JP2017193078A - 樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中間型12にワークWを載置したまま、上型3と下型4を複数回の型閉じ動作を行うことで、樹脂供給動作と前記トランスファ機構13を動作させて樹脂モールド動作を各々行うとともに、上型チャック機構8と下型チャック機構9による保持動作を切り替えて上型3から下型4へ中間型12の保持状態を切り替える。
【選択図】図1
Description
また圧縮成形擦る場合には、ランナは不要であるが、キャビティ内に樹脂圧が伝わる難いため、樹脂をオーバーフローさせてモールドすることが行われる。しかしながら、このようなオーバーフローは成形後のワーク外周に樹脂残りが発生しやすく、後工程におけるハンドリングがし難くなる。
開閉可能に設けられる第1金型及び第2金型と、前記第1金型と前記第2金型との間に配置され、いずれか一方の金型との間でワークをクランプして樹脂モールドするキャビティ凹部及びこれに連なる金型開閉方向に貫通するゲートが形成された第3金型と、前記第1金型に設けられ、前記第3金型を着脱可能に保持する第1金型チャック機構と、前記第2金型に設けられ、前記第3金型を着脱可能に保持する第2金型チャック機構と、前記第1金型若しくは第2金型のいずれかに設けられた樹脂装填部に装填される樹脂を、前記ゲートを通じて前記キャビティ凹部へ充填するトランスファ機構と、を具備し、前記第3金型にワークを載置したまま、前記第1金型と前記第2金型を複数回の型開閉動作を行うことで、樹脂供給動作と前記トランスファ機構による樹脂モールド動作を各々行うとともに、前記第1金型チャック機構と前記第2金型チャック機構による保持動作を切り替えて前記第1金型と前記第2金型とで前記第3金型の保持状態を切り替えることを特徴とする。
これにより、別な駆動源を設けなくても、型開閉動作に伴って第1アクチュエータ及び第2アクチュエータを動作させて、第1金型チャック機構及び第2金型チャック機構の保持動作を各々切り替えて第3金型の保持状態を切り替えることができる。
これにより、1回目の型閉じ動作によって第3金型へのワークの供給と第2金型の樹脂装填部への樹脂の供給を行うことができる。
これにより、2回目の型開閉動作によってキャビティ凹部に溶融した樹脂を充填して樹脂モールドするとともに第3金型を第1金型から第2金型へ受け渡すことができる。よって、型開きするだけで、成形後のワークが第3金型に載置されたまま第1金型より分離して取り出すことができる。
また、再度金型の開閉動作を行うと、第1エジェクタピンが第3金型を貫通して樹脂路に残存する不要な成形品を第3金型から離型させ、第2エジェクタピンが樹脂路に突き出すことにより、不要な成形品を第2金型から離型させることができる。
よって、樹脂モールド後に型開閉動作を行うだけで、成形品の第3金型からの分離と成形品から分離させた不要な成形品の分離除去を効率良く行うことができ、ディゲートするための格別な装置構成や装置エリアを設ける必要がなくなる。
これによりモールド金型を開閉する動作によって第3金型が第2金型と第1金型のいずれかに保持されるため、既存の圧縮成形装置に第1,第2金型チャック機構を設けるだけで第3金型を用いた樹脂モールドが安価で簡易な構成で実現することができる。よって、格別な駆動源を必要とせずに第3金型を第1金型と第2金型とのいずれかに保持して圧縮成形を行うことができる。また、樹脂モールド後のワークとオーバーフロー樹脂は、第3金型の保持状態を切り替えて型開きするだけで容易に分離することができる。
これにより、樹脂モールド後に更に型開閉動作を行うことで、第3金型から不要な成形品を離型させて第2金型と共に型開きするうえに型開きが完了すると第2金型からも不要な成形品を離型することができる。よって、型開閉動作だけで第3金型並びに第2金型から成形品を分離することができる。
