JP2017191856A - サーミスタ素子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このサーミスタ素子の用途として、例えば、自動車の排ガス温度測定用の温度センサがある。この用途では、例えば、−40℃から1000℃までの広い温度範囲において、精度良く温度を検出することが望まれている。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、焼成後のサーミスタ素子の抵抗値を調整することができるサーミスタ素子及びその製造方法を提供するものである。
上述したように、除去加工によって除去される部分の範囲とサーミスタ素子の調整前後の抵抗値の変化との間には、相関関係がある。従って、除去加工によって除去される部分の範囲と抵抗値の調整前後の変化を示す指標(例えば後述する抵抗変化率)との間にも、同様な相関関係がある。よって、上述した工程によって、除去する範囲を決定して、容易に除去加工を行うことができる。
本第6局面は、除去加工として好ましい方法を例示したものである。つまり、除去加工によって除去する量や除去する位置を調節することにより、容易に抵抗値を調整できる。
本第7局面は、除去加工として好ましい方法を例示したものである。つまり、除去加工の際に、加工位置(サーミスタ部のどの部分を加工するか)や、加工形状(サーミスタ部を加工する際の形状(除去する部分の形状)をどのようにするか)や、加工深さ(サーミスタ部の表面を除去する場合に、表面からどの程度の深さまで除去するか)を調節することにより、容易に抵抗値を調整できる。
本第8局面は、除去加工として好ましい方法を例示したものである。つまり、サーミスタ部に平面がある場合には、その平面に除去加工を行うことにより、容易に抵抗値を調整できる。
本第9局面は、除去加工として好ましい方法を例示したものである。つまり、サーミスタ部の板状である場合には、その主面に凹部を形成することにより、容易に抵抗値を調整できる。
本第10局面は、除去加工として好ましい方法を例示したものである。つまり、サーミスタ部の端部を削除することによって、容易に抵抗値を調整できる。
本第11局面は、除去加工として好ましい方法を例示したものである。
(13)本発明の第13局面は、サーミスタ部と一対の電極線との界面と加工面との距離が、5μm以上である。
このような構成のサーミスタ素子は、抵抗値の調整が容易であるので、所望の抵抗値を有している。また、サーミスタ素子の製造(量産)により適した構成である。
このような構成のサーミスタ素子は、抵抗値の調整が容易であるので、所望の抵抗値を有する。また、サーミスタ素子の製造(量産)により適した構成である。
このような構成のサーミスタ素子は、抵抗値の調整が容易であるので、所望の抵抗値を有する。また、サーミスタ素子の製造(量産)により適した構成である。
サーミスタ部が複数相からなる場合には、例えば除去加工の際の熱によって、例えば第1相と第2相との間で元素の移動が生じて、除去加工の前後でB定数が変化する恐れがある。よって、サーミスタ部が単一相からなる場合には、B定数の変化が無いので、抵抗値の調整を精度良く行うことができる。
<以下、本発明の各構成について説明する>
・サーミスタ部とは、温度が変化すると電気的特性(抵抗値)が変化する周知のサーミスタ焼結体であり、このサーミスタ部の材料であるサーミスタ材料としては、例えばペロブスカイト型酸化物、スピネル型酸化物、ガーネット型酸化物等を採用することができる。
・シース部材とは、筒状の部材であり、例えばステンレス合金からなる金属製のチューブ等を採用できる。
なお、本発明の他の局面として、一対の電極線の中心線を含む平面に対して垂直で、且つ、一対の電極線の中心線間を2分する平面にて、サーミスタ部を前記凹部の少なくとも一部を含むようにして破断したサーミスタ素子の断面の面積S2と、凹部が無いとした場合のサーミスタ素子の断面の面積S1との比(S2/S1)を、前記中心線間を2分可能な領域にわたって求めたときの最小値が、0.10以上としてもよい。
