JP2017189197A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】判定の結果を示唆する第1の画像が表示されているときに、疑似保留画像及び(又は)保留画像の変化をわかりやすくする。
【解決手段】示唆画像は、判定の結果を示唆する第1の示唆画像を保留画像及び疑似保留画像と重ならないように表示し、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像を前記疑似保留画像と重なるように表示し、前記保留画像の表示態様が変化することを示唆する第3の示唆画像を前記保留画像と重なるように表示する遊技機100。
【選択図】図23
【解決手段】示唆画像は、判定の結果を示唆する第1の示唆画像を保留画像及び疑似保留画像と重ならないように表示し、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像を前記疑似保留画像と重なるように表示し、前記保留画像の表示態様が変化することを示唆する第3の示唆画像を前記保留画像と重なるように表示する遊技機100。
【選択図】図23
Description
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に関する。
遊技機(パチンコ遊技機)の一種では、取得条件の成立により取得した判定情報に基づいて当たり判定を行い、大当たりに当選した場合、特別遊技の一種として、大入賞口の開放を伴う大当たり遊技を行う。大入賞口に遊技球を入賞させることで多数の賞球を得ることができる。当たり判定の結果は、図柄表示手段上において、図柄の変動表示を経たのちの図柄の停止態様によって遊技者に示される。
判定情報を用いた当たり判定の権利は所定数(例えば4)を上限として保留可能とされ、当たり判定の権利が保留されているとき権利が保留されていることを示す保留表示が行われる。また、当該権利に対して当たり判定が行われた後においても当該権利に応じた当該権利表示を行う遊技機もある(例えば下記特許文献1参照)。そして、当該権利に係る判定情報、保留に係る判定情報が大当たりの当選を示すものであるのかについての期待度を、当該権利表示の態様、保留表示の態様にて表そうとした遊技機も多い。例えば、当該権利表示又は保留表示の色について、白、青、緑、赤の順に大当たりの期待度が高まる。当該権利表示又は保留表示を一旦或る態様にて開始した後に当該権利表示又は保留表示の態様を変化させる演出(例えば色を白から緑に変化させる演出)も一般的に行われる。
当該権利表示又は保留表示を変化させる演出の行い方については工夫の余地があると考えられ、その変化のさせ方について新たな演出を導入できれば遊技の興趣向上が見込める。遊技機において、遊技への飽きを抑制して楽しんで遊技を行ってもらうために、新たな演出及び方法の導入が重要であることは言うまでもない。
そこで本発明は、当該権利表示又は保留表示に関連して遊技の興趣向上に寄与する遊技機を提供することを目的とする。
本発明に係る遊技機は、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定の権利を記憶する記憶手段と、表示手段を含む所定の演出手段を用いて所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記記憶手段に前記権利が記憶されていることを示す保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記権利に対して前記判定が行われることに応じて疑似保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記疑似保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記保留画像又は前記疑似保留画像を前記表示手段に表示しているときに、所定の示唆画像を前記表示手段に表示可能にし、
前記示唆画像は、前記判定の結果を示唆する第1の示唆画像と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像(当該保変演出画像)と、前記保留画像の表示態様が変化することを示唆する第3の示唆画像(保変演出画像)と、を含み、前記第1の示唆画像は、前記保留画像及び前記疑似保留画像よりも後側に表示され、前記第2の示唆画像は、前記疑似保留画像よりも前側に表示され、前記第3の示唆画像は、前記保留画像よりも前側に表示されることを特徴とする。
前記示唆画像は、前記判定の結果を示唆する第1の示唆画像と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像(当該保変演出画像)と、前記保留画像の表示態様が変化することを示唆する第3の示唆画像(保変演出画像)と、を含み、前記第1の示唆画像は、前記保留画像及び前記疑似保留画像よりも後側に表示され、前記第2の示唆画像は、前記疑似保留画像よりも前側に表示され、前記第3の示唆画像は、前記保留画像よりも前側に表示されることを特徴とする。
本発明によれば、当該権利表示及び(又は)保留表示に関連して遊技の興趣向上に寄与する遊技機を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。なお、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。
本発明に係る遊技機に好適な実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、本発明に係る遊技機を、旧第一種に属する遊技機(所謂デジパチ)に適用している。
<<遊技機の基本構成>>
図1は、本実施形態に係る遊技機100の正面図である。図1を参照して遊技機100の基本構成を説明する。遊技機100は、遊技盤101を含む他、図1に示された各構成部材を備える。なお、上下左右とは、特に記述無き限り、遊技機100及び遊技盤101に正対する遊技者から見た上下左右を指す。上下方向も左右方向も遊技盤101の盤面に平行である。上下方向は鉛直方向に平行であり、左右方向は水平方向に平行である。また特に記述無き限り、前方とは、遊技機100及び遊技盤101に正対する遊技者に対して近い方を指し、後方は、特に記述無き限り、遊技機100及び遊技盤101に正対する遊技者に対して遠い方を指す。
図1は、本実施形態に係る遊技機100の正面図である。図1を参照して遊技機100の基本構成を説明する。遊技機100は、遊技盤101を含む他、図1に示された各構成部材を備える。なお、上下左右とは、特に記述無き限り、遊技機100及び遊技盤101に正対する遊技者から見た上下左右を指す。上下方向も左右方向も遊技盤101の盤面に平行である。上下方向は鉛直方向に平行であり、左右方向は水平方向に平行である。また特に記述無き限り、前方とは、遊技機100及び遊技盤101に正対する遊技者に対して近い方を指し、後方は、特に記述無き限り、遊技機100及び遊技盤101に正対する遊技者に対して遠い方を指す。
遊技機100は、パチンコ遊技機であって、遊技施設に配置された島構造体に取り付けられる外枠10と、外枠10に対して開閉自在に取り付けられる内枠11と、内枠11に対して開閉自在に取り付けられる扉枠12と、を備える。扉枠12には、後述する遊技領域103のほぼ全域を前方(遊技者側)から視認することができるように、透明性を有するガラス板が嵌め込まれて成る窓部12aが形成されている。遊技盤101は内枠11に対して着脱可能に取り付けられる。遊技盤101の下部位置には、遊技球を発射するための発射部が配置されている(発射部の詳細構造は図示せず)。
発射部の駆動により上方に発射された遊技球は、レール102a及び102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技盤101に形成された遊技領域103内を落下(流下)するようになっている。遊技領域103には、複数の釘(不図示)が設けられており、この釘によって遊技球は不特定な方向に移動方向を変化させながら落下する。また、遊技盤101において、遊技領域103における遊技球の落下経路には、遊技球の落下方向を変化させる風車(不図示)や、第1始動口105、第2始動口106、電動チューリップ107、ゲート108、大入賞口111及び普通入賞口112が設置される。遊技盤101の略中央部分には、装飾図柄を含む各種の演出画像を表示可能な、ディスプレイパネル等から成る画像表示部104が配置される。
始動口105及び106は、画像表示部104の下方に設置され、それぞれに遊技球が通過可能(入賞可能)な始動領域を形成する。所定の第1始動条件又は第2始動条件が成立することによって特図判定(大当たり遊技を行うか否か等の判定)を受けるための権利が取得される。第1、第2始動条件は、それぞれ、始動口105、106に遊技球が入賞することによって成立する。また、遊技機100は、始動口105又は106に入賞した遊技球を検出すると、所定個数(例えば3個)の遊技球を払い出す。始動口105、106、大入賞口111又は普通入賞口112に対する遊技球の入賞に起因して払い出される遊技球を賞球とも呼ぶ。なお、入賞を入球と読み替えても良い。
第2始動口106の近傍に、電動チューリップ107が設けられる。電動チューリップ107は、遊技球を第2始動口106へ入賞し難くさせる閉状態(閉口した状態)と、閉状態よりも遊技球を第2始動口106へ入賞しやすくさせる開状態(開放した状態)の内の、どちらかの状態をとる。実質的には、電動チューリップ107が閉状態であるとき、遊技球の第2始動口106への入賞は不可能であり、電動チューリップ107が開状態であるときにのみ、遊技球の第2始動口106への入賞が可能となる。電動チューリップ107が開状態となることを、電動チューリップ107の開放とも言う。電動チューリップ107は、画像表示部104の右側に配置されたゲート108を遊技球が通過したことにより行われる普図判定の結果に基づいて開放される。
第1始動口105及び第2始動口106の右側には大入賞口111が設けられる。大入賞口111も、電動チューリップ107のように開閉動作が可能となっており、遊技球を大入賞口111へ入賞し難くさせる閉状態(閉口した状態)と、閉状態よりも遊技球を大入賞口111へ入賞しやすくさせる開状態(開放した状態)の内の、どちらかの状態をとる。実質的には、大入賞口111が閉状態であるとき、遊技球の大入賞口111への入賞は不可能であり、大入賞口111が開状態であるときにのみ、遊技球の大入賞口111への入賞が可能となる。大入賞口111が開状態となることを、大入賞口111の開放とも言う。大入賞口111は、通常、閉鎖されており、大当たりに当選した場合に、所定条件(例えば、30秒経過又は遊技球10個の入賞)を満たすまで開状態となるラウンド遊技を所定回数(例えば16回)だけ繰り返す。遊技機100は、大入賞口111に入賞した遊技球を検出すると、所定個数(例えば14個)の賞球を払い出す。
画像表示部104の側方や下方などには、1以上の普通入賞口112が設置される。遊技機100は、普通入賞口112への入賞を検出した場合には所定個数(例えば5個)の賞球を払い出す。遊技領域103の最下部には、第1始動口105、第2始動口106、大入賞口111及び普通入賞口112の何れにも入賞しなかった遊技球を回収する回収口113が設けられている。遊技盤101の右下部分には情報表示部114が設けられている。なお、遊技盤101上の各構成部品の設置位置を任意に変更可能である。
扉枠12において、その外周部分には、任意の演出に用いられるスピーカ115(スピーカ115a、115b及び115cを含む)、演出ライト部116及び枠可動役物117が組み込まれている。演出に用いられる可動役物は、遊技盤101上にも設けられている。本実施形態において遊技盤101上には盤可動役物130が設けられる。また、扉枠12において、右下位置には操作ハンドル119が配置されている。操作ハンドル119は遊技者側に突出するような形状を有しており、その外周部には発射指示部材120が設けられている。発射指示部材120は、操作ハンドル119により回転可能に支持されている。遊技者は遊技球を発射させる場合、発射指示部材120を時計回りに回転させる。このとき、発射指示部材120を回転させる角度により、遊技者は遊技球の発射強度を調整できるようになっている。扉枠12において遊技領域103の下方には、演出ボタン121及び十字キー122の他、遊技球の収容及び送出に利用される上皿(打球供給皿)123、上皿レバー124、下皿(余剰球受皿)125及び下皿レバー126などが設けられている。演出ボタン121及び十字キー122は、遊技者からの操作の入力を受ける操作入力部(操作受付部又は操作部と呼んでも良い)を構成している。
特図判定の結果は特別図柄によって示され、普図判定の結果は普通図柄によって示される。特別図柄として第1及び第2特別図柄が存在する。第1始動条件の成立に基づく特図判定の権利は所定数(ここでは4とする)を上限として保留され、その保留された権利の個数を保留情報数U1と呼ぶ。第2始動条件の成立に基づく特図判定の権利は所定数(ここでは4とする)を上限として保留され、その保留された権利の個数を保留情報数U2と呼ぶ。遊技球がゲート108を通過したことによる普図判定の権利は、所定数(ここでは4とする)を上限として保留され、その保留された権利の個数を保留情報数U3と呼ぶ。
情報表示部114は、第1及び第2特別図柄を表示する特別図柄表示部、普通図柄を表示する普通図柄表示部、保留情報数U1〜U3を表示する保留表示部、ラウンド数表示部及び右打ち表示部を備えており、各表示部をLED(Light Emitting Diode)表示器にて形成することができる。
<<遊技機の基本動作>>
次に、遊技機100の基本動作について説明する。遊技機100は、第1又は第2始動条件の成立により特図判定用情報を取得し、特図判定用情報に基づいて特図判定を行う。特図判定用情報の取得は、特図判定の権利の取得に相当する。特図判定は、大当たりに当選したか否か(大当たりに当選したか、或いはハズレであるか)の判定を含む。なお、大当たりの当選を大当たりの発生と表現することがある(後述の小当たりについても同様)。また、或る特図判定用情報が大当たりに当選していることを、当該特図判定用情報が大当たりであるなどと表現することもある(後述の小当たりについても同様)。第1、第2始動条件の成立により取得された特図判定用情報に基づく特図判定を行うと、遊技機100は、それぞれ、第1、第2特別図柄を所定時間だけ変動表示させた後、特図判定の結果を示す態様で第1、第2特別図柄を停止表示させる。
次に、遊技機100の基本動作について説明する。遊技機100は、第1又は第2始動条件の成立により特図判定用情報を取得し、特図判定用情報に基づいて特図判定を行う。特図判定用情報の取得は、特図判定の権利の取得に相当する。特図判定は、大当たりに当選したか否か(大当たりに当選したか、或いはハズレであるか)の判定を含む。なお、大当たりの当選を大当たりの発生と表現することがある(後述の小当たりについても同様)。また、或る特図判定用情報が大当たりに当選していることを、当該特図判定用情報が大当たりであるなどと表現することもある(後述の小当たりについても同様)。第1、第2始動条件の成立により取得された特図判定用情報に基づく特図判定を行うと、遊技機100は、それぞれ、第1、第2特別図柄を所定時間だけ変動表示させた後、特図判定の結果を示す態様で第1、第2特別図柄を停止表示させる。
遊技機100は、特別図柄(第1又は第2特別図柄)を変動表示させると、それに合わせて画像表示部104上で装飾図柄を変動表示させ、特別図柄の停止表示に合わせて装飾図柄を停止表示させる。画像表示部104に表示される装飾図柄は、第1〜第3装飾図柄を含み、各装飾図柄には数値又は記号等が対応付けられている。例えば、大当たりが発生して大当たりを示す態様で特別図柄を停止表示させた場合には、大当たりを示す態様で(例えば「7・7・7」といったいわゆるゾロ目)で第1〜第3装飾図柄を停止表示させる。この際、発生した大当たりの種類に応じ、停止表示される第1〜第3装飾図柄の組み合わせが異なっていて良い。特図判定の結果がハズレの場合(即ち、大当たりに当選していない場合)、第1〜第3装飾図柄を、例えば、ハズレを示す所謂バラケ目で停止させる。バラケ目とは、第1〜第3装飾図柄の内の2つ又は3つが、互いに非共通の図柄とされている状態を指す。
大当たりを示す態様で特別図柄を停止表示させると、遊技機100は、大当たり遊技状態となる。大当たり遊技状態では、大入賞口111を開放させるラウンド遊技を、当選した大当たりの種類に応じたラウンド分(例えば16ラウンド分)実行する大当たり遊技が行われる。大入賞口111の開放中に遊技球が大入賞口111へ入賞すると、遊技機100は所定個数の賞球を払い出す。大当たり遊技状態は、大当たり遊技が終了することによって終了する。大入賞口111の開放を伴う遊技(大当たり遊技を含み、後述の小当たり遊技を含みうる)は、大入賞口111への遊技球の入賞によって賞球を得られる機会が与えられるため、大入賞口111の開放を伴わない遊技(例えば通常遊技状態における遊技)よりも遊技者にとって有利である、と言える。ここにおける有利とは、大入賞口111の開放に伴い、遊技者がより多くの賞球を得やすい(得られる賞球の期待値が大きい)ことを意味する。
大当たり遊技中において特図判定は行われない。大当たり遊技状態では、右打ちによって遊技が行われる。右打ちとは、遊技領域103の内、遊技領域103を左右に分断する中心線の右側の遊技領域に遊技球が打ち出されることを指す。これに対し、左打ちとは、遊技領域103の内、上記中心線の左側の遊技領域に遊技球が打ち出されることを指す。左打ちでは、第1始動口105に対して遊技球を入賞させることができるが、第2始動口106及び大入賞口111に対して遊技球を入賞させることができないように遊技盤101が形成されている。右打ちでは、第2始動口106及び大入賞口111に対して遊技球を入賞させることができるが、第1始動口105に対して遊技球を入賞させることができないように遊技盤101が形成されている。また、ゲート108は、遊技領域103における右側領域であって、且つ、大入賞口111の上方に配置されている。故に、左打ちでは、ゲート108に対して遊技球を通過させることができず、右打ちによる遊技球のみがゲート108を通過しうる。
大当たり遊技の終了後、遊技機100は特図判定を行う状態へ復帰する。この際、遊技機100の遊技状態が変更されうる。
<<遊技機の遊技状態>>
遊技機100は、大入賞口111の開放を伴う遊技状態(大当たり遊技状態を含む)を除いて、低確率非電サポ遊技状態(通常遊技状態)、低確率電サポ遊技状態、高確率非電サポ遊技状態、及び、高確率電サポ遊技状態の内の何れかの遊技状態をとり得て良い。遊技機100の初期状態における遊技状態は、低確率非電サポ遊技状態である。遊技盤101の背面に設けられたRAMクリアスイッチを用いて遊技機100の遊技情報を初期化することで、遊技機100は初期状態となる。
遊技機100は、大入賞口111の開放を伴う遊技状態(大当たり遊技状態を含む)を除いて、低確率非電サポ遊技状態(通常遊技状態)、低確率電サポ遊技状態、高確率非電サポ遊技状態、及び、高確率電サポ遊技状態の内の何れかの遊技状態をとり得て良い。遊技機100の初期状態における遊技状態は、低確率非電サポ遊技状態である。遊技盤101の背面に設けられたRAMクリアスイッチを用いて遊技機100の遊技情報を初期化することで、遊技機100は初期状態となる。
低確率非電サポ遊技状態及び低確率電サポ遊技状態は低確率遊技状態に属する。高確率非電サポ遊技状態及び高確率電サポ遊技状態は高確率遊技状態に属する。特図判定にて大当たりに当選したと判定される確率は、低確率遊技状態においてよりも高確率遊技状態においての方が高い。故に、大当たりの当選し易さ(大当たり遊技の行われ易さ)に関して高確率遊技状態は低確率遊技状態よりも遊技者に有利である。
低確率電サポ遊技状態及び高確率電サポ遊技状態は、電サポ遊技状態に属する。電サポ遊技状態において、遊技機100は、電動チューリップ107の開閉を伴う遊技サポート機能(以下「電サポ」という)を付与する(即ち電サポを発動させる)。電サポが付与されたとき、そうでない時と比べて、普通図柄の変動時間の短縮、普図判定における普図当たりの当選確率の増加(従って、電動チューリップ107の開放頻度の増加)、及び、電動チューリップ107の開放時間の増加が図られ、結果、電サポ遊技状態では、電サポが付与されない非電サポ遊技状態に比べて、第2始動口106へ遊技球が入賞しやすくなる。電サポ遊技状態では、上述した右打ちによって遊技が行われ、特図判定の契機は主として第2始動口106への入賞となる。
低確率非電サポ遊技状態及び高確率非電サポ遊技状態は、電サポが付与されない非電サポ遊技状態に属する。非電サポ遊技状態では、上述した左打ちによって遊技が行われ、特図判定の契機は主として第1始動口105への入賞となる。上述の説明からも理解されるように、電サポ遊技状態は非電サポ遊技状態よりも相対的に始動条件(第2始動条件)が成立しやすい遊技状態である。従って、始動条件の成立しやすさに関して電サポ遊技状態は非電サポ遊技状態よりも遊技者に有利である。
<<遊技機の内部構成>>
図2を参照して、遊技機100の内部構成を説明する。図2は、遊技機100内の、制御に関わる部分のブロック図である。図2に示す如く、遊技機100に設けられた制御部400は、遊技の進行を制御する主制御部401と、賞球の払い出しを制御する賞球制御部402と、演出内容を制御する演出制御部403とを備えている。制御部400の他、図2に示される各構成要素が遊技機100に設けられる。
図2を参照して、遊技機100の内部構成を説明する。図2は、遊技機100内の、制御に関わる部分のブロック図である。図2に示す如く、遊技機100に設けられた制御部400は、遊技の進行を制御する主制御部401と、賞球の払い出しを制御する賞球制御部402と、演出内容を制御する演出制御部403とを備えている。制御部400の他、図2に示される各構成要素が遊技機100に設けられる。
[1.主制御部]
主制御部401は、メインCPU(Central Processing Unit)411と、メインROM(Read Only Memory)412と、メインRAM(Random Access Memory)413を備える。メインROM412には、テーブルTAt、TZt、THt及びDKtを含むテーブル群などが格納され、メインRAM413には、記憶領域413a及び413bを含む記憶領域群などが設けられている。
