JP2017197236A - 梱包材 - Google Patents

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Abstract

【課題】被梱包物の入れ替えを抑制する効果を期待できる梱包材を提供する。【解決手段】梱包材1は、天板部7(壁面部)を備える。天板部7は、背面天部54(第1接着部)、及び前面天部44(第2接着部)を有している。背面天部54、及び前面天部44は、接着層Pを介して接着される。背面天部54は、第1ベロ部56を有している。第1ベロ部56は、切込成形によってベロ状に形成される。前面天部44は、第2ベロ部46を有している。第2ベロ部46は、切込成形によってベロ状に形成される。第1ベロ部56は、第2ベロ部46と逆方向にのびる。第1ベロ部56の先端部は、第2ベロ部46の先端部と重なり合う。【選択図】図3

Description

本発明は、梱包材に関する。
特許文献1に記載の易開封性容器は、矩形状の箱体であり、左右一対の側板と、前板と、後板と、上下一対の内蓋板と、上下一対の外蓋板とを備える。左右一対の側板は、左側の側板と、右側の側板とを含む。上下一対の内蓋板は、上側の内蓋板と、下側の内蓋板とを含む。上下一対の外蓋板は、上側の外蓋板と、下側の外蓋板とを含む。上側、及び下側の内蓋板は、それぞれ接着層を介して、上側、及び下側の外蓋板と接着される。
上側の外蓋板は、2枚の側板間に跨るジッパーを有する。ジッパーは、上側の外蓋板の中央部を通る。特許文献1に記載の易開封性容器は、上側の外蓋板の一部がジッパーに沿って切断されて開封される。また、特許文献1に記載の易開封性容器は、接着層が切断されても開封される。接着層は、上側の外蓋板と上側の内蓋板との間、又は、下側の外蓋板と下側の内蓋板との間に挿入される刃物によって切断される。刃物は、例えば、ペーパーナイフ、又はカッターナイフである。
特開平8−26258号公報
しかしながら、特許文献1に記載の梱包材(易開封性容器)は、接着層を切断して開封した後に、開封した形跡を残すことなく再封緘できる。梱包材は、切断された接着層に換えて新たな接着層が形成されて再封緘される。この結果、梱包材に梱包される被梱包物が入れ替えられるおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、被梱包物の入れ替えを抑制できる梱包材を提供することにある。
本発明の梱包材は、壁面部を備える。前記壁面部は、第1接着部、及び第2接着部を有する。前記第1接着部、及び前記第2接着部は、接着層を介して接着される。前記第1接着部は、ベロ状に切込成形された第1ベロ部を有する。前記第2接着部は、ベロ状に切込成形された第2ベロ部を有する。前記第1ベロ部は、前記第2ベロ部と逆方向にのびる。前記第1ベロ部の先端部は、前記第2ベロ部の先端部と重なり合う。
本発明の梱包材によれば、被梱包物の入れ替えを抑制できる。
本発明の実施形態に係る梱包材を示す斜視図である。 図1の梱包材が展開されたシートを示す図である。 未接着状態の天板部を示す斜視図である。 天板部を示す一部拡大図である。 破断が生じた背面天部を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されない。なお、図中、同一、又は相当部分については、同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係る梱包材1を示す斜視図である。図1に示すように、梱包材1は、矩形状の箱体に形成される。梱包材1は、2つの側板部2、3と、前板部4と、背板部5と、底板部6と、壁面部としての天板部7とを備える。梱包材1は、段ボールのような紙製である。梱包材1は、トナーカートリッジのような被梱包物の梱包に用いられる。
図1において、前板部4と背板部5とが対向する方向を前後方向Xとする。また、水平方向において、前後方向Xと直交する方向を左右方向Yとする。前後方向X、及び左右方向Yと直交する方向を上下方向Zとする。
