JP2017196926A - ブレーキ付キャスタ及び制動部材 - Google Patents

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近藤  猛
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Abstract

【課題】製造コストの低廉化が可能なブレーキ付キャスタと、そのための制動部材とを提供する。
【解決手段】本発明のブレーキ付キャスタは、フレーム1と、車輪3と、制動部材5とを備えている。車輪3は、フレーム1に回転軸心X2周りで回転可能に保持されている。制動部材5は、回転軸心X2と平行な揺動軸心X3周りでフレーム1に揺動可能に設けられており、非制動位置と制動位置とに変位可能となっている。車輪3は、第1側面15bと第2側面15cとを有している。制動部材5は、基部50と、基部50と一体をなす第1、2壁部51、52とを有している。第1壁51と第2壁52との間隔は、非制動位置では第1壁51と第1側面15bとが離間するとともに第2壁52と第2側面15cとが離間し、制動位置では第1壁51と第1側面15bとが当接するとともに第2壁52と第2側面15cとが当接するように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明はブレーキ付キャスタ及び制動部材に関する。
特許文献1に従来のブレーキ付キャスタが開示されている。このブレーキ付キャスタは、フレームと、車輪と、制動機構とを備えている。
フレームは、回転軸心に沿って互いに対向する一対の車輪支持脚を有している。車輪は、各車輪支持脚の間に保持されており、回転軸心周りで回転可能となっている。車輪は、回転軸心の一方側に位置する第1側面と、回転軸心の他方側に位置する第2側面とを有している。
制動機構は、固定板と、可撓板と、ブレーキワイヤと、第1壁と、第2壁とを有している。固定板は、各車輪支持脚にねじ止めされることにより、フレームに固定されている。可撓板は、回転軸心と平行な状態で固定板に保持されている。可撓板は、回転軸心の一方側から他方側に向かって延びる矩形の板状に形成されている。ブレーキワイヤは、可撓板の中央部分に固定されている。そして、ブレーキワイヤは、フレームの内部を通りつつ、ブレーキ付キャスタの外部に延びている。第1壁は、可撓板の一方側の端部に固定されており、車輪の第1側面に向かって延びている。第2壁は、可撓板の他方側の端部に固定されており、車輪の第2側面に向かって延びている。
このブレーキ付キャスタはストレッチャ等の脚部の下端に装着される。使用者がブレーキ付キャスタの車輪を制動しようとする場合、使用者は制動機構のブレーキワイヤを牽引する。これにより、可撓板は、固定板に保持された状態のまま、中央部分が車輪から離れるように凸状に変形する。このため、可撓板の一方側の端部と他方側の端部とが互いに近づくことから、第1壁と第2壁とが互いに近づくように変位する。この結果、第1壁が車輪の第1側面に当接し、第2壁が車輪の第2側面に当接する。こうして、このブレーキ付キャスタの車輪が制動される。
一方、使用者がブレーキ付キャスタの車輪の制動を解除しようとする場合、使用者はブレーキワイヤの牽引を中止する。これにより、可撓板の変形が解消され、第1壁と第2壁とが互いに離れるように変位する。このため、第1壁が車輪の第1側面に当接しなくなるとともに、第2壁が車輪の第2側面に当接しなくなる。こうして、このブレーキ付キャスタの車輪は回転が許容される。
特開2010−23801号公報
しかし、上記従来のブレーキ付キャスタでは、車輪を制動するための制動機構が複雑である。このため、ブレーキ付キャスタは、部品点数が多く、かつ製造が困難であるため、製造コストが高騰化する。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、製造コストの低廉化を実現可能なブレーキ付キャスタと、そのための制動部材とを提供することを解決すべき課題としている。
本発明のブレーキ付キャスタは、フレームと、
前記フレームに回転軸心周りで回転可能に保持された車輪と、
前記回転軸心と平行な揺動軸心周りで前記フレームに揺動可能に設けられ、前記車輪から離間して前記車輪の回転を許容する非制動位置と、前記非制動位置よりも前記車輪に接近して前記車輪の回転を制動する制動位置とに変位可能な制動部材とを備え、
前記車輪は、前記回転軸心及び前記揺動軸心の一方側に位置する第1側面と、前記回転軸心及び前記揺動軸心の他方側に位置する第2側面とを有し、
