JP2017196132A - 乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸発器の着霜による乾燥性能の低下を抑えつつ、乾燥運転の開始時から圧縮機を高周波数で運転することができ、乾燥時間が長くなりにくい乾燥機を提供する。【解決手段】ヒートポンプ36と、蒸発器34の温度を検出する蒸発器温度センサ43と、ヒートポンプ36及び循環用送風機26を制御する制御装置50とを備え、制御装置50は、初期周波数で圧縮機38を運転させてヒートポンプ36を起動した後、蒸発器温度センサ43で検出された温度Teが所定の閾値温度Tth1以下になると、初期周波数より低い周波数で圧縮機38を運転させる。【選択図】 図5

Description

本実施形態は乾燥機に関する。
従来より、洗濯物等の衣類を乾燥する乾燥機として、衣類のしわや縮みが少なく省エネで乾燥時間も短くて済むことから、ヒートポンプを備えたものが注目されている。
ヒートポンプを備えた衣類乾燥機では、衣類を収容する乾燥室内に連通する循環風路を設け、この循環風路内に、乾燥室内の空気を循環風路を通して循環させるための送風機と、ヒートポンプの蒸発器及び凝縮器を配設している。
ヒートポンプは、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒を放熱させて液化させるための凝縮器と、凝縮器を通った冷媒を減圧する減圧装置と、液化した冷媒を気化させる蒸発器とを配管によって順次接続して構成しており、圧縮機を駆動させることにより、冷媒を循環させるようになっている。
そして、凝縮器で放出された熱により加熱された循環風路内の空気を乾燥室内に送り込み、そして衣類から水分を奪った空気を循環風路内の蒸発器において冷却することにより除湿し、除湿した空気を再び凝縮器で加熱して乾燥室に供給するということを繰り返すことにより、衣類を乾燥させるようにしている。
上記のような衣類乾燥機では、冬場のように設置雰囲気の温度が低い場合、ヒートポンプの運転開始直後に循環風路内を流れる空気の温度が低いため、冷媒の気化熱により蒸発器の温度が0℃以下となって蒸発器に結露した水分が凍結する、いわゆる着霜が生じることがある。蒸発器に着霜が生じると、霜が蒸発器を通過する空気の抵抗となり循環風路を流れる風量が低下して、乾燥性能が低下するとともに、凝縮器で加熱された空気が蒸発器に充分に供給されず蒸発器の着霜が進行して乾燥性能が一層低下することがある。
これに対して、下記特許文献1では、圧縮機が停止状態から運転される乾燥運転の開始時に外気温センサの検出結果が予め決められた第1の閾値以下であると、圧縮機の運転周波数をマックス周波数に比べて十分に低い周波数の初期値で運転を開始し、蒸発器の温度が着霜する第2の閾値以下にならないように圧縮機の運転周波数を初期値から徐々に上昇させることで、蒸発器への着霜を抑えて乾燥性能の低下を防止することが提案されている。
特開2010−104579号公報
しかしながら、乾燥運転の開始時に圧縮機の運転周波数をマックス周波数に比べて十分に低い周波数で運転を開始し、その後、圧縮機の運転周波数を徐々に上げていく制御では、圧縮機が高周波数で運転するまでに時間がかかり、乾燥時間が長くなりやすい。特に、近年のヒートポンプは、蒸発器の大型化や送風器の高性能化に伴い、蒸発器への着霜や循環風路の流量低下が起こりにくくなっているため、乾燥運転の開始時においてヒートポンプの乾燥能力を有効活用できていないことがある。
そこで、蒸発器の着霜による乾燥性能の低下を抑えつつ、乾燥運転の開始時から圧縮機を高周波数で運転することができ、乾燥時間が長くなりにくい乾燥機を提供することを目的とする。
本実施形態の乾燥機は、衣類が収容される乾燥室と、前記乾燥室外に設けられ前記乾燥室の空気を取出して前記乾燥室内に戻す循環風路と、前記循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させる循環用送風機と、前記循環風路内の空気を加熱する凝縮器と、前記循環風路内の空気を冷却し除湿する蒸発器と、冷媒を圧縮して前記凝縮器に供給する圧縮機と、前記凝縮器を通った冷媒を減圧するキャピラリーチューブとを備えたヒートポンプと、前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度センサと、前記ヒートポンプ及び循環用送風機を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、初期周波数で前記圧縮機を運転させてヒートポンプを起動した後、前記蒸発器温度センサで検出された温度が所定の閾値温度以下になると、前記初期周波数より低い周波数で前記圧縮機を運転させるものである。
