JP2017190430A - インクジェットインク、インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
Description
5.0mPa・s≦V1≦20.0mPa・s
V1/V2≧1.6
V3/V2≧1.3
<種類>
本発明のインクジェットインクは、必須成分として水を含む。水としては、不純物の混入を防止する観点から、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水、または超純水が好ましく、イオン交換水がより好ましい。
インク中の水の含有量は、30重量%以上が好ましく、50重量%以上がより好ましい。一方、95重量%以下が好ましく、90重量%以下がより好ましい。
<種類>
本発明のインクジェットインクは、必須成分として樹脂成分を含む。樹脂成分は、記録媒体に対する定着性、および塗膜耐性を高めるバインダー成分である。樹脂成分は、水溶性樹脂であってもよいし、疎水性樹脂であってもよい。よって、インク中に溶解していてもよいし、溶解せずに分散していてもよい。樹脂成分は、1種単独で、または2種以上を任意の比率で組み合わせて用いることができる。
樹脂微粒子の粒径は、例えば30nm以上200nm以下であり、40nm以上150nm以下が好ましく、50nm以上100nm以下がより好ましい。30nm未満となるとインクの保存安定性が低下するなどといった不具合が生じるおそれがある。200nmを超えると加熱による樹脂微粒子の合一が不均一になり、画像の透明性が低下するなどといった不具合が生じるおそれがある。
樹脂成分のガラス転移温度は、少なくとも記録媒体付着後の加熱温度以下であることが好ましく、特に加熱温度よりも十分に低いことがより好ましい。例えば加熱温度が60℃の場合には、樹脂成分のガラス転移温度は−20℃〜50℃の範囲が好ましく、0℃〜40℃の範囲がより好ましい。ガラス転移温度は低い方が造膜性に優れるが、ガラス転移温度が低すぎると十分な画像強度が得られないだけでなく、記録媒体の巻き取りによる画像オフセットが発生しやすくなるため好ましくない。
樹脂成分の添加量(樹脂が複数種であった場合はその総量)は、固形分量として1.0重量%以上20.0重量%以下がよく、2.5重量%以上17.5重量%以下が好ましく、5.0重量%以上15.0重量%がより好ましい。1.0重量%未満となるとバインダーとしての効果が得られず、擦過性が低下するなどといった不具合が生じるおそれがある。20.0重量%を超えると乾燥減量に対するインクの粘度上昇が大きくなりすぎ、吐出安定性が低下するなどといった不具合が生じるおそれがある。また保存安定性が低下するおそれがある。
<種類>
本発明のインクジェットインクは、必須成分として着色材を含む。着色材としては、例えば、染料、顔料等が挙げられる。着色材は、1種単独で、または2種以上を任意の比率で組み合わせて用いることができる。
着色材の添加量(着色材が複数種であった場合はその総量)は、固形分量として、例えば、0.1重量%以上20.0重量%以下であり、1.0重量%以上15.0重量%以下が好ましく、2.0重量%以上10.0重量%以下がより好ましい。
<種類>
本発明のインクジェットインクは、必須成分として、会合性増粘剤を含む。そして、当該会合性増粘剤として、ウレタン変性ポリエーテル系ポリマーが用いられる(以下、会合性増粘剤として用いられるウレタン変性ポリエーテル系ポリマーを、「ウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤」ともいう)。会合性増粘剤は、疎水性部位と親水性部位とを有し、水性媒体中で疎水性相互作用によって分子同士が会合して系の粘度を増大させる増粘剤である。ウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤は、1種単独で、または2種以上を任意の比率で組み合わせて用いることができる。ウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤としては、例えば、下記一般式(1)で示される化合物が挙げられる。
ウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤の添加量(ウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤が複数種であった場合はその総量)は、固形分量として、例えば、0.01重量%以上2.00重量%以下であり、0.05重量%以上1.00重量%以下が好ましく、0.10重量%以上0.50重量%以下がより好ましい。0.01重量%未満となるとインクの粘度調整の効果が十分に得られないおそれがある。一方、2.00重量%を超えると粘度が高くなりすぎるだけでなく、粘度の温度依存性、乾燥減量したときの粘度増大などの影響が大きくなりすぎるおそれがある。また、画像の透明性の低下、インクの保存安定性低下などといった不具合が生じるおそれがある。
本発明のインクジェットインクは、任意成分として有機溶剤を含んでいてもよい。本発明のインクジェットインクが、有機溶剤を適宜含有することにより、乾燥性、保湿性、基材密着性等を向上させることができる。有機溶剤は、1種単独で、または2種以上を任意の比率で組み合わせて用いることができる。
使用する有機溶剤の沸点は、安定して画像形成を行う観点から、100℃以上290℃以下であることが好ましい。有機溶剤の沸点が100℃未満では、例えばインクジェットのノズルからインクジェットインクの溶媒が常温環境下でも気化してしまい、吐出が不安定になったり、不吐出になったりするなどといった不具合が生じるおそれがある。一方、有機溶剤の沸点が290℃を超えると、記録媒体に着滴したインクが完全に乾燥しないことによる画像強度の低下や、巻き取り時のオフセットなどといった不具合が生じるおそれがある。