前記制動部材は、前記フレームに揺動可能に接続される基部と、前記基部と一体をなし、前記回転軸心及び前記揺動軸心の一方側に位置する第1壁と、前記基部と一体をなし、前記回転軸心及び前記揺動軸心の他方側に位置する第2壁とを有し、
前記第1壁と前記第2壁との間隔は、前記非制動位置では前記第1壁と前記第1側面とが離間するとともに前記第2壁と前記第2側面とが離間し、前記制動位置では前記第1壁と前記第1側面とが当接するとともに前記第2壁と前記第2側面とが当接するように形成されていることを特徴とする。
本発明のブレーキ付キャスタでは、制動部材が回転軸心と平行な揺動軸心周りでフレームに揺動可能に設けられている。制動部材が非制動位置にあれば、第1壁と第2壁とがそれぞれ第1側面及び第2側面から離間する。このため、制動部材は、車輪から離間して車輪の回転を許容する。一方、制動部材が非制動位置よりも車輪に接近した制動位置にあれば、第1壁と第2壁とがそれぞれ第1側面及び第2側面に当接する。このため、制動部材は、車輪の回転を制動する。こうして、このブレーキ付キャスタでは、簡素な制動部材によって車輪を制動することができる。このため、このブレーキ付きキャスタは、部品点数が少なく、かつ製造が容易である。
したがって、本発明のブレーキ付きキャスタによれば、製造コストの低廉化を実現することができる。
フレームは、揺動軸心を形成し、回転軸心及び揺動軸心と直交する支持軸心を中心線とする円筒面が形成された筒部を有し得る。また、基部は、筒部とともに揺動軸心を形成し、揺動軸心の一方側及び他方側で筒部を挟む一対の対向部を有し得る。そして、各対向部には、非制動位置で円筒面と整合する凹溝が形成されていることが好ましい。
この場合、各対向部によって筒部を挟むことにより、フレームに制動部材を容易に設けることが可能となる。そして、筒部の円筒面と各凹溝とを整合させることにより、制動部材を非制動位置に位置決めすることが可能となる。また、制動部材が制動位置になれば、各凹溝が円筒面と非整合となり、円筒面と各対向部との摩擦力が大きくなることから、制動部材が制動位置に維持される。
本発明の制動部材は、フレームと、
前記フレームに回転軸心周りで回転可能に保持された車輪とを備えたキャスタに取り付けられ、ブレーキ付キャスタを構成する制動部材であって、
前記車輪は、前記回転軸心の一方側に位置する第1側面と、前記回転軸心の他方側に位置する第2側面とを有し、
前記制動部材は、前記回転軸心と平行な揺動軸心周りで前記フレームに揺動可能に設けられ、前記車輪から離間して前記車輪の回転を許容する非制動位置と、前記非制動位置よりも前記車輪に接近して前記車輪の回転を制動する制動位置とに変位可能であり、
前記制動部材は、前記フレームに揺動可能に接続される基部と、前記基部と一体をなし、前記回転軸心及び前記揺動軸心の一方側に位置する第1壁と、前記基部と一体をなし、前記回転軸心及び前記揺動軸心の他方側に位置する第2壁とを有し、
前記第1壁と前記第2壁との間隔は、前記非制動位置では前記第1壁と前記第1側面とが離間するとともに前記第2壁と前記第2側面とが離間し、前記制動位置では前記第1壁と前記第1側面とが当接するとともに前記第2壁と前記第2側面とが当接するように形成されていることを特徴とする。
本発明の制動部材は、フレームに設けられることにより、容易にブレーキ付きキャスタを構成できる。特に、この制動部材は、ブレーキ機能を有していないキャスタに対して容易に後付けされ得る。
したがって、本発明の制動部材によれば、ブレーキ付きキャスタの製造コストを低廉化することができる。
本発明のブレーキ付きキャスタによれば、製造コストを低廉化することができる。また、本発明の制動部材によれば、ブレーキ付きキャスタの製造コストを低廉化することができる。
図1は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、制動部材が非制動位置にある状態を示す一部断面の側面図である。 図2は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、制動部材が非制動位置にある状態を示す正面図である。 図3は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、制動部材が制動位置にある状態を示す一部断面の側面図である。 図4は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、制動部材及び筒部等を示す上面図である。 図5は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、制動部材を示す図4におけるA−A断面を示す断面図である。 