JP2017194260A - 換気装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1の換気装置では、低温時に通気路が閉じられるため暖房効率を高めることができるが、高温時には通気路が開いたままのため冷房効率を高めることができない。
特許文献2の図1〜図3に開示された第1実施形態では、装置本体にスライド可能に支持された1枚の作動板に、第1、第2の形状記憶合金バネと第1、第2のバイアスバネとを作用させている。第1形状記憶バネと第1バイアスバネは作動板を閉じ方向に付勢し、第2形状記憶バネと第2バイアスバネは作動板を開き方向に付勢する。第1形状記憶バネの変態温度は第2形状記憶バネより高い。
また、特許文献2の第2実施形態の換気装置では、重ねられた2つの作動板を用いるため、実用化することが困難である。
(ア)上記装置本体に設けられた支持構造と、
(イ)上記支持構造に対して特定座標軸に沿って移動可能な第1移動体と、
(ウ)上記第1移動体に対して上記特定座標軸に沿って移動可能な第2移動体と、
(エ)上記支持構造と上記第1移動体の間に配置され、上記第1移動体に、上記特定座標軸に沿う互いに反対方向の力を付与する第1形状記憶バネおよび第1バイアスバネと、
(オ)上記第1移動体と上記第2移動体との間に配置され、上記第2移動体に、上記特定座標軸の長手方向に沿う互いに反対方向の力を付与する第2形状記憶バネおよび第2バイアスバネと、
(カ)上記第2移動体を上記作動部材に連携し、上記第2移動体が上記特定座標軸に沿う第1方向に移動する際に上記作動部材を閉じ動作させ、上記第2移動体が上記第1方向とは逆の第2方向に移動する際に上記作動部材を開き動作させる連携手段と、
(キ)上記第1移動体の上記支持構造に対する上記第2方向への移動を規制する第1規制手段と、
(ク)上記第2移動体の上記第1移動体に対する上記第2方向への移動を規制する第2規制手段と、
を備え、
上記第1、第2形状記憶バネのうちの一方が、これに対応する上記第1、第2移動体のうちの一方の移動体を上記第1方向に付勢し、上記第1、第2形状記憶バネのうちの他方が、これに対応する上記第1、第2移動体のうちの他方の移動体を上記第2方向に付勢しており、上記一方の形状記憶バネの変態温度が、上記他方の形状記憶バネより高く設定されていることを特徴とする。
しかも、第1、第2移動体が第2方向の移動を規制されるので、第1、第2移動体の閉じ動作の際に、バネ力の干渉や相殺が生じず、確実に開閉制御を行うことができる。
上記構成によれば、第1、第2移動体の移動ストロークを確定することができる。
上記第2スライダが上記特定座標軸に沿う第1方向に移動する際に、上記作動部材を閉じ動作させ、上記第2スライダが上記第1方向とは逆の第2方向に移動する際に、上記作動部材を開き動作させるようになっており、上記第1、第2形状記憶バネのうちの一方が、これに対応する上記第1、第2スライダのうちの一方のスライダを上記第1方向に付勢し、上記第1、第2形状記憶バネのうちの他方が、これに対応する上記第1、第2スライダのうちの他方のスライダを上記第2方向に付勢しており、上記一方の形状記憶バネの変態温度が、上記他方の形状記憶バネより高く設定されており、さらに、上記第1アクチュエータ部は、上記第1スライダの上記第2方向への移動を規制する第1規制手段を有し、上記第2アクチュエータ部は、上記第2スライダの上記第2方向への移動を規制する第2規制手段を有することを特徴とする。
しかも、2組の対をなす形状記憶バネとバイアスバネが、第1アクチュエータ部と第2アクチュエータ部のスライダをそれぞれ制御し、各スライダが第2方向の移動を規制されるため、第1、第2のアクチュエータ部間でバネ力の干渉や相殺が生じず、確実に上記開閉制御を行うことができる。
上記構成によれば、第1、第2スライダの第1、第2方向への移動が規制され、これら第1、第2スライダの移動ストロークを確定することができる。
上記構成によれば、第1、第2アクチュエータ本体の端壁に第1、第2スライダのストッパが当たることにより、これら第1、第2スライダの移動規制を確実に行なうことができる。
上記構成によれば、ストッパを簡単に形成することができる。
上記構成によれば、温度感応型アクチュエータを小型化することができる。
上記第2形状記憶バネと上記第2バイアスバネの一方が、上記第2バネ受けの内側に配置され、他方が上記第2バネ受けの外側に配置されている。