主制御部401は、メインCPU(Central Processing Unit)411と、メインROM(Read Only Memory)412と、メインRAM(Random Access Memory)413を備える。メインROM412には、テーブルTAt、TZt、THt及びDKtを含むテーブル群などが格納され、メインRAM413には、記憶領域413a及び413bを含む記憶領域群などが設けられている。
また、主制御部401には、遊技球を検出する各種スイッチ(以下「SW」と略すことがある)が接続されている。具体的には図2に示すように、主制御部401には、第1始動口105、第2始動口106、大入賞口111、普通入賞口112へ入賞した遊技球を検出する第1始動口SW414a、第2始動口SW414b、大入賞口SW416、普通入賞口SW417と、ゲート108を通過した遊技球を検出するゲートSW415とが接続されており、各SWの検出結果を示す検出信号が主制御部401へ送られる。
また、主制御部401には、遊技盤101上の電動役物を駆動させる各種ソレノイドが接続されている。具体的には図2に示すように、主制御部401には、電動チューリップ107を開閉動作させる電動チューリップソレノイド420と、大入賞口111を開閉動作させる大入賞口ソレノイド421が接続されている。主制御部401は、普図判定の結果に基づき電動チューリップソレノイド420を用いて電動チューリップ107の開閉動作を実現し、特図判定の結果に基づき大入賞口ソレノイド421を用いて大入賞口111の開閉動作を実現する。また、主制御部401には、情報表示部114が接続される。主制御部401は、特図判定の結果、普図判定の結果並びに保留情報数U1、U2及びU3に基づき情報表示部114の表示制御を行う。
[1−1.メイン処理]
図3に、主制御部401が行う主だった処理を列記する。遊技機100へ電力が供給されると、メインCPU411によりメイン処理が実行される。メイン処理では、主制御部401内の各種デバイスの初期設定処理及びバックアップ情報の生成処理などを行い、それらの処理結果をメインRAM413に記憶させる。
図3に、主制御部401が行う主だった処理を列記する。遊技機100へ電力が供給されると、メインCPU411によりメイン処理が実行される。メイン処理では、主制御部401内の各種デバイスの初期設定処理及びバックアップ情報の生成処理などを行い、それらの処理結果をメインRAM413に記憶させる。
[1−2.タイマ割込処理]
メインCPU411は、メイン処理にて設定された周期(例えば数ミリ秒又はそれ以下の周期)で、メイン処理に対しタイマ割込処理を割り込み実行する(図3参照)。タイマ割込処理において、メインCPU411は、乱数更新処理、スイッチ処理、特別図柄処理、普通図柄処理、電動役物制御処理、賞球処理及び出力処理を順次実行する。
メインCPU411は、メイン処理にて設定された周期(例えば数ミリ秒又はそれ以下の周期)で、メイン処理に対しタイマ割込処理を割り込み実行する(図3参照)。タイマ割込処理において、メインCPU411は、乱数更新処理、スイッチ処理、特別図柄処理、普通図柄処理、電動役物制御処理、賞球処理及び出力処理を順次実行する。
[1−2−1.乱数更新処理]
主制御部401には、特図当たり乱数をカウントする特図当たり乱数カウンタC1、特図図柄乱数をカウントする特図図柄乱数カウンタC2、特図変動パターン乱数をカウントする特図変動パターン乱数カウンタC3、普図当たり乱数をカウントする普図当たり乱数カウンタC4及び普図図柄乱数をカウントする普図図柄乱数カウンタC5が設けられており、乱数更新処理においては、各乱数カウンタのカウント値に「1」を加算することで各乱数カウンタのカウント値を更新する。乱数カウンタC1〜C5のそれぞれにおいて、カウンタのカウント値が所定の上限値を超えたときには、当該カウンタのカウント値を「0」に戻し、その後、同様のカウントアップを行う。なお、本実施形態における任意の乱数は、特に記述無き限り、整数値のみをとる。
主制御部401には、特図当たり乱数をカウントする特図当たり乱数カウンタC1、特図図柄乱数をカウントする特図図柄乱数カウンタC2、特図変動パターン乱数をカウントする特図変動パターン乱数カウンタC3、普図当たり乱数をカウントする普図当たり乱数カウンタC4及び普図図柄乱数をカウントする普図図柄乱数カウンタC5が設けられており、乱数更新処理においては、各乱数カウンタのカウント値に「1」を加算することで各乱数カウンタのカウント値を更新する。乱数カウンタC1〜C5のそれぞれにおいて、カウンタのカウント値が所定の上限値を超えたときには、当該カウンタのカウント値を「0」に戻し、その後、同様のカウントアップを行う。なお、本実施形態における任意の乱数は、特に記述無き限り、整数値のみをとる。
[1−2−2.スイッチ処理]
スイッチ処理を説明する(図3参照)。スイッチ処理において、メインCPU411は、始動口スイッチ処理、ゲートスイッチ処理、大入賞口スイッチ処理及び普通入賞口スイッチ処理を順次実行する。
スイッチ処理を説明する(図3参照)。スイッチ処理において、メインCPU411は、始動口スイッチ処理、ゲートスイッチ処理、大入賞口スイッチ処理及び普通入賞口スイッチ処理を順次実行する。
始動口スイッチ処理において、メインCPU411は、始動口SW414a及びSW414bを用い、始動口105又は106への遊技球の入賞が検出されたタイミング(即ち、第1又は第2始動条件の成立タイミング)でカウンタC1〜C3のカウント値を取得し、取得したカウンタC1〜C3のカウント値を特図当たり乱数、特図図柄乱数及び特図変動パターン乱数として含んだ特図判定用情報を特図判定用情報記憶領域413aに記憶させる。記憶領域413aは、第1始動条件の成立に基づく特図判定用情報及び第2始動条件の成立に基づく特図判定用情報のそれぞれを、所定数を上限として記憶することができる。ここでは、その所定数が4であるとする。従って、記憶領域413aは、最大8つまでの特図判定用情報を記憶することができる。記憶領域413a内における、第1、第2始動条件の成立を契機とした特図判定用情報の個数が、それぞれ、上記の保留情報数U1、U2に相当する。また、記憶領域413aに記憶された各特図判定用情報に対し、特図判定を受けるための優先順位が設定されている。基本的に、時間的に先に取得された特図判定用情報に対しより高い優先順位が設定される。但し、第1始動条件の成立によって取得された特図判定用情報と比べ、第2始動条件の成立によって取得された特図判定用情報に対し、より高い優先順位が設定されるものとする。始動口スイッチ処理の中で実行される事前判定処理については後述する。
ゲートスイッチ処理において、メインCPU411は、ゲート108への遊技球の通過が検出されたタイミングでカウンタC4及びC5のカウント値を取得し、取得したカウンタC4及びC5のカウント値を普図当たり乱数及び普図図柄乱数として含んだ普図判定用情報を普図判定用情報記憶領域413bに記憶させる。記憶領域413bは、普図判定用情報を所定数を上限として記憶することができる。ここでは、その所定数が4であるとする。記憶領域413b内における普図判定用情報の個数が上記の保留情報数U3に相当する。記憶領域413bに記憶された各普図判定用情報に対し普図判定を受けるための優先順位が設定されている。時間的に先に取得された普図判定用情報に対しより高い優先順位が設定される。
大入賞口スイッチ処理において、メインCPU411は、大入賞口111に入賞した遊技球を大入賞口SW416により検出する。普通入賞口スイッチ処理において、メインCPU411は、普通入賞口112に入賞した遊技球を普通入賞口SW417により検出する。
[1−2−3.特別図柄処理]
特別図柄処理において、メインCPU411は、特図判定用情報記憶領域413aに記憶されている特図判定用情報の内、優先順位が最も高く設定された特図判定用情報を判定対象TTとして取得し、判定対象TTに対して特図判定を実行する。この際、判定対象TTとなった特図判定用情報は記憶領域413aから消去される。特図判定は特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定から成る。そして、特別図柄処理では、特図変動パターン判定により選択された特図変動パターンが示す変動時間だけ特別図柄の変動表示を行った後、特図当たり判定及び特図図柄判定の判定結果を示す態様で特別図柄を停止させる。特図判定の結果をメインRAM413に記憶させることができる。なお、特別図柄処理において、記憶領域413aに特図判定用情報が記憶されていない場合には、特図判定が行われることなく特別図柄処理を終える。また、特別図柄の変動表示が行われているとき及び大入賞口111の開放を伴う遊技が行われているときにも、特図判定は行われない。
特別図柄処理において、メインCPU411は、特図判定用情報記憶領域413aに記憶されている特図判定用情報の内、優先順位が最も高く設定された特図判定用情報を判定対象TTとして取得し、判定対象TTに対して特図判定を実行する。この際、判定対象TTとなった特図判定用情報は記憶領域413aから消去される。特図判定は特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定から成る。そして、特別図柄処理では、特図変動パターン判定により選択された特図変動パターンが示す変動時間だけ特別図柄の変動表示を行った後、特図当たり判定及び特図図柄判定の判定結果を示す態様で特別図柄を停止させる。特図判定の結果をメインRAM413に記憶させることができる。なお、特別図柄処理において、記憶領域413aに特図判定用情報が記憶されていない場合には、特図判定が行われることなく特別図柄処理を終える。また、特別図柄の変動表示が行われているとき及び大入賞口111の開放を伴う遊技が行われているときにも、特図判定は行われない。
メインCPU411は、特別図柄の変動表示を開始する際、特図判定の結果を含む変動開始コマンドをメインRAM413に設定することを通じて演出制御部403に対し変動演出の実行開始を指示し、特別図柄の変動を停止する際、変動停止コマンドをメインRAM413に設定することを通じて演出制御部403に対し変動演出の実行終了を指示する。RAM413に設定されたこれらのコマンドは、後述の出力処理(図3参照)において演出制御部403に出力される。
図4を参照し、低確率特図当たり判定テーブルTAt1及び高確率特図当たり判定テーブルTAt2を含む特図当たり判定テーブルTAtを用いて、特図当たり判定が行われる。テーブルTAt1及びTAt2のそれぞれは、大当たりに対応付けられた所定の判定値を有して構成される。メインCPU411は、特図当たり判定時に、高確率遊技フラグがOFFに設定されていた場合にはテーブルTAt1を用いて特図当たり判定を行い、高確率遊技フラグがONに設定されていた場合にはテーブルTAt2を用いて特図当たり判定を行う。そして、メインCPU411は、判定対象TTの特図当たり乱数が大当たりに対応づけられた判定値と一致した場合には大当たりに当選したと判定し、そうでない場合にはハズレである(即ち大当たりに当選していない)と判定する。遊技機100の遊技状態は、高確率遊技フラグがONであるときに高確率遊技状態であり、高確率遊技フラグがOFFであるときに低確率遊技状態である。ここでは、大当たりの当選確率(即ち大当たり遊技を行うと判定される確率)が、低確率遊技状態、高確率遊技状態において、それぞれ、1/300、1/30となるように、特図当たり判定テーブルTAtが形成されているものとする。
また、小当たりが発生し得るように遊技機100が形成されていても良く、この場合、メインCPU411は特図当たり判定において小当たりの当落も判定する。小当たりは、大当たりではなく、通常のハズレ(小当たり以外のハズレ)とは異なる態様の特別図柄で表される特定のハズレである。メインCPU411は、判定対象TTの特図当たり乱数が小当たりに対応づけられた判定値と一致した場合に小当たりに当選したと判定する。例えば、高確率遊技フラグのON/OFFに依存せず、小当たりの当選確率を1/399とすることができる。
特図図柄判定において、メインCPU411は、特図図柄判定テーブルTZtと判定対象TTの特図図柄乱数とを比較し、比較結果に基づいて、特別図柄をどのような図柄で停止させるかを判定する。大当たりには複数の種類が存在し、大当たりの当選時においては、当該比較結果に基づいて大当たりの種類が判定されることになる。
特図変動パターン判定において、特図変動パターンテーブルTHtと判定対象TTの特図当たり乱数、特図図柄乱数及び特図変動パターン乱数とに基づき、判定対象TTに対する特図変動パターンを判定する。特図変動パターンの判定は特図変動パターンの選択又は設定と同義である。特図変動パターンテーブルTHtには複数の特図変動パターンが含まれており、特図変動パターン判定において判定対象TTに対する1つの特図変動パターンが選択される。各特図変動パターンは、特別図柄の変動態様を定義したものであり、例えば、特別図柄の変動時間(特別図柄の変動表示が行われる時間の長さ)を定義している。
[始動口スイッチ処理の中の事前判定処理]
また、始動口スイッチ処理の中でメインCPU411は事前判定処理を実行する(図3参照)。事前判定処理において、メインCPU411は、特図判定用情報記憶領域413aに記憶されて保留されることとなる特図判定用情報を事前判定対象として設定し、事前判定対象に対して特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定を順次実行する。事前判定対象に対する特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定(これらの判定を総称して事前判定とも称する)の方法は、判定対象TTに対するそれらの方法と同じである。事前判定の結果はメインRAM413に記憶される。事前判定の結果は保留増加コマンド(事前判定コマンドとも称せられる) に含められ、保留増加コマンドがメインRAM413に設定されて、後述の出力処理にて演出制御部403に送信される。保留増加コマンドには、事前判定の結果の他、保留情報数U1及びU2のどちらが増加したのかを示す情報が含まれる。或る特図判定用情報に対する事前判定処理は、その特図判定用情報が取得されたときに、それが記憶領域413aに記憶される前に始動口スイッチ処理の中で実行される。故に、任意の特図判定用情報に対する事前判定は、その特図判定用情報に対して特図判定が実行される前に実行される。故に、任意の特図判定用情報に対する事前判定は、その特図判定用情報に対して特図判定が実行される前に実行される。
また、始動口スイッチ処理の中でメインCPU411は事前判定処理を実行する(図3参照)。事前判定処理において、メインCPU411は、特図判定用情報記憶領域413aに記憶されて保留されることとなる特図判定用情報を事前判定対象として設定し、事前判定対象に対して特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定を順次実行する。事前判定対象に対する特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定(これらの判定を総称して事前判定とも称する)の方法は、判定対象TTに対するそれらの方法と同じである。事前判定の結果はメインRAM413に記憶される。事前判定の結果は保留増加コマンド(事前判定コマンドとも称せられる) に含められ、保留増加コマンドがメインRAM413に設定されて、後述の出力処理にて演出制御部403に送信される。保留増加コマンドには、事前判定の結果の他、保留情報数U1及びU2のどちらが増加したのかを示す情報が含まれる。或る特図判定用情報に対する事前判定処理は、その特図判定用情報が取得されたときに、それが記憶領域413aに記憶される前に始動口スイッチ処理の中で実行される。故に、任意の特図判定用情報に対する事前判定は、その特図判定用情報に対して特図判定が実行される前に実行される。故に、任意の特図判定用情報に対する事前判定は、その特図判定用情報に対して特図判定が実行される前に実行される。
[1−2−4.普通図柄処理]
普通図柄処理(図3参照)を説明する。普通図柄処理において、メインCPU411は、普図判定用情報記憶領域413b内で最も優先順位を高く設定された普図判定用情報を普図判定対象FFとして取得して、メインROM412内の普図判定用テーブルと普図判定対象FFなどに基づき、普図当たり判定、普図図柄判定及び普図変動パターン判定から成る普図判定を実行し、普図判定の結果に基づいて普通図柄の変動表示及び停止表示を行わせる。普図判定対象FFとなった普図判定用情報は記憶領域413bから消去される。なお、普通図柄処理において、記憶領域413bに普図判定用情報が記憶されていない場合には、普図判定が行われることなく普通図柄処理を終える。また、普通図柄の変動表示が行われているとき及び電動チューリップ107を開放させる遊技(補助遊技)が行われているときにも、普図判定は行われない。普図当たり判定では、普図当たりに当選したか否かが判定される。普図当たりに当選した場合、普図図柄判定により普図当たりの種類が判定される。普図当たりには、長開放当たりと短開放当たりとがある。電動チューリップ107が開状態とされる時間は、長開放当たりの方が短開放当たりよりも長い。メインCPU411は、普図変動パターン判定の結果に基づく変動時間だけ普通図柄の変動表示を行った後、普図当たり判定及び普図図柄判定の結果を示す態様で普通図柄を停止表示させる。
普通図柄処理(図3参照)を説明する。普通図柄処理において、メインCPU411は、普図判定用情報記憶領域413b内で最も優先順位を高く設定された普図判定用情報を普図判定対象FFとして取得して、メインROM412内の普図判定用テーブルと普図判定対象FFなどに基づき、普図当たり判定、普図図柄判定及び普図変動パターン判定から成る普図判定を実行し、普図判定の結果に基づいて普通図柄の変動表示及び停止表示を行わせる。普図判定対象FFとなった普図判定用情報は記憶領域413bから消去される。なお、普通図柄処理において、記憶領域413bに普図判定用情報が記憶されていない場合には、普図判定が行われることなく普通図柄処理を終える。また、普通図柄の変動表示が行われているとき及び電動チューリップ107を開放させる遊技(補助遊技)が行われているときにも、普図判定は行われない。普図当たり判定では、普図当たりに当選したか否かが判定される。普図当たりに当選した場合、普図図柄判定により普図当たりの種類が判定される。普図当たりには、長開放当たりと短開放当たりとがある。電動チューリップ107が開状態とされる時間は、長開放当たりの方が短開放当たりよりも長い。メインCPU411は、普図変動パターン判定の結果に基づく変動時間だけ普通図柄の変動表示を行った後、普図当たり判定及び普図図柄判定の結果を示す態様で普通図柄を停止表示させる。
[1−2−5.電動役物制御処理]
電動役物制御処理(図3参照)では、大入賞口処理及び電チュー処理が順次実行される。大入賞口処理では、特図判定の結果が大当たりの当選を示しているときに、大当たりの種類に応じた大入賞口開放パターンを用いて大入賞口111が開閉動作される。大入賞口開放パターンテーブルDKtには、大入賞口111の開放態様を定義した大入賞口開放パターンが大当たりの種類ごとに格納されている。小当たりが発生し得るように遊技機100が形成されている場合、小当たり用の大入賞口開放パターンも大入賞開放パターンテーブルDKtに格納され、特図判定の結果が小当たりの当選を示しているときには小当たり用の大入賞口開放パターンを用いて大入賞口111が開閉動作される。メインCPU411は、テーブルDKtを参照して大入賞口処理を実現する。
電動役物制御処理(図3参照)では、大入賞口処理及び電チュー処理が順次実行される。大入賞口処理では、特図判定の結果が大当たりの当選を示しているときに、大当たりの種類に応じた大入賞口開放パターンを用いて大入賞口111が開閉動作される。大入賞口開放パターンテーブルDKtには、大入賞口111の開放態様を定義した大入賞口開放パターンが大当たりの種類ごとに格納されている。小当たりが発生し得るように遊技機100が形成されている場合、小当たり用の大入賞口開放パターンも大入賞開放パターンテーブルDKtに格納され、特図判定の結果が小当たりの当選を示しているときには小当たり用の大入賞口開放パターンを用いて大入賞口111が開閉動作される。メインCPU411は、テーブルDKtを参照して大入賞口処理を実現する。
大入賞口111の開放を伴う大当たり遊技は、大当たりを示す態様で特別図柄が停止表示された後に開始される。大当たり遊技では、大入賞口111の開放時間が規定最大開放時間(所定時間;例えば30秒)に達するまで又は大入賞口111への遊技球の入賞数が所定値(例えば10個)に達するまで大入賞口111を開放させるラウンド遊技が、所定のインターバル期間(換言すればインターバル時間)を隔ててRmax回実行される。従って、大当たり遊技はRmax分のラウンド遊技を含んで構成されると考えることができる。Rmaxは、大当たりの種類に応じたラウンド数を表す。そして、最後のラウンド遊技が終了してから所定のエンディング期間(換言すればエンディング時間;例えば5秒)が経過すると、特図判定が実行可能な遊技状態に復帰する。
また、大当たり遊技の実行中又は大当たり遊技の後、大入賞口処理の中で遊技状態設定処理(図3参照)が実行される。遊技状態設定処理において、メインCPU411は、メインRAM413に記憶された、高確率遊技フラグ及び電サポ遊技フラグを含む各種遊技フラグの状態を設定する。上述したように、遊技機100の遊技状態は、高確率遊技フラグがONであるときに高確率遊技状態であり、高確率遊技フラグがOFFであるときに低確率遊技状態である。遊技機100の遊技状態は、電サポ遊技フラグがONであるときに電サポ遊技状態であり、電サポ遊技フラグがOFFであるときに非電サポ遊技状態である。大当たりの発生に応答して実行される大入賞口処理中の遊技状態設定処理では、大当たり発生時の遊技状態や発生した大当たりの種類などに応じて、高確率遊技フラグ及び電サポ遊技フラグのON/OFFが設定される他、高確率遊技状態が維持される特別図柄の残りの変動回数を示す高確率遊技残回数X及び電サポ遊技状態が維持される特別図柄の残りの変動回数を示す電サポ遊技残回数JがメインRAM413に設定される。
