JP2017192260A - モータ及び換気扇 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部の直流電源から複数系統の直流電力の供給を受ける必要のないモータを得ること。【解決手段】モータ10は、複数のトランジスタ1a,1b,1c,1d,1e,1fを有し、直流電源50から供給される直流電力を交流電力に変換して巻線14に供給するインバータ回路11と、インバータ回路11が出力する交流電力の電圧及び波形を制御するための指令を出力する制御回路12と、制御回路12からの指令に従ってインバータ回路11内のトランジスタ1a,1b,1c,1d,1e,1fをオンオフさせるトランジスタドライブ回路15と、制御回路12及びトランジスタドライブ回路15へ供給する直流電力を、インバータ回路11へ供給される直流電力とは異なる電圧で、直流電源50から供給される直流電力を基に生成する電源生成回路13とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、外部の直流電源から入力される電力で動作するモータ及び換気扇に関する。
近年の家庭用電化製品は、商用交流電力の供給を受けて動作しているが、製品内部で交流電力を直流電力に変換し、モータ及び照明といった負荷をインバータ交流に変換して駆動するものがほとんどである。つまり、適当な電圧の直流電力の供給を受ければ、電化製品を使用できるということになる。交流で受電してから直流に変換することは、変換時に損失が発生し、電化製品のエネルギー効率を低下させる原因となっている。
電化製品に多く使用されているモータも、主流は交流モータから直流モータに移りつつある。永久磁石を回転子に用い、インバータで駆動されるモータは、エアコンディショナ及び冷蔵庫ではほとんどの製品に搭載されている。
直流モータは、直流入力のものが多く、外部の直流電源から直流電力が入力されて動作する。特許文献1に開示されるように、直流モータを動作させるには、モータ巻線に印加する電圧を生成する主電源と、制御回路を動作させるための低圧電源とが必要である。
上記のように、直流モータは、外部の直流電源から2系統の電力供給を受ける必要があり、電源線が増えたり、電圧の異なる直流電力を生成する必要があったりする。よって、配線スペースの増加及び2系統の電圧を生成することによるコスト増が問題となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、外部の直流電源から複数系統の直流電力の供給を受ける必要のないモータを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のトランジスタを有し、直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して巻線に供給するインバータ回路と、インバータ回路が出力する交流電力の電圧及び波形を制御するための指令を出力する制御回路と、制御回路からの指令に従ってインバータ回路内のトランジスタをオンオフさせるトランジスタドライブ回路とを有する。本発明は、制御回路及びトランジスタドライブ回路へ供給する直流電力を、インバータ回路へ供給される直流電力とは異なる電圧で、直流電源から供給される直流電力を基に生成する電源生成回路を備える。
本発明によれば、外部の直流電源から複数系統の直流電力の供給を受ける必要のないモータを得られるという効果を奏する。
以下に、本発明の実施の形態に係るモータ及び換気扇を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るモータの構成を示す図である。モータ10は、直流電源50から供給される直流電力を交流電力に変換するインバータ回路11と、外部から入力される運転制御信号に従ってインバータ回路11を制御する制御回路12と、制御回路12からの指令に従ってインバータ回路11内のトランジスタをオンオフさせるトランジスタドライブ回路15と、外部の直流電源50から供給される直流電力を基に、直流電源50から供給される直流電力とは電圧が異なる直流電力を生成する電源生成回路13とを有する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るモータの構成を示す図である。モータ10は、直流電源50から供給される直流電力を交流電力に変換するインバータ回路11と、外部から入力される運転制御信号に従ってインバータ回路11を制御する制御回路12と、制御回路12からの指令に従ってインバータ回路11内のトランジスタをオンオフさせるトランジスタドライブ回路15と、外部の直流電源50から供給される直流電力を基に、直流電源50から供給される直流電力とは電圧が異なる直流電力を生成する電源生成回路13とを有する。
