以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。実施形態は、帳票の入力機能および入力した帳票の印字発行機能を有する事務コンピュータを情報処理装置として適用したものである。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態にかかる事務コンピュータ1を示す斜視図である。図1に示すように、事務コンピュータ1は、各部を収納するハウジング2を備えている。ハウジング2は、側方から見てほぼ台形状に形成されている。
ハウジング2の前面下部には、操作部22が設けられている。操作部22は、テンキー、文字キー、ファンクションキー等が配列されたキーボードである。操作部22は、ハウジング2と独立して構成されており、ハウジング2に対して自由に動かすことができる。なお、操作部22は、ハウジング2と固定的または一体的に構成されていてもよい。ハウジング2の前面には、操作部22よりも上方の位置に表示部21が設けられている。表示部21は、例えば液晶表示器である。表示部21上には、タッチパネル27が設けられている。タッチパネル27はパネル上に形成された透明な位置入力装置である。表示部21上に表示されたキーに対応する位置のタッチパネルをタッチ操作することで、当該キーの信号が入力される。なお、以降、「表示部21に表示されたキーを操作する」の主旨で簡略化して説明する。
表示部21は、帳票の入力フォーマットの画面を表示する。表示部21は、表示部21に帳票全体を表示する帳票画面と、帳票の一部を拡大した拡大帳票画面を表示する。通常、表示部21は、帳票全体を示す帳票画面を表示する。また、表示部21には、画面拡大キー271(図2を参照)と入力拡大キー272(図2を参照)が表示される。画面拡大キー271を操作すると、表示部21は、拡大帳票画面を表示する。入力拡大キー272を操作すると、表示部21は拡大帳票画面を表示する。拡大帳票画面について後で説明する。
表示部21と操作部22の間には、用紙の一例である単票用紙を挿入するための用紙挿入口7が設けられている。単票用紙は、例えばカーボン用紙が複数層に積層された伝票用紙等である。また、事務コンピュータ1は、その後部に、排紙トレイ8を有している。また、事務コンピュータ1は、マウス25を有している。なお、挿入する用紙は、単票用紙以外に、ファンフォールド紙やロール状の連続用紙等であってもよい。
また、事務コンピュータ1は、プリンタ23(図2参照)を備えている。プリンタ23は、用紙挿入口7に挿入された単票用紙を、ハウジング2の内部に引き込んで印刷を行なう。印刷とは、単票用紙に、帳票フォーマットを印刷し帳票情報を印字することをいう。なお、印刷を、予め帳票フォーマットが印刷された単票用紙に帳票情報を印字することとしてもよい。印刷された単票用紙は、ハウジング2の上部に構成された排紙トレイ8に排出される。すなわち、事務コンピュータ1は、前方から単票用紙を引き込み、印刷した単票用紙を、後方の排紙トレイ8に排出する。
プリンタ23は、単票用紙に印刷を行うヘッド(図示せず)を有している。ヘッドとしては、例えば、シリアル型のインパクトドットプリンタヘッドが用いられている。また、プリンタ23は、シリアル型のワイヤドットマトリクス方式での印字を実現するために、プラテンとインクリボン機構とを備えている(いずれも図示せず)。プラテンは、プリントヘッドの先端面と対向配置されている。インクリボン機構は、プリントヘッドの先端面と案内経路との間に図示しないインクリボンを供給する。プリンタ23が単票用紙の最上位に積層された用紙に帳票情報の印刷を行うと、同一の帳票情報が下位層の用紙にカーボンコピーされる。
次に、事務コンピュータ1のハードウェア構成について説明する。図2は、事務コンピュータ1のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、事務コンピュータ1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は、制御主体となる。ROM12は、各種プログラムを記憶する。RAM13は、各種データを展開する。メモリ部14は、各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにデータバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって後述する制御処理を実行する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部14は、制御プログラム部141、フォーマット記憶部142、帳票情報記憶部143、入力順記憶部144を備える。制御プログラム部141は、制御プログラムを記憶する。フォーマット記憶部142は、伝票や請求書等の帳票のフォーマットを記憶する。帳票情報記憶部143は、操作部22やタッチパネル27から入力された帳票情報を記憶する。帳票情報とは、画面に表示された帳票への入力情報であり、プリンタ23が帳票に印刷する情報である。入力順記憶部144は、帳票に帳票情報を入力する項目の順番(入力順)を帳票別に記憶する。入力順記憶部144については、後述する。