遊技状態設定処理にて設定された高確率遊技残回数Xは、“X≧1”であるとき特図判定が1回実行されるごとに“1”だけ減算され、“X=0”となると高確率遊技フラグにOFFが設定されて遊技機100の遊技状態は低確率遊技状態となる。遊技状態設定処理にて設定された電サポ遊技残回数Jは、“J≧1”であるとき特図判定が1回実行されるごとに“1”だけ減算され、“J=0”となると電サポ遊技フラグにOFFが設定されて遊技機100の遊技状態は非電サポ遊技状態となる。ただし、特図判定の実行によりJ=1からJ=0となった後、当該特図判定の結果を示す態様で特別図柄が停止表示されるまでは電サポ遊技状態を維持し、該停止表示後に非電サポ遊技状態とすることができる。遊技機100の初期状態において、高確率遊技フラグ及び電サポ遊技フラグはOFFであり且つ回数X及びJには“0”が設定されている。
なお、小当たりに当選した場合も、大入賞口111の開放を伴う遊技(これを小当たり遊技という)が実行されるが、主制御部401は、小当たりの当選を契機として遊技機100の遊技状態(大当たりの当選確率及び電サポ付与の有無)を変化させない。つまり、小当たりの当選の前後間で遊技機100の遊技状態(大当たりの当選確率及び電サポ付与の有無)は変化しない。小当たり遊技では、例えば、大入賞口111のショート開放時間(例えば0.2秒)による開放が複数回繰り返される。
電チュー処理において、メインCPU411は、普図判定の結果に基づき電動チューリップ107を開閉動作させる。普図当たりに当選した場合に、所定時間、電動チューリップ107が開状態とされる。
[1−2−6.賞球処理]
賞球処理において、メインCPU411は、第1始動口105、第2始動口106、大入賞口111、普通入賞口112の各入賞口への入賞に対して所定個数の賞球を払い出させるための払い出し指示を賞球コマンドとしてメインRAM413に設定する。
賞球処理において、メインCPU411は、第1始動口105、第2始動口106、大入賞口111、普通入賞口112の各入賞口への入賞に対して所定個数の賞球を払い出させるための払い出し指示を賞球コマンドとしてメインRAM413に設定する。
[1−2−7.出力処理]
出力処理において、メインCPU411は、メインRAM413に記憶又は設定された情報(上述の各コマンドを含む)などを、主制御部401に接続された各制御部(賞球制御部402及び演出制御部403を含む)に対して出力する。賞球に関するコマンドは賞球制御部402に出力され、演出に関するコマンドは演出制御部403に出力される。出力処理において、メインCPU411は自身が認識又は保持している任意の情報(例えば、電サポ遊技フラグ及び高確率遊技フラグの状態を示す情報)を演出制御部403に伝達できても良い。出力処理の終了によってタイマ割込処理も終了し、タイマ割込処理の終了によってメインCPU411が実行する処理はメイン処理に戻る(図3参照)。
出力処理において、メインCPU411は、メインRAM413に記憶又は設定された情報(上述の各コマンドを含む)などを、主制御部401に接続された各制御部(賞球制御部402及び演出制御部403を含む)に対して出力する。賞球に関するコマンドは賞球制御部402に出力され、演出に関するコマンドは演出制御部403に出力される。出力処理において、メインCPU411は自身が認識又は保持している任意の情報(例えば、電サポ遊技フラグ及び高確率遊技フラグの状態を示す情報)を演出制御部403に伝達できても良い。出力処理の終了によってタイマ割込処理も終了し、タイマ割込処理の終了によってメインCPU411が実行する処理はメイン処理に戻る(図3参照)。
また、図2に示すように、主制御部401には盤用外部情報端子基板491が接続されており、主制御部401は、メインRAM413内の記憶内容を示す情報を、基板491を通じて外部(例えば遊技施設のホールコンピュータ)に出力することができる。
[2.賞球制御部]
賞球制御部402(図2参照)は、CPU、ROM及びRAMを備えて構成され、主制御部401からの払い出し指示(賞球コマンド)に基づき、払出部429を用いて賞球の払い出しを行う。賞球制御部402には、遊技球を検出する各種SWが接続されている。具体的には図2に示すように、賞球制御部402には、所定位置の遊技球を検出する定位置検出SW424と、払い出した遊技球を検出する払出球検出SW425と、上皿123内に遊技球があるかを検出する球有り検出SW426と、上皿123及び下皿125が遊技球で満たされていることをそれぞれに検出する満タン検出SW427が接続されており、各SWの検出結果を示す検出信号が賞球制御部402へ送られる。賞球制御部402は、主制御部401から出力された払い出し指示や、SW424〜427から入力される検出信号に基づき、賞球を払い出したり、賞球の払い出しをやめたりする。また、賞球制御部402はSW424〜427からの検出信号を主制御部401へ出力しても良い。
賞球制御部402(図2参照)は、CPU、ROM及びRAMを備えて構成され、主制御部401からの払い出し指示(賞球コマンド)に基づき、払出部429を用いて賞球の払い出しを行う。賞球制御部402には、遊技球を検出する各種SWが接続されている。具体的には図2に示すように、賞球制御部402には、所定位置の遊技球を検出する定位置検出SW424と、払い出した遊技球を検出する払出球検出SW425と、上皿123内に遊技球があるかを検出する球有り検出SW426と、上皿123及び下皿125が遊技球で満たされていることをそれぞれに検出する満タン検出SW427が接続されており、各SWの検出結果を示す検出信号が賞球制御部402へ送られる。賞球制御部402は、主制御部401から出力された払い出し指示や、SW424〜427から入力される検出信号に基づき、賞球を払い出したり、賞球の払い出しをやめたりする。また、賞球制御部402はSW424〜427からの検出信号を主制御部401へ出力しても良い。
また、賞球制御部402には、発射部428が接続される。賞球制御部402は、発射部428に対する遊技球の発射の操作(遊技者による操作)を検出して遊技球の発射を制御する。発射部428は、遊技のための遊技球を発射するものであり、遊技者による遊技操作を検出するセンサと、遊技球を発射させるソレノイドなどを備える。賞球制御部402は、発射部428のセンサにより遊技操作を検出すると、検出された遊技操作に対応してソレノイド等を駆動させて遊技球を間欠的に発射させ、遊技盤101の遊技領域103に遊技球を打ち出す。また、賞球制御部402には枠用外部情報端子基板492が接続されており、賞球制御部402が取り扱う各種情報を、基板492を通じて外部に出力することができる。
[3.演出制御部]
演出制御部403は、サブCPU431、サブROM432及びサブRAM433を備えて構成される(図2参照)。演出制御部403は、画像表示部104の表示制御やスピーカ115の音声出力制御を行う画像/音声制御部(不図示)と、演出ライト部116及び遊技盤101上の盤ランプ135の点灯制御並びに枠可動役物117及び盤可動役物130の駆動制御を行うランプ制御部(不図示)などを備える。また、演出制御部403には、遊技者からの操作を受け付ける演出ボタン121及び十字キー122が接続されている。演出制御部403は、演出ボタン121及び十字キー122に対する遊技者からの入力操作内容に応じた演出を行うことができる。
演出制御部403は、サブCPU431、サブROM432及びサブRAM433を備えて構成される(図2参照)。演出制御部403は、画像表示部104の表示制御やスピーカ115の音声出力制御を行う画像/音声制御部(不図示)と、演出ライト部116及び遊技盤101上の盤ランプ135の点灯制御並びに枠可動役物117及び盤可動役物130の駆動制御を行うランプ制御部(不図示)などを備える。また、演出制御部403には、遊技者からの操作を受け付ける演出ボタン121及び十字キー122が接続されている。演出制御部403は、演出ボタン121及び十字キー122に対する遊技者からの入力操作内容に応じた演出を行うことができる。
演出制御部403は、変動演出を含む任意の演出を、演出実現要素(演出手段)を用いて実現する。即ち、演出制御部403は、演出実現要素を制御することで演出実現要素に所望の演出を行わせる(この表現における演出の主体は演出実現要素であるが、本実施形態の説明では、主として、演出制御部403が演出の主体であると捉える)。演出実現要素は、画像表示部104、スピーカ115、演出ライト部116、枠可動役物117、演出ボタン121、盤ランプ135及び盤可動役物130の全部又は一部を含む。変動演出は、特別図柄の変動表示中において演出制御部403により実行される演出を指し、特図判定の判定結果を示唆する演出を含む。特別図柄の変動開始時又は特別図柄の変動終了時において演出制御部403により実行される演出も変動演出に含まれると解することも可能である。なお、演出による示唆、報知、告知又は通知等は、特に記述無き限り、遊技者に対するものと考えて良い。また、特に記述無き限り、演出制御部403の制御による任意の画像及び図柄(装飾図柄等)の表示は、画像表示部104におけるそれらの表示を指し、音、音声の出力とはスピーカ115からの音、音声の出力を指す。
図5に、演出制御部403が行う主だった処理を列記する。演出制御部403へ電力が供給されると、サブCPU431により演出メイン処理が実行される。演出メイン処理では、演出制御部403内の各種デバイスの初期設定などを行って設定結果をサブRAM433に記憶させる。サブCPU431は、演出メイン処理にて設定された周期で、演出メイン処理に対し演出タイマ割込処理を割り込み実行する。演出タイマ割込処理において、サブCPU431は、演出用乱数更新処理、コマンド受信処理及び操作受付処理を順次実行する。
演出制御部403には、演出用乱数をカウントする演出用乱数カウンタが設けられており、演出用乱数更新処理においては、演出用乱数カウンタのカウント値に「1」を加算することで演出用乱数カウンタのカウント値を更新する。演出用乱数カウンタにおいて、カウント値が所定の上限値を超えたときには、当該カウント値を「0」に戻し、その後、同様のカウントアップを行う。演出用乱数カウンタのカウント値を、各種演出で利用される演出用乱数の値として参照することができる。
コマンド受信処理において、サブCPU431は、特図演出処理、普図演出処理及び当たり演出処理を実行する。
特図演出処理は、演出開始処理及び演出終了処理を含む。サブCPU431は、主制御部401からの変動開始コマンドの受信に応答して演出開始処理を実行することで変動演出を開始した後、主制御部401からの変動停止コマンドの受信に応答して演出終了処理を実行することで変動演出を終了する。演出開始処理には変動演出内容決定処理が内包される。変動演出内容決定処理において、サブCPU431は、演出用乱数や主制御部401より受信したコマンド等に基づき変動演出の内容を決定する。具体的には例えば、各々に変動演出の内容を定義した複数の変動演出パターン(特図変動演出パターン)を含む変動演出パターンテーブル(特図変動演出パターンテーブル)が予めサブROM432に格納されており、変動演出内容決定処理において、変動開始コマンド等に基づき、当該変動演出パターンテーブルから1つの変動演出パターンを選択及び判定することで変動演出の内容を決定する。
また、サブCPU431は、主制御部401から保留増加コマンドを受信したとき、コマンド受信処理において、保留増加コマンドに基づく情報をサブRAM433に記憶すると共に保留増加処理を行う。保留増加処理では、事前判定対象に対応する保留画像を画像表示部104に追加表示する。事前判定対象に対応する保留画像は、後に、その事前判定対象が判定対象TTとなって変動開始コマンドが受信された際に、画像表示部104から消去される又は特定の表示位置にシフトされる。サブCPU431は、保留増加コマンドに基づき、事前判定対象についての先読み予告演出を行うこともできる。
普図演出処理(図5参照)は、主制御部401から普通図柄に関するコマンドが受信された場合に、サブCPU431により実行される。普通図柄の変動開始時及び終了時において主制御部401から普通図柄に関するコマンドが演出制御部403に送信される。普図演出処理では、普通図柄の変動時における普図演出が実行される。
当たり演出処理(図5参照)は、主制御部401から当たり演出に関するコマンドが受信された場合にサブCPU431により実行される。即ち例えば、判定対象TTが大当たり又は小当たりに当選していて大当たり又は小当たりを示す態様で特別図柄及び装飾図柄の停止表示が行われると、当たり演出に関するコマンドが主制御部401から演出制御部403に送信され、サブCPU431は該コマンドの受信結果に基づき大当たり遊技中又は小当たり遊技中に行われるべき当たり演出を実行する。
操作受付処理(図5参照)において、サブCPU431は、演出ボタン121又は十字キー122からの信号に基づき、遊技者による演出ボタン121又は十字キー122への操作状態(操作の入力有無及び操作の内容)を認識する。演出制御部403は、認識された操作状態に応じた演出を行うことができる。
<<大当たりの種類>>
図6は、本実施形態で想定される大当たりの種類を示す図である。本実施形態では、大当たりの種類として特A、特B、通A、特C、特D及び通Bがある。特A、通A、特C及び通Bのラウンド数は7であり、特B及び特Dのラウンド数は16である。ラウンド数が大きいほど、大当たり遊技において大入賞口111への入賞により得ることのできる賞球数が多いため、遊技者により有利である。第1特別図柄についての特図当たり判定において(第1始動条件の成立に基づく特図当たり判定において)、大当たりに当選したとき、その大当たりが、特A、特B、通Aとなる割合は、それぞれ、60%、5%、35%である。第2特別図柄についての特図当たり判定において(第2始動条件の成立に基づく特図当たり判定において)、大当たりに当選したとき、その大当たりが、特C、特D、通Bとなる割合は、それぞれ、30%、35%、35%である。第1、第2特別図柄についての大当たりの種類が上述した割合で定まるように、特図図柄判定テーブルTZtが形成される。
図6は、本実施形態で想定される大当たりの種類を示す図である。本実施形態では、大当たりの種類として特A、特B、通A、特C、特D及び通Bがある。特A、通A、特C及び通Bのラウンド数は7であり、特B及び特Dのラウンド数は16である。ラウンド数が大きいほど、大当たり遊技において大入賞口111への入賞により得ることのできる賞球数が多いため、遊技者により有利である。第1特別図柄についての特図当たり判定において(第1始動条件の成立に基づく特図当たり判定において)、大当たりに当選したとき、その大当たりが、特A、特B、通Aとなる割合は、それぞれ、60%、5%、35%である。第2特別図柄についての特図当たり判定において(第2始動条件の成立に基づく特図当たり判定において)、大当たりに当選したとき、その大当たりが、特C、特D、通Bとなる割合は、それぞれ、30%、35%、35%である。第1、第2特別図柄についての大当たりの種類が上述した割合で定まるように、特図図柄判定テーブルTZtが形成される。
特A〜特Dの何れかの大当たり遊技の終了後、メインCPU411は、遊技機100の遊技状態を高確率電サポ遊技状態に設定し、その後、次回の大当たり(即ち、直前に発生した大当たりから見て次の大当たり)が発生することなく、特別図柄の変動回数(即ち特別図柄が変動表示を介して変動停止した回数)が高確率付与回数以上且つ電サポ付与回数以上になると、遊技機100の遊技状態を低確率非電サポ遊技状態に設定する。
高確率付与回数とは、高確率遊技状態が維持される特別図柄の変動回数を指す。つまり、或る大当たりに関し、大当たり遊技の終了後において、特別図柄がik回分だけ変動する間、遊技状態が高確率遊技状態とされ且つ特別図柄がik回分だけ変動した後は低確率遊技状態とされるとき、当該大当たりに対応する高確率付与回数はik回である(ikは整数)。低確率遊技状態と比べて高確率遊技状態では大当たりが発生しやすくなるため、高確率付与回数が多いほど遊技者にとって有利である。
電サポ付与回数とは、電サポ遊技状態が維持される特別図柄の変動回数を指す。つまり、或る大当たりに関し、大当たり遊技の終了後において、特別図柄がid回分だけ変動する間、遊技状態が電サポ遊技状態とされ且つ特別図柄がid回分だけ変動した後は非電サポ遊技状態とされるとき、当該大当たりに対応する電サポ付与回数はid回である(idは整数)。非電サポ遊技状態と比べて電サポ遊技状態では始動条件が成立し易くなるため、電サポ付与回数が多いほど遊技者にとって有利である。
電サポ付与回数とは、電サポ遊技状態が維持される特別図柄の変動回数を指す。つまり、或る大当たりに関し、大当たり遊技の終了後において、特別図柄がid回分だけ変動する間、遊技状態が電サポ遊技状態とされ且つ特別図柄がid回分だけ変動した後は非電サポ遊技状態とされるとき、当該大当たりに対応する電サポ付与回数はid回である(idは整数)。非電サポ遊技状態と比べて電サポ遊技状態では始動条件が成立し易くなるため、電サポ付与回数が多いほど遊技者にとって有利である。
特A〜特Dの大当たりに対する高確率付与回数及び電サポ付与回数は共に10000回である(図6参照)。故に、特A〜特Dの何れかの大当たり遊技の終了後、他の大当たりが発生することなく、特別図柄の変動回数が10000回に達すると(換言すれば特図判定が10000回行われると)、遊技機100の遊技状態は高確率電サポ遊技状態から低確率非電サポ遊技状態に移行せしめられる。但し、高確率遊技状態における大当たりの当選確率は “1/30”であるため、特A〜特Dの何れかの大当たり遊技の終了後は、実質的に、次回の大当たりの当選まで高確率電サポ遊技状態が維持されると言える。
通A又は通Bの大当たり遊技の終了後、メインCPU411は、特別図柄が所定の電サポ付与回数分だけ変動するまで、遊技機100の遊技状態を低確率電サポ遊技状態に設定し、特別図柄が所定の電サポ付与回数分だけ変動した後は、遊技機100の遊技状態を低確率非電サポ遊技状態(即ち通常遊技状態)に設定する。但し、通A又は通Bの大当たり遊技の終了後、次回の大当たりに当選した場合には、その次回に当選した大当たりの種類に応じ、次回の大当たり遊技の終了後の遊技状態が設定される。例えば、通A又は通Bの大当たり遊技の終了後、特別図柄の第1変動目で特Aの大当たりに当選したならば、特Aの大当たり遊技の終了後、遊技機100の遊技状態は高確率電サポ遊技状態に設定される。通A及び通Bの大当たりに対する電サポ付与回数は20回である。また、通A又は通Bの大当たり遊技後は高確率遊技状態とならずに低確率電サポ遊技状態とされるのであるから、通A及び通Bの大当たりに対する高確率付与回数は0回である。
特A、特B、特C又は特Dの大当たりに伴う遊技状態設定処理では、高確率遊技フラグ及び電サポ遊技フラグが共にONとされ且つ高確率遊技残回数X及び電サポ遊技残回数Jに共に「10000」が設定される。
通A又は通Bの大当たりに伴う遊技状態設定処理では、高確率遊技フラグがOFFとされる一方で電サポ遊技フラグがONとされ且つ高確率遊技残回数Xに「0」が設定される一方で電サポ遊技残回数Jに「20」が設定される。
つまり、或る大当たりに伴って実行される遊技状態設定処理にて設定される高確率遊技残回数X及び電サポ遊技残回数Jは、それぞれ、当該大当たりに対応する高確率付与回数及び電サポ付与回数(図6参照)と一致している。
図6から分かるように、第2始動条件の成立による特図図柄判定は、第1始動条件の成立による特図図柄判定よりも遊技者にとって相対的に有利なものとなっている(即ち、より多くの賞球を得やすい)。ここにおける相対的に有利とは、第2始動条件の成立に基づき実行される大当たり遊技において大入賞口111への入賞により得られる賞球数の期待値が、第1始動条件の成立に基づき実行される大当たり遊技において大入賞口111への入賞により得られる賞球数の期待値よりも大きいことを意味する。“大当たり遊技において大入賞口111への入賞により得られる賞球数の期待値”を、大当たり遊技におけるラウンド数の期待値、又は、大当たり遊技における大入賞口111の総開放時間の最大値の期待値に読み替えても良い。
<<各種演出の内容及び流れの説明>>
次に、演出制御部403が行うことのできる幾つかの演出の流れなどについて説明する。以下では、説明の具体化及び明確化のため、特に記述無き限り、遊技機100の遊技状態が低確率非電サポ遊技状態であって且つ判定対象TTは第1始動条件の成立に基づいて取得された特図判定用情報であると想定する。但し、遊技機100の遊技状態が低確率非電サポ遊技状態と異なる場合においても、また判定対象TTが第2始動条件の成立に基づいて取得された特図判定用情報である場合においても、以下に示す各種演出を実行可能である。
次に、演出制御部403が行うことのできる幾つかの演出の流れなどについて説明する。以下では、説明の具体化及び明確化のため、特に記述無き限り、遊技機100の遊技状態が低確率非電サポ遊技状態であって且つ判定対象TTは第1始動条件の成立に基づいて取得された特図判定用情報であると想定する。但し、遊技機100の遊技状態が低確率非電サポ遊技状態と異なる場合においても、また判定対象TTが第2始動条件の成立に基づいて取得された特図判定用情報である場合においても、以下に示す各種演出を実行可能である。
演出制御部403は、変動演出において、特別図柄の変動表示の開始に同期して第1〜第n装飾図柄の変動表示を開始した後、特別図柄の変動表示の停止に同期して判定対象TTの特図判定の結果に応じた態様で第1〜第n装飾図柄の変動表示を停止させる。ここでnは、通常、2以上の任意の整数であるが、“n=1”でありうる。以下では、特に記述無き限り、n=3であるとする。
第1〜第3装飾図柄は、左図柄、右図柄及び中図柄から成る。画像表示部104には、左図柄が表示される左図柄表示領域、右図柄が表示される右図柄表示領域及び中図柄が表示される中図柄表示領域が設定される。左、右及び中図柄表示領域の内、画像表示部104に正対する遊技者から見て、左図柄表示領域が最も左に位置し、右図柄表示領域が最も右に位置する。
[リーチ演出]
演出制御部403は、変動演出において、第1〜第n装飾図柄の内、第1〜第(n−1)装飾図柄の変動表示を共通の図柄にて仮停止させた後、リーチ演出を行うことができる。ここでは、説明の具体化のため、第1及び第2装飾図柄が左図柄及び右図柄であると考える。そうすると、演出制御部403は、左図柄及び右図柄の変動表示を共通の図柄にて仮停止させた後、リーチ演出を行うことができる。
演出制御部403は、変動演出において、第1〜第n装飾図柄の内、第1〜第(n−1)装飾図柄の変動表示を共通の図柄にて仮停止させた後、リーチ演出を行うことができる。ここでは、説明の具体化のため、第1及び第2装飾図柄が左図柄及び右図柄であると考える。そうすると、演出制御部403は、左図柄及び右図柄の変動表示を共通の図柄にて仮停止させた後、リーチ演出を行うことができる。
