JP2017198138A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃費の改善効果を出来る限り得られるようにしながら、ドライバーの再加速要求やエンジンブレーキ要求(特にエンジンブレーキ要求)に対して高い応答性が要求されるような場合には、その高い応答性の要求を満たすことができるようにする。【解決手段】コースト走行制御手段が、所定のコースト走行条件の成立時において、車両が走行している走行路の勾配が、登り坂では正の値とし、降り坂では負の値として、予め負の値に設定された所定値よりも大きくかつ予め正の値に設定された設定値未満であるときには、コーストアイドルストップ制御手段に対してコーストアイドルストップ制御を実行させる一方(ステップS4)、上記勾配が上記所定値以下であるときには、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させる(ステップS8)。【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンと自動変速機とを備えた車両の制御装置に関する技術分野に属する。
従来より、例えば特許文献1に示されているように、車両の走行時の緩やかな減速運転時に、エンジンを自動停止するとともに自動変速機をニュートラル状態にする(コーストアイドルストップ制御を実行する)ことが提案されている。これによれば、エンジンの自動停止により燃費を改善することができるとともに、エンジンを自動停止しかつ自動変速機を非ニュートラル状態にする場合に比べて、車両をコースト走行(惰性走行)させたいドライバーに対して、過剰な減速感を与えるのを抑制することができる。
特許第3196490号公報
ところで、車両をコースト走行させる場合、燃費の改善及び過剰な減速感の抑制の両立を図る観点から、上記特許文献1のようにコーストアイドルストップ制御を実行することが好ましい。
ここで、コーストアイドルストップ制御の実行中に、ドライバーが再びアクセルペダルを踏み込んで再加速要求を行ったときには、この要求に対応するべく、エンジンを始動しかつ自動変速機を非ニュートラル状態にして(所定の締結要素を締結状態にする)、その再加速要求に対応させる。また、上記コーストアイドルストップ制御の実行中において、ドライバーがブレーキペダルを踏み込んだときには、ドライバーがコースト走行時よりも大きな減速を要求している、つまり、エンジンブレーキを要求していることになり、このときにも、エンジンを始動しかつ自動変速機を非ニュートラル状態にして、そのエンジンブレーキ要求に対応させる。
このようにコーストアイドルストップ制御の実行中に、ドライバーの再加速要求やエンジンブレーキ要求があったときには、エンジンを始動しかつ自動変速機を非ニュートラル状態にして、そのような要求に対応することになるが、特にエンジンの始動には時間がかかるため、ドライバーの再加速要求やエンジンブレーキ要求に対する応答性が悪いという問題がある。
そこで、車両をコースト走行させる場合には、エンジンをアイドル運転するとともに自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドル制御を実行するようにすることが考えられる。
しかし、このようなコーストアイドル制御では、その実行中のドライバーの再加速要求やエンジンブレーキ要求に対する応答性は改善できるものの、エンジンをアイドル運転するために、燃費の改善が不十分になる。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、燃費の改善効果を出来る限り得られるようにしながら、ドライバーの再加速要求又はエンジンブレーキ要求(特にエンジンブレーキ要求)に対して高い応答性が要求されるような場合には、その高い応答性の要求を満たすことができるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、エンジンと、該エンジンと車輪との間の動力伝達経路上に介設された自動変速機とを備えた車両の制御装置を対象として、上記車両の走行中に上記エンジンを自動停止するとともに上記自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドルストップ制御を実行するコーストアイドルストップ制御手段と、上記車両の走行中に上記エンジンをアイドル運転するとともに上記自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドル制御を実行するコーストアイドル制御手段と、所定のコースト走行条件の成立時に、上記コーストアイドルストップ制御手段により上記コーストアイドルストップ制御を実行させるか、又は、上記コーストアイドル制御手段により上記コーストアイドル制御を実行させるコースト走行制御手段と、上記車両が走行している走行路の勾配を検出する勾配検出手段と、を備え、上記所定のコースト走行条件は、上記車両の車速が所定車速以上でありかつ該車両のドライバーによるアクセルペダルの踏み込み量が第1所定量未満でありかつ該ドライバーによるブレーキペダルの踏み込み量が第2所定量未満であるという条件であり、上記コースト走行制御手段は、上記所定のコースト走行条件の成立時において、上記勾配検出手段により検出される勾配が、登り坂では正の値とし、降り坂では負の値として、予め負の値に設定された所定値よりも大きくかつ予め正の値に設定された設定値未満であるときには、上記コーストアイドルストップ制御手段に対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させる一方、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記所定値以下であるときには、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成されている、という構成とした。
