JP2017190715A - エンジン装置 - Google Patents

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優介 小林
Yusuke Kobayashi
優介 小林
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Abstract

【課題】高圧段ターボチャージャ及び低圧段ターボチャージャのエンジン幅方向への突出量を効果的に低減することで、ターボチャージャの搭載性を向上させる。【解決手段】エンジン10のシリンダヘッド11側部に取り付けられて排気ポートから排気を導出させる排気マニホールド20と、排気マニホールド20の上面又は下面の何れか一方に取り付けられた高圧段ターボチャージャ40と、排気マニホールド20の上面又は下面のうち、排気マニホールド20を挟んで高圧段ターボチャージャ40とは反対側の上面又は下面に取り付けられた低圧段ターボチャージャ50とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、エンジン装置に関し、特に、高圧段ターボチャージャ及び低圧段ターボチャージャを直列に配置した二段過給システムを備えるエンジン装置に関する。
従来、エンジンの高出力低燃費化を図る技術として、排気上流側から順に高圧段ターボチャージャと低圧段ターボチャージャとを直列に配置した二段過給システムが実用化されている。例えば、特許文献1には、排気マニホールドの側部に高圧段ターボチャージャを取り付けると共に、高圧段ターボチャージャの上部に低圧段ターボチャージャを取り付けた二段過給システムが開示されている。
特開2012−12988号公報
ところで、上記特許文献1記載の技術では、排気マニホールドの側部に高圧段ターボチャージャを取り付け、さらに高圧段ターボチャージャの上部に低圧段ターボチャージャを取り付けている。このため、これら二個のターボチャージャが、排気マニホールドよりもエンジン幅方向に大きく突出することになり、エンジンルームのスペース上の制約から搭載性の悪化を招く課題がある。
また、低圧段ターボチャージャが排気マニホールドから離間して配置されるため、排気ガスを高圧段ターボチャージャから迂回させるバイパス経路が長くなり、低圧段タービンを駆動させる排気の圧力損失を増加させる可能性もある。
開示の技術は、高圧段ターボチャージャ及び低圧段ターボチャージャのエンジン幅方向への突出量を効果的に低減することで、ターボチャージャの搭載性を向上させることを目的とする。
開示の技術は、エンジンのシリンダヘッド側部に取り付けられて排気ポートから排気を導出させる排気マニホールドと、前記排気マニホールドの上面又は下面の何れか一方に取り付けられた高圧段ターボチャージャと、前記排気マニホールドの前記上面又は前記下面のうち、前記排気マニホールドを挟んで前記高圧段ターボチャージャとは反対側の前記上面又は前記下面に取り付けられた低圧段ターボチャージャと、を備えることを特徴とする。
前記排気マニホールドの前記上面又は前記下面の何れか一方に前記排気マニホールドから排気を排出する第1排気出口部が形成され、前記排気マニホールドの前記上面又は前記下面のうち、前記第1排気出口部とは反対側の前記上面又は前記下面に前記排気マニホールドから排気を排出する第2排気出口部が形成され、前記高圧段ターボチャージャのタービンハウジング内に排気を導入する高圧段排気入口部が前記第1排気出口に接続され、前記低圧段ターボチャージャのタービンハウジング内に前記高圧段ターボチャージャを迂回させた排気を導入するバイパス排気入口部が前記第2排気出口部に接続されてもよい。
前記第2排気出口部が前記排気マニホールドの排気流れ方向に対して傾斜して開口することが好ましい。
前記高圧段ターボチャージャのタービンハウジング内から排気を導出する高圧段排気出口部と、前記低圧段ターボチャージャのタービンハウジング内に前記高圧段ターボチャージャを通過した排気を導入する低圧段排気入口部とを接続する排気接続通路をさらに備え、当該排気接続通路が前記排気マニホールドに一体形成されてもよい。
開示の技術によれば、高圧段ターボチャージャ及び低圧段ターボチャージャのエンジン幅方向への突出量を効果的に低減することで、ターボチャージャの搭載性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るエンジン装置を示す模式的な全体構成図である。 本発明の一実施形態に係る排気マニホールドを示す模式的な斜視図である。 (A)は、本実施形態に係るエンジン装置の要部をエンジン長手方向から視た模式的な図、(B)は、本実施形態に係るエンジン装置の要部をエンジン短手方向から視た模式的な図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るエンジン装置を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰返さない。
