JP2017191742A - 端子、コネクタ、および、接続状態検知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本願明細書に開示される技術は、導通不良を事前に検知する技術に関するものである。【解決手段】本願明細書に開示される技術に関する端子は、電線(11)の端部において絶縁被覆(11b)から露出する芯線(11a)にかしめられるワイヤーバレル(101)と、ワイヤーバレルよりも電線の延び出る方向の電線の周方向の一部において、電線の延び出る方向に沿って電線の絶縁被覆に接触可能に設けられる支え片(105)とを有する。【選択図】図2
Description
本願明細書に開示される技術は、端子、コネクタ、および、接続状態検知システムに関するものである。
車両に搭載されるワイヤーハーネスなどでは、高い通電信頼性を維持するために、経年劣化などによって断線などが生じた箇所を検知する技術が提案されている。
たとえば、特許文献1では、コネクタ端子の断線を検知した場合に、通電を停止する回路構造が開示されている。
しかしながら、より高い通電信頼性を確保するためには、断線などが実際に生じた場合に対処するだけでなく、断線などの異常が生じる前に導通不良の蓋然性が高い箇所を検知する技術が求められる。
本願明細書に開示される技術は、以上に記載されたような問題を解決するためになされたものであり、導通不良を事前に検知する技術に関するものである。
本願明細書に開示される技術の第1の態様は、電線の端部に設けられる端子であり、相手側の導電性部材と接触する接触部と、前記電線の前記端部において絶縁被覆から露出する芯線にかしめられるワイヤーバレルと、前記ワイヤーバレルよりも前記電線の延び出る方向の前記電線の周方向の一部において、前記電線の延び出る方向に沿って前記電線の前記絶縁被覆に接触可能に設けられる支え片とを有する。
また、本願明細書に開示される技術の第2の態様は、キャビティを有するコネクタハウジングと、前記キャビティ内に収容され、かつ、第1の電線の端部に設けられる第1の端子とを備え、前記第1の端子は、相手側の導電性部材と接触する第1の接触部と、前記第1の電線の前記端部において絶縁被覆から露出する芯線にかしめられる第1のワイヤーバレルと、前記第1のワイヤーバレルよりも前記第1の電線の延び出る方向の前記第1の電線の周方向の一部において、前記第1の電線の延び出る方向に沿って前記第1の電線の前記絶縁被覆に接触可能に設けられる支え片とを有する。
また、本願明細書に開示される技術の第3の態様は、第2の態様に関連し、前記コネクタハウジングは、複数の前記キャビティを備え、前記コネクタは、さらに、前記第1の端子が収容される前記キャビティとは異なるキャビティ内に収容され、かつ、第2の電線の端部に設けられる第2の端子を備え、前記第2の端子は、相手側の導電性部材と接触する第2の接触部と、前記第2の電線の前記端部において絶縁被覆から露出する芯線にかしめられる第2のワイヤーバレルと、前記第2のワイヤーバレルよりも前記第2の電線の延び出る方向において、前記第2の電線の前記絶縁被覆にかしめられるインシュレーションバレルとを有する。
また、本願明細書に開示される技術の第4の態様は、第2の態様または第3の態様に関連し、上記のコネクタと、前記第1の端子に接続され、かつ、前記第1の端子における電圧降下を検知する検知部とを備える。
また、本願明細書に開示される技術の第5の態様は、第4の態様に関連し、前記接続状態検知システムは、複数の前記第1の端子を備え、複数の前記第1の端子は、前記第1の電線を介して直列に接続され、それぞれの前記第1の端子は、同一の前記コネクタハウジングの異なる前記キャビティ内に収容される。
本願明細書に開示される技術の第1の態様、および、第2の態様によれば、端子と電線との間の導通不良を事前に検知することができる。具体的には、電線からの応力が直接ワイヤーバレルに伝わるため、ワイヤーバレルと芯線との間で経年劣化などに起因する接触不良が生じやすい。すなわち、端子と電線との間で経年劣化などに起因する接触不良が生じやすい。このような端子を用いることによって、同等の環境下における導通不良の蓋然性が高い箇所を事前に検知することができる。また、支え片が電線を接触可能に支えるため、配線された際に電線が引っ張られることによってワイヤーバレル端部にかかる応力、または、電線自体の重さによってワイヤーバレル端部にかかる応力が緩和される。したがって、車両振動などに起因する応力の影響を、精度よく検知することができる。
特に、第3の態様によれば、同一のコネクタハウジングにおける異なるキャビティ内に、第1の端子と第2の端子とがともに収容される。したがって、双方の端子が置かれる環境が近似する。そのため、第1の端子における経年劣化などに起因する接触不良を、第2の端子における接触不良に置き換える妥当性が高まり、導通不良の箇所を事前に検知する精度が高まる。