上記の構成により、所定のコースト走行条件の成立時において、走行路の勾配が所定値よりも大きくかつ設定値未満であるときには、コーストアイドルストップ制御が実行されるので、燃費の改善効果を十分に得られるようになる。このコーストアイドルストップ制御の実行中にドライバーの再加速要求やエンジンブレーキ要求があったときには、エンジンを始動しかつ自動変速機を非ニュートラル状態にして、そのような要求に対応することになるため、該要求に対する応答性が低くなる。ここで、上記所定値は、走行路の勾配が該所定値以下になると、ドライバーがエンジンブレーキ要求を行う可能性が高くなるような負の値であり、上記設定値は、正の値であって、走行路の勾配が該設定値以上になると、車両がコースト走行しても直ぐに減速するような値である。すなわち、走行路の勾配が上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満であるということは、ドライバーの再加速要求やエンジンブレーキ要求がなされることは少なく、コーストアイドルストップ制御を実行しても問題はない。一方、所定のコースト走行条件の成立時において、走行路の勾配が上記所定値以下であるときには、ドライバーがエンジンブレーキ要求を行う可能性が高く、また、エンジンブレーキ要求に対して高い応答性が要求されることになるが、ドライバーのエンジンブレーキ要求があったときには、エンジンは既に運転状態にあるため、その高い応答性の要求を満たすことができるようになる。
上記車両の制御装置において、上記コースト走行制御手段は、上記コーストアイドルストップ制御手段による上記コーストアイドルストップ制御の実行中において、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記所定値以下になったときには、上記コーストアイドル制御手段による上記コーストアイドル制御の実行に移行させるように構成されている、ことが好ましい。
このことにより、コーストアイドルストップ制御の実行中であっても、走行路の勾配が上記所定値以下になったときには、コーストアイドル制御の実行に移行させることで、ドライバーのエンジンブレーキ要求に対して高い応答性が得られるようになる。
上記車両の制御装置において、上記コースト走行制御手段は、上記コーストアイドルストップ制御手段による上記コーストアイドルストップ制御の実行中において、上記車両の車速の変化割合が所定変化割合以上であるときには、上記コーストアイドル制御手段による上記コーストアイドル制御の実行に移行させるように構成されている、ことが好ましい。
このように、コーストアイドルストップ制御の実行中において、車両の車速の変化割合(車速の高い側への変化及び低い側への変化を含む)が所定変化割合以上であるときには、ドライバーが再加速要求又はエンジンブレーキ要求を行う可能性が高くなるので、そのときにはコーストアイドル制御の実行に移行させることで、ドライバーの再加速要求又はエンジンブレーキ要求に対して高い応答性が得られるようになる。
上記車両の制御装置において、上記コースト走行制御手段は、上記コーストアイドル制御手段による上記コーストアイドル制御の実行中において、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満になったときには、上記コーストアイドルストップ制御手段による上記コーストアイドルストップ制御の実行に移行させるように構成されている、ことが好ましい。
このことで、コーストアイドル制御の実行中であっても、走行路の勾配が上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満になったときには、コーストアイドルストップ制御の実行に移行させることで、燃費を出来る限り向上させることができる。
上記車両の制御装置において、上記コースト走行制御手段は、上記コーストアイドル制御手段による上記コーストアイドル制御の実行中において、上記車両の車速の変化割合が、予め設定された設定変化割合よりも小さいときには、上記コーストアイドルストップ制御手段による上記コーストアイドルストップ制御の実行に移行させるように構成されている、ことが好ましい。
このように、コーストアイドル制御の実行中において、車両の車速の変化割合(車速の高い側への変化及び低い側への変化を含む)が設定変化割合よりも小さいときには、ドライバーが再加速要求又はエンジンブレーキ要求を行う可能性が低くなるので、そのときにはコーストアイドルストップ制御の実行に移行させることで、燃費を出来る限り向上させることができる。
上記車両の制御装置において、上記エンジンの排気通路に排気浄化装置が設けられており、上記排気浄化装置の温度を検出する排気浄化装置温度検出手段を更に備え、上記コースト走行制御手段は、上記排気浄化装置温度検出手段による上記排気浄化装置の温度が、該排気浄化装置の触媒の活性化温度以上でかつ該触媒の活性化温度よりも高い所定温度未満であるときには、上記所定のコースト走行条件の成立時において、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満であっても、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成されている、ことが好ましい。
このことにより、排気浄化装置の温度が、該排気浄化装置の触媒の活性化温度以上でかつ所定温度未満であるときには、常にコーストアイドル制御が実行されるので、排気浄化装置の温度が触媒の活性化温度を下回るのを防止することができる。上記所定温度は、コーストアイドルストップ制御を実行すると、排気浄化装置の温度が触媒の活性化温度を下回るような温度の最大値である。
上記車両の制御装置において、上記所定のコースト走行条件は、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記設定値未満であるという条件を更に含む、ことが好ましい。