上記構成によれば、温度感応型アクチュエータをより一層小型化することができる。
上記換気装置1,支持枠3a,3b,5,6および蓋部材8は、水平方向に、すなわち図1の紙面と直交する方向に長く延びている。
回転羽根20の他端も同様にピースを介して図示しない端壁に回転可能に支持されている。
スライダ42は、ケース41に対して、ひいては第1移動体M1に対してスライド可能な第2移動体M2として提供される。
端壁12には、回転羽根20の回転軸線を中心とする円弧穴63が形成されている。上記ピン62はこの円弧穴63を挿通し、温度感応型アクチュエータAに向かって端壁12から突出している。
図4(A)に示すように、スライダ42およびブラケット65が装置本体10に対して第2方向Xb側の第2位置にある時、ピン62は図4(B)に示すように円弧穴63の他端部63bに位置しており、回転羽根20は図2(A)に示すように全開位置にある。
他方、第2アクチュエータ部40では、バイアスバネ44が形状記憶バネ43に打ち勝つので、スライダ42(第2移動体M2)は第1方向Xaへ移動している。この際、スライダ42の端部42bがケース41の端壁41bに当たるので、スライダ42は第1方向Xaへの移動を制限されている。このケース41の端壁41bとスライダ42の端部42bにより、第4規制手段が構成されている。
その結果、スライダ42およびブラケット65は、前述した第1位置にあり、回転羽根20は全閉位置にある。そのため、屋外の冷気が侵入したり室内の暖気が逃げたりすることがなく、高い暖房効率を維持できる。
上記第2アクチュエータ部40による開度制御の際に、第1アクチュエータ部30のスライダ32は図3の位置(すなわち、スライダ32の端部32aがケース31の端壁31aに当たった位置)を維持しており、上記開度制御に影響を与えない。
上記ケース41の端壁41aとスライダ42の端部42aにより、第2規制手段が構成されている。
上記第1アクチュエータ部30による開度制御の際に、第2アクチュエータ部40のスライダ42は図4の位置(すなわち、スライダ42の端部42aがケース41の端壁41aに当たった位置)を維持しており、上記開度制御に影響を与えない。すなわち、第1アクチュエータ部30の形状記憶バネ33の力が、形状記憶バネ43の力に干渉ないしは相殺されない。
また、気温が低い時に室内で燃焼器具を使用する場合には、通気路13を全閉にせず、燃焼ガスを排気するために、閉じ位置において少量の空気の流通を許容する状態(例えば2/3閉じ)にしてもよい。
第2アクチュエータ部30’の スライダ32は、バイアスバネ34’の力で第1方向Xaに移動されており、その端部32bがケース31の端壁31bに当たることにより、その移動を制限されている。
その結果、スライダ42とブラケット65は第1位置にあり、回転羽根は全閉となっている。
16℃〜26℃では、図7(B)に示すように、形状記憶バネ33’がバイアスバネ34’に打ち勝ち、スライダ32が第2方向Xbに移動されており、その端部32aがケース31の端壁31aに当たることにより、その移動が制限されている。その結果、スライダ42とブラケット65は第2位置にあり、回転羽根は全開となっている。
36℃を超えると、形状記憶バネ43’がバイアスバネ44’に打ち勝ち、図7(C)に示すようにスライダ42が第1方向Xaに移動されており、その端部42bがケース41の端壁41bに当たることにより、その移動が制限されている。その結果、スライダ42とブラケット65は第1位置にあり、回転羽根は全閉となる。
全閉となる低温領域及び高温領域と全開となる常温領域は、適宜変更可能である。
支持構造は装置本体と一体をなしていてもよい。
M1 第1移動体
M2 第2移動体
X 特定座標軸
1 換気装置
10 装置本体
13 通気路
20 回転羽根(作動部材)
30,30’ 第1アクチュエータ部
31 ケース(第1アクチュエータ本体;支持構造)
31a ケースの端壁(第1規制手段)
31b ケースの端壁(第3規制手段)
32 第1スライダ
32a 第1スライダの端部(ストッパ、第1規制手段)
32b 第1スライダの端部(ストッパ、第3規制手段)
33,33’ 第1形状記憶バネ
34,34’ 第1バイアスバネ
35 第1バネ受け
40,40’ 第2アクチュエータ部
41 ケース(第2アクチュエータ本体)
41a ケースの端壁(第2規制手段)
41b ケースの端壁(第4規制手段)
42 第2スライダ
