JP2017191905A - 光源モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 通電不良を低減する。【解決手段】 光源モジュール30は、基台32と、基台32を貫通する貫通孔32Dの一方の開口側に配置される発光部品本体33A、及び、発光部品本体33Aに接続され貫通孔32Dに挿通されるピン端子33Bを有する発光部品33と、貫通孔32Dの他方の開口側に配置され一端が自由端とされる弾性を有するバスバー端子131Cとを備えている。貫通孔32Dの他方の開口から突出するピン端子33Bとバスバー端子131Cとは、互いに非固定でバスバー端子131Cの弾性力により接続が維持されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、光源モジュールに関する。
光源モジュールとして、発光部品である半導体レーザパッケージを金属製の放熱部材を介して配線基板上に配置した構造のものが知られている(下記特許文献1参照)。
下記特許文献1に開示される半導体レーザパッケージは基台であるステムを有し、当該ステムは回路基板の一面上に配置される金属製の放熱板の孔に圧入して固定されている。このステムにはレーザ素子が搭載され、そのレーザ素子を囲うように管状のキャップがステム上に設けられている。レーザ素子には棒状のリード端子が接続されており、当該リード端子は配線基板の厚さ方向に貫通した孔に挿入され配線基板の配線パターンに固定されている。
特願2006−278361号公報
ところで、上記特許文献1の光源モジュールでは、半導体レーザパッケージの一端側に位置するステムは金属製の放熱板に固定され、当該半導体レーザパッケージの他端側に位置するリード端子は配線基板に固定されている。この半導体レーザパッケージで生じる熱等に起因して放熱板が膨張した場合、半導体レーザパッケージのリード端子にはそのリード端子の長手方向に引っ張る力が働く傾向がある。この引っ張る力がリード端子に働いた場合には、当該リード端子と回路基板の回路パターンとの通電不良が生じることが懸念される。
そこで、本発明は、通電不良を低減し得る光源モジュールを提供しようとすることを目的とする。
上記目的の達成のため、本発明の光源モジュールは、基台と、前記基台を貫通する貫通孔の一方の開口側に配置される発光部品本体、及び、前記発光部品本体に接続され前記貫通孔に挿通されるピン端子を有する発光部品と、前記貫通孔の他方の開口側に配置され一端が自由端とされる弾性を有するバスバー端子と、を備え、前記他方の開口から突出するピン端子と前記バスバー端子とは、互いに非固定で前記バスバー端子の弾性力により接続が維持されることを特徴とするものである。
このような光源モジュールでは、バスバー端子の弾性力によりピン端子とバスバー端子との接続が維持されているため、当該ピン端子の長手方向に引っ張るようにピン端子に力が生じても、その長手方向に撓むようにバスバー端子が弾性変形する。したがって、ピン端子に生じる力が吸収され、当該ピン端子に生じる力に応じてピン端子とバスバー端子との接続部分に加わる応力が低減される。また、ピン端子とバスバー端子とが非固定であるため、ピン端子の長手方向に引っ張るようにピン端子に生じる力に応じて、ピン端子とバスバー端子との接続部分にクラック等が生じることが回避される。こうして、本発明の光源モジュールは、通電不良を低減することができる。
また、前記バスバー端子は折り返し形状とされ、前記ピン端子は前記バスバー端子の折り返し部を基準として自由端側で接続されることが好ましい。
このようにした場合、バスバー端子の折り返し部を基準として一端部側でピン端子とバスバー端子とが接続される場合に比べて、当該バスバー端子の弾性変形量が大きくなる。このため、ピン端子の長手方向に引っ張るようにピン端子に生じる力に対するバスバー端子の吸収量がより大きくなる。したがって、ピン端子とバスバー端子との間における接続不良に起因する通電不良をより一段と低減することができる。
また、ピン端子の先端が前記バスバー端子に接続されることが好ましい。
このようにした場合、ピン端子の側面等の先端以外の部分がバスバー端子に接続される場合に比べて、ピン端子の長手方向に撓むようにバスバー端子が弾性変形し易い。このため、ピン端子の長手方向に引っ張るようにピン端子に生じる力に対するバスバー端子の吸収量がより大きくなる。したがって、ピン端子とバスバー端子との間における接続不良に起因する通電不良をより一段と低減することができる。