一実施形態による洗濯乾燥機の概略構成を示す図である。 洗濯乾燥機の外箱を除いた状態を示す後方からの斜視図である。 ヒートポンプの概略構成を示す図である。 洗濯乾燥機の電気構成を示すブロック図である。 洗濯乾燥機の乾燥行程のフロー図である。
一実施形態による洗濯乾燥機について図面を参照して説明する。図1において、外箱1の内部には水槽2が配設され、その水槽2の内部には回転槽であるドラム3が配設されている。水槽2及びドラム3は、共に一端部が閉塞された円筒状を成している。この場合、水槽2及びドラム3により、衣類の洗い(洗剤洗い及びすすぎ洗い)、脱水、乾燥に用いる槽が構成される。そしてドラム3の内部は、衣類が収容される乾燥室3aを構成している。
水槽2及びドラム3は、前側(図1において左側)の端面部にそれぞれの開口部4、5を有している。このうち、ドラム3の開口部5は、衣類が出し入れされ、その開口部5は水槽2の開口部4に取り囲まれている。開口部4は、外箱1の前面部に形成された衣類出し入れ用の開口部6に、ベローズ7を介して連結されている。外箱1の開口部6には扉8が開閉可能に設けられている。
ドラム3は、開口部5の周囲に、例えば液体封入形の回転バランサが設けられ、周側部、つまり、ドラム3の胴部のほぼ全域に孔10が形成されている。この孔10は、洗い時及び脱水時に通水孔として機能し、乾燥時には通風孔として機能する。ドラム3の周側部の内面には複数のバッフルがドラム3の内方に突出して設けられている。ドラム3の後側の端面部には、複数の温風導入口12が形成されている。
水槽2には、前側の上部に温風出口13が形成され、後側の端面部の上部に温風入口14が形成されている。水槽2の底部には排水口15が設けられている。この排水口15には、水槽2外で排水弁16が接続され、更に、排水弁16に排水ホース17が接続され、これらにより水槽2内の水を機外に排出できるようにしている。
水槽2の背面部には洗濯機モータ18が取り付けられており、洗濯機モータ18より前方へ突出する回転軸19が、水槽2の後側の端面部を貫通してドラム3の後側の端面部の中心部に取り付けられている。これにより、ドラム3は、水槽2に同軸状で回転可能に支持されている。
なお、水槽2は、複数のサスペンション20(図2参照)を介して外箱1に弾性支持されている。その支持形態は、水槽2の軸方向が、前方に行くほど上方に位置する前上がりの傾斜状をなしている。さらに、ドラム3も水槽2の内部において同形態で配置されている。洗濯機モータ18は、この場合アウターロータ形のブラシレスDCモータで構成されており、ドラム3を回転させる駆動手段として機能するようになっている。
水槽2の下方であって外箱1の底面上には、台板21が配置され、この台板21上に通風ダクト22が配置されている。通風ダクト22は、前端部の上部に吸風口23を有している。この吸風口23には、水槽2の温風出口13が、還風ダクト24を介して接続されている。
通風ダクト22の後端部には、循環用送風機26のケーシング27が連設されている。このケーシング27の出口部28は、給風ダクト30を介して、水槽2の温風入口14に接続されている。なお、給風ダクト30は、洗濯機モータ18の左側を迂回するように配管されている。ここで、還風ダクト24、通風ダクト22、循環用送風機26のケーシング27、給風ダクト30により、水槽2の温風出口13と温風入口14とが接続されて、循環風路31が構成されている。
この循環風路31は、上記したように還風ダクト24の端部が水槽2の温風出口13と接続され、給風ダクト30の端部が温風入口14と接続されており、水槽2内と連通しているとともに、ドラム3に設けられた孔10を介してドラム3内とも連通している。
本実施形態において循環用送風機26は、例えば遠心ファンから構成され、ケーシング27の内部に遠心羽根車32を有するとともに、その遠心羽根車32を回転させるファンモータ33をケーシング27の外部に有している。遠心羽根車32を回転させるファンモータ33は、制御装置50の制御によって回転数が変更可能に構成されている。この循環用送風機26の運転により循環風路31及び乾燥室3a内に矢印Aで示すような空気の流れが生じ、乾燥室3aの空気を温風出口13から取出して温風入口14より乾燥室3aに戻す循環空気流が形成される。