図6は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、制動部材を示す図5におけるB−B断面を示す断面図である。 図7は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、円筒面と凹溝とが整合している状態を示す要部拡大断面図である。 図8は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、円筒面と凹溝とが整合している状態を示す要部拡大上面図である。 図9は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、円筒面と凹溝とが整合していない状態を示す要部拡大断面図である。 図10は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、円筒面と凹溝とが整合していない状態を示す要部拡大上面図である。 図11は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、制動位置に変位した制動部材によって、車輪の回転が規制されている状態を示す要部拡大断面図である。 図12は、実施例のブレーキ付きキャスタに係り、制動部材が非制動位置に変位することにより、車輪の回転が許容されている状態を示す要部拡大断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
実施例のブレーキ付きキャスタ(以下、単にキャスタという。)は、図1〜3に示すように、ストレッチャの脚部100aの下端に装着されている。このキャスタは、フレーム1と、車輪3と、制動部材5とを備えている。本実施例では、図1の紙面の右方をキャスタの前方側とし、紙面の左方をキャスタの後方側として、キャスタの前後方向を規定している。また、図1及び図2の紙面の上方をキャスタの上方側とし、紙面の下方をキャスタの下方側として、キャスタの上下方向を規定している。また、図2の紙面の右方をキャスタの右側とし、紙面の左方をキャスタの左側として、キャスタの左右方向を規定している。そして、図3以降では、図1及び図2に対応させて前後方向、上下方向及び左右方向を表示する。前後方向、上下方向及び左右方向は互いに直交している。なお、実施例における前後方向等は一例であり、本発明のキャスタは、採用される対象に対応して、その姿勢が適宜変更される。また、図4以降では、ストレッチャの脚部100aの図示を省略している。
フレーム1は、樹脂製の筒部7と、筒部7と一体をなす樹脂製の左右一対の車輪支持脚9a、9bとを有している。なお、図1及び図3では、説明を容易にするため、破断線によって、車輪支持脚9aの一部の図示を省略している。
筒部7は、支持軸心X1を有する円筒状に形成されており、フレーム1の上側に位置して上下方向に延びている。筒部7の外周には、支持軸心X1を中心線とする円筒面7aが形成されている。筒部7の内部には、円筒状をなして上下方向に延びる樹脂製の保持部材11が固定されている。図4に示すように、筒部7には、円筒面7aから左右方向に延びて保持部材11を貫通するネジ孔13が形成されている。
図2に示すように、車輪支持脚9aはフレーム1の左側に位置している。車輪支持脚9bはフレーム1の右側に位置している。図1に示すように、車輪支持脚9a、9bは、それぞれ上端で筒部7と一体をなしており、下方に向かって筒部7よりも前方に傾斜するように延びている。図2に示すように、車輪支持脚9aの下端には、左右方向に延びる第1貫通孔91が形成されている。車輪支持脚9bの下端には、第1貫通孔91と同軸で左右方向に延びる第2貫通孔92が形成されている。フレーム1の材質及び形状は適宜変更することが可能である。
図1及び図3に示すように、車輪3は、樹脂製のホイール17と、ホイール17の外周に装着された合成ゴム製のタイヤ15とからなる。図2に示すように、車輪3は幅L1に設定されている。
図1及び図3に示すように、ホイール17には、中心側から外周側に向かって放射状に延びる複数本のスポーク170が設けられている。図2に示すように、ホイール17の中心側には、車輪支持脚9aに向かって左側に突出する第1支持部17aと、車輪支持脚9bに向かって右側に突出する第2支持部17bとが形成されている。ホイール17には、左右方向に延びて第1支持部17aから第2支持部17bまで貫通する第3挿通孔171が形成されている。
図2に示すように、タイヤ15は円環状をなしている。タイヤ15は、転動面15aと、第1側面15bと、第2側面15cとを有している。第1側面15bは、タイヤ15の左側、すなわち、後述する回転軸心X2の一方側に位置しており、転動面15aと連続しつつ、タイヤ15の中心に向かって延びている。第2側面15cは、タイヤ15の右側、すなわち、回転軸心X2の他方側に位置しており、転動面15aと連続しつつ、タイヤ15の中心に向かって延びている。ホイール17及びタイヤ15の材質、形状は適宜変更することが可能である。
