JP2017191424A - 頭部装着型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が足で操作し、かつ、ウェアラブル機器に適したユーザーインターフェースを有する頭部装着型表示装置を提供する。
【解決手段】頭部装着型表示装置は、使用者の頭部に装着される画像表示部と;使用者の足の裏の荷重を検出する荷重検出型足入力部と;前記荷重検出型足入力部が検出した荷重に応じて、前記画像表示部に表示させる表示画像を設定する表示設定部と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】頭部装着型表示装置は、使用者の頭部に装着される画像表示部と;使用者の足の裏の荷重を検出する荷重検出型足入力部と;前記荷重検出型足入力部が検出した荷重に応じて、前記画像表示部に表示させる表示画像を設定する表示設定部と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、頭部装着型表示装置の技術に関する。
頭部に装着する表示装置である頭部装着型表示装置(ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display)、HMD)が知られている。頭部装着型表示装置は、例えば、液晶ディスプレイおよび光源を利用して画像を表わす画像光を生成し、生成された画像光を投写光学系や導光板を利用して使用者に視認させる。HMDは、いわゆる使用者の体に装着されるウェアラブル機器である。
特許文献1には、画面に表示されたカーソルを足による操作で動かせるポインティングデバイスが記載されている。
しかし、特許文献1に記載された技術では、表示画像としてのカーソルの位置を足の操作によって変更できるものの、操作を受け付けるポインティングデバイスを設置する空間が必要であり、当該ポインティングデバイスはウェアラブル機器には適していないという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、頭部装着型表示装置が提供される。この頭部装着型表示装置は、使用者の頭部に装着される画像表示部と;使用者の足の裏の荷重を検出する荷重検出型足入力部と;前記荷重検出型足入力部が検出した荷重に応じて、前記画像表示部に表示させる表示画像を設定する表示設定部と、を備える。この形態の頭部装着型表示装置によれば、使用者は、ハンズフリーの状態で表示画像を設定でき、使用者の利便性が向上する。また、荷重検出型足入力部は、使用者の足の裏に装着されるウェアラブル機器であるため、操作のために使用者の体や頭部装着型表示装置が空間を占めることがなく、頭部装着型表示装置が多様な環境で使用される。
(2)上記形態の頭部装着型表示装置において、さらに;使用者の活動状態を特定する状態特定部を備え;前記表示設定部は、前記活動状態として使用者が移動している移動状態でないと特定された場合に、前記荷重検出型足入力部が検出した荷重に応じて前記表示画像を設定し、前記活動状態として使用者が移動していない状態であると特定された場合に、既に設定された前記表示画像の設定を継続してもよい。この形態の頭部装着型表示装置によれば、使用者の活動状態による荷重の変化によって表示画像が変更されるような誤作動を防止した上で、使用者の利便性を向上させることができる。
(3)上記形態の頭部装着型表示装置において、前記荷重検出型足入力部は、所定の範囲の荷重の分布を検出し;前記表示設定部は、予め設定されたポインター画像を前記画像表示部に表示させ、前記荷重検出型足入力部が検出した荷重の分布の変化に応じて、前記画像表示部における前記ポインター画像の表示位置を変化させてもよい。この形態の頭部装着型表示装置によれば、使用者は、ハンズフリーで感覚的にポインター画像の表示位置を変更でき、使用者の利便性が向上する。
(4)上記形態の頭部装着型表示装置において、前記荷重検出型足入力部は、右足の荷重を検出する右荷重検出型足入力部と、左足の荷重を検出する左荷重検出型足入力部と、を有し;前記表示設定部は、前記右荷重検出型足入力部が検出した荷重の変化と、前記左荷重検出型足入力部が検出した荷重の変化と、に応じて、前記表示画像を設定してもよい。この形態の頭部装着型表示装置によれば、使用者は、右足に加える荷重と左足に加える荷重とを変化させることで、右足の荷重と左足の荷重との組み合わせによって、表示画像を感覚的に多様に設定でき、使用者の利便性が向上する。
(5)上記形態の頭部装着型表示装置において、前記荷重検出型足入力部は、前記右荷重検出型足入力部と前記左荷重検出型足入力部との位置の変化を特定し;前記表示設定部は、前記位置の変化に応じて、前記表示画像の少なくとも一部分の拡大または縮小を実行してもよい。この形態の頭部装着型表示装置によれば、使用者は、右足と左足との位置関係を変化させることで、表示画像を感覚的に拡大または縮小させることができ、使用者の利便性が向上する。
(6)上記形態の頭部装着型表示装置において、前記表示設定部は;予め設定されたポインター画像を前記画像表示部に表示させ;前記右荷重検出型足入力部が検出した右荷重の分布と、前記左荷重検出型足入力部が検出した左荷重の分布と、に応じて前記ポインター画像の位置を変化させ、前記右荷重の分布の変化によって変化する前記ポインター画像の表示位置の変化量と前記左荷重の分布の変化によって変化する前記ポインター画像の表示位置の変化量とを異ならせてもよい。この形態の頭部装着型表示装置によれば、使用者は、ポインター画像の表示位置の細かい調整を利き足で行ない、ポインター画像の表示位置の大雑把な調整を利き足とは異なる足で行なうことができる。これにより、使用者は、左足と右足とを使い分けることで、ポインター画像の表示位置をより細かく設定できる。
(7)上記形態の頭部装着型表示装置において、さらに;前記荷重検出型足入力部と前記画像表示部とは別体に形成される慣性センサーを備え;前記表示設定部は、前記慣性センサーが取得した慣性データと、前記足装着部が検出した荷重と、に応じて、前記表示画像を設定してもよい。この形態の頭部装着型表示装置によれば、使用者が装着した靴の靴底の荷重と、使用者におけるその他の部位の慣性センサーが取得した検出値とを用いることで、使用者に教授すべき動きを使用者に効率良く知覚させることができる。
(8)上記形態の頭部装着型表示装置において、前記表示設定部は、前記荷重検出型足入力部が検出した荷重に応じて前記表示画像を設定できる場合に、前記荷重検出型足入力部の位置を表す画像を前記画像表示部に表示させてもよい。この形態の頭部装着型表示装置によれば、荷重検出型足入力部の位置を使用者に認識させることができ、使用者の操作性が向上する。
(9)上記形態の頭部装着型表示装置において、前記荷重検出型足入力部は、使用者の足の裏に対応する面形状を有し、前記面形状の少なくとも一部に荷重を検出可能なセンサーが配置され;前記表示設定部は、前記荷重検出型足入力部の位置を表す画像として、前記面形状に対する前記センサーの位置を表す画像を前記画像表示部に表示させてもよい。この形態の頭部装着型表示装置によれば、荷重を検出可能なセンサーの詳細な位置を使用者に認識させることができ、使用者の操作性がより向上する。
本発明は、頭部装着型表示装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、表示装置、各種装置を操作するためのユーザーインターフェース、頭部装着型表示装置および表示装置の制御方法、制御システム、頭部装着型表示システム、制御システムおよび表示装置の機能を実現するためのコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータープログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号等の形態で実現できる。
A.第1実施形態:
図1は、本実施形態における頭部装着型表示装置100(HMD100)を装着した使用者USの概略図である。HMD100は、頭部に装着する表示装置であり、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)とも呼ばれる。図1に示すように、HMD100は、制御部10と、使用者USの頭部に装着される画像表示部20と、左イヤホン34と、使用者USが履いている靴の靴底に配置された荷重検出型足入力部80と、を備えている。本実施形態のHMD100では、使用者USが、画像表示部20に表示された画像を視認可能であると同時に、画像表示部20を透過した外景も直接視認可能である。なお、HMD100は、上記で説明した構成以外の構成も備えており、これらの構成については後述する。
図1は、本実施形態における頭部装着型表示装置100(HMD100)を装着した使用者USの概略図である。HMD100は、頭部に装着する表示装置であり、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)とも呼ばれる。図1に示すように、HMD100は、制御部10と、使用者USの頭部に装着される画像表示部20と、左イヤホン34と、使用者USが履いている靴の靴底に配置された荷重検出型足入力部80と、を備えている。本実施形態のHMD100では、使用者USが、画像表示部20に表示された画像を視認可能であると同時に、画像表示部20を透過した外景も直接視認可能である。なお、HMD100は、上記で説明した構成以外の構成も備えており、これらの構成については後述する。