そして、循環風路31を構成する通風ダクト22の内部には、乾燥室3aの空気出口側(温風出口13側)には蒸発器34が配設され、蒸発器34より循環空気流の下流側に凝縮器35が配設されている。これらの蒸発器34及び凝縮器35は、冷媒流通パイプに伝熱フィンを細かいピッチで多数配設して成るフィン付きチューブ形のもので、熱交換性に優れており、それらの伝熱フィンの各間を、通風ダクト22内の前述の循環空気流(循環風)が通るようになっている。
循環風路31及び循環用送風機26とともに乾燥手段を構成するヒートポンプ36は、図3に示すような冷凍サイクル37を備えて構成されている。冷凍サイクル37は、圧縮機38と、凝縮器35と、キャピラリーチューブ39と、蒸発器34と、アキュムレータ40とを閉ループ状に接続し内部に冷媒を封入して構成されている。
圧縮機38は、循環風路31の外部に配置されたもので、冷媒を吐出する吐出口および冷媒を吸込む吸込口を有している。この圧縮機38は、制御装置50によってモータの運転周波数が制御されることにより吐出する冷媒量を変更することができる能力可変型の圧縮機である。圧縮機38の吐出口には凝縮器35が接続されており、高温高圧のガス状の冷媒を凝縮器35へ吐出する。凝縮器35は、圧縮機38から吐出されたガス状の冷媒を受けてこれを放熱液化した後、キャピラリーチューブ39に液化した冷媒を導入する。キャピラリーチューブ39は、凝縮器35及び蒸発器34の冷媒流通パイプに比べて内径及び外径が小さな鋼製等の金属製のパイプから構成され、凝縮器35から流れ込んだ冷媒を気化しやすいように減圧してから蒸発器34へ導入する。
蒸発器34は、キャピラリーチューブ39において減圧された液冷媒が気化して周囲から熱を奪ことにより通風ダクト22内の空気を冷却して除湿する。蒸発器34において熱を奪い気化した冷媒は、アキュムレータ40に流れ込み液体の冷媒と気体の冷媒に分離され、気体の冷媒のみが圧縮機38へ戻り、再び圧縮され高温高圧の気体状のガス冷媒となる。
洗濯乾燥機は、図3及び図4に示すように、入口温度センサ41、出口温度センサ42、蒸発器温度センサ43、凝縮器温度センサ44を備え、各温度センサ41、42、43、44が制御装置50に接続されている。
入口温度センサ41及び出口温度センサ42は、図3に示すように、循環風路31内に設けられ、循環風路31内の空気の温度を検出する。このうち、入口温度センサ41は、凝縮器35と温風入口14との間であって温風入口14の近傍に設けられ、給風ダクト30を通って乾燥室3aへ供給される空気、つまり凝縮器35で熱せられて乾燥室3a内へ供給される空気の温度を検出する。出口温度センサ42は、蒸発器34と温風出口13との間であって温風出口13の近傍に設けられ、乾燥室3aから排気されて還風ダクト24内を通る空気の温度を検出する。
蒸発器温度センサ43は、例えば、蒸発器34における風上側(つまり、蒸発器34における通風ダクト22の空気流れ方向の上流側)に位置する冷媒流通パイプ又はフィンの表面に取り付けられ、当該位置の温度を検出する。凝縮器温度センサ44は、凝縮器35に設けられ凝縮器35の温度を検出する。
制御装置50は、例えばマイクロコンピュータとメモリーとを備え、外箱1の内部に配設され洗濯乾燥機の作動全般を制御する制御手段として機能するようになっている。
この制御装置50は、外箱1の前面部1aの上部に設けられた操作表示パネル45が備える各種操作スイッチより各種操作信号が入力されると共に、各温度センサ41、42、43、44からはそれぞれ温度検出信号が入力される。そして制御装置50は、入力された信号と予めメモリーに記憶した制御プログラムに基づいて、排水弁16、洗濯機モータ18、ファンモータ33、圧縮機38を制御する。
次に、上記構成の洗濯乾燥機の動作の一例を説明する。
まず、洗濯乾燥機の概略的な動作について説明する。使用者により操作表示パネル45の操作ボタンが操作されて運転のコースが設定され、その後、洗濯乾燥機は、設定された運転のコースに応じた洗濯運転、乾燥運転、あるいはその両運転を続けて行う洗濯乾燥運転を実行する。その1つとして、乾燥運転を実行する場合には、乾燥室3aに湿った衣類が収容されたドラム3を低速で正逆両方向に回転させつつ、通風ダクト22で除湿された加熱空気を乾燥室3aに供給する動作が行われる。
乾燥室3a内に除湿された加熱空気を供給する動作は、循環用送風機26を駆動させつつヒートポンプ36を動作させることで行われるが、制御装置50は、圧縮機38の動作を開始してヒートポンプ36を起動する際に、図5に示すような起動制御を実行する。
