JP2017193708A - プライマー層形成用組成物、バリアフィルム、波長変換シート、及びそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明のプライマー層形成用組成物は、水酸基、カルボキシル基、アミノ基及びエポキシ基からなる群より選択される少なくとも一種の第1の反応性官能基を主鎖又は側鎖に有する樹脂骨格の側鎖に、上記第1の反応性官能基とは異なり且つイソシアネート基以外である第2の反応性官能基が結合した構造を有する多官能性化合物を含有するものである。プライマー層形成用組成物は、主鎖又は側鎖に水酸基(第1の反応性官能基)を有する樹脂骨格の側鎖に、ウレタン結合及びシロキサン結合を介して、水酸基(第1の反応性官能基)とイソシアネート基とを除く反応性官能基(第2の反応性官能基)が結合した構造を有する多官能性化合物を含有するものであってもよい。上記プライマー層形成用組成物は、硬化剤を更に含有することができる。以下、各成分について詳細に説明する。
多官能性化合物において、主鎖又は側鎖に第1の反応性官能基を有する樹脂骨格は、ポリエステル系樹脂及び/又はアクリル系樹脂に由来するものであることが好ましい。ポリエステル系樹脂及びアクリル系樹脂は、直鎖状及び分岐状のいずれでもよい。ポリエステル系樹脂としては、末端にカルボキシル基、水酸基を有するポリエステル系樹脂が一般的に挙げられる。また、共重合成分として、トリメチロールプロパン及びネオペンチルグリコール等を用いたポリエステル系樹脂や、ピロメリット酸及びトリメリット酸等を用いたポリエステル系樹脂は、側鎖に水酸基やカルボキシル基を導入することが可能となり、末端だけでなく側鎖にも反応性を付与することが可能となる。アクリル系樹脂の場合は、共重合成分としてアクリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリレート等を用いることで、側鎖に水酸基やカルボキシル基を導入することが可能である。
硬化剤は、多官能性化合物を硬化させることができるものであれば特に限定されない。硬化剤としては、主には水酸基やカルボキシル基と反応し得る化合物を用いることが可能であり、各種イソシアネー卜化合物、グリシジル化合物、オキサゾリン化合物、カルボジイミド化合物等が使用可能である。これらの中でも、硬化剤は、イソシアネート基を1分子中に2個以上有する硬化剤であることが好ましい。イソシアネート基を1分子中に2個以上有する硬化剤としては、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネート等が挙げられる。
本発明のプライマー層形成用組成物の製造方法は、先に説明した第一〜第三実施形態に係る方法により多官能性化合物を作製する工程を有する方法である。
本発明のバリアフィルムは、ガスバリア性フィルムと、バリアフィルムの一方の最表面に配置された、上記プライマー層形成用組成物の硬化物からなるプライマー層と、を備える。以下、図面を用いつつ本発明のバリアフィルムの好適な実施形態について説明する。
第1及び第2の基材11,21は、高分子フィルムであることが望ましい。高分子フィルムの材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレート等のポリエステル;ナイロン等のポリアミド;ポリプロピレン及びシクロオレフィン等のポリオレフィン;ポリカーボネート;並びにトリアセチルセルロース等が挙げられるが、これらに限定されない。高分子フィルムはポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム又はポリオレフィンフィルムであることが好ましく、ポリエステルフィルム又はポリアミドフィルムであることがより好ましく、ポリエチレンテレフタレートフィルムであることが更に好ましい。ポリエチレンテレフタレートフィルムは、透明性、加工適正及び密着性の観点から望ましい。また、ポリエチレンテレフタレートフィルムは、透明性及びガスバリア性の観点から、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムであることが好ましい。
アンカーコート層12,22は、第1及び第2の基材11,21と無機薄膜層13,23との間の密着性を向上させるために、それらの間に設けられるものである。また、アンカーコート層12,22は、水分や酸素の透過を防止するバリア性を有していてもよい。
バリア層15,25は、水蒸気透過度及び酸素透過度を更に向上させるために設けられる層である。バリア層15,25は、光学的な観点から、透明性が高いことが望ましい。バリア層15,25は単層であっても多層であってもよいが、図1〜4に示したように、無機薄膜層13,23及びガスバリア性被覆層14,24を有することが望ましい。