特に、第4の態様によれば、検知部は、第1の端子を経由して検知部に入力される電圧値が基準値を下回った場合に、第1の端子における接触抵抗の上昇を検知することができる。
特に、第5の態様によれば、主回路における接触抵抗が比較的大きい場合であっても、端子同士の接続部の個数を増加させることによって状態検知システム側の接触抵抗を調整することができる。
本願明細書に開示される技術に関する目的と、特徴と、局面と、利点とは、以下に示される詳細な説明と添付図面とによって、さらに明白となる。
以下、添付される図面を参照しながら実施の形態について説明する。
なお、図面は概略的に示されるものであり、異なる図面にそれぞれ示される画像の大きさと位置との相互関係は、必ずしも正確に記載されるものではなく、適宜変更され得るものである。
また、以下に示される説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称と機能とについても同様のものとする。したがって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
また、以下に記載される説明において、「上」、「下」、「側」、「底」、「表」または「裏」などの特定の位置と方向とを意味する用語が用いられる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、実際に実施される際の方向とは関係しないものである。
<実施の形態>
以下、本実施の形態に関する端子、コネクタ、および、接続状態検知システムについて説明する。まず、端子付き電線の構成について説明する。
以下、本実施の形態に関する端子、コネクタ、および、接続状態検知システムについて説明する。まず、端子付き電線の構成について説明する。
<端子付き電線の構成について>
図1は、主回路用の端子付き電線の、端子の接続部の構造を例示する図である。図1に例示されるように、主回路用の端子付き電線10は、電線11と、電線11の端部に接続された端子12とを備える。
図1は、主回路用の端子付き電線の、端子の接続部の構造を例示する図である。図1に例示されるように、主回路用の端子付き電線10は、電線11と、電線11の端部に接続された端子12とを備える。
電線11は、銅またはアルミニウムなどの金属を主成分とする線材である芯線11aと、芯線11aの周囲を覆う絶縁被覆11bとを備える。絶縁被覆11bは、たとえば、ポリエチレン、塩化ビニルまたはポリアミド系ナイロンなどを主成分とする合成樹脂の部材である。
端子12は、電線11の端部に接続される。端子12は、たとえば、銅またはスズなどの金属を主成分とする金属の部材である。端子12と電線11との接続方法としては、たとえば、圧着または溶接などがある。
端子12は、ワイヤーバレル101と、インシュレーションバレル102とを備える。ワイヤーバレル101は、電線11の端部において露出する芯線11aに向かってかしめられる。インシュレーションバレル102は、電線11の端部における絶縁被覆11bに向かってかしめられる。ワイヤーバレル101は、インシュレーションバレル102とは離間して設けられ、かつ、インシュレーションバレル102よりも電線11の先端側に設けられる。換言すれば、インシュレーションバレル102は、ワイヤーバレル101よりも電線11の延び出る方向に設けられる。
図1における端子12は、ワイヤーバレル101と、インシュレーションバレル102とによって電線11の端部に圧着され、かつ、固定される。
図2は、検知用の端子付き電線の、端子の接続部の構造を例示する図である。図2に例示されるように、検知用の端子付き電線10Aは、電線11と、電線11の端部に接続された端子12Aとを備える。
端子12Aは、電線11の端部に接続される。端子12Aは、ワイヤーバレル101を備えているが、インシュレーションバレルを備えていない。ワイヤーバレル101は、電線11の端部において露出した芯線11aに向かってかしめられる。
また、端子12Aは、支え片105を備える。支え片105は、ワイヤーバレル101よりも電線11の延び出る方向に設けられる。支え片105は、電線11の周方向の一部において設けられる。
図2に例示される支え片105は、電線11の延び出る方向に沿って電線11の絶縁被覆11bに接触して設けられる。ただし、支え片105は、電線11の絶縁被覆11bから離間可能である。
また、支え片105は、図2に例示されるように、電線11の鉛直下側に設けられてもよいし、それ以外の、電線11の周方向の一部において設けられていてもよい。
図2における端子12Aは、ワイヤーバレル101によって電線11に圧着される。
<端子の構成について>
次に、端子の構成について詳細に説明する。
次に、端子の構成について詳細に説明する。
図3は、電線11に圧着される前の、主回路用の端子12の構造を例示する斜視図である。図3に例示されるように、端子12は、ワイヤーバレル101と、インシュレーションバレル102と、接触部104とを備える。