車輪3は、車輪支持脚9aと車輪支持脚9bとの間に配置されている。車輪3は、この状態で車輪支持脚9a側又は車輪支持脚9b側からボルト19が挿通される。そして、ボルト19の軸部の先端にはナット21が螺合されている。こうして、車輪3はフレーム1に保持され、左右方向で一方側から他方側に延びる回転軸心X2周りで回転可能となっている。回転軸心X2の一方側が回転軸心X2の左側であり、回転軸心X2の他方側が回転軸心X2の右側である。回転軸心X2は、支持軸心X1と直交している。
図4〜6に示すように、制動部材5は樹脂製である。制動部材5は、基部50と、第1壁51と、第2壁52と、第1対向部53と、第2対向部54とを有している。第1対向部53及び第2対向部54が本発明における対向部に相当する。制動部材5の材質は適宜変更可能である。
図4に示すように、基部50は、前後方向及び左右方向に延びる略矩形状に形成されている。また、図5に示すように、基部50は、前後方向に水平に延びる上面50a及び下面50bと、上面50aと連続しつつ、前方に向かって下り傾斜となるように形成された踏面50cとを有している。さらに、下面50bの前端には、合成ゴム製の緩衝部材23が貼着されている。緩衝部材23は、基部50の左右方向の幅の長さと同じ長さとなるように形成されている。
第1壁部51は、基部50の下面50bに一体で形成されており、基部50の左端に位置している。また、第2壁部52も、基部50の下面50bに一体で形成されており、基部50の右端に位置している。第1壁部51は、右側面51aと左側面51bとを有している。第2壁部52も、左側面52aと右側面52bとを有している。
図5に示すように、第2壁部52は、略矩形状に形成されており、基部50の下方に向かって延びるとともに、基部50の後側から前側に向かって延びている。第2壁部52は、基部50の後側から前側に向かって延びるにつれて徐々に下方側へ長く延びている。そして、第2壁部52は、基部50の踏面50cの下方に達した辺りから、前後方向に水平に延びている。第2壁部52の前後方向の長さは、基部50の前後方向の長さよりも短くなっている。第1壁部51も第2壁部52と同様の形状である。
図6に示すように、第1壁部51の左側面51aは、基部50の下面50bの左端から上下方向に垂直に延びている。第2壁部52の右側面52bも、同様に、下面50bの右端から上下方向に垂直に延びている。一方、第1壁部51の右側面51bは、下面50bから離れるにつれて、次第に左側面51aに近づくように左側に傾斜しつつ上下方向に延びている。また、第2壁部52の左側面52aは、下面50bから離れるにつれて、次第に右側面52bに近づくように右側に傾斜しつつ上下方向に延びている。
こうして、第1壁部51及び第2壁部52では、下面50bと連続する箇所では、左右方向の厚みがt1となっているのに対し、基部50から最も離れた箇所では、左右方向の厚みがt2となっている。つまり、第1壁部51及び第2壁部52は、基部50から下方に遠ざかるにつれて、次第に左右方向の厚みがt1からt2まで薄くなっている。このため、基部50から最も離れた箇所では、第1壁部51と第2壁部52との間、より具体的には、第1壁部51の右側面51bと第2壁部52の左側面52aとの間は、間隔L2となっている。そして、基部50に近づくにつれて、第1壁部51の右側面51bと第2壁部52の左側面52aとの間は次第に狭くなり、基部50に最も近い箇所では、間隔L3となっている。ここで、間隔L2は、図2に示す車輪3の幅L1よりも広くなっている。一方、図6に示す間隔L3は、図2に示す車輪3の幅L1よりも狭くなっている。
図4に示すように、第1対向部53は、基部50の後端に一体で形成されており、基部50の左端に位置している。また、第2対向部54は、基部50の後端に一体で形成されており、基部50の左端に位置している。第1対向部53及び第2対向部54は、互いに対向しつつ、基部50から後方に向かって基部50の上面50aと平行に延びている。これにより、制動部材5には、基部50の後端と、第1対向部53と、第2対向部54との間に収容部55が形成されている。
