JP2017193414A - 後処理装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の機械長を増やすことなく、デカーラ−を設置する領域を確保しつつ、高い搬送効率を実現することができる後処理装置及び画像形成システムを提供する。【解決手段】用紙Pが通過する第1の経路43と、第1の経路43と並列に配置され、用紙Pに生じるカールを矯正する第2の経路45と、を備え、第2の経路45は、上流側装置1から搬送される用紙Pの線速を、上流側装置1の上流側速度V1からデカーラー速度Vdに加減速させる第1の加減速経路51と、第1の加減速経路51からデカーラー速度Vdで搬送される用紙Pに生じるカールを矯正するデカーラーユニット52と、デカーラーユニット52から搬送される用紙Pの線速を、デカーラー速度Vdから下流側装置9の下流側速度V2に加減速する第2の加減速経路53と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、後処理装置及び画像形成システムに関する。
従来、電子写真方式により実現される画像形成装置は、像担持体上に形成される静電潜像から得られるトナー像を用紙に転写する。画像形成装置は、トナー像が転写された用紙を定着部により加熱及び加圧させ、用紙にトナー像を定着させる。
定着部は加熱により用紙から水分を奪うため、トナー像が定着された用紙にカールを発生させる。そこで、用紙に発生するカールを矯正するために、用紙のカールを矯正するデカーラーが用紙の搬送経路上に配置されているものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−320668号公報
しかし、特許文献1に記載のような従来技術は、装置全体の機械長を増やすことなく、デカーラーを配置する領域を確保するために、デカーラーの上流側又は下流側の経路が屈曲経路となっている。よって、このような屈曲経路を含んだ経路が、用紙が搬送される搬送経路に含まれている場合、デカーラーの使用が不要な用紙であっても、用紙は屈曲経路を通過するため、全体として、用紙の搬送効率は悪い。
したがって、従来技術は、装置全体の機械長を増やすことなく、デカーラーを配置する領域を確保することはできるが、高い搬送効率を実現することができない。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、装置全体の機械長を増やすことなく、デカーラーを配置する領域を確保しつつ、高い搬送効率を実現することができる後処理装置及び画像形成システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る後処理装置は、上流側装置と、下流側装置との間に配置され、筐体の内部に形成されている経路により用紙に生じるカールを矯正する後処理装置であって、前記用紙が通過する第1の経路と、前記第1の経路と並列に配置され、前記用紙に生じるカールを矯正する第2の経路と、を備え、前記第2の経路は、前記上流側装置から搬送される前記用紙の線速を、前記上流側装置の上流側速度からデカーラー速度に加減速させる第1の加減速経路と、前記第1の加減速経路から前記デカーラー速度で搬送される前記用紙に生じるカールを矯正するデカーラーユニットと、前記デカーラーユニットから搬送される前記用紙の線速を、前記デカーラー速度から前記下流側装置の下流側速度に加減速する第2の加減速経路と、を備える、ものである。
この後処理装置によれば、第1の経路と、第2の経路とが並列に配置され、第2の経路が、第1の加減速経路、デカーラーユニット、及び第2の加減速経路を備えることにより、用紙を矯正する経路と、用紙を矯正する経路を迂回する経路とが筐体の内部に並列に配置されているため、装置全体の機械長を増やすことなく、デカーラーを配置する領域を確保しつつ、高い搬送効率を実現することができる。
また、本発明に係る後処理装置において、前記デカーラーユニットは、前記第1の加減速経路の下流側に配置され、前記用紙に生じるカールのうち、第1の方向のカールを矯正する第1のデカーラーと、前記第1のデカーラーの下流側に配置され、前記用紙に生じるカールのうち、前記第1の方向とは逆方向である第2の方向のカールを矯正する第2のデカーラーと、を備える、ことが好ましい。
この後処理装置によれば、第1の方向のカールを矯正する第1のデカーラーと、第1の方向とは逆方向である第2の方向のカールを矯正する第2のデカーラーと、を備えることにより、用紙に生じるカールを2つの側面に沿って矯正できるため、用紙に生じるカールを両面から改善することができる。
また、本発明に係る後処理装置において、前記デカーラーユニットは、前記筐体の内部側面上に設けられ、前記第1の加減速経路と、前記第2の加減速経路との間を連結し、U字形状に形成されている連結経路をさらに備え、前記第1のデカーラー、前記連結経路、及び前記第2のデカーラーの駆動を同期させる、ことが好ましい。
この後処理装置によれば、連結経路が、筐体の内部に設けられ、第1の加減速経路と、第2の加減速経路との間を連結するU字形状であって、且つ第1のデカーラー、連結経路、及び第2のデカーラーの駆動を同期させることにより、筐体の内部空間を有効活用することができつつ、定速デカーラーを実現できるため、装置全体の機械長を増加させることなく用紙を矯正するときの張力を一定に保つことができる。
また、本発明に係る後処理装置において、前記第1の経路は、前記上流側装置と、前記下流側装置との間を連結する水平経路が形成されてあり、前記用紙が前記水平経路を通過する間に、前記上流側速度を前記下流側速度に加減速する、ことが好ましい。