42a 第2スライダの端部(ストッパ、第2規制手段)
42b 第2スライダの端部(ストッパ、第4規制手段)
43,43’ 第2形状記憶バネ
44,44’ 第2バイアスバネ
45 第2バネ受け
60 連携機構(連携手段)
82,92 作動板(作動部材)
Claims (9)
- 通気路を有する装置本体と、上記装置本体に支持され上記通気路を開閉する作動部材と、上記作動部材を温度に応じて自動的に開閉制御する温度感応型アクチュエータと、を備えた換気装置において、
上記温度感応型アクチュエータは、
(ア)上記装置本体に設けられた支持構造と、
(イ)上記支持構造に対して特定座標軸に沿って移動可能な第1移動体と、
(ウ)上記第1移動体に対して上記特定座標軸に沿って移動可能な第2移動体と、
(エ)上記支持構造と上記第1移動体の間に配置され、上記第1移動体に、上記特定座標軸に沿う互いに反対方向の力を付与する第1形状記憶バネおよび第1バイアスバネと、
(オ)上記第1移動体と上記第2移動体との間に配置され、上記第2移動体に、上記特定座標軸の長手方向に沿う互いに反対方向の力を付与する第2形状記憶バネおよび第2バイアスバネと、
(カ)上記第2移動体を上記作動部材に連携し、上記第2移動体が上記特定座標軸に沿う第1方向に移動する際に上記作動部材を閉じ動作させ、上記第2移動体が上記第1方向とは逆の第2方向に移動する際に上記作動部材を開き動作させる連携手段と、
(キ)上記第1移動体の上記支持構造に対する上記第2方向への移動を規制する第1規制手段と、
(ク)上記第2移動体の上記第1移動体に対する上記第2方向への移動を規制する第2規制手段と、
を備え、
上記第1、第2形状記憶バネのうちの一方が、これに対応する上記第1、第2移動体のうちの一方の移動体を上記第1方向に付勢し、上記第1、第2形状記憶バネのうちの他方が、これに対応する上記第1、第2移動体のうちの他方の移動体を上記第2方向に付勢しており、上記一方の形状記憶バネの変態温度が、上記他方の形状記憶バネより高く設定されていることを特徴とする換気装置。 - さらに、上記第1移動体の上記支持構造に対する上記第1方向への移動を規制する第3規制手段と、上記第2移動体の上記第1移動体に対する上記第1方向への移動を規制する第4規制手段、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
- 通気路を有する装置本体と、上記装置本体に支持され上記通気路を開閉する作動部材と、上記作動部材を温度に応じて自動的に開閉制御する温度感応型アクチュエータと、を備えた換気装置において、
上記温度感応型アクチュエータは、第1アクチュエータ部と第2アクチュエータ部とを備え、
上記第1アクチュエータ部は、第1アクチュエータ本体と、この第1アクチュエータ本体に特定座標軸に沿ってスライド可能に支持された第1スライダと、この第1スライダに上記特定座標軸に沿う互いに反対方向の力を付与する第1形状記憶バネと第2バイアスバネとを有し、
上記第2のアクチュエータ部は、第2アクチュエータ本体と、この第2アクチュエータ本体に上記特定座標軸に沿ってスライド可能に支持された第2スライダと、この第2スライダに上記特定座標軸に沿う互いに反対方向の力を付与する第2形状記憶バネと第2バイアスバネとを有し、
上記第1アクチュエータ本体が上記装置本体に固定され、上記第1スライダに上記第2アクチュエータ本体が固定され、上記第2スライダが連携手段を介して上記作動部材と連携しており、
上記第2スライダが上記特定座標軸に沿う第1方向に移動する際に、上記作動部材を閉じ動作させ、上記第2スライダが上記第1方向とは逆の第2方向に移動する際に、上記作動部材を開き動作させるようになっており、
上記第1、第2形状記憶バネのうちの一方が、これに対応する上記第1、第2スライダのうちの一方のスライダを上記第1方向に付勢し、上記第1、第2形状記憶バネのうちの他方が、これに対応する上記第1、第2スライダのうちの他方のスライダを上記第2方向に付勢しており、上記一方の形状記憶バネの変態温度が、上記他方の形状記憶バネより高く設定されており、
さらに、上記第1アクチュエータ部は、上記第1スライダの上記第2方向への移動を規制する第1規制手段を有し、上記第2アクチュエータ部は、上記第2スライダの上記第2方向への移動を規制する第2規制手段を有することを特徴とする換気装置。 - さらに、上記第1、第2アクチュエータ部は、上記第1、第2スライダの上記第1方向への移動を規制する第3、第4の規制手段をそれぞれ有することを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