無機薄膜層13,23の形成方法は真空蒸着法、スパッタリング法、又はPECVD法であることが好ましい。真空蒸着法では、抵抗加熱式真空蒸着法、電子ビーム(Electron Beam)加熱式真空蒸着法、誘導加熱式真空蒸着法がより好ましく、スパッタリング法では、反応性スパッタリング法、デュアルマグネトロンスパッタリング法であることがより好ましい。膜の均質性の観点からはスパッタリング法が好ましく、コストの観点からは、真空蒸着法が好ましく、目的、用途に応じて選択することができる。
ガスバリア性被覆層14,24は、後工程での二次的な各種損傷を防止すると共に、高いバリア性を付与するために設けられるものである。ガスバリア性被覆層14,24は、シロキサン結合を含んでいてもよい。ガスバリア性被覆層14,24は、大気中で形成することもできる。ガスバリア性被覆層14,24を大気中で形成する場合は、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、エチレンビニルアルコールのような極性を持つ化合物、ポリ塩化ビニリデン等の塩素を含む化合物、及びSi原子を含む化合物、Ti原子を含む化合物、Al原子を含む化合物、Zr原子を含む化合物等を含有する塗布液を無機薄膜層13,23上に塗布し、乾燥硬化させることで形成することができる。
R1 n(OR2)4−nSi …(1)
[式中、nは0〜3の整数を示し、R1及びR2はそれぞれ独立に炭化水素基を示し、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基を示す。]
R1 n(OR2)4−nTi …(2)
[式中、nは0〜3の整数を示し、R1及びR2はそれぞれ独立に炭化水素基を示し、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基を示す。]
R1 m(OR2)3−mAl …(3)
[式中、mは0〜2の整数を示し、R1及びR2はそれぞれ独立に炭化水素基を示し、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基を示す。]
R1 n(OR2)4−nZr …(4)
[式中、nは0〜3の整数を示し、R1及びR2はそれぞれ独立に炭化水素基を示し、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基を示す。]
接着層4は、図1〜3に示すように、第1のフィルム1と第2のフィルム2とを貼り合わせて積層するために、第1のフィルム1と第2のフィルム2との間に設けられている。接着層4としては、高分子フィルム用の接着剤又は粘着剤として一般的なものを使用することができ、第1のフィルム1及び第2のフィルム2の貼り合わせる側の表面に応じて適宜選択される。接着層4の材料の候補としては、エポキシ系、ポリエステル系、アクリル系、ゴム系、フェノール系、及びウレタン系等の接着剤又は粘着剤が挙げられる。
プライマー層3は、バリアフィルムと蛍光体層等の被着体との密着性を向上させるために設けられる層である。プライマー層3は、第1のフィルム1の第1の基材11上又はガスバリア性被覆層14上に設けられる。プライマー層3は、バリアフィルムの一方の最表面に設けられ、バリアフィルムのプライマー層3側の表面を被着体に貼り合わせることとなる。
マット層5は、1以上の光学的機能や帯電防止機能を発揮させるために、バリアフィルムのプライマー層3とは反対側の表面に設けられている。ここで、光学的機能としては、特に限定されるものではないが、干渉縞(モアレ)防止機能、反射防止機能、拡散機能等が挙げられる。これらの中でも、マット層5は、光学的機能として少なくとも干渉縞防止機能を有することが好ましい。本実施形態では、マット層5が少なくとも干渉縞防止機能を有するものである場合について説明する。
次に、上記バリアフィルムを用いた本発明の波長変換シートについて説明する。本発明の波長変換シートは、蛍光体を含む蛍光体層と、上記蛍光体層の少なくとも一方の面上に積層された上記本発明のバリアフィルムと、を備えるものであり、上記バリアフィルムは、上記蛍光体層側の最表面に上記プライマー層を備える。図5は、本発明の波長変換シートの一実施形態を示す模式断面図である。図5に示す波長変換シート500は、蛍光体を含む波長変換機能を有する蛍光体層6が、一対のバリアフィルム100で挟まれた構造を有している。一対のバリアフィルム100と蛍光体層6とは、プライマー層3が蛍光体層6と接するように積層されている。かかる構成を有する波長変換シート500は、プライマー層3を介してバリアフィルム100と蛍光体層6とが貼り合わせられているため、優れた密着性が得られる。なお、バリアフィルム100は、上述したバリアフィルム200、バリアフィルム300又はバリアフィルム400であってもよい。