図2は、画像表示部20および制御部10とその周辺装置の外観構成を示す説明図である。図2には、HMD100の内の荷重検出型足入力部80以外の装置が示されている。制御部10(コントローラー10)は、画像表示部20を制御する。
画像表示部20は、コンテンツ等の画像を表示できる。画像表示部20は、使用者USの頭部に装着される装着体であり、本実施形態では眼鏡形状を有している。画像表示部20は、右保持部21と、右表示駆動部22と、左保持部23と、左表示駆動部24と、右光学像表示部26と、左光学像表示部28と、カメラ60と、を含んでいる。右光学像表示部26および左光学像表示部28は、それぞれ、使用者USが画像表示部20を装着した際に使用者USの右および左の眼前に位置するように配置されている。右光学像表示部26の一端と左光学像表示部28の一端とは、使用者USが画像表示部20を装着した際の使用者USの眉間に対応する位置で、互いに接続されている。
右保持部21は、右光学像表示部26の他端である端部ERから、使用者USが画像表示部20を装着した際の使用者USの側頭部に対応する位置にかけて、延伸して設けられた部材である。同様に、左保持部23は、左光学像表示部28の他端である端部ELから、使用者USが画像表示部20を装着した際の使用者USの側頭部に対応する位置にかけて、延伸して設けられた部材である。右保持部21および左保持部23は、眼鏡のテンプル(つる)のようにして、使用者USの頭部に画像表示部20を保持する。
右表示駆動部22と左表示駆動部24とは、使用者USが画像表示部20を装着した際の使用者USの頭部に対向する側に配置されている。なお、以降では、右保持部21および左保持部23を総称して単に「保持部21,23」とも呼び、右表示駆動部22および左表示駆動部24を総称して単に「表示駆動部22,24」とも呼び、右光学像表示部26および左光学像表示部28を総称して単に「光学像表示部26,28」とも呼ぶ。
表示駆動部22,24は、液晶ディスプレイ241,242(Liquid Crystal Display、以下「LCD241,242」とも呼ぶ)や投写光学系251,252等を含む(図3参照)。表示駆動部22,24の構成の詳細は後述する。光学部材としての光学像表示部26,28は、導光板261,262(図3参照)と調光板とを含んでいる。導光板261,262は、光透過性の樹脂材料等によって形成され、表示駆動部22,24から出力された画像光を使用者USの眼に導く。調光板は、薄板状の光学素子であり、使用者USの眼の側とは反対の側である画像表示部20の表側を覆うように配置されている。調光板は、導光板261,262を保護し、導光板261,262の損傷や汚れの付着等を抑制する。また、調光板の光透過率を調整することによって、使用者USの眼に入る外光量を調整して表示画像の視認のしやすさを調整できる。なお、調光板は省略可能である。カメラ60は、外景を撮像する。カメラ60は、右光学像表示部26の一端と左光学像表示部28の一端とが接続される位置に配置されている。
画像表示部20は、さらに、画像表示部20を制御部10に接続するための接続部40を有している。接続部40は、制御部10に接続される本体コード48と、右コード42と、左コード44と、連結部材46と、を含んでいる。右コード42と左コード44とは、本体コード48が2本に分岐したコードである。右コード42は、右保持部21の延伸方向の先端部APから右保持部21の筐体内に挿入され、右表示駆動部22に接続されている。同様に、左コード44は、左保持部23の延伸方向の先端部APから左保持部23の筐体内に挿入され、左表示駆動部24に接続されている。連結部材46は、本体コード48と、右コード42および左コード44と、の分岐点に設けられ、イヤホンプラグ30を接続するためのジャックを有している。イヤホンプラグ30からは、右イヤホン32および左イヤホン34が延伸している。
画像表示部20と制御部10とは、接続部40を介して各種信号の伝送を行なう。本体コード48における連結部材46とは反対側の端部と、制御部10と、のそれぞれには、互いに嵌合するコネクター(図示しない)が設けられている。本体コード48のコネクターと制御部10のコネクターとの嵌合/嵌合解除により、制御部10と画像表示部20とが接続されたり切り離されたりする。右コード42と、左コード44と、本体コード48とには、例えば、金属ケーブルや光ファイバーを採用できる。
制御部10は、HMD100を制御するための装置である。制御部10は、決定キー11と、点灯部12と、表示切替キー13と、トラックパッド14と、輝度切替キー15と、方向キー16と、メニューキー17と、電源スイッチ18と、を含んでいる。決定キー11は、押下操作を検出して、制御部10で操作された内容を決定する信号を出力する。点灯部12は、HMD100の動作状態を、その発光状態によって通知する。HMD100の動作状態としては、例えば、電源のON/OFF等がある。点灯部12としては、例えば、LEDが用いられる。表示切替キー13は、押下操作を検出して、例えば、コンテンツ動画の表示モードを3Dと2Dとに切り替える信号を出力する。トラックパッド14は、トラックパッド14の操作面上での使用者USの指の操作を検出して、検出内容に応じた信号を出力する。トラックパッド14としては、静電式や圧力検出式、光学式といった種々のトラックパッドを採用できる。輝度切替キー15は、押下操作を検出して、画像表示部20の輝度を増減する信号を出力する。方向キー16は、上下左右方向に対応するキーへの押下操作を検出して、検出内容に応じた信号を出力する。電源スイッチ18は、スイッチのスライド操作を検出することで、HMD100の電源投入状態を切り替える。
図3は、本実施形態におけるHMD100の構成を機能的に示すブロック図である。図3に示すように、制御部10は、記憶部120と、電源130と、第1通信部132と、第1操作部135と、CPU140と、インターフェイス180と、送信部51(Tx51)および送信部52(Tx52)と、を有している。第1操作部135は、使用者による操作を受け付け、決定キー11、表示切替キー13、トラックパッド14、輝度切替キー15、方向キー16、メニューキー17、電源スイッチ18、から構成されている。電源130は、HMD100の各部に電力を供給する。電源130としては、例えば二次電池を用いることができる。第1通信部132は、無線LANやブルートゥース(登録商標)といった所定の無線通信規格に則って、例えば、コンテンツサーバー、テレビ、パーソナルコンピューターといった他の機器との間で無線通信を行なう。
記憶部120は、コンピュータープログラムを格納しているROMと、CPU140が種々のコンピュータープログラムの書き込みおよび読み取りを実行するときに用いられるRAMと、を有する。
CPU140は、記憶部120のROMに格納されているコンピュータープログラムを読み出し、記憶部120のRAMに書き込みおよび読み取りを実行することにより、オペレーティングシステム150(OS150)、表示制御部190、音声処理部170、画像処理部160、および画像設定部165として機能する。
表示制御部190は、右表示駆動部22および左表示駆動部24を制御する制御信号を生成する。具体的には、表示制御部190は、制御信号により、右LCD制御部211による右LCD241の駆動ON/OFF、右バックライト制御部201による右バックライト221の駆動ON/OFF、左LCD制御部212による左LCD242の駆動ON/OFF、左バックライト制御部202による左バックライト222の駆動ON/OFFなど、を個別に制御する。これにより、表示制御部190は、右表示駆動部22および左表示駆動部24のそれぞれによる画像光の生成および射出を制御する。例えば、表示制御部190は、右表示駆動部22および左表示駆動部24の両方に画像光を生成させたり、一方のみに画像光を生成させたり、両方共に画像光を生成させなかったりする。
表示制御部190は、右LCD制御部211と左LCD制御部212とに対する制御信号のそれぞれを、送信部51および52を介して送信する。また、表示制御部190は、右バックライト制御部201と左バックライト制御部202とに対する制御信号のそれぞれを送信する。
画像処理部160は、コンテンツに含まれる画像信号を取得する。画像処理部160は、取得した画像信号から、垂直同期信号VSyncや水平同期信号HSync等の同期信号を分離する。また、画像処理部160は、分離した垂直同期信号VSyncや水平同期信号HSyncの周期に応じて、PLL(Phase Locked Loop)回路等(図示しない)を利用してクロック信号PCLKを生成する。画像処理部160は、同期信号が分離されたアナログ画像信号を、A/D変換回路等(図示しない)を用いてディジタル画像信号に変換する。その後、画像処理部160は、変換後のディジタル画像信号を、対象画像の画像データ(RGBデータ)として、1フレームごとに記憶部120内のDRAMに格納する。なお、画像処理部160は、必要に応じて、画像データに対して、解像度変換処理、輝度、彩度の調整といった種々の色調補正処理、キーストーン補正処理等の画像処理を実行してもよい。