図2は、図1の梱包材1が展開されたシート10を示す図である。詳しくは、図2は、展開された梱包材1の内表面を示す図である。梱包材1は、シート10が図2に示す鎖線で折り曲げられて形成される。また、梱包材1は、シート10の一部が、糊のような接着層を介して接着されて形成される。シート10は、鎖線によって、2つの側部21、31と、前部41と、背部51と、接着部8とに区分される。側部21と、前部41と、側部31と、背部51と、接着部8とは、この順に左右方向Yに連接している。シート10の厚さは、例えば、5mmである。
側部21は、鎖線によって、側板部2と、側面底部23と、側面天部24とに区分される。側板部2は、矩形状に区分される。側面天部24と、側板部2と、側面底部23とは、この順に上下方向Zに連接している。
側部31は、鎖線によって、側板部3と、側面底部33と、側面天部34とに区分される。側板部3は、矩形状に区分される。側面天部34と、側板部3と、側面底部33とは、この順に上下方向Zに連接している。
背部51は、鎖線によって、背板部5と、背面底部53と、第1接着部としての背面天部54とに区分される。背板部5は、矩形状に区分される。背面天部54と、背板部5と、背面底部53とは、この順に上下方向Zに連接している。
前部41は、鎖線によって、前板部4と、前面底部43と、第2接着部としての前面天部44とに区分される。前板部4は、矩形状に区分される。前面天部44と、前板部4と、前面底部43とは、この順に上下方向Zに連接している。
接着部8は、予め設定された幅に形成される。接着部8の外面には、糊のような接着層が形成される。接着層は、例えば、塗布処理のような積層処理によって形成される。接着部8は、梱包材1を組み立てる際に、接着層を介して側板部2の内面に接着される。なお、接着部8は、接着部8の内面に接着層が形成される態様であってもよい。接着部8は、内面に接着層が形成された場合に、接着層を介して側板部2の外面に接着される。
各側面底部23、33は、それぞれ先端部に左右方向Yに突出する凸部を有する。また、背面底部53は、先端部に凹部を有する。梱包材1を組み立てる際には、背面底部53が折り曲げられた後に、各側面底部23、33が折り曲げられる。各側面底部23、33の凸部は、背面底部53の凹部を介して背面底部53の内側に挿入される。また、各側面底部23、33の凸部が背面底部53の内側に挿入された後に、前面底部43が折り曲げられる。前面底部43の先端部は、背面底部53の凹部を介して背面底部53の内側に挿入される。この結果、各側面底部23、33、前面底部43、及び背面底部53は、底板部6を形成する。なお、底板部6は、前面底部43の先端部の外面に接着層が形成され、前面底部43の先端部と背面底部53の内面とが接着されて形成される態様であってもよい。
図3は、未接着状態の天板部7を示す図である。図3に示すように、シート10から梱包材1が形成される際には、底板部6が形成された後に、梱包材1の内部に被梱包物が載置されて、各側面天部24、34が閉じられる。次に、前面天部44が閉じられた後に、背面天部54が閉じられる。背面天部54の内面には、接着層Pが形成される。したがって、背面天部54が閉じられた際に、背面天部54は、接着層Pを介して前面天部44に接着される。この結果、各側面天部24、34、前面天部44、及び背面天部54は、天板部7を形成し、梱包材1は、封緘される。
背面天部54は、開封部55を有する。開封部55は、一対のミシン目部55aと、切断部55bとを有する。ミシン目部55aは、左右方向Yに沿って背面天部54に切込成形される。ミシン目部55aは、背面天部54の左右の縁にわたって形成される。ミシン目部55aは、背面天部54の前後方向Xの中央部に形成される。切断部55bは、ミシン目部55aが形成されることによって、ミシン目部55aの間に形成される。
接着層Pは、開封部55よりも先端側に形成される。接着層Pは、例えば、塗布処理のような積層処理によって、背面天部54に形成される。この結果、開封部55の切断部55bがミシン目部55aに沿って切断されることにより、封緘された梱包材1が開封される。なお、接着層Pは、前面天部44の基端側の外面に形成される態様であってもよい。
背面天部54は、第1ベロ部56を更に有する。前面天部44は、第2ベロ部46を有する。背面天部54は、第3ベロ部57を更に有する。前面天部44は、第4ベロ部47を更に有する。第1ベロ部56、及び第3ベロ部57は、背面天部54に切込成形によってベロ状に形成される。第2ベロ部46、及び第4ベロ部47は、前面天部44に切込成形によってベロ状に形成される。第1ベロ部56は、背面天部54が閉じられた際に、第2ベロ部46と逆方向にのびる。第1ベロ部56は、第3ベロ部57と逆方向にのびる。第2ベロ部46は、第4ベロ部47と逆方向にのびる。
