JP2017189796A - 中子造形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】中子の造形設備を小型化して、設備コストを抑えつつ、造形時間を短縮することができる中子造形装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の中子造形装置は、成形型5、クランプ機構7、型締め機構9、マイクロ波加熱装置11及び充填装置を備えている。この中子造形装置は、型締め機構9により、型締めされた成形型6をクランプ機構7によって、型締め状態を保持し、順次中子砂3を成形型6のキャビティ15内に充填し、マイクロ波加熱装置11によって、中子砂3を加熱、固化することで、中子を造形する。これにより、複数の成形型5を準備し、各成形型5を型締め機構9、充填装置及びマイクロ波加熱装置11に順次搬送して、各工程を同時に行うことができる。このように、複数の成形型5を運用することで、複数の中子を効率よく造形することができ、造形時間を短縮し、また、生産設備を小型化し、設備コストを抑えることができる。【選択図】図4
Description
本発明は、砂と、水ガラスを含むバインダと、を混練した中子砂を焼成して中子を造形するための中子造形装置に関するものである。
中子砂を加熱し、固化して中子を造形する従来の中子造形装置の一例について、図5を参照して説明する。図5に示すように、中子造形装置101は、成形型105と、この成形型105を高温に保ち続けるために、固定型105a及び可動型105bに内蔵されたヒータ104と、焼成中、成形型105が型開きしないように、成形型105を拘束する型締め機構109と、を備えている。この中子造形装置101は、複数(図示の例では3つ)の中子を並行して造形する場合、中子の造形数に応じて複数設けられる。
また、砂中子を造形する中子造形装置に関する先行技術として、例えば特許文献1には、上段及び下段に2つずつ配置した4つの成形型と、上段及び下段の各2つの成形型を同時に型締め及び型開きする型締及び型開機構と、上下移動して、上段の一方の成形型及び下段の一方の成形型に接続可能なブロードヘッドと、上段の他方の成形型及び下段の他方の成形型に接続可能なブロードヘッドと、を備えた砂型造形装置が開示されている。この砂型造形装置は、4つの成形型を型締及び型開機構によって同時に型締めし、各ブロードヘッドによって、上段の2つの成形型のキャビティ内に鋳物砂を吹き込んで鋳物砂の焼成を開始した後、各ブロードヘッドを移動させて、下段の2つの成形型に鋳物砂を吹き込み、順次、鋳物砂の吹き込み及び焼成を行うようにしている。
しかしながら、上述の図5に示す従来の中子造形装置101では、次のような問題がある。中子造形装置101は、複数の中子を並行して造形する場合、各成形型105にヒータ104及び型締め機構109が設けられているので、生産設備が大きくなる。また、成形型105のヒータ104に電力を供給するために電力供給システムが必要となり、設備が大きく、コストもかかるという問題がある。
また、上述の特許文献1に記載された砂型造形装置では、上段及び下段に2つずつ配置した4つの成形型を同時に型締めする型締及び型開機構、及び、移動可能な2つのブロードヘッドが必要であり、構造が複雑で、設備が大きく、コストもかかる。
本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、中子の造形設備を小型化して、設備コストを抑えつつ、造形時間を短縮することができる中子造形装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る中子造形装置は、砂と、水ガラスを含むバインダと、を混練した中子砂を成形型のキャビティ内に充填し、中子砂を加熱して固化することにより中子を造形する中子造形装置であって、
前記成形型に型締め力を付与する型締め機構と、
前記成形型に一体に設けられて、型締め力を保持するクランプ機構と、
前記キャビティ内に充填された中子砂をマイクロ波によって加熱するマイクロ波加熱装置と、を備えていることを特徴とする。
前記成形型に型締め力を付与する型締め機構と、
前記成形型に一体に設けられて、型締め力を保持するクランプ機構と、
前記キャビティ内に充填された中子砂をマイクロ波によって加熱するマイクロ波加熱装置と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、型締め機構により、型締めされた成形型をクランプ機構によって、型締め状態を保持し、順次、中子砂を充填し、マイクロ波加熱装置によって、中子砂を加熱、固化することができるので、中子の造形設備を小型化し、設備コストを抑えつつ、造形時間を短縮することが可能になる。
