JP2017195867A - 生きた餌を与えるウジ虫発生養殖タンク - Google Patents

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Seijiro Nishioka
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Abstract

【課題】有機物の処理、ここで言う有機物とは期限切れ処分食材、加工食品残渣、残飯、腐敗物、糞便等このような有機物(糞尿を除く)は主にその処理は焼却処理で行われ莫大な燃料を必要とし、これらの焼却処分によりCO2の発生で環境破壊につながる。また糞尿などは海洋投棄されて海の環境破壊に拍車をかけます。近年海面養殖漁が盛んにおこなわれています、これら魚に与えられる餌で、食べ残しが沈殿し汚泥のもととなり水を腐敗させ海水の環境を破壊します。【解決手段】ウジ虫は腐敗物に産卵し、ウジ虫〜ハエ〜産卵とその連鎖は早い又ウジ虫は這い上がる習性があります。これらの能力を最大限に発揮出来るように這い上がりやすくする壁、ウジ虫〜ハエの連鎖を早める生育空間を設けることで、有機物の処理、環境破壊の阻止ができ上記の課題を解決できます。【選択図】図1

Description

本発明は有機物をウジ虫で処理し、そのウジ虫を生きた餌として利用することに関するものである。
有機物の処理、ここで言う有機物とは期限切れ処分食材、加工食品残渣、残飯、腐敗物、糞便等このような有機物(糞尿を除く)は主に燃焼処理で行われている。その処理は莫大な燃料を必要とし、CO2の発生で環境破壊につながる。また糞尿などは海洋投棄されて海の環境破壊に拍車をかけます。
近年海面養殖漁が盛んにおこなわれています、これら魚に与えられる餌は加工された餌なので、水に溶けたり、食べ残しが水面下に沈殿し、汚泥のもととなり水を腐敗させ海水の環境を破壊します。
本発明はウジ虫を発生させ有機物をウジ虫に処理させる、そのウジ虫を生きたエサとして魚介類に与えるウジ虫発生養殖タンクです。このタンクに有機物(期限切れ処分食材・加工食品残渣・残飯・腐敗物・糞便等)を入れ腐敗させハエに卵を産ませ、ウジ虫を発生させる。このタンク内部にはウジ虫が這い上がりやすくなるように円形タンク内部の周囲上部に傾斜壁を設ける。その前方にウジ虫が通り抜ける隙間を設ける。タンク内上部にはハエの生育出来る空間と、止まり木、その上部蓋に外部から明り取り等を設けてハエの生育できる環境を作り、卵を産ませ連鎖的にウジ虫を発生させる。外部中間部周囲にはウジ虫発生タンクを水面に浮かばせる浮力タンクを設ける。タンク上に外部からの有機物投入口を設ける。このウジ虫発生養殖タンクを水面に浮かべて魚介類にウジ虫を生きたままエサとして与えるものである。
有機物の処理はこのタンク内での自然任せで腐敗させ、ハエの産卵で、ウジ虫が発生することにより有機物を処理し、その発生したウジ虫は生きた餌として利用できる。
本発明の実施形態を示すウジ虫発生養殖タンク。図3におけるB−B通りの断面図 図1におけるA部分拡大断面図 本発明ウジ虫発生養殖タンクの平面図 本発明ウジ虫発生養殖タンクの側面姿図
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図において(d)は有機物をタンクに投入した際、このタンクが水面に浮かぶようにタンク周囲に浮力タンクを設けた。(e)はタンク内壁上部側壁を傾斜とする、これは発生したウジ虫が這い上がりやすいようにしたものです、ウジ虫は垂直な壁でも這い上がる習性があります。またタンク内の汚物量が多少上下しても傾斜部分は変わらないので這いあがりに支障ありません。
図において(a)は明り取りの付いた蓋です、この蓋はある程度の隙間を設け(ホ)の部分から空気が流れ込むようにします。(c)部分はハエの生育できる空間です、ここには網などで止まり木を設けます、このような環境を作ることでハエの生育が活発となり、ハエ〜卵〜ウジ虫〜ハエと連鎖が起こります。
図において(イ)部分はウジ虫の通り抜けられる隙間とし、生育したハエは通り抜け出来ない隙間とします、この隙間を通り抜けたウジ虫は外部の傾斜により、転がり落ちます、落ちなくて戻ろうとしても(ロ)部分がウジ返しの役目をして戻ることはできません、力尽きて落ちるでしょう。
図2拡大図において(ハ)の部分は風雨によりタンク内に水の侵入を防ぐカバーで、この部分の隙間より舞い上がる雨水は(ロ)部分の水返しで雨水の侵入を防ぐ。
図において(b)は有機物の投入口です、投入の際にハエが逃げ出さないように下方部分は蓋つきとします。
図において(f)は直接ウジ虫を網ですくい魚に与える事の出来る取り出し口兼掃除口です。(g)は大型タンクの場合は手摺で危険防止とタラップ取り付けに利用する。
投入口(b)より(▲1▼)有機物を投入し傾斜部分(e)まで有機物を入れ腐敗させます。(f)の蓋を数日間、開け放しハエを呼び込み産卵させます。数日でウジ虫が発生します、その後ウジ虫は傾斜部分(e)を這い上がり、隙間部分(イ)より外に転がり落ちていき水面に、このウジ虫が生きた餌として魚介類に与える事ができます。またタンク内の一部のウジ虫はさなぎとなりふ化しハエとなります、このハエはタンクの上部空間で生育でき卵を産んで連鎖的に繰り返され瞬く間にタンク内の有機物は処理ができます。
海面養殖場においての利用。
陸上の淡水(湖・川・堀)等に住む魚の養殖。淡水の魚はきれいな水でしか育たない魚が多く、自然の餌が少ないので生きた餌としてウジ虫は最高の餌となりえる。
観賞魚(金魚・鯉・熱帯魚)等の養殖は限られた大きさの水槽、堀等で養殖されるので、餌で水の濁りが激しくろ過装置の設備が必要になります、ウジ虫は生き餌なのでその心配がない、最小限のろ過装置でよい。
漁場の撒き餌さとして、港で廃棄しなければいけない有機物をウジ虫発生タンクにいれ、このタンクを漁場にえい航して数日間撒き餌器として魚を寄せて後日そこを漁場とする。
家畜の餌としてこのタンクを設置する。
水族館の魚介類の生きた餌として。
a 明かり取付き蓋
b 有機物投入口
c ハエ生育空間。止まり木付き
d 浮力タンク
e 傾斜壁面
f ウジ虫取り出し口兼掃除口
g 手摺
イ 隙間
ロ 水返し及びウジ返し
ハ 雨水侵入阻止カバー
二 水面
ホ 雨風の侵入方向及び通気流れ方向を示す
▲1▼ 有機物
▲2▼ ウジ虫