また、制御部100は、データバス15およびコントローラ16を介して、表示部21、操作部22、プリンタ23、ディスクドライブ24、マウス25、タッチパネル27と接続している。タッチパネル27は、画面拡大キー271、入力拡大キー272、締めキー273、終キー274、印刷キー275の機能を備える。締めキー273は、当該項目の入力を終了し、カーソルC(図7を参照)を次の項目の入力位置に移動させて表示させるときに操作するキーである。終キー274は、帳票の一部を拡大表示した拡大帳票画面を、帳票全体を表示した帳票画面に戻すときに操作するキーである。印刷キー275は、帳票情報を印刷するときに操作するキーである。ディスクドライブ24は、補助記憶装置の一種であり、本体3の内部に挿入された円盤状のメディア(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Video Disc)、BD(Blue-ray Disc)等)を回転させて光学的に情報を読取る。ディスクドライブ24は、メディアに対し光学的に情報を書き込む機能を有していてもよい。マウス25はポインティングデバイスの一種であり、2次元方向の移動を事務コンピュータ1に伝える。
また、制御部100は、データバス15を介して通信部26と接続する。通信部26は、通信回線NTを介して他の事務コンピュータ1や上位装置(図示せず)と接続する。
次に、入力順記憶部144の構成について説明する。図3は、ある帳票の入力順記憶部144の構成を示すメモリマップである。図3に示すように、入力順記憶部144は、項目部1441、入力順部1442、カーソル位置部1443、拡大倍率部1444を備える。
項目部1441は、入力する項目を記憶する。入力順部1442は、項目の入力順を記憶する。カーソル位置部1443は、各項目において最初にカーソルを点滅(表示)させる位置の座標(入力位置)を記憶する。カーソルが点滅している位置から帳票情報が入力される。拡大倍率部1444は、各項目において、表示部21に表示される帳票画面におけるエリアと比較した拡大帳票画面における当該エリアの拡大倍率を記憶する。この倍率は、各項目の全体を含むエリアが適切な大きさで表示部21に表示されるように、各項目毎に予め記憶されている。項目毎に項目全体の大きさが異なるため、各項目の全体を含むエリアは、項目毎に異なる。そのため、各項目がそれぞれ適正な大きさに表示されるように、拡大倍率部1444には、項目毎に、標準の大きさである帳票画面のエリアに対する拡大帳票画面における当該エリアの適正な拡大倍率を設定する。
図3に示す帳票は、項目1〜項目4の4項目を記憶している。項目1の入力順は1番目であり、カーソルを点滅させる入力位置である座標位置はカーソル位置1であり、表示部21に表示する拡大帳票画面の拡大率は帳票画面に対して3倍である。同様に、項目2の入力順は2番目であり、カーソルを点滅させる座標位置はカーソル位置2であり、表示部21に表示する拡大帳票画面の拡大率は帳票画面に対して2倍である。同様に、項目3の入力順は3番目であり、カーソルを点滅させる座標位置はカーソル位置3であり、表示部21に表示する拡大帳票画面の拡大率は帳票画面に対して4倍である。同様に、項目4の入力順は4番目であり、カーソルを点滅させる座標位置はカーソル位置4であり、表示部21に表示する拡大帳票画面の拡大率は帳票画面に対して2倍である。
ここからは、事務コンピュータ1の制御について詳細に説明する。図4は、事務コンピュータ1の機能構成を示す機能ブロック図である。制御部100は、ROM12やメモリ部14の制御プログラム部141に記憶された制御プログラムに従うことで、帳票表示手段101、カーソル表示手段102、入力手段103、拡大表示手段104として機能する。
帳票表示手段101は、表示部21に帳票全体を示す帳票画面G1を表示する機能を有する。すなわち、帳票表示手段101は、指定された帳票のフォーマットをフォーマット記憶部142から読み出して、帳票全体を示す帳票画面G1を表示部21に表示する機能を有する。
入力位置指定手段102は、帳票表示手段101が表示した帳票画面G1上の帳票情報の入力位置にカーソルCを指定して表示する機能を有する。すなわち、入力位置指定手段102は、カーソル位置部1443に記憶された、帳票画面G1上のカーソル位置にカーソルCを表示する機能を有する。