すなわち、車両がコースト走行しても直ぐに減速するような登り坂では、ドライバは直ぐに再加速要求を行うとともに、その再加速要求に対して出来る限り早く対応することが望ましい。そこで、勾配が上記設定値未満であるという条件が成立しないときには、コーストアイドルストップ制御もコーストアイドル制御も実行しないことで、ドライバの再加速要求に対して即座に対応することができるようになる。
本発明の別の車両の制御装置は、エンジンと、該エンジンと車輪との間の動力伝達経路上に介設された自動変速機とを備えた車両の制御装置であって、上記車両の走行中に上記エンジンを自動停止するとともに上記自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドルストップ制御を実行するコーストアイドルストップ制御手段と、上記車両の走行中に上記エンジンをアイドル運転するとともに上記自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドル制御を実行するコーストアイドル制御手段と、所定のコースト走行条件の成立時に、上記コーストアイドルストップ制御手段により上記コーストアイドルストップ制御を実行させるか、又は、上記コーストアイドル制御手段により上記コーストアイドル制御を実行させるコースト走行制御手段と、上記車両が走行している走行路の勾配を検出する勾配検出手段と、を備え、上記所定のコースト走行条件は、上記車両の車速が所定車速以上でありかつ該車両のドライバーによるアクセルペダルの踏み込み量が第1所定量未満でありかつ該ドライバーによるブレーキペダルの踏み込み量が第2所定量未満であるという条件であり、上記コースト走行制御手段は、上記所定のコースト走行条件の成立時において、上記勾配検出手段により検出される降り方向の勾配が、予め設定された基準値未満であるときには、上記コーストアイドルストップ制御手段に対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させる一方、上記勾配検出手段により検出される降り方向の勾配が上記基準値以上であるときには、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成されているものである。
この発明により、上記車両の制御装置と同様に、燃費の改善効果を出来る限り得られるようにしながら、ドライバーのエンジンブレーキ要求に対して高い応答性が要求されるような降り坂で、その高い応答性の要求を満たすことができるようになる。
以上説明したように、本発明の車両の制御装置によると、コースト走行制御手段が、所定のコースト走行条件の成立時において、車両が走行している走行路の勾配が、登り坂では正の値とし、降り坂では負の値として、予め負の値に設定された所定値よりも大きくかつ予め正の値に設定された設定値未満であるときには、コーストアイドルストップ制御手段に対してコーストアイドルストップ制御を実行させる一方、上記勾配が上記所定値以下であるときには、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成するか、又は、コースト走行制御手段が、所定のコースト走行条件の成立時において、車両が走行している走行路の降り方向の勾配が、予め設定された基準値未満であるときには、コーストアイドルストップ制御手段に対してコーストアイドルストップ制御を実行させる一方、上記降り方向の勾配が上記基準値以上であるときには、コーストアイドル制御手段に対してコーストアイドル制御を実行させるように構成したことにより、燃費の改善効果を出来る限り得られるようにしながら、ドライバーのエンジンブレーキ要求に対して高い応答性が要求されるような降り坂で、その高い応答性の要求を満たすことができるようになる。
本発明の実施形態に係る車両の制御装置の制御系の構成及びエンジンからの動力伝達系の構成を示すブロック図である。 所定のコースト走行条件が成立したときにおいて、コーストアイドル制御が実行されたとき、及び、コーストアイドルストップ制御が実行されたときのエンジンの回転数の変化を示すタイミングチャートである。 コントロールユニットによるコースト走行時の制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の制御装置の制御系の構成及びエンジン1からの動力伝達系の構成を示す。この車両(ここでは、自動車)は、エンジン1と、該エンジン1と前輪6との間の動力伝達経路上に介設された自動変速機2とを備えている。エンジン2の出力軸(クランク軸)は、自動変速機2の入力軸と連結されており、エンジン1の出力軸及び自動変速機2の入力軸が車幅方向に延びている。自動変速機2からの動力は差動装置4に伝達され、この差動装置4に伝達された動力が、左右のドライブシャフト5を介して、左右の前輪6(左側の前輪は省略)をそれぞれ駆動するようになっている。
エンジン1の排気通路8には、触媒を有しかつエンジン1からの排気ガスの浄化を行う排気浄化装置9が設けられており、この排気浄化装置9には、該排気浄化装置9の温度を検出する排気浄化装置温度検出手段としての排気浄化装置温度センサ56が設けられている。
上記車両には、エンジン1及び自動変速機2の作動を制御するコントロールユニット50が設けられている。このコントロールユニット50は、周知のマイクロコンピュータをベースとするコントローラであって、プログラムを実行する中央演算処理装置(CPU)と、例えばRAMやROMにより構成されてプログラム及びデータを格納するメモリと、電気信号の入出力をする入出力(I/O)バスと、を備えている。