蛍光体層6は、励起光の照射によって異なる波長の光を発光する波長変換機能を有する層であり、少なくとも1種類以上の蛍光体(図示せず)を含む。
次に、本発明のバリアフィルム及び波長変換シートの製造方法の一実施形態について説明する。本実施形態のバリアフィルムの製造方法は、ガスバリア性フィルムと、一方の最表面に配置されたプライマー層と、を備えるバリアフィルムの製造方法であって、上述した本実施形態のプライマー層形成用組成物の製造方法によりプライマー層形成用組成物を得る工程と、上記ガスバリア性フィルム上に上記プライマー層形成用組成物を塗布し、硬化させて上記プライマー層を形成する工程と、を有する。また、本実施形態の波長変換シートの製造方法は、蛍光体及び封止樹脂を含む蛍光体層と、上記蛍光体層の少なくとも一方の面上に積層された、上記蛍光体層側の最表面にプライマー層を有するバリアフィルムと、を備える波長変換シートの製造方法であって、上述した本実施形態のバリアフィルムの製造方法により上記バリアフィルムを得る工程と、上記蛍光体層と上記バリアフィルムとを積層する工程と、を有する。本実施形態において、プライマー層を形成するガスバリア性フィルムの表面は、図1及び図3に示したバリアフィルム100,300では第1の基材11であり、図2及び図4に示したバリアフィルム200,400ではガスバリア性被覆層14である。
シランカップリング剤(SC剤)として、下記SC−1〜6を用意した。なお、SC−1は化合物(C)に該当し、SC−2〜6は化合物(B)に該当する。
SC−1:3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、信越化学工業株式会社製、商品名:KBE−9007
SC−2:3−アミノプロピルトリエトキシシラン、信越化学工業株式会社製、商品名:KBE−903
SC−3:3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、信越化学工業株式会社製、商品名:KBM−402
SC−4:3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、信越化学工業株式会社製、商品名:KBM−802
SC−5:3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、信越化学工業株式会社製、商品名:KBM−503
SC−6:3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、信越化学工業株式会社製、商品名:KBM−5103
化合物(B)として、下記化合物を用意した。
HEMA:メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、株式会社日本触媒製
MOI:2−イソシアナートエチルメタクリレート、昭和電工株式会社製、商品名:カレンズMOI
GMA:メタクリル酸グリシジル、三菱ガス化学株式会社製
MAA:メタクリル酸、三菱ガス化学株式会社製
化合物(C)として、下記化合物を用意した。
HDI:ヘキサメチレンジイソシアネート、東ソー株式会社製
片面がコロナ放電処理された二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名:P60、厚さ:16μm、東レ株式会社製)のコロナ放電処理された面上に、ポリエステル樹脂溶液をバーコート法により塗布し、80℃で1分間乾燥硬化させることにより、厚さ100nmのアンカーコート層を形成した。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
片面がコロナ放電処理された二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名:P60、厚さ:16μm、東レ株式会社製)のコロナ放電処理された面上に、ポリエステル樹脂溶液をバーコート法により塗布し、80℃で1分間乾燥硬化させることにより、厚さ100nmのアンカーコート層を形成した。
実施例7において、第1のフィルムの第1の基材とバリア層との配置を逆にした。すなわち、第1のフィルムの第1の基材側を接着層に向け、ガスバリア性被覆層上にプライマー層を形成した。それ以外は実施例7と同様にして、図2に示した構成を有するバリアフィルムを得た。
実施例1と同様の方法で第1のフィルムを作製した。得られた第1のフィルムのガスバリア性被覆層上に、実施例1と同様の方法で厚さ1μmのプライマー層を形成した。また、第1のフィルムのポリエチレンテレフタレートフィルム(第1の基材)上に、実施例1と同様の方法で厚さ3μmのマット層を形成した。これにより、図4に示した構成を有するバリアフィルムを得た。
