JP2017190754A - ダイヤフラムポンプ - Google Patents
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Abstract
Description
ハウジング本体3の外周部には、ハウジング本体3の他端(図4においては上端)からモータ側の一端部に向けて延びる第1の凹溝6と、この第1の凹溝6の中に突設された係止用突起7と、第1の凹溝6からハウジング本体3の一端まで延びる第2の凹溝8とが形成されている。
第2の凹溝8は、係止用突起7を成型するための金型(図示せず)の一部を離型時に通すために形成されている。
また、このダイヤフラムポンプにおいては、係止構造がハウジング本体と蓋体との嵌合部に設けられているから、ハウジング本体の壁に部分的に薄い部分が形成されることはない。
したがって、本発明によれば、製造コストを低く抑えることが可能になるとともに騒音が小さくなるダイヤフラムポンプを提供することができる。
この実施の形態によるダイヤフラムポンプ11は、モータ12によって駆動されて動作し、モータ12の近傍に設けられている吸気口13から大気を吸引して図1において上端部に位置する吐出パイプ14から吐出するものである。以下において、ダイヤフラムポンプ11の構成を説明するにあたっては、便宜上、モータ12側となる端部をダイヤフラムポンプ11の一端部とし、吐出パイプ14側となる端部をダイヤフラムポンプ11の他端部として説明する。
モータ12は、円筒状を呈するモータハウジング22の軸線方向の一端部から回転軸23が突出する構成のものである。回転軸23は、モータハウジング22と同一軸線上に位置付けられている。このモータ12の回転軸23には、ダイヤフラムポンプ11の機能部品の一つであるクランク24が一体に回転する状態に取付けられている。
ダイヤフラムポンプ11の機能部品は、上述したクランク24と、このクランク24に接続された駆動子25と、この駆動子25に連結されたダイヤフラム26などである。
駆動子25は、クランク24と協働して本発明でいう駆動機構31を構成するもので、回転軸23の軸線Cに対して傾斜した棒状の軸部32と、この軸部32から径方向の外側に延びる複数の腕部33とによって構成されている。
軸部32の一端部には、クランク24に接続される第1の軸32aが設けられている。この第1の軸32aは、クランク24の環状溝27内に移動自在に挿入され、クランク24が回転することにより突起28によって押される。
ダイヤフラム取付部34は、ハウジング本体16内をモータ側空間S1と他端側とに分けており、ハウジング本体16の内周部に一体成形により一体に形成されている。ダイヤフラム26は、このダイヤフラム取付部34に装着され、ダイヤフラム取付部34と蓋体17とによって挟まれている。
第1の貫通穴42と第2の貫通穴44は、ダイヤフラム26の構成に応じてハウジング本体16の周方向に等間隔で並ぶ3箇所にそれぞれ設けられている。
吐出用弁体47は、ダイヤフラム26の吐出通路形成用凹部48に臨む形状に形成されている。吐出用弁体47の位置は、蓋体17の一端側の端面17aに押し付けられる位置であって、この端面17aに開口する第2の凹陥部56の一部が閉塞される位置である。この実施の形態においては、吐出用弁体47と、この吐出用弁体47が接触する第2の凹陥部56の開口部分の一部とによって、吐出弁58が構成されている。
突起61は、蓋体17の外周面17cから径方向の外側へ向けて(ハウジング本体16に向けて)突出する半球状に形成されている。この実施の形態においては、外周面17cが「蓋体におけるハウジング本体と嵌合する嵌合面」に相当する。この突起61は、蓋体17の外周面17cにおけるダイヤフラム26に近接する一端部に配置されている。また、この突起61は、蓋体17の周方向に所定の間隔をおいて離間する位置にそれぞれ突設されている。この実施の形態においては、蓋体17の周方向が「嵌合方向とは直交する方向」に相当する。
この実施の形態においては、これらの突起61が本発明でいう「凸部」に相当し、蓋体17が「ハウジング本体と蓋体とのうちいずれか一方の部材」に相当する。なお、凸部は、このように半球状の突起61によって構成する他に、蓋体17の周方向に延びる断面半円状あるいは断面山形状の突条によって構成することも可能である。
また、このダイヤフラムポンプ11においては、係止構造21がハウジング本体16と蓋体17との嵌合部に設けられているから、ハウジング本体16の周壁16aに部分的に薄い部分が形成されることはなく、周壁16aの全域を遮音性が高くなるように厚く形成することができる。
したがって、この実施の形態によれば、製造コストを低く抑えることが可能になるとともに騒音が小さくなるダイヤフラムポンプを提供することができる。
このため、ハウジング本体16の内周部に突起61が形成される場合と較べると、ハウジング本体16を成型する金型の構造が単純になり、ハウジング本体16に薄肉部が形成され難くなる。この結果、より一層騒音が小さいダイヤフラムポンプを提供することができる。
係止構造21は、図3に示すように構成することができる。図3において、図1および図2によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
凸部71は、断面半球状の突起あるいは断面半円状の突条などによって構成することができる。壁部72は、モータ12の軸線方向から見て凸部71と重なる形状に形成されており、凸部71が係入する凹部72aと、凸部71をハウジング本体16の径方向の外側に向けて押すための丸め部72bとが設けられている。この実施の形態を採る場合であっても、ハウジング本体16および蓋体17の周方向(嵌合方向とは直交する方向)において、複数の位置に凸部71と壁部72とからなる係止構造21を設けることができる。
図3に示す構成を採る場合であっても、図1に示した形態を採るときと同等の効果が得られる。
Claims (3)
- 筒状に形成され、内部にダイヤフラム取付部が設けられるとともに一端部がモータに取付けられるハウジング本体と、
前記ハウジング本体の他端側の開口部に嵌合し、この開口部を閉塞する蓋体と、
前記ハウジング本体と前記蓋体との嵌合部分に設けられ、前記ハウジング本体に嵌合した前記蓋体の取り外し方向への移動を規制する係止構造と、
前記ダイヤフラム取付部と前記蓋体とに挟まれて保持され、前記蓋体との間にポンプ室を構成するダイヤフラムと、
前記蓋体に設けられ、前記ポンプ室に吸気弁を介して空気を導く吸気通路と、
前記蓋体に設けられ、前記ポンプ室から吐出弁を介して空気が吐出される吐出通路と、
前記モータの回転を往復運動に変換して前記ダイヤフラムに伝達し、前記ポンプ室の容積を増減させる駆動機構とを備え、
前記係止構造は、
前記ハウジング本体と前記蓋体とのうちいずれか一方の部材に突設され、この一方の部材から他方の部材に向けて突出する凸部と、
前記ハウジング本体と前記蓋体とのうち前記凸部が設けられていない他方の部材に設けられ、前記モータの軸線方向から見て前記凸部と重なる壁部とによって構成されているダイヤフラムポンプ。 - 請求項1記載のダイヤフラムポンプにおいて、
前記凸部は、前記蓋体における前記ハウジング本体と嵌合する嵌合面であって、嵌合方向とは直交する方向に所定の間隔をおいて離間する位置にそれぞれ突設され、
前記壁部は、前記ハウジング本体における前記蓋体と嵌合する部分に形成されていることを特徴とするダイヤフラムポンプ。 - 請求項1記載のダイヤフラムポンプにおいて、
前記凸部は、前記ハウジング本体における前記蓋体と嵌合する嵌合面であって、嵌合方向とは直交する方向に所定の間隔をおいて離間する位置にそれぞれ突設され、
前記壁部は、前記蓋体における前記ハウジング本体と嵌合する部分に形成されていることを特徴とするダイヤフラムポンプ。
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2016
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