Claims (2)

  1. 本発明ウジ虫発生養殖タンクは有機物(期限切れ処分食材、加工食品残渣、残飯、腐敗物、糞便等)を腐敗させ、ハエに産卵させて、ウジ虫を発生養殖して、これらの有機物を処理し、発生養殖したウジ虫を生きた餌として利用するものです。ウジ虫には這い上がろうとする習性があります、これを活かして本発明ウジ虫発生養殖タンク内壁に傾斜壁を設けその先の外部との間に隙間をつくり外部にウジ虫を導きだす、外に出たウジ虫は外部の傾斜面を転がりウジ虫を生きた餌と成すものである。
  2. 本発明ウジ虫発生養殖タンクを浮力させるための浮力タンク装備を特徴としたもので水面に浮かぶようにし、魚介類に生きた餌を供給するものである。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110051021A (zh) * 2019-01-28 2019-07-26 海南广军实业有限公司 一种生物蛆蛋白标准工业化生产装置及其工作方法
CN112425569A (zh) * 2020-11-04 2021-03-02 广东轻工职业技术学院 一种高效分离培养基质和蝇蛆的方法
JP2021045090A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 株式会社ムスカ イエバエ幼虫飼育方法及びその飼育設備
CN114885905A (zh) * 2022-06-08 2022-08-12 重庆师范大学 一种蝇蛆规模化饲养方法

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