拡大表示手段103は、入力位置指定手段102によって指定された入力位置を含む帳票画面G1内のエリアを拡大した拡大帳票画面G2(図8を参照)または拡大帳票画面G31(図9または図10を参照)を表示部21に表示する機能を有する。すなわち、拡大表示手段104は、カーソルCが点滅している入力位置を含む帳票画面G1内のエリアを拡大した拡大帳票画面G2(図8を参照)または拡大帳票画面G31を表示部21に表示する機能を有する。
入力手段104は、帳票画面G1または拡大帳票画面G2または拡大帳票画面G31において、入力位置指定手段102がカーソルCを指定した入力位置に帳票情報を入力する機能を有する。すなわち、入力手段104は、帳票画面G1または拡大帳票画面G2または拡大帳票画面G31において、操作者が操作部22から入力した帳票情報を入力する機能を有する。
スムージング手段105は、入力手段104によって入力された帳票情報を表す文字の輪郭をスムージング処理して表示する機能を有する。
図5は、事務コンピュータ1の制御処理の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、制御部100は、帳票作成の指示がされたか否かを判断する(S11)。帳票を作成するアプリケーションを起動し、特定の帳票の作成指示がされた場合に、帳票作成の指示がされたと判断する。帳票作成の指示がされたと判断した場合には(S11のYes)、制御部100(帳票表示手段101)は、フォーマット記憶部142に記憶された、特定の帳票のフォーマット情報を読み出して、当該帳票全体を表示した帳票画面を表示部21に表示する(S12)。
図7は、S12で表示された帳票画面G1の一例を示す図である。図7に示すように、帳票画面G1は、4種類の入力項目(項目1G11、項目2G12、項目3G13、項目4G14)を有する。また、帳票画面G1は、画面右上部に、画面拡大キー271と入力拡大キー272を表示する。また、帳票画面G1は、画面右下部に、締めキー273、終キー274、印刷キー275を表示する。
図5の説明に戻る。次に制御部100(入力位置指定手段102)は、入力順記憶部144を参照して、入力順が1番である項目1G11に係るカーソル位置部1443に記憶されたカーソルの座標に基づいて、項目1G11の最初の入力位置(伝票区分の位置)にカーソルCを点滅させる(S13)。事務コンピュータ1に帳票情報を入力する操作者は、画面上で点滅しているカーソルCの位置に帳票情報を入力する。次に制御部100(入力手段104)は、帳票情報が入力されたか否かを判断する(S21)。入力されたと判断した場合には(S21のYes)、制御部100は、入力された帳票情報を、帳票情報記憶部143に記憶する(S22)。同時に制御部100は、記憶した帳票情報を帳票画面G1に表示する(S23)。
帳票情報を帳票画面G1に表示する際、制御部100(スムージング手段105)は、表示された文字のスムージング処理を実行する。この文字のスムージング処理は、表示された文字の輪郭のギザギザを滑らかにする処理であり、ソフトウェアを用いて処理する公知の技術である。このスムージング処理を実行することで、特に、後述するS42の処理やS52の処理で拡大した拡大帳票画面に表示される文字がスムージング処理され、表示された帳票画面上の文字より見え易くなる。
そして制御部100は、S21に戻る。図7の例の場合、操作者は、項目1G11へ入力する帳票情報として、「伝票区分」の情報と「伝票日付」の情報と「伝票No」の情報を入力する。
項目1G11の入力が終了すると、操作者は締めキー273を操作する。締めキー273が操作された場合の制御処理は、図6を用いて後程説明する。制御部100は、締めキー273が操作されたか否かを判断する(S31)。操作されていないと判断した場合には(S31のNo)、次に制御部100は、画面拡大キー271が操作されたか否かを判断する(S41)。画面拡大キー271が操作されると、操作されたことを示すフラグ情報がメモリ部14に記憶される。画面拡大キー271が再度操作されると、操作されていないことを示すフラグ情報がメモリ部14に記憶される。
画面拡大キー271が操作されたと判断した場合には(S41のYes)、制御部100(拡大表示手段103)は、帳票画面G1のうち、カーソルCが点滅している入力位置にある項目を含む、所定のエリアを拡大した拡大帳票画面を、表示部21全体に表示する(S42)。そして制御部100は、S21に戻る。
図8は、制御部100がS42の処理で所定のエリアを拡大した拡大帳票画面G2を示す図である。図8に示す拡大帳票画面G2は、図7に示す帳票画面G1において、カーソルCが点滅している項目1G11を含む所定のエリアA11を表示部21全体に拡大したものである。所定のエリアの範囲は予め定められている。拡大帳票画面G2は、入力順記憶部144の項目1G11に対応した拡大倍率部1444に記憶された倍率に基づいて、帳票画面を3倍に拡大した拡大帳票画面である。