画像処理部160は、生成されたクロック信号PCLK、垂直同期信号VSync、水平同期信号HSync、記憶部120内のDRAMに格納された画像データ、のそれぞれを、送信部51、52を介して送信する。なお、送信部51を介して送信される画像データを「右眼用画像データ」とも呼び、送信部52を介して送信される画像データを「左眼用画像データ」とも呼ぶ。送信部51、52は、制御部10と画像表示部20との間におけるシリアル伝送のためのトランシーバーとして機能する。
音声処理部170は、コンテンツに含まれる音声信号を取得し、取得した音声信号を増幅して、連結部材46に接続された右イヤホン32内のスピーカー(図示しない)および左イヤホン34内のスピーカー(図示しない)に対して音声信号を供給する。なお、例えば、Dolby(登録商標)システムを採用した場合、音声信号に対する処理がなされ、右イヤホン32および左イヤホン34のそれぞれからは、例えば周波数等が変えられた異なる音が出力される。
状態特定部168は、後述する荷重検出型足入力部80から送信される制御信号に基づいて、HMD100の使用者USの活動状態を特定する。具体的には、状態特定部168は、荷重検出型足入力部80が検出する使用者USの荷重の変化に基づいて、使用者USの活動状態を特定する。例えば、状態特定部168は、荷重検出型足入力部80が検出する使用者USの荷重が一定の周期で増減している場合に、使用者USが歩行している歩行している移動状態であると特定する。活動状態の他の例として、状態特定部168は、荷重検出型足入力部80が検出する使用者USの荷重が一定で変化しない場合には、使用者USが座っている状態や移動せずに立っている状態として特定する。
画像設定部165は、画像表示部20に表示させる画像(表示画像)の各種設定を行なう。例えば、画像設定部165は、表示画像の表示位置や表示画像の大きさや表示画像の輝度などを設定したり、表示画像を三次元画像として、使用者に立体的(3D)に視認させるために両眼視差(単に、「視差」ともいう)を形成するように右眼用画像データと左眼用画像データとを設定する。また、詳細については後述するが、画像設定部165は、状態特定部168によって使用者USの活動状態が移動状態でないと特定された場合に、荷重検出型足入力部80が検出した荷重の変化に応じて、光学像表示部26,28に表示させる表示画像を設定する。換言すると、画像設定部165は、状態特定部168によって使用者USの活動状態が移動状態であると特定された場合には、荷重検出型足入力部80が検出した荷重の変化に関わらず、既に設定されて光学像表示部26,28に表示されている表示画像を変更せずに継続する。なお、画像設定部165は、請求項における表示設定部に相当する。
インターフェイス180は、制御部10に対して、コンテンツの供給元となる種々の外部機器OAを接続するためのインターフェイスである。外部機器OAとしては、例えば、パーソナルコンピューター(PC)や携帯電話端末、ゲーム端末等、がある。インターフェイス180としては、例えば、USBインターフェイス、マイクロUSBインターフェイス、メモリーカード用インターフェイス等、を用いることができる。
画像表示部20は、右表示駆動部22と、左表示駆動部24と、右光学像表示部26としての右導光板261と、左光学像表示部28としての左導光板262と、カメラ60とを備えている。
右表示駆動部22は、受信部53(Rx53)と、光源として機能する右バックライト制御部201(右BL制御部201)および右バックライト221(右BL221)と、表示素子として機能する右LCD制御部211および右LCD241と、右投写光学系251と、を含んでいる。右バックライト制御部201と右バックライト221とは、光源として機能する。右LCD制御部211と右LCD241とは、表示素子として機能する。なお、右バックライト制御部201と、右LCD制御部211と、右バックライト221と、右LCD241と、を総称して「画像光生成部」とも呼ぶ。
受信部53は、制御部10と画像表示部20との間におけるシリアル伝送のためのレシーバーとして機能する。右バックライト制御部201は、入力された制御信号に基づいて、右バックライト221を駆動する。右バックライト221は、例えば、LEDやエレクトロルミネセンス(EL)等の発光体である。右LCD制御部211は、受信部53を介して入力されたクロック信号PCLKと、垂直同期信号VSyncと、水平同期信号HSyncと、右眼用画像データと、に基づいて、右LCD241を駆動する。右LCD241は、複数の画素をマトリクス状に配置した透過型液晶パネルである。
右投写光学系251は、右LCD241から射出された画像光を並行状態の光束にするコリメートレンズによって構成される。右光学像表示部26としての右導光板261は、右投写光学系251から出力された画像光を、所定の光路に沿って反射させつつ使用者USの右眼REに導く。なお、右投写光学系251と右導光板261とを総称して「導光部」とも呼ぶ。
左表示駆動部24は、右表示駆動部22と同様の構成を有している。左表示駆動部24は、受信部54(Rx54)と、光源として機能する左バックライト制御部202(左BL制御部202)および左バックライト222(左BL222)と、表示素子として機能する左LCD制御部212および左LCD242と、左投写光学系252と、を含んでいる。左バックライト制御部202と左バックライト222とは、光源として機能する。左LCD制御部212と左LCD242とは、表示素子として機能する。なお、左バックライト制御部202と、左LCD制御部212と、左バックライト222と、左LCD242と、を総称して「画像光生成部」とも呼ぶ。また、左投写光学系252は、左LCD242から射出された画像光を並行状態の光束にするコリメートレンズによって構成される。左光学像表示部28としての左導光板262は、左投写光学系252から出力された画像光を、所定の光路に沿って反射させつつ使用者USの左眼LEに導く。なお、左投写光学系252と左導光板262とを総称して「導光部」とも呼ぶ。
図4は、画像光生成部によって画像光が射出される様子を示す説明図である。右LCD241は、マトリクス状に配置された各画素位置の液晶を駆動することによって、右LCD241を透過する光の透過率を変化させることにより、右バックライト221から照射される照明光ILを、画像を表す有効な画像光PLへと変調する。左側についても同様である。なお、図3に示すように、本実施形態ではバックライト方式を採用したが、フロントライト方式や、反射方式を用いて画像光を射出する構成としてもよい。
荷重検出型足入力部80は、使用者USの動きによって靴底に加わる荷重の所定の範囲の分布を検出する。荷重検出型足入力部80は、第2通信部81と、第2操作部82と、バッテリー83と、を備えている。バッテリー83は、第2通信部81および第2操作部82に電力を供給する。バッテリー83としては、例えば二次電池を用いることができる。第2通信部81は、第2操作部82が出力した制御信号を、第1通信部132へと送信する。第2通信部81は、無線LANやブルートゥースといった所定の無線通信規格に則って、第1通信部132との間で無線通信を行なう。第2操作部82は、靴底に配置された荷重センサーである。
図5は、靴底に配置された第2操作部82の位置を表す説明図である。図5に示すように、第2操作部82は、荷重検出型足入力部80としての使用者USの右足に装着される右靴の靴底のつま先付近に配置される。第2操作部82は、使用者USが右靴を装着したときに、使用者USの右足の親指の位置の近辺に対応する位置に配置される。なお、図5には、後述する図6および図7における位置および向きの関係を表すために、各々が直交するX軸、Y軸、およびZ軸が示されている。X軸は、図5における左右方向に平行な軸であり、Y軸は、図5における上下方向に平行な軸であり、Z軸は、靴底の面に直交する軸である。
図6および図7は、第2操作部82が受け付けた荷重の分布の変化によって出力する制御信号のイメージ図である。図6および図7に示すように、第2操作部82は、Y軸の正方向に沿った荷重方向D1に荷重の分布の変化を検出したとき、Y軸の正方向に沿った制御信号を出力する。この場合に、第2操作部82が出力した制御信号に応じて、例えば、画像設定部165は、光学像表示部26,28に表示されたポインターの画像などの表示位置を変化させる。第2操作部82は、検出した荷重方向D2,D3,D4に沿った方向の制御信号を出力する。なお、本実施形態の画像設定部165は、状態特定部168によって使用者USの活動状態が移動状態でないと判定された場合に、荷重検出型足入力部80から送信された制御信号を有効に取り扱う。換言すると、画像設定部165は、状態特定部168によって使用者USの活動状態が移動状態であると判定された場合には、荷重検出型足入力部80から送信された制御信号を無効として取り扱う。