ワイヤーバレル101は、端子12の長手方向に延びる底面部103の途中から立ち上がって形成される一対の部材である。また、インシュレーションバレル102は、端子12の長手方向に延びる底面部103の先端から立ち上がって形成される一対の部材であり、かつ、ワイヤーバレル101とは離間して設けられる。
また、端子12の長手方向に延びる底面部103の、インシュレーションバレル102が立ち上がる先端とは反対側の先端においては、相手側の端子と接触する接触部104が設けられる。
図4は、電線11に圧着される前の、検知用の端子12Aの構造を例示する斜視図である。図4に例示されるように、端子12Aは、ワイヤーバレル101と、支え片105と、接触部104とを備える。
ワイヤーバレル101は、端子12Aの長手方向に延びる底面部103の途中から立ち上がって形成される一対の部材である。また、端子12Aの長手方向に延びる底面部103の先端においては、相手側の端子と接触する接触部104が設けられる。
また、支え片105は、端子12Aの長手方向に延びる底面部103の、接触部104が設けられる先端とは反対側の先端に設けられる。なお、図4に例示される支え片105は、底面部103がそのまま延ばされた形状であるが、底面部103と支え片105とは、厚さまたは幅などが異なっていてもよい。
<コネクタの構成について>
図5は、コネクタの構造を例示する斜視図である。図5において、コネクタは、コネクタハウジング30と、コネクタハウジング30に収容される端子付き電線10A、すなわち、電線11の端部に端子12Aが接続された端子付き電線10Aとを備える。なお、端子付き電線10Aは、少なくとも1本設けられていればよい。
図5は、コネクタの構造を例示する斜視図である。図5において、コネクタは、コネクタハウジング30と、コネクタハウジング30に収容される端子付き電線10A、すなわち、電線11の端部に端子12Aが接続された端子付き電線10Aとを備える。なお、端子付き電線10Aは、少なくとも1本設けられていればよい。
コネクタハウジング30は、少なくとも1つのキャビティ31を備える。図5においては、コネクタハウジング30は、複数のキャビティ31を備えている。端子付き電線10Aの端子12Aは、いずれかのキャビティ31内に収容される。そして、端子12Aは、キャビティ31内において対となる端子と電気的に接続される。
コネクタハウジング30の、端子付き電線10Aの端子12Aが収容されるキャビティ31とは異なるキャビティ31内には、端子付き電線10、すなわち、電線11の端部に端子12が接続された端子付き電線10が収容されていてもよい。端子付き電線10の端子12は、端子付き電線10Aの端子12Aが収容されるキャビティ31とは異なるキャビティ31内において、対となる端子と電気的に接続される。
<回路構成について>
次に、主回路用の端子付き電線10、および、検知用の端子付き電線10Aを含む回路構成について説明する。
次に、主回路用の端子付き電線10、および、検知用の端子付き電線10Aを含む回路構成について説明する。
図6は、主回路用の端子付き電線10、および、検知用の端子付き電線10Aを含む回路構成を例示する図である。
図6に例示されるように、主回路用の端子付き電線10は、電源202から負荷201に至る、接続コネクタ300、および、接続コネクタ301を経由する経路において配線される。
ここで、接続コネクタ300および接続コネクタ301は、図5に例示されたようなコネクタ同士が対となって接続されたものである。したがって、接続コネクタ300および接続コネクタ301においては、それぞれのコネクタのキャビティ31内に収容された対となる端子同士が接続される。
一方で、検知用の端子付き電線10Aは、負荷制御部200における定電圧電源204から検知回路205に至る、接続コネクタ300を経由する経路において配線される。
なお、図6においては、接続コネクタ300における端子同士の接続部から負荷制御部200の外部へ誘導され再び接続コネクタ300における端子同士の接続部に至る経路が示されている。しかしながら、当該経路、すなわち、複数の端子付き電線10Aが直列に接続され、かつ、それぞれの端子12Aが同一の接続コネクタ300の異なるキャビティ31内に収容される経路は、適切な電源を負荷制御部200の外部に確保することができる場合には不要である。ただし、定電圧電源204を電源として用いれば、入力される電圧値が安定するため、後述する検知の精度が向上する。
