JP2017200223A - ユーザ端末、移動通信システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】D2D通信を行うユーザ端末が無線リソースの割り当てを行う場合において、無線リソースの重複を抑制可能なユーザ端末を提供する。【解決手段】ユーザ端末は、D2D通信に用いられる無線リソースを通知することを含む特定の機能を有する他のユーザ端末を探索する制御を行う制御部を備える。制御部は、特定の機能が有効であることを示す識別情報を含む第1のメッセージを第1のユーザ端末から受信した後、第1のユーザ端末との接続を確立するための第2のメッセージを第1のユーザ端末に送信する処理を行う。制御部は、第2のメッセージに応じた第3のメッセージを第1のユーザ端末から受信したことに応じて第1のユーザ端末との接続を確立した後、特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を停止する。制御部は、第1のユーザ端末からの受信状態の悪化を検知した場合、特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を再開する。【選択図】図11
Description
本発明は、D2D通信をサポートする移動通信システム及びユーザ端末に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リリース12以降の新機能として、端末間(Device to Device:D2D)通信の導入が検討されている(非特許文献1参照)。
D2D通信では、近接する複数のユーザ端末がネットワークを介さずに直接的な端末間通信を行う。一方、移動通信システムの通常の通信であるセルラ通信では、ユーザ端末がネットワークを介した通信を行う。
なお、D2D通信に用いられる無線リソースの割り当てを、基地局などのネットワーク装置が主導で行うケースだけでなく、D2D通信を行うユーザ端末が主導で行うケースが想定される。D2D通信を行うユーザ端末自身が無線リソースの割り当てを行うことにより、例えば、地震などの災害の発生により、ネットワークの状況が不安定な場合であっても、D2D通信を行うことができる。
3GPP技術報告書 「TR 22.803 V12.1.0」 2013年3月
災害の発生によりネットワークの状況が不安定な場合、D2D通信を行う複数のユーザ端末によってネットワークを構築することが想定される。この場合において、各ユーザ端末が無線リソースの割り当てを行った場合、無線リソースの重複によって干渉が発生する可能性がある。
そこで、本発明は、D2D通信を行うユーザ端末が無線リソースの割り当てを行う場合において、無線リソースの重複を抑制可能な移動通信システム及びユーザ端末を提供することを目的とする。
一実施形態に係るユーザ端末は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおけるユーザ端末である。前記ユーザ端末は、前記D2D通信に用いられる無線リソースを通知することを含む特定の機能を有する他のユーザ端末を探索する制御を行う制御部を備える。前記制御部は、前記特定の機能が有効であることを示す識別情報を含む第1のメッセージを第1のユーザ端末から受信した後、前記第1のユーザ端末との接続を確立するための第2のメッセージを前記第1のユーザ端末に送信する処理を行う。前記制御部は、前記第2のメッセージに応じた第3のメッセージを前記第1のユーザ端末から受信したことに応じて前記第1のユーザ端末との接続を確立した後、前記特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を停止する。前記制御部は、前記第1のユーザ端末からの受信状態の悪化を検知した場合、前記特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を再開する。
本発明に係る移動通信システム及びユーザ端末によれば、D2D通信を行うユーザ端末が無線リソースの割り当てを行う場合において、無線リソースの重複を抑制可能である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る移動通信システムは、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムである。当該移動通信システムは、前記D2D通信に用いられる無線リソースを割り当てるスケジューリング機能を有する第1のユーザ端末を備える。前記第1のユーザ端末は、前記スケジューリング機能が有効である場合、前記第1のユーザ端末が前記無線リソースの割り当てを行うスケジューリング端末であることを示す識別情報を含むメッセージを周期的又は非周期的にブロードキャストする。
実施形態に係る移動通信システムは、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムである。当該移動通信システムは、前記D2D通信に用いられる無線リソースを割り当てるスケジューリング機能を有する第1のユーザ端末を備える。前記第1のユーザ端末は、前記スケジューリング機能が有効である場合、前記第1のユーザ端末が前記無線リソースの割り当てを行うスケジューリング端末であることを示す識別情報を含むメッセージを周期的又は非周期的にブロードキャストする。
実施形態に係る移動通信システムは、前記スケジューリング端末を探索する第2のユーザ端末をさらに備える。前記第2のユーザ端末は、前記スケジューリング端末の探索によって前記メッセージを含む信号を検知した場合、前記メッセージをブロードキャストする前記第1のユーザ端末との間で、少なくとも同期を確立する。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記メッセージを含む信号又は前記第1のユーザ端末から送信される同期信号を用いて、前記第1のユーザ端末との間で同期を確立する。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記同期の確立に加えて、前記第1のユーザ端末と接続を確立する。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記メッセージを含む信号を検知した場合、前記第1のユーザ端末との接続を確立するためのランダムアクセス手続を開始し、前記第1のユーザ端末は、前記ランダムアクセス手続に基づいて、前記第2のユーザ端末に割り当てた前記無線リソースを送信するために用いられる一時的識別子を前記第2のユーザ端末に送信する。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記ランダムアクセス手続において、RRCレイヤにおける接続のための情報の送信を省略し、前記第2のユーザ端末は、前記D2D通信のために予め規定された設定値を用いてRRCレイヤにおける接続を行う。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第1のユーザ端末は、前記ランダムアクセス手続において、前記ランダムアクセス手続の成否を判定するために用いられる競合解決メッセージの送信を省略する。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記第1のユーザ端末との間において、PHYレイヤにおける接続のみを確立し、前記第2のユーザ端末は、PHYレイヤにおける接続を確立した後、前記第1のユーザ端末からの前記PHYレイヤにおけるメッセージの待ち受けを開始する。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記第1のユーザ端末からデータを受信する受信部を備え、前記第2のユーザ端末は、前記第1のユーザ端末との接続を確立した後、送受信するデータがない場合、前記受信部を間欠的に起動する間欠受信を行う。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記スケジューリング機能を有し、前記第2のユーザ端末は、前記メッセージを含む信号を検知しなかった場合、前記スケジューリング機能を有効にする。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記メッセージを含む信号を検知せず、且つ、バッテリ残量が閾値を超えている場合に、前記スケジューリング機能を有効にする。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第1のユーザ端末は、前記第2のユーザ端末との接続を確立した後、前記第2のユーザ端末から未送信データの量を示すバッファ状態報告を受信し、前記第1のユーザ端末は、前記バッファ状態報告に応じて、前記第2のユーザ端末に前記無線リソースの割り当てを行う。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記未送信データは、優先度の異なる複数の論理チャネルグループに分類されており、前記第2のユーザ端末は、前記複数の論理チャネルグループそれぞれの前記未送信データの量を示す前記バッファ状態報告を送信し、前記第1のユーザ端末は、前記バッファ状態報告に基づく前記優先度に応じて、前記第2のユーザ端末に前記無線リソースの割り当てを行う。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第1のユーザ端末は、前記第2のユーザ端末との接続を確立した後、前記第2のユーザ端末に前記無線リソースの割り当てを行い、前記第1のユーザ端末は、前記第2のユーザ端末からの再送要求に基づく前記無線リソースの割当情報を再送する再送処理を行わない代わりに、前記第2のユーザ端末からの要求又は前記第2のユーザ端末との間の通信方式の種類に応じて前記無線リソースの割当情報を繰り返して送信する。