まず、本第1実施形態のサーミスタ素子を備えた温度センサについて説明する。
[1−1.温度センサの全体構成]
図1に示すように、温度センサ1は、感温素子であるサーミスタ素子3と、一対の金属製のシース芯線5をシース管7の内側にて絶縁保持したシース部材9と、先端側が閉塞し軸線O方向に延びる筒状の金属チューブ11と、金属チューブ11を支持する取付部材13と、六角ナット部15及びネジ部17を有するナット部材19と、取付部材13の後端側に内嵌する外筒21とを備えている。
シース部材9は、金属製(例えばステンレス合金製)のシース管7と、導電性金属(例えばステンレス合金:例えばSUS310S)からなる一対のシース芯線5と、シース管7と2本のシース芯線5との間を電気的に絶縁してシース芯線5を保持するシリカ等の絶縁粉末23とから構成される。
次に、サーミスタ素子3について、詳しく説明する。
図2に示すように、サーミスタ素子3は、温度によって電気的特性(電気抵抗値)が変化するサーミスタ部49と、このサーミスタ部49の電気的特性の変化を取り出すための一対の電極線25とから構成される。なお、サーミスタ部49は、厚み方向から見た平面視が六角形の板状である。
0<b≦0.400 ・・・(2)
0≦c<0.150 ・・・(3)
0.400≦d<0.950 ・・・(4)
0.050<e≦0.600 ・・・(5)
0.50<e/(c+e)≦1.00 ・・・(6)
2.80≦f≦3.30 ・・・(7)
前記組成式において、M1はペロブスカイト相のAサイトに位置する、Laを除く第3族元素のうち少なくとも1種の元素を示す。M2はペロブスカイト相のAサイトに位置する第2族元素のうち少なくとも1種の元素を示す。なお、M1はNd、M2はCaから構成される方が好ましい。
図3に示すように、本第1実施形態では、サーミスタ部49は、後述する除去加工により形成された被加工部51を有する。
サーミスタ部49の表面のうち、この被加工部51の表面が加工面53であり、この加工面53以外の表面は、サーミスタ部49を焼結させる際に形成された焼肌面(図3の灰色部分)55のままである。なお、焼肌面55の表面粗さRaは加工面53の表面粗さRaより小さい。
次に、サーミスタ素子3の製造方法について説明する。
ここでは、下記表1の組成(1)の組成から成るサーミスタ部49を有するサーミスタ素子3の製造方法について説明する。なお、この製造方法は、下記表1における実施例1〜6のサーミスタ素子の製造方法である。
次に、この原料粉末混合物を、大気雰囲気下1400℃で2時間仮焼成し、平均粒径1〜2μmのサーミスタ材料の仮焼粉末を作製した。
即ち、前記仮焼粉末を秤量し、樹脂ポットと高純度Al2O3球石とを用い、エタノールを分散媒として、湿式混合粉砕を行った。そして、得られたスラリーを80℃で2時間乾燥し、サーミスタ合成粉末を作製した。
その後、後述するように抵抗値の調整を行うことにより、前記図3に示すサーミスタ素子3が完成した。
組成(3)は、元素M1をY、元素M2をSr、元素M3をFeにそれぞれ変え、またモル比a〜eが異なる点で、組成(1)と異なる。
次に、サーミスタ素子3の抵抗値の調整方法(トリミング法)について説明する。
なお、ここでは、前記表1の組成(1)のサーミスタ部49(即ち下記表2の実施例1〜6)と、前記表1の組成(4)のサーミスタ部49(即ち下記表2の実施例7)とに対してトリミングを実施する例について説明する。
まず、サーミスタ素子3について、以下のようにして初期抵抗値を測定した。
即ち、まず、サーミスタ素子3を絶対温度T(900)=1173K(=900℃)の環境下に放置し、その状態でのサーミスタ初期抵抗値Rs(900)を、マルチメーターを用いて測定した。この結果を下記表2に示す。
即ち、まず、サーミスタ素子3を絶対温度T(−40)=233K(=−40℃)の環境下に放置し、その状態でのサーミスタ初期抵抗値Rs(−40)を測定した。そして、トリミング前の−40℃〜900℃における初期B定数:Bs(−40〜900)を、以下の式(8)に従って算出した。
ln[Rs(900)/Rs(-40)]/[1/T(900)−1/T(-40)]・・(8)