コントロールユニット50には、上記車両のドライバーによるアクセルペダルの踏み込み量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ51からの信号と、上記車両の車速を検出する車速センサ52からの信号と、上記ドライバーによるブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキ踏込センサ53からの信号と、上記車両が走行している走行路の勾配を検出する勾配センサ54からの信号と、上記車両のシフトレバーのレンジ位置を検出するレンジ位置センサ55からの信号と、上記排気浄化装置温度センサ56からの信号と、が入力されるようになっている。また、コントロールユニット50には、その他に、上記車両のコースト走行時以外の走行時である通常走行時においてエンジン1の制御に必要な信号が入力される。尚、勾配センサ54による走行路の勾配(%)は、本実施形態では、降り坂では負の値とし、登り坂では正の値とする。
コントロールユニット100は、上記入力した信号に基づいて、エンジン1の作動を制御するとともに、自動変速機2(詳細には、クラッチやブレーキといった複数の締結要素(本実施形態では、摩擦締結要素))の作動を制御する。
コントロールユニット100内には、変速制御部50aと、コーストアイドルストップ制御部50bと、コーストアイドル制御部50cと、コースト走行制御部50dと、上記通常走行時にエンジン1を制御するエンジン制御部50eとが設けられている。
変速制御部50aは、上記通常走行時において、上記シフトレバーのレンジ位置がDレンジ位置にあるときに、基本的に、上記車両の走行状態(詳細には、アクセル開度センサ51からの信号及び車速センサ52からの信号)から、コントロールユニット50のメモリに予め記憶した変速マップを用いて変速段を決定して、その決定した変速段になるように、各締結要素の締結及び解放を制御する。
尚、変速制御部100aは、上記通常走行時において、自動変速機2を、上記のように車両の走行状態に応じて該自動変速機2の変速段を自動的に切り換える自動変速モードと、車両のドライバーの操作により変速段を手動で切り換える手動変速モードとに切り換えて制御することが可能に構成されていてもよい。この場合、上記シフトレバーのレンジ位置として、ドライバーが上記自動変速モードを選択するためのDレンジ位置に加えて、上記手動変速モードを選択するためのMレンジ位置が設定される。上記シフトレバーがMレンジ位置にあるときに、ドライバーは、そのシフトレバーによるシフトダウン操作又はシフトアップ操作によって、自動変速機2の変速段を、該操作の直前に設定された変速段(現時点の変速段)からシフトアップすることが可能になる。
上記自動変速モードと上記手動変速モードとに切り換え可能な構成の場合、上記シフトレバーをDレンジ位置にしたまま一時的に上記手動変速モードに切り換えるようにすることも可能である。この場合、例えば上記車両のステアリングホイールに、上記シフトレバーとは別に手動変速操作部材(シフトダウン操作可能なシフトダウン操作部材、及び、シフトアップ操作可能なシフトアップ操作部材)が設けられる。そして、変速制御部100aは、上記手動変速操作部材を検出するスイッチのONにより、シフトレバーがDレンジ位置であっても、自動変速モードから手動変速モードに一時的に(そのONから、予め設定された設定時間(例えば2秒〜5秒)の間だけ)切り換えて、上記シフトアップ操作部材又はシフトダウン操作部材の操作に応じて変速段を切り換える。
また、上記自動変速モードと上記手動変速モードとに切り換え可能な構成の場合、後述のコーストアイドルストップ制御又はコーストアイドル制御が実行されているときにも、自動変速モードと手動変速モードとの切り換えを行うとともに、手動変速モードでは、ドライバーのシフトダウン操作及びシフトアップ操作を検出するが、コーストアイドルストップ制御又はコーストアイドル制御の実行中は、後述の如くニュートラル状態にあるので、自動変速機2での実際の変速は行われない。
コーストアイドルストップ制御部50bは、上記車両の走行中にエンジン1を自動停止するとともに自動変速機2をニュートラル状態にするコーストアイドルストップ制御を実行する。すなわち、コーストアイドルストップ制御部50bは、コーストアイドルストップ制御手段を構成する。
コーストアイドル制御部50cは、上記車両の走行中にエンジン1をアイドル運転するとともに自動変速機2をニュートラル状態にするコーストアイドル制御を実行する。すなわち、コーストアイドル制御部50cは、コーストアイドル制御手段を構成する。上記アイドル運転には、エンジン1の補機(例えば空調装置のコンプレッサ)を駆動するために、エンジン1を通常のアイドル回転数よりも少し高い回転数で運転する場合も含む。
コースト走行制御部50dは、所定のコースト走行条件の成立時に、上記車両をコースト走行させるために、コーストアイドルストップ制御部50bに対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させる(コーストアイドルストップ制御部50bに対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させるためのコーストアイドルストップ制御実行指令を出力する)か、又は、コーストアイドル制御部50cに対して上記コーストアイドル制御を実行させる(コーストアイドル制御部50cに対して上記コーストアイドル制御を実行させるためのコーストアイドル制御実行指令を出力する)。すなわち、コースト走行制御部50cは、コースト走行制御手段を構成する。
上記所定のコースト走行条件は、車速センサ52による車両の車速が所定車速以上でありかつアクセル開度センサ51によるアクセルペダルの踏み込み量が第1所定量未満でありかつブレーキ踏込センサ53によるブレーキペダルの踏み込み量が第2所定量未満であるという条件である。
上記所定車速は、ドライバーが車両をコースト走行させるような車速の最小値(例えば数十km/h)である。また、上記第1所定量は、アクセルペダルの踏み込み量が0に近い値であって、実質的に踏み込んでいないと判断できるような量である。上記第2所定量は、ブレーキペダルの踏み込み量が0に近い値であって、実質的に踏み込んでいないと判断できるような量である。