この後処理装置によれば、用紙が水平経路を通過する間に、上流側速度を下流側速度に加減速することにより、用紙が下流側装置に搬送されるまでに、上流側装置の線速から下流側装置の線速に加減速できるため、用紙を下流側装置に搬送する搬送効率を高めることができる。
また、本発明に係る後処理装置において、前記第1の経路より上方に配置され、前記用紙が排出される排出ユニットをさらに備え、前記デカーラーユニットは、前記第1の経路より下方に配置されている、ことが好ましい。
この後処理装置によれば、第1の経路より上方に排出ユニットが配置され、デカーラーユニットが第1の経路より下方に配置されることにより、筐体の上下方向の空間を有効活用することができ、第2の経路を迂回する第1の経路を筐体の内部に実現することができ、用紙の排紙を可能とするため、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙の排紙機能と、用紙のカールを矯正する経路を迂回する機能とを実現することができる。
また、本発明に係る後処理装置において、前記第1の経路より下方に配置され、前記用紙が排出される排出ユニットをさらに備え、前記デカーラーユニットは、前記第1の経路より上方に配置されている、ことが好ましい。
この後処理装置によれば、第1の経路より下方に排出トレイが配置され、デカーラーユニットが第1の経路より上方に配置されることにより、筐体の上下方向の空間を有効活用することができ、第2の経路を迂回する第1の経路を筐体の内部に実現することができ、用紙の排紙を可能とするため、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙の排紙機能と、用紙のカールを矯正する経路を迂回する機能とを実現することができる。
また、本発明に係る後処理装置において、前記デカーラーユニットは、前記第1の経路の搬送方向に沿って、前記第1の経路の左方及び右方の何れか一方に配置されている、ことが好ましい。
この後処理装置によれば、第1の経路より上方に排出トレイが配置され、デカーラーユニットが第1の経路の左方及び右方の何れか一方に配置されることにより、筐体の左右方向の空間を有効活用することができ、第2の経路を迂回する第1の経路を筐体の内部に実現することができ、用紙の排紙を可能とするため、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙の排紙機能と、用紙のカールを矯正する経路を迂回する機能とを実現することができる。
また、本発明に係る後処理装置において、前記第1のデカーラーは、前記第1の加減速経路の下流側と、前記連結経路の上流側との間に接続され、前記第2のデカーラーは、前記連結経路の下流側と、前記第2の加減速経路の上流側との間に接続され、前記第1のデカーラーと対向する位置に配置されている、ことが好ましい。
この後処理装置によれば、第2のデカーラーは、第1のデカーラーと対向する位置に配置されることにより、筐体の内部空間を有効活用して装置全体の機械長を増加させないため、装置の設置面積を余計に増加させることなく装置を据え置くことができる。
また、本発明に係る後処理装置において、前記第1のデカーラーは、前記第1の加減速経路の下流側と、前記第2のデカーラーの上流側との間に接続され、前記第2のデカーラーは、前記第1のデカーラーの下流側と、前記連結経路の上流側との間に接続され、前記第1のデカーラーと連接する位置に配置されている、ことが好ましい。
この後処理装置によれば、第2のデカーラーは、第1のデカーラーと連接する位置に配置されることにより、装置全体の機械長を増加させないため、装置の設置面積を余計に増加させることなく装置を据え置くことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成システムは、上記に記載の後処理装置と、上記に記載の上流側装置、上記に記載の下流側装置と、を備える。
この画像形成システムによれば、後処理装置の場合と同様に、装置全体の機械長を増やすことなく、デカーラーを配置する領域を確保しつつ、高い搬送効率を実現することができる。
また、この画像形成システムによれば、後処理装置により用紙のカールが解消され、平面性が確保された用紙が下流側装置に搬送されるため、後処理後に高品質の冊子を作製することができる。
本発明によれば、装置全体の機械長を増やすことなく、デカーラーを配置する領域を確保しつつ、高い搬送効率を実現することができる。
本発明の実施形態1における画像形成システムの全体構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態1における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態1における各種センサの配置構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態1における線速の一例を示す図である。 本発明の実施形態2における後処理装置3’の概略構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態3における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態4における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態5における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態6における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態7における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態8における後処理装置3’の概略構成の一例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態1における画像形成システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、画像形成システムは、上流側装置1、後処理装置3、及び下流側装置9を備える。