実施形態に係る移動通信システムは、前記第1のユーザ端末が前記無線リソースの割り当てを管理していない第3のユーザ端末をさらに備え、前記第1のユーザ端末が、前記第3のユーザ端末からの前記メッセージを含む信号を検知した場合で、且つ、前記第3のユーザ端末と前記D2D通信の同期タイミングがずれている場合、前記同期タイミングを合わせるための補正を行う。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第1のユーザ端末は、前記同期タイミングを合わせるために、前記第1のユーザ端末の所定のサブフレームを設定せずに、前記第1のユーザ端末の前記所定のサブフレームの次のサブフレームの先頭を、前記第3のユーザ端末のサブフレームの先頭に一致させる。
実施形態に係る移動通信システムは、前記第1のユーザ端末及び前記第2のユーザ端末と異なる第4のユーザ端末をさらに備え、前記第2のユーザ端末は、前記第1のユーザ端末との接続を確立した後、前記スケジューリング端末の探索を行い、前記第2のユーザ端末は、前記第4のユーザ端末からの前記メッセージを含む信号を検知した場合、前記第4のユーザ端末から前記メッセージを含む信号を検知したことを示すスケジューリング端末情報を前記第1のユーザ端末に送信する。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記第1のユーザ端末との接続を確立した後、前記スケジューリング端末の探索を停止し、前記第2のユーザ端末は、干渉を検知した場合、前記スケジューリング端末の探索を再開する。
実施形態に係る移動通信システムは、特定のユーザ端末に向けた特定の情報をブロードキャストする第5のユーザ端末をさらに備え、前記第1のユーザ端末は、前記第5のユーザ端末から前記特定の情報を受信し、且つ、前記特定のユーザ端末が前記第1のユーザ端末でない場合、前記特定の情報を転送するために前記特定の情報をブロードキャストする。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第2のユーザ端末は、前記第1のユーザ端末との接続を確立した後、前記第1のユーザ端末からの前記メッセージを含む信号を改めて検知し、前記第2のユーザ端末は、改めて検知した前記メッセージを含む信号の信号強度が閾値以下である場合、前記第2のユーザ端末の前記スケジューリング機能を有効にする。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第1のユーザ端末は、前記第2のユーザ端末との接続を確立した後、前記第2のユーザ端末からバッテリの状態を示すバッテリ情報を受信し、前記第1のユーザ端末は、前記バッテリ情報及び前記第1のユーザ端末のバッテリ残量に基づいて、前記第1のユーザ端末の代わりに前記スケジューリング端末になることを前記第2のユーザ端末に要求する。
実施形態に係る移動通信システムにおいて、前記第1のユーザ端末は、前記第2のユーザ端末が前記スケジューリング端末になる場合、前記第2のユーザ端末が前記メッセージのブロードキャストを開始するタイミングに合わせて、前記メッセージのブロードキャストを停止する。
実施形態に係るユーザ端末は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおけるユーザ端末である。当該ユーザ端末は、前記D2D通信に用いられる無線リソースを割り当てるスケジューリング機能を制御する制御部を備える。前記制御部は、前記スケジューリング機能が有効である場合、前記ユーザ端末が前記無線リソースの割り当てを行うスケジューリング端末であることを示す識別情報を含むメッセージを周期的又は非周期的にブロードキャストする制御を行う。
実施形態に係るユーザ端末は、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおけるユーザ端末である。当該ユーザ端末は、前記D2D通信に用いられる無線リソースの割り当てを行うスケジューリング端末を探索する制御を行う制御部を備える。前記制御部は、他のユーザ端末が前記スケジューリング端末であることを示す識別情報を含むメッセージを含む信号を検知した場合、前記メッセージをブロードキャストする前記他のユーザ端末との接続を確立する制御を行う。
[実施形態]
(LTEシステム)
図1は、本実施形態に係るLTEシステムの構成図である。
(LTEシステム)
図1は、本実施形態に係るLTEシステムの構成図である。
図1に示すように、LTEシステムは、複数のUE(User Equipment)100と、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)10と、EPC(Evolved Packet Core)20と、を含む。E−UTRAN10及びEPC20は、ネットワークを構成する。
UE100は、移動型の無線通信装置であり、接続を確立したセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100はユーザ端末に相当する。
E−UTRAN10は、複数のeNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は基地局に相当する。eNB200は、セルを管理しており、セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。
なお、「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
eNB200は、例えば、無線リソース管理(RRM)機能と、ユーザデータのルーティング機能と、モビリティ制御及びスケジューリングのための測定制御機能と、を有する。
EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300と、OAM400(Operation and Maintenance)と)を含む。また、EPC20は、コアネットワークに相当する。
MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行うネットワークノードであり、制御局に相当する。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行うネットワークノードであり、交換局に相当する。
eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。また、eNB200は、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。
OAM400は、オペレータによって管理されるサーバ装置であり、E−UTRAN10の保守及び監視を行う。
次に、UE100の構成を説明する。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101と、無線送受信機110と、ユーザインターフェイス120と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130と、バッテリ140と、メモリ150と、プロセッサ160と、を有する。メモリ150及びプロセッサ160は、制御部を構成する。
本実施形態において、制御部は、複数のUE100を代表してD2D通信に用いられる無線リソースを割り当てる制御を行う。詳細は、後述する。
UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。アンテナ101は、複数のアンテナ素子を含む。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。
GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。
バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160によって実行されるプログラムと、プロセッサ160による処理に使用される情報と、を記憶する。
プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。
図3に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルのレイヤ1乃至レイヤ3に区分されており、レイヤ1は物理(PHY)レイヤである。レイヤ2は、MAC(Media Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、を含む。レイヤ3は、RRC(Radio Resource Control)レイヤを含む。