本実施形態では、上記所定のコースト走行条件は、勾配センサ54による勾配が、予め正の値に設定された設定値未満であるという条件と、排気浄化装置温度センサ56による排気浄化装置9の温度が、該排気浄化装置9の触媒の活性化温度以上であるという条件とを更に含む。上記設定値は、正の値であって、勾配が該設定値以上になると、車両がコースト走行しても直ぐに減速するような値である。すなわち、上記走行路が、勾配が比較的小さい登り坂、平坦、又は降り坂であれば、勾配センサ54による勾配が上記設定値未満であるという条件を満たすことになる。
また、本実施形態では、車両が所定車速以上で走行しているときには、シフトレバー21がDレンジ位置(自動変速モードと手動変速モードとに切り換え可能な場合には、Dレンジ位置又はMレンジ位置)にあるものとするが、Nレンジ位置にある可能性もあることも考慮して、上記所定のコースト走行条件は、シフトレバー21がDレンジ位置(Dレンジ位置又はMレンジ位置)にあるという条件を更に含んでいてもよい。
コースト走行制御部50dは、上記所定のコースト走行条件の成立時において、勾配センサ54により検出される勾配が、予め負の値に設定された所定値よりも大きくかつ上記設定値未満であるときには、コーストアイドルストップ制御部50bに対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させる一方、勾配センサ54により検出される勾配が上記所定値以下である(降り勾配が上記所定値の絶対値以上である)ときには、コーストアイドル制御部50cに対して上記コーストアイドル制御を実行させる。
図2に示すように、上記所定のコースト走行条件が成立したときにおいて、上記コーストアイドル制御が実行されたときには、エンジン1の回転数が、上記所定のコースト走行条件の成立前の回転数から徐々に低下して、アイドル回転数にまで低下する。
一方、上記所定のコースト走行条件が成立したときにおいて、上記コーストアイドルストップ制御が実行されたときには、自動変速機2がニュートラル状態になるまでは、エンジン1の回転数が、上記コーストアイドル制御の実行時と略同じ低下度合いで低下し、その後は、上記コーストアイドル制御の実行時よりも大きな低下度合いで低下して、やがて0になる。
コースト走行制御部50dは、コーストアイドルストップ制御部50bによる上記コーストアイドルストップ制御の実行中において、勾配センサ54による勾配が上記所定値以下になったときには、コーストアイドル制御部50cによる上記コーストアイドル制御の実行に移行させる。
また、コースト走行制御部50dは、コーストアイドル制御部50cによる上記コーストアイドル制御の実行中において、勾配センサ54による勾配が上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満になったときには、コーストアイドルストップ制御部50bによる上記コーストアイドルストップ制御の実行に移行させる。
さらに、コースト走行制御部50dは、コーストアイドルストップ制御部50bによる上記コーストアイドルストップ制御の実行中において、車速センサ52による車両の車速の変化割合(車速の高い側への変化及び低い側への変化を含む)が所定変化割合以上であるときには、コーストアイドル制御部50cによる上記コーストアイドル制御の実行に移行させるように構成されていることが好ましい(この構成は、後述のフローチャートには含まれていない)。車両の車速の変化割合が上記所定変化割合以上であるときとは、ドライバーが再加速要求を行う可能性が高くなるとき(車速の低い側への変化時)であるか、又は、エンジンブレーキ要求を行う可能性が高くなるとき(車速の高い側への変化時)である。
また、コースト走行制御部50dは、コーストアイドル制御部50cによる上記コーストアイドル制御の実行中において、車速センサ52による車両の車速の変化割合(車速の高い側への変化及び低い側への変化を含む)が、予め設定された設定変化割合よりも小さいときには、コーストアイドルストップ制御部50bによる上記コーストアイドルストップ制御の実行に移行させるように構成されていることが好ましい(この構成は、後述のフローチャートには含まれていない)。上記設定変化割合は上記所定変化割合と同様の値であり、両者が一致していてもよく、一致していなくてもよい。
さらにまた、コースト走行制御部50dは、排気浄化装置温度センサ56による排気浄化装置9の温度が、該排気浄化装置9の触媒の活性化温度以上でかつ該触媒の活性化温度よりも高い所定温度未満であるときには、上記所定のコースト走行条件の成立時において、勾配センサ54による勾配が上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満であっても、コーストアイドル制御部50cに対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成されていることが好ましい(この構成は、後述のフローチャートには含まれていない)。上記所定温度は、上記コーストアイドルストップ制御を実行すると、排気浄化装置9の温度が上記触媒の活性化温度を下回るような温度の最大値である。
コースト走行制御部50dは、コーストアイドルストップ制御部50bによる上記コーストアイドルストップ制御の実行中において、上記所定のコースト走行条件が非成立となったときには、コーストアイドルストップ制御部50bによる上記コーストアイドルストップ制御の実行を停止させる(コーストアイドルストップ制御部50bに対して上記コーストアイドルストップ制御の実行を停止させるためのコーストアイドルストップ制御停止指令を出力する)。これにより、エンジン制御部50eが、エンジン1を再始動して、上記通常走行時のエンジン制御を行うとともに、変速制御部50aが、自動変速機2の締結要素を、上記変速マップにより決定される変速段(自動変速モードと手動変速モードとに切り換え可能な構成の場合において手動変速モードであるときには、当該コーストアイドルストップ制御の実行前又は実行中にドライバーにより最後に設定された変速段)に対応する締結/解放状態にする。