図8および図9は、第2操作部82が検出した制御信号に応じて表示位置を変化させる矢印画像CS1の説明図である。図8には、第2操作部82が検出した荷重の分布の変化に対応する前に光学像表示部26,28に表示された表示画像IMG1が示されている。図9には、第2操作部82が検出した荷重の分布の変化に対応した後に光学像表示部26,28に表示された表示画像IMG2が示されている。表示画像IMG1には、4つのアイコン画像IC1,IC2,IC3,IC4と、矢印画像CS1と、が含まれている。アイコン画像IC1は、選択されるとカメラ60による外景の撮像を実行するための選択画像である。アイコン画像IC2は、選択されるとインターネットに接続して、各種ホームページを画像として表示させるための選択画像である。アイコン画像IC3は、選択されると第1通信部132を介して他の装置とのメッセージのやり取りを実行するための選択画像である。アイコン画像IC4は、選択されると表示画像IMG1の表示の終了等の操作を実行するためのメニュー画面を開くための選択画像である。矢印画像CS1は、第2操作部82が検出した荷重の変化に応じて、表示画像IMG1の中で表示位置を変化させる画像である。矢印画像CS1がアイコン画像と重複した状態で、決定操作が行なわれると、重複したアイコン画像に対応するプログラムが実行される。決定操作としては、例えば、第1操作部135の決定キー11が押下される操作などが挙げられる。
図9には、図8と比較して、矢印画像CS1の位置が矢印画像CS2へと変化した表示画像IMG2が示されている。なお、図9には、実際には表示されていない表示画像IMG1における矢印画像CS1の位置を破線で示している。矢印画像CS2は、矢印画像CS1の状態から、第2操作部82が荷重方向D1(図6,7)に沿った荷重の分布の変化を検出した後の画像である。画像設定部165は、第2操作部82が検出した荷重の分布の変化に応じて、表示画像IMG1に含まれる矢印画像CS1の表示位置を変化させる。換言すると、使用者USは、右足の親指によって親指が靴底に加える荷重の分布を変化させることで、表示画像IMG1の中の矢印画像CS1の表示位置を自由に変更できる。なお、矢印画像CS1,CS2は、請求項におけるポインター画像に相当する。
以上説明したように、本実施形態のHMD100では、荷重検出型足入力部80の荷重センサーである第2操作部82が検出した使用者USの荷重に応じて、画像設定部165が、光学像表示部26,28に表示させる表示画像を設定する。そのため、本実施形態のHMD100では、使用者USは、ハンズフリーの状態で表示画像としてのポインター画像の移動などを実行でき、使用者USの利便性が向上する。また、荷重検出型足入力部80は、使用者USが装着する履物の靴底に配置されているウェアラブル機器であるため、操作のためにHMD100が必要以上の空間を占めることがなく、HMD100が多様な環境で使用される。
また、本実施形態のHMD100では、状態特定部168は、荷重検出型足入力部80が検出した荷重に応じて、使用者USの活動状態が移動状態であるか否かを特定する。画像設定部165は、使用者USの活動状態が移動状態でない場合のみ、荷重検出型足入力部80が検出した荷重に応じて、表示画像を設定する。そのため、本実施形態のHMD100では、使用者USの移動状態による荷重の変化によって表示画像が変更されるような誤作動を防止した上で、使用者USの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態のHMD100では、画像設定部165は、荷重検出型足入力部80が検出した荷重の分布の変化に応じて、光学像表示部26,28に表示させた矢印画像CS1,CS2の表示位置を変化させる。そのため、本実施形態のHMD100では、使用者USは、ハンズフリーで感覚的に矢印画像CS1,CS2の表示位置を変更でき、使用者USの利便性が向上する。
B.第2実施形態:
図10は、第2実施形態における荷重検出型足入力部80aのブロック図である。第2実施形態のHMD100aでは、第1実施形態のHMD100と比較して、荷重検出型足入力部80aが異なり、他の構成については第1実施形態のHMD100と同じである。そのため、第2実施形態では、第1実施形態と異なる荷重検出型足入力部80aの詳細について説明し、第1実施形態と同じ構成については説明を省略する。
図10は、第2実施形態における荷重検出型足入力部80aのブロック図である。第2実施形態のHMD100aでは、第1実施形態のHMD100と比較して、荷重検出型足入力部80aが異なり、他の構成については第1実施形態のHMD100と同じである。そのため、第2実施形態では、第1実施形態と異なる荷重検出型足入力部80aの詳細について説明し、第1実施形態と同じ構成については説明を省略する。
図10に示すように、第2実施形態の荷重検出型足入力部80aは、右足センサー821と、左足センサー822とを有する。右足センサー821は、使用者USの右足に装着される右靴の底に配置された荷重センサーである。左足センサー822は、使用者USの左足に装着される左靴の底に配置された荷重センサーである。右足センサー821および左足センサー822は、装着された使用者USの足の加速度を検出できる加速度センサーとしても機能する。なお、右足センサー821は、請求項における右荷重検出型足入力部に相当し、左足センサー822は、請求項における左荷重検出型足入力部に相当する。
図11は、右足センサー821および左足センサー822の概略図である。図11に示すように、右足センサー821は、第1実施形態の第2通信部81と同じく、使用者USが右足に靴を装着したときに、右足の親指の下に対応する位置に配置される。左足センサー822は、使用者USが左足に靴を装着したときに、左足の親指の下に対応する位置に配置される。右足センサー821が荷重方向D5に沿った加速度を検出し、かつ、左足センサー822が荷重方向D5とは反対方向の荷重方向D6の方向に沿った加速度を検出すると、画像設定部165は、矢印画像CS1の表示位置を中心とする所定の範囲の画像を拡大する。簡単に言うと、右足センサー821および822が使用者USの右足と左足とが離れるような位置の変化を検出すると、画像設定部165は、所定の範囲の表示画像を拡大する。
図12は、右足センサー821および左足センサー822の概略図である。図12に示すように、右足センサー821が荷重方向D6に沿った加速度を検出し、かつ、左足センサー822が荷重方向D5に沿った加速度を検出すると、画像設定部165は、矢印画像CS1の表示位置を中心とする所定の範囲の画像を縮小する。簡単に言うと、右足センサー821および左足センサー822が使用者USの右足と左足とが近づくような位置の変化を検出すると、画像設定部165は、所定の範囲の表示画像を縮小する。
以上説明したように、第2実施形態のHMD100aでは、第2操作部82は、使用者USの右足の位置の変化としての加速度を検出する右足センサー821と、使用者USの左足の位置の変化としての加速度を検出する左足センサー822と、を有している。画像設定部165は、右足センサー821が装着された使用者USの右足と、左足センサー822が装着された使用者USの左足と、の位置の変化に応じて、光学像表示部26,28の表示画像を設定する。さらに、画像設定部165は、右足センサー821が装着された使用者USの右足と、左足センサー822が装着された使用者USの左足と、の位置の変化に応じて、表示画像の拡大または縮小を実行する。そのため、第2実施形態のHMD100aでは、使用者USは、右足と左足との位置関係を変化させることで、表示画像を感覚的に操作でき、使用者USの利便性が向上する。
C.第3実施形態:
第3実施形態では、第2実施形態と同じように、第2操作部82aが右足センサー821および左足センサー822を有しており、第2実施形態と比較して、画像設定部165bが実行する制御が異なる。第3実施形態では、画像設定部165bは、右足センサー821が検出した荷重の分布の変化、および、左足センサー822が検出した荷重の分布の変化に応じて、矢印画像CS1,CS2の表示位置を変化させる。第3実施形態では、画像設定部165bは、右足センサー821が検出した荷重の変化量に対応する矢印画像CS1の表示位置の変化量と、左足センサー822が検出した荷重の変化量に対応する矢印画像CS1の表示位置の変化量と、が異なるように制御する。具体的には、第3実施形態では、右足センサー821が検出した荷重の分布の変化量に対する矢印画像CS1の表示位置の変化量が、左足センサー822が検出した荷重の分布の変化量に対する矢印画像CS1の表示位置の変化量よりも小さい。
第3実施形態では、第2実施形態と同じように、第2操作部82aが右足センサー821および左足センサー822を有しており、第2実施形態と比較して、画像設定部165bが実行する制御が異なる。第3実施形態では、画像設定部165bは、右足センサー821が検出した荷重の分布の変化、および、左足センサー822が検出した荷重の分布の変化に応じて、矢印画像CS1,CS2の表示位置を変化させる。第3実施形態では、画像設定部165bは、右足センサー821が検出した荷重の変化量に対応する矢印画像CS1の表示位置の変化量と、左足センサー822が検出した荷重の変化量に対応する矢印画像CS1の表示位置の変化量と、が異なるように制御する。具体的には、第3実施形態では、右足センサー821が検出した荷重の分布の変化量に対する矢印画像CS1の表示位置の変化量が、左足センサー822が検出した荷重の分布の変化量に対する矢印画像CS1の表示位置の変化量よりも小さい。
以上説明したように、第3実施形態のHMD100bでは、右足センサー821が検出した荷重の分布の変化に対応する矢印画像CS1の表示位置の変化量と、左足センサー822が検出した荷重の分布の変化に対応する矢印画像CS1の表示位置の変化量とが異なる。そのため、第3実施形態のHMD100bでは、使用者USは、矢印画像CS1の表示位置の細かい調整を利き足で行ない、矢印画像CS1の表示位置の大雑把な調整を利き足とは異なる足で行なうことができる。これにより、使用者USは、左足と右足とを使い分けることで、矢印画像CS1の表示位置をより細かく設定できる。
