA2用の油圧取出部C2および第2・第3アタッチメント用油圧調整回路部50を介して、第2アタッチメントA2の油圧アクチュエータ72への作動油供給制御を行うか、または、第3アタッチメントA3用の油圧取出部C3および第2・第3アタッチメント用油圧調整回路部50を介して、第3アタッチメントA3の油圧アクチュエータ73への作動油供給制御を行うも
のである。油圧取出部C2は、第2アタッチメントA2へ供給される作動油の取出口を有するとともに、第2アタッチメントA2側の油圧受取部D2と連結されることにより、第2アタッチメント制御バルブV12から油圧取出部C2へと延びる車体側の油路と、油圧アクチュエータ72から油圧受取部D2へと延びる第2アタッチメントA2側の油路とを接続するように構成されている。同様に、油圧取出部C3は、第3アタッチメントA3へ供給される作動油の取出口を有するとともに、第3アタッチメントA3側の油圧受取部D3と連結されることにより、第2アタッチメント制御バルブV12から油圧取出部C3へと延びる車体側の油路と、油圧アクチュエータ73から油圧受取部D3へと延びる第3アタッチメントA3側の油路とを接続するように構成されている。
のである。油圧取出部C2は、第2アタッチメントA2へ供給される作動油の取出口を有するとともに、第2アタッチメントA2側の油圧受取部D2と連結されることにより、第2アタッチメント制御バルブV12から油圧取出部C2へと延びる車体側の油路と、油圧アクチュエータ72から油圧受取部D2へと延びる第2アタッチメントA2側の油路とを接続するように構成されている。同様に、油圧取出部C3は、第3アタッチメントA3へ供給される作動油の取出口を有するとともに、第3アタッチメントA3側の油圧受取部D3と連結されることにより、第2アタッチメント制御バルブV12から油圧取出部C3へと延びる車体側の油路と、油圧アクチュエータ73から油圧受取部D3へと延びる第3アタッチメントA3側の油路とを接続するように構成されている。
第1アタッチメント用油圧調整回路部30は、図3に示すように、第1アタッチメント制御バルブV11から油圧取出部C1まで延びる区間油路31と、調圧回路部32と、オートタンク回路部36とを備えて構成される。区間油路31は、油圧ポンプP1,P2から油圧取出部C1まで延びる供給油路のうち、第1アタッチメント制御バルブV11から油圧取出部C1までの取出側区間油路を構成するものであり、供給側の油路31aと戻り側の油路31bとから構成される。この区間油路31は、第1アタッチメントA1が装着された際に、第1アタッチメントA1側の油路72と接続され(油路31aは油路72aと、油路31bは油路72bと接続され)、第1アタッチメントA1に作動油(油圧力)を供給することができるように構成されている。
調圧回路部32は、供給側の油路31aから分岐する油路33aと、戻り側の油路31bから分岐する油路33bと、これら2つの油路33a,33bが結合して作動油タンクTへと延びる油路33cとを備えており、油路33a,33bには、チェック弁34a,34bがそれぞれ設けられ、油路33cには、電磁比例リリーフ弁35が設けられている。電磁比例リリーフ弁35は、区間油路31内の圧力の上昇に応じて油路33cを開いて、区間油路31内の作動油を作動油タンクTに逃がし、区間油路31内の圧力が指定された設定値となるように調圧制御するものである。この設定値は、作業者がアタッチメント油圧設定スイッチS1を操作することにより指定される。制御装置CUは、指定された設定値に基づき、電磁比例リリーフ弁35の比例ソレノイドに入力する電流値を調整し、電磁比例リリーフ弁35が、指定された設定値に応じた調圧制御を行えるように、電磁比例リリーフ弁35を制御するようになっている。
なお、設定値の指定は、区間油路31の供給側の油路31a内の圧力に対して設定することも、戻り側の油路31b内の圧力に対して設定することも可能である。また、制御装置CUは、第1アタッチメントA1が離脱される際に(例えば、クイックヒッチ機構による第1アタッチメントA1の離脱を指示するためのスイッチが設けられた場合には、そのスイッチが操作されたことに基づき)、区間油路31内の残圧が除去される(圧力が零となる)ように、電磁比例リリーフ弁35を制御して油路33cを開くように構成されている。区間油路31内の残圧を除去することにより、区間油路31と第1アタッチメントA1側の油路72との接続が解除された際に、油路31,72内の作動油が飛散することを防止することができる。