装飾図柄の仮停止とは、厳密には装飾図柄を停止させていないが、遊技者に対しては、装飾図柄が停止したと認識させることが可能な態様で装飾図柄を画像表示部104上で微変動させる装飾図柄の変動表示態様である。具体的には例えば、第i装飾図柄を数字“2”が記された図柄にて仮停止させるとは、第i装飾図柄が数字“2”が記された図柄であることを遊技者が認識できるように、数字“2”が記された図柄を第i装飾図柄として画像表示部104における所定表示領域内で振動させつつ所定時間以上継続表示させることを意味する(iは整数)。
リーチ演出は、判定対象TTに対する大当たり遊技の実行の期待度が所定期待度KTREFよりも高いことを示唆する演出である。大当たり遊技の実行の期待度(以下、大当たりの期待度とも言う)とは、注目した1つの特図判定用情報(ここでは判定対象TT)が大当たりに当選している確率(可能性)を表す。注目した1つの特図判定用情報に対して特定の演出が行われるのであれば、当該特図判定用情報に対する大当たりの期待度は、その特定の演出に対する大当たりの期待度(その特定の演出が割り当てられた特図判定用情報が大当たりに当選している確率)とも言える。所定期待度KTREFは、予め定められた0以上且つ1未満の期待度であれば良く、例えば、大当たりの当選確率として予め定められた確率OTKを示す、又は、その確率OTKよりも大きな所定値(例えば、確率OTKの5倍)を示す。確率OTKは、特図判定が低確率遊技状態で行われたならば“1/300”であり、特図判定が高確率遊技状態で行われたならば“10/300”である(図4参照)。変動演出において、リーチ演出の実行は、リーチ演出の非実行よりも判定対象TTの大当たりの期待度が高いことを示唆している、と考えても良い。
図7を参照し、リーチ演出を含む変動演出では、第1〜第3装飾図柄(図7のSZL、SZR、SZCに相当)の変動表示の開始後、任意の演出を経て、第1及び第2装飾図柄を共通の図柄(図7では数字「2」の図柄)にて揃えた状態で仮停止させ、その後、所定のリーチ演出を行う。リーチ演出では、例えば、遊技上の課題(主人公キャラクタが遊技上の敵キャラクタを倒す課題など)が発生し、その課題が達成されるか否かを示す演出が実行される。リーチ演出が行われる前において、第1及び第2装飾図柄を共通の図柄にて仮停止させる際、遊技者が第1及び第2装飾図柄を視認しやすいように第1及び第2装飾図柄が所定の大サイズで仮停止される。リーチ演出の実行中には、リーチ演出を見やすくするために共通の図柄にて揃えられた小サイズの第1及び第2装飾図柄が、例えば画像表示部104の左上隅及び右上隅で仮停止せしめられる(小サイズは上記大サイズよりも小さい)。リーチ演出の実行中、画像表示部104内の任意の表示領域で第3装飾図柄を小サイズで変動表示(第1及び第2装飾図柄よりも高速な変動表示)させるようにしても良い。
判定対象TTが何れかの大当たりに当選している場合、遊技上の課題が達成される様子を表す演出(例えば主人公キャラクタが敵キャラクタに勝利する様子を表す動画像の表示)が行われると共に大サイズの第1〜第3装飾図柄がゾロ目の態様にて画像表示部104の中央付近に仮停止表示され、変動停止コマンドを受信すると大サイズの第1〜第3装飾図柄がゾロ目の態様にて停止表示される。これに対し、判定対象TTがハズレである場合、遊技上の課題が達成されない様子を表す演出(例えば主人公キャラクタが敵キャラクタに敗北する様子を表す動画像の表示)が行われると共に大サイズの第1〜第3装飾図柄が非ゾロ目の態様にて画像表示部104の中央付近に仮停止表示され、変動停止コマンドを受信すると大サイズの第1〜第3装飾図柄が非ゾロ目の態様にて停止表示される。
ゾロ目とは、所定の有効ライン上において第1〜第3装飾図柄が共通の図柄で揃えられている状態(即ち大当たりを示す第1〜第3装飾図柄の組み合わせ)を指す。ゾロ目による第1〜第3装飾図柄の停止表示は大当たりの告知に相当する。これに対し、非ゾロ目とは、所定の有効ライン上において第1〜第3装飾図柄が共通の図柄で揃えられていない状態を指す。非ゾロ目による第1〜第3装飾図柄の停止表示はハズレの告知に相当する。
図7に示すリーチ演出はリーチ演出の一例に過ぎない。遊技機100では、互いに内容が異なる複数のリーチ演出を実行することができる。
[大当たりの期待度(信頼度)]
或る1つの特図判定用情報Q1に対して実行される演出Q2は、大当たりの期待度を示唆しうる。任意の1つの特図判定用情報Q1に関して、特図当たり判定の結果が“ハズレ”であって且つ特図判定用情報Q1に対して演出Q2が実行される確率を“r”で表し、特図当たり判定の結果が“大当たり”であって且つ特図判定用情報Q1に対して演出Q2が実行される確率を“v”で表す。そうすると、特図判定用情報Q1の大当たりの期待度及び演出Q2が示唆する大当たりの期待度は、期待度算出式“(100×v/(r+v))[%]”にて表される。
或る1つの特図判定用情報Q1に対して実行される演出Q2は、大当たりの期待度を示唆しうる。任意の1つの特図判定用情報Q1に関して、特図当たり判定の結果が“ハズレ”であって且つ特図判定用情報Q1に対して演出Q2が実行される確率を“r”で表し、特図当たり判定の結果が“大当たり”であって且つ特図判定用情報Q1に対して演出Q2が実行される確率を“v”で表す。そうすると、特図判定用情報Q1の大当たりの期待度及び演出Q2が示唆する大当たりの期待度は、期待度算出式“(100×v/(r+v))[%]”にて表される。
演出Q2は、特図判定用情報Q1に対する特図判定の結果に基づき、特図判定用情報Q1に対応する特別図柄の変動中に行われる当該予告演出でありうるし、特図判定用情報Q1に対する事前判定の結果に基づき、特図判定用情報Q1に対応する特別図柄の変動開始前に行われる先読み予告演出でありうる。また、大当たりの期待度は、大当たりの信頼度又は単に信頼度と称されることもある。
[保留画像、当該権利画像(疑似保留画像)の表示]
図8に示す如く、画像表示部104の表示領域内の下側領域には、5つの位置HP0〜HP4が設定されている。任意の整数iについて、位置HPi+1は位置HPiの左側に隣接している。演出制御部403は、位置HP1〜HP4に1つずつ保留画像を表示することができる。また、演出制御部403は、変動演出において位置HP0に当該権利画像を表示することができる。以下では、第2始動条件の成立に基づく保留情報数U2はゼロであると仮定し、第1始動条件の成立に基づく保留情報数U1が0、1、2、3又は4であると考える。但し、以下に示す方法を第2始動条件の成立に基づく保留画像及び当該権利画像に対して適用することもできる。
図8に示す如く、画像表示部104の表示領域内の下側領域には、5つの位置HP0〜HP4が設定されている。任意の整数iについて、位置HPi+1は位置HPiの左側に隣接している。演出制御部403は、位置HP1〜HP4に1つずつ保留画像を表示することができる。また、演出制御部403は、変動演出において位置HP0に当該権利画像を表示することができる。以下では、第2始動条件の成立に基づく保留情報数U2はゼロであると仮定し、第1始動条件の成立に基づく保留情報数U1が0、1、2、3又は4であると考える。但し、以下に示す方法を第2始動条件の成立に基づく保留画像及び当該権利画像に対して適用することもできる。
1つの保留画像は、或る1つの特図判定用情報が特図判定用情報記憶領域413aに記憶されていること、即ち、その特図判定用情報に対する特図判定(特別図柄処理における特図判定)の権利が保留されていることを示す画像である。保留されていた特図判定用情報に対して特図判定が行われることを“消化”と表現する。また、保留されている特図判定用情報又は保留画像を単に“保留”と称することもある。
或る注目した1つの特図判定用情報が判定対象TTとなって該注目した特図判定用情報に対して特図判定(特別図柄処理における特図判定)が行われた後においても、即ち該注目した特図判定用情報に対する特図判定の権利が消化された後においても、その権利に応じた画像を位置HP0に表示することができ、その画像を当該権利画像(保0画像)と呼ぶ。注目した特図判定用情報に対する当該権利画像は、該注目した特図判定用情報に対する変動演出が行われているときに位置HP0に表示され、変動演出の終了前に又は変動演出の終了時に位置HP0から消去される(即ち非表示とされる)。以下では、当該権利画像は、変動演出の終了直前まで位置HP0に表示され、変動演出の終了時に位置HP0から消去されるものとする。
図9に、変動演出が行われているときに、位置HP1〜HP4のそれぞれに保留画像が表示されていると共に位置HP0に当該権利画像が表示されている様子を示す。以下では、位置HP1、HP2、HP3、HP4に表示された保留画像を、それぞれ、保1画像、保2画像、保3画像、保4画像と呼ぶ。保1〜保4画像を第1〜第4保留画像と呼んでも良い。また、当該権利画像は、特図判定用情報に対する特図判定の権利が保留されていることを示す画像ではないが、保1画像に対応する特図判定用情報が判定対象TTとなったときに、保1画像が位置HP0にシフトして表示されるものである。そのため、説明の便宜上、当該権利画像を疑似保留画像又は保0画像とも呼び、保0画像(疑似保留画像)〜保4画像の何れかを又は保0画像〜保4画像を総称して保X画像と呼ぶ。
画像表示部104において、保留画像は、より右側に表示されているものから順に消化される。より正確には、画像表示部104においてより右側に表示されている保留画像に対応する特図判定用情報から順に消化される。従って例えば、第1始動条件の4回の順次成立により第1〜第4特図判定用情報が第1、第2、第3、第4特図判定用情報の順番で取得され、これによって特図判定用情報記憶領域413aに第1〜第4特図判定用情報が記憶されたことを想定すると、第1、第2、第3、第4特図判定用情報に対応する保留画像としてそれぞれ保1画像、保2画像、保3画像、保4画像が表示されることになる。演出制御部403は、保留増加コマンドを受信したときに実行される保留増加処理において、位置HP1〜HP4の何れかに対して1つの保留画像を追加表示する。保留情報数U1が(i−1)からiに増加したことを示す保留増加コマンドが受信されたとき、保留増加処理において、位置HPiに1つの保留画像が追加表示される(iは整数)。
図10を参照し、保X画像の態様として複数の態様があり、保X画像は複数の態様の何れかにて表示される。ここでは、その複数の態様が、互いに異なる第1〜第4態様から成ると考える。保X画像における態様の相違又は変化は、保X画像の色、形状、模様などの相違又は変化を含むが、ここでは、色の相違又は変化が態様の相違又は変化に相当すると考える。更に説明の具体化のため、第1、第2、第3、第4態様の保X画像は、それぞれ、白の保X画像(白を基調とした色を持つ円形画像)、青の保X画像(青を基調とした色を持つ円形画像)、緑の保X画像(緑を基調とした色を持つ円形画像)、赤の保X画像(赤を基調とした色を持つ円形画像)であるとする。なお、青、緑、赤の保留画像を総称して色保留画像とも称する。
白、青、緑及び赤の保X画像の内、保X画像に対応付けられた信頼度は、赤の保X画像において最も高く、緑の保X画像において2番目に高く、青の保X画像において3番目に高く、白の保X画像において最も低い。従って、青、緑及び赤の保X画像の表示は、保X画像に対応する特図判定用情報の大当たりの期待度が、白の保X画像の表示よりも高いことを示唆する演出と言える。そして、保留画像の表示態様が期待度の高い色に変化することを保留変化とし、保留変化は先読み予告演出の一種であると言える。
例えば、或る1つの事前判定対象について、当該事前判定対象に対する事前判定の結果が大当たりを示していて且つ当該事前判定対象に対し赤、緑の保留画像が適用される確率をそれぞれ、vR、vGで表し、当該事前判定対象に対する事前判定の結果がハズレを示していて且つ当該事前判定対象に対し赤、緑の保留画像が適用される確率をそれぞれrR、rGで表したとき、赤の保留画像の信頼度(即ち赤の保留画像が示唆する大当たりの期待度)は“(100×vR/(rR+vR))[%]”で表されると共に、緑の保留画像の信頼度(即ち緑の保留画像が示唆する大当たりの期待度)は“(100×vG/(rG+vG))[%]”で表され、前者の信頼度が後者の信頼度よりも高くなるように、事前判定の結果に基づき、演出制御部403は保留画像の態様を決定する。1つの特図判定用情報に対して或る色の保留画像を表示した後に、その保留画像の色を信頼度が高まる方向に変化させることも可能であり、そのような変化も事前判定の結果に基づいて実行される。赤及び緑の保留画像の関係について説明したが、他の色の保留画像についても同様であり、当該権利画像についても同様である。或る特図判定用情報が判定対象TTとなっているときの当該権利画像の表示態様及び当該権利画像の表示態様の変化は、その特図判定用情報に対する事前判定の結果又は特図判定の結果に基づいて決定される。
また、保X画像の態様として5種類以上の態様を設定し、赤の保X画像よりも高い信頼度が対応づけられた保X画像の態様(例えば金)を設けても良いが、ここでは、説明の簡略化上、保X画像の態様として第1〜第4態様のみを考える。なお、保留画像と疑似保留画像との間で画像の詳細(例えば大きさ、形状)は異なっていても良い。
[ゾーン演出]
次に、ゾーン演出について説明する。ゾーン演出を当該予告演出として行うこともできるが、ここでは、先読み予告演出としてのゾーン演出について説明する。
次に、ゾーン演出について説明する。ゾーン演出を当該予告演出として行うこともできるが、ここでは、先読み予告演出としてのゾーン演出について説明する。
以下では、先読み予告演出によって大当たりの期待度が示唆される特定の事前判定対象を、先読み対象と称する。
図11(a)及び(b)は、それぞれ、ゾーン演出の非実行時、実行時における画像表示部104の表示内容例を示している。画像表示部104では、所定の背景画像が表示され、装飾図柄を示す画像、疑似保留画像及び保留画像などが背景画像上に表示されることになるが、ゾーン演出の非実行時、実行時に表示される背景画像を、それぞれ、通常背景画像、ゾーン用背景画像と称する。通常背景画像及びゾーン用背景画像は互いに異なる背景画像である。ゾーン用背景画像には、ゾーン演出が行われていることを遊技者に示唆する文字の画像(図11(b)において“○○ゾーン”)が含まれていても良い。なお、通常背景画像及びゾーン用背景画像は、それぞれに、複数種類あっても良い。
ゾーン演出の実行時には、ゾーン演出の非実行時には出力されない所定のゾーン用効果音及びゾーン用楽曲がスピーカ115から出力される。ゾーン用背景画像並びにゾーン用効果音及びゾーン用楽曲の出力はゾーン演出の構成要素であり、それらを視聴した遊技者は現在ゾーン演出が行われていると認識できる。
先読み予告演出としてのゾーン演出は、先読み対象の事前判定の結果に基づいて実行される演出であって、先読み対象の大当たりの期待度(先読み対象が大当たり遊技を行うと判定されることになる期待度)が所定期待度KTREFよりも高いことを示唆する演出であると解して良い。ゾーン演出の実行は、ゾーン演出の非実行よりも先読み対象の大当たりの期待度が高いことを示唆している、と考えても良い。
図12(a)及び(b)を参照し、ゾーン演出として複数種類のゾーン演出があっても良い。図12(a)、(b)には、複数種類のゾーン演出に含まれる第1ゾーン演出、第2ゾーン演出の実行時における画像表示部104の表示内容例が示されている。表示されるゾーン背景画像、出力されるゾーン用効果音及びゾーン用楽曲は、複数種類のゾーン演出間で異なる。複数種類のゾーン演出間において、ゾーン演出が示唆する大当たり遊技の実行の期待度が互いに異なっていても良い。具体的には例えば、ゾーン演出が示唆する大当たり遊技の実行の期待度は、第2ゾーン演出の方が第1ゾーン演出よりも高い。
[チャンス目演出]
次に、先読み予告演出の一種であるチャンス目演出について説明する。演出制御部403は、或る先読み対象に対しチャンス目演出を行うと決定した場合、当該先読み対象に対する特図判定が行われる前の1以上の変動演出において、チャンス目の態様で第1〜第3装飾図柄を停止表示させる。即ち、チャンス目演出とは、チャンス目の態様で第1〜第3装飾図柄を停止表示させる演出である。
次に、先読み予告演出の一種であるチャンス目演出について説明する。演出制御部403は、或る先読み対象に対しチャンス目演出を行うと決定した場合、当該先読み対象に対する特図判定が行われる前の1以上の変動演出において、チャンス目の態様で第1〜第3装飾図柄を停止表示させる。即ち、チャンス目演出とは、チャンス目の態様で第1〜第3装飾図柄を停止表示させる演出である。
チャンス目演出は、先読み対象の事前判定の結果に基づいて実行される演出であって、先読み対象の大当たりの期待度(先読み対象が大当たり遊技を行うと判定されることになる特図判定用情報である期待度)が所定期待度KTREFよりも高いことを示唆する演出であると解して良い。チャンス目演出の実行は、チャンス目演出の非実行よりも先読み対象の大当たりの期待度が高いことを示唆している、と考えても良い。
各装飾図柄は、青図柄、緑図柄及び赤図柄の何れかにて停止表示されることになる。ここで、青図柄とは、数字“2”、“4”、“6”及び“8”の何れかが付与された図柄を指し、緑図柄とは、数字“1”、“5”及び“9”の何れかが付与された図柄を指し、赤図柄とは、数字“3”及び“7”の何れかが付与された図柄を指す。青図柄、緑図柄、赤図柄は、互いに異なる図柄であって、それぞれ、青、緑、赤を基調とした図柄である。青チャンス目演出は、第1〜第3装飾図柄を非ゾロ目であるが青図柄にて揃えて停止表示させる演出であり、緑チャンス目演出は、第1〜第3装飾図柄を非ゾロ目であるが緑図柄にて揃えて停止表示させる演出であり、赤チャンス目演出は、第1〜第3装飾図柄を非ゾロ目であるが赤図柄にて揃えて停止表示させる演出である。青、緑、赤チャンス目演出におけるチャンス目を、それぞれ、青、緑、赤チャンス目という。
チャンス目演出において第1〜第3装飾図柄をチャンス目の態様で停止表示させる際、演出制御部403は、所定のチャンス目用効果音をスピーカ115から出力させるが、チャンス目用効果音は、青、緑及び赤チャンス目演出間で互いに異なっていても良い。
上述した遊技機100の構成及び動作等を基本とする複数の実施例を、以下に説明する。なお、矛盾無き限り、以下に述べる複数の実施例の内、任意の実施例に記載した事項を、他の任意の実施例に適用することもできる(即ち複数の実施例の内の任意の2以上の実施例を組み合わせることも可能である)。
(第1実施例)
本発明にかかる遊技機100の第1実施例について説明する。
本発明にかかる遊技機100の第1実施例について説明する。
図13に示される状況α1を考える。任意の整数iに関し、タイミングTA(i+1)はタイミングTAiよりも後のタイミングであるとする。タイミングTA1にて画像H0(当該権利画像)に対応する特図判定用情報に対する特別図柄の変動表示及び装飾図柄の変動表示が開始されるものとする。なお、画像H0に対応する特図判定用情報を単に“判定対象TT”と称することもある。なお、タイミングTA1においては、特図判定用情報記憶領413a域には、特図判定用情報として、J1及びJ2が記憶されており、画像H1、H2は、それぞれ、特図判定用情報J1及びJ2が記憶されていることを示す保1画像、保2画像(図9参照)である。また、タイミングTA1並びにタイミングTA2及びTA3おいて、画像H0は白の擬似保留画像であり、保1画像1及び保2画像H2は、白の保留画像であるとする。
タイミングTA1にて、演出制御部403は、主制御部401からの判定対象TTの特図判定の結果を含む変動開始コマンドに応答して、変動演出を開始する。演出制御部403は、タイミングTA2にて、演出制御部403は、3個の装飾図柄のうち第1装飾図柄(左図柄)及び第2装飾図柄(右図柄)を同じ図柄(ここでは、数字の2)で仮停止させ、タイミングTA3にて、リーチ演出を実行する、すなわち、リーチ演出が開始される。
リーチ演出は、判定対象TTの特図判定結果を示唆する第1の示唆画像を含む演出である。図14では、主人公キャラクタ画像1110と敵キャラクタ画像1120とが戦うリーチ演出であり、主人公キャラクタ画像1110と敵キャラクタ画像1120とが、第1の示唆画像の一例である。そして、図14に示すように、リーチ演出時には、主人公キャラクタ画像1110は、遊技者から見たときに、画像H0の後側、に表示される。また、敵キャラクタ画像1120は、保2画像H2の後側に表示されている。なお、主人公キャラクタ画像1110が画像H0の後側において画像H0と重なる画像部分を有していてもよく、敵キャラクタ画像1120が保留画像(画像H1、画像H2)の後側において保留画像(画像H1、画像H2)と重なる画像部分を有していてもよい。第1の示唆画像として、主人公キャラクタ画像1110や敵キャラクタ画像1120を挙げているが、これに限定されず、リーチ演出時の背景画像も含まれる。
ここで、「ある画像の後側に他の画像を表示する」とは、画像表示部104に他の画像を表示するときに、遊技者が、ある画像の後側に他の画像があると認識するように表示を行うことである。また、ある画像の前側に他の画像を表示する場合も同様、遊技者が、ある画像の前側に他の画像があると認識するように表示を行うことである。なお、複数個の液晶ディスプレイパネルを備えておき、実際に、ある画像の後側又は前側に他の画像を表示するようにしてもよい。第1の示唆画像は、擬似保留画像の後側に表示されると同時に、各保留画像の後側に表示されて良い。
演出制御部403は、リーチ演出が開始されたタイミングTA3の後のタイミングTA4にて、画像H0の表示態様が変化することを示唆する変化示唆画像1210(第2の示唆画像)の表示を開始する。変化示唆画像1210は、画像H0の前側において画像H0に重なるように表示される。変化示唆画像1210は、疑似保留画像(画像H0)の表示態様が変化することを示唆する画像、すなわち、第2の示唆画像である。そして、変化示唆画像1210が画像H0の前側において画像H0に重なるように表示されていることから、第2の示唆画像が疑似保留画像の前側に疑似保留画像に重なるように表示されているといえる。
なお、変化示唆画像1210の表示(開始から終了まで)を変化示唆演出とする。また、変化示唆画像1210が変化示唆を行う対象の画像、ここでは、画像H0の表示態様の変化を変化示唆演出の一部として含む場合もある。さらに、変化示唆画像1210の表示開始から終了までの間に行われる演出を含んで、変化示唆演出とする場合もある。この場合、特に記載がない場合には、これらの動作や演出を含む変化示唆画像1210の表示(開始から終了まで)を変化示唆演出とする。