D.第4実施形態:
図13は、第4実施形態におけるHMD100cの構成を機能的に示すブロック図である。第4実施形態のHMD100cでは、第1実施形態のHMD100と比較して、使用者USの頭部と使用者USが装着する靴の靴底以外の位置に装着される慣性センサー90を有していること、画像設定部165cが慣性センサー90の検出値と荷重検出型足入力部80の検出値とに基づいて表示画像を設定すること、とが異なり、その他の構成については、第1実施形態のHMD100と同じである。なお、図13では、図3に示したインターフェイス180に接続されたコンテンツのブロック図を省略し、図示していない。
図13は、第4実施形態におけるHMD100cの構成を機能的に示すブロック図である。第4実施形態のHMD100cでは、第1実施形態のHMD100と比較して、使用者USの頭部と使用者USが装着する靴の靴底以外の位置に装着される慣性センサー90を有していること、画像設定部165cが慣性センサー90の検出値と荷重検出型足入力部80の検出値とに基づいて表示画像を設定すること、とが異なり、その他の構成については、第1実施形態のHMD100と同じである。なお、図13では、図3に示したインターフェイス180に接続されたコンテンツのブロック図を省略し、図示していない。
図13に示すように、第4実施形態のHMD100cは、慣性センサー90を備えている。慣性センサー90は、使用者USの膝に装着されて、使用者USの動作を検出する。慣性センサー90は、第3通信部91と、加速度センサー92と、バッテリー93と、を有している。バッテリー93は、第3通信部91および加速度センサー92に電力を供給する。バッテリー93としては、例えば二次電池を用いることができる。第3通信部91は、加速度センサー92が出力した制御信号を、第1通信部132cへと送信する。加速度センサー92は、重力方向を基準として、加速度を検出する。そのため、慣性センサー90は、加速度センサー92に検出された加速度に基づいて、使用者USの動作を特定する。なお、加速度センサー92によって検出される加速度は、請求項における慣性データに相当する。
画像設定部165cは、慣性センサー90が動作の変化をほとんど検出しない状態(例えば、使用者USが立ち止まっている状態)の場合のみ、荷重検出型足入力部80が検出した荷重を有効として、矢印画像CS1の表示位置を変化させる。また、画像設定部165cは、第1操作部135が受け付けた操作に応じて、慣性センサー90の検出値および荷重検出型足入力部80の検出値を数値やグラフとして光学像表示部26,28に表示できる。
第4実施形態の状態特定部168cは、慣性センサー90が検出した加速度と荷重検出型足入力部80が検出した荷重の分布の変化とに基づいて、使用者USの活動状態を特定できる。状態特定部168cは、慣性センサー90によって検出された加速度の変化が重力方向に対して一定の周期で変動し、かつ、重力方向に平行な面に沿って使用者USが移動していることを検出することで、使用者USが移動状態であることを特定できる。
以上説明したように、第4実施形態のHMD100cでは、使用者USの頭部と使用者USが装着した靴とは異なる部分に装着された慣性センサー90が検出した検出値に応じて、画像設定部165cが表示画像を設定する。そのため、第4実施形態のHMD100cでは、荷重検出型足入力部80の検出値と慣性センサー90の検出値との組み合わせによる制御が可能であるため、多様な制御を実行できる。また、第4実施形態のHMD100cでは、使用者USが装着した靴の靴底の荷重と、使用者USにおけるその他の部位の検出値とを用いることで、例えば、ダンスなどの使用者USの理想的な体の動きを知覚するために応用できる。使用者USの体の動きとしては、ゴルフのスイング、スキーの左右の足のバランスなどが挙げられる。
E.第5実施形態:
図14は、右光学像表示部26のみに表示された荷重検出型足入力部80に対する第2操作部82の位置を表す入力部画像IM80の説明図である。第5実施形態のHMDでは、第1実施形態と比較して、画像設定部165が入力部画像IM80を右光学像表示部26のみに表示させる処理が異なり、他の処理および他の構成については、第1実施形態のHMD100と同じである。そのため、第5実施形態では、入力部画像IM80について説明し、第1実施形態と同じ処理および同じ構成についての説明を省略する。
図14は、右光学像表示部26のみに表示された荷重検出型足入力部80に対する第2操作部82の位置を表す入力部画像IM80の説明図である。第5実施形態のHMDでは、第1実施形態と比較して、画像設定部165が入力部画像IM80を右光学像表示部26のみに表示させる処理が異なり、他の処理および他の構成については、第1実施形態のHMD100と同じである。そのため、第5実施形態では、入力部画像IM80について説明し、第1実施形態と同じ処理および同じ構成についての説明を省略する。
図14に示すように、画像設定部165は、右光学像表示部26に表示画像IMG3を表示させる。表示画像IMG3の右上には、図5に示す荷重検出型足入力部80において、使用者USの荷重を検出可能な第2操作部82の位置を表す入力部画像IM80が含まれている。なお、第5実施形態では、画像設定部165は、入力部画像IM80を含まない表示画像IMG3を左光学像表示部28に表示させる。他の実施形態では、右光学像表示部26に表示させた同じ表示画像IMG3を左光学像表示部28に表示させてもよい。
入力部画像IM80は、使用者USの右足の裏面に対応する面形状の画像である。入力部画像IM80は、操作位置画像IM82を含んでいる。入力部画像IM80における操作位置画像IM82の位置は、荷重検出型足入力部80における第2操作部82の位置と同じである。換言すると、入力部画像IM80は、操作位置画像IM82が入力部画像IM80においてどの部分に位置するかを使用者USに認識させるための画像である。
以上説明したように、第5実施形態のHMDでは、画像設定部165は、操作位置画像IM82を含む入力部画像IM80を右光学像表示部26に表示させる。入力部画像IM80は、荷重検出型足入力部80に対する第2操作部82の位置を表す画像である。そのため、第5実施形態のHMDでは、使用者USは、入力部画像IM80を視認することで、操作を実行するために荷重を加える第2操作部82の位置を認識できる。これにより、使用者USにとっての操作性が向上する。さらに、使用者USの右足に装着された荷重検出型足入力部80を表す入力部画像IM80は、使用者USの右眼REに対応する右光学像表示部26のみに表示される。また、入力部画像IM80は、表示画像IMG3における右側に含まれる。そのため、使用者USは、荷重検出型足入力部80が右足に対応することをより感覚的に認識でき、使用者USの操作性がさらに向上する。
F.変形例:
なお、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
なお、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
F−1.変形例1:
上記第1実施形態では、荷重検出型足入力部80は、靴底に加わる荷重の分布を検出したが、本明細書および請求項でいう「荷重」には、圧力および振動の概念も含まれる。例えば、荷重検出型足入力部80は、圧力センサー、感圧センサー、衝撃センサー、および接触センサーのいずれかであってもよい。また、第1実施形態では、荷重検出型足入力部80として、靴底に配置されている例を挙げたが、第1実施形態のようなインソールではなく、荷重検出型足入力部80は、靴の中に直接形成されてもよいし、サンダル型であってもよいし、靴の外側に装着されてもよい。
上記第1実施形態では、荷重検出型足入力部80は、靴底に加わる荷重の分布を検出したが、本明細書および請求項でいう「荷重」には、圧力および振動の概念も含まれる。例えば、荷重検出型足入力部80は、圧力センサー、感圧センサー、衝撃センサー、および接触センサーのいずれかであってもよい。また、第1実施形態では、荷重検出型足入力部80として、靴底に配置されている例を挙げたが、第1実施形態のようなインソールではなく、荷重検出型足入力部80は、靴の中に直接形成されてもよいし、サンダル型であってもよいし、靴の外側に装着されてもよい。
上記第1実施形態では、第2操作部82は、使用者USに装着された靴の靴底において、使用者USの親指が置かれる位置に対応するように配置されたが、第2操作部82が配置される部分については、種々変形可能である。図15は、靴底に配置された変形例1の第2操作部82dの位置を表す説明図である。図15に示すように、第4実施形態の荷重検出型足入力部80dの第2操作部82dは、使用者USの右足に装着された右靴において、使用者USの右足の5本の指の付け根の位置に対応する部分に荷重センサーが配置されている。この変形例の荷重検出型足入力部80dでは、使用者USは、右足の指ではなく、右足の体重全体によって光学像表示部26,28の表示画像を制御できる。なお、他の実施形態では、足裏の全面に荷重センサーが配置されてもよいし、右足と左足とで、荷重センサーが配置される位置が異なっていてもよい。
F−2.変形例2:
上記実施形態では、画像設定部165が設定する表示画像として、矢印画像CS1の表示位置の変化を主として説明したが、設定される表示画像については種々変形可能である。例えば、荷重検出型足入力部80が検出した荷重の変化に応じて、PCのユーザーインターフェースであるマウスのクリック、ダブルクリック、およびドラッグに対応する機能が実行されて、実行に伴う変化が画像の変化として出力されてもよい。
上記実施形態では、画像設定部165が設定する表示画像として、矢印画像CS1の表示位置の変化を主として説明したが、設定される表示画像については種々変形可能である。例えば、荷重検出型足入力部80が検出した荷重の変化に応じて、PCのユーザーインターフェースであるマウスのクリック、ダブルクリック、およびドラッグに対応する機能が実行されて、実行に伴う変化が画像の変化として出力されてもよい。
図16は、靴底に配置された変形例2の荷重検出型足入力部80eの位置を表す説明図である。変形例2の荷重検出型足入力部80eは、第2実施形態の荷重検出型足入力部80aと同じように、右足センサー821eと、左足センサー822eとを有している。左足センサー822eは、第2実施形態と同じように、使用者USの左足に装着された左靴において、使用者USの左足の親指に対応する位置に配置されている。右足センサー821eは、第1左足センサー823と、第2左足センサー824と、を有する。第1左足センサー823は、使用者USの右足に装着された右靴において、使用者USの右足の親指に対応する位置に配置されている。第2左足センサー824は、使用者USの右足に装着された右靴において、使用者USの右足の薬指と小指とに対応する位置に配置されている。左足センサー822e、第1左足センサー823、および第2左足センサー824は、予め設定された閾値以上の荷重が加わった場合に、ボタンの押下に対応するようにオンの信号として検出する。左足センサー822eは、閾値以上の荷重を検出した場合に、マウスのダブルクリック(左)の機能に相当する。第1左足センサー823は、閾値以上の荷重を検出した場合に、マウスの左クリックの機能に相当する。第2左足センサー824は、閾値以上の荷重を検出した場合に、マウスの右クリックに相当する。左足センサー822e、第1左足センサー823、および824の機能の設定については、種々変形可能であり、左足センサー822eは、所定の時間以内に、閾値以上の荷重を2回以上検出したときに、ダブルクリックの機能を実行してもよい。変形例2では、矢印画像CS1の表示位置の変更だけでなく、各種メニューを決定する制御、および、当該制御に基づく表示画像の変更を実行できる。
F−3.変形例3:
図17は、靴底に配置された変形例3の荷重検出型足入力部80fの位置を表す説明図である。変形例3の荷重検出型足入力部80fは、第2実施形態の荷重検出型足入力部80aと同じように、左足センサー822fと、右足センサー821fとを有する。図17に示すように左足センサー822fは、使用者USの左足に装着されている左靴の靴底の全面に配置された荷重センサーである。画像設定部165fは、右足センサー821fが荷重を検出している状態で、左足センサー822fが荷重の分布の変化を検出すると、荷重方向D9の4方向に沿って矢印画像CS1の表示位置を変化させる。画像設定部165fは、右足センサー821fが荷重を検出していない状態(例えば、使用者USが右足を上げている状態)で、左足センサー822fが荷重の分布の変化を検出すると、「決定」の制御として機能した表示画像を設定する。右足センサー821fは、使用者USの右足に装着されている右靴の靴底に、部分的に配置された荷重センサーである。
図17は、靴底に配置された変形例3の荷重検出型足入力部80fの位置を表す説明図である。変形例3の荷重検出型足入力部80fは、第2実施形態の荷重検出型足入力部80aと同じように、左足センサー822fと、右足センサー821fとを有する。図17に示すように左足センサー822fは、使用者USの左足に装着されている左靴の靴底の全面に配置された荷重センサーである。画像設定部165fは、右足センサー821fが荷重を検出している状態で、左足センサー822fが荷重の分布の変化を検出すると、荷重方向D9の4方向に沿って矢印画像CS1の表示位置を変化させる。画像設定部165fは、右足センサー821fが荷重を検出していない状態(例えば、使用者USが右足を上げている状態)で、左足センサー822fが荷重の分布の変化を検出すると、「決定」の制御として機能した表示画像を設定する。右足センサー821fは、使用者USの右足に装着されている右靴の靴底に、部分的に配置された荷重センサーである。
図17に示すように、右足センサー821fは、靴底の三箇所に離散的に配置されている。1つは、親指の付け根に対応する位置に配置され、残りの2つの内の1つは、小指の付け根に対応する位置に配置され、残りの1つは、かかとに対応する位置に配置さている。画像設定部165fは、左足センサー822fが荷重を検出している場合に、右足センサー821fにおける親指および小指の付け根に対応する位置の2つの荷重センサーが検出した荷重の分布の変化に応じて、荷重方向D8に沿って矢印画像CS1の表示位置を変更する。画像設定部165fは、右足センサー821fにおけるかかとに配置された荷重センサーと、親指の位置に対応する荷重センサーと小指の位置に対応する荷重センサーとの少なくとも一方と、が検出する荷重の変化に応じて、荷重方向D8に直交する荷重方向D7に沿って矢印画像CS1の表示位置を変更する。画像設定部165fは、左足センサー822fが荷重を検出していない状態で、右足センサー821fのいずれかの荷重センサーが荷重の変化を検出すると、「決定」の制御として機能した表示画像を設定する。以上説明したように、使用者USの右足と左足とにおいて検出される荷重の組み合わせによって、画像設定部165fは、荷重検出型足入力部80fが検出した荷重に割り当てられる表示画像の設定を変化させてもよい。
F−4.変形例4:
上記実施形態では、矢印画像CS1,CS2の表示位置が変更することについて説明したが、荷重検出型足入力部80が検出した荷重によって、矢印画像CS1,CS2の画像そのものが変更されてもよい。例えば、変形例3の荷重検出型足入力部80fにおいて、画像設定部165fは、左足センサー822fが検出した荷重によって矢印画像CS1の表示位置を変化させた場合と、右足センサー821fが検出した荷重によって矢印画像CS1の表示位置を変化させた場合とで、矢印画像CS1の色や形状を異なるように設定してもよい。
上記実施形態では、矢印画像CS1,CS2の表示位置が変更することについて説明したが、荷重検出型足入力部80が検出した荷重によって、矢印画像CS1,CS2の画像そのものが変更されてもよい。例えば、変形例3の荷重検出型足入力部80fにおいて、画像設定部165fは、左足センサー822fが検出した荷重によって矢印画像CS1の表示位置を変化させた場合と、右足センサー821fが検出した荷重によって矢印画像CS1の表示位置を変化させた場合とで、矢印画像CS1の色や形状を異なるように設定してもよい。
上記実施形態では、使用者USについて考慮されていなかったが、使用者USのそれぞれに対応してHMD100が設定されてもよい。例えば、使用者USのそれぞれの体重が予め設定されることで、荷重検出型足入力部80が検出する荷重の閾値が使用者USごとに異なる数値に設定されてもよい。
荷重検出型足入力部80が検出する荷重の変化について、使用者USによって靴底に接する足裏の面積や足裏の形が異なるため、使用者USごとの足裏の形状に対応するに設定されてもよい。例えば、荷重検出型足入力部80の検出値による操作が実行される前に、使用者USが右に荷重をかけたときやかかとに荷重をかけたときのデータを取得しておき、取得したデータに基づいて、荷重検出型足入力部80が検出する荷重の閾値や、荷重の変化の向きの程度が設定されてもよい。
上記第4実施形態では、画像設定部165cは、荷重検出型足入力部80cの検出値と慣性センサー90の検出値との組み合わせに応じて、表示画像を設定したが、荷重検出型足入力部80cの検出値と慣性センサー90の検出値とそれぞれに異なる制御を対応付けてもよい。例えば、画像設定部165cは、荷重検出型足入力部80の検出値によって矢印画像CS1の表示位置を変更し、慣性センサー90の検出値によって「決定」の機能に応じた表示画像を設定してもよい。
上記実施形態において、荷重検出型足入力部80が有するバッテリー83は、ピエゾ素子を用いて形成され、使用者USの移動によって発電した電力を蓄えてもよい。
上記実施形態では、荷重検出型足入力部80は、荷重の分布の変化を検出したが、必ずしも荷重の分布を検出する必要はない。例えば、荷重検出型足入力部80は、離散的に配置された複数の荷重センサーに加わる荷重に応じて、使用者USの足の裏の荷重の変化を検出してもよい。また、荷重検出型足入力部80は、一点の荷重のみを検出して、画像設定部165が荷重の検出に応じて「決定」に対応する表示画像を設定してもよい。
上記第1実施形態では、状態特定部168が特定する使用者USの活動状態として、移動状態を例に挙げて説明したが、使用者USの活動状態については、種々変形可能である。例えば、使用者USの活動状態として、一定の周期でのステップ、前のめりのときに発生する前荷重、前荷重の逆の場合の後ろ荷重、右荷重、および左荷重などが挙げられる。また、状態特定部168は、所定の時間または所定の複数のタイミングにおける活動状態の変化を組み合わせることもできる。画像設定部165は、状態特定部168によって特定された使用者USのこれらの活動状態および活動状態の組み合わせに基づいて、表示画像を設定できる。