オートタンク回路部36は、区間油路31の戻り側の油路31bから分岐して作動油タンクTへと延びる分岐戻り油路37と、この分岐戻り油路37に設けられた油路開閉用の電磁制御弁38とを備えて構成される。この電磁制御弁38は、油路37を開閉可能に作動するものであり、第1アタッチメント作動油供給スイッチS2とオートタンク作動スイッチS3の各操作状態に基づき、制御装置CUにより制御されるように構成されている。具体的には、オートタンク作動スイッチS3が「オフ」に操作された場合には、電磁制御弁38が油路37を閉鎖する(区間油路31側から作動油タンクT側に作動油が流れないようにする)ように制御し、オートタンク作動スイッチS3が「オン」に操作された場合
には、電磁制御弁38が油路37を開放する(区間油路31側から作動油タンクT側に作動油が流れるようにする)。また、オートタンク作動スイッチS3が「オート」に操作された場合には、第1アタッチメント作動油供給スイッチS2の操作状態に応じて電磁制御弁38が制御される。すなわち、第1アタッチメント作動油供給スイッチS2が「オン」に操作されて作動油が第1アタッチメントA1に供給される場合には、電磁制御弁38が油路37を開放するように制御され、第1アタッチメント作動油供給スイッチS2が「オフ」に操作されて作動油が第1アタッチメントA1に供給されない場合には、電磁制御弁38が油路37を閉鎖するように制御される。油路37を開放するように電磁制御弁38を制御することにより、第1アタッチメントA1からの戻り油を、第1アタッチメント制御バルブV11を介さずに直接、作動油タンクに戻すことが可能となる。なお、第1アタッチメントA1としてブレーカ以外のアタッチメントを用いる場合には、油路31bを供給側として用いることもある。その場合には、オートタンク作動スイッチS3が「オート」に操作されると、電磁制御弁38が油路37を閉鎖するように制御されるようになっている。
には、電磁制御弁38が油路37を開放する(区間油路31側から作動油タンクT側に作動油が流れるようにする)。また、オートタンク作動スイッチS3が「オート」に操作された場合には、第1アタッチメント作動油供給スイッチS2の操作状態に応じて電磁制御弁38が制御される。すなわち、第1アタッチメント作動油供給スイッチS2が「オン」に操作されて作動油が第1アタッチメントA1に供給される場合には、電磁制御弁38が油路37を開放するように制御され、第1アタッチメント作動油供給スイッチS2が「オフ」に操作されて作動油が第1アタッチメントA1に供給されない場合には、電磁制御弁38が油路37を閉鎖するように制御される。油路37を開放するように電磁制御弁38を制御することにより、第1アタッチメントA1からの戻り油を、第1アタッチメント制御バルブV11を介さずに直接、作動油タンクに戻すことが可能となる。なお、第1アタッチメントA1としてブレーカ以外のアタッチメントを用いる場合には、油路31bを供給側として用いることもある。その場合には、オートタンク作動スイッチS3が「オート」に操作されると、電磁制御弁38が油路37を閉鎖するように制御されるようになっている。
第2・第3アタッチメント用油圧調整回路部50は、図4に示すように、油路切替用の電磁制御弁55と、第2・第3アタッチメント制御バルブV12から電磁制御弁55まで延びる区間油路51(第2または第3アタッチメントA2/A3を左回転させる場合に供
給側となる左回転用の油路51Lと、右回転させる場合に供給側となる右回転用の油路51Rとからなる)と、電磁制御弁55から油圧取出部C2まで延びる区間油路52(左回転用の油路52Lと右回転用の油路52Rとからなる)と、電磁制御弁55から油圧取出部C3まで延びる区間油路53(左回転用の油路53Lと右回転用の油路53Rとからなる)と、調圧回路部54とを備えて構成される。
給側となる左回転用の油路51Lと、右回転させる場合に供給側となる右回転用の油路51Rとからなる)と、電磁制御弁55から油圧取出部C2まで延びる区間油路52(左回転用の油路52Lと右回転用の油路52Rとからなる)と、電磁制御弁55から油圧取出部C3まで延びる区間油路53(左回転用の油路53Lと右回転用の油路53Rとからなる)と、調圧回路部54とを備えて構成される。
電磁制御弁55は、区間油路51と区間油路52とを接続する状態と、区間油路51と区間油路53とを接続する状態とを切り替えるように、制御装置CUにより制御されるように構成されている。図示していないが、オペレータキャビン8内には、アタッチメントA1〜A3のいずれを装着するのかを選択するアタッチメント選択用スイッチ(例えば、タッチ式の表示パネル上に表示される3つのアイコン(各アイコンは3種類のアタッチメントA1〜A3の各々に対応している)が設けられている。制御装置CUは、例えば、このアタッチメント選択用スイッチにより第2アタッチメントA2が選択された場合は、区間油路51と区間油路52とを接続するように、第3アタッチメントA3が選択された場合は、区間油路51と区間油路53とを接続するように、電磁制御弁55を制御するように構成される。