以下、本発明の一実施形態に係る中子造形装置を図1〜図3に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の中子造形装置1は、砂と、水ガラスを含むバインダと、を混練した中子砂を加熱、固化して、中子を造形するためのものである。図1〜図3に示すように、中子造形装置1は、成形型5と、クランプ機構7と、型締め機構9と、マイクロ波加熱装置11と、充填装置13と、を備えている。なお、中子砂3(図3及び図4参照)は、砂と、水ガラスを含むバインダと、を混練して発泡状態にしたものである。
本実施形態の中子造形装置1は、砂と、水ガラスを含むバインダと、を混練した中子砂を加熱、固化して、中子を造形するためのものである。図1〜図3に示すように、中子造形装置1は、成形型5と、クランプ機構7と、型締め機構9と、マイクロ波加熱装置11と、充填装置13と、を備えている。なお、中子砂3(図3及び図4参照)は、砂と、水ガラスを含むバインダと、を混練して発泡状態にしたものである。
成形型5は、熱膨張率が低く、断熱性及び絶縁性を有する材料(例えば、アルミナセラミックス)からなり、型締め機構9、マイクロ波加熱装置11及び充填装置13とは別体で、これらとは分離可能に設けられている。この成形型5は、固定型5aと、可動型5bと、ベース部5cと、を備え、固定型5aと可動型5bとを型締めしてキャビティ15を形成する。固定型5aは、ベース部5cに固定されている(図2参照)。可動型5bは、後述するクランプ機構7のスイング部8と係合する係合部6が形成されている(図4(d)及び(e)参照)。
クランプ機構7は、成形型5に型締め機構9によって付与された型締め力を保持するものであり、固定型5a及び可動型5bの側部に複数配置されて、ベース部5cに固定されている。このクランプ機構7は、スイング部8と、ねじ部10と、基台12とを備えている。スイング部8は、ねじ部10に取付けられ、クランプ位置(図4(a)参照)とアンクランプ位置(図4(d)及び(e)参照)との間を移動可能である。また、スイング部8は、ねじ部10を回転させることにより、ねじ部10の軸方向に沿って移動可能となっている。そして、固定型5aと可動型5bとを閉じ、スイング部8をクランプ位置に移動させ、可動型5bの係合部6に係合させた状態で、ねじ部10を回転させることにより、型締めを行うことができる。基台12は、成形型5のベース部5cに固定されている。
型締め機構9は、成形型5を型締め及び型開きするためのものであり、本実施形態では、クランプ機構7のねじ部10を回転駆動可能なナットランナである。この型締め機構9は、成形型5を型締めする場合、クランプ機構7のねじ部10に正方向の回転を与えて、スイング部8を軸方向下方に移動させ、成形型5に型締め力を付与する。また、成形型5を型開きする場合、ねじ部10に逆方向の回転を与えて、スイング部8を軸方向上方に移動させ、成形型5の型開きを可能にする。
マイクロ波加熱装置11は、成形型5のキャビティ15内に充填された中子砂3にマイクロ波を照射し、加熱するためのものである。このマイクロ波加熱装置11は、マグネトロン発振器17と、アンテナ19と、シールド21とを備えている。マグネトロン発振器17は、アンテナ19と接続されており、電源(図示せず)から電力が供給されることで発振し、アンテナ19から2450MHzの周波数のマイクロ波を放出させる。シールド21は、成形型5を覆う金属製メッシュシールドであり、アンテナ19から放出されたマイクロ波の外部への漏洩を防止する。このシールド21は、メッシュの隙間がマイクロ波の波長(約12cm)よりも小さく形成されている。
充填装置13は、シリンダ等の加圧機構(図示せず)により、成形型5のキャビティ15内に中子砂3を充填するものである。また、成形型5を型締め機構9、マイクロ波加熱装置11及び充填装置13へ搬送するコンベア、走行台車等の搬送手段が適宜設けられる。
次に、本実施形態の中子造形装置1の造形工程について、図1及び図4を参照して説明する。
まず、成形型5を閉じて型締め機構9にセットし、クランプ機構7のスイング部8をアンクランプ位置(図4(e)参照)からクランプ位置(図4(a))に移動させて、可動型5bの係合部6に係合させる。その後、型締め機構9によって、クランプ機構7のねじ部10を正方向に回転させることで、スイング部8を軸方向下方に移動させ、成形型5に型締め力を付与して、成形型5を型締めする(図1(a)及び図4(a)参照)。このとき、型締め機構9による回転駆動を解除しても、クランプ機構7により、型締め力が保持される。
まず、成形型5を閉じて型締め機構9にセットし、クランプ機構7のスイング部8をアンクランプ位置(図4(e)参照)からクランプ位置(図4(a))に移動させて、可動型5bの係合部6に係合させる。その後、型締め機構9によって、クランプ機構7のねじ部10を正方向に回転させることで、スイング部8を軸方向下方に移動させ、成形型5に型締め力を付与して、成形型5を型締めする(図1(a)及び図4(a)参照)。このとき、型締め機構9による回転駆動を解除しても、クランプ機構7により、型締め力が保持される。