一方で、主回路用の端子付き電線10が配線される電源202から負荷201に至る経路全体における接触抵抗と、検知用の端子付き電線10Aが配線される定電圧電源204から検知回路205に至る経路全体における接触抵抗とが等しくなるように調整して、主回路用の端子付き電線10が配線される経路における抵抗値の上昇を精度よく検知する場合には、接続コネクタ300から負荷制御部200の外部へ誘導される回数を増減させることで、接続に用いられる端子の数を調整して対応することができる。なお、接触抵抗の調整には、たとえば、端子の型、端子の構造、端子のサイズなどを主回路用と検知用とであわせることも想定される。また、検知動作については後述する。
<検知動作について>
図6に例示された回路構成における、抵抗値の上昇を検知する動作について説明する。
図6に例示された回路構成における、抵抗値の上昇を検知する動作について説明する。
検知回路205は、定電圧電源204から入力される基準電圧が、検知用の端子付き電線10Aの端子12Aが少なくとも1つ含まれる接続コネクタ300における端子同士の接続部を経由することによって降下した場合に、たとえば、オペアンプから信号が出力される回路である。
検知用の端子付き電線10Aにおける端子12Aは、インシュレーションバレル102を備えていない。したがって、ワイヤーバレル101に、電線11が振動した場合などに生じる応力が直接伝わる。
電線11から伝わる応力によって、電線11の端部において露出した芯線11aとワイヤーバレル101との間の接触不良が生じやすくなる。すなわち、電線11と端子12Aとの間の電気的接続が劣化しやすくなるため、端子付き電線10Aは、端子付き電線10よりも早く抵抗値が上昇する可能性が高い。
このような検知用の端子12Aを有する端子付き電線10Aを用いることによって、同等の環境下の主回路における端子12を有する端子付き電線10の抵抗値の上昇を、事前に検知することができる。
ここで、定電圧電源204から入力される基準電圧と、実際に検知回路205に入力される電圧との差がしきい値以上となった場合に、オペアンプから信号が出力されるように設計することもできる。その場合、しきい値は、接続信頼性が確保される最低限の抵抗値から算出されればよいが、たとえば、車両におけるワイヤーハーネスであれば、自動車メーカーが設定する規格値に基づいて設定することができる。
検知回路205から出力された信号は、中央演算処理装置(central processing unit、すなわち、CPU)206に入力される。そして、CPU206は、検知回路205からの信号に基づいて、警告の表示、または、駆動回路203を停止させるなどの制御を行うことができる。
<以上に記載された実施の形態によって生じる効果について>
以下に、以上に記載された実施の形態によって生じる効果を例示する。なお、以下では、以上に記載された実施の形態に例示された具体的な構成に基づいて当該効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本願明細書に例示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。
以下に、以上に記載された実施の形態によって生じる効果を例示する。なお、以下では、以上に記載された実施の形態に例示された具体的な構成に基づいて当該効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本願明細書に例示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。
以上に記載された実施の形態によれば、コネクタにおいて、キャビティ31を有するコネクタハウジング30と、キャビティ31内に収容され、かつ、第1の電線の端部に設けられる第1の端子とを備える。ここで、電線11は、第1の電線に対応するものである。また、端子12Aは、第1の端子に対応するものである。端子12Aは、相手側の導電性部材と接触する第1の接触部と、第1のワイヤーバレルと、支え片105とを有する。ここで、接触部104は、第1の接触部に対応するものである。また、ワイヤーバレル101は、第1のワイヤーバレルに対応するものである。
ワイヤーバレル101は、電線11の端部において絶縁被覆11bから露出する芯線11aにかしめられる。支え片105は、ワイヤーバレル101よりも電線11の延び出る方向の電線11の周方向の一部において、電線11の延び出る方向に沿って電線11の絶縁被覆11bに接触可能に設けられる。
このような構成によれば、端子と電線との間の導通不良を事前に検知することができる。具体的には、電線11からの応力が直接ワイヤーバレル101に伝わるため、ワイヤーバレル101と芯線11aとの間で経年劣化などに起因する接触不良が生じやすい。すなわち、端子12Aと電線11との間で経年劣化などに起因する接触不良が生じやすい。このような端子12Aを用いることによって、同等の環境下における導通不良の蓋然性が高い箇所を事前に検知することができる。また、支え片105が電線11を接触可能に支えるため、配線された際に電線11が引っ張られることによってワイヤーバレル101端部にかかる応力、または、電線11自体の重さによってワイヤーバレル101端部にかかる応力が緩和される。したがって、車両振動などに起因する応力の影響を、精度よく検知することができる。