変化示唆画像1210は、例えば、画像H0が爆煙に包まれたように見える画像である。但し、変化示唆画像1210は、遊技者が、画像H0が隠れたと認識できるような形態の画像であれば任意である。演出制御部403は、画像H0の表示の上に、変化示唆画像1210を表示する、例えば、上書きするように表示してもよいし、変化示唆画像1210を表示する直前に画像H0を消去し、変化示唆画像1210が消去された直後に、画像H0を再度、表示するようにしてもよい。なお、画像H0を消去する場合には、変化示唆画像1210が表示される前から表示が終了された後まで、遊技者が画像H0の表示が消えたのではなく、変化示唆画像1210に隠されたと認識するように、演出制御部403は、画像H0の消去と変化示唆画像1210の表示又は画像H0の表示と変化示唆画像1210の消去とを切り替えている。
なお、図15では、変化示唆画像1210は、画像H0全体を隠す画像であるが、一部を隠すような画像(演出)であってもよい。また、変化示唆画像1210は、画像H0が透けて見えるような画像(演出)であってもよい。画像H0の一部を隠すような画像としては、変化示唆画像1210と画像H0とがずれている場合、変化示唆画像1210が画像H0よりも小さい場合、変化示唆画像1210が移動していて、画像H0の一部が常に見えている場合等を挙げることができるが、これに限定されない。また、画像H0が透けて見えるような変化示唆画像1210としては、複数個の変化示唆画像1210を並べて表示し、その隙間から画像H0が見えるようなものや、変化示唆画像1210として網、煙のような反対側が透けて見えるものを画像化したものであってもよい。
演出制御部403は、タイミングTA5にて、変化示唆演出を終了して、表示態様が変化された画像H0を表示する。すなわち、タイミングTA5にて、演出制御部403は、変化示唆演出の終了時に、変化示唆画像1210を消去する。変化示唆画像1210の表示が消去されると、変化示唆画像1210の後側にある画像H0が遊技者に見えるように表示される。変化示唆画像1210が消去されたときに、表示態様が白色から青色に変化された画像H0が表示される。
上述のとおり、リーチ演出は、判定対象TTの特図判定の結果の大当たりの期待度が、所定期待度KTREFよりも高いことを示唆する演出である。また、保X画像の表示態様は、保X画像に対応する特図判定用情報の特図判定結果の大当たりの期待度を示唆している。そして、保X画像には、保0画像も含まれるため、保0画像の表示態様は、保0画像に対応する特図判定用情報(判定対象TT)の特図判定結果の大当たりの期待度を示唆する。そして、本実施例では、リーチ演出中に画像H0の表示態様が変化するものとしている。リーチ演出中に画像H0が変化した場合、変化しない場合に比べて、判定対象TTの大当たりの期待度が高いことを示す。そして、リーチ演出と画像H0の表示態様の組み合わせによる期待度は、リーチ演出の種類及び画像H0の表示態様(色)によって0以上1未満の値になるように決定されている。
例えば、判定対象TTの大当たりの期待度がある期待度(第1期待度とする)であることを示唆するリーチ演出が行われるときに、変化示唆演出が行われ、画像H0の表示態様が変化した場合、リーチ演出と画像H0の表示態様とによって、判定対象TTの大当たりの期待度は、第1期待度よりも高い第2期待度であることを示唆する。
なお、本実施例では、リーチ演出が実行されている期間中で、変化示唆演出が終了した後に、色が変化した(白から青に変化)画像H0が表示されていればよい。そのため、画像H0の表示態様の変化は、変化示唆演出の開始又は終了と同時に行われるものを含み、変化示唆演出の開始から終了までの間に実行されるようにすればよい。変化示唆演出が終了し、変化示唆画像1210が消えたときに、表示態様が変化した画像H0が表示されれば、画像変化演出の開始終了のタイミングは特に限定されない。
タイミングTA6にて、演出制御部403は、リーチ演出を終了する。状況α1では、リーチ演出は、遊技上の課題が達成される様子を表す演出であり、リーチ演出の終了時において、画像表示部104には、遊技上の課題達成の画像(主人公キャラクタが敵キャラクタに勝利した画像)が表示される。なお、この課題達成の画像も、判定対象TTの特図判定結果を示唆する第1の示唆画像であるため、画像H0の後側に表示される。リーチ演出が遊技上の課題が達成される様子を表す、すなわち、大当たりを示唆しており、演出制御部403は、リーチ演出終了後のタイミングTA7にて、変動停止コマンドの受信に基づいて、大サイズの第1〜第3装飾図柄を大当たりを示す態様(ゾロ目の態様)にて停止表示させる。この後、大当たり遊技が開始される。タイミングTA7は変動演出の終了の時期である。
なお、本実施例では、リーチ演出が実行されている期間中に、変化示唆演出が行われた後、画像変化演出が行われて、画像H0の色が変化(白から青に変化)するものとしている。しかしながら、画像H0の変化は1回に限定されるものではなく、リーチ演出が継続して行われている期間内であれば、変化示唆演出及び画像H0の表示態様の変化を繰り返し実施してもよい。図10に示しているように、画像H0は、第1態様(白)から第4態様(赤)まで4つの態様があるので、複数回の変化示唆演出を行って、画像H0の表示態様を変化させてもよい。画像H0の表示態様の変化を色のみの変化とする場合、変化の回数は最大で3回である。また、状況α1では、画像H0として、丸型の画像としているが、表示態様を変化させるときに、形状を丸型から星形、三角形等の別の形や、虫、キャラクタ等の画像に変化させてもよい。このような変化を含む場合、画像H0の表示態様の変化の回数は、最大3回に限定されない。
なお、画像H0の表示態様が変化する場合には、期待度が高い表示態様から期待度が低い表示態様には変化しない(例えば、第4態様から第1態様への変化はしない)。
本実施例において、リーチ演出が遊技上の課題が達成される演出で、装飾図柄が大当たりを示す態様(ゾロ目の態様)で停止され、大当たり遊技となるように制御されているが、これに限定されるものではない。画像H0に対応する特図判定の結果がハズレであるときには、例えば、リーチ演出において遊技上の課題が達成されない様子が示された後に、装飾図柄がハズレを示す態様(非ゾロ目の態様)で停止される。
図16を参照し、図13に示す状況α1を基準として、タイミングTA51にて変化示唆演出が終了したときに、変化示唆演出の開始前と同じ(ここでは、第1態様、すなわち、白)の表示態様の画像H0が表示されたとする(以下、図16に示す状況を状況α2とする)。そして、タイミングTA61にて、演出制御部403は、リーチ演出を終了する。状況α2において、リーチ演出は、遊技上の課題が達成されない様子を表す演出であり、リーチ演出の終了時において、画像表示部104には、遊技上の課題失敗の画像(主人公キャラクタが敵キャラクタに敗北した画像)が表示される。なお、この課題敗北の画像も、判定対象TTの特図判定結果を示唆する第1の示唆画像であるため、画像H0の後側に表示される。リーチ演出が遊技上の課題の失敗の様子を表しており、すなわち、ハズレを示唆しており、演出制御部403は、リーチ演出終了後のタイミングTA71にて、変動停止コマンドの受信に基づいて、大サイズの第1〜第3装飾図柄をハズレを示す態様(非ゾロ目の態様)にて停止表示させる。この後、現在の画像H0を消去する。また、主制御部401は、特図判定用情報記憶領域413aに記憶されている特図判定用情報J1を判定対象TTとして取得し、判定対象TTに対して特図判定を実行する。
タイミングTA8にて、演出制御部403は、主制御部401からの特図判定用情報J1の特図判定の結果を含む変動開始コマンドに基づき、位置HP1に表示されている保1画像H1を、位置HP0にシフトさせて表示する。また、演出制御部403は、変動開始コマンドに基づいて、装飾図柄の変動を開始する。
状況α2では、リーチ演出が行われている期間(タイミングTA3からタイミングTA61)において、変化示唆演出が開始され(タイミングTA4)、変化示唆演出が終了したときに(タイミングTA51)画像H0の表示態様が、変化示唆演出が行われる前と同じ、つまり、保0画像が変化しない。これにより、遊技者は、リーチ演出が行われていることで、判定対象TTの期待度は、リーチ演出が行われないときよりも高いが、リーチ演出中に画像H0の表示態様が変化するときよりも低いことを知ることができる。遊技者は、リーチ演出の期待度が、非常に高いものではないことをあらかじめ認識しているので、リーチ演出後に遊技がハズレに制御された場合の不満を覚えにくくなる。
図17を参照し、図13に示す状況α1及び図16に示す状況α2を基準として、タイミングTA51にて変化示唆演出が終了したときに、変化示唆演出の開始前と同じ(ここでは、第1態様、すなわち、白)の表示態様の画像H0が表示された後、タイミングTA62にて、演出制御部403は、遊技上の課題が達成される様子を表すリーチ演出を終了するものとする(以下、図17に示す状況を状況α3とする)。
状況α3では、タイミングTA51で変化示唆演出が終了したときに、保0画像の表示態様が変化しない。このとき、演出制御部403がリーチ演出を実行することで、画像H0に対応する特図判定用情報(判定対象TT)の特図判定結果が大当たりである期待度が、高いことが示唆される。一方で、演出制御部403がリーチ演出を実行したにもかかわらず、画像H0の表示態様が変化しなかったことから、判定対象のTTの特図判定結果が大当たりである期待度が、表示態様が変化したときよりも低いことが示唆される。
そして、変化示唆演出が終了したときに画像H0の表示態様が変化しなかったときでも、リーチ演出が遊技上の課題が達成する演出(タイミングTA62)で終了し、装飾図柄が大当たりを示す態様(ゾロ目の態様)で停止されて(タイミングTA72)、大当たり遊技となるように制御される。このように、画像H0の表示態様が変化しなかった後にも大当たり遊技に制御されるようにすることで、リーチ演出が終了するまで、遊技者が判定対象TTの特図判定結果が大当たりである期待を持ち続けることができる。
このように、リーチ演出と、画像H0の画像変化(演出)を組み合わせることで、どちらか一方を行う場合よりも、多くのパターンの期待度を遊技者に示唆することが可能となる。
なお、状況α3でも、状況α1と同様に、リーチ演出の開始からリーチ演出の終了までの期間内に、複数回の変化示唆演出を行うようにしてもよい。そして、複数回の変化示唆演出のすべてが終了した時点で、画像H0の表示態様が変化していないような制御であってもよいし、少なくとも1回の変化示唆演出の終了後に、画像H0の表示態様が変化するような制御であってもよい。なお、状況α1であっても同様に、少なくとも1回の変化示唆演出の終了後に、画像H0の表示態様が変化しないような制御であってもよい。
以上、第1実施例の状況α1、状況α2及び状況α3では、演出制御部403が、リーチ演出を含む変動演出を実行する場合について説明している。実際には、演出制御部403が、リーチ演出を含まない変動演出を実行する場合もある。また、演出制御部403は、判定対象TTの特図判定結果の情報を含む変動開始コマンドに基づいて、変動演出を実行している。そこで、本実施例の特図変動パターンについて説明する。図17は、特図変動パターンテーブルTHtに含められた特図変動パターンテーブルTHt_aを示している。なお、説明を容易にするため、変動演出にリーチ演出を含む場合、いずれのリーチ演出も同じものとする。
特図変動パターンテーブルTHt_aは、特図変動パターンTHp_a11〜THp_a14及びTHp_a21〜THp_a24を含む。特図変動パターンTHp_a11〜THp_a14にて定義される特別図柄の変動時間は、それぞれ、5秒、30秒、40秒、60秒である。特図変動パターンTHp_a21〜THp_a24にて定義される特別図柄の変動時間は、それぞれ、5秒、30秒、40秒、60秒である。
また、判定対象TTに対する特図判定の結果がハズレを示す場合、特図変動パターン乱数等を用い、特図変動パターンTHp_a11〜THp_a14が、それぞれ、74%、15%、10%、1%の確率で選択されるように、且つ、判定対象TTに対する特図判定の結果が特A〜特D、通A又は通Bの大当たりを示す場合、特図変動パターン乱数等を用い、特図変動パターンTHp_a21〜THp_a24が、それぞれ、5%、10%、30%、55%の確率で選択されるように、テーブルTHt_aが形成されている。
特図変動パターンテーブルTHp_aは、リーチ演出の有無、変化示唆演出の有無、保0画像変化の有無で、変動演出の内容を決定している。判定対象TTに対する特図判定の結果がハズレを示す場合、特図変動パターン乱数等を用い、特図変動パターンTHp_a11〜THp_a14が、それぞれ、予め決められた確率で選択されるように、且つ、判定対象TTに対する特図判定の結果が特A〜特D、通A又は通Bの大当たりを示す場合、特図変動パターン乱数等を用い、特図変動パターンTHp_a21〜THp_a24が、それぞれ、予め決められた確率で選択されるように、テーブルTHt_aが形成されている。
演出制御部403は、特図判定の結果を示す情報を含んだ変動開始コマンドを受信すると、その情報に基づいて変動演出の内容を決定し、決定した内容の変動演出を実行する。具体的には例えば、各々に変動演出の内容を定義した複数の変動演出パターン(特図変動演出パターン)を含む変動演出パターンテーブル(特図変動演出パターンテーブル)が予めサブROM432に格納されており、変動開始コマンド等に基づき、当該変動演出パターンテーブルから1つの変動演出パターンを選択及び判定することで変動演出の内容を決定する。
図18には、各特図変動パターンに対応する変動演出の概要が、便宜上、示されている。なお、実際には、変動演出の内容を示すデータは、特図変動パターンテーブルTHt_aに含まれている訳ではなく、サブROM432内に格納されている。
判定対象TTに対し特図変動パターンTHp_a11が選択されているとき、演出制御部403は、当該判定対象TTに対する変動演出において、リーチ演出を含まないノーマルハズレ演出を実行する。
判定対象TTに対し特図変動パターンTHp_a12が選択されているとき、演出制御部403は、判定対象TTに対する変動演出において、リーチ演出を行うが、変化示唆演出及び保0画像の表示態様の変化は行わないリーチ付ハズレ演出を行う。また、特図変動パターンTHp_a13が選択されているとき、演出制御部403は、判定対象TTに対する変動演出において、リーチ演出とリーチ演出中に変化示唆演出を実行し、その後、保0画像の表示態様の変化は行わないリーチ付ハズレ演出を行う。さらに、特図変動パターンTHp_a14が選択されているとき、演出制御部403は、判定対象TTに対する変動演出において、リーチ演出とリーチ演出中に変化示唆演出を実行し、その後、保0画像の表示態様を変化させるリーチ付ハズレ演出を行う。リーチ付ハズレ演出では、対応するリーチ演出を実行した後、ハズレを示す態様(非ゾロ目の態様)で第1〜第3装飾図柄を停止表示させる。
判定対象TTに対し特図変動パターンTHp_a22が選択されているとき、演出制御部403は、当該判定対象TTに対する変動演出において、リーチ演出を含まないノーマル当たり演出を実行する。
判定対象TTに対し特図変動パターンTHp_a21が選択されているとき、演出制御部403は、判定対象TTに対する変動演出において、リーチ演出を実行するが、変化示唆演出及び保0画像の表示態様の変化は行わないリーチ付のみ当たり演出を行う。また、特図変動パターンTHp_a23が選択されているとき、演出制御部403は、判定対象TTに対する変動演出において、リーチ演出とリーチ演出中に変化示唆演出を実行し、その後、保0画像の表示態様の変化は行わないリーチ付変化なし当たり演出を行う。さらに、特図変動パターンTHp_a24が選択されているとき、演出制御部403は、判定対象TTに対する変動演出において、リーチ演出とリーチ演出中に変化示唆演出を実行し、その後、保0画像の表示態様を変化させるリーチ付変化有り当たり演出を行う。リーチ付の当たり演出では、対応するリーチ演出を実行した後、大当たりを示す態様(ゾロ目の態様)で第1〜第3装飾図柄を停止表示させる。
図18に示すテーブルと上記期待度算出式から導かれるように、リーチ演出と変化示唆演出を含む演出が示唆する大当たりの期待度の方が、リーチ演出のみを含む演出が示唆する大当たりの期待度よりも高い。さらに、リーチ演出及び変化示唆演出を含み保0画像が変化する演出が示唆する大当たりの期待度の方が、リーチ演出及び変化示唆演出を含むだけの演出が示唆する大当たりの期待度よりも更に高い。
図18に示す特図変動パターンテーブルTHt_aは、特図変動パターンテーブルの一例であり、これら以外のハズレ又は大当たりの特図変動パターンを含んでいてもよい。
本実施例では、リーチ演出の開始後、リーチ演出の停止までの間に変化示唆演出を行い、保0画像の表示態様を変化させているが、これに限定されない。例えば、変化示唆演出が終了して、保0画像の表示態様が変化した後に、リーチ演出が開始されるようにしてもよい。また、リーチ演出の開始と変化示唆演出のいずれが先であっても、ある期間において、リーチ演出の少なくとも一部と変化示唆演出の少なくとも一部とが重なるように、両演出を実行するようにしてもよい。すなわち、保0画像(当該権利画像)に対応する特図判定用情報(判定対象TT)の特図判定の結果に基づく変動演出の開始(タイミングTA1)から、変動演出の終了(タイミングTA7)までの間に、変化示唆演出を行い、保0画像(疑似保留画像)を変化させるものであれば、変化示唆演出が行われる期間については特に限定しない。また、状況α1、状況α2及び状況α3のいずれかにおいてリーチ演出が実行されない場合もあり、この場合、判定対象TTの特図判定の結果を示唆する第1の示唆画像としては、変動している装飾図柄及びその背後に表示されている背景画像を挙げることができる。変動している装飾図柄及びその背後に表示されている背景画像は、画像H0の後側に表示されると共に保留画像H1及びH2の後側に表示される。
演出制御部403が、判定対象TTの特図判定の結果の情報を含む変動開始コマンドに基づいて、上述の特図変動パターンThp_a22〜Thp_a24のいずれかに対応する演出が実行されることで、変動演出が終了するまで、画像H0の表示態様が変化する可能性があるため、遊技者を遊技に集中させることができ、もって遊技の興趣向上が図られる。
特に、リーチ演出中に、変動示唆演出を行い、画像H0の表示態様の変化の可能性を示唆することで、画像H0の変化による期待度の上昇のチャンスがあるので、長いリーチ演出が実行される場合であっても、遊技者の意識を遊技に集中させることができる。
本実施例では、図13の状況α1の如く、変化示唆演出を通じて画像H0の表示態様が或る態様(例えば第1態様)から或る態様(例えば第2態様)に変化するときと、図16の状況α2又は図17の状況α3の如く、変化示唆演出を経ても画像H0の表示態様が変化しないときと、がある。このため、変化示唆演出及び変化示唆演出における変化示唆画像1210は、画像H0の表示態様が変化する可能性があることを示唆するものとも言える。変化示唆演出が行われたならば、画像H0の表示態様が常に或る態様(例えば第1態様)から或る態様(例えば第2態様)に変化するように、本実施例を変形するようにしても良い。
(第2実施例)
演出制御部403は、主制御部401からの保留増加コマンドを受信すると、事前判定の結果に基づいて、先読み予告演出を行うことが可能である。そして、先読み予告演出には、表示態様が画像H0と同じか略同じである保留画像(保1画像〜保4画像の少なくとも一つ)の表示態様を変化させる演出である、保留変化が含まれている。そこで、本実施例では、変化示唆演出と同等の保変示唆演出を行った後に、保留変化を実行する。以下に、本実施例について詳細に説明する。
演出制御部403は、主制御部401からの保留増加コマンドを受信すると、事前判定の結果に基づいて、先読み予告演出を行うことが可能である。そして、先読み予告演出には、表示態様が画像H0と同じか略同じである保留画像(保1画像〜保4画像の少なくとも一つ)の表示態様を変化させる演出である、保留変化が含まれている。そこで、本実施例では、変化示唆演出と同等の保変示唆演出を行った後に、保留変化を実行する。以下に、本実施例について詳細に説明する。
図19に示される状況β1を考える。任意の整数iに関し、タイミングTB(i+1)はタイミングTBiよりも後のタイミングであるとする。任意の整数iに関し、タイミングTB(i+1)はタイミングTBiよりも後のタイミングであるとする。特別図柄の変動表示中に(従って装飾図柄の変動表示中に)、特図判定用情報記憶領域413aに特図判定用情報J1が記憶された後に特図判定用情報J2が記憶され、更にその後、タイミングTB1にて特図判定用情報J3が記憶されたとする。画像H1〜H3は、夫々、特図判定用情報J1〜J3についての保X画像を表している。また、画像H0はタイミングTB1での当該権利画像(保0画像)である。
タイミングTB1においては、画像H1〜H3は、夫々、保1画像〜保3画像(図9参照)である。また、このとき、特図判定用情報J3に対する事前判定の結果を示す情報を含んだ保留増加コマンドに基づき、演出制御部403は、特図判定用情報J3に対応する保留画像を保留画像H3とし、且つ、特図判定用情報J3を先読み対象としてゾーン演出を行うと決定したとする。また、この際、特図判定用情報J3を先読み対象としつつ、特図判定用情報J1についての変動演出から特図判定用情報J3についての変動演出にまでゾーン演出を継続実行すると決定したとする。なお、本実施例では、変動表示されている装飾図柄が、判定対象TTの特図判定結果を示唆する画像であり、第1の示唆画像である。演出制御部403は、ゾーン演出中も装飾図柄の変動を実行している。
そうすると、タイミングTB2にて、当該権利画像H0に対応する特図判定用情報に対してハズレの態様で特別図柄が停止表示された(従って装飾図柄もハズレの態様で停止表示された)後、タイミングTB3にて特図判定用情報J1が判定対象TTとなり、保1画像であった画像H1が当該権利画像(疑似保留画像)として、位置HP0に表示される。このとき、演出制御部403は画像H2を位置HP1に画像H3を位置HP2にそれぞれ移動させて表示する。そして、特図判定用情報J1に対する特別図柄の変動表示及び装飾図柄の変動表示を含む変動演出が開始される際、ゾーン演出が実行開始される。ゾーン演出は、先読み対象である特図判定用情報J3の大当たりの期待度(先読み対象が大当たり遊技を行うと判定されることになる期待度)が所定期待度KTREFよりも高いことを示唆する演出である。