F−5.変形例5:
上記第5実施形態では、画像設定部165は、使用者USの右足に装着される荷重検出型足入力部80を表す入力部画像IM80を、右光学像表示部26に表示される表示画像IMG3の右側に表示させたが、入力部画像IM80の表示態様については、種々変形可能である。例えば、荷重検出型足入力部80が使用者USの左足に装着される場合には、画像設定部165は、入力部画像IM80を左光学像表示部28のみに表示させてもよい。
上記第5実施形態では、画像設定部165は、使用者USの右足に装着される荷重検出型足入力部80を表す入力部画像IM80を、右光学像表示部26に表示される表示画像IMG3の右側に表示させたが、入力部画像IM80の表示態様については、種々変形可能である。例えば、荷重検出型足入力部80が使用者USの左足に装着される場合には、画像設定部165は、入力部画像IM80を左光学像表示部28のみに表示させてもよい。
画像設定部165は、図15に示す所定の範囲の荷重センサーについて、どの部分にどの程度の荷重が加わっているかを表すためにリアルタイムで変化する棒グラフの画像を表示画像IMG3に表示させてもよい。また、画像設定部165は、図16に示す特定の機能が割り当てられた複数の荷重センサーを有する場合に、どの機能がどの荷重センサーに対応しているのかを表す画像を表示画像IMG3に表示させてもよい。画像設定部165は、靴底の面形状を現す入力部画像IM80の代わりに、第2操作部82などの荷重センサーが配置されている位置を示す「右足親指」の文字画像を光学像表示部26,28に表示させてもよい。
F−6.変形例6:
上記実施形態では、制御部10に第1操作部135が形成されたが、第1操作部135の態様については種々変形可能である。例えば、制御部10とは別体で第1操作部135であるユーザーインターフェースがある態様でもよい。この場合に、第1操作部135は、電源130等が形成された制御部10とは別体であるため、小型化でき、使用者USの操作性が向上する。また、カメラ60が画像表示部20に配置されたが、カメラ60が画像表示部20とは別体に構成され、外景を撮像できてもよい。また、制御部10の構成するCPU140や電源130が画像表示部20に全て搭載されたHMD100であってもよい。このHMD100では、画像表示部20と別体で構成されるコントローラーがないため、より小型化できる。また、制御部10と画像表示部20とのそれぞれに、CPU140が搭載されることで、制御部10がコントローラー単体として使用され、画像表示部20が表示装置単体として使用されてもよい。
上記実施形態では、制御部10に第1操作部135が形成されたが、第1操作部135の態様については種々変形可能である。例えば、制御部10とは別体で第1操作部135であるユーザーインターフェースがある態様でもよい。この場合に、第1操作部135は、電源130等が形成された制御部10とは別体であるため、小型化でき、使用者USの操作性が向上する。また、カメラ60が画像表示部20に配置されたが、カメラ60が画像表示部20とは別体に構成され、外景を撮像できてもよい。また、制御部10の構成するCPU140や電源130が画像表示部20に全て搭載されたHMD100であってもよい。このHMD100では、画像表示部20と別体で構成されるコントローラーがないため、より小型化できる。また、制御部10と画像表示部20とのそれぞれに、CPU140が搭載されることで、制御部10がコントローラー単体として使用され、画像表示部20が表示装置単体として使用されてもよい。
例えば、画像光生成部は、有機EL(有機エレクトロルミネッセンス、Organic Electro-Luminescence)のディスプレイと、有機EL制御部とを備える構成としてもよい。また、例えば、画像光生成部は、LCDに代えて、LCOS(Liquid crystal on silicon, LCoS は登録商標)や、デジタル・マイクロミラー・デバイス等を用いることもできる。また、例えば、レーザー網膜投影型のHMD100に対して本発明を適用することも可能である。また、画像表示最大領域PNは、各画素に形成されたMEMSシャッターを開閉するMEMSシャッター方式のディスプレイによって構成されてもよい。
また、画像光生成部として、MEMSミラーを用いた走査光学系を採用し、MEMSディスプレイ技術を利用したHMD100であってもよい。具体的な構成としては、HMD100は、信号光形成部と、信号光形成部が射出する光を走査するMEMSミラーを有する走査光学系と、走査光学系により走査される光によって虚像が形成される光学部材と、を光射出部として備えてもよい。HMD100がこの構成を備えると、信号光形成部によって射出された光は、MEMSミラーによって反射され、光学部材に入射し、光学部材に導かれて、虚像形成面(例えば、反射面)に達する。MEMSミラーが光を走査することにより、虚像形成面に虚像が形成され、形成された虚像を使用者USが視認することで、使用者USに画像が認識される。
また、例えば、HMD100は、光学像表示部が使用者USの眼の一部分のみを覆う態様、換言すれば、光学像表示部が使用者USの眼を完全に覆わない態様のヘッドマウントディスプレイとしてもよい。また、HMD100は、いわゆる単眼タイプのヘッドマウントディスプレイであるとしてもよい。また、HMD100の代わりに、使用者USの頭部に装着されるのではなく、双眼鏡のように使用者USが手で位置を固定するハンドヘルドディスプレイが画像表示装置として用いられてもよい。また、HMD100は、両眼タイプの光学透過型であるとしているが、本発明は、例えば、ビデオ透過型といった他の形式の頭部装着型表示装置にも同様に適用可能である。
また、HMD100は、他の装置から受信した画像信号に基づく画像を表示するためだけの表示装置と用いられてもよい。具体的には、デスクトップ型のPCのモニターに相当する表示装置として用いられ、例えば、デスクトップ型のPCから画像信号を受信することで、画像表示部20の画像表示最大領域PNに画像が表示されてもよい。
また、HMD100は、システムの一部として機能するように用いられてもよい。例えば、航空機を含むシステムの一部の機能を実行するための装置としてHMD100が用いられてもよいし、HMD100が用いられるシステムとしては、航空機を含むシステムに限られず、自動車や自転車など含むシステムであってもよい。
また、イヤホンは耳掛け型やヘッドバンド型が採用されてもよく、省略してもよい。また、例えば、自動車や飛行機等の車両に搭載される頭部装着型表示装置として構成されてもよい。また、例えば、ヘルメット等の身体防護具に内蔵された頭部装着型表示装置として構成されてもよい。
F−7.変形例7:
上記実施形態におけるHMD100の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、制御部10に設けられた方向キー16を省略したり、方向キー16やトラックパッド14に加えて、操作用スティック等の他の操作用インターフェイスを設けたりしてもよい。また、制御部10は、キーボードやマウス等の入力デバイスを接続可能な構成であり、キーボードやマウスから入力を受け付けるものとしてもよい。
上記実施形態におけるHMD100の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、制御部10に設けられた方向キー16を省略したり、方向キー16やトラックパッド14に加えて、操作用スティック等の他の操作用インターフェイスを設けたりしてもよい。また、制御部10は、キーボードやマウス等の入力デバイスを接続可能な構成であり、キーボードやマウスから入力を受け付けるものとしてもよい。
また、画像表示部として、眼鏡のように装着する画像表示部20に代えて、例えば帽子のように装着する画像表示部といった他の方式の画像表示部を採用してもよい。また、イヤホン32,34は、適宜省略可能である。また、上記実施形態では、画像光を生成する構成として、LCDと光源とを利用しているが、これらに代えて、有機ELディスプレイといった他の表示素子を採用してもよい。
図18および図19は、変形例におけるHMDの外観構成を示す説明図である。図18の例の場合、図2に示したHMD100との違いは、画像表示部20xが、右光学像表示部26に代えて右光学像表示部26xを備える点と、左光学像表示部28に代えて左光学像表示部28xを備える点とである。右光学像表示部26xは、上記実施形態の光学部材よりも小さく形成され、HMD100xの装着時における使用者USの右眼REの斜め上に配置されている。同様に、左光学像表示部28xは、上記実施形態の光学部材よりも小さく形成され、HMD100xの装着時における使用者USの左眼LEの斜め上に配置されている。図19の例の場合、図2に示したHMD100との違いは、画像表示部20yが、右光学像表示部26に代えて右光学像表示部26yを備える点と、左光学像表示部28に代えて左光学像表示部28yを備える点とである。右光学像表示部26yは、上記実施形態の光学部材よりも小さく形成され、ヘッドマウントディスプレイの装着時における使用者USの右眼REの斜め下に配置されている。左光学像表示部28yは、上記実施形態の光学部材よりも小さく形成され、ヘッドマウントディスプレイの装着時における使用者USの左眼LEの斜め下に配置されている。このように、光学像表示部は使用者USの眼の近傍に配置されていれば足りる。また、光学像表示部を形成する光学部材の大きさも任意であり、光学像表示部が使用者USの眼の一部分のみを覆う態様、換言すれば、光学像表示部が使用者USの眼を完全に覆わない態様のHMD100として実現できる。