インバータ回路11は、6個のトランジスタ1a,1b,1c,1d,1e,1fを備えている。制御回路12は、トランジスタドライブ回路15に指令を送るマイクロコントローラ121を備えている。マイクロコントローラ121は、トランジスタ1a,1b,1c,1d,1e,1fをオンオフするタイミングを調整することにより、巻線14に供給する電圧波形を制御する。トランジスタドライブ回路15は、トランジスタ1a,1b,1c,1d,1e,1fのゲートに信号を送ってトランジスタ1a,1b,1c,1d,1e,1fをオンオフさせる。制御回路12マイクロコントローラ121及びトランジスタドライブ回路15は、電源生成回路13が生成する直流電力で動作する。
上記構成において、直流電源50から供給される直流電力は、巻線14に印加する電圧を生成する主電源であり、電源生成回路13で生成される直流電力は、制御回路12を動作させるための低圧電源である。
実施の形態1に係るモータ10は、電源生成回路13を備えているため、外部から供給を受ける直流電力は1系統のみでよい。したがって、外部から2系統の直流電力の供給を受ける構成のモータと比較して、配線数を削減できる。これにより、実施の形態1に係るモータ10は、配線スペースを低減するとともに、2系統の電圧の供給を受けることによるコスト増を抑えることができる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2に係るモータの構成を示す図である。実施の形態2に係るモータ20は、電源生成回路13’が電圧値の異なる2種類の直流電力を生成する点で実施の形態1と相違している。電源生成回路13’は、外部の直流電源50から供給される直流電力を基に、第1の電圧の直流電力と、第1の電圧とは異なる第2の電圧の直流電力とを生成する。マイクロコントローラ121は、第2の電圧の直流電力で動作し、トランジスタドライブ回路15は、第1の電圧の直流電力で動作する。ここでは、第1の電圧は15Vであり、第2の電圧は5Vであるとするが、第1の電圧及び第2の電圧は、これらの値に限定されない。
図2は、本発明の実施の形態2に係るモータの構成を示す図である。実施の形態2に係るモータ20は、電源生成回路13’が電圧値の異なる2種類の直流電力を生成する点で実施の形態1と相違している。電源生成回路13’は、外部の直流電源50から供給される直流電力を基に、第1の電圧の直流電力と、第1の電圧とは異なる第2の電圧の直流電力とを生成する。マイクロコントローラ121は、第2の電圧の直流電力で動作し、トランジスタドライブ回路15は、第1の電圧の直流電力で動作する。ここでは、第1の電圧は15Vであり、第2の電圧は5Vであるとするが、第1の電圧及び第2の電圧は、これらの値に限定されない。
実施の形態2に係るモータ20は、電源生成回路13’が電圧の異なる2種類の直流電力を生成できるため、制御回路12とトランジスタドライブ回路15との動作電圧が異なっていても、外部から供給を受ける直流電力は1系統のみでよい。したがって、外部から2系統の直流電力の供給を受ける構成のモータと比較して、配線数を削減できる。これにより、配線スペースを低減するとともに、2系統の電圧の供給を受けることによるコスト増を抑えることができる。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3に係るモータの構成を示す図である。実施の形態3に係るモータ30は、電源生成回路13’が生成した第1の電圧の直流電力を外部に出力する第1の外部出力端子31と、電源生成回路13’が生成した第2の電圧の直流電力を外部に出力する第2の外部出力端子32とを備える点で実施の形態2と相違している。
図3は、本発明の実施の形態3に係るモータの構成を示す図である。実施の形態3に係るモータ30は、電源生成回路13’が生成した第1の電圧の直流電力を外部に出力する第1の外部出力端子31と、電源生成回路13’が生成した第2の電圧の直流電力を外部に出力する第2の外部出力端子32とを備える点で実施の形態2と相違している。
電源生成回路13’が生成した直流電力を外部へ出力する第1の外部出力端子31及び第2の外部出力端子32をモータ30に設けることにより、モータ30を駆動するための運転制御信号を出力する運転制御回路60及びモータ30の操作用のユーザインタフェースであるリモートコントローラ70にモータ30から電力を供給することができる。
低電圧の直流電力を生成できないモータは、運転制御回路及びリモートコントローラにも外部から電力を供給する必要があった。これに対し、実施の形態3に係るモータ30は、運転制御回路60及びリモートコントローラ70に電力を供給できるため、外部の電源から運転制御回路60及びリモートコントローラ70に電力を供給する配線が不要となり、配線スペースの削減を実現できる。
なお、図3では、第1の外部出力端子31に運転制御回路60が接続され、第2の外部出力端子32にリモートコントローラ70が接続された構成を示したが、第1の外部出力端子31にリモートコントローラ70が接続され、第2の外部出力端子32に運転制御回路60が接続されてもよい。また、リモートコントローラ70及び運転制御回路60の少なくとも一方は、第1の外部出力端子31及び第2の外部出力端子32の両方と接続されてもよい。
実施の形態4.