区間油路51は、油圧ポンプP1,P2から油圧取出部C2まで延びる供給油路のうち、第2・第3アタッチメント制御バルブV12から油圧取出部C2までの取出側区間油路を区間油路52と共に構成するとともに、油圧ポンプP1,P2から油圧取出部C3まで延びる供給油路のうち、第2・第3アタッチメント制御バルブV12から油圧取出部C3までの取出側区間油路を区間油路53と共に構成する。区間油路52は、第2アタッチメントA2が装着された際に、第2アタッチメントA2側の油路74と接続され(油路52Lは油路74Lと、油路52Rは油路74Rと接続され)、さらに区間油路51とも接続されることにより、第2アタッチメントA2に作動油を供給することができるように構成されている。区間油路53は、第3アタッチメントA3が装着された際に、第3アタッチメントA3側の油路75と接続され(油路53Lは油路75Lと、油路53Rは油路75Rと接続され)、さらに区間油路51とも接続されることにより、第3アタッチメントA3に作動油を供給することができるように構成されている。
調圧回路部54は、左回転用の油路51Lから分岐する油路57aと、右回転用の油路51Rから分岐する油路57bと、これら2つの油路57a,57bが結合して作動油タ
ンクTへと延びる油路57cとを備えており、油路57a,57bには、チェック弁58a,58bがそれぞれ設けられ、油路57cには、電磁比例リリーフ弁59が設けられてなる。電磁比例リリーフ弁59は、区間油路51内の圧力の上昇に応じて油路57cを開いて、区間油路51内の作動油を作動油タンクTに逃がし、区間油路51内の圧力が指定された設定値となるように調圧制御するものである。この設定値の指定および電磁比例リリーフ弁59の制御は、上述の調圧回路部32における設定値の指定および電磁比例リリーフ弁35の制御と同様であるので、説明は省略する。また、電磁比例リリーフ弁59が区間油路51内等の残圧の除去に利用可能な点も上述の電磁比例リリーフ弁35と同様であり、説明は省略する。
ンクTへと延びる油路57cとを備えており、油路57a,57bには、チェック弁58a,58bがそれぞれ設けられ、油路57cには、電磁比例リリーフ弁59が設けられてなる。電磁比例リリーフ弁59は、区間油路51内の圧力の上昇に応じて油路57cを開いて、区間油路51内の作動油を作動油タンクTに逃がし、区間油路51内の圧力が指定された設定値となるように調圧制御するものである。この設定値の指定および電磁比例リリーフ弁59の制御は、上述の調圧回路部32における設定値の指定および電磁比例リリーフ弁35の制御と同様であるので、説明は省略する。また、電磁比例リリーフ弁59が区間油路51内等の残圧の除去に利用可能な点も上述の電磁比例リリーフ弁35と同様であり、説明は省略する。
次に、アタッチメントを交換する場合の供給油路内の圧力の調圧方法について、第1アタッチメントA1が交換された場合を例にとり、図3を参照しながら説明する。ここでは、第1アタッチメントA1として、仕様が異なる2つのブレーカ(一方を第1ブレーカ、他方を第2ブレーカとする)を交換して装着する場合について説明する。第1ブレーカは圧力設定値α、第2ブレーカは圧力設定値βで使用されるように構成されているとする。まず、第1ブレーカを装着する場合、作業者がアタッチメント油圧設定スイッチS1を操作して、区間油路31内の圧力の設定値を設定値αに指定する。この指定に基づき制御装置CUが、電磁比例リリーフ弁35の比例ソレノイドに入力する電流値を調整し、これにより、第1ブレーカが使用される際には、設定値αに応じた調圧制御が電磁比例リリーフ弁35により行われる。
この第1ブレーカを外して、第2ブレーカを装着する場合は、作業者がアタッチメント油圧設定スイッチS1を操作して、区間油路31内の圧力の設定値を設定値βに指定する。この指定に基づき制御装置CUが、電磁比例リリーフ弁35の比例ソレノイドに入力する電流値を調整し、これにより、第2ブレーカが使用される際には、設定値βに応じた調圧制御が電磁比例リリーフ弁35により行われる。
このように圧力設定値の仕様が異なるアタッチメントを交換する場合、作業者が、アタッチメント油圧設定スイッチS1を操作して、区間油路31内の圧力の設定値を指定するだけで、指定した設定値に応じた調圧制御が行われるように構成されている。このため、アタッチメントを交換する場合の供給油路内の圧力の調整作業を、簡易かつ的確に行うことが可能である。
なお、制御装置CUは、一度指定された設定値を記憶しておくことが可能となっており、一度装着されて使用されたアタッチメントを再度装着する場合には、先の使用時に設定されて記憶された設定値を読み出して再度設定することにより、供給油路内の調圧制御を行うようにすることも可能である。この場合、制御装置CUは、記憶されている設定値(複数でも可)を表示パネル等に表示し、作業者がその表示された設定値の中から適正な設定値を選択して指定するようにしてもよい。
