JP2017192933A - 排気ガス浄化用触媒 - Google Patents
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Abstract
Description
また特許文献3には、YMnO3を含む担体に銀を担持させた排気ガス浄化用触媒が記載されている。
AgとMn及び/又はNiとが、酸化物換算の質量比Ag2O/(MnO2及び/又はNiO)において1/9以上9/1以下となる量で担持されている、排気ガス浄化用触媒を提供するものである。
本実施形態の排気ガス浄化用触媒は、YMn2O5を含む担体を有する。本明細書において、担体とは、触媒を担持する機能のみならず、それ自体が排気ガス浄化作用を有するものを許容する。本実施形態の排気ガス浄化用触媒は例えば粉末状の形態を有している。
YMn2O5粉末(D50:10.0μm)、硝酸銀(AgNO3)、硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)、および、無機系バインダー(ジルコニアゾル)をそれぞれ準備した。支持体として、ステンレス製メタルハニカム支持体(300セル、φ40mm×L60mm、容量75.4cc)を500℃で1時間焼成して支持体に付着した油分やゴミを取り除いておいた。
硝酸銀(AgNO3)2.377g及び硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)0.600gに水215gを加え攪拌して硝酸銀及び硝酸マンガンの水溶液とし、この水溶液にYMn2O5粉末179.46gを投入した。2時間撹拌後、無機系バインダーを57.14g加え、YMn2O5含有スラリーを得た。
得られた排気ガス浄化用触媒における担体(YMn2O5)に担持されたAg、Mn及びNiの酸化物換算の質量比、担体(YMn2O5)と担持されているAgとの合計100%中におけるAgの割合、並びに担体(YMn2O5)、担持されているAg、Mn及びNiの合計100%中における担持されているMn及びNiの割合を表1に示す。なお、実施例1において排気ガス浄化用触媒中の担体の割合は89.1質量%であった(後述する実施例2〜7も同様)。また、得られた排気ガス浄化用触媒において、Agが金属メタルとして存在し、YMn2O5に担持されたMnがMnO2として存在し、YMn2O5に担持されたNiがNiOとして存在していることを確認した(実施例2〜7も同様)。
硝酸銀(AgNO3)の量を1.321gとし、硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)の量を3.001gとした以外は、実施例1と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。得られた排気ガス浄化用触媒について、担体(YMn2O5)に担持されたAg、Mn及びNiの酸化物換算の質量比、担体(YMn2O5)と担持されているAgとの合計100%中におけるAgの割合、並びに担体(YMn2O5)、担持されているAg、Mn及びNiの合計100%中における担持されているMn及びNiの割合を表1に示す。なお、担体におけるMnとYとのモル比Mn/Yは2であった。
硝酸銀(AgNO3)の量を0.264gとし、硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)の量を5.402gとした以外は、実施例1と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。得られた排気ガス浄化用触媒について、担体(YMn2O5)に担持されたAg、Mn及びNiの酸化物換算の質量比、担体(YMn2O5)と担持されているAgとの合計100%中におけるAgの割合、並びに担体(YMn2O5)、担持されているAg、Mn及びNiの合計100%中における担持されているMn及びNiの割合を表1に示す。なお、担体におけるMnとYとのモル比Mn/Yは2であった。
硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)0.600gの代わりに、硝酸ニッケル(II)6水和物(Ni(NO3)2・6H2O)0.715gを用いた以外は、実施例1と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。得られた排気ガス浄化用触媒について、担体(YMn2O5)に担持されたAg、Mn及びNiの酸化物換算の質量比、並びに、担体(YMn2O5)と担持されている金属Xとの合計100%中における該金属Xの割合を表1に示す。なお、担体におけるMnとYとのモル比Mn/Yは2であった。
硝酸銀(AgNO3)の量を1.321gとし、硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)0.600gの代わりに、硝酸ニッケル(II)3.576gを用いた以外は、実施例1と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。得られた排気ガス浄化用触媒について、担体(YMn2O5)に担持されたAg、Mn及びNiの酸化物換算の質量比、担体(YMn2O5)と担持されているAgとの合計100%中におけるAgの割合、並びに担体(YMn2O5)、担持されているAg、Mn及びNiの合計100%中における担持されているMn及びNiの割合を表1に示す。なお、担体におけるMnとYとのモル比Mn/Yは2であった。
硝酸銀(AgNO3)の量を0.264gとし、硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)0.600gの代わりに、硝酸ニッケル(II)6.436gを用いた以外は、実施例1と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。得られた排気ガス浄化用触媒について、担体(YMn2O5)に担持されたAg、Mn及びNiの酸化物換算の質量比、担体(YMn2O5)と担持されているAgとの合計100%中におけるAgの割合、並びに担体(YMn2O5)、担持されているAg、Mn及びNiの合計100%中における担持されているMn及びNiの割合を表1に示す。なお、担体におけるMnとYとのモル比Mn/Yは2であった。
硝酸銀(AgNO3)の量を1.321gとし、硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)0.600gの代わりに、硝酸マンガン(II)6水和物1.501g及び硝酸ニッケル(II)1.788gを用いた以外は、実施例1と同様にして排気ガス浄化用触媒を得た。得られた排気ガス浄化用触媒について、担体(YMn2O5)に担持されたAg、Mn及びNiとの酸化物換算の質量比、担体(YMn2O5)と担持されているAgとの合計100%中におけるAgの割合、並びに担体(YMn2O5)、担持されているAg、Mn及びNiの合計100%中における担持されているMn及びNiの割合を表1に示す。なお、担体におけるMnとYとのモル比Mn/Yは2であった。
硝酸銀(AgNO3)及び硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)を用いないこと以外は、実施例1と同様にして、比較例1の排気ガス浄化用触媒を得た。
硝酸マンガン(II)6水和物(Mn(NO3)2・6H2O)を用いず、硝酸銀(AgNO3)の量を0.264gとしたこと以外は、実施例1と同様にして、比較例2の排気ガス浄化用触媒を得た。
Claims (7)
- YMn2O5を含む担体と、担体に担持されているAg並びにMn及び/又はNiと、を含み、
AgとMn及び/又はNiとが、酸化物換算の質量比Ag2O/(MnO2及び/又はNiO)において1/9以上9/1以下となる量で担持されている、排気ガス浄化用触媒。 - 前記担体とAgとの合計100質量%中、Agが1質量%未満である、請求項1記載の排気ガス浄化用触媒。
- 前記担体におけるMnとYとのモル比Mn/Yが2以下である、請求項1又は2に記載の排気ガス浄化用触媒。
- ガソリンエンジンから排出される排気ガスを浄化するために用いられる、請求項1〜3の何れか1項に記載の排気ガス浄化用触媒。
- 前記排気ガス浄化用触媒中、前記担体の割合が75質量%以上である、請求項1〜4の何れか1項に記載の排気ガス浄化用触媒。
- 前記担体中、YMn2O5の割合が50質量%以上である、請求項1〜5の何れか1項に記載の排気ガス浄化用触媒。
- YMn2O5を含む担体と、担体に担持されているAg並びにMn及び/又はNiとを含む触媒粉末を用いて排気ガスを浄化する方法であって、
前記触媒粉末において、AgとMn及び/又はNiとが酸化物換算の質量比Ag2O/(MnO2及び/又はNiO)において1/9以上9/1以下となる量で担体に担持されている、排気ガスを浄化する方法。
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2016
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