上型チャックアーム8aは、上型面より下方に垂れ下がるように設けられる。この上型チャックアーム8aは一端部(上端部)が支点8bを中心として回動可能に上型3に設けられている。上型チャックアーム8aの他端部(下端部)には、先端側に向かって下面側が傾斜して幅狭となる先端テーパー形状(くさび形状)をした上型チャック爪8cが設けられている。また、上型チャックアーム8aの支点8bの近傍は、当該上型チャックアーム8aと交差(直交)する上型作動アーム8dが一体に形成されている。この上型作動アーム8dの上側にはコイルばね8eが弾発して上型3内に設けられており、上型作動アーム8dは図示の部分では支点8bを中心として反時計回り方向に常時付勢されている。上型作動アーム8dの下側には押動ピン8fが鉛直方向に抜け止めされて設けられており、上端部は上型作動アーム8dに押動されて下端部が上型3より下方に突設されている。また、上型チャックアーム8aの近傍には、断面L字状に形成された上型爪保持部8gが突設されている。この上型爪保持部8gは、上型3と下型4とが型開きした際に上型チャック爪8cを所定の高さに保持する。上型爪保持部8gの水平方向に折れ曲がって形成されたアーム部には、後述する第1アクチュエータが挿入可能な貫通孔8hが設けられている。貫通孔8hの位置は、上記押動ピン8fの直下に設けられている。また上型3の下面には、後述する下型爪保持部9fが進入する上型逃げ凹部3cが設けられている。
下型4には下型チャックアーム9aが、下型面より上方に突出して設けられている。下型チャックアーム9aの一端部(上端部)には、先端側に向かって上面側が傾斜して幅狭となる先端テーパー形状(くさび形状)をした下型チャック爪9cが設けられている。下型チャックアーム9aの他端部(下端部)は、支点9bを中心に回動可能に設けられている。また、下型チャックアーム9aの支点9bの近傍は、当該下型チャックアーム9aと交差(直交)する下型作動アーム9dが一体に形成されている。この下型作動アーム9dの下側にはコイルばね9eが弾発して下型4内に設けられており、下型作動アーム9dは図示の部分では支点9bを中心として時計回り方向に常時付勢されている。また、下型面には、下型チャックアーム9aの近傍には、断面L字状に形成された下型爪保持部9fが突設されている。この下型爪保持部9fは、上型3と下型4とが型開きした際に下型チャック爪9cを所定の高さに保持する。また、下型4の上面には、上型爪保持部8gが進入する下型逃げ凹部4eが設けられている。更には下型4には、後述する第1可動ロッド14が挿入される貫通孔4fが設けられている。貫通孔4fの位置は、上型爪保持部8gに形成された貫通孔8hの位置に対向して形成されている。
これにより、格別な駆動源を設けなくても、型開閉動作に伴って昇降するトランスファ機構13の昇降動作に伴って第1可動ロッド14と第2可動ロッド15を動作させて、上型チャック機構8及び下型チャック機構9の保持動作を各々切り替えて中間型12の保持状態を切り替えることができる。
本実施形態において示す樹脂モールド装置では、図1に示す初期状態において、上型3と下型4が型開きした状態では中間型12は下型4に載置された状態にある。ここで、上型チャック機構8(上型チャック爪8c)は、中間型12の係止部12dに係止可能なチャック位置にある。また、下型チャック機構9(下型チャック爪9c)はトランスファ機構13が動作していない状態(停止状態)にあるため、上昇しておらず、下型チャック爪9cが中間型12の係止部12dに係止しない中立位置にある。上型3の第1エジェクタピン3aはクランプ面と面一かクランプ面より突出した状態、第2エジェクタピン3bはクランプ面より突出した状態にある。
図4に示すように、上型3と下型4の型開きが完了すると、下型4のみが下型プラテン6と共に下降した状態となる。よって、下型4の上方の開放されたスペースを利用してポット10に樹脂18(例えばタブレット樹脂や液状樹脂)を供給する。
次いで、図6に示すように、型開閉機構を型閉じ方向に駆動して下型プラテン6を更に上昇させると、キャビティ凹部12a内への樹脂18の充填が完了する。この状態で上型3と中間型12とにより樹脂18を加熱硬化させる。