上流側装置1は、自動原稿送り装置11、画像読取部12、画像形成部13、搬送部14、及び給紙部15を備える。自動原稿送り装置11は、画像読取部12の上に設けられ、自動給紙モード時に、一枚又は複数枚の原稿Tを自動給紙する。自動給紙モードは、自動原稿送り装置11に載置された原稿Tを給紙し、原稿Tに印刷された画像を読み取る処理が実行される。
画像読取部12は、原稿Tに形成された色画像、すなわち、原稿Tに印刷された色画像を読み取る。画像読取部12は、一次元のイメージセンサー等を備えている。イメージセンサーは、入射光を光電変換する。イメージセンサーにより光電変換されたアナログの画像読取信号は、画像形成部13が、デジタルの画像データに変換する。画像形成部13は、変換したデジタルの画像データに基づき、用紙Pに画像を形成する。
具体的には、画像形成部13は、電子写真プロセスにより、感光体23に、帯電、露光、及び現像を行う。画像形成部13は、プリンタエンジン21及び定着部25を備える。プリンタエンジン21は、感光体23上にトナー像を形成する。プリンタエンジン21は、給紙部15から搬送部14を介して搬送される用紙Pに感光体23上のトナー像を転写する。
定着部25は、用紙Pに転写されたトナー像を定着させ、用紙Pに画像を印刷する。具体的には、定着部25は、熱源25a、加熱ローラー25b、及び加圧ローラー25cを備える。加熱ローラー25bは熱源25aを内蔵する。加熱ローラー25bと、加圧ローラー25cとにより用紙Pを搬送するニップが形成される。用紙Pはニップを通過することにより、加熱及び加圧される。よって、用紙Pに転写されたトナー像を形成するトナーは融解する。したがって、トナーの融解により、トナー像は用紙Pに定着する。
給紙部15は、収容部15a、第1給紙部15b及び第2給紙部15cを備える。収容部15aは、用紙Pを収容する。第1給紙部15bは、収容部15aから第2給紙部15cに用紙Pを搬送する。第2給紙部15cは、用紙Pを一時停止させてからプリンタエンジン21に用紙Pを搬送する。
搬送部14は、第1搬送部14a及び第2搬送部14bを備える。第1搬送部14aは、収容部15a、プリンタエンジン21、及び定着部25に至る経路である。第2搬送部14bは、用紙Pを反転搬送する経路である。定着部25の下流側には、排紙ローラー16が設けられている。排紙ローラー16は、画像が印刷された用紙Pを機外に排出する。
上流側装置1は、制御部101を備える。制御部101は、具体的には、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体として構成される。制御部101は、CPUがROM又は不図示のメモリから処理内容に応じた各種プログラムを読み出し、RAMに展開し、展開した各種プログラムと協働することにより、上流側装置1の各部の動作を制御する。
つまり、制御部101は、上流側装置1の動作を制御するものであり、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータにより実現し得るものである。制御部101が所定の制御プログラムを実行することにより、各種機能が実現される。例えば、制御部101は、操作部17の操作内容に応じて、各種機能を実行させる。
下流側装置9は、上流側装置1から排出される用紙Pに各種処理を行う。各種処理は、例えば、穿孔、折り、平綴じ、中折り中綴じ、糊付け製本、又は断裁等が該当する。下流側装置9は、穿孔機、折り機、平綴じ機、中折り中綴じ機、糊付け製本機、又は断裁機等を総称する。
後処理装置3は、上流側装置1と、下流側装置9との間に配置され、筐体31の内部に形成されている経路により用紙Pに生じるカールを矯正する。図2は、本発明の実施形態1における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。図2に示すように、後処理装置3は、第1の経路43と、第2の経路45とを備える。
第1の経路43は、用紙Pが通過する経路である。具体的には、第1の経路43は、上流側装置1と、下流側装置9との間を連結する水平経路43aが形成されている。第1の経路43は、水平経路43aに複数の迂回ローラー43bが配置されている。第1の経路43は、迂回ローラー43bの駆動により、用紙Pが水平経路43aを通過する間に、上流側装置1の上流側速度V1を、下流側装置9の下流側速度V2に加減速する。なお、以降の説明においては、迂回ローラー43bの図示及びその説明を省略する。
第2の経路45は、第1の経路43と並列に配置され、用紙Pに生じるカールを矯正する。具体的には、第2の経路45は、第1の加減速経路51と、デカーラーユニット52と、第2の加減速経路53とを備える。
第1の加減速経路51は、第1のローラー71を複数備え、第1のローラー71により用紙Pの線速を制御する。具体的には、第1の加減速経路51は、上流側装置1から搬送される用紙Pの線速を、上流側装置1の上流側速度V1からデカーラー速度Vdに加減速させる。