物理レイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。物理レイヤは、物理チャネルを用いて上位レイヤに伝送サービスを提供する。UE100の物理レイヤとeNB200の物理レイヤとの間では、物理チャネルを介してデータが伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMACレイヤとeNB200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータが伝送される。eNB200のMACレイヤは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式など)、及び割り当てリソースブロックを決定するMACスケジューラを含む。
RLCレイヤは、MACレイヤ及び物理レイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤとeNB200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータが伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRCレイヤは、制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRCレイヤとeNB200のRRCレイヤとの間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100は接続状態であり、そうでない場合、UE100はアイドル状態である。
RRCレイヤの上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)レイヤは、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図4は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ使用される。
図4に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成され、各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各シンボルの先頭には、サイクリックプレフィックス(CP)と呼ばれるガード区間が設けられる。リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのサブキャリア及び1つのシンボルにより構成される無線リソース単位はリソースエレメント(RE)と称される。
UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームの残りの区間は、主に物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。さらに、各サブフレームには、セル固有参照信号(CRS)が分散して配置される。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される制御領域である。また、各サブフレームにおける周波数方向の中央部は、主に物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。さらに、各サブフレームには、復調参照信号(DMRS)及びサウンディング参照信号(SRS)が配置される。
(D2D通信)
次に、LTEシステムの通常の通信(セルラ通信)とD2D通信とを比較して説明する。
次に、LTEシステムの通常の通信(セルラ通信)とD2D通信とを比較して説明する。
図5は、セルラ通信におけるデータパスを示す図である。ここでは、eNB200−1との接続を確立したUE100−1と、eNB200−2との接続を確立したUE100−2と、の間でセルラ通信を行う場合を例示している。なお、データパスとは、ユーザデータ(ユーザプレーン)の転送経路を意味する。
図5に示すように、セルラ通信のデータパスはネットワークを経由する。詳細には、eNB200−1、S−GW300、及びeNB200−2を経由するデータパスが設定される。
図6は、D2D通信におけるデータパスを示す図である。ここでは、eNB200−1との接続を確立したUE100−1と、eNB200−2との接続を確立したUE100−2と、の間でD2D通信を行う場合を例示している。
例えば、UE100−1及びUE100−2のうち一方のUE100が、近傍に存在する他方のUE100を発見することで、D2D通信が開始される。なお、D2D通信を開始するために、UE100は、自身の近傍に存在する他のUE100を発見する(Discover)機能を有する。また、UE100は、他のUE100から発見される(Discoverable)機能を有する。
図6に示すように、D2D通信のデータパスはネットワークを経由しない。すなわち、UE間で直接的な無線通信を行う。このように、UE100−1の近傍にUE100−2が存在するのであれば、UE100−1とUE100−2との間でD2D通信を行うことによって、ネットワークのトラフィック負荷及びUE100のバッテリ消費量を削減するなどの効果が得られる。
(スケジューリングUE)
次に、本実施形態に係るスケジューリングUE100について、図7から図9を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るスケジューリングUE100が識別情報を含むメッセージをブロードキャストしている状況を説明するための説明図である。図8は、本実施形態に係るスケジューリングUE100がスケジューリングを行っている状況を説明するための説明図である。図9は、本実施形態に係るバッファ状態報告を説明するための説明図である。
次に、本実施形態に係るスケジューリングUE100について、図7から図9を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るスケジューリングUE100が識別情報を含むメッセージをブロードキャストしている状況を説明するための説明図である。図8は、本実施形態に係るスケジューリングUE100がスケジューリングを行っている状況を説明するための説明図である。図9は、本実施形態に係るバッファ状態報告を説明するための説明図である。
スケジューリングUE100は、D2D通信に用いられる無線リソースを割り当てるスケジューリング機能を有する。
図7に示すように、スケジューリングUE100は、スケジューリング機能が有効である場合、スケジューリングUEメッセージを周期的又は非周期的にブロードキャストする。スケジューリングUEメッセージは、当該メッセージを送信するUE100が無線リソースの割り当てを行うスケジューリングUEであることを示す識別情報を含む。識別情報は、スケジューリングUE100であるUE100の固有の識別子である。
スケジューリングUE100は、スケジューリングUEメッセージの他に他のUE100が当該スケジューリングUE100と同期を確立するための同期信号を周期的にブロードキャストしてもよい。同期信号は、スケジューリングUE100であるUE100の固有の識別子である識別情報を含む。
また、スケジューリングUE100は、接続を確立しているUE100に無線リソースの割り当てを行う。すなわち、スケジューリングUE100は、接続を確立しているUE100の無線リソースを管理する。
例えば、図8に示すように、スケジューリングUE100は、接続を確立しているUE100a及びUE100bのそれぞれから未送信データの量を示すバッファ状態報告(BSR)を受信する。スケジューリングUE100は、受信したバッファ状態報告に応じて、UE100a及びUE100bのそれぞれに無線リソースを割り当てる。
また、各UE100(UE100a及びUE100b)は、未送信データを優先度の異なる複数の論理チャネルグループ(例えば、LCG♯0−3)に分類してもよい。各UE100は、未送信データの種類に応じて、未送信データを予め用途が規定された論理チャネルグループに分類する。例えば、使用用途(すなわち、アプリケーション)と論理チャネルグループとを関連付けて、未送信データを分類してもよい。具体的には、例えば、リアルタイム通信(音声)の未送信データがLCG♯0に、リアルタイム通信(画像)の未送信データが、LCG♯1に、データ通信(テキスト)の未送信データがLCG♯2に、データ通信(その他)の未送信データがLCG♯3に、分類されてもよい。
なお、論理チャネルグループ毎に予め優先度が規定されている。例えば、図9に示すように、LCG♯0の優先度が最も高く、LCG♯1、LCG♯2、LCG♯3の順に優先度が低くなる。
図9に示すように、各UE100は、複数の論理チャネルグループそれぞれの未送信データの量を示すバッファ状態報告を作成する。この場合のバッファ状態報告は、各論理チャネルグループに対応する未送信データの量(Buffer Size ♯0−3)を示す。
スケジューリングUE100は、バッファ状態報告に基づく優先度に応じて、バッファ状態報告を送信したUE100が未送信データを送信するための無線リソースを割り当てる。スケジューリングUE100は、割り当てた無線リソースを示す帯域割当を各UE100に送信する。スケジューリングUE100は、帯域割当をユニキャスト又はブロードキャストによって送信してもよいし、スケジューリングUE100が無線リソースの割り当てを行うUE100からなるグループにグループキャストによって送信してもよい。