具体的には、制御装置50は、ステップS1においてファンモータ33をオフ状態からオン状態に切換えることで循環用送風機26の運転を開始し、循環風路31内に風を循環させる。次に、制御装置50は、ステップS2において圧縮機38の運転周波数fを初期周波数f0に設定し、圧縮機38を初期周波数f0で駆動する。この初期周波数f0は、洗濯乾燥機の設置雰囲気が低温(例えば、5℃)の場合に、循環風路31の空気の流れに支障を来さない程度の霜が蒸発器34に付着する圧縮機38の運転周波数の上限値(例えば、f0=90Hz)に設定される。
そして、制御装置50は、ステップS3において循環用送風機26及び圧縮機38を駆動してから所定時間(例えば1分間)経過したか否かを判断し、所定時間経過するとステップS4へ進み、蒸発器温度センサ43からの温度検出信号に基づいて風上側の蒸発器温度Teを検出する。
制御装置50は、検出した蒸発器温度Teを終了判定温度Tendと比較する。この終了判定温度Tendは、ヒートポンプ36の起動した後に蒸発器34に着霜が生じない温度(例えば、Tend=2℃)に設定される。制御装置50は、ステップS5において蒸発器温度Teが終了判定温度Tendより大きい(つまり、Te>Tend)と判断すると、ステップS6へ移行して起動制御を終了して通常運転を開始する。
一方、ステップS5において蒸発器温度Teが終了判定温度Tend以下(つまり、Te≦Tend)と判断した場合、制御装置50は、ステップS7へ移行し、蒸発器温度Teを第1閾値温度Tth1と比較する。この第1閾値温度Tth1は、蒸発器34に着霜が生じるが、循環風路31の空気の流れに支障を来さない温度(例えば、Tth2=−2℃)に設定される。
制御装置50は、ステップS7において蒸発器温度Teが第1閾値温度Tth1より大きい(つまり、Tth1<Te≦Tend)と判断すると、ステップS4に戻って蒸発器温度Teを検出する。
制御装置50は、ステップS7において蒸発器温度Teが第1閾値温度Tth1以下(つまり、Te≦Tth1)と判断すると、ステップS9へ移行し、蒸発器温度Teを第2閾値温度Tth2と比較する。この第2閾値温度Tth2は、凝縮器35で加熱された空気が蒸発器34に充分に供給されず蒸発器34の着霜が進行する温度(例えば、Tth2=−10℃)に設定される。
制御装置50は、ステップS9において、蒸発器温度Teが第2閾値温度Tth2以下(つまり、Te≦Tth2)と判断すると、ステップS12へ移行し、圧縮機38を停止し、所定時間経過後(例えば、5分後)、ステップS1に戻ってヒートポンプ36を再起動する。
一方、制御装置50は、ステップS9において蒸発器温度Teが第2閾値温度Tth2より大きい(つまり、Tth2<Te≦Tth1)と判断すると、ステップS10へ移行し、圧縮機38の運転周波数fが下限周波数fmin(例えば、fmin=40Hz)より大きいか否か判断する。
制御装置50は、ステップS10において圧縮機38の運転周波数fが下限周波数fminより大きいと判断すると、ステップS11へ移行し、圧縮機38の運転周波数fを所定量Δf(例えば、Δf=5Hz)だけ低い周波数(f−Δf)に変更する。そして、制御装置50は、圧縮機38の運転周波数を低下させた後、ステップS8へ移行し、所定時間経過後(例えば、2分後)、ステップS4に戻って蒸発器温度Teを検出する。つまり、運転周波数fを低下させて圧縮機38を所定時間運転させた後、蒸発器温度Teを再度検出し(ステップS4)、その検出温度に応じて、制御装置50は、通常運転へ移行したり、圧縮機38の運転周波数を保持して運転を継続したり、圧縮機38の運転周波数を所定量Δfだけ更に低下したり、圧縮機38を停止したりする(ステップS5〜ステップS12)。
以上のような本実施形態では、ヒートポンプ36の起動時に圧縮機38を初期周波数f0で駆動した後、風上側の蒸発器温度Teが第1閾値温度Tth1より大きいと、圧縮機38の運転周波数を初期周波数f0に維持し、風上側の蒸発器温度Teが第1閾値温度Tth1以下であると、圧縮機38の運転周波数を所定量Δf低下させる。つまり、本実施形態では、乾燥運転を高い周波数で開始し、風上側の蒸発器温度Teが第1閾値温度Tth1を下回り蒸発器34への着霜が進行するおそれあると、圧縮機38の運転周波数を低下させて適切な運転周波数に設定するため、蒸発器34の着霜による乾燥性能の低下を抑えつつ、乾燥運転の開始後の早い段階から圧縮機38を高周波数で運転することができ、いたずらに乾燥時間が長くなることがない。