第1対向部53には、左右方向に延びる第1貫通孔53aが形成されている。また、第1対向部53には、半円状をなす第1凹溝53bが形成されている。一方、第2対向部54には、第1貫通孔53aと同軸で左右方向に延びる第2貫通孔54aが形成されている。また、第2対向部54には、半円状をなす第2凹溝54bが形成されている。図5に示すように、第2凹溝54bは、第2貫通孔54aよりも小径に形成されている。第2凹溝54bは、第2貫通孔54aと第2凹溝54bとは直交しつつ、第2対向部54の上下方向に延びている。第1凹溝53bも第2凹溝54bと同様の構成である。
このキャスタでは、以下のようにして制動部材5がフレーム1に取り付けられる。まず、図4に示すように、第1対向部53及び第2対向部54によって筒部7を挟持しつつ、収容部55内に筒部7を配置する。この際、第1凹溝53b及び第2凹溝54bと、筒部7の外周面7aとを整合させる(図7及び図8参照)。これにより、第1貫通孔53aと、ネジ孔13と、第2貫通孔54aとが左右方向に整列する。この状態で、第1貫通孔53a及びネジ孔13に対して、第1取付ネジ25を制動部材5の左側から螺合する。同様に、第2貫通孔54a及びネジ孔13に対して、第2取付ネジ27を制動部材5の右側から螺合する。これら第1、2取付ネジ25、27は、制動部材5及び筒部7に取り付けられた際、保持部材11の内周面に自身の先端が露出しないように、長さが調整されている。こうして、左右方向に延びる揺動軸心X3が形成される。図2に示すように、揺動軸心X3は、回転軸心X2と平行である。また、揺動軸心X3は、支持軸心X1と直交する。こうして、制動部材5は、フレーム1に取り付けられ、揺動軸心X3周りで、図1に示すD1方向と図3に示すD2方向とに揺動可能となる。
以上のように構成されたキャスタは、図1〜3に示すように、筒部7の保持部材11に対して、支持軸心X1と平行な状態でストレッチャの脚部100aが上側から挿通される。そして、脚部100aの下端はフレーム1内でナット29が螺合される。こうして、キャスタがストレッチャに取り付けられ、ストレッチャを移動可能にする。
車輪3の制動を解除している状態では、図1に示すように、使用者は、緩衝部材23通じて基部50の前端を上側に押し上げている。このため、制動部材5は、揺動軸心X3周りでD1方向に揺動し、制動位置から非制動位置に変位している。このため、制動部材5は、図12に示すように、車輪3から遠ざかっている。このため、基部50から最も離れた箇所における右側面51bと第2壁部52の左側面52aとの間隔L2が車輪3の幅L1よりも広くなっており、右側面51bと第1側面15bとが離間しているとともに、左側面52aと第2側面15cとが離間している。こうして、制動部材5は車輪3の回転を許容する。
この状態では、図7に示すように、第1、2対向部53、54がキャスタの前後方向に水平な状態にあり、第1、2凹溝53b、54bが上下方向に垂直に延びている。このため、第1、2凹溝53b、54bが支持軸心X1と平行な状態となる。このため、図8に示すように、第1、2凹溝53b、54bは筒部7の円筒面7aと整合する。このため、制動部材5が非制動位置に位置決めされる。
一方、使用者が車輪3の回転を制動しようとする場合、使用者は基部50の踏面50cを上側から踏み込む。これにより、図3に示すように、制動部材5は、揺動軸心X3周りでD2方向に揺動し、非制動位置から制動位置に変位する。この際、図11に示すように、第1壁部51の右側面51bとタイヤ15の第1側面15bとは、左右方向で次第に接近する。同様に、第2壁部52の左側面52aとタイヤ15の第2側面15cとは、左右方向で次第に接近する。このため、右側面51bと第1側面15bとが当接するとともに、左側面52aと第2側面15cとが当接する。こうして、制動部材5は、右側面51bと第1側面15bとの摩擦力及び左側面52aと第2側面15cとの摩擦力によって、車輪3の回転を規制する。
この状態では、図9に示すように、第1、2対向部53、54がキャスタの前後方向に対して下り傾斜した状態にあり、第1、2凹溝53b、54bが支持軸心X1に対して傾斜した状態となる。このため、図10に示すように、第1、2凹溝53b、54bが筒部7の円筒面7aと整合しなくなる。このため、円筒面7aと第1、2対向部53、54との摩擦力が大きくなることから、制動部材5が制動位置に維持される。
こうして、このキャスタでは、簡素な制動部材5によって車輪3を制動することができる。このため、このキャスタは、部品点数が少なく、かつ製造が容易である。
したがって、このキャスタによれば、製造コストの低廉化を実現することができる。
また、上記制動部材5は、フレーム1に設けられることにより、容易にブレーキ付きキャスタを構成できる。特に、この制動部材5は、ブレーキ機能を有していないキャスタに対して容易に後付け可能である。