デカーラーユニット52は、第1の加減速経路51からデカーラー速度Vdで搬送される用紙Pに生じるカールを矯正する。具体的には、デカーラーユニット52は、第1のデカーラー62と、第2のデカーラー64とを備える。
第1のデカーラー62は、第1の加減速経路51の下流側に配置されている。第1のデカーラー62は、用紙Pに生じるカールのうち、第1の方向のカールを矯正する。具体的には、第1のデカーラー62は、第1の上流側ローラー81、第1の矯正ローラー部83、及び第1の下流側ローラー82を備える。第1の矯正ローラー部83は、支持ローラー83a、駆動ローラー83b、従動ローラー83c、押圧ローラー83d、及びベルト83eを備える。
より具体的には、ベルト83eは、無端状に形成されている。ベルト83eは、支持ローラー83a、駆動ローラー83b、及び従動ローラー83cの3点により支持され、駆動ローラー83bの駆動により、用紙Pを搬送する。押圧ローラー83dは、駆動ローラー83bと、従動ローラー83cとの間を通過するベルト83eに食い込んだ位置に配置されている。押圧ローラー83dが配置される位置に応じて、ベルト83eのテンションの強弱は制御される。
第1の加減速経路51の始点側には湾曲部91が形成されている。湾曲部91は、水平経路43aの一部から第1の加減速経路51の始点側に形成されている。第1のデカーラー62が用紙Pに生じるカールを矯正する第1の方向は、湾曲部91と逆向きである。つまり、第1のデカーラー62は、用紙Pが湾曲部91を通過するときに形成されるカールを矯正することができる。
第2のデカーラー64は、第1のデカーラー62の下流側に配置されている。第2のデカーラー64は、用紙Pに生じるカールのうち、第1の方向とは逆方向である第2の方向のカールを矯正する。具体的には、第2のデカーラー64は、第2の上流側ローラー84、第2の矯正ローラー部86、及び第2の下流側ローラー85を備える。第2の矯正ローラー部86は、支持ローラー86a、駆動ローラー86b、従動ローラー86c、押圧ローラー86d、及びベルト86eを備える。
第2の矯正ローラー部86は、用紙Pに生じるカールを矯正する方向が第2の方向である以外、第1の矯正ローラー部83と同様の構成であるため、その説明については省略する。
図2の一例においては、デカーラーユニット52は、第1のデカーラー62と、第2のデカーラー64との間に、連結経路63を備える。連結経路63は、筐体31の内部側面上に設けられ、第1の加減速経路51と、第2の加減速経路53との間を連結し、U字形状に形成されている。なお、図2の一例においては、連結経路63は、装置底部に設けられている。
連結経路63は、第2のローラー72を複数備える。第2のローラー72のそれぞれは、第1のデカーラー62から第2のデカーラー64まで搬送される用紙Pを中継する。
連結経路63には湾曲部92,93が形成されている。湾曲部92は、第1のデカーラー62の終点側から連結経路63の始点側に形成されている。湾曲部93は、連結経路63の終点側から第2のデカーラー64の始点側に形成されている。第2のデカーラー64が用紙Pに生じるカールを矯正する第2の方向は、湾曲部92,93と逆向きである。つまり、第2のデカーラー64は、用紙Pが湾曲部92,93を通過するときに形成されるカールを矯正することができる。
なお、湾曲部92,93のそれぞれのカーブは、R50mm以上であることが好ましい。
第2の加減速経路53は、第3のローラー73を複数備え、第3のローラー73の駆動制御により用紙Pの線速を制御する。具体的には、第2の加減速経路53は、デカーラーユニット52から搬送される用紙Pの線速を、デカーラー速度Vdから下流側装置9の下流側速度V2に加減速する。
なお、図2の一例においては、第1のデカーラー62は、第1の加減速経路51の下流側と、連結経路63の上流側との間を接続する。第2のデカーラー64は、連結経路63の下流側と、第2の加減速経路53の上流側との間を接続し、第1のデカーラー62と対向する位置に配置されている。
次に、水平経路43a、第1の加減速経路51、及び第2の加減速経路53の経路長について説明する。図3は、本発明の実施形態1における各種センサの配置構成の一例を示す図である。図4は、本発明の実施形態1における線速の一例を示す図である。
図3に示すように、第1の加減速経路51の始点側には第1の通紙センサー105が設けられている。第1の加減速経路51の終点側には第2の通紙センサー106が設けられている。また、第2の加減速経路53の始点側には第3の通紙センサー107が設けられている。第2の加減速経路53の終点側には第4の通紙センサー108が設けられている。
第1の通紙センサー105、第2の通紙センサー106、第3の通紙センサー107、及び第4の通紙センサー108のそれぞれは、例えば、受光素子と、発光素子とを備える透過型光電センサーにより実現することができる。第1の通紙センサー105の検出位置から第2の通紙センサー106の検出位置までが、第1の加減速経路51の経路長に相当する。同様に、第3の通紙センサー107の検出位置から第4の通紙センサー108の検出位置までが、第2の加減速経路53の経路長に相当する。
図3の上流側速度V1は、受け入れ速度であって、図4に示すように、一定速度であり、例えば、1600mm/sである。図3のデカーラー速度Vdは、図4に示すように一定速度を保ち、例えば、800mm/sである。第1の加減速経路51は、用紙Pの後端が第1の通紙センサー105を通過した場合、図4に示すような加減速を開始する。
一方、図3の下流側速度V2は、排紙速度であって、図4に示すように、一定速度である。第2の加減速経路53は、用紙Pの後端がデカーラーユニット52を通過した場合、図4に示すような加減速を開始する。このように、デカーラーユニット52は、デカーラー速度Vdを一定速度に保つ。