有機溶剤のうち、ジオール化合物(すなわち、化学構造式中に2つのOH基を有する化合物)が、OH基を含まない、または1つしか含まない化合物よりも保湿性が高いため、好適に用いられる。ジオール化合物としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール等が挙げられる。
有機溶剤の添加量(有機溶剤が複数種であった場合はその総量)は、例えば、10重量%以上40重量%以下であり、12重量%以上35重量%以下が好ましく、15重量%以上30重量%以下がより好ましい。添加量が10重量%未満だと、インクジェットヘッドのノズルにおけるインクの乾燥による不吐出や、特に難吸収性記録媒体に対する濡れ性が低いことによる画質の悪化といった不具合が生じるおそれがある。一方、添加量が40重量%を超えると、インクの保存安定性が低下するなどといった不具合が生じるおそれがある。
本発明のインクジェットインクは、任意成分として界面活性剤を含んでいてもよい。界面活性剤は、インクの表面張力を調整して記録媒体に対する濡れ性を向上させるのに寄与する。インクの保存安定性の観点から、界面活性剤としては、非イオン系界面活性剤が好ましい。
非イオン性界面活性剤としては、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤などが挙げられる。界面活性剤は、1種単独で、または2種以上を任意の比率で組み合わせて用いることができる。
界面活性剤の添加量(界面活性剤が複数種であった場合はその総量)としては、例えば、0.1重量%以上5.0重量%以下であり、0.5重量%以上4.0重量%以下が好ましく、1.0重量%以上3.0重量%以下がより好ましい。添加量が0.1重量%未満だと、難吸収性記録媒体に対する濡れ性向上効果を十分に得ることができないおそれがあり、また、ベタ画像の濃度均一性の低下や乾燥性の低下などといった不具合が生じるおそれがある。一方、添加量が5.0重量%を超えると、インクの保存安定性が低下するなどといった不具合が生じるおそれがある。また、基材への密着性を阻害するおそれがある。
本発明のインクジェットインクは、上記成分の他に必要に応じて所望の特性のインクとするために、消泡剤、増粘剤、pH調整剤、防腐剤等の添加剤を含有していてもよい。これらの添加剤の添加量としては、例えば、0.01重量%以上10.0重量%以下であり、0.05重量%以上5.0重量%以下が好ましく、0.1重量%以上3.0重量%以下がより好ましい。
本発明のインクジェットインクの固形分濃度(固形分比率)としては、20.0重量%以下が好ましく、16.0重量%以下がより好ましく、12.0重量%以下がさらに好ましい。固形分濃度が20.0重量%を超えると、インクの保存安定性が低下するなどといった不具合が生じるおそれがある。
以上のようなウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤添加による効果を大きく享受するために、本発明のインクジェットインクでは、25℃における粘度をV1、40℃における粘度をV2、10重量%乾燥減量したときの40℃における粘度をV3とするとき、下式が成り立つことが好ましい。
5.0mPa・s≦V1≦20.0mPa・s
V1/V2≧1.6
V3/V2≧1.3
本発明のインクジェットインクの25℃における粘度V1は、5.0mPa・s以上20.0mPa・s以下が好ましく、6.0mPa・s以上15.0mPa・s以下がより好ましく、7.0mPa・s以上10.0mPa・s以下がさらに好ましい。粘度V1が5.0mPa・s未満となると、吐出安定性が低くなりすぎるおそれがある。一方、粘度V1が20.0mPa・sより大きくなると、不吐出が起きたり、画像品質が低下したりするおそれがある。
本発明のインクジェットインクの40℃における粘度V2に対する25℃における粘度V1の比(V1/V2)は、1.6以上であることが好ましい。比V1/V2が、1.6未満だと、インクが加熱された記録媒体上に着滴したときの粘度が高く、濡れ広がりが不十分となりやすく、乾燥が不十分となったりベタ画像が不均一になったりするおそれがある。
本発明のインクジェットインクの40℃における粘度V2に対する、本発明のインクジェットインクを10重量%乾燥減量したときの40℃における粘度V3の比(V3/V2)は、1.3以上であることが好ましい。比V3/V2が1.3未満だと、記録媒体上で低粘度となったインクが必要以上に濡れ広がるおそれがあり、これにより、隣接する他色インクとの混色や細線の滲みなどの不具合が生じるおそれがある。
測定装置としては、粘度計(例、粘度計TVE−25L(東機産業社製))を用いる。コーンローターはR01を用い、40.0rpmで測定を開始し、安定したときの値を採用する。粘度V1には25℃での測定値を、粘度V2には40℃での測定値を採用する。インクジェットインクを10重量%乾燥減量したときの40℃における粘度V3は、アルミ皿にインク10.0gを入れ、加熱乾燥式水分計(例、加熱乾燥式水分計MS−70(エー・アンド・ディー社製))に導入し、60℃に加温して乾燥減量が10重量%となったときにインクを採取し、24時間放置後の40℃におけるインク粘度を測定して求める。