また、コースト走行制御部50dは、コーストアイドル制御部50cによる上記コーストアイドル制御の実行中において、上記所定のコースト走行条件が非成立となったときには、コーストアイドル制御部50cによる上記コーストアイドル制御の実行を停止させる(コーストアイドル制御部50cに対して上記コーストアイドル制御の実行を停止させるためのコーストアイドル制御停止指令を出力する)。これにより、エンジン制御部50eが、上記通常走行時のエンジン制御を行うとともに、変速制御部50aが、自動変速機2の締結要素を、上記変速マップにより決定される変速段(自動変速モードと手動変速モードとに切り換え可能な構成の場合において手動変速モードであるときには、当該コーストアイドルストップ制御の実行前又は実行中にドライバーにより最後に設定された変速段)に対応する締結/解放状態にする。
ここで、コントロールユニット50によるコースト走行時の制御(基本的にコースト走行制御部50dにより実行される)について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
最初のステップS1で、各種センサ等からの入力信号を読み込み、次のステップS2で、上記所定のコースト走行条件が成立したか否かを判定し、このステップS2の判定がNOであるときには、そのままリターンする一方、ステップS2の判定がYESであるときには、ステップS3に進む。
上記ステップS3では、勾配センサ54により検出される勾配が、上記所定値(図3では、aとする)よりも大きくかつ上記設定値(図3では、bとする)未満であるか否かを判定する。このステップS3の判定がYESであるときには、ステップS4に進む一方、ステップS4の判定がNOであるときには、ステップS8に進む。
上記ステップS4では、コーストアイドルストップ制御部50bに対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させる(コーストアイドルストップ制御部50bに対してコーストアイドルストップ制御実行指令を出力する)。これにより、コーストアイドルストップ制御部50bが、エンジン1を自動停止するとともに自動変速機2をニュートラル状態にする。
次のステップS5では、勾配センサ54により検出される勾配が、上記所定値(a)以下になったか否かを判定する。このステップS5の判定がYESであるときには、ステップS8に進む一方、ステップS5の判定がNOであるときには、ステップS6に進んで、上記所定のコースト走行条件が非成立となったか否かを判定する。
上記ステップS6の判定がNOであるときには、上記ステップS5に戻る一方、ステップS6の判定がYESであるときには、ステップS7に進んで、コーストアイドルストップ制御部50bによる上記コーストアイドルストップ制御の実行を停止させ(コーストアイドルストップ制御部50bに対してコーストアイドルストップ制御停止指令を出力し)、しかる後にリターンする。
上記ステップS3の判定がNOであるとき、又は、上記ステップS5の判定がYESであるときに進むステップS8では、コーストアイドル制御部50cに対して上記コーストアイドル制御を実行させる(コーストアイドル制御部50cに対してコーストアイドル制御実行指令を出力する)。これにより、コーストアイドル制御部50cが、エンジン1をアイドル運転するとともに自動変速機2をニュートラル状態にする。尚、ステップS5から進んできたときには、既に自動変速機2がニュートラル状態になっているので、エンジン1をアイドル運転するとともに自動変速機2をニュートラル状態のままにする。
次のステップS9では、勾配センサ54により検出される勾配が、上記所定値(a)よりも大きくかつ上記設定値(b)未満になったか否かを判定する。このステップS9の判定がYESであるときには、上記ステップS4に進む一方、ステップS9の判定がNOであるときには、ステップS10に進んで、上記所定のコースト走行条件が非成立となったか否かを判定する。
上記ステップS10の判定がNOであるときには、上記ステップS9に戻る一方、ステップS10の判定がYESであるときには、ステップS11に進んで、コーストアイドル制御部50cによる上記コーストアイドル制御の実行を停止させ(コーストアイドル制御部50cに対しコーストアイドル制御停止指令を出力し)、しかる後にリターンする。
したがって、本実施形態では、コースト走行制御部50dは、上記所定のコースト走行条件の成立時において、勾配センサ54による勾配が、上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満であるときには、コーストアイドルストップ制御部50bに対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させるように構成されているので、燃費の改善効果を十分に得られるようになる。
そして、コーストアイドルストップ制御部50bによる上記コーストアイドルストップ制御の実行中において、特に、アクセル開度センサ51によるアクセルペダルの踏み込み量が上記第1所定量以上になる(ドライバーが再加速を要求している)か、又は、ブレーキ踏込センサ53によるブレーキペダルの踏み込み量が上記第2所定量になる(ドライバーがエンジンブレーキを要求している)ことで、上記所定のコースト走行条件が非成立となったときには、エンジン1を始動しかつ自動変速機2を非ニュートラル状態にして、そのような要求に対応することになるため、該要求に対する応答性が低くなる。