- 上記第1、第2アクチュエータ本体が上記特定座標軸方向に対峙する一対の端壁を有し、上記第1、第2スライダが上記座標軸に沿って延びるロッド形状をなして上記第1、第2アクチュエータ本体の上記一対の端壁にスライド可能に挿通され、上記第1、第2スライダには上記一対の端壁にそれぞれ当たる一対のストッパを有しており、
上記第1アクチュエータ本体の一対の端壁と上記第1スライダの一対のストッパが、上記第1、第3の規制手段として提供され、
上記第2アクチュエータ本体の一対の端壁と上記第2スライダの一対のストッパが、上記第2、第4の規制手段として提供されることを特徴とする請求項4に記載の換気装置。 - 上記第1、第2スライダは、上記一対の端壁を挿通するスライド部と、このスライド部に隣接するスライド部と断面形状が異なる両端部とを有し、この両端部が上記ストッパとして提供されることを特徴とする請求項5に記載の換気装置。
- 上記第1、第2アクチュエータ本体が内部空間を有するとともに上記特定座標軸に沿って細長いケースからなり、上記第1、第2形状記憶バネおよび上記第1、第2バイアスバネが上記特定座標軸に沿って延びるとともに上記ケース内に収容されたコイルバネにより構成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の換気装置。
- 上記第1、第2形状記憶バネおよび上記第1、第2バイアスバネが圧縮コイルバネからなり、上記第1、第2スライダに筒形状をなす第1、第2バネ受けがそれぞれ固定されており、
上記第1形状記憶バネと上記第1バイアスバネの一方が、上記第1バネ受けの内側に配置され、他方が上記第1バネ受けの外側に配置され、
上記第2形状記憶バネと上記第2バイアスバネの一方が、上記第2バネ受けの内側に配置され、他方が上記第2バネ受けの外側に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の換気装置。 - 上記作動部材が上記装置本体に回転可能に支持された回転羽根として提供され、上記連携手段は上記第2スライダの直線運動を上記回転羽根の回転運動に変換することを特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載の換気装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016081695 | 2016-04-15 | ||
| JP2016081695 | 2016-04-15 |
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| JP (1) | JP6801861B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109395112A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-03-01 | 广州鹏兴科技有限公司 | 一种基于热膨胀顶斜全封闭排风的蒸汽消毒柜 |
| JP2019168176A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社大林組 | 換気装置 |
-
2016
- 2016-09-26 JP JP2016186838A patent/JP6801861B2/ja active Active
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019168176A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社大林組 | 換気装置 |
| CN109395112A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-03-01 | 广州鹏兴科技有限公司 | 一种基于热膨胀顶斜全封闭排风的蒸汽消毒柜 |
| CN109395112B (zh) * | 2018-10-22 | 2021-01-26 | 山东宝源央厨厨业有限公司 | 一种基于热膨胀顶斜全封闭排风的蒸汽消毒柜 |
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