なお、スケジューリングUE100は、予め規定された変調方式及びチャネル符号化率(MCS)を用いて、帯域割当を送信してもよい。
また、スケジューリングUE100は、UE100からの再送要求(すなわち、帯域割当の受信における否定応答(NAK))に基づく帯域割当を再送する再送処理(すなわち、MACレイヤにおけるHARQ再送処理)を行わなくてもよい。スケジューリングUE100は、再送処理を行わない代わりに、エラー耐性を向上させるため、UE100からの要求又はUE100との間の通信方式の種類に応じて帯域割当を繰り返して送信してもよい。例えば、スケジューリングUE100は、通信方式がブロードキャスト方式又はグループキャスト方式である場合に、UE100からの要求なく、帯域割当を繰り返し送信してもよい。
(スケジューリングUE100の探索)
次に、本実施形態に係るスケジューリングUE(Scheduling UE)100の探索について、図10及び図11を用いて説明する。図10は、本実施形態に係るUE100の動作を説明するためのフローチャートである。図11は、本実施形態に係るUE100がスケジューリングUE100に接続する動作例を示すシーケンス図である。
次に、本実施形態に係るスケジューリングUE(Scheduling UE)100の探索について、図10及び図11を用いて説明する。図10は、本実施形態に係るUE100の動作を説明するためのフローチャートである。図11は、本実施形態に係るUE100がスケジューリングUE100に接続する動作例を示すシーケンス図である。
図10に示すように、ステップS101において、UE100は、スケジューリングUE100を探索する。具体的には、UE100は、上述のスケジューリングUEメッセージを含む信号を探索する。
なお、UE100は、ネットワークの代わりにUE100が無線リソースの割り当てを行うことが可能なパブリックセーフティ(public safety)という状況であると判定した場合に、スケジューリングUE100の探索を開始する。
UE100は、例えば、eNB200からの信号を所定期間受信しない場合、eNB200からパブリックセーフティの状況である旨の通知を受信した場合、又は、eNB200から緊急速報を受信してから所定期間経過した場合に、パブリックセーフティという状況であると判定する。
ステップS102において、UE100は、スケジューリングUE100を発見したか否かを判定する。具体的には、UE100は、スケジューリングUEメッセージを含む信号(以下、報知信号と適宜称する)を検知しなかった場合(「NO」の場合)、スケジューリングUE100を発見しなかったと判定し、ステップS103の処理を実行する。一方、UE100は、スケジューリングUEメッセージを含む信号を検知した場合(「YES」の場合)、スケジューリングUE100を発見したと判定し、ステップS107の処理を実行する。
ステップS103において、UE100は、バッテリに余裕があるか否かを判定する。具体的には、UE100は、バッテリ残量が閾値を超えているか否かを判定する。UE100は、バッテリ残量が閾値以下である場合、すなわち、バッテリ残量が少ない場合(「NO」の場合)、ステップS104の処理を実行する。一方、UE100は、バッテリ残量が閾値を超えている場合、すなわち、バッテリ残量が多い場合(「YES」の場合)、ステップS105の処理を実行する。
ステップS104において、UE100は、スリープ(Sleep)モードに入る。具体的には、UE100は、無線送受信機110を間欠的に起動する間欠受信を行う。すなわち、UE100は、周期的に無線送受信機110への給電を停止する。
一方、ステップS105において、UE100は、ステップS103においてバッテリ残量が閾値を超えている場合、スケジューリング機能を起動させる。これにより、UE100のスケジューリング機能が有効になる。
なお、UE100は、スケジューリング機能を有さない場合、ステップS105の処理を実行できないため、動作を終了する。
ステップS106において、UE100は、報知信号の送信を開始する。
一方、ステップS107において、UE100は、ステップS102において報知信号を検知した場合、スケジューリングUE100との間で、少なくとも同期を確立する。本実施形態において、UE100は、同期の確立に加えて、スケジューリングUE100との接続を確立する。UE100とスケジューリングUE100との接続の確立は、後述にて詳細に説明する。
なお、UE100は、スケジューリングUE100と接続を確立せずに、同期の確立のみを行う場合、報知信号又はスケジューリングUE100から送信される同期信号を用いて、スケジューリングUE100からUE100の方向における無線リンクの同期を確立する。
ステップS108において、UE100は、バッテリの状態を示すバッテリ情報をスケジューリングUE100に送信する。バッテリ情報は、例えば、バッテリの残量、バッテリ使用率又は使用したバッテリ量などを示す情報である。スケジューリングUE100は、後述するように、バッテリ情報に基づいて、スケジューリングUE100になることを要求するUE100を決定する。
ステップS109において、UE100は、他のUE100に送信するためのユーザデータを有するか否かを判定する。UE100は、当該ユーザデータを有さない場合(「NO」の場合)、ステップS110の処理を実行する。一方、UE100は、当該ユーザデータを有する場合、ステップS111の処理を実行する。
なお、UE100は、送信のためのユーザデータだけでなく、受信するユーザデータがない場合に、ステップS110の処理を実行してもよい。
ステップS110において、UE100は、少なくともスケジューリングUE100との同期を確立した状態で、スリープモードに入る。UE100は、ケジューリングUE100との接続を確立したまま、スリープモードに入ってもよい。
一方、ステップS111において、UE100は、当該ユーザデータを送信するための処理を行う。具体的には、UE100は、スケジューリングUE100から無線リソースの割当情報である帯域割当を受信する。なお、UE100は、無線リソースの割り当ててもらうために、スケジューリングUE100に、無線リソースの割り当てを要求してもよい。
UE100は、帯域割当に基づいて、UE100に割り当てられたユーザデータの送信に用いる無線リソースを認識し、当該無線リソースを用いて他のUE100にユーザデータを送信する。
なお、UE100は、ユーザデータの送受信を行う通信グループ毎に接続を確立する。UE100は、接続及びD2D通信のために、予め規定された設定によって接続及びD2D通信を行ってもよいし、通信グループを構成するUE100間で新たに設定を規定してもよい。また、各通信グループを構成するUE100は、グループ独自のプロトコル(例えば、暗号化方式、暗号化キーなどの秘匿技術)を規定してもよい。これにより、異なる通信グループが、共存することが可能となる。
(スケジューリングUE100との接続)
次に、UE100のスケジューリングUE100との接続について、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態に係るUE100とスケジューリングUE100との接続を説明するためのシーケンス図である。
次に、UE100のスケジューリングUE100との接続について、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態に係るUE100とスケジューリングUE100との接続を説明するためのシーケンス図である。
図11に示すように、ステップS201において、UE100は、スケジューリングUE100を探索する。
ステップS202において、スケジューリングUE100は、スケジューリングUEメッセージを含む報知信号(ブロードキャスト信号)を送信する。UE100は、報知信号を受信する。UE100は、報知信号の受信によって、スケジューリングUE100を発見(検知)する。なお、スケジューリングUEメッセージは、識別情報として、スケジューリングUE100であるUE100の固有の識別子(SchedulingUE固有ID)を含む。
ステップS203において、UE100は、スケジューリングUE100を検知した場合、スケジューリングUE100との接続を確立するためのランダムアクセス手続を開始する。具体的には、UE100は、ランダムアクセスプリアンブル(RACH preamble)を検知したスケジューリングUE100に送信する。スケジューリングUE100は、ランダムアクセスプリアンブルを受信する。スケジューリングUE100は、ランダムアクセスプリアンブルの受信に基づいて、UE100からの送信タイミングを推定する。
ステップS204において、スケジューリングUE100は、ランダムアクセスプリアンブルの応答であるランダムアクセス応答(RACH Response)をUE100に送信する。UE100は、ランダムアクセス応答を受信する。