図5の説明に戻る。画面拡大キー271は操作されていないと判断した場合には(S41のNo)、次に制御部100は、入力拡大キー272が操作されたか否かを判断する(S51)。入力拡大キー272が操作されると、操作されたことを示すフラグ情報がメモリ部14に記憶される。入力拡大キー272が再度操作されると、操作されていないことを示すフラグ情報がメモリ部14に記憶される。入力拡大キー272が操作されたと判断した場合には(S51のYes)、制御部100(拡大表示手段103)は、カーソルCが点滅している入力位置にある項目を含む、所定のエリアを拡大した拡大帳票画面を表示部21の上側半分に表示する(S52)。同時に制御部100(拡大表示手段103)は、図7に示す帳票画面G1を表示部21の下側半分に表示する(S52)。そして制御部100は、S21に戻る。
図9は、制御部100がS52の処理で表示した拡大帳票画面G31および帳票画面G32を示す図である。図9に示す拡大画面G3は、図7に示す帳票画面G1において、カーソルCが点滅している項目1G11を含む所定のエリアA12を、表示部21の上側半分の位置A31に表示したものである。位置A31には、拡大帳票画面G31が表示される。拡大帳票画面G31は、入力順記憶部144の項目1G11に対応した拡大倍率部1444に記憶された倍率に基づいて、帳票画面を3倍に拡大した拡大帳票画面G31である。
また、表示部21の下側半分の位置A32には、図7で表示された帳票画面と同じ帳票の帳票画面G32が表示される。拡大帳票画面G31と帳票画面G32とは縦に並列して表示される。また、帳票画面G32には、位置A31に表示した拡大帳票画面G31の位置を示すエリアA12が表示される。
図5の説明に戻る。入力拡大キー272は操作されていないと判断した場合には(S51のNo)、制御部100は、終キー274が操作されたか否かを判断する(S61)。操作者は、帳票への入力を終了する場合、帳票画面G1、拡大帳票画面G2、拡大帳票画面G3のいずれかが表示された状態で終キー274を操作する。終キー274が操作されたと判断した場合には(S61のYes)、制御部100は、入力された帳票情報を含む帳票画面G1を表示する(S62)。そして制御部100は、S21に戻る。また、終キー274は操作されていないと判断した場合には(S61のNo)、制御部100は、印刷キー275が操作されたか否かを判断する(S71)。操作者は、帳票情報を入力した帳票を印刷したい場合に、印刷キー275を操作する。印刷キー275が操作されたと判断した場合には(S71のYes)、制御部100は、帳票情報記憶部143に記憶されている帳票情報をプリンタ23を制御して印刷する(S72)。そして制御部100は処理を終了する。一方、印刷キー275は操作されていないと判断した場合には(S71のNo)、制御部100は、S21に戻る。
一方、S31において、締めキー273が操作されたと判断した場合には(S31のYes)、図6に示すように、制御部100は、メモリ部14に記憶されたフラグの状態を見て、画面拡大キー271が操作されている状態であるか否かを判断する(S81)。操作されていると判断した場合には(S81のYes)、制御部100は、入力順記憶部144を参照して、表示部21全体に、次の項目を含むエリアの拡大帳票画面G2を表示する(S82)。すなわち制御部100は、入力順記憶部144の入力順部1442に記憶された入力順に基づいて、項目2G12を含むエリアの拡大帳票画面G2を表示部21全体に表示する。その際、制御部100は、拡大倍率部1444に記憶されている拡大倍率である2倍の倍率で項目2G12の拡大帳票画面G2を表示する。次に制御部100は、カーソル位置部1443に記憶されている座標位置であるカーソル位置2の位置にカーソルCを移動して点滅させる(S83)。そして制御部100は、S21に戻る。
また、画面拡大キー271が操作されている状態ではないと判断した場合には(S81のNo)、制御部100は、メモリ部14に記憶されたフラグの状態を見て、入力拡大キー272が操作されている状態であるか否かを判断する(S91)。操作されていると判断した場合には(S91のYes)、制御部100は、表示部21の上側半分の位置A31に、次の項目(実施形態では項目2G12)を含むエリアの拡大帳票画面G31を表示する。また、制御部100は、表示部21の下側半分の位置A32に、帳票画面G32を表示する(S92)。その際、制御部100は、拡大倍率部1444に記憶されている拡大倍率である2倍の倍率で項目2G12の拡大帳票画面G31を表示する。