また、上型チャック機構8及び下型チャック機構9を駆動するタイミングを制御するのに用いられるロッド部材(第1可動ロッド14や第2可動ロッド15)やピン部材(例えば駆動ピン13aや従動ピン16a)の長さを可変としてもよい。例えば、これらのロッド部材やピン部材の長さを可変とすることで、上型チャック機構8及び下型チャック機構9の駆動(開閉)タイミングを任意に設定することができる。これにより、例えば中間型12やワークWの厚みが変更となったりした場合にも容易に調整可能となる。これらのロッド部材やピン部材の長さの可変構造としては、これらの部材を複数部品の繋ぎ合わせにより構成することで交換して長さを変えたり、これらのロッド部材やピン部材の支持箇所や中途箇所に雄ネジと雌ネジとの組み合わせを設けることで回転させて長さを可変としたり、ボールネジとモータなど直動機構によって能動的に長さを可変にするなどの各種の長さの可変構造を採用することができる。
また、キャビティ凹部12a及びバーティカルゲート12bを上記実施例とは逆の面に設け、下型4と中間型12とでワークWを挟み込んだ状態となるようにクランプし樹脂モールドする構成であって良い。
また、上型プラテン5と下型プラテン6は、上型側が固定で下型側が可動であったが、上型側が可動で下型側が固定であっても良く、双方が可動であってもよい。
また、下型4にポット10及びプランジャ11並びにトランスファ機構が設けられていたが、上型3に設けられていてもよい。
更には、ワークWは基板1に半導体チップ2が実装されたものについて説明したが、リードフレームにリフレクタ等が予め成形されたものであってもよく、モータコア等であってもよい。
図12に示すように、型開きした上型21にワークWを吸着保持し、上型チャック機構8の上型チャックアーム8aにより中間型22を上型21に保持する。このとき、上型チャック爪8cが係止部22cに係止しており、中間型22のワーク保持爪22aがワークWの外周縁部を保持している。
次いで型開閉機構により型開きを行うと、図14に示すように、中間型22は上型21にチャックされたまま型開きするので、成形後のワークWは上型21に保持されたまま下型可動クランパ26にオーバーフローした不要な成形品20(オーバーフロー樹脂)が樹脂路(傾斜溝26b、オーバーフローキャビティ26c)に残ったまま成形品19と分離する。
これにより、中間型22を上型21から下型23(下型可動クランパ26)に受け渡したまま型開きが行われる。この後、上型21に吸着保持された成形後のワークWの吸着を解除して搬送手段(チャックハンド、アンローダ等)により取り出すことで圧縮成形が完了する。
Claims (8)
- 開閉可能に設けられる第1金型及び第2金型と、
前記第1金型と第2金型との間に配置され、いずれか一方の金型との間でワークをクランプして樹脂モールドするキャビティ凹部及びこれに連なる金型開閉方向に貫通するゲートが形成された第3金型と、
前記第1金型に設けられ、前記第3金型を着脱可能に保持する第1金型チャック機構と、
前記第2金型に設けられ、前記第3金型を着脱可能に保持する第2金型チャック機構と、
前記第1金型若しくは前記第2金型のいずれかに設けられた樹脂装填部に装填される樹脂を、前記ゲートを通じて前記キャビティ凹部へ充填するトランスファ機構と、を具備し、
前記第3金型にワークを載置したまま、前記第1金型と前記第2金型を複数回の型開閉動作を行うことで、樹脂供給動作と前記トランスファ機構による樹脂モールド動作を各々行うとともに、前記第1金型チャック機構と前記第2金型チャック機構による保持動作を切り替えて前記第1金型と前記第2金型とで前記第3金型の保持状態を切り替えることを特徴とする樹脂モールド装置。 - 前記トランスファ機構には、前記第1金型と前記第2金型の開閉動作に応じて、前記第1金型チャック機構の開閉動作を切り替える第1アクチュエータと前記第2金型チャック機構の開閉動作を切り替える第2アクチュエータが設けられている請求項1記載の樹脂モールド装置。