図20に示すように、演出制御部403は、ゾーン演出用背景画像1130(稲妻の画像)と、変動している装飾図柄とを画像表示部104に同時に表示してゾーン演出を行っている。そして、演出制御部403は、ゾーン演出時において、変動表示している装飾図柄(第1の示唆画像)及びゾーン演出用背景画像1130(稲妻の画像)を保留画像(ここでは、画像H3)の後側且つ疑似保留画像(ここでは、画像H1)の後側に表示する。なお、「ある画像の後側に他の画像を表示する」は上述と同じである。
その後、ゾーン演出が行われている間(例えば、特別図柄判定用情報J1の判定結果に基づく変動表示中)のタイミングTB4にて、演出制御部403は、保留画像(ここでは、画像H3:保2画像)の前側において保留画像(ここでは、画像H3:保2画像)に重なるように保変示唆画像1220を表示する。保変示唆画像1220は、保留画像(画像H3)の表示態様が変化することを示唆する画像、すなわち、第3の示唆画像である。保変示唆画像1220の表示開始から表示終了までを保変示唆演出とする。なお、保変示唆演出中の保留画像の表示態様の変化も保変示唆演出に含んでいてもよい。さらに、保変示唆画像1220の表示開始から終了までの間に行われる演出を含んで、保変示唆演出とする場合もある。この場合、これらの動作や演出も保変示唆演出に含まれるものとし、特に記載がない場合には、保変示唆画像1220の表示(開始から終了まで)を保変示唆演出とする。
保変示唆画像1220は、変化示唆画像1210と同様のものであり、例えば、画像H3が爆煙に包まれたように見える画像である。保変示唆画像1220は保留画像を遊技者から視認できないようにするものである点が異なる以外、変化示唆画像1210と同じ特性を有するものである。そのため、保変示唆画像1220の形状、大きさ、表示態様等は、変化示唆画像1220と同様の特徴を有していると解してよい。
その後、情報J1に対する特別図柄の変動表示及び装飾図柄の変動表示が行われている間のタイミングTB5にて、演出制御部403は、保変示唆演出を終了する、すなわち、保変示唆画像1220の表示を終了する。演出制御部403は、先読み対象である特図判定用情報J3の大当たりの期待度(先読み対象が大当たり遊技を行うと判定されることになる期待度)が所定期待度KTREFよりも高いこと示すように、画像H3の表示態様を保変示唆演出開始前の白から緑に変化させる。
その後、タイミングTB6にて情報J1に関してハズレの態様で特別図柄が停止表示され(従って装飾図柄もハズレの態様で停止表示され)、タイミングTB7にて、情報J2に対する特別図柄の変動表示及び装飾図柄の変動表示を含む変動演出が開始され、タイミングTB8にて、情報J2に関してハズレの態様で特別図柄が停止表示され(従って装飾図柄もハズレの態様で停止表示され)、タイミングTB9にて情報J3に対する特別図柄の変動表示及び装飾図柄の変動表示を含む変動演出が開始される。
情報J3に対する変動演出では、リーチ演出の実行を経た後、情報J3に対する特図判定の結果を示す態様で特別図柄及び装飾図柄が停止表示される。タイミングTB3にて開始されたゾーン演出はタイミングTB9まで継続実行されており、更にタイミングTB9の後、情報J3に対する変動演出の所定段階まで又は最後まで継続実行されて良い。例えば、情報J3に対する変動演出の開始後、リーチ演出が行われるまでゾーン演出が継続実行され、リーチ演出の実行開始時にゾーン演出が終了せしめられてもよい。
第2実施例では、演出制御部403が、事前判定の結果を示唆する演出(ゾーン演出)実行時に、保留画像の変化を示唆する保変示唆画像の表示を行い、保変示唆画像の表示の終了後(消去後)に表示されている保留画像の表示態様が変化している演出を行っている。なお、判定対象TTの特図判定の結果に基づく演出でリーチ演出が行われている状態で保留画像が変化する場合もあり、その場合、第1の示唆画像としてリーチ演出用の画像や背景画像を挙げることができる。さらには、通常の演出が行われているときに、保留画像の変化を示唆(予告)する文字画像が表示される場合もあり、この文字画像を保留画像及び疑似保留画像の後側にそれらと重なるように表示してもよい。また、保留画像の変化を示唆(予告)する文字画像は、保変示唆画像の一部であってもよいし、後述する保変キャラクタ画像の一部であってもよい。
このように、保留画像が変化するときに変化を示唆する画像を表示することで、遊技者の興味を遊技機に引き付けることができる。また、判定対象TTの特図判定結果を示唆する第1の示唆画像は、文字を含むセリフ画像であっても良い。例えば、判定対象TTに対する変動演出において、白色又は赤色の文字から成るセリフ画像を第1の示唆画像として表示可能としておき、判定対象TTが大当たりであるならばハズレである場合よりも赤色の文字から成るセリフ画像が表示され易く且つ白色の文字から成るセリフ画像が表示され難いように、判定対象TTがハズレであるならば大当たりである場合よりも赤色の文字から成るセリフ画像が表示され難く且つ白色の文字から成るセリフ画像が表示され易いようにすると良い。また、第1の示唆画像として様々な種類の画像を挙げたが、何れの第1の示唆画像も、保留画像及び擬似保留画像よりも後側に表示されると良く、第1の示唆画像は、保留画像又は擬似保留画像の後側において保留画像又は擬似保留画像と重なる画像部分を有していて良い。
なお、本実施例では、保留画像H3に対して保変示唆画像1220が表示された前後間において、保留画像H3の表態態様が常に白から緑に変化することを想定しているが、保留画像H3に対して保変示唆画像1220が表示された前後間において、保留画像H3の表示態様が変化しないことがありえるようにしても良い。この場合、保変示唆演出及び保変示唆演出における保変示唆画像1220は、保留画像H3の表示態様が変化する可能性があることを示唆するものとも言える。
単純には、例えば、保留画像H3に対応する特図判定用情報J3への事前判定の結果が図18の特図変動パターンTHp_a11、THp_a12、THp_a21又はTHp_a22の選択を示している場合、画像H3の表示開始から特図判定用情報J3に対して特図判定が行われるまでの期間において保留画像H3に対する変化示唆演出を実行せず、
保留画像H3に対応する特図判定用情報J3への事前判定の結果が特図変動パターンTHp_a13又はTHp_a23の選択を示している場合、上記期間において保留画像H3に対する変化示唆演出を実行するものの変化示唆演出の前後間(保変示唆画像1220の表示の前後間)において保留画像H3の表示態様を変化させず、
保留画像H3に対応する特図判定用情報J3への事前判定の結果が特図変動パターンTHp_a14又はTHp_a24の選択を示している場合、上記期間において保留画像H3に対する変化示唆演出を実行し且つ変化示唆演出の前後間(保変示唆画像1220の表示の前後間)において保留画像H3の表示態様を変化させるようにしても良い。
保留画像H3に対応する特図判定用情報J3への事前判定の結果が特図変動パターンTHp_a13又はTHp_a23の選択を示している場合、上記期間において保留画像H3に対する変化示唆演出を実行するものの変化示唆演出の前後間(保変示唆画像1220の表示の前後間)において保留画像H3の表示態様を変化させず、
保留画像H3に対応する特図判定用情報J3への事前判定の結果が特図変動パターンTHp_a14又はTHp_a24の選択を示している場合、上記期間において保留画像H3に対する変化示唆演出を実行し且つ変化示唆演出の前後間(保変示唆画像1220の表示の前後間)において保留画像H3の表示態様を変化させるようにしても良い。
演出制御部403が、図22に示すような示唆を行う演出を実行してもよい。図22は、状況β1のタイミングTB4とタイミングTB5との変わりに、タイミングTB41とタイミングTB51又はタイミングTB52の演出が行われた後、タイミングTB6に移行する状況β2を示している。
図22に示すように、演出制御部403は、タイミングTB41にて、混合示唆画像1230を表示する。混合示唆画像1230は、疑似保留画像H1と、保留画像H2、H3の全ての前側に表示される画像である。ここでは、例えば、龍の画像としているが、これに限定されない。そして、混合示唆画像1230が表示されたとき、遊技者は、疑似保留画像H1、保留画像H2、H3が、混合示唆画像1230の後側に隠れたと視認する。そして、演出制御部403は、混合示唆画像1230の表示を消去した後に、タイミングTB51のように疑似保留画像(画像H1)の表示態様を変化させてもよいし、タイミングTB52のように保留画像(画像H3)の表示態様を変化させてもよい。タイミングTB51の疑似保留画像の変化は疑似保留画像H1に対応する特図判定用情報J1についての特図判定の結果を含む変動開始コマンドに基づいて演出制御部403にて制御される。また、タイミングTB52の保留画像の変化は保留増加コマンドに基づいて演出制御部403にて制御される。
混合示唆画像1230の表示の前後間において、疑似保留画像H1並びに保留画像H2及びH3の内、2つ又は3つの画像の表示態様が或る態様(例えば第1態様)から他の態様(例えば第2態様)に変化することがあっても良い。
このように、混合示唆画像1230は、疑似保留画像H1並びに保留画像H2及びH3の内の何れか1以上の画像の表示態様が変化することを示唆する機能を持つ。
混合示唆画像1230の表示の前後間において、疑似保留画像H1の表示態様が変化しないこともあるし(図22のTB52参照)、保留画像H2及びH3の表示態様が変化しないこともある(図22のTB51参照)。故に、混合示唆画像1230は、疑似保留画像H1並びに保留画像H2及びH3の内の何れか1以上の画像の表示態様が変化する可能性があることを示唆している、とも言える。
このように、混合示唆画像1230は、疑似保留画像H1並びに保留画像H2及びH3の内の何れか1以上の画像の表示態様が変化することを示唆する機能を持つ。
混合示唆画像1230の表示の前後間において、疑似保留画像H1の表示態様が変化しないこともあるし(図22のTB52参照)、保留画像H2及びH3の表示態様が変化しないこともある(図22のTB51参照)。故に、混合示唆画像1230は、疑似保留画像H1並びに保留画像H2及びH3の内の何れか1以上の画像の表示態様が変化する可能性があることを示唆している、とも言える。
(第3実施例)
第1実施例では、判定対象TTの特図判定の結果を示唆する第1の示唆画像として、リーチ演出時に表示されるキャラクタ(主人公キャラクタや敵キャラクタ)及び背景を挙げて説明した。そして、第1実施例において、演出制御部403は、第1の示唆画像を表示するときに、画像H0(疑似保留画像)の後側に表示するように演出を制御してきた。第1の示唆画像の表示態様(色彩、図柄、画像等)によっては、画像H0の後側に表示すると、画像H0と第1の示唆画像とが混合してしまって、遊技者が画像H0を確認しづらくなる場合がある。また、変化示唆演出が実行される場合において、変化示唆演出で表示される変化示唆画像と第1の示唆画像との区別がつきにくい場合があり、遊技者にとって、保0画像の変化の示唆が行われているか否かわかりにくく、遊技に対して不満が発生する場合がある。
第1実施例では、判定対象TTの特図判定の結果を示唆する第1の示唆画像として、リーチ演出時に表示されるキャラクタ(主人公キャラクタや敵キャラクタ)及び背景を挙げて説明した。そして、第1実施例において、演出制御部403は、第1の示唆画像を表示するときに、画像H0(疑似保留画像)の後側に表示するように演出を制御してきた。第1の示唆画像の表示態様(色彩、図柄、画像等)によっては、画像H0の後側に表示すると、画像H0と第1の示唆画像とが混合してしまって、遊技者が画像H0を確認しづらくなる場合がある。また、変化示唆演出が実行される場合において、変化示唆演出で表示される変化示唆画像と第1の示唆画像との区別がつきにくい場合があり、遊技者にとって、保0画像の変化の示唆が行われているか否かわかりにくく、遊技に対して不満が発生する場合がある。
そこで、図23に示すように、画像表示部104の画像を表示する領域が、変化示唆演出及び保変示唆演出以外の演出を表示する第1表示領域1041と、保X画像と変化示唆演出と保変示唆演出を表示する第2表示領域1042とに分けられている。図23に示すように、第1表示領域1041は、第2表示領域1042の上方である。また、第1表示領域1041は、第2表示領域1042よりも広い領域となっている。なお、「ある演出お表示する」とは、当該演出の構成画像を表示することを意味する。以下同様である。
そして、図23に示すように、装飾図柄の変動表示やリーチ演出等の判定対象TTの特図判定結果を示唆する演出は、第1表示領域1041に表示されて実行される。一方、画像H0(疑似保留画像)や、保留画像である画像H1〜画像H4は、第2表示領域1042に表示される。また、図13、図19に示すように、画像H0の表示態様の変化を示唆する第2示唆画像である変化示唆画像1210や保留画像の表示態様の変化を示唆する第3示唆画像である保変示唆画像1220は、第2表示領域1042に表示される。すなわち、第1の示唆画像は第1表示領域1041に表示される。図22の混合示唆画像1230も、第2表示領域1042に表示される。
変化示唆画像1210は、遊技者が画像H0の前側に表示されたと認識するように、表示される。すなわち、遊技者が、変化示唆画像1210によって、画像H0の全部又は一部が隠されたと認識されるように、変化示唆画像1210は表示される。なお、変化示唆画像1210は、画像H0の変化を示唆する画像であるため、遊技者が画像H0を確認できなくても、遊技者は、変化示唆画像1210によって、画像H0が隠されている(画像H0は、変化示唆画像1210の後側にある)と判断できる。
例えば、図13に示す状況α1と同じ演出が行われるものとする。演出制御部403は、主制御部401からの判定対象TTの特図判定の結果の情報を含む変動開始コマンドに基づいて、変動演出を開始する(タイミングTA1)。このとき、演出制御部403は、装飾図柄の変動を第1表示領域1041内で行われるように、変動演出を制御する。また、演出制御部403は、保留画像の表示(増加、減少、シフト等)を第2表示領域1042に実行している。
そして、演出制御部403は、リーチ演出が開始されたタイミングTA3の後のタイミングTA4にて、画像H0の表示態様が変化することを示唆する変化示唆演出を実行開始する。図23に示すように、変化示唆演出は、画像H0の変化を示唆する第2示唆画像である変化示唆画像1210を、第2表示領域1042の画像H0の前側に表示する。
このように、判定対象TTの特図判定結果を示唆する演出を第1表示領域1041で行い、疑似保留画像(当該権利画像)の変化を示唆する変化示唆画像の表示を第2表示領域1042で行うので、第1の示唆画像と疑似保留画像及び変化示唆画像とが重ならないように表示される。これにより、第1の示唆画像が第1表示領域1041に表示されている場合でも、遊技者は疑似保留画像及び変化示唆画像を容易に視認することができ、判定対象TTの大当たりの期待度を常に確認することが可能となる。
また、第1の示唆画像が表示されていることで、遊技者が変化に気づきにくくなるのは、疑似保留画像だけではなく、保留画像でもありえる。図23に示すように、保留画像を第2表示領域1042に表示することで、リーチ演出が行われるときに、第1の示唆画像である主人公キャラクタ画像1110及び敵キャラクタ画像1120が保留画像(図23では、画像H1、H2)とが重ならない。そして、保留画像の表示の態様の変化を示唆する保変示唆画像1220を、第2表示領域1042に表示することで、第1の示唆画像と保留画像及び保変示唆画像(第3の示唆画像)が重ならなくなる。これにより、遊技者は、保留画像の変化を示唆する保変示唆画像が表示されていること、すなわち、保変示唆画像及び保留画像の変化を容易に視認することができる。なお、ゾーン演出が行われているときにも、演出制御部403は、ゾーン演出用背景画像や変動表示されている装飾図柄を第1表示領域1041に表示することで、ゾーン演出用背景画像や変動表示されている装飾図柄と、保変示唆画像及び保留画像とを重ならないように表示できる。
そして、保X画像は、上述のとおり、白、青、緑、赤の4色で表示されるが、第1の示唆画像が保X画像と重ならないので、第1の示唆画像を含む演出に保X画像と同じ色目の画像を利用することが可能となる。これにより、演出の表現の幅を広げることができ、遊技の興趣向上を図ることができる。
第3実施例では、画像表示部104の画像を表示する表示領域を、上下に分割していたが、これに限定されない。例えば、左右に分割して、表示領域を形成するようにしてもよいし、画像表示部104の表示領域の一部を、保X画像の表示領域である第2表示領域として確保するようにしてもよい。また、第1表示領域と第2表示領域とで、別々のパネルを用いた構成としてもよい。また、本実施例では、画像表示部104を2つの領域に分割して、演出を表示する領域と、保X画像を表示する領域とに分けているが、これに限定されるものではなく、判定対象TTの特図判定結果を示唆する演出に利用される画像を、保X画像や変化示唆演出と重ならないように表示することができれば、表示方法には、こだわらない。
(第4実施例)
演出制御部403は、画像表示部104に画像を表示する場合において、複数のレイヤのそれぞれに配置された画像を重ね合わせることによって表示画像を生成する。なお、ここで言うレイヤとは、実在する物理的な層を示すものではなく、画像表示部104に画像を重ねて表示する場合にその上下を設定するための仮想の層である。
演出制御部403は、画像表示部104に画像を表示する場合において、複数のレイヤのそれぞれに配置された画像を重ね合わせることによって表示画像を生成する。なお、ここで言うレイヤとは、実在する物理的な層を示すものではなく、画像表示部104に画像を重ねて表示する場合にその上下を設定するための仮想の層である。
今、画像表示部104には、図15に示すような、変化示唆演出が行われているものとする。図15に示すような、変化示唆演出時において、画像表示部104は、3層のレイヤを重ね合わせた表示となっている。図24に示すように、第1レイヤLy1の後側(遊技者から見て遠い側)に第2レイヤLy2が表示され、第1レイヤLy1の前側(遊技者から見て近い側)に第3レイヤLy3が表示される。そして、各レイヤは画像表示部104に同時に重ねて表示される。つまり、第2レイヤLy2に表示される画像が第1レイヤLy1に表示される画像の後側に表示され、第3レイヤLy3に表示される画像が第1レイヤLy1に表示される画像の前側に表示される。
なお、以下の説明では後側のレイヤは前側に表示されているレイヤよりも下位レイヤであるとし、逆に前側のレイヤは後側のレイヤよりも上位レイヤであるとする。つまり、第2レイヤLy2は第1レイヤLy1よりも下位レイヤであり、第3レイヤLy3は第1レイヤLy1よりも上位レイヤである。また、本実施例では、すべてのレイヤが同じ大きさ、形状のものとしているが、レイヤの少なくとも一部が重なっていれば、表示する画像によって、形状や大きさが異なっていてもよい。
演出制御部403は、第1レイヤLy1に画像H0(疑似保留画像)と画像H1、H2(保留画像)とを含む保X画像を表示する。また、演出制御部403は、第2レイヤLy2に、仮停止中の装飾図柄、主人公キャラクタ1110、敵キャラクタ1120を含むリーチ演出を表示する。そして、演出制御部403は、第3レイヤLy3には、変化示唆画像1210を表示する(変化示唆演出の実行)。
そして、演出制御部403が、各レイヤLy1〜レイヤLy3を重ねた状態で表示を行うことで、画像表示部104に、図15に示すような、リーチ演出(第1の示唆画像)を表示することが可能となる。つまり、第2レイヤLy2は、第1レイヤLy1の下位レイヤであるため、リーチ演出に用いられる主人公キャラクタ画像1110、敵キャラクタ画像1120は、遊技者から見た場合、第1レイヤLy1に表示される画像H0、H1、H2の後側、つまり、画像H0、H1、H2に隠れる。
また、第3レイヤLy3は第1レイヤLy1よりも上位レイヤであるため、第3レイヤLy3に表示される変化示唆画像1210(第2の示唆画像)は、遊技者から見た場合、第1レイヤLy1に表示される画像H0の前側、つまり、画像H0を隠す。なお、第3レイヤLy3は、第2レイヤLy2よりも上位レイヤであるので第3レイヤLy3に表示される画像は、第2レイヤLy2に表示される画像の前側に表示される。
そして、演出制御部403は、レイヤ毎に画像を表示又は消去することができるとともに、演出の開始又は停止の制御を実行できる。すなわち、演出制御部403が、保留増加コマンドを受信すると、第1レイヤLy1に保留画像(図19に示す例では保3画像H3)を位置HP3に表示するが、第2レイヤLy2又は第3レイヤLy3の表示状態はそのまま継続する。このように、レイヤ毎に表示する画像が決められていることで、独立したレイヤのそれぞれに表示された複数の演出や画像を重ね合わせて表示するので、複雑な演出を行うことができ、遊技の興趣向上を図ることが可能である。
(第5実施例)
レイヤを用いた表示は、第1実施例のような、疑似保留画像の変化を示唆する演出だけではなく、第2実施例に用いられる保留画像の変化を示唆する演出にも用いることが可能である。図25を参照して、保留画像の変化を示唆する演出が行われているときの、レイヤについて説明する。
レイヤを用いた表示は、第1実施例のような、疑似保留画像の変化を示唆する演出だけではなく、第2実施例に用いられる保留画像の変化を示唆する演出にも用いることが可能である。図25を参照して、保留画像の変化を示唆する演出が行われているときの、レイヤについて説明する。
今、画像表示部104には、図21に示すような、保変示唆演出が行われているものとする。但し、図25では、図21のタイミングTB4において、特図判定用情報J1の特図判定の結果を示唆する演出としてリーチ演出が実行されているものとし、当該リーチ演出の実行中に保留画像H3に対して保変示唆画像1220の表示による保変示唆演出が行われることが想定されている。画像表示部104は、5層のレイヤを重ね合わせた表示となっている。図25に示すように、AレイヤLyA及びBレイヤLyBよりも下位レイヤのCレイヤLyCを備えている。また、AレイヤLyAよりも上位レイヤのDレイヤLyDが、BレイヤLyBよりも上位レイヤのEレイヤLyEがそれぞれ備えられている。
