JP2017191649A - 複合型燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】それぞれ光触媒が担持された第1アノード11と第1カソード12の間に第1プロトン伝導性高分子膜13が挟持され、光触媒反応により発電する光燃料電池10と、それぞれ触媒が担持された第2アノード21と第2カソード22の間に第2プロトン伝導性高分子膜23が挟持され、触媒反応により発電する直接メタノール燃料電池20と、光燃料電池10の発電時に、生成したメタノールを送給するメタノール送給ラインL1と、酸素を送給する酸素送給ラインL2と、直接メタノール燃料電池20の発電時に、生成した水を送給する水送給ラインL3と、二酸化炭素を送給する二酸化炭素送給ラインL4と、を備える複合型燃料電池システム。
【選択図】図1
Description
本実施形態に係る複合型燃料電池システム1は、光燃料電池10から得られるメタノールW1を直接メタノール燃料電池20の燃料として用い、直接メタノール燃料電池20から得られる水W3を光燃料電池10の燃料として用いて発電を行うものである。
光燃料電池10は、第1アノード11と、第1カソード12と、第1アノード室111と、第1カソード室121と、第1プロトン伝導性高分子膜13と、外部回路14と、を備える。また、第1アノード11及び第1カソード12には、それぞれ光触媒が担持されている。第1アノード室111には、酸素送給ラインL2及び水送給ラインL3が接続されている。第1カソード室121には、メタノール送給ラインL1及び二酸化炭素送給ラインL4が接続されている。
第1アノード11及び第1カソード12の材質としては上記機能を阻害しない限り特に制限されないが、例えば、炭素(C)、酸化インジウム錫(ITO)、フッ素ドープ酸化錫(FTO)、酸化錫(TO)等を挙げることができる。
本実施形態において用いられる光触媒においては、そのバンドギャップ以上のエネルギーを有する光が照射されることにより、価電子帯の電子が伝導帯に励起され、光触媒内に生成した正孔及び励起電子がそれぞれ酸化剤及び還元剤として機能する。
第1アノード11に担持される光触媒は、光SLが照射されることで水を酸化する酸化剤として機能する光酸化触媒である。このような光酸化触媒としては、特に限定されないが、WO3、TiO2、SnO、ZnO等が挙げられる。中でも、紫外光や可視光への応答性を有するため太陽光を利用でき、且つ強い酸化力を有するWO3を用いることが好ましい。
2H2O → O2+4H++4e− … (1)
CO2+6H++6e− → CH3OH+H2O … (2)
2H2O+CO2 → CH3OH+3/2O2 … (3)
また、後述するように第1アノード室111において発生した酸素を取得し、第1カソード室121に二酸化炭素を供給する必要があることから、第1アノード室111及び第1カソード室121は、一定の耐圧性を有する密閉構造を備えることが好ましい。
このような酸水溶液に用いる酸としては特に制限されないが、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、炭酸等が挙げられる。
このようなプロトン伝導性高分子膜としては、例えば、フェノールスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合体、スルホン化ポリスチレン、トリフルオロスチレンスルホン酸、フルオロカーボンスルホン酸、フルオロカーボンスルホン酸とポリビニリデンフルオライドとの混合物等が挙げられる。
直接メタノール燃料電池20は、第2アノード21と、第2カソード22と、第2アノード室211と、第2カソード室221と、第2プロトン伝導性高分子膜23と、外部回路24と、を備える。また、第2アノード21及び第2カソード22には、それぞれ触媒が担持されている。なお、第2アノード室211には、メタノール送給ラインL1及び二酸化炭素送給ラインL4が接続されている。第2カソード室221には、酸素送給ラインL2及び水送給ラインL3が接続されている。
第2アノード21及び第2カソード22の材質としては、上記機能を阻害しない限り特に制限されないが、例えば、炭素(C)、酸化インジウム錫(ITO)、フッ素ドープ酸化錫(FTO)、酸化錫(TO)等を挙げることができる。
第2アノード21及び第2カソード22は基本的に同様の構成とすることができる。第2アノード21としては、微量に発生するCOによる被毒を抑制するため、Pt−Ru合金や、Pt粒子とRu粒子を共に担持させ、触媒として用いることが好ましい。
CH3OH+H2O → CO2+6H++6e− … (4)
O2+4H++4e− → 2H2O … (5)
CH3OH+3/2O2 → 2H2O+CO2… (6)
このような第2アノード室211及び第2カソード室221は、第2アノード室211において発生した二酸化炭素を取得し、第2カソード室221に酸素を供給する必要があることから、一定の耐圧性を有する密閉構造を備えることが好ましい。
また、メタノール送給ラインL1には、メタノール貯留槽としてのメタノールタンク15と、ポンプ16とが設けられる。