また、上記実施形態において、HMD100は、使用者USの左右の眼に同じ画像を表す画像光を導いて使用者USに二次元画像を視認させるとしてもよいし、使用者USの左右の眼に異なる画像を表す画像光を導いて使用者USに三次元画像を視認させるとしてもよい。
また、上記実施形態において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、上記実施形態では、画像処理部160や音声処理部170は、CPU140がコンピュータープログラムを読み出して実行することにより実現されるとしているが、これらの機能部はハードウェア回路により実現されるとしてもよい。
また、本発明の機能の一部または全部がソフトウェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピュータープログラム)は、コンピューター読み取り可能な記録媒体に格納された形で提供することができる。この発明において、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピューター内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピューターに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
また、上記実施形態では、図2および図3に示すように、制御部10と画像表示部20とが別々の構成として形成されているが、制御部10と画像表示部20との構成については、これに限られず、種々変形可能である。例えば、画像表示部20の内部に、制御部10に形成された構成の全てが形成されてもよいし、一部が形成されてもよい。また、上記実施形態における電源130が単独で形成されて、交換可能な構成であってもよいし、制御部10に形成された構成が重複して画像表示部20に形成されていてもよい。例えば、図3に示すCPU140が制御部10と画像表示部20との両方に形成されていてもよいし、制御部10に形成されたCPU140と画像表示部20に形成されたCPUとが行なう機能が別々に分けられている構成としてもよい。
本発明は、上記実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行なうことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
IC1,IC2,IC3,IC4…アイコン画像、10…制御部、11…決定キー、12…点灯部、13…表示切替キー、14…トラックパッド、15…輝度切替キー、16…方向キー、17…メニューキー、18…電源スイッチ、20,20x,20y…画像表示部、21…右保持部、22…右表示駆動部、23…左保持部、24…左表示駆動部、26,26x,26y…右光学像表示部、28,28x,28y…左光学像表示部,30…イヤホンプラグ、32…右イヤホン、34…左イヤホン、40…接続部、42…右コード、44…左コード、46…連結部材、48…本体コード、51,52…送信部、53,54…受信部、60…カメラ、80,80a,80c,80d,80e,80f…荷重検出型足入力部、81…第2通信部、82,82a,82d…第2操作部、83,93…バッテリー、90…慣性センサー、91…第3通信部、92…加速度センサー、100,100a,100b,100c,100x,100y…HMD(頭部装着型表示装置)、120…記憶部、130…電源、132,132c…第1通信部、135…第1操作部、140…CPU、150…オペレーティングシステム、160…画像処理部、165,165b,165c,165f…画像設定部、168,168c…状態特定部、170…音声処理部、180…インターフェイス、190…表示制御部、201…右バックライト制御部、202…左バックライト制御部、211…右LCD制御部、212…左LCD制御部、221…右バックライト、222…左バックライト、251…右投写光学系、252…左投写光学系、261…右導光板、262…左導光板、821,821e,821f…右足センサー、822,822e,822f…左足センサー、823…第1左足センサー、824…第2左足センサー、AP…先端部、CS1,CS2…矢印画像、D1,D2,D3,D4,D5,D6,D7,D8,D9…荷重方向、EL…左光学像表示部の端部、ER…右光学像表示部の端部、HSync…水平同期信号、IL…照明光、IMG1,IMG2,IMG3…表示画像、IM80…入力部画像、IM82…操作位置画像、LAN…無線、LCD24…左、LE…左眼、OA…外部機器、PCLK…クロック信号、PL…画像光、PN…画像表示最大領域、RE…右眼、US…使用者、VSync…垂直同期信号
Claims (9)
- 頭部装着型表示装置であって、
使用者の頭部に装着される画像表示部と、
使用者の足の裏の荷重を検出する荷重検出型足入力部と、
前記荷重検出型足入力部が検出した荷重に応じて、前記画像表示部に表示させる表示画像を設定する表示設定部と、を備える、頭部装着型表示装置。 - 請求項1に記載の頭部装着型表示装置であって、さらに、
使用者の活動状態を特定する状態特定部を備え、
前記表示設定部は、前記活動状態として使用者が移動している移動状態でないと特定された場合に、前記荷重検出型足入力部が検出した荷重に応じて前記表示画像を設定し、前記活動状態として使用者が移動していない状態であると特定された場合に、既に設定された前記表示画像の設定を継続する、頭部装着型表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記荷重検出型足入力部は、所定の範囲の荷重の分布を検出し、
前記表示設定部は、予め設定されたポインター画像を前記画像表示部に表示させ、前記荷重検出型足入力部が検出した荷重の分布の変化に応じて、前記画像表示部における前記ポインター画像の表示位置を変化させる、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記荷重検出型足入力部は、右足の荷重を検出する右荷重検出型足入力部と、左足の荷重を検出する左荷重検出型足入力部と、を有し、
前記表示設定部は、前記右荷重検出型足入力部が検出した荷重の変化と、前記左荷重検出型足入力部が検出した荷重の変化と、に応じて、前記表示画像を設定する、頭部装着型表示装置。 - 請求項4に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記荷重検出型足入力部は、前記右荷重検出型足入力部と前記左荷重検出型足入力部との位置の変化を特定し、
前記表示設定部は、前記位置の変化に応じて、前記表示画像の少なくとも一部分の拡大または縮小を実行する、頭部装着型表示装置。 - 請求項4または請求項5に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記表示設定部は、
予め設定されたポインター画像を前記画像表示部に表示させ、
前記右荷重検出型足入力部が検出した右荷重の分布と、前記左荷重検出型足入力部が検出した左荷重の分布と、に応じて前記ポインター画像の位置を変化させ、前記右荷重の分布の変化によって変化する前記ポインター画像の表示位置の変化量と前記左荷重の分布の変化によって変化する前記ポインター画像の表示位置の変化量とを異ならせる、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、さらに、
前記荷重検出型足入力部と前記画像表示部とは別体に形成される慣性センサーを備え、
前記表示設定部は、前記慣性センサーが取得した慣性データと、前記荷重検出型足入力部が検出した荷重と、に応じて、前記表示画像を設定する、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記表示設定部は、前記荷重検出型足入力部が検出した荷重に応じて前記表示画像を設定できる場合に、前記荷重検出型足入力部の位置を表す画像を前記画像表示部に表示させる、頭部装着型表示装置。 - 請求項8に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記荷重検出型足入力部は、使用者の足の裏に対応する面形状を有し、前記面形状の少なくとも一部に荷重を検出可能なセンサーが配置され、
前記表示設定部は、前記荷重検出型足入力部の位置を表す画像として、前記面形状に対する前記センサーの位置を表す画像を前記画像表示部に表示させる、頭部装着型表示装置。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2026071268A1 (ja) * | 2024-09-30 | 2026-04-02 | キーコム株式会社 | 画像表示システム |
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