なお、これらの構成以外の本願明細書に例示される他の構成については適宜省略することができる。すなわち、これらの構成のみで、以上に記載された効果を生じさせることができる。
しかしながら、本願明細書に例示される他の構成のうちの少なくとも1つを以上に記載された構成に適宜追加した場合、すなわち、以上に記載された構成としては記載されなかった本願明細書に例示される他の構成を以上に記載された構成に追加した場合でも、同様に以上に記載された効果を生じさせることができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、コネクタハウジング30は、複数のキャビティ31を備える。そして、コネクタは、さらに、端子12Aが収容されるキャビティ31とは異なるキャビティ31内に収容され、かつ、第2の電線の端部に設けられる第2の端子を備える。ここで、電線11は、第2の電線に対応するものである。また、端子12は、第2の端子に対応するものである。端子12は、相手側の導電性部材と接触する第2の接触部と、第2のワイヤーバレルと、インシュレーションバレル102とを有する。ここで、接触部104は、第2の接触部に対応するものである。また、ワイヤーバレル101は、第2のワイヤーバレルに対応するものである。
ワイヤーバレル101は、電線11の端部において絶縁被覆11bから露出する芯線11aにかしめられる。インシュレーションバレル102は、ワイヤーバレル101よりも電線11の延び出る方向において、電線11の絶縁被覆11bにかしめられる。このような構成によれば、同一のコネクタハウジング30における異なるキャビティ31内に、端子12Aと端子12とがともに収容される。したがって、双方の端子が置かれる環境が近似する。そのため、端子12Aにおける経年劣化などに起因する接触不良を、端子12における接触不良に置き換える妥当性が高まり、導通不良の箇所を事前に検知する精度が高まる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、接続状態検知システムは、コネクタと、端子12Aに接続され、かつ、端子12Aにおける電圧降下を検知する検知部とを備える。ここで、検知回路205は、検知部に対応するものである。このような構成によれば、検知部は、端子12Aを経由して検知回路205に入力される電圧値が基準値を下回った場合に、端子12Aにおける接触抵抗の上昇を検知することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、接続状態検知システムは、複数の端子12Aを備える。複数の端子12Aは、電線11を介して直列に接続される。それぞれの端子12Aは、同一のコネクタハウジング30の異なるキャビティ内31に収容される。このような構成によれば、検知用回路における端子同士の接続部の個数を増加させることができる。そのため、主回路の接触抵抗が比較的大きい場合であっても、検知用回路の接触抵抗をそれに近い値に調整した上で、接触不良を検知することができる。また、負荷制御部200内の定電圧電源204を電源として用いることができるため、入力される電圧値が安定する。そのため、検知精度が向上する。
<以上に記載された実施の形態における変形例について>
以上に記載された実施の形態では、それぞれの構成要素の材質、材料、寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本願明細書に記載されたものに限られることはないものとする。
以上に記載された実施の形態では、それぞれの構成要素の材質、材料、寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本願明細書に記載されたものに限られることはないものとする。
したがって、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。たとえば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
また、矛盾が生じない限り、以上に記載された実施の形態において「1つ」備えられるものとして記載された構成要素は、「1つ以上」備えられていてもよいものとする。
さらに、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素は概念的な単位であって、本願明細書に開示される技術の範囲内には、1つの構成要素が複数の構造物から成る場合と、1つの構成要素がある構造物の一部に対応する場合と、さらには、複数の構成要素が1つの構造物に備えられる場合とを含むものとする。