また、互いに並列して配置される前記バスバー端子を複数備え、前記発光部品は前記ピン端子を複数有し、前記他方の開口から突出するそれぞれのピン端子とそれぞれの前記バスバー端子とが互いに非固定で前記バスバー端子の弾性力により接続が維持され、互いに隣り合う前記バスバー端子間には絶縁部材が配置されることが好ましい。
このようにした場合、絶縁部材によって、バスバー端子の弾性変形などに起因して互いに隣り合うバスバー端子が接触することを抑制することができる。したがって、発光部品がショートすることに起因する通電不良を低減することができる。
また、互いに隣り合う前記バスバー端子の一方側から他方側を見る場合に、他方側の前記バスバー端子は前記絶縁部材に隠れることが好ましい。
このようにした場合、バスバー端子の弾性変形などに起因して互いに隣り合うバスバー端子が接触することをより一段と抑制することができる。
以上のように本発明によれば、通電不良を低減し得る光源モジュールを提供することができる。
本発明の実施形態における光源モジュールを用いた灯具の概略を示す断面図である。 光源モジュールにおける外観の概略を示す分解斜視図である。 光源モジュールの断面図である。 ピン端子がバスバー端子に接続される様子を示す図である。 本発明の実施形態のバスバー端子とは異なる形態のバスバー端子を図4と同じ視点で示す図である。
以下、本発明に係る光源モジュールを実施するための形態が添付図面とともに例示される。以下に例示する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができる。
(1)実施形態
図1は、本実施形態における光源モジュールを用いた灯具の概略を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態の灯具1は、車両に用いられる灯具であって車両前方に配置される車両用前照灯である。この灯具1は、筐体2と、当該筐体2内に収容される灯具ユニット3とを備える。
<筐体2>
筐体2は、ランプハウジング11、フロントカバー12及びバックカバー13を主な構成要素として備える。ランプハウジング11の前方には開口11Aが形成されており、当該開口11Aを塞ぐようにフロントカバー12がランプハウジング11に固定されている。また、ランプハウジング11の後方には前方よりも小さな開口11Bが形成されており、当該開口11Bを塞ぐようにバックカバー13がランプハウジング11に固定されている。
ランプハウジング11と、当該ランプハウジング11の前方の開口を塞ぐフロントカバー12と、当該ランプハウジング11の後方の開口11Bを塞ぐバックカバー13とによって形成される空間は灯室LRであり、この灯室LR内に灯具ユニット3が収容されている。
<灯具ユニット3>
灯具ユニット3は、ベースプレート20、光源モジュール30、光制御ユニット40、放熱ユニット50及び光学ユニット60を主な構成要素として備える。
ベースプレート20は金属製の板状部材であり、筐体2のランプハウジング11に固定される。このベースプレート20には、当該ベースプレート20を貫通する開口21を有している。この開口21は光源モジュール30から出射する光が通る光路上に配置されている。本実施形態の場合、開口21は、ランプハウジング11の前方に設けられる開口11Aの開口面に沿って略平行な状態とされる。
また、ベースプレート20にはブラケット22が結合されている。このブラケット22には複数の光軸調整ネジ23が螺合しており、ランプハウジング11に支持されている。光軸調整ネジ23の他端である頭部23Aは灯室LR外に露出されている。この頭部23Aが回動されることで、ブラケット22が螺合されて傾動し、光学ユニット60における上下左右方向の光軸調整が可能となる。
光源モジュール30は、灯具1における点灯用の光を出射するモジュールである。光制御ユニット40は、光源モジュール30に対する電源のオンとオフとの切り替えや、当該光源モジュールの光強度などを調整するユニットである。
放熱ユニット50は、光源モジュール30で生じる熱を拡散するユニットである。本実施形態の放熱ユニット50は、ヒートシンク51及び冷却ファン52を主な構成要素として備える。