(2)第2工程
ついで、サーミスタ素子3の初期抵抗値Rs(900)と900℃における目標抵抗値Rt(900)との差から、所望の抵抗変化率Rc(900)(%)を下記式(9)より算出した。この結果を下記表2に示す。
(3)第3工程
ついで、加工深さ(即ち主面からの深さ)と抵抗変化率Rc(900)との相関関係から、加工深さを算出した。この結果を下記表2に示す。
ついで、サーミスタ部49の表面に対し、前記第3工程の決定(即ち加工深さ)に従って、サンドブラスト加工を施して、被加工部51を形成した。
また、サーミスタ素子3に対し、上述と同様に加工後のB定数:Bp(−40〜900)を求めた。その上で、初期B定数:Bs(−40〜900)と加工後のB定数;Bp(−40〜900)との差から、加工によるB定数変化率Bc(−40〜900)(%)を下記式(10)より算出した。
(Bp(-40〜900)−Bs(-40〜900))/Bs(-40〜900))×100 ・・(10)
これらの結果を下記表2に示す。
つまり、上述の抵抗値のトリミングを実施することで、加工後抵抗値Rp(900)は目標抵抗値Rt(900)に近くなり、抵抗値バラツキを大きく低減できることが分かった。
本第1実施形態では、焼結体であるサーミスタ部49の一部を除去する除去加工を行うことによって、サーミスタ素子3の抵抗値を調整する。そのため、サーミスタ素子3ごとの抵抗値がバラツクような場合でもあっても、容易に目標とする抵抗値に近づけることができる。
このように、焼成後のサーミスタ素子3の抵抗値の調整が可能であるので、抵抗値のバラツキを大幅に低減できる。よって、広い温度範囲を精度よく検知可能なサーミスタ素子3を提供することができるという顕著な効果を奏する。
本第1実施形態の変形例として、図5に示すサーミスタ素子1が挙げられる。
この変形例のサーミスタ素子1では、サーミスタ部49の主面49aに、第1実施形態と同様な図5の上下方向に長い溝状の被加工部51が設けられているが、この被加工部51は、図5の上下の両端に達していない。
この変形例によっても、第1実施形態と同様な効果を奏する。また、被加工部51が両端に達していないので、一層破損し難いという利点がある。
本第1実施形態の、サーミスタ素子3、シース芯線5、シース部材9、絶縁粉末23、電極線25、サーミスタ部49、主面49a、被加工部51、加工面53、焼肌面55が、それぞれ、特許請求の範囲の、サーミスタ素子、芯線、シース部材、絶縁材、電極線、サーミスタ部、主面、被加工部、加工面、焼肌面の一例に相当する。
次に、第2実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同様な内容の説明は省略又は簡略化する。なお、第1実施形態と同様な構成には同じ番号を付す。
このサーミスタ部63は、平面視が六角形状であるが、その被加工部65の形状が、第1実施形態とは異なっている。
この第2実施形態では、加工深さと抵抗変化率Rc(900)とは、下記表3及び図7に示す相関関係を有している。
[3.第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同様な内容の説明は省略又は簡略化する。なお、第1実施形態と同様な構成には同じ番号を付す。
このサーミスタ部73は、平面視が六角形状であるが、その被加工部75の形状が、第1実施形態とは異なっている。
この第3実施形態においても、前記第1実施形態と同様な効果を奏する。
次に、第4実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同様な内容の説明は省略又は簡略化する。なお、第1実施形態と同様な構成には同じ番号を付す。
なお、サーミスタ部49は、前記表1の組成(1)であり、サーミスタ部49の被加工部51は、縦1.500mm×横0.300mm×深さ0.100mmである。
具体的には、下記表4の実施例8〜23について、加工方法、加工位置、加工形状、加工深さを変更し、電極線界面と被加工部との距離、S2/S1、Bc(−40〜900)、Rc(−40)、Rc(900)、冷熱サイクル試験後の破損発生率、被加工部の表面粗さRaを調べた。