ランダムアクセス応答は、ランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)、一時的識別子(RNTI)、タイミング補正値(TA)及びスケジューリンググラント(UL Grant)を含む。
ランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)は、スケジューリングUE100が受信したランダムアクセスプリアンブルを特定するための識別子である。
一時的識別子(RNTI)は、UE100とスケジューリングUE100との間のD2D通信に用いられる一時的な識別子である。なお、ランダムアクセス応答は、一時的識別子として、D2D通信に用いられる複数の種類の識別子(Temporary D2D−RNTI)を含んでもよい。複数の種類の識別子は、例えば、ユーザデータの送信に用いられる一時的識別子、制御情報(例えば、帯域割当)の送信に用いられる一時的識別子などの送信する情報の種類に応じた複数の識別子を含んでもよいし、ユニキャスト、グループキャストなどの通信方式の種類に応じた複数の識別子を含んでもよい。スケジューリングUE100は、例えば、UE100に割り当てた無線リソースを送信するために、一時的識別子を用いる。
タイミング補正値(TA)は、ステップS203においてスケジューリングUE100が推定したUE100からの送信タイミングを補正するための補正値である。UE100は、UE100からスケジューリングUE100の方向における同期を確立するために、タイミング補正値に基づいて、送信タイミングを補正する。
スケジューリンググラント(UL Grant)は、ステップS205においてUE100がスケジューリングUE100に送信するメッセージ(Msg3)を送信するために用いられる無線リソースの割当情報である。
ステップS205において、UE100は、スケジューリングUE100との接続を確立するためのメッセージ(Msg3)をスケジューリングUE100に送信する。スケジューリングUE100は、受信したメッセージに基づいて、UE100との接続を確立する。当該メッセージは、例えば、RRCレイヤにおける接続(以下、RRC接続と適宜称する)の要求及びUE100の識別子を含む。
なお、UE100は、スケジューリングUE100とRRC接続を行う場合であって、D2D通信のために予め規定されたRRC接続のための設定値がある場合には、RRC接続のための情報の送信を省略してもよい。スケジューリングUE100及びUE100は、規定された設定値に基づいて、RRC接続の設定を行う。
ステップS206において、スケジューリングUE100は、ランダムアクセス手続の成否を判定するために用いられる競合解決メッセージ(Contention Resolusion)をUE100に送信する。UE100は、競合解決メッセージを受信する。競合解決メッセージは、UE100が送信したメッセージ及びステップS205において送信したUE100の識別子を含む。
UE100は、競合解決メッセージに含まれるUE100の識別子と、ステップS205において送信したUE100の識別子とを比較する。また、UE100は、競合解決メッセージに含まれるメッセージに含まれる他の情報とステップS205において送信したメッセージに含まれる他の情報とを比較する。UE100は、比較した結果、UE100の識別子及び他の情報が一致していた場合、ランダムアクセス手続が成功したと判定する。一方、UE100は、これらの情報が一致していない場合、ランダムアクセス手続が失敗したと判定する。UE100は、ランダムアクセス手続が失敗したと判定した場合、再びランダムアクセス手続を開始する。
なお、スケジューリングUE100は、競合解決メッセージの送信を省略してもよい。例えば、スケジューリングUE100は、無線リソースの割り当てを行うUE100の数に応じて、競合解決メッセージの送信を省略できる。スケジューリングUE100は、当該UE100の数が閾値を超えた場合に、新たにランダムアクセス手続を開始したUE100に対して、競合解決メッセージの送信を省略する。
なお、UE100は、スケジューリングUE100との間において、MACレイヤ及びRRCレイヤにおける接続を確立せずに、PHYレイヤにおける接続のみを確立してもよい。UE100は、PHYレイヤにおける接続を確立した後、スケジューリングUE100からのPHYレイヤにおけるメッセージの待ち受けを開始する。スケジューリングUE100が、PHYにおけるメッセージをブロードキャスト又はグループキャストによって送信した場合、待ち受けを開始したUE100は、PHYにおけるメッセージを受信できる。
(他のUE100からの信号の受信)
次に、スケジューリングUE100又は当該スケジューリングUE100から無線リソースを割り当てられているUE100が、他のUE100から信号を受信するケースについて、図12から図17を用いて説明する。
次に、スケジューリングUE100又は当該スケジューリングUE100から無線リソースを割り当てられているUE100が、他のUE100から信号を受信するケースについて、図12から図17を用いて説明する。
(1)ケース1A
ケース1Aは、スケジューリングUE100又は当該スケジューリングUE100から無線リソースを割り当てられているUE100が、他のスケジューリングUE100から報知信号を受信するケースである。ケース1Aについて、図12から図17を用いて説明する。図12は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Aの動作環境を説明するための説明図である。図13及び図14は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Aの動作を説明するためのシーケンス図である。図15は、実施形態に係る同期補正動作を説明するための説明図である。
ケース1Aは、スケジューリングUE100又は当該スケジューリングUE100から無線リソースを割り当てられているUE100が、他のスケジューリングUE100から報知信号を受信するケースである。ケース1Aについて、図12から図17を用いて説明する。図12は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Aの動作環境を説明するための説明図である。図13及び図14は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Aの動作を説明するためのシーケンス図である。図15は、実施形態に係る同期補正動作を説明するための説明図である。
図12に示すように、スケジューリングUE100a、スケジューリングUE100b及びスケジューリングUE100aから無線リソースを割り当てられるUE100cが存在する。スケジューリングUE100bは、UE100cに隣接しており、スケジューリングUE100bは、スケジューリングUE100aから無線リソースの割り当てが管理されていない。
UE100cは、スケジューリングUE100aとの接続を確立した後、スケジューリングUE100の探索を停止している。
このような動作環境において、各UE100は、以下の動作を行う。
まず、図13に示すように、ステップS301において、UE100cは、スケジューリングUE100aにバッファ状態報告を送信する。スケジューリングUE100aは、バッファ状態報告を受信する。
ステップS302において、スケジューリングUE100aは、バッファ状態報告に基づいて、帯域割当をUE100cに送信する。UE100cは、帯域割当を受信する。
ステップS303において、スケジューリングUE100aは、スケジューリングUE100aの固有の識別子(SchedulingUE固有ID♯1)を含む報知信号を送信する。
ステップS304において、スケジューリングUE100bは、ステップS303と同様に、スケジューリングUE100bの固有の識別子(SchedulingUE固有ID♯2)を含む報知信号を送信する。UE100cは、スケジューリングUE100bからの報知信号によって、干渉を検知したと判定する。例えば、UE100cは、スケジューリングUE100aからのユーザデータを受信できなかった場合に、干渉を検知したと判定する。
ステップS305において、UE100cは、干渉を検知した場合、スケジューリングUE100の探索を再開する。
ステップS306において、スケジューリングUE100bは、ステップS304と同様に、スケジューリングUE100bの固有の識別子(SchedulingUE固有ID♯2)を含む報知信号を送信する。UE100cは、スケジューリングUE100の探索によって、スケジューリングUE100bからの報知信号を受信する。
UE100cは、スケジューリングUE100aに通知していないスケジューリングUE100を検知した場合、ステップS307の処理を実行する。一方、UE100cは、スケジューリングUE100aに通知済みのスケジューリングUE100を検知した場合、処理を終了する。また、UE100cは、スケジューリングUE100aからの報知信号を受信した場合も処理を終了する。
UE100cは、干渉元となるスケジューリングUE100を検知した場合、スケジューリングUE100の探索を再び停止してもよい。