ヒートシンク51は金属製のベース板51Aを有し、当該ベース板51Aの一方の面側には複数の放熱フィン51Bがベース板51Aと一体に設けられている。この放熱フィン51Bが設けられている側とは逆側となるベース板51Aの面には光源モジュール30及び光制御ユニット40が載置されており、当該光源モジュール30及び光制御ユニット40はベース板51Aに固定されている。冷却ファン52は放熱フィン51Bと隙間を隔てて配置され、ヒートシンク51に固定されている。
本実施形態の放熱ユニット50では、光源モジュール30及び光制御ユニット40が発する熱がベース板51Aから放熱フィン51Bに伝達されることに加え、当該放熱フィン51Bが冷却ファン52によって冷却されている。このため、本実施形態の放熱ユニット50では効率良く光源モジュール30及び光制御ユニット40の熱が拡散される。
光学ユニット60は、光源モジュール30から出射する光を扱うユニットである。本実施形態の光学ユニット60は、例えば、リフレクタ61、投影レンズ62及びシェード63を主な構成要素として備える。
リフレクタ61は、曲面状の板材から成り、光源モジュール30に被さるようにしてヒートシンク51のベース板51Aに固定される。このリフレクタ61では、光源モジュール30と対向する面が反射面61Aとされる。反射面61Aは、回転楕円曲面を基調としており、当該楕円曲面の第1焦点、第2焦点のうち、第1焦点位置或いはその近傍の位置に光源モジュール30が配置されている。光源モジュール30から出射する光の少なくとも一部は反射面61Aによって投影レンズ62側へ反射される。
投影レンズ62は非球面平凸レンズである。この投影レンズ62では、光源モジュール30から出射される光が入射する側の面である入射面62Aが平面状とされ、当該光が出射する側の面である出射面62Bが出射方向に膨らむ凸面状とされる。本実施形態の場合、投影レンズ62の後方焦点がリフレクタ61の反射面61Aの第2焦点或いはその近傍に位置するように投影レンズ62が配置されている。つまり、本実施形態の灯具ユニット3では、PES(Projector Ellipsoid System)光学系が採用されている。
投影レンズ62の外周にはフランジ62Cが形成されており、当該フランジ62Cはレンズホルダ62Dの一端に溶着される。このレンズホルダ62Dの投影レンズ62側と反対側の端部はねじ止め等によりベースプレート20に固定され、当該投影レンズ62が保持される。
シェード63は光源モジュール30から出射される光の一部を遮る部材である。シェード63の一端部は、上記の第2焦点又は第2焦点近傍に位置するようにベースプレート20に固定されている。このシェード63には、光源モジュール30から出射されリフレクタ61で反射する光の一部が照射される。この光の一部はシェード63によって遮蔽されて投影レンズ62に入射せず、他の一部はシェード63の一端部に遮光されずに直進するか、当該シェード63の一端部にて反射されて投影レンズ62に入射する。この結果、投影レンズ62から出射する光は、シェード63の一端部の形状が反映された配光分布を形成する。
本実施形態の光学ユニット60では、上記のように、投影レンズ62がレンズホルダ62Dを介してベースプレート20に固定され、シェード63がベースプレート20に固定されている。このため、投影レンズ62とシェード63との相対的位置は正確に定められる。また本実施形態の光学ユニット60では、リフレクタ61及び光源モジュール30も放熱ユニット50を介してベースプレート20に固定されている。このため、光源モジュール30、リフレクタ61、シェード63及び投影レンズ62の各相対的位置も正確に定められる。従って、光源モジュール30から出射されシェード63を介して投影レンズ62に入射する光の光路を正確に予測することが可能となる。なお、本実施形態では、シェード63が固定される例を示しているが、例えば、シェード63が可動しても良い。この場合、例えば光制御ユニット40でシェード63の移動を制御することにより、配光パターンを変化させることが可能である。
<光源モジュール30>
図2は、光源モジュール30における外観の概略を示す分解斜視図である。図3は、光源モジュール30の断面を示す図である。図2及び図3に示すように、本実施形態の光源モジュール30は、基台32、発光部品33、複数のバスバー131、132及び被覆部材35を主な構成要素として備える。
基台32は、発光部品33を支持する台部材である。本実施形態の基台32は、熱伝導性を有しており、主としてヒートシンク51(図1)に熱を伝導させる機能を有する。このような基台32の材料としては、例えば、アルミニウム等の金属やセラミック等が挙げられる。