第1ベロ部56、及び第3ベロ部57は、背面天部54において、開封部55よりも先端側に形成される。また、第2ベロ部46、及び第4ベロ部47は、前面天部44において、背面天部54が閉じられた際の開封部55よりも基端側に形成される。
第1ベロ部56、及び第3ベロ部57は、天板部7の中心線から離れる方向に向かってのびる。また、第2ベロ部46、及び第4ベロ部47は、天板部7の中心線に向かってのびる。天板部7の中心線は、天板部7の左右方向Yの中心を通って前後方向Xに沿ってのびる直線である。
第1ベロ部56の先端部は、背面天部54が閉じられた際に、第2ベロ部46の先端部と重なり合う。したがって、第1ベロ部56の先端部と第2ベロ部46の先端部とは、接着層Pを介して接着される。また、第3ベロ部57の先端部は、背面天部54が閉じられた際に、第4ベロ部47の先端部と重なり合う。したがって、第3ベロ部57の先端部と第4ベロ部47の先端部とは、接着層Pを介して接着される。
続いて、図4を参照して、刃物Kにより接着層Pを切断して梱包材1を開封する際に、第1ベロ部56と第2ベロ部46とに作用する力について説明する。図4は、天板部7を示す一部拡大図である。詳しくは、図4は、天板部7の第1ベロ部56に近い縁側から、接着層Pが刃物Kによって切断される様子を示している。梱包材1は、天板部7の接着層Pを、刃物Kで切断しても開封される。接着層Pは、前面天部44と背面天部54との間に挿入される刃物Kによって切断される。刃物Kは、例えば、ペーパーナイフ、又はカッターナイフである。
図4に示すように、天板部7の第1ベロ部56に近い縁側から接着層Pを切断する場合に、刃物Kは、第1ベロ部56、又は第2ベロ部46のいずれかと接触する。第1ベロ部56と第2ベロ部46とは、接着層Pによって接着されているために、刃物Kが接着層Pを切断する力は、第1ベロ部56を引っ張るように背面天部54に作用する。この結果、接着層Pを切断した場合、刃物Kが接着層Pを切断する力によって、背面天部54の第1ベロ部56付近に破断が生じる。
また、接着層Pを切断する場合に、刃物Kは、第1ベロ部56、又は第2ベロ部46のいずれかと接触した後に、第3ベロ部57、又は第4ベロ部47のいずれかと接触する。第3ベロ部57と第4ベロ部47とは、接着層Pによって接着されているために、第3ベロ部57の先端部には、刃物Kが接着層Pを切断する力によって破断が生じる。
図5は、破断が生じた背面天部54を示す斜視図である。図5に示すように、本実施形態の梱包材1は、接着層Pを切断して開封した場合に、背面天部54に破断が生じる。したがって、新たな接着層Pを形成して、梱包材1を再封緘しても、背面天部54の破断の形跡を目視にて確認できる。この結果、本実施形態の梱包材1は、開封した形跡を残さずに再封緘し難く、被梱包物が入れ替えられるのを抑制できる。
なお、天板部7の第3ベロ部57に近い縁側から接着層Pを切断する場合には、天板部7の第1ベロ部56に近い縁側から接着層Pを切断する場合と背面天部54に生じる破断の位置が異なる。天板部7の第3ベロ部57に近い縁側から接着層Pを切断する場合には、刃物Kが接着層Pを切断する力は、第3ベロ部57を引っ張るように背面天部54に作用する。したがって、背面天部54には、第3ベロ部57付近に破断が生じる。
また、刃物Kは、第3ベロ部57、又は第4ベロ部47のいずれかと接触した後に、第1ベロ部56、又は第2ベロ部46のいずれかと接触する。したがって、第1ベロ部56の先端部には、刃物Kが接着層Pを切断する力によって破断が生じる。この結果、本実施形態の梱包材1は、接着層Pが左右方向Yの一方側、及び他方側のいずれの側から切断された場合であっても、開封した形跡を残さずに再封緘し難く、被梱包物が入れ替えられるのを抑制できる。
第1ベロ部56と第3ベロ部57とは、天板部7の左右方向Yの中心線を挟んで形成される。また、第2ベロ部46と第4ベロ部47とは、天板部7の左右方向Yの中心線を挟んで形成される。この結果、例えば、各ベロ部を避けて接着層Pの一部だけを切断して、背面天部54に破断の形跡を残さずに梱包材1が開封されることが抑制される。