ここで、上記所定値は、走行路の勾配が該所定値以下になると、ドライバーがエンジンブレーキ要求を行う可能性が高くなるような負の値であり、上記設定値は、正の値であって、走行路の勾配が該設定値以上になると、車両がコースト走行しても直ぐに減速するような値である。すなわち、走行路の勾配が上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満であるということは、ドライバーの再加速要求やエンジンブレーキ要求がなされることは少なく、コーストアイドルストップ制御を実行しても問題はない。
一方、上記所定のコースト走行条件の成立時において、勾配センサ54による勾配が上記所定値以下であるときには、ドライバーがエンジンブレーキ要求を行う可能性が高く、また、エンジンブレーキ要求に対して高い応答性が要求されることになるが、コースト走行制御部50dは、上記勾配が上記所定値以下であるときには、コーストアイドル制御部50cに対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成されているので、ドライバーのエンジンブレーキ要求があったときには、エンジン1は既に運転状態にあるため、その高い応答性の要求を満たすことができるようになる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上記実施形態では、上記所定のコースト走行条件が、勾配センサ54による勾配が上記設定値未満であるという条件を含むようにしたが、該条件を含まないようにすることも可能である。この場合、コースト走行制御部50dは、上記所定のコースト走行条件の成立時において、勾配センサ54による勾配が上記設定値以上であるときには、勾配センサ54による勾配が上記所定値以下であるときと同様に、コーストアイドル制御部50cに対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成されることが好ましい。すなわち、勾配センサ54による勾配が上記設定値以上であるときには、ドライバーが再加速要求を行う可能性が高く、また、再加速要求に対して高い応答性が要求されることになるが、ドライバーの再加速要求があったときには、エンジン1は既に運転状態にあるため、その高い応答性の要求を満たすことができるようになる。
また、上記実施形態では、コースト走行制御部50dが、上記所定のコースト走行条件の成立時において、勾配センサ54による勾配が、上記所定値(負の値)よりも大きくかつ上記設定値(正の値)未満であるときには、コーストアイドルストップ制御部50bに対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させる一方、上記勾配が上記所定値以下であるときには、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成したが、コースト走行制御部50dは、上記所定のコースト走行条件の成立時において、勾配センサ54により検出される降り方向の勾配(ここでは、正の値)が、予め設定された基準値(正の値)未満であるときには、コーストアイドルストップ制御部50bに対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させる一方、上記降り方向の勾配が上記基準値以上であるときには、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成してもよい。この場合、上記基準値は、上記所定値の絶対値と同じ値に設定すればよい。また、この場合、走行路が平坦路又は登り坂であるときには、どのように対応してもよいが、上記実施形態と同様に、上記所定のコースト走行条件は、勾配センサ54による勾配が上記設定値未満であるという条件を含み、コースト走行制御部50dは、勾配センサ54による勾配が0以上でかつ上記設定値未満であるときには、コーストアイドルストップ制御部50bに対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させるように構成することが好ましい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、車両の走行中にエンジンを自動停止するとともに該車両の自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドルストップ制御を実行するコーストアイドルストップ制御手段と、上記車両の走行中に上記エンジンをアイドル運転するとともに上記自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドル制御を実行するコーストアイドル制御手段とを備えた、車両の制御装置に有用である。
1 エンジン
2 自動変速機
6 前輪(車輪)
9 排気浄化装置
50 コントロールユニット
50b コーストアイドルストップ制御部(コーストアイドルストップ制御手段)
50c コーストアイドル制御部(コーストアイドル制御手段)
50d コースト走行制御部(コースト走行制御手段)
56 排気浄化装置温度センサ(排気浄化装置温度検出手段)

Claims (8)

  1. エンジンと、該エンジンと車輪との間の動力伝達経路上に介設された自動変速機とを備えた車両の制御装置であって、
    上記車両の走行中に上記エンジンを自動停止するとともに上記自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドルストップ制御を実行するコーストアイドルストップ制御手段と、
    上記車両の走行中に上記エンジンをアイドル運転するとともに上記自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドル制御を実行するコーストアイドル制御手段と、
    所定のコースト走行条件の成立時に、上記コーストアイドルストップ制御手段により上記コーストアイドルストップ制御を実行させるか、又は、上記コーストアイドル制御手段により上記コーストアイドル制御を実行させるコースト走行制御手段と、
    上記車両が走行している走行路の勾配を検出する勾配検出手段と、を備え、