図4は、本発明の実施の形態4に係る換気扇の斜視図である。実施の形態4に係る換気扇80は、本体枠81に収容した実施の形態1に係るモータ10によりファン82を駆動して気流を発生させる。モータ10には、外部の直流電源50から電力を供給する電源線15と、運転制御信号を入力する信号線16とが接続されている。実施の形態4に係る換気扇80は、制御回路12に外部から電力を供給する必要がないため、モータ10に1本の電源線15と信号線16とを接続するだけでモータ10を運転することができる。したがって、配線スペースを低減することができる。
図4は、本発明の実施の形態4に係る換気扇の斜視図である。実施の形態4に係る換気扇80は、本体枠81に収容した実施の形態1に係るモータ10によりファン82を駆動して気流を発生させる。モータ10には、外部の直流電源50から電力を供給する電源線15と、運転制御信号を入力する信号線16とが接続されている。実施の形態4に係る換気扇80は、制御回路12に外部から電力を供給する必要がないため、モータ10に1本の電源線15と信号線16とを接続するだけでモータ10を運転することができる。したがって、配線スペースを低減することができる。
図4には、実施の形態1に係るモータ10を用いた換気扇80を示したが、実施の形態2に係るモータ20又は実施の形態3に係るモータ30を用いて換気扇を構成することも可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1a,1b,1c,1d,1e,1f トランジスタ、10,20,30 モータ、11 インバータ回路、12 制御回路、13,13’ 電源生成回路、14 巻線、15 トランジスタドライブ回路、31 第1の外部出力端子、32 第2の外部出力端子、50 直流電源、60 運転制御回路、70 リモートコントローラ、80 換気扇、81 本体枠、82 ファン、121 マイクロコントローラ。
Claims (4)
- 複数のトランジスタを有し、直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して巻線に供給するインバータ回路と、
前記インバータ回路が出力する交流電力の電圧及び波形を制御するための指令を出力する制御回路と、
前記制御回路からの指令に従って前記インバータ回路内のトランジスタをオンオフさせるトランジスタドライブ回路と、
前記制御回路及び前記トランジスタドライブ回路へ供給する直流電力を、前記インバータ回路へ供給される直流電力とは異なる電圧で、前記直流電源から供給される直流電力を基に生成する電源生成回路とを備えることを特徴とするモータ。 - 前記電源生成回路は、第1の電圧及び第2の電圧の2系統の直流電力を生成し、前記制御回路には、前記第1の電圧の直流電力及び前記第2の電圧の直流電力の一方を供給し、前記トランジスタドライブ回路には、前記第1の電圧の直流電力及び前記第2の電圧の直流電力の他方を供給することを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記電源生成回路が生成した直流電力を外部へ出力する外部出力端子を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載のモータと、
前記モータによって駆動されるファンとを備えることを特徴とする換気扇。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|---|
| JP2011250545A (ja) * | 2010-05-25 | 2011-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | Dcモータおよび換気扇 |
| JP2013176256A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | モータ、及びモータ制御システム |
| JP2015042101A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | 株式会社ノーリツ | パワーコンディショナ |
| JP2015050873A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 株式会社豊田自動織機 | 電動圧縮機 |
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