この基台32は、下段部32A、上段部32B及び中間部32Cを有している。下段部32Aはヒートシンク51(図1)に載置される部位であり、上段部32Bは発光部品33の一部が載置される部位である。中間部32Cは、下段部32Aと上段部32Bとの間に位置される部位であり、当該下段部32Aと上段部32Bとに段差を設けている。本実施形態では一対の中間部32Cが間隔をあけて対向するように設けられている。当該一対の中間部32Cと上段部32Bとで囲まれる空間は、発光部品33のピン端子及び複数のバスバー131、132の一部が配置される配置空間CSとされる。
上段部32Bには、上段部32Bの厚み方向に沿って上段部32Bを貫通する一対の貫通孔32Dが形成されるとともに、配置空間CS側に突出するねじ受部32Eが設けられる。なお、この貫通孔32Dにより、上段部32Bの上側と配置空間CSとが連通されている。
発光部品33は、発光部品本体33Aと、当該発光部品本体33Aに接続される一対のピン端子33Bとを有し、本実施形態ではCANパッケージとされる。
発光部品本体33Aは、ステム33C及びキャップ33Dを有し、基台32の上段部32Bに設けられる貫通孔32Dの一方の開口側に配置される。ステム33Cは、基台32の上段部32Bにおいて配置空間CS側の面とは逆側の面に載置される金属製の台座である。キャップ33Dは、ステム33Cにおいて上段部32Bに対向する面とは逆側の面上に設けられる金属製の箱部材である。これらステム33Cとキャップ33Dとによって形成される内部空間には発光素子(図示せず)が収容される。発光素子は、例えば半導体レーザ素子とされ、当該半導体レーザ素子から出射する光のピーク波長は例えば380nm〜500nmとされる。この発光素子にはアノードとなるピン端子33Bとカソードとなるピン端子33Bとの少なくとも2本が接続される。
なお、ステム33Cとキャップ33Dとによって形成される内部空間であって、発光素子が出射する光の経路内に、当該光の一部を吸収して長波長の光に変換する光波長変換部材が配置されていても良い。このような光波長変換部材が配置される場合、発光素子から出射する光と、光波長変換部材での変換光による混色光とを出射することが可能となる。光波長変換部材としては、例えばYAG(Yttrium Aluminum Garnet)蛍光体を挙げることができる。
一対のピン端子33Bは、ステム33Cと絶縁された状態でステム33Cに固定され、基台32の上段部32Bの貫通孔32Dに挿通される。なお、基台32の貫通孔32Dとピン端子33Bとの間には絶縁部材34(図3)が設けられる。この絶縁部材34によって、アノードとなるピン端子33Bとカソードとなるピン端子33Bとが基台32を介して短絡することが抑制される。このようにそれぞれのピン端子33Bが貫通孔32Dに挿通された状態で発光部品33は、基台32の上段部32Bに固定される。
複数のバスバー131,132は、電流を伝送する棒状の導電部材であり、弾性を有する。なお、バスバー131,132の長手方向に直交する方向の断面形状は円形状であっても矩形状であっても良い。本実施形態では、バスバー131及びバスバー132は、それぞれ一対ずつとされる。一対のバスバー132が互いに並列して配置され、一対のバスバー131は、並列して配置されたバスバー132を挟むように、バスバー132と並列して配置される。一方のバスバー131はアノードとなるピン端子33Bとの間で電流を伝送し、他方のバスバー131はカソードとなるピン端子33Bとの間で電流を伝送する。また、一対のバスバー132は、サーミスタ36に電流を伝送するサーミスタ用のバスバーとされる。
被覆部材35は、それぞれのバスバー131,132の一部を被覆する樹脂製の部材であり、当該中間部位と一体化するように、例えばアウトサート成型等により成形されている。具体的には、被覆部材35は、それぞれのバスバー131の一端部及び他端部を除く中間部位131Bを被覆し、それぞれのバスバー132の一端部及び他端部を除く中間部位132Bを被覆する。この被覆部材35の材料としては、例えば、ポリカーボネートや、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。