図12及び図13に示すように、ステップS307において、UE100cは、スケジューリングUE100aに通知していないスケジューリングUE100を検知した場合、隣接スケジューリングUE情報をスケジューリングUE100aに通知する。スケジューリングUE100aは、隣接スケジューリングUE情報を受信する。
隣接スケジューリングUE情報は、無線リソースを割り当てられていないスケジューリングUE100からの報知信号を検知したことを示す情報である。隣接スケジューリングUE情報は、受信した報知信号に含まれるスケジューリングUE100cの固有の識別子(SchedulingUE固有ID♯2)を含む。
スケジューリングUE100aは、UE100cから通知されたスケジューリングUE100bが検知していないスケジューリングUE100であると判定した場合、ステップS311の処理を実行する。一方、スケジューリングUE100aは、スケジューリングUE100bが検知しているスケジューリングUE100であると判定した場合、ステップS321の処理を実行する。なお、スケジューリングUE100aは、隣接スケジューリングUE情報に含まれる識別子に基づいて、判定を行う。
ステップS311において、スケジューリングUE100aは、スケジューリングUE100bを未検知であることを示す未検知フラグを含む隣接スケジューリングUE情報応答をUE100cに送信する。UE100cは、隣接スケジューリングUE情報応答を受信する。
ステップS312において、UE100cは、未検知フラグを含む隣接スケジューリングUE情報を受信した場合、スケジューリング機能を起動する。
ステップS313において、UE100cは、スケジューリング機能を起動したことを示すスケジューリング起動情報をスケジューリングUE100aに送信する。スケジューリングUE100aは、スケジューリング起動情報を受信する。
スケジューリング起動情報は、一時識別子(C−RNTI♯3)及びUE100cの固有の識別子(UE固有ID♯3)を含む。スケジューリングUE100aは、隣接するスケジューリングUEとして、C−RNTI♯3及びUE固有ID♯3を有するUE100cが起動したことが分かる。なお、一時識別子は、例えば、制御情報に付加するCRC(巡回冗長検査)のためのスクランブルなどに用いられてもよい。
ステップS314において、スケジューリングUE100aは、スケジューリング起動情報応答をスケジューリングUE100cに送信する。スケジューリングUE100cは、スケジューリング起動情報応答を受信する。
スケジューリングUE100aは、無線リソースの割り当てを行うUE100をスケジューリングUE100cと分担して担当すると判定した場合、スケジューリングUE100aが割り当て可能な無線リソースの分割を行う。スケジューリングUE100aは、各スケジューリングUE100を示す識別子(UE固有ID♯n)と、各スケジューリングUE100が割り当て可能な無線リソースの割当情報(帯域割当)と、をスケジューリングUE100cに送信する。本実施形態において、各スケジューリングUE100を示す識別子は、スケジューリングUE100aを示すUE固有♯1及びスケジューリングUE100cを示すUE固有♯3である。また、無線リソースの割当情報は、スケジューリングUE100a及びスケジューリングUE100cのそれぞれの帯域割当である。なお、スケジューリングUE100aは、各スケジューリングUE100を示す識別子及び無線リソースの割当情報の代わりに、スケジューリングUE100cの帯域割当のみを送信してもよい。 ステップS315において、各スケジューリングUE100(UE100a、UE100b及びUE100c)は、同期補正動作を行う。同期補正動作については、後述にて説明する。
一方、ステップS321において、スケジューリングUE100aは、スケジューリングUE100bが検知しているスケジューリングUE100であると判定した場合、スケジューリングUE100bを検知済みであることを示す検知済みフラグを含む隣接スケジューリングUE情報応答をUE100cに送信する。UE100cは、隣接スケジューリングUE情報応答を受信する。
スケジューリングUE100cは、検知済みフラグを含む隣接スケジューリングUE情報応答を受信した場合、スケジューリングUE100の探索を再び停止してもよい。
次に、上述したステップS315における同期補正動作について、図14を用いて説明する。
図14に示すように、ステップS351からS355は、図11のステップS202からS206に対応する。
スケジューリングUE100cは、ステップS352からS355のランダムアクセス手続によって、スケジューリングUE100bとD2D通信の同期タイミングがずれていると判定する。スケジューリングUE100cは、同期タイミングがずれていると判定した場合、同期タイミングを合わせるための補正を行うため、ステップS356の処理を実行する。
ステップS356において、スケジューリングUE100cは、同期タイミングを合わせるための同期補正要求をスケジューリングUE100bに送信する。スケジューリングUE100bは、同期補正要求を受信する。
同期補正要求は、スケジューリングUE100bからスケジューリングUE100cの方向におけるタイミング補正値(TA)及び同期補正を行う対象を決定するための指標として、同期タイミングが同一のスケジューリングUE100の配下のUEの数を含む。
なお、当該指標となるUEの数として、同期タイミングが同一のスケジューリングUE100の数であってもよいし、同期補正要求を送信するスケジューリングUE100自身の配下のUEの数であってもよい。指標となるUEの数の大小によって、同期補正を行う対象を決定する。また、当該指標として、スケジューリングUE100の固有のIDであってもよい。この場合、固有のIDの大小によって、同期補正を行う対象を決定する。
なお、上記指標の組み合わせによって、同期補正を行う対象を決定してもよい。
また、上述の指標となる情報を、各スケジューリングUE100同期補正要求を行う場合に、他のスケジューリングUE100に要求してもよいし、周期的に指標となる情報を受信してもよい。また、当該指標が更新された場合に、スケジューリングUE100は、指標となる情報を送信してもよい。
本実施形態において、指標となるUE数が少ない方が同期補正を行う。また、本実施形態では、スケジューリングUE100aとスケジューリングUE100cとの同期タイミングが同一であると仮定して説明する。
スケジューリングUE100aの配下の数がAであり、スケジューリングUE100cの配下の数がCであり、合計のUE数がN(=A+C)である。一方、スケジューリングUE100bの配下の数がMである。
ステップS357において、スケジューリングUE100bは、同期補正要求の応答として、同期補正応答をスケジューリングUE100cに送信する。スケジューリングUE100cは、同期補正応答を受信する。
同期補正応答は、スケジューリングUE100cからスケジューリングUE100bの方向におけるタイミング補正値(TA)及びステップS356と同様に、同期タイミングが同一のスケジューリングUE100の配下のUEの数を含む。
本実施形態において、スケジューリングUE100bは、他のスケジューリングUE100と同期を確立しておらず、スケジューリングUE100bの配下のUEの数がMである。
ここで、MがNより大きい場合(N<M)の場合、ステップS361の処理が実行される。一方、MがN以下である場合(N≧M)の場合、ステップS381の処理が実行される。
ステップS361において、同期タイミングが同一のスケジューリングUE100の配下のUEの数が、スケジューリングUE100bに比べて、スケジューリングUE100cの方が少ないため、スケジューリングUE100cは、ステップS356及びS357のタイミング補正値に基づいて、同期補正を行う。
図15に示すように、スケジューリングUE100cは、同期タイミングを合わせるために、スケジューリングUE100cの所定のサブフレームであるサブフレーム♯m2を設定せずに、次のサブフレームであるサブフレーム♯m3の先頭を、スケジューリングUE100bのサブフレーム♯n3の先頭に一致させてもよい。
また、スケジューリングUE100cは、同期タイミングを合わせる旨を配下のUE100に送信してもよい。スケジューリングUE100cは、当該通知とともに、タイミング補正値を送信してもよい。
ステップS362において、スケジューリングUE100cは、ステップS356と同様に、同期補正要求をスケジューリングUE100aに送信する。スケジューリングUE100aは、同期補正要求を受信する。なお、スケジューリングUE100cにおける同期タイミングが同一のスケジューリングUE100の配下のUEの数は、M+Cである。
ステップS363において、スケジューリングUE100aは、ステップS357と同様に、同期補正応答をスケジューリングUE100cに送信する。スケジューリングUE100cは、同期補正応答を受信する。スケジューリングUE100cは、同期補正応答を受信する。なお、スケジューリングUE100aにおける同期タイミングが同一のスケジューリングUE100の配下のUEの数は、Aである。
ステップS364において、UE数M+Cの方がUE数Aよりも大きいため、スケジューリングUE100aは、ステップS361と同様に、ステップS362及びS363のタイミング補正値に基づいて、同期補正を行う。