制御部17は、CPU及びメモリを含むマイクロプロセッサ(不図示)により構成される。制御部17は、第1貯留量センサ152の貯留量検出結果に基づき、検出量が第1基準値を下回る場合に、メタノールタンク15にメタノールを補充するようにメタノール補充部151を制御する。
また、酸素送給ラインL2には、酸素貯留槽としての酸素タンク18と、ブロワ19とが設けられる。
なお、酸素送給ラインL2には、外気から空気を吸入し、酸素W2として利用するための吸入口が設けられていてもよい。
また、水送給ラインL3には、水貯留槽としての水タンク25と、ポンプ26とが設けられる。
制御部27は、CPU及びメモリを含むマイクロプロセッサ(不図示)により構成される。制御部27は、第2貯留量センサ252による貯留量検出結果に基づき、検出量が第2基準値を下回る場合に、水タンク25に水を補充するように水補充部251を制御する。
また、二酸化炭素送給ラインL4には、二酸化炭素貯留槽としての二酸化炭素タンク28と、ブロワ29とが設けられる。
なお、二酸化炭素送給ラインL4には、外気から空気を吸入し、二酸化炭素W4として利用するための吸入口が設けられていてもよい。
10 光燃料電池
11 第1アノード
111 第1アノード室
12 第1カソード
121 第1カソード室
13 第1プロトン伝導性高分子膜
15 メタノールタンク(メタノール貯留槽)
151 メタノール補充部(メタノール補充手段)
152 第1貯留量センサ(第1貯留量検出手段)
17 制御部(原料補充制御手段)
18 酸素タンク(酸素貯留槽)
20 直接メタノール燃料電池
21 第2アノード
211 第2アノード室
22 第2カソード
221 第2カソード室
23 第2プロトン伝導性高分子膜
25 水タンク(水貯留槽)
251 水補充部(水補充手段)
252 第2貯留量センサ(第2貯留量検出手段)
27 制御部(原料補充制御手段)
28 二酸化炭素タンク(二酸化炭素貯留槽)
L1 メタノール送給ライン
L2 酸素送給ライン
L3 水送給ライン
L4 二酸化炭素送給ライン
Claims (4)
- それぞれ光触媒が担持された第1アノードと第1カソードの間に第1プロトン伝導性高分子膜が挟持されると共に、前記第1アノードの外側に第1アノード室が、前記第1カソードの外側に第1カソード室が形成され、光触媒反応により発電する光燃料電池と、
それぞれ触媒が担持された第2アノードと第2カソードの間に第2プロトン伝導性高分子膜が挟持されると共に、前記第2アノードの外側に第2アノード室が、前記第2カソードの外側に第2カソード室が形成され、触媒反応により発電する直接メタノール燃料電池と、
前記光燃料電池の発電時に、前記第1カソード室で生成したメタノールを取り出して前記第2アノード室に送給するメタノール送給ラインと、
前記光燃料電池の発電時に、前記第1アノード室で生成した酸素を取り出して前記第2カソード室に送給する酸素送給ラインと、
前記直接メタノール燃料電池の発電時に、前記第2カソード室で生成した水を取り出して前記第1アノード室に送給する水送給ラインと、
前記直接メタノール燃料電池の発電時に、前記第2アノード室で生成した二酸化炭素を取り出して前記第1カソード室に送給する二酸化炭素送給ラインと、を備える
複合型燃料電池システム。 - 前記メタノール送給ラインに設けられたメタノール貯留槽と、
前記酸素送給ラインに設けられた酸素貯留槽と、
前記水送給ラインに設けられた水貯留槽と、
前記二酸化炭素送給ラインに設けられた二酸化炭素貯留槽と、を備える
請求項1に記載の複合型燃料電池システム。 - 前記メタノール貯留槽に外部からメタノールを補充するメタノール補充手段と、
前記水貯留槽に外部から水を補充する水補充手段と、を備える
請求項2に記載の複合型燃料電池システム。 - 前記メタノール貯留槽のメタノール貯留量を検出する第1貯留量検出手段と、
前記水貯留槽の水貯留量を検出する第2貯留量検出手段と、
前記第1貯留量検出手段の検出量が第1基準値を下回る場合に、メタノールを補充するように前記メタノール補充手段を制御し、及び/又は、前記第2貯留量検出手段の検出量が第2基準値を下回る場合に、水を補充するように前記水補充手段を制御する原料補充制御手段と、を備える
請求項3に記載の複合型燃料電池システム。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019169785A1 (zh) * | 2018-03-06 | 2019-09-12 | 大连理工大学 | 一种阴极催化膜耦合无膜微生物燃料电池用于焦化废水处理系统 |
| CN115668555A (zh) * | 2020-05-21 | 2023-01-31 | 国立研究开发法人科学技术振兴机构 | 光驱动型燃料电池、用于其阴极的催化剂、用于其阳极的催化剂、以及包括将甲烷转化为甲醇的步骤的甲醇制造方法 |
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- 2016-04-11 JP JP2016078763A patent/JP6717015B2/ja active Active
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