第1の加減速経路51の必要経路長L1は次式(1)に表される。
式(1)において、必要経路長L1は、後処理装置3が扱える最大用紙長Lpと、第1の加減速経路51の最大搬送距離La1とで表される。
第1の加減速経路51の最大搬送距離La1の詳細を含めた式は次式(2)のように表される。
つまり、第1の加減速経路51の最大搬送距離La1は、図4に網掛け表示されている面積A1と面積B1との和で表される。
第2の加減速経路53の必要経路長L2は次式(3)に表される。
式(3)において、必要経路長L2は、後処理装置3が扱える最大用紙長Lpと、第2の加減速経路53の最大搬送距離La2とで表される。
第2の加減速経路53の最大搬送距離La2の詳細を含めた式は次式(4)のように表される。
つまり、第2の加減速経路53の最大搬送距離La2は、図4に網掛け表示されている面積A2と面積B2との和で表される。
なお、水平経路43aについても同様に必要経路長L3を求めることができる。つまり、水平経路43aの必要経路長L3は、後処理装置3が扱える最大用紙長Lpと、水平経路43aの最大搬送距離La3とで表される。つまり、水平経路43aの最大搬送距離La3は、上記と同様に、上流側速度V1から下流側速度V2に加減速するのに要する距離から求めることができ、次式(5),(6)のように表される。
なお、後処理装置3は、制御部103を備える。制御部103は、具体的には、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体として構成される。制御部103は、CPUがROM又は不図示のメモリから処理内容に応じた各種プログラムを読み出し、RAMに展開し、展開した各種プログラムと協働することにより、後処理装置3の各部の動作を制御する。
つまり、制御部103は、後処理装置3の動作を制御するものであり、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータにより実現し得るものである。制御部103が所定の制御プログラムを実行することにより、各種機能が実現される。
以上の説明によれば、後処理装置3は、第1の経路43と、第2の経路45とを備え、第1の経路43と、第2の経路45とが並列に配置されている。第2の経路45は、用紙Pに生じるカールを矯正する経路である。第2の経路45は、第1の加減速経路51、デカーラーユニット52、及び第2の加減速経路53を備える。
よって、用紙Pを矯正する経路である第2の経路45と、用紙Pに生じるカールを矯正する経路を迂回する経路である第1の経路43とが、筐体31の内部に並列に配置されている。よって、デカーラーを配置する領域は筐体31の内部に確保されている。また、第1の経路43及び第2の経路45により、装置全体の機械長が増えることもない。用紙Pに生じるカールを矯正する必要がないときには、用紙Pは、第1の経路43を通過させればよいため、搬送効率が悪化する恐れもない。
換言すれば、後処理装置3は、装置全体の機械長を増やすことなく、デカーラーを配置する領域を確保しつつ、高い搬送効率を実現することができる。
また、デカーラーユニット52は、第1のデカーラー62と、第2のデカーラー64とを備える。第1のデカーラー62は、用紙Pに生じるカールのうち、第1の方向のカールを矯正する。第2のデカーラー64は、用紙Pに生じるカールのうち、第1の方向とは逆方向である第2の方向のカールを矯正する。
よって、少なくとも、第1の方向のカールと、第1の方向とは逆方向の第2の方向のカールとを矯正することができるため、用紙Pに生じるカールを2つの側面に沿って矯正することができる。したがって、後処理装置3は、用紙Pに生じるカールを用紙Pの両面から改善することができる。
また、デカーラーユニット52は、連結経路63を備える。連結経路63は、U字形状に形成されている。デカーラーユニット52は、第1の上流側ローラー81、従動ローラー83c、押圧ローラー83d、駆動ローラー83b、支持ローラー83a、第1の下流側ローラー82、複数の第2のローラー72、第2の上流側ローラー84、従動ローラー86c、押圧ローラー86d、駆動ローラー86b、支持ローラー86a、及び第2の下流側ローラー85を連携させることにより、デカーラー速度Vdを一定速度に保つ。
つまり、デカーラーユニット52は、第1のデカーラー62、連結経路63、及び第2のデカーラー64の駆動を同期させることにより、デカーラー速度Vdを一定速度に保つ。よって、筐体31の内部空間を有効活用することができつつ、低速デカーラーを実現することができる。したがって、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙Pを矯正するときの張力を一定に保つことができる。
また、第1の経路43は、用紙Pが水平経路43aを通過する間に、上流側速度V1を下流側速度V2に加減速する。よって、用紙Pが下流側装置9に搬送されるまでに、上流側装置1の線速から下流側装置9の線速に加減速することができる。したがって、後処理装置3は、下流側速度V2で用紙Pを下流側装置9に排出することができるので、用紙Pを下流側装置9に搬送する搬送効率を高めることができる。
また、第2のデカーラー64は、第1のデカーラー62と対向する位置に配置されている。よって、筐体31の内部空間が有効活用され、装置全体の機械長が増加しない。したがって、装置全体の設置面積を余計に増加させることなく装置を据え置くことができ、装置全体の大型化を回避することができる。
実施形態2.