なお、スケジューリングUE100cは、UE数M+Cの方がUE数Aよりも大きいと予め判定した場合、UE数の送信を省略してもよい。この場合、スケジューリングUE100cは、同期補正を行わせるための同期補正指示を送信してもよい。
図14に戻り、ステップS381において、同期タイミングが同一のスケジューリングUE100の配下のUEの数が、スケジューリングUE100cに比べて、スケジューリングUE100bの方が少ないため、スケジューリングUE100cは、ステップS361と同様に、ステップS356及びS357のタイミング補正値に基づいて、同期補正を行う。
(2)ケース2A
ケース2Aは、スケジューリングUE100が、無線リソースを管理していない他のUE100から特定の情報を受信するケースである。ケース2Aについて、図16及び図17を用いて説明する。図16は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース2Aの動作環境を説明するための説明図である。図17は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース2Aにおいて、特定の情報を送信する際に用いられる無線リソースを説明するための説明図である。
ケース2Aは、スケジューリングUE100が、無線リソースを管理していない他のUE100から特定の情報を受信するケースである。ケース2Aについて、図16及び図17を用いて説明する。図16は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース2Aの動作環境を説明するための説明図である。図17は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース2Aにおいて、特定の情報を送信する際に用いられる無線リソースを説明するための説明図である。
図16に示すように、スケジューリングUE100a、スケジューリングUE100b、UE100c、UE100d及びUE100eが存在する。スケジューリングUE100aは、UE100cの無線リソースを管理している。一方、スケジューリングUE100aに隣接するスケジューリングUE100bは、UE100d及びUE100eの無線リソースを管理している。
まず、UE100cは、特定のUE100に向けた特定の情報をブロードキャストすると判定する。特定の情報とは、特定の論理チャネルグループ(例えば、LCG ID=0)に分類される情報であり、例えば、緊急用のデータを示す情報である。特定の情報は、特定のUE100が受信するまで転送される情報である。
本実施形態において、スケジューリングUE100aは、特定の情報(LCG ID=0の情報)を送信するための専用の無線リソースを確保しておく。具体的には、図17に示すように、スケジューリングUE100aが無線リソースの割り当てが可能な周波数帯域のうち、所定の領域を確保しておく。スケジューリングUE100aは、当該専用の無線リソースを示す情報を周期的にブロードキャストしている。
UE100cは、LCG ID=0に分類された未送信データの量を示すバッファ状態報告をスケジューリングUE100aに送信する。スケジューリングUE100aは、UE100cからのバッファ状態報告によって、未送信のデータがLCG ID=0に分類されている場合、専用の無線リソースを割り当てる。この場合、スケジューリングUE100aは、LCG ID=0に分類されている未送信データの送信にのみ使用される量の無線リソースを割り当てる。スケジューリングUE100aは、割り当てた無線リソースの割当情報(帯域割当)をUE100cに送信する。UE100cは、帯域割当に基づいて、専用の無線リソースを用いて特定の情報を送信する。
スケジューリングUE100bは、無線リソースを管理していないUE100cからの特定の情報を受信する。スケジューリングUE100bは、スケジューリングUE100aからの専用の無線リソースを示す情報の受信によって、受信した情報が専用の周波数領域が用いられていることが分かる。このため、スケジューリングUE100bは、UE100cから受信した情報が特定の情報であると判定する。
なお、専用の無線リソースを示す情報は、予め規定されていてもよい。この場合、スケジューリングUE100bは、専用の無線リソースを示す情報を受信せずに、UE100cから受信した情報が特定の情報であると判定してもよい。
また、スケジューリングUE100bが、特定の情報であるか否かを判定するために、UE100cは、特定の情報のヘッダ部分に特定の論理チャネルグループ(例えば、LCG ID=0)に分類されるデータである旨のフラグを設定してもよい。スケジューリングUE100bは、ヘッダ部分における当該フラグの有無によって、特定の情報か否かを判定することができる。
スケジューリングUE100bは、特定の情報がスケジューリングUE100bに向けられた情報でないと判定した場合、スケジューリングUE100bは、特定の情報を転送すると判定する。
なお、スケジューリングUE100bが転送するか否かを判定するために、UE100cは、特定の情報のヘッダ部分にユニークな数値を設定してもよい。スケジューリングUE100bは、受信した特定の情報のヘッダ部分に設定されたユニークな数値と同じ数値を有する特定の情報を受信していない場合(又は、一定期間受信していない場合)、当該特定の情報を転送すると判定してもよい。
例えば、スケジューリングUE100bは、特定の情報がスケジューリングUE100b宛ての識別子を含んでいない場合、又は、特定の情報が上位レイヤにおいて複合できない場合に、スケジューリングUE100bに向けられた情報でないと判定する。
図17に示すように、スケジューリングUE100bは、スケジューリングUE100bと同様に、専用の無線リソースを用いて特定の情報をブロードキャストする。
また、特定の情報を受信したUE100dは、受信した情報が特定の情報であると判定した場合、上述と同様に、専用の無線リソースを用いて特定の情報をブロードキャストする。このようにして、特定の情報が、次々に転送されていく。
なお、各スケジューリングUE100は、特定の情報の滞留を防ぐために、自身の配下のUE100から特定の情報を受信した場合は、当該特定の情報をブロードキャストしないと判定してもよい。また、各スケジューリングUE100は、同じUE100からの特定の情報を所定期間内に受信した場合、当該特定の情報をブロードキャストしないと判定してもよい。また、スケジューリングUE100は、特定の情報がスケジューリングUE100の配下のUE100宛てである場合には、ブロードキャストせずに、ユニキャスト又はグループキャストによって送信してもよい。
(スケジューリング機能の起動)
次に、UE100がスケジューリング機能を起動するケースについて、図18から図22を用いて説明する。なお、上述の(スケジューリングUE100の探索)で説明したケースの説明については、省略する。
次に、UE100がスケジューリング機能を起動するケースについて、図18から図22を用いて説明する。なお、上述の(スケジューリングUE100の探索)で説明したケースの説明については、省略する。
(1)ケース1B
ケース1Bは、スケジューリングUE100からの報知信号の信号強度である受信強度が閾値以下になった場合に、スケジューリングUE100の配下のUE100がスケジューリング機能を起動するケースである。ケース1Bについて、図18から図20を用いて説明する。図18は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Bの動作環境を説明するための説明図である。図19は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Bの動作を説明するためのシーケンス図である。図20は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Bの動作を説明するためのフローチャートである。
ケース1Bは、スケジューリングUE100からの報知信号の信号強度である受信強度が閾値以下になった場合に、スケジューリングUE100の配下のUE100がスケジューリング機能を起動するケースである。ケース1Bについて、図18から図20を用いて説明する。図18は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Bの動作環境を説明するための説明図である。図19は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Bの動作を説明するためのシーケンス図である。図20は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース1Bの動作を説明するためのフローチャートである。
図18に示すように、スケジューリングUE100a、UE100b及びUE100cが存在する。スケジューリングUE100aは、UE100b及びUE100cの無線リソースを管理している。
このような動作環境において、各UE100は、以下の動作を行う。
図19に示すように、ステップS401において、スケジューリングUE100aは、図11のステップS202と同様に、報知信号を送信する。UE100bは、報知信号を改めて検知する。