    上記所定のコースト走行条件は、上記車両の車速が所定車速以上でありかつ該車両のドライバーによるアクセルペダルの踏み込み量が第1所定量未満でありかつ該ドライバーによるブレーキペダルの踏み込み量が第2所定量未満であるという条件であり、
    上記コースト走行制御手段は、上記所定のコースト走行条件の成立時において、上記勾配検出手段により検出される勾配が、登り坂では正の値とし、降り坂では負の値として、予め負の値に設定された所定値よりも大きくかつ予め正の値に設定された設定値未満であるときには、上記コーストアイドルストップ制御手段に対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させる一方、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記所定値以下であるときには、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1記載の車両の制御装置において、
    上記コースト走行制御手段は、上記コーストアイドルストップ制御手段による上記コーストアイドルストップ制御の実行中において、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記所定値以下になったときには、上記コーストアイドル制御手段による上記コーストアイドル制御の実行に移行させるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両の制御装置において、
    上記コースト走行制御手段は、上記コーストアイドルストップ制御手段による上記コーストアイドルストップ制御の実行中において、上記車両の車速の変化割合が所定変化割合以上であるときには、上記コーストアイドル制御手段による上記コーストアイドル制御の実行に移行させるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つ記載の車両の制御装置において、
    上記コースト走行制御手段は、上記コーストアイドル制御手段による上記コーストアイドル制御の実行中において、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満になったときには、上記コーストアイドルストップ制御手段による上記コーストアイドルストップ制御の実行に移行させるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両の制御装置において、
    上記コースト走行制御手段は、上記コーストアイドル制御手段による上記コーストアイドル制御の実行中において、上記車両の車速の変化割合が、予め設定された設定変化割合よりも小さいときには、上記コーストアイドルストップ制御手段による上記コーストアイドルストップ制御の実行に移行させるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両の制御装置において、
    上記エンジンの排気通路に排気浄化装置が設けられており、
    上記排気浄化装置の温度を検出する排気浄化装置温度検出手段を更に備え、
    上記コースト走行制御手段は、上記排気浄化装置温度検出手段による上記排気浄化装置の温度が、該排気浄化装置の触媒の活性化温度以上でかつ該触媒の活性化温度よりも高い所定温度未満であるときには、上記所定のコースト走行条件の成立時において、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記所定値よりも大きくかつ上記設定値未満であっても、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両の制御装置において、
    上記所定のコースト走行条件は、上記勾配検出手段により検出される勾配が上記設定値未満であるという条件を更に含むことを特徴とする車両の制御装置。
  8. エンジンと、該エンジンと車輪との間の動力伝達経路上に介設された自動変速機とを備えた車両の制御装置であって、
    上記車両の走行中に上記エンジンを自動停止するとともに上記自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドルストップ制御を実行するコーストアイドルストップ制御手段と、
    上記車両の走行中に上記エンジンをアイドル運転するとともに上記自動変速機をニュートラル状態にするコーストアイドル制御を実行するコーストアイドル制御手段と、
    所定のコースト走行条件の成立時に、上記コーストアイドルストップ制御手段により上記コーストアイドルストップ制御を実行させるか、又は、上記コーストアイドル制御手段により上記コーストアイドル制御を実行させるコースト走行制御手段と、
    上記車両が走行している走行路の勾配を検出する勾配検出手段と、を備え、
    上記所定のコースト走行条件は、上記車両の車速が所定車速以上でありかつ該車両のドライバーによるアクセルペダルの踏み込み量が第1所定量未満でありかつ該ドライバーによるブレーキペダルの踏み込み量が第2所定量未満であるという条件であり、
    上記コースト走行制御手段は、上記所定のコースト走行条件の成立時において、上記勾配検出手段により検出される降り方向の勾配が、予め設定された基準値未満であるときには、上記コーストアイドルストップ制御手段に対して上記コーストアイドルストップ制御を実行させる一方、上記勾配検出手段により検出される降り方向の勾配が上記基準値以上であるときには、上記コーストアイドル制御手段に対して上記コーストアイドル制御を実行させるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
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