プライマー層の厚さを5μmに変更した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
プライマー層の厚さを0.1μmに変更した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
以下の方法で作製したプライマー層形成用組成物を用いてプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にしてバリアフィルムを得た。
塗工適性の評価はプライマー層を形成した面を目視で観察し、ムラの有無(成膜性)の判断を行った。また、プライマー層形成用組成物の調液後8時間後の塗液の状態を確認し、沈殿物や変色、粘度変化等の有無(塗液安定性)の確認を行った。いずれの問題も無い場合をA、いずれかに問題がある場合をBと評価した。
実施例及び比較例で得られたバリアフィルムを用いて、以下の方法で蛍光体層に含まれる樹脂が異なる3種類の波長変換シートを作製した。まず、バリアフィルムを2枚用意し、一方のバリアフィルムのプライマー層上に、コアがセレン化カドミウム(CdSe)、シェルが硫化亜鉛(ZnS)、粒子径6nmの量子ドット発光体が熱硬化型エポキシ樹脂組成物(エポキシ−アミン硬化系組成物)に分散した材料を滴下し、そこに、もう一方のバリアフィルムのプライマー層を貼り合わせた。100℃10分間加熱して上記熱硬化型エポキシ樹脂組成物を硬化させ、波長変換機能を有する蛍光体層(厚さ100μm)を形成した。これにより、エポキシ−アミン硬化系封止樹脂を含む量子ドット(QD)層を蛍光体層として備える波長変換シートを得た。
上記方法で作製した3種類の波長変換シートを幅1cmの短冊状にカットし、カットした波長変換シートをガラス板上に固定した。固定された短冊状の波長変換シートのプライマー層を、テンシロン万能材料試験機(エーアンドデイ社製)を用いて、ガラス板に対して垂直な方向に、300mm/分の速度で、蛍光体層から剥離し、剥離に要した強度を測定した。測定結果を表2に示す。
上記密着性の評価において、剥離強度が3.0N/cm以上である場合を合格と判定し、3種類の波長変換シートのうち、合格数が2種類以上である場合をA、合格数が1種類である場合をB、合格がない場合をCと評価した。合格数が多いほど、汎用性に優れている。結果を表2に示す。
Claims (19)
- 水酸基、カルボキシル基、アミノ基及びエポキシ基からなる群より選択される少なくとも一種の第1の反応性官能基を主鎖又は側鎖に有する樹脂骨格の側鎖に、前記第1の反応性官能基とは異なり且つイソシアネート基以外である第2の反応性官能基が結合した構造を有する多官能性化合物を含有する、プライマー層形成用組成物。
- 前記樹脂骨格が、ポリエステル系樹脂及び/又はアクリル系樹脂に由来するものである、請求項1に記載のプライマー層形成用組成物。
- 前記第2の反応性官能基が、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基、メルカプト基、ビニル基、アクリロイル基及びメタクリロイル基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基を含む、請求項1又は2に記載のプライマー層形成用組成物。
- 前記第2の反応性官能基が、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基、メルカプト基、ビニル基、アクリロイル基及びメタクリロイル基からなる群より選択される異なる二種以上の官能基を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物。
- 前記第2の反応性官能基が、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基及びメルカプト基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基と、ビニル基、アクリロイル基及びメタクリロイル基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基とを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物。
- 前記第2の反応性官能基が、ウレタン結合及びシロキサン結合を介して前記樹脂骨格の側鎖に結合している、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物。
- 硬化剤を更に含有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物。
- ガスバリア性フィルムと、
一方の最表面に配置された、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物の硬化物からなるプライマー層と、