・「加工方法」とは、被加工部51を形成する方法であり、周知の、サンドブラスト加工、レーザー加工、ダイサーによる切削加工のいずれかを示している。
・S2とは、図11に示すように、一対の電極線25の中心線を含む平面に対して垂直で、且つ、一対の電極線25の中心線間を2分する平面にて、サーミスタ部49を溝状の被加工部51の少なくとも一部を含むようにして破断したサーミスタ素子3の断面の面積である。なお、中心線とは電極線の軸中心を示している。
なお、前記サーミスタ素子3の断面の面積S1、S2とは、各断面が電極線25の断面を含む場合には、サーミスタ部49とサーミスタ部49に埋設されている部分の電極線25とを含む面積である。
・「Bc(−40〜900)(%)」は、B定数変化率であり、前記第1実施形態と同様である。
=(Rp(-40)−Rs(-40))/Rs(-40))×100 ・・(11)
・「Rc(900)(%)」は、下記式(12)により求めたものであり、加工前の抵抗値Rs(900)と加工後の抵抗値Rp(900)との差の割合を示す抵抗変化率である。
=(Rp(900)−Rs(900))/Rs(900))×100 ・・(12)
・「破損発生率」とは、冷熱サイクル試験後の破損発生率を示し、試料10個に対して、破損が発生した割合を求めたものである。
なお、図13
は、実施例8〜11及び実施例14〜17について、加工深さを横軸に、抵抗変化率Rc(900)を縦軸にとったグラフである。
しかも、実施例8〜23によると、Bc(−40〜900)は±0.1%以内となり、加工前後でB定数がほとんど変化していないことが分かる。よって、この点からも、B定数を変えることなく、抵抗値のみを所望の値に変化させることが可能であることが分かる。
次に、第5実施形態について説明するが、前記第1実施形態と同様な内容の説明は省略又は簡略化する。なお、第1実施形態と同様な構成には同じ番号を付す。
第5実施形態では、サーミスタ部83の形状が、第1実施形態とは異なっている。
この第2実施形態では、加工深さ(d)と抵抗変化率Rc(900)とは、下記表5及び図15に示す相関関係を有している。なお、本第5実施形態で加工深さ(d)とは、図15の上方の端面から切り取った部分の長さである。
[6.他の実施形態]
尚、本発明は前記実施形態や実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(2)また、除去加工において、加工位置、加工形状、加工深さのうち少なくとも1種を調節してもよい。つまり、上述したように、除去加工の内容とそれによって抵抗値がどのように変化するかという相関関係を予め求めておく。そして、目標抵抗値とするために、どの程度抵抗値を変化させれば良いかが決まるので、前記相関関係に基づいて、変化させる抵抗値に対応した除去加工の内容を決めて除去加工(即ちトリミング)を実施することにより、サーミスタ素子の抵抗値を目標抵抗値に近づけることができる。
5…シース芯線
9…シース部材
23…絶縁粉末
25…電極線
49、63、73、83…サーミスタ部
49a…主面
51、65、75、85…被加工部
53、87…加工面
55…焼肌面
Claims (17)
- サーミスタ材料からなる焼結体であるサーミスタ部と、前記サーミスタ部に埋設されると共に、少なくとも一端部が前記サーミスタ部の外側に突出した一対の電極線と、を有するサーミスタ素子の製造方法において、
前記サーミスタ部の一部を除去する除去加工を行うことによって、前記サーミスタ素子の抵抗値を調整することを特徴とするサーミスタ素子の製造方法。 - 前記除去加工によって除去される部分の範囲と前記サーミスタ素子の調整前後の抵抗値の変化との相関関係を予め求めておき、前記相関関係に基づいて、前記除去加工を行うことによって、前記サーミスタ素子の抵抗値を目標抵抗値に調整することを特徴とする請求項1に記載のサーミスタ素子の製造方法。
- 前記サーミスタ素子の抵抗値を測定する第1工程と、