次に制御部100は、カーソル位置部1443に記憶されている座標位置であるカーソル位置2の位置にカーソルCを移動して点滅させる(S93)。次に制御部100は、帳票画面G32において、項目2G12より前に帳票情報を入力した項目(実施形態では項目1G11)を帳票情報が入力済みであること示す色に変更して表示する(S94)。例えば、項目1G11を赤色や黄色で表示する。一方、帳票情報が未入力な項目は白色で表示する。このよう制御部100は、帳票情報が入力されている項目と帳票情報が未入力の項目とを区別して表示する。
図10は、S92で表示され、S93でカーソルCを表示し、S94ですでに帳票情報を入力した項目を他の項目と区別した状態の、拡大画面G3を示す図である。図10において、拡大画面G3の上側半分の位置A31に表示された拡大帳票画面G31は、入力順記憶部144の項目1G11に対応した拡大倍率部1444に記憶された倍率に基づいて、帳票画面を2倍に拡大した拡大帳票画面である。
また、表示部21の下側半分の位置A32には、帳票画面G32が表示される。拡大帳票画面G31と帳票画面G32とは縦に並列して表示される。また、帳票画面G32には、位置A31に表示した拡大帳票画面G31を示すエリアA13が表示される。また、帳票画面G32において、すでに帳票情報が入力されている項目1G11は、例えば黄色で表示されている。
図6の説明に戻る。S91において、入力拡大キー272が操作されている状態ではないと判断した場合には(S91のNo)、制御部100は、図7の帳票画面において、カーソルCを次の項目の位置に移動して点滅させる(S95)。次に制御部100は、帳票画面G32において、項目2G12以前に帳票情報を入力した項目を帳票情報が入力済みであることを示す色で表示する(S96)。そして制御部100は、S21に戻る。
このような実施形態によれば、制御部100は、カーソルが点滅している入力位置を含むエリアを拡大した拡大帳票画面を表示する。このような拡大帳票画面は、表示部21に大きく表示されるため、操作者は、帳票画面上の文字が見え易い。
また、実施形態によれば、帳票情報の入力後に締めキー273を操作することで、制御部100は、入力順に従った次の項目の入力位置にカーソルを点滅させる。そのため、操作者は、次に帳票情報を入力する項目および入力位置を容易に認識することができる。
また、実施形態によれば、拡大表示手段が拡大帳票画面の表示中に締めキーが操作されると、制御部100は、入力順に従った次の項目の入力位置を含むエリアを拡大して表示する。そのため、操作者は、項目を入力する度に再度拡大帳票画面を表示させる必要がない。
また、実施形態によれば、制御部100は、項目を含むエリアを、予め記憶した適正倍率で拡大した拡大帳票画面を表示する。そのため、表示部21には、各項目が、項目毎に適正な倍率で表示される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、項目毎に、項目全体が適切に表示される大きさにエリアを拡大するようにしたが、これに限らず、例えば、複数の項目を同時に表示できる大きさにエリアを拡大するようにしてもよい。
また、実施形態では、画面拡大キー271と入力拡大キー272とを備え、画面拡大キー271の操作に応じて拡大帳票画面G2を表示し、入力拡大キー272の操作に応じて拡大帳票画面G31を表示するようにした。しかしながら、いずれか一方のキーを備え、当該キーの入力に応じて、いずれかの拡大表示画面のみを表示するようにしてもよい。
また、実施形態では、タッチパネル27上に締めキー273を作成したが、これに限らず、締めキー273を操作部22に設けてもよい。また、締めキー273は、他のキーと兼用のキーであってもよい。
また、実施形態では、S94において、帳票情報が入力済みの項目を他の項目と色を変えて帳票情報の未入力の項目と区別可能とした。しかしながら、これに限らず、例えば、帳票情報が入力済みの項目を網掛けしたり帳票情報が入力済みの項目に印をつけることで、帳票情報が未入力の項目と区別するようにしてもよい。
また、実施形態では、S52の処理において、拡大帳票画面G31を上側に表示して、帳票画面G32を下側に表示した。しかしながら、拡大帳票画面G31を下側に表示して、帳票画面G32を上側に表示してもよい。また、拡大帳票画面G31と帳票画面G32を左右に並べて表示してもよい。
また、実施形態では、入力位置指定手段の一例として、カーソルCを点滅させて入力位置を指定したが、これに限らず、例えば、入力位置の色を他の色と区別するような色として、帳票情報の入力位置を指定もよい。また、入力位置に網掛け等を表示して、帳票情報の入力位置を指定もよい。
また、実施形態では、プリンタ23や表示部21等を一体化した専用の事務コンピュータ1を情報処理装置の一例として説明したが、これに限らず、汎用のパーソナルコンピュータ等に表示部を接続したものを情報処理装置としてもよい。
なお、実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。