また、ここでは、第1アタッチメントA1が交換された場合の供給油路内の圧力の調整方法について説明したが、第2アタッチメントA2や第3アタッチメントA3が交換された場合の供給油路内の圧力の調整についても同様に行うことが可能である。さらに、ここでは、仕様の異なる同タイプのアタッチメントを交換する場合を例にとって説明したが、タイプの異なるアタッチメントを交換する場合にも同様にして圧力の調整作業(設定値の調整)を行うことが可能である。
また、上述の実施形態では、本発明をパワーショベルに適用した場合について説明したが、本発明は、パワーショベル以外の作業機械、例えばクローラローダ等の他の作業機械に適用することもできる。
1 パワーショベル
31,51〜53 区間油路
35,59 電磁比例リリーフ弁
38,55 電磁制御弁
A1 第1アタッチメント
A2 第2アタッチメント
A3 第3アタッチメント
C1〜C3 油圧取出部
S1 アタッチメント油圧設定スイッチ
V11 第1アタッチメント制御バルブ
V12 第2・第3アタッチメント制御バルブ
CU 制御装置
P1 メイン油圧ポンプ
P2 補助油圧ポンプ
E エンジン
31,51〜53 区間油路
35,59 電磁比例リリーフ弁
38,55 電磁制御弁
A1 第1アタッチメント
A2 第2アタッチメント
A3 第3アタッチメント
C1〜C3 油圧取出部
S1 アタッチメント油圧設定スイッチ
V11 第1アタッチメント制御バルブ
V12 第2・第3アタッチメント制御バルブ
CU 制御装置
P1 メイン油圧ポンプ
P2 補助油圧ポンプ
E エンジン
Claims (2)
- 油圧力を受けて作動するタイプの複数種類のアタッチメントが選択的に着脱可能に構成された作業機械であって、
前記アタッチメントに油圧力を供給するために設けられた油圧取出部と、
油圧力を供給する油圧源と、
前記油圧源から前記油圧取出部へ油圧力を供給する供給油路と、
前記アタッチメントへの油圧力の供給を制御するために前記供給油路に設けられた供給制御弁と、
前記供給油路における、前記供給制御弁から前記油圧取出部までの取出側区間油路内の圧力を制御する電磁圧力制御弁と、
前記アタッチメントの種類に応じて前記取出側区間油路内の圧力の設定値を指定する設定値指定手段と、
前記取出側区間油路内の圧力が指定された設定値となるように、前記電磁圧力制御弁を電気的に制御する圧力制御弁制御手段と、を備えたことを特徴とする作業機械。 - 前記取出側区間油路から分岐して油タンクまで延び、前記アタッチメントからの戻り油を、前記供給制御弁を介さずに前記油タンクに戻すための分岐戻り油路と、
前記分岐戻り油路に設けられ、前記分岐戻り油路を開閉するように作動する開閉用電磁弁と、
前記開閉用電磁弁の開閉作動を制御する開閉用電磁弁制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016078137A JP2017187144A (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | 作業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016078137A JP2017187144A (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | 作業機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017187144A true JP2017187144A (ja) | 2017-10-12 |
Family
ID=60046287
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2016078137A Pending JP2017187144A (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | 作業機械 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP2017187144A (ja) |
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2016
- 2016-04-08 JP JP2016078137A patent/JP2017187144A/ja active Pending
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