本発明は別の側面から、難吸収性記録媒体を加熱する工程(加熱工程)と、前記加熱した難吸収性記録媒体に、インクジェットインクを吐出する工程(吐出工程)と、を包含するインクジェット記録方法であって、前記インクジェットインクが、上述のインクジェットインク(本発明のインクジェットインク)である、インクジェット記録方法である。
加熱工程では、難吸収性記録媒体を加熱する。本明細書において「難吸収性記録媒体」とは、ブリストー(Bristow)法において接触開始から30msec1/2までの水吸収量が10mL/m2以下である記録媒体のことをいう。水吸収量は、具体的には、「JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法2000年版」の規格No.51「紙及び板紙−液体吸収性試験方法−ブリストー法」の記載に準拠して求めることができる。難吸収記録媒体の例としては、アート紙、コート紙、マット紙、プラスチックフィルム、紙基材上にプラスチック層が形成された媒体等が挙げられる。プラスチックとしては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリウレタン等が挙げられる。
加熱した難吸収性記録媒体に、インクジェットインクを吐出する。当該工程で用いられるインクジェットインクは上述のインクジェットインク(本発明のインクジェットインク)である。インクジェットインクの吐出は、例えば、公知のインクジェット記録方法において採用されている吐出方法により行うことができる。具体的には、例えば、圧電素子の振動を利用してインクジェットヘッドのノズルよりインクジェットインクの液滴を吐出させることによって行うことができる。記録媒体に向かってインクジェットインクの吐出を行うことにより、記録媒体にインクジェットインクが付着し、記録媒体に付着したインクジェットインクが乾燥することにより、記録媒体上に画像を記録することができる。
本発明は、また別の側面から、難吸収性記録媒体を搬送する搬送部と、前記搬送した難吸収性記録媒体を加熱する加熱部と、前記加熱された難吸収性記録媒体にインクジェットインクを吐出する吐出部と、前記インクジェットインクを収容し、前記吐出部にインクジェットインクを供給するインク収容部と、を備えるインクジェット記録装置であって、前記インクジェットインクが、上述のインクジェットインク(本発明のインクジェットインク)である、インクジェット記録装置である。
水35.0部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェント251(ネオス社製)0.1部、樹脂微粒子J−140A(星光PMC社製、固形分41.0重量%)19.5部、顔料分散体CAB−O−JET 250C(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製、固形分10.0重量%)26.1部、およびウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤SNシックナー625N(サンノプコ社製、固形分15.0重量%)3.3部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク1を得た。
水36.6部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェント251(ネオス社製)0.1部、樹脂微粒子J−140A(星光PMC社製、固形分41.0重量%)19.5部、顔料分散体CAB−O−JET 250C(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製、固形分10.0重量%)26.1部、およびウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤SNシックナー625N(サンノプコ社製、固形分15.0重量%)1.7部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク2を得た。
水33.3部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェント251(ネオス社製)0.1部、樹脂微粒子J−140A(星光PMC社製、固形分41.0重量%)19.5部、顔料分散体CAB−O−JET 250C(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製、固形分10.0重量%)26.1部、およびウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤SNシックナー625N(サンノプコ社製、固形分15.0重量%)5.0部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク3を得た。
水41.1部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェント251(ネオス社製)0.1部、樹脂微粒子J−140A(星光PMC社製、固形分41.0重量%)19.5部、染料分散体Duasynjet M250(クラリアント社製、固形分10.0重量%)20.0部、およびウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤SNシックナー625N(サンノプコ社製、固形分15.0重量%)3.3部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク4を得た。