を備えるバリアフィルム。 - 蛍光体及び封止樹脂を含む蛍光体層と、前記蛍光体層の少なくとも一方の面上に積層された請求項8に記載のバリアフィルムと、を備え、
前記バリアフィルムは、前記蛍光体層側の最表面に前記プライマー層を備える、波長変換シート。 - 水酸基、カルボキシル基、アミノ基及びエポキシ基からなる群より選択される少なくとも一種の第1の反応性官能基を主鎖又は側鎖に有する樹脂(A)と、前記第1の反応性官能基とは異なり且つイソシアネート基以外である第2の反応性官能基を有する化合物(B)とを反応させて、前記第1の反応性官能基を主鎖又は側鎖に有する樹脂骨格の側鎖に前記第2の反応性官能基が結合した構造を有する多官能性化合物を得る工程を有する、前記多官能性化合物を含有するプライマー層形成用組成物の製造方法。
- 水酸基、カルボキシル基、アミノ基及びエポキシ基からなる群より選択される少なくとも一種の第1の反応性官能基を主鎖又は側鎖に有する樹脂(A)と、前記第1の反応性官能基とは異なり且つイソシアネート基以外である第2の反応性官能基を有する化合物(B)とを、前記樹脂(A)及び前記化合物(B)の双方と反応する化合物(C)を介して反応させて、前記第1の反応性官能基を主鎖又は側鎖に有する樹脂骨格の側鎖に前記第2の反応性官能基が結合した構造を有する多官能性化合物を得る工程を有する、前記多官能性化合物を含有するプライマー層形成用組成物の製造方法。
- 前記樹脂(A)としての2以上の水酸基を有する樹脂と、前記化合物(C)としてのイソシアネート基を有するシランカップリング剤とを溶液中で反応させて反応生成物を得る工程と、
前記反応生成物と、前記化合物(B)としての前記第2の反応性官能基を有するシランカップリング剤とを反応させて前記多官能性化合物を得る工程と、
を有する、請求項11に記載のプライマー層形成用組成物の製造方法。 - 前記樹脂(A)が、ポリエステル系樹脂及び/又はアクリル系樹脂である、請求項10〜12のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物の製造方法。
- 前記第2の反応性官能基が、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基、メルカプト基、ビニル基、アクリロイル基及びメタクリロイル基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基を含む、請求項10〜13のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物の製造方法。
- 前記第2の反応性官能基が、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基、メルカプト基、ビニル基、アクリロイル基及びメタクリロイル基からなる群より選択される異なる二種以上の官能基を含む、請求項10〜14のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物の製造方法。
- 前記第2の反応性官能基が、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基及びメルカプト基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基と、ビニル基、アクリロイル基及びメタクリロイル基からなる群より選択される少なくとも一種の官能基とを含む、請求項10〜15のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物の製造方法。
- 前記多官能性化合物に、硬化剤を配合する工程を更に有する、請求項10〜16のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物の製造方法。
- ガスバリア性フィルムと、一方の最表面に配置されたプライマー層と、を備えるバリアフィルムの製造方法であって、
請求項10〜17のいずれか一項に記載の方法によりプライマー層形成用組成物を得る工程と、
前記ガスバリア性フィルム上に前記プライマー層形成用組成物を塗布し、硬化させて前記プライマー層を形成する工程と、
を有するバリアフィルムの製造方法。 - 蛍光体及び封止樹脂を含む蛍光体層と、前記蛍光体層の少なくとも一方の面上に積層された、前記蛍光体層側の最表面にプライマー層を有するバリアフィルムと、を備える波長変換シートの製造方法であって、
請求項18に記載の方法により前記バリアフィルムを得る工程と、
前記蛍光体層と前記バリアフィルムとを積層する工程と、
を有する波長変換シートの製造方法。
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