実施形態2において、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態2においては、第2の経路45’の配置される位置が実施形態1と異なる一例について説明する。
図5は、本発明の実施形態2における後処理装置3’の概略構成の一例を示す図である。図5に示すように、筐体31’の内部において、第2の経路45’は、第1の経路43の上方に配置されている。よって、デカーラーユニット52’も、第1の経路43より上方に配置されている。具体的には、デカーラーユニット52’は、筐体31’の装置上部に配置されている。
以上の説明によれば、筐体31’の上下方向の空間を有効活用することができ、第2の経路45’を迂回する第1の経路43を筐体31’の内部に実現することができる。よって、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙Pのカールを矯正する経路を迂回する機能を実現することができる。
実施形態3.
実施形態3において、実施形態1、2と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態3においては、第2の経路45と、第2の経路45’とが設けられている一例について説明する。
図6は、本発明の実施形態3における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。図6に示すように、第1の経路43と並列に、第2の経路45と、第2の経路45’とが配置されている。よって、筐体32の内部空間に、デカーラーユニット52と、デカーラーユニット52’とが設けられている。したがって、用紙Pのカールを矯正する経路が2つと、用紙Pのカールを矯正する経路を迂回する経路が1つとが筐体32の内部に存在する。
このような配置構成であれば、少なくとも2枚の用紙Pのカールを同時に矯正しつつ、用紙Pのカールの矯正が不要なときには迂回させ、経路を短縮させることができるので、単位時間当たりの後処理装置3の稼働率を上げることができる。
実施形態4.
実施形態4において、実施形態1〜3と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態4においては、第1のデカーラー62及び第2のデカーラー64が配置されている位置が、実施形態1〜3と異なっている。
図7は、本発明の実施形態4における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。図7に示すように、第1のデカーラー62は、第1の加減速経路51の下流側と、第2のデカーラー64の上流側との間に接続されている。一方、第2のデカーラー64は、第1のデカーラー62の下流側と、連結経路63の上流側との間に接続され、第1のデカーラー62と連接する位置に配置されている。
以上の説明によれば、装置全体の機械長を増加させることがない。よって、装置全体の設置面積を余計に増加させることなく装置を据え置くことができるため、装置全体の大型化を回避することができる。なお、本実施形態においては、第1の加減速経路51及び第2の加減速経路53に十分な経路長を確保するのが好ましい。
実施形態5.
実施形態5において、実施形態1〜4と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態5においては、後処理装置3の筐体31の構成が、実施形態1〜4と異なる。
図8は、本発明の実施形態5における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。図8に示すように、デカーラーユニット52は、第1の経路43の搬送方向Xに沿って、第1の経路43の左方に配置されている。
このような配置構成であれば、筐体31の左方向の空間を有効活用することができ、第2の経路45を迂回する第1の経路43を筐体31の内部に実現することができる。よって、後処理装置3は、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙Pのカールを矯正する経路を迂回する機能を実現することができる。
実施形態6.
実施形態6において、実施形態1〜5と同一の構成については同一の符号を付記し、説明については省略する。実施形態6においては、後処理装置3の筐体31の構成が、実施形態1〜5と異なる。
図9は、本発明の実施形態6における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。図9に示すように、デカーラーユニット52は、第1の経路43の搬送方向Xに沿って、第1の経路43の右方に配置されている。
このような配置構成であれば、筐体31の右方向の空間を有効活用することができ、第2の経路45を迂回する第1の経路43を筐体31の内部に実現することができる。よって、後処理装置3は、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙Pのカールを矯正する経路を迂回する機能を実現することができる。
実施形態7.