- 前記第2金型に支持された前記第3金型にワークを載置したまま、1回目の型閉じ動作で前記第1金型チャック機構を動作させて前記第3金型を前記第1金型に保持させて前記ワークをクランプすると共に前記第2金型に設けられた前記樹脂装填部へ樹脂供給が行われる請求項1又は請求項2記載の樹脂モールド装置。
- 2回目の型閉じ動作で前記トランスファ機構を動作させて樹脂モールドすると共に更なる型閉じ動作により前記第1金型チャック機構による保持状態を解除すると共に前記第2金型チャック機構を動作させて前記第3金型を保持させて前記第1金型より前記第2金型へ前記第3金型が受け渡される請求項3記載の樹脂モールド装置。
- 前記第1金型には、前記ワーク及び前記第3金型を貫通して成形品に向かって各々突き出して離型させる複数の第1エジェクタピンが設けられ、前記第2金型には、前記第3金型を貫通してキャビティ凹部内の成形品及び前記第2金型の樹脂装填部に連なる樹脂路に残存する成形品に各々に突き出して離型させる複数の第2エジェクタピンが設けられている請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の樹脂モールド装置。
- 開閉可能に設けられる第1金型及び第2金型と、
前記第1金型と前記第2金型との間に配置され、いずれか一方の金型に保持されたワークを保持したままクランプされる第3金型と、
前記第1金型に設けられ、前記第3金型を着脱可能に保持する第1金型チャック機構と、
前記第2金型に設けられ、前記第3金型を着脱可能に保持する第2金型チャック機構と、
前記第1金型若しくは第2金型のいずれかに設けられ、キャビティ駒とこれを囲んで配置される可動クランパとで形成されるキャビティ凹部と、
前記可動クランパに形成され前記キャビティ凹部に連通するオーバーフローキャビティと、を具備し、
前記第1金型若しくは前記第2金型と前記第3金型とでワークを保持したまま、前記第1金型と前記第2金型を複数回の型開閉動作を行うことで、前記キャビティ凹部に対する樹脂供給動作と圧縮成形動作を各々行うとともに、第1金型チャック機構と前記第2金型チャック機構による保持動作を切り替えて前記第1金型と前記第2金型とで前記第3金型の保持状態を切り替えることを特徴とする樹脂モールド装置。 - 開閉可能に設けられた第1金型と第2金型との間に配置され、いずれか一方の金型との間でワークをクランプして樹脂モールドするキャビティ凹部及びこれに連なる金型開閉方向に貫通するゲートが形成された第3金型を用意する工程と、
前記第3金型が前記第2金型に支持されたまま前記第3金型の前記キャビティ凹部に位置合わせしてワークを供給する工程と、
前記第1金型と前記第2金型とを1回目の型閉じを行って、第1金型チャック機構に前記第3金型が保持されて前記ワークを前記第1金型との間でクランプすると共に前記第2金型に設けられた樹脂装填部に樹脂を装填する工程と、
2回目の型閉じを行って前記第3金型が前記第1金型と前記第2金型にクランプされたまま、トランスファ機構を作動して前記樹脂装填部に装填された溶融樹脂を前記第3金型のゲートを通じて前記キャビティ凹部へ充填して樹脂モールドすると共に、更なる型閉じ動作によって前記第1金型チャック機構による保持状態を解除すると共に第2金型チャック機構を動作させて前記第3金型を前記第2金型に保持する工程と、
前記ワークを載置した前記第3金型を前記第2金型と共に前記第1金型から型開きする工程と、
前記第3金型から成形後の前記ワークを離型させて取り出す工程と、を含むことを特徴とする樹脂モールド方法。 - 前記第1金型と前記第2金型を3回目の型閉じを行って前記第2金型チャック機構による保持状態を解除すると共に前記第1金型チャック機構を動作させて前記第3金型を前記第1金型に保持する工程と、
前記第1金型と前記第2金型とを離間させて前記第3金型より不要な成形品を分離して前記第2金型に付着したまま型開きを行う工程と、
前記第2金型に付着した前記不要な成形品を離型させて除去する工程と、を更に有している請求項7記載の樹脂モールド方法。
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