次に、型締めされた成形型5を充填装置13に搬送して、充填装置13と接続させ、成形型5のキャビティ15内に中子砂3を充填する(図1(b)及び図4(b)の矢印参照)。
次に、中子砂3を充填した成形型5をマイクロ波加熱装置11に搬送して、マイクロ波加熱装置11のシールド21内に配置する。そして、マイクロ波加熱装置11のマグネトロン発振器17及びアンテナ19によって、中子砂3にマイクロ波を照射して、中子砂3を加熱して固化させる(図1(c)及び図4(c)参照)。焼成中、適宜クランプ機構7のねじ部10を緩め、僅かに成形型5を開いて水分の蒸発を促進させる。
次に、成形型5をシールド21内から取出し、型締め機構9によって、ねじ部10を逆方向に回転させ、スイング部8を軸方向上方に移動させて、成形型5に付与された型締め力を弱める。その後、スイング部8をクランプ位置からアンクランプ位置に移動させて、成形型5を型開きし、焼成品14を取り出す(図1(d)及び図4(d)参照)。
次に、成形型5を清掃し、離型剤を塗布する(図1(e)及び図4(e)参照)。
本実施形態に係る中子造形装置1によれば、クランプ機構7を一体に設けた成形型5は、型締め機構9、充填装置13及びマイクロ波加熱装置11に順次搬送して、中子を造形するので、複数の成形型5を準備し、それぞれの成形型5を型締め機構9、充填装置13及びマイクロ波加熱装置11に順次搬送して、各工程を同時に行うことができる。このように、複数の成形型5を運用することができるため、複数の中子を効率よく造形することができ、造形時間を短縮することができる。また、生産設備を小型化し、設備コストを抑えることができる。
更に、マイクロ波加熱装置11のマイクロ波によって、成形型5のキャビティ15内に充填した中子砂3を直接加熱しているため、成形型5を加熱する必要がなくなり、また、断熱性の成形型5を用いることにより、成形型5が高温になりにくい。これにより、成形型5の熱膨張を抑制することができるので、クランプ機構7による成形型5の型締め力を軽減でき、小さな型締め力で成形型を型締めできる。また、加熱のための消費電力を低減することができる。
1…中子造形装置、3…中子砂、5…成形型、7…クランプ機構、9…型締め機構、11…マイクロ波加熱装置、15…キャビティ
Claims (1)
- 砂と、水ガラスを含むバインダと、を混練した中子砂を成形型のキャビティ内に充填し、中子砂を加熱して固化することにより中子を造形する中子造形装置であって、
前記成形型に型締め力を付与する型締め機構と、
前記成形型に一体に設けられて、型締め力を保持するクランプ機構と、
前記キャビティ内に充填された中子砂をマイクロ波によって加熱するマイクロ波加熱装置と、を備えていることを特徴とする中子造形装置。
Priority Applications (1)
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| JP2016080465A JP2017189796A (ja) | 2016-04-13 | 2016-04-13 | 中子造形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2016080465A JP2017189796A (ja) | 2016-04-13 | 2016-04-13 | 中子造形装置 |
Publications (1)
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Family
ID=60086484
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112517841A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-19 | 浙江省机电设计研究院有限公司 | 一种微波加热树脂砂芯子成型装置及其方法 |
| JP2021098212A (ja) * | 2019-12-23 | 2021-07-01 | トヨタ自動車株式会社 | 塩中子の製造方法 |
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2016
- 2016-04-13 JP JP2016080465A patent/JP2017189796A/ja active Pending
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| CN112517841A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-19 | 浙江省机电设计研究院有限公司 | 一种微波加热树脂砂芯子成型装置及其方法 |
| CN112517841B (zh) * | 2020-11-26 | 2022-06-03 | 浙江省机电设计研究院有限公司 | 一种微波加热树脂砂芯子成型装置及其方法 |
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