先ず、図1に基づいて、本実施形態のエンジン装置の全体構成を説明する。ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)10のシリンダヘッド11には、各吸気ポート(不図示)に吸気を導入する吸気マニホールド12が設けられている。また、シリンダヘッド11には、各排気ポート(不図示)から排気を導出させる排気マニホールド20が設けられている。
吸気マニホールド12には、吸気通路13が接続されている。この吸気通路13には、吸気上流側から順に、エアクリーナ14、低圧段コンプレッサ52を収容した低圧段コンプレッサハウジング54、高圧段コンプレッサ42を収容した高圧段コンプレッサハウジング44、インタークーラ15等が設けられている。
排気マニホールド20は、シリンダヘッド11の側壁部に取り付けられて各排気ポートから排気を導出させる複数本(図示例では4本)の排気導出管21と、各排気導出管21内の排気を集合させる排気集合部22とを備えている。排気集合部22には、下側排気出口部23及び、上側排気出口部24が設けられている。また、排気集合部22の先端側(排気下流端側)には、排気接続通路部25が一体形成されている。
高圧段ターボチャージャ40は、排気により駆動する高圧段タービン41と、高圧段タービン41と同軸に設けられて吸気を圧送する高圧段コンプレッサ42と、高圧段タービン41を収容する高圧段タービンハウジング43と、高圧段コンプレッサ42を収容する高圧段コンプレッサハウジング44とを備えている。高圧段タービンハウジング43内に排気を導入する高圧段排気入口部45は、排気マニホールド20の下側排気出口部23に直接的に取り付けられている。高圧段タービンハウジング43内から排気を導出させる高圧段排気出口部46は、排気マニホールド20に一体形成された排気接続通路部25の排気上流端に直接的に取り付けられている。
低圧段ターボチャージャ50は、排気により回転駆動する低圧段タービン51と、低圧段タービン51と同軸に設けられて吸気を圧送する低圧段コンプレッサ52と、低圧段タービン51を収容する低圧段タービンハウジング53と、低圧段コンプレッサ52を収容する低圧段コンプレッサハウジング54と、排気を高圧段タービン41から迂回させるバイパス排気通路部55と、バイパス排気通路部55を開閉可能なバイパスバルブ56とを備えている。低圧段タービンハウジング53内に排気を導入する低圧段排気入口部57は、排気接続通路部25の排気下流端に直接的に取り付けられている。バイパス排気通路部55は、排気マニホールド20の上側排気出口部24に直接的に取り付けられている。低圧段タービンハウジング53内から排気を導出させる低圧段排気出口部58には、図示しない排気浄化ユニット等に排気を排出する排気通路18が接続されている。
次に、図2,3に基づいて、本実施形態に係る高圧段及び低圧段ターボチャージャ40,50の搭載構造の詳細について説明する。
図2に示すように、排気マニホールド20の各排気導出管21の排気下流端には、各排気導出管21内の排気を集合させる排気集合部22が一体形成されている。排気集合部22には、鉛直方向下方に開口する下側排気出口部23及び、斜め上方に開口する上側排気出口部24が設けられている。さらに、排気集合部22の先端側(排気下流端側)には、排気接続通路部25が一体形成されている。排気接続通路部25の排気上流端は、下側排気出口部23と同様に鉛直方向下方に開口する。排気接続通路部25の排気下流端は、上側排気出口部24と同様に斜め上方に開口する。
下側排気出口部23には、その下面を略水平方向に延びる平坦状とされた第1フランジ部23Aが設けられている。上側排気出口部24には、その上面を基端側(排気上流側)から先端側(排気下流側)に向かって下方に傾斜する平坦状とされた第2フランジ部24Aが設けられている。排気接続通路部25の排気上流端(入口)には、その下面を第1フランジ部23Aと同一平面となるように略水平方向に延びる平坦状とされた第3フランジ部25Aが設けられている。排気接続通路部25の排気下流端(出口)には、その上面を第2フランジ部24Aと同一平面となるように傾斜させた第4フランジ部25Bが設けられている。
図3に示すように、下側排気出口部23の第1フランジ部23Aには、高圧段排気入口部45の高圧段入口フランジ部45Aが図示しないボルトナットにより固定される。また、上側排気出口部24の第2フランジ部24Aには、バイパス排気通路部55のバイパス入口フランジ部55Aが図示しないボルトナットにより固定される。
このように、排気集合部22の下面に高圧段ターボチャージャ40を直接的に取り付け、さらに、排気集合部22の上面に低圧段ターボチャージャ50を直接的に取り付けて、高圧段ターボチャージャ40と低圧段ターボチャージャ50とを排気マニホールド20の上下に対向配置することで、高圧段ターボチャージャ40を排気マニホールド20の側部に取り付けた従来構造に比べ、高圧段及び低圧段ターボチャージャ40,50のエンジン幅方向(クランク軸と直行する方向)への突出量を効果的に減少させることができる。また、バイパス排気通路部55が取り付けられる第2フランジ部24Aを傾斜させたことで、図3(A)中に破線矢印で示すように、排気バイパス時は排気集合部22からバイパス排気通路部55に排気が滑らかに流れ込むようになり、排気の圧力損失を効果的に抑制することができる。