本実施形態では、被覆部材35は、第1被覆部35A及び第2被覆部35Bを一体に成形して成る。この第2被覆部35Bには一対のねじ孔35Sが形成されており、それぞれのねじ孔35Sには、ねじSWが挿通され、これらのねじSWは基台32のねじ受部32Eに螺入されている。こうしてねじSWによってそれぞれのバスバー131,132と一体とされた被覆部材35が基台32に固定される。従って、バスバー131,132は、被覆部材35を介して基台32に固定される。
第1被覆部35Aは、被覆部材35のうち配置空間CSの外部に配置される部分であり、概ね直方体の形状とされ、当該直方体の一面の一部が開口して、コネクタ接続用の空間CNが形成されている。それぞれのバスバー131,132の一方側の端部は、空間CN内に露出し、それぞれのバスバー131,132の当該一方側の端部がコネクタ用のバスバー端子131A,132Aとされる。
第2被覆部35Bは、被覆部材35のうち配置空間CSの内部に配置される部分であり、概ね直方体の形状とされ、矩形の貫通孔35Tが形成されている。サーミスタ用の一対のバスバー132の他方の端部は、第2被覆部35B内から貫通孔35T内に突出して露出しており、片持ち梁状とされる。この貫通孔35T内に露出した一対のバスバー132の他方の端部が、サーミスタ接続用のバスバー端子132Cとされてサーミスタ36が接続される。なお、サーミスタ36は、サーミスタ用の各バスバー端子132Cに接続された状態で、貫通孔35T内に位置される。
ピン端子用の一対のバスバー131の他方の端部は、第2被覆部35Bにおける第1被覆部35A側と反対側から突出して配置空間CSの内部に露出している。それぞれのバスバー131の被覆部材35から配置空間CSの内部に露出する端部は、ピン端子33B接続用のバスバー端子131Cとされる。
ピン端子用の一対のバスバー端子131Cは、被覆部材に固定される中間部位131B側と反対側の一端が自由端とされ、途中の折り返し部REで折り返される折り返し形状とされる。従って、バスバー端子131Cは、折り返し構造を有する片持ち梁構造を有する。この折り返し部REの位置は、配置空間CSの内部とされる。また、折り返し部REの形状は、角を有する急峻な形状ではなく、当該角を有さない緩やかな湾曲状とされる。
図4は、ピン端子33Bがバスバー端子131Cに接続される様子を示す図である。図4において、破線はピン端子33Bがバスバー端子131Cに接続される前のバスバー端子131Cの様子を示す。図4に示すように、それぞれのバスバー端子131Cにおける折り返し部REを基準として自由端側の一部と、基台32の貫通孔32Dから配置空間CSに突出するピン端子33Bの先端とが当接される。このとき上記のように、発光部品33が基台32の上段部32Bに固定される状態でピン端子33Bがバスバー端子131Cを押圧して、バスバー端子131Cは図4の破線の状態から撓んで図4の実践の状態となる。こうして、バスバー端子131Cとピン端子33Bとは、電気的に接続される。なお、それぞれのバスバー端子131Cとピン端子33Bとは機械的に接続されておらず非固定であり、それぞれのバスバー端子131Cの弾性力によりバスバー端子131Cとピン端子33Bとの接続が維持されている。
また、被覆部材35の第2被覆部35Bには、板状の絶縁部材37が接続されている。本実施形態では、絶縁部材37は被覆部材35と一体成型により接続されている。この絶縁部材37は、ピン端子用の一対のバスバー端子131C同士の接触を抑制する部分であり、互いに隣り合うバスバー端子131C間に配置されている。なお、互いに隣り合うバスバー端子131Cのうち一方側のバスバー端子131Cから他方側のバスバー端子131Cを見る場合に、他方側のバスバー端子131Cは絶縁部材37に隠れるようにされている。
以上説明したように、本実施形態の光源モジュール30では、基台32の貫通孔32Dにおける配置空間CS側の開口から突出するピン端子33Bとピン端子用のバスバー端子131Cとは、当該バスバー端子131Cの弾性力により接続が維持される。
従って、光源モジュール30では、例えば基台32の熱膨張により、ピン端子33Bの長手方向に引っ張るようにピン端子33Bに力が生じる場合であっても、その長手方向に撓むようにバスバー端子131Cが弾性変形する。したがって、ピン端子33Bに生じる力が吸収され、当該ピン端子33Bに生じる力に応じてピン端子33Bとバスバー端子131Cとの接続部分に加わる負荷が低減される。