本実施形態において、演出制御部403は、AレイヤLyAに、疑似保留画像である画像H1を表示する。演出制御部403は、BレイヤLyBに、保留画像である画像H2、H3を表示する。演出制御部403は、CレイヤLyCに、リーチ演出の構成画像(主人公キャラクタ画像1110や敵キャラクタ画像1120)等の第1の示唆画像を表示する。また、演出制御部403は、ゾーン演出が行われる場合には、CレイヤLyCに、ゾーン演出の構成画像(ゾーン演出用背景画像など)を表示する。 DレイヤLyDに、疑似保留画像が変化することを示唆する変化示唆画像1210を表示する。なお、図25において、演出制御部403が変化示唆画像1210をDレイヤLyDに表示しているものとしているが、実際には、疑似保留画像H1が変化する可能性があるときだけに表示する。演出制御部403は、EレイヤLyEに、保留画像が変化することを示唆する保変示唆画像1220(第3の示唆画像)を表示する。
例えば、図14に示すような、リーチ演出中に、図15に示すような疑似保留画像の変化を示唆する変化示唆画像を表示する場合について説明する。なお、図14、図15では、疑似保留画像は画像H0であるが、図25では画像H1となっている。また、保留画像も画像H1、H2であるが、図25では、画像H2、H3となっている。そのため、ここでは、疑似保留画像を画像H1、保留画像を画像H2、H3として説明する。
リーチ演出は、判定対象TTの特図判定の結果を示唆する演出であり、第1の示唆画像を含む演出である。そのため、リーチ演出は、CレイヤLyCに表示される。このとき、疑似保留画像である画像H1はCレイヤLyCよりも上位レイヤのAレイヤLyAに、保留画像である画像H2、H3はCレイヤLyCよりも上位レイヤのBレイヤLyBにそれぞれ表示されている。そして、変化示唆画像及び保変示唆画像は、演出制御部403の制御によって表示されるものであり、それぞれ示唆しない場合には表示されない。そのため、リーチ演出が開始されたときには、遊技者は、リーチ演出の前側に疑似保留画像H1と、保留画像H2、H3が表示された画像を視認する(図14参照)。
そして、表示制御部403が、疑似保留画像の変化を示唆する変化示唆画像1210を表示する場合、変化示唆画像1210は、AレイヤLyAよりも上位レイヤのDレイヤLyDに表示する。このとき、保留画像の変化を示唆する保変示唆画像は表示されない。そのため、変化示唆画像の表示が行われるときには、遊技者は、リーチ演出の前側に保留画像H2,H3が表示され、リーチ演出の前側に表示された疑似保留画像の前側に表示された変化示唆画像を視認する(図15参照)。
また、図20に示すような、ゾーン演出中に、図21に示すような保留画像の変化を示唆する保変示唆画像を表示する場合について説明する。ゾーン演出は、先読み対象の事前判定が大当たりの期待度が高いことを示唆する演出であり、CレイヤLyCに表示される。このとき、疑似保留画像である画像H1はCレイヤLyCよりも上位レイヤのAレイヤLyAに、保留画像である画像H2、H3はCレイヤLyCよりも上位レイヤのBレイヤLyBにそれぞれ表示されている。そして、変化示唆画像及び保変示唆画像は、演出制御部403の制御によって表示されるものであり、それぞれ示唆しない場合には表示されない。そのため、リーチ演出が開始されたときには、遊技者は、リーチ演出の前側に疑似保留画像H1と、保留画像H2、H3が表示された画像を視認する(図20参照)。
そして、表示制御部403が、保留画像の変化を示唆する保変示唆画像1220を表示する場合、保変示唆画像1220は、AレイヤLyA及びBレイヤLyBよりも上位レイヤのEレイヤLyEに表示する。このとき、疑似保留画像の変化を示唆する変化示唆画像は表示されない。そのため、保変示唆画像の表示が行われるときには、遊技者は、ゾーン演出の前側に保留画像H2,H3が表示され、ゾーン演出の前側に表示された変化が示唆される保留画像(画像H3)の前側に表示された保変示唆画像を視認する(図21参照)。
このように、本実施例では、疑似保留画像の変化を示唆する変化示唆画像の表示及び保留画像の変化を示唆する保変示唆画像の表示の両方に対応することが可能である。
なお、図25に示す例では、最も上位がEレイヤLyEで、DレイヤLyD、AレイヤLyA、BレイヤLyBと順に下位レイヤとなるように配置され、CレイヤLyCが最も下のレイヤとなっている。しかしながら、これに限定されない。遊技者から見て、変化示唆画像が疑似保留画像よりも前側に、保変示唆画像が保留画像よりも前側に表示されればよい。
疑似保留画像が表示されるAレイヤLyAが変化示唆画像が表示されるDレイヤLyDよりも下位レイヤであり、なおかつ、保留画像が表示されるBレイヤLyBが保変示唆画像が表示されるEレイヤLyEよりも下位レイヤであればよい。そして、この条件を満たす構成であれば、レイヤの配置は特に限定されない。
また、疑似保留画像と保留画像とは、同じレイヤに表示されてもよい。すなわち、AレイヤLyAに疑似保留画像と保留画像をまとめて表示し、BレイヤLyBを省略してもよい。さらには、変化示唆画像と保変示唆画像とは、同じレイヤに表示されてもよい。すなわち、DレイヤLyDに変化示唆画像と保変示唆画像とを表示可能とし、EレイヤLyEを省略してもよい。なお、変化示唆画像と保変示唆画像を同レイヤで表示可能とする場合、これらの画像は同時に表示されないようにすることが好ましい。
このように、レイヤ毎に表示する画像が決められていることで、独立したレイヤのそれぞれに表示された複数の演出や画像を重ね合わせて表示するので、複雑な演出を行うことができ、遊技の興趣向上を図ることが可能である。
(第6実施例)
図26に、本実施例にかかる、変化示唆画像の表示前に変化キャラクタ画像の表示を行う状況α4を示す図である。状況α1(図13)において、リーチ演出が開始されたタイミングTA3の後、変化示唆画像の表示が開始されるタイミングTA4までの間のタイミングTA31にて、鳥の画像(変化キャラクタ画像と称する)1310が表れて、画像H0に接近する動画像の表示が行われる。そして、タイミングTA4にて、変化キャラクタ画像1310が画像H0に最も接近したときに、変化示唆画像の表示が実行される。
図26に、本実施例にかかる、変化示唆画像の表示前に変化キャラクタ画像の表示を行う状況α4を示す図である。状況α1(図13)において、リーチ演出が開始されたタイミングTA3の後、変化示唆画像の表示が開始されるタイミングTA4までの間のタイミングTA31にて、鳥の画像(変化キャラクタ画像と称する)1310が表れて、画像H0に接近する動画像の表示が行われる。そして、タイミングTA4にて、変化キャラクタ画像1310が画像H0に最も接近したときに、変化示唆画像の表示が実行される。
本実施例において、変化キャラクタ画像1310が徐々に目につきやすくなる(例えば、大きくなる)ように表示することで、遊技者の意識を徐々に、画像H0に移すことができる。これにより、遊技者は、リーチ演出に意識を残しつつ、画像H0にも意識を向けることができるので、リーチ演出を楽しみつつ、変化示唆演出を認識して、大当たりの期待感が高まる。
なお、本実施例では、変化キャラクタ画像1310の表示を行った後、変化示唆画像の表示を行っており、変化キャラクタ画像1310の表示も、変化示唆演出の一部である。そして、演出制御部403が、変化キャラクタ画像1310がそのまま、変化示唆画像となって、画像H0の前側に表示される(従って、レイヤLy3又はLyDに表示される)ような演出を実行してもよい。また、変化キャラクタ画像1310が変化したものが、変化示唆画像となってもよい。
なお、変化キャラクタ画像1310としては、鳥の画像に限定されるものではなく、遊技機の製造メーカのマスコットキャラクタや遊技機の課題に関連するキャラクタ(例えば、リーチ演出で表示された、主人公キャラクタや敵キャラクタと関連するキャラクタ)等であってもよい。また、動物や人でなくてもよく、飛行機、弓矢、自動車等の画像であってもよい。
また、変化キャラクタ画像1310として、リーチ演出に関連付けられたものであってもよい。例えば、主人公キャラクタの一部(例えば、拳や足等)がリーチ演出から飛び出して、画像H0に接近する動画像であってもよい。変化キャラクタ画像1310が、リーチ演出と関連づいた画像である場合、遊技者は、リーチ演出と変化示唆演出とが一連の演出としてつながっていると判断し、遊技者の意識の一部を無理なく、変化示唆画像、すなわち、画像H0に向けさせることが可能になり、遊技の興趣向上を図ることができる。なお、演出制御部403は、変化キャラクタ画像の表示を、変化示唆画像の表示とは、別の演出として行ってもよい。
変化キャラクタ画像の表示は、変化示唆画像が表示される可能性があることを示唆する演出、又は、疑似保留画像の表示態様が変化する可能性があることを示唆する演出として機能すると解される。変化キャラクタ画像の表示の後、変化示唆画像が表示されないことがあっても良い。変化キャラクタ画像は、疑似保留画像の前側に表示されて良く、従って例えばレイヤLy3又はLyDに表示されると良い。変化キャラクタ画像は、疑似保留画像の前側において疑似保留画像と重ならないように表示されるが、疑似保留画像と重なるように表示されることがあっても良い。
変化キャラクタ画像と同じもの又は同様のものを第2実施例の保留画像の変化の演出に用いることも可能である。このような場合、保留画像が変化するときに変化キャラクタ画像と同等の画像(保変キャラクタ画像とする)を表示した後に、保変示唆画像を表示する。遊技状態によっては、複数個の保留画像が表示されている場合があり、演出制御部403は、このような状態で、保変キャラクタ画像を、いずれかの保留画像に接近させる演出を行うとき、複数の保留画像に接近した後、最終的にある保留画像に最接近するような演出を行ってもよい。
保変キャラクタ画像の表示は、保変示唆画像が表示される可能性があることを示唆する演出、又は、先読み対象の保留画像の表示態様が変化する可能性があることを示唆する演出として機能すると解される。保変キャラクタ画像の表示の後、保変示唆画像が表示されないことがあっても良い。保変キャラクタ画像は、保留画像の前側に表示されて良く、従って例えばレイヤLy3又はLyEに表示されると良い。保変キャラクタ画像は、先読み対象の保留画像の前側において該保留画像と重ならないように表示されるが、該保留画像と重なるように表示されることがあっても良い。
(第7実施例)
第1実施例では、リーチ演出が実施されている期間に、変化示唆演出が実施されるものとしており、変化示唆画像1210が画像H0の前側に表示されるものとしている。変化示唆画像1210が画像H0の前側に表示されることは、換言すると、画像H0が変化示唆画像1210の後側に表示されていると解釈することができる。本実施例は、このことを利用している。図27に示す状況α5は、変化示唆演出が行われている状態を示しており、タイミングTA3にてリーチ演出が開始された後、タイミングTA41にて、演出制御部403は、変化示唆画像1210を表示する変化示唆演出を行う。このとき、変化示唆画像1210が、画像H0の前側から外れた位置に表示される。その後、タイミングTA42にて画像H0が、変化示唆画像1210の後側に移動する。そして、画像H0が前側に表示されている変化示唆画像1210とともに、移動し、タイミングTA43にて、画像H0は変化示唆画像1210とともに、移動前の位置(位置HP0)に戻る。その後、変化示唆画像1210の表示が消える(変化示唆演出終了)とともに表示態様が変化した(白から青に変化した)画像H0が表示される。その後の動作は、図13に示す状況α1と同じであるため省略する。
第1実施例では、リーチ演出が実施されている期間に、変化示唆演出が実施されるものとしており、変化示唆画像1210が画像H0の前側に表示されるものとしている。変化示唆画像1210が画像H0の前側に表示されることは、換言すると、画像H0が変化示唆画像1210の後側に表示されていると解釈することができる。本実施例は、このことを利用している。図27に示す状況α5は、変化示唆演出が行われている状態を示しており、タイミングTA3にてリーチ演出が開始された後、タイミングTA41にて、演出制御部403は、変化示唆画像1210を表示する変化示唆演出を行う。このとき、変化示唆画像1210が、画像H0の前側から外れた位置に表示される。その後、タイミングTA42にて画像H0が、変化示唆画像1210の後側に移動する。そして、画像H0が前側に表示されている変化示唆画像1210とともに、移動し、タイミングTA43にて、画像H0は変化示唆画像1210とともに、移動前の位置(位置HP0)に戻る。その後、変化示唆画像1210の表示が消える(変化示唆演出終了)とともに表示態様が変化した(白から青に変化した)画像H0が表示される。その後の動作は、図13に示す状況α1と同じであるため省略する。
画像H0の移動は、変化示唆演出の一部であるとすることができる。このように、遊技者が画像H0が変化示唆画像1210の後側に移動したと認識するような演出を行うことで、遊技者が変化示唆演出を容易に認識することが可能である。これにより、リーチ演出だけでなく、画像H0の変化の可能性を遊技者に認識させることができるので、遊技者の期待感を高めることが可能である。なお、演出制御部403は、元の表示態様と同じ、すなわち、変化していない画像H0を元の位置(位置HP0)に戻すように制御してもよい。また、演出制御部403は、画像H0が変化示唆画像1210の後側の重なる位置に表示される位置に移動した後、画像H0だけが元の位置に戻るような演出を行ってもよい。このとき、変化示唆画像は、移動開始とともに消去してもよく、移動開始後一定時間経過して消去してもよい。なお、変化示唆画像を一定時間経過後に表示を消去する場合には、変化示唆画像自体、変化する(例えば、色や形状が変化する)ようにしてもよい。
また、この疑似保留画像の変化を示唆する変化示唆演出と同様に保留画像の変化を示唆する保変示唆演出を行ってもよい。すなわち、保変示唆画像を保留画像から離れた位置に表示し、変化を示唆する対象の保留画像を保変示唆画像の後側に移動させた後、表示態様が変化した又は変化していない保留画像を元の位置に戻す演出を行ってもよい。
(第8実施例)
図1には特に示されていないが、盤可動役物130には盤可動役物130aが含まれている。盤可動役物130aは、画像表示部104の前側において、移動可能な可動役物であり、盤可動役物130aの移動は、演出制御部403にて制御されている。そして、演出制御部403は、変動演出を行う場合において、演出に応じて、盤可動役物130aを移動させる制御を行う。
図1には特に示されていないが、盤可動役物130には盤可動役物130aが含まれている。盤可動役物130aは、画像表示部104の前側において、移動可能な可動役物であり、盤可動役物130aの移動は、演出制御部403にて制御されている。そして、演出制御部403は、変動演出を行う場合において、演出に応じて、盤可動役物130aを移動させる制御を行う。
図28に示される状況α6を考える。本実施例では、盤可動役物130aを利用して、疑似保留画像である画像H0の変化示唆演出を行う。タイミングTA1にて、演出制御部403は、主制御部401からの判定対象TTの特図判定の結果を含む変動開始コマンドに応答して、変動演出を開始する。演出制御部403は、タイミングTA2にて、演出制御部403は、3個の装飾図柄のうち第1装飾図柄(左図柄)及び第2装飾図柄(右図柄)を同じ図柄(ここでは、数字の2)で仮停止させ、タイミングTA3にて、リーチ演出を実行する、すなわち、リーチ演出が開始される。
演出制御部403は、リーチ演出が開始されたタイミングTA3の後のタイミングTA44にて、画像H0の表示態様が変化することを示唆する変化示唆演出を実行開始する。図28に示すように、変化示唆演出は、盤可動役物130aを駆動し、画像H0の前側に移動させる。なお、盤可動役物130aは、それ自体が画像を形成するものとし、盤可動役物130aの前側の画像が、画像H0の変化を示唆する第2示唆画像とすることができる。
変化示唆演出では、盤可動役物130aが画像H0の前側にあり、遊技者から見て、盤可動役物130aは、画像H0と重なっている。そして、変化示唆演出が終了するまでの間又は終了直後に、演出制御部403は、画像H0の表示態様を変化させる(白から青に変化させる)。そして、タイミングTA53にて、演出制御部403は、変化示唆演出の終了とともに、盤可動役物130aが、元の位置(例えば、遊技者の遊技の邪魔にならない退避位置)に移動する。このとき、位置HP0には、表示態様が変化した画像H0が表示される。以降の演出については、状況α1と同じであるため省略する。
このように、変化示唆演出として、遊技者から見て画像H0の前側に盤可動役物130aを移動させる演出を行うことで、遊技者が変化示唆演出を認識しやすくなる。そして、画像表示部104だけで演出をする場合に比べて演出の表現の幅を広げることができるため、遊技の興趣向上を図ることが可能である。
なお、演出制御部403は、盤可動役物130aをリーチ演出の開始とともに移動を開始し、変化示唆演出の開始後に、画像H0の前側に位置するように動作させる演出を実行してもよい。この場合、リーチ演出と、変化示唆演出とが連続してつながるとともに、遊技者の意識を引き付ける盤可動役物で変化示唆演出を行うので、リーチ演出中に変化示唆演出が行われることに対する遊技者の違和感を抑えることができる。
遊技機100では、特図判定の権利が保留されているとき(即ち特図判定用情報が特図判定用情報記憶領域413aに記憶されているとき)、権利が保留されていることを示す保留表示を行うことができ、その権利に対して特図判定が行われた後においても当該権利に応じた当該権利表示を行うことができる。本実施例では、保留画像の画像表示部104への表示が保留表示に相当し、当該権利画像の画像表示部104への表示が当該権利表示に相当する。但し、保留表示及び当該権利表示は、画像表示部104と異なる任意の表示手段を用いて実現されても良い。例えば、画像表示部104とは別に、白、青、緑及び赤を含む複数色にて発光可能なLED(発光ダイオード)から成るLED表示器を遊技機100に設けておき、LED表示器に保留表示及び当該権利表示を行わせてもよい。また、画像表示部104とは別途設けられた表示部に表示されるようにしてもよい。
このような場合であっても、画像表示部104に変化示唆画像を表示する演出に替えて、盤可動役物130aを画像H0の前側に重ねる演出を行うので、前側に画像を表示できない又は困難な構成の表示部で保X画像を表示した場合でも、変化示唆演出を行うことが可能である。
さらには、盤可動役物130aが、液晶ディスプレイ等の表示部を備えたものであってもよい。演出制御部403は、盤可動役物130aの移動の演出を行うとともに、盤可動役物130aに備えられている表示部上で画像を表示する演出も行う。なお、盤可動役物130aが表示部を備えている場合には、盤可動役物130aの表示部に、表示する画像は現在行われている演出(本実施例では、リーチ演出)と関連付けられた画像であってもよいし、変化示唆画像であってもよい。この場合、画像H0は画像表示部104に表示され、変化示唆画像が盤可動役物130aに備えられた表示部に表示される。そのため、遊技者から見ると画像H0の前側に盤可動役物130aが重なるため、盤可動役物130aが画像H0を隠していると認識される。そのため、盤可動役物130aの表示部に表示される変化示唆画像の表示態様(大きさ、形状)等の制限が少なくなる。
なお、画像表示部104で、変化示唆画像を画像H0の前側に表示しつつ、盤可動役物130aを画像H0の前側に位置するように移動させてもよい。この場合、変化示唆画像と盤可動役物130aの両方で変化示唆演出を行うため、演出の表現の幅が広がり、よって遊技の興趣向上を図ることができる。
また、盤可動役物130aを利用して、保留画像の変化示唆演出を行ってもよい。演出制御部403は、盤可動役物130aを保留画像の一部(保変の対象の保留画像を含む)の前側に配置した後、保変の対象の保留画像を変化させてもよいし、保留画像の全部の前側に配置した後に保変の保留画像を変化させてもよい。
(第9実施例)
遊技機100に導光板が設けられていても良く、本実施例では遊技機100に導光板が設けられており、変化示唆演出に導光板が用いられることを想定する。
遊技機100に導光板が設けられていても良く、本実施例では遊技機100に導光板が設けられており、変化示唆演出に導光板が用いられることを想定する。
図29に、遊技機100に設けられた導光板モジュール150の分解斜視図を画像表示部104と共に示す。導光板ユニット150は、画像表示部104の表示画面の前方(遊技者に近い側)に配置される発光表示装置であり、画像表示部104の表示画面の全体を覆う導光板151と、光源としてのLED(発光ダイオード)154が実装されたLED基板152と、導光板151の側面にLED基板152を固定させるための支持ブロック153と、を備えている。LED基板152と支持ブロック153の組は2組分設けられており、一方の組は導光板151の左端に配置され他方の組は導光板151の右端に配置される。導光板151は、扉枠12に形成された窓部12aと画像表示部104との間に配置される。
図30は、導光板151の端部近辺における導光板モジュール150を上方から見た平面図である。導光板151は、裏面(導光板151の2面の内、画像表示部104により近い側の面であり、従って遊技者により遠い側の面)に凹凸部156による刻装絵柄155が形成された透明なアクリル板から成り、表面(導光板151の2面の内、画像表示部104により遠い側の面であり、従って遊技者により近い側の面)には拡散シート158、裏面には反射シート157が貼り付けられている。刻装絵柄155は、光を受けない状態又は導光板151の背面側からの照射光によってはほとんど視認できないが、導光板151の側面から光が入射されると凹凸部156が照射光を表面側に反射して、表面側から刻装絵柄155による所定の像(以下、導光板像という)が視認可能となる。反射シート157は、入射光を表面側に反射させるためのものであり、拡散シート158は、反射光を拡散させて面発光させるためのものである。なお、本実施例において、導光板モジュール150には、導光板像が視認可能な状態のとき、遊技者から見て、導光板像が保0画像の前側で保0画像と重なるように、刻印絵柄155が形成されている。