水38.4部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェント251(ネオス社製)0.1部、水溶性樹脂X−01(星光PMC社製、固形分24.8重量%)16.1部、顔料分散体CAB−O−JET 250C(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製、固形分10.0重量%)26.1部、およびウレタン変性ポリエーテル系会合性増粘剤SNシックナー625N(サンノプコ社製、固形分15.0重量%)3.3部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク5を得た。
水38.3部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェン251(ネオス社製)0.1部、樹脂微粒子J−140A(星光PMC社製、固形分41.0重量%)19.5部、および顔料分散体CAB−O−JET 250C(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製、固形分10.0重量%)26.1部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク6を得た。
水190.0部とカルボキシメチルセルロース(CEKOL100000、三晶社製)10.0gを45℃に加温しながら撹拌し、固形分5.0重量%の増粘剤水溶液Aを得た。水18.3部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェント251(ネオス社製)0.1部、樹脂微粒子J−140A(星光PMC社製、固形分41.0重量%)19.5部、顔料分散体CAB−O−JET 250C(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製、固形分10.0重量%)26.1部、および増粘剤水溶液A 20.0部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク7を得た。
水198.0部とキサンタンガム(KELZAN S、三晶社製)2.0gを45℃に加温しながら撹拌し、固形分1.0重量%の増粘剤水溶液Bを得た。水33.3部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェント251(ネオス社製)0.1部、樹脂微粒子J−140A(星光PMC社製、固形分41.0重量%)19.5部、顔料分散体CAB−O−JET 250C(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製、固形分10.0重量%)26.1部、および増粘剤水溶液B 5.0部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク8を得た。
水140.0部とポリエチレングリコール(PEG−20000、三洋化成社製)60.0gを45℃に加温しながら撹拌し、固形分30.0重量%の増粘剤水溶液Cを得た。水25.0部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェント251(ネオス社製)0.1部、樹脂微粒子J−140A(星光PMC社製、固形分41.0重量%)19.5部、顔料分散体CAB−O−JET 250C(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製、固形分10.0重量%)26.1部、および増粘剤水溶液C 13.3部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク9を得た。
水170.0部とポリアミノプラストールエーテル系会合性増粘剤TVS−VF(ビックケミー・ジャパン社製、固形分40.0重量%)30.0gを45℃に加温しながら撹拌し、固形分6.0重量%の増粘剤水溶液Dを得た。水12.3部、プロピレングリコール10.0部、2−メチル−1,3−プロパンジオール5.0部、オルフィンE1010(日信化学工業社製)1.0部、フタージェント251(ネオス社製)0.1部、樹脂微粒子J−140A(星光PMC社製、固形分41.0重量%)19.5部、顔料分散体CAB−O−JET 250C(キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ・インク社製、固形分10.0重量%)26.1部、および増粘剤水溶液D 12.3部を25℃環境下で混合攪拌した後、3μmセルロースアセテートフィルターで濾過してインク10を得た。
上記により得られた実施例および比較例のインク特性を以下の方法および基準により評価した。
インクジェットプリンタVG−640(ローランドディー.ジー.社製)のプラテンヒーターを60℃に設定し、標準モードにてPETフィルムに文字、細線を含む所定の評価画像を印字する。23℃50%RHの環境下で24時間放置後、文字および細線の画質を目視により4段階で評価する。
◎・・・画像の滲みが見られず良好である
○・・・画像の滲みは見られるが、画質は許容範囲内である
△・・・画像の滲みは見られ、画質に影響する
×・・・画像の滲みは見られ、画質に大きく影響する
インクジェットプリンタVG−640(ローランドディー.ジー.社製)のプラテンヒーターを60℃に設定し、標準モードにてPETフィルムにベタ画像を印刷する。5min後、画像面に同PETフィルムと300gの分銅を乗せ、23℃50%RHの環境下で24時間放置する。その後両者を引き剥がし、画像の剥離状態を目視により4段階で評価する。
◎・・・剥離が見られない
○・・・1%未満の面積で剥離が見られる