実施形態7において、実施形態1〜6と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態7においては、排出ユニット110が筐体31の上に設けられている一例について説明する。
図10は、本発明の実施形態7における後処理装置3の概略構成の一例を示す図である。図10に示すように、排出ユニット110は、第1の経路43の上方に配置されている。排出ユニット110は、用紙Pが排出されるユニットである。
排出ユニット110は、筐体111の内部に排紙経路115を備える。排出ユニット110は、筐体111の外部に排紙トレイ142及び排紙補助トレイ141を備える。排紙経路115は、排出ローラー131,132を備える。排紙経路115は、切替部122を備える。切替部122は、複数の排出ローラー131により搬送される用紙Pの排出先を、排紙補助トレイ141及び排紙トレイ142の何れか一方に切り替える。
なお、筐体31には、切替部121が設けられている。切替部121は、第1の経路43の終点側及び第2の経路45の終点側に設けられ、第1の経路43又は第2の経路45により搬送される用紙Pの搬送先を、下流側装置9及び排出ユニット110の何れか一方に切り替える。
以上の説明によれば、後処理装置3は、第1の経路43より上方に排出ユニット110が配置されている。また、図10に示すように、後処理装置3は、デカーラーユニット52が、第1の経路43より下方に配置されている。よって、筐体31の上下方向の空間を有効活用することができる。また、後処理装置3は、第2の経路45を迂回する第1の経路43を筐体31の内部に実現することができる。さらに、後処理装置3は、筐体31の上方に、排出ユニット110が配置されているため、用紙Pの排紙を可能とする。したがって、後処理装置3は、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙Pのカールを矯正する経路を迂回する機能と、用紙Pの排紙機能とを実現することができる。
実施形態8.
実施形態8において、実施形態1〜7と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態8においては、排出ユニット110’が筐体31’の下に設けられている一例について説明する。
図11は、本発明の実施形態8における後処理装置3’の概略構成の一例を示す図である。図11に示すように、排出ユニット110’は、第1の経路43より下方に配置されている。排出ユニット110’は、用紙Pが排出されるユニットである。
排出ユニット110’は、筐体111’の内部に排紙経路115’を備える。排出ユニット110’は、筐体111’の外部に排紙トレイ142’を備える。排紙経路115’は、排出ローラー131’,132’を備える。
なお、筐体31’には、切替部121’が設けられている。切替部121’は、第1の経路43の終点側及び第2の経路45’の終点側に設けられ、第1の経路43又は第2の経路45’により搬送される用紙Pの搬送先を、下流側装置9及び排出ユニット110’の何れか一方に切り替える。
以上の説明によれば、後処理装置3’は、第1の経路43より下方に排出ユニット110’が配置されている。また、図11に示すように、後処理装置3’は、デカーラーユニット52’が、第1の経路43より上方に配置されている。よって、筐体31’の上下方向の空間を有効活用することができる。また、後処理装置3’は、第2の経路45’を迂回する第1の経路43を筐体31’の内部に実現することができる。さらに、後処理装置3’は、筐体31’の下方に、排出ユニット110’が配置されているため、用紙Pの排紙を可能とする。したがって、後処理装置3’は、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙Pのカールを矯正する経路を迂回する機能と、用紙Pの排紙機能とを実現することができる。
以上、本発明に係る後処理装置3,3’を実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態においては、第1の加減速経路51が、上流側速度V1からデカーラー速度Vdに減速させるとき、一定の速度で減速させていく一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、段階的に減速させてもよい。要するに、デカーラーユニット52が定速デカーラ−を実現できればよい。
なお、実施形態5においては、デカーラーユニット52が第1の経路43の左方に配置されている一例について説明した。実施形態6においては、デカーラーユニット52が第1の経路43の右方に配置されている一例について説明した。
要するに、デカーラーユニット52は、第1の経路43の搬送方向Xに沿って、第1の経路43の左方及び右方の何れか一方に配置されていてもよい。
このような配置構成により、筐体31の左右方向の空間を有効活用することができ、第2の経路45を迂回する第1の経路43を筐体31の内部に実現することができるため、装置全体の機械長を増加させることなく、用紙Pのカールを矯正する経路を迂回する機能を実現することができる。
なお、付言すれば、後処理装置3により用紙Pのカールが解消されため、後処理装置3の下流側に配置されている下流側装置9には、平面性が確保された用紙Pが搬送される。下流側装置9は、綴じ処理等を行うことにより、用紙Pから冊子を作成することができる装置である。したがって、画像形成システムは、後処理装置3による後処理後に高品質の冊子を作製することができる。
1 上流側装置
3、3’ 後処理装置
9 下流側装置