また、ピン端子33Bとバスバー端子131Cとが非固定であるため、ピン端子33Bの長手方向に引っ張るようにピン端子33Bに生じる力に応じて、ピン端子33Bとバスバー端子131Cとの接続部分にクラック等が生じることが回避される。
こうして、本実施形態の光源モジュール30は、通電不良を低減することができる。
ところで本実施形態の場合、バスバー端子131Cは、折り返し構造とされており当該バスバー端子131Cの折り返し部REを基準として自由端側でピン端子33Bが接続される。このため、バスバー端子131Cの弾性変形により、バスバー端子131Cのピン端子33Bが接続される部位の変位量が大きくされている。したがって、ピン端子33Bの長手方向に引っ張るようにピン端子33Bに生じる力に対するバスバー端子131Cの吸収量がより大きくなる。この結果、ピン端子33Bとバスバー端子131Cとの間における接続不良に起因する通電不良をより一段と低減することができる。
また本実施形態の場合、ピン端子33Bの先端がバスバー端子131Cに接続される。このため、ピン端子33Bの先端以外の部分がバスバー端子131Cに接続される場合に比べて、ピン端子33Bの長手方向に撓むようにバスバー端子131Cが弾性変形し易い。したがって、ピン端子33Bの長手方向に引っ張るようにピン端子33Bに生じる力に対するバスバー端子131Cの吸収量がより大きくなる。この結果、ピン端子33Bとバスバー端子131Cとの間における接続不良に起因する通電不良をより一段と低減することができる。
また本実施形態の場合、発光部品33はピン端子33Bを複数有し、当該ピン端子33Bに対応して、一対のバスバー端子131Cが設けられる。これらピン端子33Bとバスバー端子131Cとは互いに非固定でバスバー端子131Cの弾性力により接続が維持される。また、一対のバスバー端子131Cは互いに並列に配置されており、当該バスバー端子131C間には絶縁部材37が配置される。この絶縁部材37によって、バスバー端子131Cの弾性変形などに起因して互いに隣り合うバスバー端子131Cが接触することを抑制することができる。したがって、発光部品33がショートすることに起因する通電不良を低減することができる。
また本実施形態の場合、互いに隣り合うバスバー端子131Cの一方側から他方側を見る場合に、他方側のバスバー端子131Cは絶縁部材37に隠れる。このため、バスバー端子131Cの弾性変形などに起因して互いに隣り合うバスバー端子131Cが接触することをより一段と抑制することができる。
(2)変形例
上記実施形態では、バスバー端子131Cが折り返し部REを有する折り返し構造とされた。しかし、本発明はこれに限らない。図5は、バスバー端子の変形例を示す図である。本発明は、例えば、図5に示すバスバー端子131C’のように折り返し構造を有しなくても良い。このバスバー端子131C’とピン端子33Bとは、上記実施形態と同様に互いに非固定であり、当該バスバー端子131C’の弾性力によりバスバー端子131C’とピン端子33Bとの接続が維持される。このようなバスバー端子131C’が適用される場合であっても、上記実施形態と同様に、ピン端子33Bの長手方向に引っ張るようにピン端子33Bに力が生じた場合には、その長手方向に撓むようにバスバー端子131C’が弾性変形する。したがって、ピン端子33Bに生じる力に応じてピン端子33Bとバスバー端子131C’との接続部分に加わる負荷が低減され、上記実施形態と同様に、通電不良を低減することができる。
また上記実施形態及び図5に示す例では、ピン端子33Bの先端がバスバー端子131C,131C’に接続された。しかしながら、ピン端子33Bの側面部位がバスバー端子131C,131C’に接続されていても良い。要するに、ピン端子33Bとバスバー端子131C,131C’とは互いに非固定であり、当該バスバー端子131C,131C’の弾性力により接続が維持されていれば良い。
上記実施形態及び図5に示す例では、ピン端子用のバスバー端子131C,131C’が、ピン端子33Bの長手方向に交差する方向に沿って配置されていた。しかしながら、ピン端子用のバスバー端子131C,131C’は、ピン端子33Bの長手方向に対して交差する方向に沿って配置されていなくても良い。ただし、ピン端子用のバスバー端子131C,131C’がピン端子33Bの長手方向に撓んでピン端子33Bに生じる力の吸収量を大きくするためには、ピン端子用のバスバー端子131C,131C’はピン端子33Bとの接続部分において交差する方向に延在していることが好ましい。