前記第1工程で測定した前記サーミスタ素子の抵抗値と前記目標抵抗値との差に基づいて、前記抵抗値の調整前後の変化を示す指標を算出する第2工程と、
前記第2工程で算出した前記指標と、前記相関関係から得られる前記除去加工によって除去される部分の範囲と前記抵抗値の調整前後の変化を示す指標との相関関係とに基づいて、前記サーミスタ部の除去する範囲を決定する第3工程と、
前記第3工程における決定に基づいて、前記サーミスタ部の除去加工を行う第4工程と、
を有することを特徴とする請求項2に記載のサーミスタ素子の製造方法。 - 前記サーミスタ素子の抵抗値を測定する場合には、前記一対の電極線と絶縁材が充填された筒状のシース部材に貫挿された一対の芯線とをそれぞれ電気的に接続し、前記一対の芯線の前記電極線とは反対側の端部の間の抵抗値を測定することを特徴とする請求項3に記載のサーミスタ素子の製造方法。
- 前記指標は、前記調整前の抵抗値(Rs)に対する前記調整前の抵抗値(Rs)と前記目標抵抗値(Rt)との差(Rt−Rs)の割合を示す抵抗変化率((Rt−Rs)/Rs)であり、
前記相関関係は、前記除去加工によって除去される部分の範囲と前記抵抗変化率との相関関係を示すものであることを特徴とする請求項3又は4に記載のサーミスタ素子の製造方法。 - 前記除去加工によって除去する量及び除去する位置を調節することにより、前記サーミスタ素子の抵抗値を調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のサーミスタ素子の製造方法。
- 前記除去加工において、加工位置、加工形状、加工深さのうち少なくとも1種を調節することにより、前記サーミスタ素子の抵抗値を調整することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のサーミスタ素子の製造方法。
- 前記サーミスタ部が平面を有する場合に、前記平面に対して前記除去加工を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のサーミスタ素子の製造方法。
- 前記サーミスタ部の板状である場合に、板厚方向の少なくとも一方の主面に凹部を形成する前記除去加工を行うことを特徴とする請求項8に記載のサーミスタ素子の製造方法。
- 前記除去加工として、前記サーミスタ部の端部を削除する加工を行って、前記抵抗値を調整することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のサーミスタ素子の製造方法。
- 前記除去加工が、サンドブラスト加工、レーザー加工、切削加工のうち少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のサーミスタ素子の製造方法。
- サーミスタ材料からなる焼結体であるサーミスタ部と、前記サーミスタ部に埋設されると共に、少なくとも一端部が前記サーミスタ部の外側に突出した一対の電極線と、を有するサーミスタ素子において、
前記サーミスタ部の表面は、焼肌面と該焼肌面とは異なる表面粗さを有する抵抗値調整用の加工面とを有することを特徴とするサーミスタ素子。 - 前記サーミスタ部と前記一対の電極線との界面と、前記加工面との距離が、5μm以上であることを特徴とする請求項12に記載のサーミスタ素子。
- 前記サーミスタ部は平面を有しており、前記平面に前記加工面を有する凹部が形成されていることを特徴とする請求項12又は13に記載のサーミスタ素子。
- 前記凹部は、前記平面に設けられた溝又は前記平面の外周部の切り欠き部分であることを特徴とする請求項14に記載のサーミスタ素子。
- 前記サーミスタ部は板状であり、板厚方向の少なくとも一方の主面に前記加工面を有する凹部が形成されていることを特徴とする請求項14又は15に記載のサーミスタ素子。
- 前記サーミスタ部は、所定の同じ範囲の導電性を有する単一相からなることを特徴とする請求項12〜16のいずれか1項に記載のサーミスタ素子。
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