LED基板152には、複数のLED154が設けられている。LED154は、赤、緑及び青のLED素子から成るフルカラーLEDであり、演出制御部403の制御の下で様々の色の照射光を導光板151に照射可能である。つまり、LED154の発光を制御することで、導光板像の色を、白、青、緑、赤とすることができる。また、これら以外の色とすることも可能である。支持ブロック153は、導光板151を差し込み可能な溝を有する長尺の箱形部材であり、遊技盤101の前方側にて導光板151を保持しつつLED154の照射光が導光板151に照射されるようにLED基板152を導光板151の側面に固定する。
導光板像が形成されていないときには、遊技者は導光板151の存在を殆ど意識することなく導光板151を介して画像表示部104(に表示されている画像)を容易に視認することができる。一方、導光板像が形成されているときには、画像表示部104の前方に導光板像が形成及び表示されることになるため、遊技者は導光板151を介して画像表示部104(に表示されている画像)を視認することが困難又は視認不能となる。
つまり、導光板像が形成されていない(導光板像非形成状態の)ときは導光板像が形成されている(導光板像形成状態の)ときと比べて、遊技者は、導光板151を介して画像表示部104(に表示されている画像)を容易に視認できる。換言すれば、導光板像形成状態においてよりも導光板像非形成状態においての方が、遊技者にとって導光板151を介した画像表示部104(に表示されている画像)の視認性が高い。演出制御部403は、LED154の発光制御により、導光板151の状態を導光板像形成状態又は導光板像非形成状態にすることができる。また、以上のことは、導光板像が形成されているとき、導光板像が形成されていないときと比べて、導光板151の可視光に対する透過率(透過度;画像表示部104から発せられた光が導光板151を通過する割合)が低いということもできる。
本実施例においては、演出制御部403は、導光板151に形成及び表示される導光板像を用いて、演出(ここでは、変化示唆演出)を実行する。図31を参照し、導光板像による変化示唆演出の一例を示す。例えば、変化示唆画像の表示以外は、図13に示す状況α1と演出が行われるものとする。つまり、リーチ演出が開始されるタイミングTA3までの流れは、状況α1と同じである。
そして、演出制御部403は、リーチ演出が開始されたタイミングTA3の後のタイミングTA4にて、画像H0の表示態様が変化することを示唆する変化示唆演出を実行開始する。図31に示すように、変化示唆演出は、各LED154を所定態様で発光制御し、導光板151に導光板像1511を形成する。導光板151が画像表示部104の前方に設けられているため、遊技者から見て、導光板像1511は、画像H0の前側において、画像H0と重なるように表示される。導光板像1511が、第2示唆画像、すなわち、画像H0の表示態様の変化を示唆する変化示唆画像である。なお、図31では、導光板像1511として、星形としているが、これに限定されるものではない。そして、演出制御部403は、各LED154を消灯することで、導光板像1511を消去して、変化示唆演出を終了する。なお、状況α1と同じ演出が行われるものとすると、導光板像1511が消去されたときには、画像H0は、元の白から青に表示態様が変化している。また、これ以降の動作についても状況α1と同じであるため省略する。
このように、演出制御部403が、導光板151に表示される導光板像1511を画像H0の前側に表示することで、画像H0の変化を示唆する変化示唆演出が可能となる。そして、画像表示部104とは、別途設けられた導光板151に形成される導光板像1511を利用するため、演出の表現の幅を広げることができ、もって遊技の興趣向上を図ることができる。
また、このような構成の導光板モジュール150を、盤可動役物130aに取り付けておき、盤可動役物130aの動作と導光板像1511の形成とを連動させて演出を行うようにしてもよい。例えば、盤可動役物130aの一部に反対側を視認できるような開口を形成しておき、この開口に導光板151が嵌るように、導光板モジュール150を取り付ける。そして、導光板像形成状態では、遊技者は、開口を介して画像表示部104を視認することは困難であるが、導光板像非形成状態では、遊技者は、開口を介して画像表示部104を視認することが可能である。そして、演出制御部403は、リーチ演出が行われている期間中において、開口が画像H0の前側になるように移動させるとともに、変化示唆演出の開始とともに、LED154の発光制御を行って、導光板像を形成する。これにより、画像H0の前側には、導光板像の形成による変化示唆画像の表示が行われる。また、変化示唆演出が終了するときには、盤可動役物130aを画像H0の前側から移動させてもよいし、LED154を非発光状態として、導光板像を非表示として、遊技者が、開口を介して画像H0を視認できるようにしてもよい。
また、本実施例で用いた導光板モジュール150のかわりとして、反対側が透けて見える透過型の表示部を用いてもよい。このような、透過型の表示部としては、透過型液晶ディスプレイ、透過型有機ELディスプレイ、透明無機ELディスプレイ等を挙げることができる。透過型の表示部では、複雑な画像や異なる画像を表示することができるため、演出の表現の幅が広がる。例えば、変化示唆画像として、数字が減少するカウントダウンや増加するカウントアップのような、一連の動きのある画像を表示することが可能である。
また、導光板モジュール150(導光板像)を利用して、保留画像の変化示唆演出を行ってもよい。演出制御部403は、導光板像を保留画像の一部(保変の対象の保留画像を含む)の前側で形成した後、保変の対象の保留画像を変化させてもよいし、保留画像の全部の前側に形成した後に保変の保留画像を変化させてもよい。また、保留画像の変化に対しても、透過型の表示部を用いてもよい。
上述の各実施例に示した遊技機100は、特A〜特Dの大当たりに当選した場合、次回の大当たりに当選するまで高確率遊技状態が完全に又は実質的に維持されるループ機に属する。但し、遊技機100を所謂ST機として形成するようにしても良い。この場合、特A〜特D並びに通A及び通Bの大当たりに対する高確率付与回数及び電サポ付与回数を、全て、例えば50回にすればよい(即ち、特A〜特D並びに通A及び通Bの大当たりの発生に応答して実行される大入賞口処理中の遊技状態設定処理において、高確率遊技残回数X及び電サポ遊技残回数Jに「50」を代入すれば良い)。更に、遊技機100は、ループ機及びST機以外のタイプの遊技機(例えばVST機又はVループ機に分類される遊技機、或いは、旧一種二種混合機に分類される遊技機)として構成されていても良い。
<<発明の考察>>
上述の実施形態にて具現化された発明について考察する。
上述の実施形態にて具現化された発明について考察する。
本発明の一側面に係る遊技機W1は、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定の権利を記憶する記憶手段と、表示手段を含む所定の演出手段を用いて所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記権利に対して前記判定が行われることに応じて疑似保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記疑似保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記疑似保留画像を表示しているときに、所定の示唆画像を前記表示手段に表示可能にし、前記示唆画像は、前記判定の結果を示唆する第1の示唆画像(例、図13のタイミングTA3、図14における1110)と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像(例、図13のタイミングTA4、図15における1210)と、を含み、前記第1の示唆画像は、前記疑似保留画像よりも後側に表示され、前記第2の示唆画像は、前記疑似保留画像よりも前側に表示されることを特徴とする。
これにより、疑似保留(当該権利)画像に対応する特図判定情報の特図判定の結果を示唆する、第1の示唆画像を、疑似保留画像の後側に疑似保留画像と重なる画像を有するように表示し、疑似保留画像の変化を示唆する第2の示唆画像を疑似保留画像の前側に疑似保留画像と重なる画像を有するように表示するという斬新な演出を提供している。これにより、遊技機において、遊技への飽きを抑制して楽しんで遊技を行ってもらうために、新たな演出及び方法の導入が重要であることは言うまでもない。
本発明の一側面に係る遊技機W1は、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定の権利を記憶する記憶手段と、表示手段を含む所定の演出手段を用いて所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記権利に対して判定が行われることに応じて疑似保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記疑似保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記疑似保留画像を表示しているときに、所定の示唆画像を前記表示手段に表示可能にし、前記示唆画像は、前記判定の結果を示唆する第1の示唆画像と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像と、を含み、前記第1の示唆画像は、前記疑似保留画像と重ならないように表示され、前記第2の示唆画像は、前記疑似保留画像と重なるように表示されることを特徴とする。
例えば、遊技機W1において、前記画像表示手段に表示される画像は、複数個のレイヤと呼ばれる層に表示された画像を重ね合わせて表示するようにしてもよい。
また例えば、遊技機W1は、遊技機W1または遊技機W2に設けられている可動演出手段(例:盤可動役物130a)を用いて形成した第2の示唆画像を、疑似保留画像の前側に表示するようにしてもよい。
これにより、第2の示唆画像の表示を、前記可動演出手段を動作させる演出と組み合わせることができ、演出の表現の幅を広げることが可能である。また、前記表示手段に表示される画像以外(例えば、LEDの点灯)で疑似保留画像を表示する場合でも、疑似保留画像の前側に第2の示唆画像を表示することが可能である。
また例えば、遊技機W1は、前記表示手段以外の副表示手段(例えば、導光板モジュール150)を備えており、前記副表示手段で表示される画像(例えば、導光板像)を、疑似保留画像の前側に表示するようにしてもよい。
本発明の一側面に係る遊技機W2は、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定の権利を記憶する記憶手段と、表示手段を含む所定の演出手段を用いて所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記表示手段は、複数のレイヤを含み、前記演出実行手段は、前記権利に対して前記判定が行われることに応じて疑似保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記疑似保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記疑似保留画像を表示しているときに、所定の示唆画像を前記表示手段に表示可能にし、前記示唆画像は、判定の結果を示唆する第1の示唆画像(例、図13のタイミングTA3、図14における1110)と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像(例、図13のタイミングTA4、図15における1210)と、を含み、前記疑似保留画像は、第1レイヤ(図24におけるLy1)に表示され、前記第1の示唆画像、前記第1レイヤよりも下位の第2レイヤ(図24におけるLy2)に表示され、前記第2の示唆画像は、前記第1レイヤよりも上位の第3レイヤ(図24におけるLy3)に表示されることを特徴とする。
本発明の一側面に係る遊技機W2は、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定の権利を記憶する記憶手段と、表示手段を含む所定の演出手段を用いて所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記表示手段は、複数のレイヤを含み、前記演出実行手段は、前記記憶手段に前記権利が記憶されていることを示す保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記権利に対して判定が行われることに応じて疑似保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記疑似保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記保留画像又は前記疑似保留画像を前記表示手段に表示しているときに、所定の示唆画像を前記表示手段に表示可能にし、前記示唆画像は、前記判定の結果を示唆する第1の示唆画像1110と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像(例、図13のタイミングTA4、図15における1210)と、前記保留画像の表示態様が変化することを示唆する第3の示唆画像(例、図19のタイミングTB4、図20における1220)と、を含み、前記疑似保留画像は、第1レイヤ(図25におけるLyA)に表示され、前記保留画像は、第2レイヤ(図25におけるLyB)に表示され、前記第1の示唆画像1110は、前記第1レイヤ及び前記第2レイヤよりも下位の第3レイヤ(図25におけるLyC)に表示され、前記第2の示唆画像は、前記第1レイヤよりも上位の第4レイヤ(図25におけるLyD)に表示され、第3の示唆画像は、第2レイヤよりも上位の第5レイヤ(図25におけるLyE)に表示されることを特徴とする。
前記第4レイヤと前記第5レイヤとは、同一のレイヤであってもよい。すなわち、第2の示唆画像と第3の示唆画像を同じレイヤに表示してもよい。
またこの場合、第2の示唆画像と第3の示唆画像とは、同時に表示されないようにしてもよい。
本発明の一側面に係る遊技機W3は、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定の権利を記憶する記憶手段と、表示手段を含む所定の演出手段を用いて所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記記憶手段に前記権利が記憶されていることを示す保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記権利に対して前記判定が行われることに応じて疑似保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記疑似保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記保留画像又は前記疑似保留画像を前記表示手段に表示しているときに、所定の示唆画像を前記表示手段に表示可能にし、前記示唆画像は、前記判定の結果を示唆する第1の示唆画像(例、図13のタイミングTA3、図14における1110)と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像(例、図13のタイミングTA4、図15における1210)と、前記保留画像の表示態様が変化することを示唆する第3の示唆画像(例、図19のタイミングTB4、図20における1220)と、を含み、前記第1の示唆画像は、前記保留画像及び前記疑似保留画像よりも後側に表示され、前記第2の示唆画像は、前記疑似保留画像よりも前側に表示され、前記第3の示唆画像は、前記保留画像よりも前側に表示されることを特徴とする。
本発明の一側面に係る遊技機W3は、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、前記判定の権利を記憶する記憶手段と、表示手段を含む所定の演出手段を用いて所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記記憶手段に前記権利が記憶されていることを示す保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記権利に対して前記判定が行われることに応じて疑似保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記疑似保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、前記保留画像又は前記疑似保留画像を前記表示手段に表示しているときに、所定の示唆画像を前記表示手段に表示可能にし、前記示唆画像は、前記判定の結果を示唆する第1の示唆画像(例、図13のタイミングTA3、図14における1110)と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像(例、図13のタイミングTA4、図15における1210)と、前記保留画像の表示態様が変化することを示唆する第3の示唆画像(例、図19のタイミングTB4、図20における1220)と、を含み、前記第1の示唆画像は、前記保留画像及び前記疑似保留画像と重ならないように表示され、前記第2の示唆画像は、前記疑似保留画像と重なるように表示され、前記第3の示唆画像は、前記保留画像と重なるように表示されることを特徴とする.
遊技機W1、遊技機W2または遊技機W3における判定手段は、遊技機100においては例えば主制御部401により実現される。遊技機W1における演出実行手段は、遊技機100においては例えば演出制御部403により実現される、或いは、演出制御部403及び演出実現要素(演出手段)により実現される。
特別遊技は特別入賞口の開放を伴う遊技を含む。特別入賞口は大入賞口111であって良く、従って特別遊技は大入賞口111の開放を伴う遊技(例えば大当たり遊技)であって良い。この場合、判定手段における判定は、特図当たり判定を含み、更に特図図柄判定及び特図変動パターン判定を含みうる。
なお、上述の各実施形態の説明においては、始動口105又は106へ遊技球が入球(入賞)することが第1始動条件又は第2始動条件の成立と捉えられていることがあるが、厳密には以下のように考えても良い。即ち、始動口105又は106へ遊技球が入球すること(詳細には当該入球が始動口SW414a又は414bにより検知されること)が所定の取得条件の成立に相当し、取得条件の成立によって特図判定用情報が取得される。その後、取得された特図判定用情報が特別図柄処理にて特図判定用情報記憶領域413aから判定対象TTとして読み出される状態に至ることが始動条件の成立に相当し、始動条件が成立したとき当該特図判定用情報に対し特図判定が行われる。
<<変形等>>
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。
また、本発明を、パチンコ遊技機に分類されない、スロットマシンなどの他の遊技機に適用しても良い。パチンコ遊技機では、遊技媒体として遊技球が用いられるが、スロットマシンではコインが遊技媒体として用いられる。
100 遊技機
105、106 始動口
111 大入賞口
401 主制御部(判定手段)
403 演出制御部(演出実行手段)
105、106 始動口
111 大入賞口
401 主制御部(判定手段)
403 演出制御部(演出実行手段)
Claims (2)
- 遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、
前記判定の権利を記憶する記憶手段と、
表示手段を含む所定の演出手段を用いて所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、
前記演出実行手段は、
前記記憶手段に前記権利が記憶されていることを示す保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、
前記権利に対して前記判定が行われることに応じて疑似保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記疑似保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、
前記保留画像又は前記疑似保留画像を前記表示手段に表示しているときに、所定の示唆画像を前記表示手段に表示可能にし、
前記示唆画像は、前記判定の結果を示唆する第1の示唆画像と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像と、前記保留画像の表示態様が変化することを示唆する第3の示唆画像と、を含み、
前記第1の示唆画像は、前記保留画像及び前記疑似保留画像よりも後側に表示され、前記第2の示唆画像は、前記疑似保留画像よりも前側に表示され、前記第3の示唆画像は、前記保留画像よりも前側に表示される、
ことを特徴とする遊技機。 - 遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、
前記判定の権利を記憶する記憶手段と、
表示手段を含む所定の演出手段を用いて所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、
前記演出実行手段は、
前記記憶手段に前記権利が記憶されていることを示す保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、
前記権利に対して前記判定が行われることに応じて疑似保留画像を前記表示手段に表示可能であるとともに、前記疑似保留画像の表示態様を変化させることが可能であり、
前記保留画像又は前記疑似保留画像を前記表示手段に表示しているときに、所定の示唆画像を前記表示手段に表示可能にし、
前記示唆画像は、前記判定の結果を示唆する第1の示唆画像と、前記疑似保留画像の表示態様が変化することを示唆する第2の示唆画像と、前記保留画像の表示態様が変化することを示唆する第3の示唆画像と、を含み、
前記第1の示唆画像は、前記保留画像及び前記疑似保留画像と重ならないように表示され、前記第2の示唆画像は、前記疑似保留画像と重なるように表示され、前記第3の示唆画像は、前記保留画像と重なるように表示される、
ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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