したがって、この制動部材5によれば、ブレーキ付きキャスタの製造コストを低廉化することができる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例のキャスタでは、制動部材5が非制動位置に変位した際に、基部50の上面50a、下面50b及び第1、2対向部53、54がキャスタの前後方向に水平な状態となっている。しかし、これに限らず、制動部材5が非制動位置に変位した際に、基部50の上面50a、下面50b及び第1、2対向部53、54がキャスタの前後方向に対して上り傾斜となる状態としても良い。この場合、第1、2凹溝53b、54bは、非制動位置で円筒面7aと整合するように、予め第1、2対向部53、54の上下方向に対して一定の角度で傾斜した状態で形成される。
なお、実施例のキャスタはストレッチャに採用されているが、これに限らず、車椅子や各種の台車等に採用されても良い。
本発明は、ストレッチャや車椅子の他、各種の台車等に利用可能である。
1…フレーム
3…車輪
5…制動部材
7…筒部
7a…円筒面
15b…第1側面
15c…第2側面
50…基部
51…第1壁部
52…第2壁部
53…第1対向部(対向部)
53b…第1凹溝(凹溝)
54…第2対向部(対向部)
54b…第2凹溝(凹溝)
X1…支持軸心
X2…回転軸心
X3…揺動軸心

Claims (4)

  1. フレームと、
    前記フレームに回転軸心周りで回転可能に保持された車輪と、
    前記回転軸心と平行な揺動軸心周りで前記フレームに揺動可能に設けられ、前記車輪から離間して前記車輪の回転を許容する非制動位置と、前記非制動位置よりも前記車輪に接近して前記車輪の回転を制動する制動位置とに変位可能な制動部材とを備え、
    前記車輪は、前記回転軸心及び前記揺動軸心の一方側に位置する第1側面と、前記回転軸心及び前記揺動軸心の他方側に位置する第2側面とを有し、
    前記制動部材は、前記フレームに揺動可能に接続される基部と、前記基部と一体をなし、前記回転軸心及び前記揺動軸心の一方側に位置する第1壁と、前記基部と一体をなし、前記回転軸心及び前記揺動軸心の他方側に位置する第2壁とを有し、
    前記第1壁と前記第2壁との間隔は、前記非制動位置では前記第1壁と前記第1側面とが離間するとともに前記第2壁と前記第2側面とが離間し、前記制動位置では前記第1壁と前記第1側面とが当接するとともに前記第2壁と前記第2側面とが当接するように形成されていることを特徴とするブレーキ付キャスタ。
  2. 前記フレームは、前記揺動軸心を形成し、前記回転軸心及び前記揺動軸心と直交する支持軸心を中心線とする円筒面が形成された筒部を有し、
    前記基部は、前記筒部とともに前記揺動軸心を形成し、前記揺動軸心の一方側及び他方側で前記筒部を挟む一対の対向部を有し、
    前記各対向部には、前記非制動位置で前記円筒面と整合する凹溝が形成されている請求項1記載のブレーキ付キャスタ。
  3. フレームと、
    前記フレームに回転軸心周りで回転可能に保持された車輪とを備えたキャスタに取り付けられ、ブレーキ付キャスタを構成する制動部材であって、
    前記車輪は、前記回転軸心の一方側に位置する第1側面と、前記回転軸心の他方側に位置する第2側面とを有し、
    前記制動部材は、前記回転軸心と平行な揺動軸心周りで前記フレームに揺動可能に設けられ、前記車輪から離間して前記車輪の回転を許容する非制動位置と、前記非制動位置よりも前記車輪に接近して前記車輪の回転を制動する制動位置とに変位可能であり、
    前記制動部材は、前記フレームに揺動可能に接続される基部と、前記基部と一体をなし、前記回転軸心及び前記揺動軸心の一方側に位置する第1壁と、前記基部と一体をなし、前記回転軸心及び前記揺動軸心の他方側に位置する第2壁とを有し、
    前記第1壁と前記第2壁との間隔は、前記非制動位置では前記第1壁と前記第1側面とが離間するとともに前記第2壁と前記第2側面とが離間し、前記制動位置では前記第1壁と前記第1側面とが当接するとともに前記第2壁と前記第2側面とが当接するように形成されていることを特徴とする制動部材。
  4. 前記フレームは、前記揺動軸心を形成し、前記回転軸心及び前記揺動軸心と直交する支持軸心を中心線とする円筒面が形成された筒部を有し、
    前記基部は、前記筒部とともに前記揺動軸心を形成し、前記揺動軸心の一方側及び他方側で前記筒部を挟む一対の対向部を有し、
    前記各対向部には、前記非制動位置で前記円筒面と整合する凹溝が形成されている請求項3記載の制動部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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