また、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素には、同一の機能を発揮する限り、他の構造または形状を有する構造物が含まれるものとする。
また、本願明細書における説明は、本技術に関するすべての目的のために参照され、いずれも、従来技術であると認めるものではない。
10,10A 端子付き電線
11 電線
11a 芯線
11b 絶縁被覆
12,12A 端子
30 コネクタハウジング
31 キャビティ
101 ワイヤーバレル
102 インシュレーションバレル
103 底面部
104 接触部
105 支え片
200 負荷制御部
201 負荷
202 電源
203 駆動回路
204 定電圧電源
205 検知回路
206 CPU
300,301 接続コネクタ
11 電線
11a 芯線
11b 絶縁被覆
12,12A 端子
30 コネクタハウジング
31 キャビティ
101 ワイヤーバレル
102 インシュレーションバレル
103 底面部
104 接触部
105 支え片
200 負荷制御部
201 負荷
202 電源
203 駆動回路
204 定電圧電源
205 検知回路
206 CPU
300,301 接続コネクタ
Claims (5)
- 電線の端部に設けられる端子であり、
相手側の導電性部材と接触する接触部と、
前記電線の前記端部において絶縁被覆から露出する芯線にかしめられるワイヤーバレルと、
前記ワイヤーバレルよりも前記電線の延び出る方向の前記電線の周方向の一部において、前記電線の延び出る方向に沿って前記電線の前記絶縁被覆に接触可能に設けられる支え片とを有する、
端子。 - キャビティを有するコネクタハウジングと、
前記キャビティ内に収容され、かつ、第1の電線の端部に設けられる第1の端子とを備え、
前記第1の端子は、
相手側の導電性部材と接触する第1の接触部と、
前記第1の電線の前記端部において絶縁被覆から露出する芯線にかしめられる第1のワイヤーバレルと、
前記第1のワイヤーバレルよりも前記第1の電線の延び出る方向の前記第1の電線の周方向の一部において、前記第1の電線の延び出る方向に沿って前記第1の電線の前記絶縁被覆に接触可能に設けられる支え片とを有する、
コネクタ。 - 前記コネクタハウジングは、複数の前記キャビティを備え、
前記コネクタは、さらに、
前記第1の端子が収容される前記キャビティとは異なるキャビティ内に収容され、かつ、第2の電線の端部に設けられる第2の端子を備え、
前記第2の端子は、
相手側の導電性部材と接触する第2の接触部と、
前記第2の電線の前記端部において絶縁被覆から露出する芯線にかしめられる第2のワイヤーバレルと、
前記第2のワイヤーバレルよりも前記第2の電線の延び出る方向において、前記第2の電線の前記絶縁被覆にかしめられるインシュレーションバレルとを有する、
請求項2に記載のコネクタ。 - 請求項2または請求項3に記載のコネクタと、
前記第1の端子に接続され、かつ、前記第1の端子における電圧降下を検知する検知部とを備える、
接続状態検知システム。 - 前記接続状態検知システムは、複数の前記第1の端子を備え、
複数の前記第1の端子は、前記第1の電線を介して直列に接続され、
それぞれの前記第1の端子は、同一の前記コネクタハウジングの異なる前記キャビティ内に収容される、
請求項4に記載の接続状態検知システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016081774A JP2017191742A (ja) | 2016-04-15 | 2016-04-15 | 端子、コネクタ、および、接続状態検知システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016081774A JP2017191742A (ja) | 2016-04-15 | 2016-04-15 | 端子、コネクタ、および、接続状態検知システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017191742A true JP2017191742A (ja) | 2017-10-19 |
Family
ID=60084962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016081774A Pending JP2017191742A (ja) | 2016-04-15 | 2016-04-15 | 端子、コネクタ、および、接続状態検知システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017191742A (ja) |
-
2016
- 2016-04-15 JP JP2016081774A patent/JP2017191742A/ja active Pending
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