また上記実施形態では、絶縁部材37が第2被覆部35Bと一体に成形された。しかしながら、絶縁部材37は、第2被覆部35Bと別体の部材とされ、当該第2被覆部35Bの所定部位に固定されていても良い。また、絶縁部材37は、板状以外の他の形状であっても良い。要するに、互いに隣り合うバスバー端子131C間に配置される絶縁部材であれば良い。なお、この絶縁部材37は省略されても良い。ただし、上記のように、発光部品33がショートすることに起因する通電不良を低減するためには絶縁部材があるほうが好ましい。
また上記実施形態では、基台32はヒートシンク51と別々の部材とされたが、一体の部材として成形されていても良い。
また上記実施形態では、発光部品33がCANパッケージとされた。しかしながら、発光部品本体、及び、前記発光部品本体に接続されるピン端子を有する発光部品であれば、CANパッケージ以外の種々の発光部品が適用可能である。
また上記実施形態では、リフレクタ61、投影レンズ62及びシェード63によって光学ユニット60が構成された。しかしながら、光学ユニット60は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、光学ユニット60は、パラボラ反射面を用いたパラボラ光学系を採用しても良く、或いは、反射面を用いずに直接的に投影する直射光学系を採用しても良い。
また上記実施形態では、灯具の例として車両用前照灯が適用された。しかしながら、灯具は上記実施形態に限らない。車両に用いられる灯具の場合、テールランプ等の標識灯が適用されても良く、内装照明が適用されても良い。また、光学ユニット60としてPES光学系が適用されたが、パラボラ光学系が適用されても良く、モノフォーカス光学系が適用されても良い。また本発明の灯具は、車両以外に用いられる灯具であっても良い。
本発明は、光源を扱う分野などにおいて利用可能である。
1・・・灯具
2・・・筐体
3・・・灯具ユニット
20・・・ベースプレート
30・・・光源モジュール
32・・・基台
33・・・発光部品
33A・・・発光部品本体
33B・・・ピン端子
35・・・被覆部材
36・・・サーミスタ
37・・・絶縁部材
40・・・光制御ユニット
50・・・放熱ユニット
60・・・光学ユニット
131,132・・・バスバー
131C・・・バスバー端子(ピン端子接続用)
131A,132A・・・バスバー端子(コネクタ用)
132C・・・バスバー端子(サーミスタ接続用)

Claims (5)

  1. 基台と、
    前記基台を貫通する貫通孔の一方の開口側に配置される発光部品本体、及び、前記発光部品本体に接続され前記貫通孔に挿通されるピン端子を有する発光部品と、
    前記貫通孔の他方の開口側に配置され一端が自由端とされる弾性を有するバスバー端子と、
    を備え、
    前記他方の開口から突出するピン端子と前記バスバー端子とは、互いに非固定で前記バスバー端子の弾性力により接続が維持される
    ことを特徴とする光源モジュール。
  2. 前記バスバー端子は折り返し形状とされ、
    前記ピン端子は前記バスバー端子の折り返し部を基準として自由端側で接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源モジュール。
  3. 前記ピン端子の先端が前記バスバー端子に接続される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光源モジュール。
  4. 互いに並列して配置される前記バスバー端子を複数備え、
    前記発光部品は前記ピン端子を複数有し、
    前記他方の開口から突出するそれぞれのピン端子とそれぞれの前記バスバー端子とが互いに非固定で前記バスバー端子の弾性力により接続が維持され
    互いに隣り合う前記バスバー端子間には絶縁部材が配置される
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光源モジュール。
  5. 互いに隣り合う前記バスバー端子の一方側から他方側を見る場合に、他方側の前記バスバー端子は前記絶縁部材に隠れる
    ことを特徴とする請求項4に記載の光源モジュール。

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