排気接続通路部25の第3フランジ部25Aには、高圧段排気出口部46の出口フランジ部46Aが図示しないボルトナットにより固定される。排気接続通路部25の第4フランジ部25Bには、低圧段排気入口部57の入口フランジ部57Aが図示しないボルトナットにより固定される。このように、高圧段排気出口部46と低圧段排気入口部57とを接続する排気接続通路部25を排気マニホールド20に一体形成することで、排気接続管等を別体に設ける従来構造に比べ、部品点数や組み付け工数を効果的に削減することができる。
以上詳述したように、本実施形態によると、排気マニホールド20の排気集合部22下面に高圧段ターボチャージャ40を取り付けると共に、排気集合部22上面に低圧段ターボチャージャ50を直接的に取り付けることで、これら高圧段及び低圧段ターボチャージャ40,50が排気マニホールド20を挟んで上下に対向配置されるようになる。このように、高圧段ターボチャージャ40と低圧段ターボチャージャ50とを排気マニホールド20の上下に配置することにより、これら高圧段及び低圧段ターボチャージャ40,50のエンジン幅方向への突出量が効果的に減少されるようになり、ターボチャージャ40,50の搭載性を確実に向上することができる。
また、バイパス排気通路部56を排気集合部22上部の第2フランジ部24Aに取り付けて、排気マニホールド20と低圧段タービンハウジング53を隣接配置することで、バイパス経路が効果的に短縮され、さらに、第2フランジ部24Aを傾斜させたことにより、バイパス排気が排気集合部22からバイパス排気通路部56に滑らかに流れ込むようになり、排気バイパス時の圧力損失を効果的に抑制することができる。
また、高圧段タービンハウジング43を排気マニホールド20と別体に設けたことで、タービンハウジングを排気マニホールド20と一体に形成する構造に比べ、排気マニホールド20の汎用性を効果的に向上することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、高圧段及び低圧段ターボチャージャ40,50の配置関係は、図示例に限定されず、高圧段ターボチャージャ40を排気マニホールド20上面、低圧段ターボチャージャ50を排気マニホールド20下面に取り付けて構成することもできる。この場合は、容積の小さい高圧段ターボチャージャ40を上面に配置することで、エンジン上方向への突出量も効果的に減少することができる。
また、エンジン10はディーゼルエンジンに限定されず、ガソリンエンジン等の他のエンジンにも広く適用することが可能である。
10 エンジン
11 シリンダヘッド
20 排気マニホールド
22 排気集合部
23 下側排気出口部
24 上側排気出口部
25 排気接続通路部
40 高圧段ターボチャージャ
41 高圧段タービン
42 高圧段コンプレッサ
43 高圧段タービンハウジング
44 高圧段コンプレッサハウジング
45 高圧段排気入口部
46 高圧段排気出口部
50 低圧段ターボチャージャ
51 低圧段タービン
52 低圧段コンプレッサ
53 低圧段タービンハウジング
54 低圧段コンプレッサハウジング
55 バイパス排気通路部
56 バイパスバルブ
57 低圧段排気入口部
58 低圧段排気出口部

Claims (4)

  1. エンジンのシリンダヘッド側部に取り付けられて排気ポートから排気を導出させる排気マニホールドと、
    前記排気マニホールドの上面又は下面の何れか一方に取り付けられた高圧段ターボチャージャと、
    前記排気マニホールドの前記上面又は前記下面のうち、前記排気マニホールドを挟んで前記高圧段ターボチャージャとは反対側の前記上面又は前記下面に取り付けられた低圧段ターボチャージャと、を備える
    ことを特徴とするエンジン装置。
  2. 前記排気マニホールドの前記上面又は前記下面の何れか一方に前記排気マニホールドから排気を排出する第1排気出口部が形成され、
    前記排気マニホールドの前記上面又は前記下面のうち、前記第1排気出口部とは反対側の前記上面又は前記下面に前記排気マニホールドから排気を排出する第2排気出口部が形成され、
    前記高圧段ターボチャージャのタービンハウジング内に排気を導入する高圧段排気入口部が前記第1排気出口に接続され、
    前記低圧段ターボチャージャのタービンハウジング内に前記高圧段ターボチャージャを迂回させた排気を導入するバイパス排気入口部が前記第2排気出口部に接続された
    請求項1に記載のエンジン装置。
  3. 前記第2排気出口部が前記排気マニホールドの排気流れ方向に対して傾斜して開口する
    請求項2に記載のエンジン装置。
  4. 前記高圧段ターボチャージャのタービンハウジング内から排気を導出する高圧段排気出口部と、前記低圧段ターボチャージャのタービンハウジング内に前記高圧段ターボチャージャを通過した排気を導入する低圧段排気入口部とを接続する排気接続通路をさらに備え、当該排気接続通路が前記排気マニホールドに一体形成された
    請求項1から3の何れか一項に記載のエンジン装置。
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