11 自動原稿送り装置
12 画像読取部
13 画像形成部
14 搬送部
14a 第1搬送部
14b 第2搬送部
15 給紙部
15a 収容部
15b 第1給紙部
15c 第2給紙部
16 排紙ローラー
17 操作部
21 プリンタエンジン
23 感光体
25 定着部
25a 熱源
25b 加熱ローラー
25c 加圧ローラー
31、31’、32 筐体
43 第1の経路
43a 水平経路
43b 迂回ローラー
45、45’ 第2の経路
51 第1の加減速経路
52、52’、52’’ デカーラーユニット
53 第2の加減速経路
62 第1のデカーラー
63 連結経路
64 第2のデカーラー
71 第1のローラー
72 第2のローラー
73 第3のローラー
81 第1の上流側ローラー
82 第1の下流側ローラー
83 第1の矯正ローラー部
83a 支持ローラー
83b 駆動ローラー
83c 従動ローラー
83d 押圧ローラー
83e ベルト
84 第2の上流側ローラー
85 第2の下流側ローラー
86 第2の矯正ローラー部
86a 支持ローラー
86b 駆動ローラー
86c 従動ローラー
86d 押圧ローラー
86e ベルト
91〜93 湾曲部
101、103 制御部
105 第1の通紙センサー
106 第2の通紙センサー
107 第3の通紙センサー
108 第4の通紙センサー
110、110’ 排出ユニット
111、111’ 筐体
115、115’ 排紙経路
121、122、121’ 切替部
131、132、131’、132’ 排出ローラー
141 排紙補助トレイ
142、142’ 排紙トレイ
P 用紙
T 原稿
X 搬送方向
V1 上流側速度
Vd デカーラー速度
V2 下流側速度

Claims (10)

  1. 上流側装置と、下流側装置との間に配置され、筐体の内部に形成されている経路により用紙に生じるカールを矯正する後処理装置であって、
    前記用紙が通過する第1の経路と、
    前記第1の経路と並列に配置され、前記用紙に生じるカールを矯正する第2の経路と、
    を備え、
    前記第2の経路は、
    前記上流側装置から搬送される前記用紙の線速を、前記上流側装置の上流側速度からデカーラー速度に加減速させる第1の加減速経路と、
    前記第1の加減速経路から前記デカーラー速度で搬送される前記用紙に生じるカールを矯正するデカーラーユニットと、
    前記デカーラーユニットから搬送される前記用紙の線速を、前記デカーラー速度から前記下流側装置の下流側速度に加減速する第2の加減速経路と、
    を備える、
    後処理装置。
  2. 前記デカーラーユニットは、
    前記第1の加減速経路の下流側に配置され、前記用紙に生じるカールのうち、第1の方向のカールを矯正する第1のデカーラーと、
    前記第1のデカーラーの下流側に配置され、前記用紙に生じるカールのうち、前記第1の方向とは逆方向である第2の方向のカールを矯正する第2のデカーラーと、
    を備える、
    請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記デカーラーユニットは、
    前記筐体の内部側面上に設けられ、前記第1の加減速経路と、前記第2の加減速経路との間を連結し、U字形状に形成されている連結経路
    をさらに備え、
    前記第1のデカーラー、前記連結経路、及び前記第2のデカーラーの駆動を同期させる、
    請求項2に記載の後処理装置。
  4. 前記第1の経路は、
    前記上流側装置と、前記下流側装置との間を連結する水平経路が形成されてあり、
    前記用紙が前記水平経路を通過する間に、前記上流側速度を前記下流側速度に加減速する、
    請求項3に記載の後処理装置。
  5. 前記第1の経路より上方に配置され、前記用紙が排出される排出ユニット
    をさらに備え、
    前記デカーラーユニットは、
    前記第1の経路より下方に配置されている、
    請求項4に記載の後処理装置。
  6. 前記第1の経路より下方に配置され、前記用紙が排出される排出ユニット
    をさらに備え、
    前記デカーラーユニットは、
    前記第1の経路より上方に配置されている、
    請求項4に記載の後処理装置。
  7. 前記デカーラーユニットは、
    前記第1の経路の搬送方向に沿って、前記第1の経路の左方及び右方の何れか一方に配置されている、
    請求項4に記載の後処理装置。
  8. 前記第1のデカーラーは、
    前記第1の加減速経路の下流側と、前記連結経路の上流側との間に接続され、
    前記第2のデカーラーは、
    前記連結経路の下流側と、前記第2の加減速経路の上流側との間に接続され、前記第1のデカーラーと対向する位置に配置されている、
    請求項3〜7の何れか一項に記載の後処理装置。
  9. 前記第1のデカーラーは、
    前記第1の加減速経路の下流側と、前記第2のデカーラーの上流側との間に接続され、
    前記第2のデカーラーは、
    前記第1のデカーラーの下流側と、前記連結経路の上流側との間に接続され、前記第1のデカーラーと連接する位置に配置されている、
    請求項3〜7の何れか一項に記載の後処理装置。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の後処理装置と、
    前記上流側装置と、
    前記下流側装置と、
    を備える、
    画像形成システム。
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