第1ベロ部56、第2ベロ部46、第3ベロ部57、及び第4ベロ部47は、背面天部54が閉じられた際に、いずれも天板部7の中心線と直交する1本の線上に位置する。この結果、背面天部54が閉じられた際に、第1ベロ部56の先端部と第2ベロ部46の先端部とが接着層Pを介して確実に接着される。また、第3ベロ部57の先端部と第4ベロ部47の先端部とが接着層Pを介して確実に接着される。
以上、図1から図5を参照して、本実施形態に係る梱包材1について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
例えば、本発明の実施形態では、背面天部54に、第1ベロ部56、及び第3ベロ部57が形成され、前面天部44に、第2ベロ部46、及び第4ベロ部47が形成されたが、本発明はこれに限定されない。側板部2に、第1ベロ部56、及び第3ベロ部57が形成され、接着部8に、第3ベロ部57、及び第4ベロ部47が形成される態様であってもよい。また、背面底部53に、第1ベロ部56、及び第3ベロ部57が形成され、前面底部43に、第3ベロ部57、及び第4ベロ部47が形成されて、前面底部43と背面底部53とが接着層を介して接着される態様であってもよい。
また、例えば、本発明の実施形態では、第1ベロ部56、第2ベロ部46、第3ベロ部57、及び第4ベロ部47が形成されたが、本発明はこれに限定されない。第1ベロ部56、及び第2ベロ部46のみ形成される態様であってもよい。又は、第3ベロ部57、及び第4ベロ部47のみ形成される態様であってもよい。
また、例えば、本発明の実施形態では、背面天部54に、第1ベロ部56、及び第3ベロ部57が形成され、前面天部44に、第2ベロ部46、及び第4ベロ部47が形成されたが、本発明はこれに限定されない。背面天部54に3つ以上のベロ部が形成され、前面天部に3つ以上のベロ部が形成される態様であってもよい。
また、接着層Pが切断された際に、背面天部54の破断を促すとの観点から、例えば、第1ベロ部56、又は第3ベロ部57の基端部に、ミシン目のような破断部が形成される態様であってもよい。
なお、図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、及び形状等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、梱包材に有用である。
1 梱包材
7 天板部
44 前面天部
46 第2ベロ部
54 背面天部
56 第1ベロ部
P 接着層

Claims (5)

  1. 壁面部を備える梱包材であって、
    前記壁面部は、第1接着部と、前記第1接着部に接着層を介して接着される第2接着部とを有し、
    前記第1接着部は、ベロ状に切込成形された第1ベロ部を有し、
    前記第2接着部は、ベロ状に切込成形された第2ベロ部を有し、
    前記第1ベロ部は、前記第2ベロ部と逆方向にのび、
    前記第1ベロ部の先端部は、前記第2ベロ部の先端部と重なり合う、梱包材。
  2. 前記第1接着部は、前記第1ベロ部と逆方向にのびるようにベロ状に切込成形された第3ベロ部を有し、
    前記第2接着部は、前記第2ベロ部と逆方向にのびるようにベロ状に切込成形された第4ベロ部を有し、
    前記第3ベロ部の先端部は、前記第4ベロ部の先端部と重なり合う、請求項1に記載の梱包材。
  3. 前記第1ベロ部と前記第3ベロ部とは、前記壁面部の中心線を挟んで形成され、
    前記第2ベロ部と前記第4ベロ部とは、前記壁面部の前記中心線を挟んで形成される、請求項2に記載の梱包材。
  4. 前記第1ベロ部、及び前記第3ベロ部は、前記壁面部の中心線から離れる方向に向かってのび、
    前記第2ベロ部、及び前記第4ベロ部は、前記壁面部の前記中心線に向かってのびる、請求項2又は請求項3に記載の梱包材。
  5. 前記第1ベロ部、前記第2ベロ部、前記第3ベロ部、及び前記第4ベロ部は、いずれも前記壁面部の中心線と直交する線上に成形される、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の梱包材。
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