△・・・1%以上10%未満の面積で剥離が見られる
×・・・10%以上の面積で剥離が見られる
インクジェットプリンタVG−640(ローランドディー.ジー.社製)のプラテンヒーターを60℃に設定し、標準モードにてPETフィルムにベタ画像を印刷する。23℃50%RHの環境下で24時間放置後、画像面に対して等間隔のスペーサーを用いて1mm間隔に6本の切り込みを行い、スペーサーを90°回転させてさらに切り込みを行う。これにより25マスの切り込みを入れる。この上から幅30mmのテープを少なくとも切り込みを入れた25マスが含まれるように貼り付け、指で押圧し適正に接触させる。その後60°の角度でテープを1.0秒以内で引きはがし、切り込みを入れた部分の画像の剥離状態を目視により4段階で評価する。
◎・・・剥離が見られない
○・・・切り込み部分が線状に見られる
△・・・交差部分に剥離が見られる
×・・・画像全面に剥離が見られる
インクジェットプリンタVG−640(ローランドディー.ジー.社製)のプラテンヒーターを60℃に設定し、標準モードにてPETフィルムにベタ画像を印刷する。23℃50%RHの環境下で24時間放置後、分光ヘーズメーターSH7000(日本電色工業株式会社製)にてヘーズ値を求める。
◎・・・20%未満
○・・・20%以上50%未満
△・・・50%以上70%未満
×・・・70%以上
インクジェットプリンタVG−640(ローランドディー.ジー.社製)のプラテンヒーターを60℃に設定し、標準モードにてPETフィルムにベタ画像を印刷する。23℃50%RHの環境下で24時間放置後、画像面に対して、学振型摩擦堅牢度試験機AB−301(テスター産業株式会社製)に白綿布(金巾3号)を取り付け、負荷荷重500g、反復速度毎分30往復で100往復させる。試験した部分の画像の剥離状態を目視により4段階で評価する。
◎・・・剥離が見られない
○・・・10%未満の面積で剥離が見られる
△・・・10%以上25%未満の面積で剥離が見られる
×・・・25%以上の面積で剥離が見られる
インクジェットプリンタVG−640(ローランドディー.ジー.社製)のプラテンヒーターを60℃に設定し、標準モードにてPETフィルムにベタ画像を印刷する。23℃50%RHの環境下で24時間放置後、画像面に対して、学振型摩擦堅牢度試験機AB−301(テスター産業株式会社製)に水を含ませた白綿布(金巾3号)を取り付け、負荷荷重200g、反復速度毎分30往復で100往復させる。試験した部分の画像の剥離状態を目視により4段階で評価する。
◎・・・剥離が見られない
○・・・10%未満の面積で剥離が見られる
△・・・10%以上25%未満の面積で剥離が見られる
×・・・25%以上の面積で剥離が見られる
11 インク
20 搬送部
21 供給ローラ
22 巻取ローラ
23 搬送ローラ
30 プラテン
40 加熱部
50 吐出部
60 インク収容部
70 乾燥部
71 キャリッジ
100 インクジェット記録装置
Claims (9)
- 少なくとも水、樹脂成分、着色材、および会合性増粘剤を含有するインクジェットインクであって、前記会合性増粘剤がウレタン変性ポリエーテル系ポリマーであることを特徴とするインクジェットインク。
- 25℃における粘度をV1、40℃における粘度をV2、10重量%乾燥減量したときの40℃における粘度をV3とするとき、下式が成り立つ、請求項1に記載のインクジェットインク。
5.0mPa・s≦V1≦20.0mPa・s
V1/V2≧1.6
V3/V2≧1.3 - 前記樹脂成分が、樹脂微粒子である、請求項1または2に記載のインクジェットインク。
- 前記着色材が、顔料である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェットインク。
- さらに有機溶剤を含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットインク。
- さらに界面活性剤を含有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェットインク。
- 固形分濃度が20.0重量%以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェットインク。
- 難吸収性記録媒体を加熱する工程と、
前記加熱した難吸収性記録媒体に、インクジェットインクを吐出する工程と、
を包含するインクジェット記録方法であって、
前記インクジェットインクが、請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェットインクである、インクジェット記録方法。 - 難吸収性記録媒体を搬送する搬送部と、
前記搬送した難吸収性記録媒体を加熱する加熱部と、
前記加熱された難吸収性記録媒体にインクジェットインクを吐出する吐出部と、
前記インクジェットインクを収容し、前記吐出部にインクジェットインクを供給するインク収容部と、
を備えるインクジェット記録装置であって、
前記インクジェットインクが、請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェットインクである、インクジェット記録装置。
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| JP2019155738A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 乾燥装置および画像形成装置 |
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