また、本実施形態では、圧縮機38の運転周波数を変更するための閾値温度が複数設定されているため、蒸発器34の着霜の程度に応じて圧縮機38の運転周波数を変更したり圧縮機38を停止することができる。
なお、上記した実施形態では、圧縮機38の運転周波数を変更するための閾値温度を2種類設定したが、閾値温度を3種類以上設定してもよい。
例えば、第1閾値温度Tth1と第2閾値温度Tth2との間に第3閾値温度Tth3を設定し、蒸発器温度センサ43で検出された風上側の蒸発器温度Teが所定時間(例えば、5分間)継続して第3閾値温度Tth3(例えば、−9℃)以下となった場合に運転周波数を所定量Δf低下させてもよい。このような場合、蒸発器34の着霜の程度に応じて圧縮機38の運転周波数をよりきめ細かく制御することができ、起動制御を早期に終了させ通常運転へ移行することができる。
また、上記した実施形態では、蒸発器温度センサ43で検出された蒸発器温度Teが、第1閾値温度Tth1以下であって第2閾値温度Tth2より高い場合(Tth2<Te≦Tthe1)に圧縮機38の運転周波数を所定量Δfだけ低下させ、その後、所定時間経過すると再び蒸発器温度センサ43で蒸発器温度Teを検出し、その検出温度が第1閾値温度Tth1以下であって第2閾値温度Tth2より高い場合に再度圧縮機38の運転周波数を所定量Δfだけ低下させたが、例えば、第1閾値温度Tth1と第2閾値温度Tth2との間に1又は2以上の閾値温度を設定し、蒸発器温度センサ43で検出された蒸発器温度Teが、第1閾値温度Tth1以下に達し圧縮機38の運転周波数を所定量Δfだけ低下させた後、蒸発器温度センサ43で検出された蒸発器温度Teが第1閾値温度Tth1と第2閾値温度Tth2との間に設定した閾値温度に達する毎に圧縮機38の運転周波数を低下させてもよい。その場合、蒸発器温度センサ43で検出された蒸発器温度Teがより低い温度に設定された閾値温度以下になるほど、圧縮機38の運転周波数を低下させる所定量Δfを大きくしてもよい。
また、上記した実施形態では、洗濯乾燥機の設置雰囲気の温度にかかわらず蒸発器温度Teが終了判定温度Tendに達するまで起動制御を実行する場合について説明したが、例えば、洗濯乾燥機の設置雰囲気の温度を検出する外気温センサを設け、当該外気温センサの検出温度が所定温度以下の場合に起動制御を行い、所定温度より高い場合に起動制御を実行せず通常運転を実行してもよい。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…外箱、2…水槽、3…ドラム、3a…乾燥室、22…通風ダクト、24…還風ダクト、26…循環用送風機、30…給風ダクト、31…循環風路、34…蒸発器、35…凝縮器、36…ヒートポンプ、37…冷凍サイクル、38…圧縮機、39…キャピラリーチューブ、43…蒸発器温度センサ、44…凝縮器温度センサ、50…制御装置

Claims (3)

  1. 衣類が収容される乾燥室と、
    前記乾燥室外に設けられ前記乾燥室の空気を取出して前記乾燥室内に戻す循環風路と、
    前記循環風路を通して前記乾燥室内の空気を循環させる循環用送風機と、
    前記循環風路内の空気を加熱する凝縮器と、前記循環風路内の空気を冷却し除湿する蒸発器と、冷媒を圧縮して前記凝縮器に供給する圧縮機と、前記凝縮器を通った冷媒を減圧するキャピラリーチューブとを備えたヒートポンプと、
    前記蒸発器の温度を検出する蒸発器温度センサと、
    前記ヒートポンプ及び循環用送風機を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、初期周波数で前記圧縮機を運転させてヒートポンプを起動した後、前記蒸発器温度センサで検出された温度が所定の閾値温度以下になると、前記初期周波数より低い周波数で前記圧縮機を運転させる乾燥機。
  2. 前記制御装置は、前記閾値温度が複数設定され、前記蒸発器温度センサで検出された温度が閾値温度以下になる毎に前記圧縮機の運転周波数を低下させ、より低い周波数で前記圧縮機を運転させる、又は前記圧縮機を停止させる請求項1に記載の乾燥機。
  3. 前記制御装置は、前記蒸発器温度センサで検出された温度が、複数設定された前記閾値温度のうち最も低い温度に設定された閾値温度以下になると前記圧縮機を停止させる請求項2に記載の乾燥機。
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