図19及び図20に示すように、ステップS402(すなわち、ステップS402−1)において、UE100bは、改めて報知信号の受信強度Prを計測する。
ステップS402−2において、UE100bは、報知信号の受信強度Prが閾値Pthresh以下であるかを判定する。UE100bは、受信強度Prが閾値Pthreshより大きい場合(「NO」の場合)、処理を終了する。一方、UE100bは、受信強度Prが閾値Pthresh以下である場合(「YES」の場合)、ステップS403の処理を実行する。
ステップS403は、図13のステップS312に対応する。具体的には、UE100bは、スケジューリングUEとして起動する。すなわち、UE100bは、スケジューリング機能を起動して、スケジューリング機能を有効にする。
ステップS404及びS405は、図13のステップS313及びS314に対応する。
ステップS406において、スケジューリングUE100bは、スケジューリングUE100bの固有の識別子(SchedulingUE固有ID♯2)を含む報知信号を送信する。
(2)ケース2B
ケース2Bは、UE100が、スケジューリングUE100から譲渡要求の受信によって、スケジューリング機能を起動するケースである。ケース2Bについて、図21及び図22を用いて説明する。図21は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース2Bの動作を説明するためのシーケンス図である。図22は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース2Bの動作を説明するためのフローチャートである。
ケース2Bは、UE100が、スケジューリングUE100から譲渡要求の受信によって、スケジューリング機能を起動するケースである。ケース2Bについて、図21及び図22を用いて説明する。図21は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース2Bの動作を説明するためのシーケンス図である。図22は、実施形態に係る移動通信システムにおけるケース2Bの動作を説明するためのフローチャートである。
ケース2Bにおける動作環境は、上述のケース1Bと同様の動作環境である。
図21に示すように、ステップS501において、スケジューリングUE100aは、図11のステップS202と同様に、報知信号を送信する。
ステップS502において、スケジューリングUE100aは、譲渡判定を行う。具体的には、スケジューリングUE100aは、無線リソースの割り当ての役割(以下、スケジューリング役割と適宜称する)を他のUE100に譲渡するか否かを判定する。
図22に示すように、ステップS502−1において、スケジューリングUE100aは、自身のバッテリ残量が閾値以下であるか否かを判定する。スケジューリングUE100aは、バッテリ残量が閾値以下でない場合(「NO」の場合)、無線リソースの割り当てを引き続き行う。一方、スケジューリングUE100aは、バッテリ残量が閾値以下である場合(「YES」の場合)、ステップS502−2の処理を実行する。
ステップS502−2において、スケジューリングUE100aは、UE100のバッテリリストに基づいて、スケジューリング役割の譲渡先UE100の候補を選定する。
スケジューリングUE100aは、上述の図10のステップS108で説明したように、バッテリ情報を受信する。スケジューリングUE100aは、受信したバッテリ情報に基づいて、バッテリリストを作成する。バッテリリストは、例えば、UE100の識別情報、バッテリ情報に示されたバッテリ残量、バッテリリストへの登録時刻、バッテリ残量の予測値などの情報を含む。スケジューリングUE100aは、例えば、無線リソースの割り当て状況に基づいて、バッテリ残量の予測値を決定する。
例えば、スケジューリングUE100aは、バッテリ残量の予測値に基づいて、一定時間後のバッテリ残量が最も多いUE100を候補UE100に選定する。本実施形態において、UE100bが候補要求に選定されたと仮定して説明を進める。
図21及び図22に示すように、ステップS503において、スケジューリングUE100aは、譲渡要求を候補UE100bに送信する。UE100bは、譲渡要求を受信する。譲渡要求を受信したUE100bは、スケジューリング機能を起動する。
譲渡要求は、スケジューリングUE100aの代わりにスケジューリングUEになることを候補UE100bに要求するものである。スケジューリングUE100aは、譲渡要求とともに、スケジューリングUE100aによって無線リソースが管理されていたUE100に関する情報を送信してもよい。また、スケジューリングUE100aは、譲渡要求とともに、後述の報知信号の送信先を切り替えるタイミングを示す情報を送信してもよい。
ステップS504において、UE100bは、譲渡要求を受信したサブフレームの次のサブフレームから報知信号の送信を開始すると判定する。
ステップS505において、スケジューリングUE100aは、UE100bが譲渡要求を受信したサブフレームの次のサブフレームから報知信号の送信を停止すると判定する。
ステップS506において、UE100b(すなわち、現スケジューリングUE100b)は、報知信号の送信を開始する。一方、UE100a(すなわち、元スケジューリングUE100a)は、UE100bの報知信号の送信を開始するタイミングに合わせて、報知信号の送信を停止する。これにより、報知信号の送信先がタイミングよく切り替わる。
(実施形態のまとめ)
本実施形態において、UE100は、スケジューリング機能が有効である場合、スケジューリングUE100であることを示す識別情報を含むスケジューリングUEメッセージを周期的又は非周期的にブロードキャストする。これにより、スケジューリングUE100の周辺に存在するUE100は、無線リソースの割り当てを行うスケジューリングUE100を発見することができる。従って、スケジューリングUE100が複数のUE100を代表して無線リソースの割り当てを行うことよって、無線リソースの重複が抑制できる。
本実施形態において、UE100は、スケジューリング機能が有効である場合、スケジューリングUE100であることを示す識別情報を含むスケジューリングUEメッセージを周期的又は非周期的にブロードキャストする。これにより、スケジューリングUE100の周辺に存在するUE100は、無線リソースの割り当てを行うスケジューリングUE100を発見することができる。従って、スケジューリングUE100が複数のUE100を代表して無線リソースの割り当てを行うことよって、無線リソースの重複が抑制できる。
また、UE100は、スケジューリングUE100の探索によって、スケジューリングUEメッセージを含む報知信号を検知した場合、スケジューリングUEメッセージをブロードキャストするスケジューリングUE100との間で、少なくとも同期を確立する。これにより、UE100とスケジューリングUE100との間で、同期タイミングのずれによって、UE100とスケジューリングUE100との間で、ブロードキャスト情報などの受信障害が発生することを抑制できる。
また、UE100は、報知信号又はスケジューリングUE100から送信される同期信号を用いて、スケジューリングUE100との間で同期を確立する。これにより、ネットワークの状況が不安定であっても、同期を確立することができる。
また、UE100は、同期の確立に加えて、スケジューリングUE100と接続を確立する。これにより、UE100は、スケジューリングUE100から無線リソースを割り当てられることが可能であり、無線リソースの重複が抑制可能となる。
また、UE100は、報知信号を検知した場合、ランダムアクセス手続を開始する。
スケジューリングUE100は、ランダムアクセス手続に基づいて、UE100に割り当てた無線リソースを送信するために用いられる一時的識別子をUE100に送信する。これにより、スケジューリングUE100は、UE100が指定した一時的識別子を用いて無線リソースを管理することができるため、無線リソースの割当情報の送信及び無線リソースの割り当てなどの無線リソースの管理が容易になり、スケジューリングUE100の負荷を低減できる。
スケジューリングUE100は、ランダムアクセス手続に基づいて、UE100に割り当てた無線リソースを送信するために用いられる一時的識別子をUE100に送信する。これにより、スケジューリングUE100は、UE100が指定した一時的識別子を用いて無線リソースを管理することができるため、無線リソースの割当情報の送信及び無線リソースの割り当てなどの無線リソースの管理が容易になり、スケジューリングUE100の負荷を低減できる。
また、UE100は、ランダムアクセス手続において、RRC接続のための情報の送信を省略し、D2D通信のために予め規定された設定値を用いてRRC接続を行う。これにより、UE100は、早急にスケジューリングUE100との接続を確立できる。
また、スケジューリングUE100は、ランダムアクセス手続において、競合解決メッセージの送信を省略する。これにより、スケジューリングUE100は、早急にUE100との接続を確立できる。また、スケジューリングUE100は、バッテリの消耗を抑制できる。
また、UE100は、スケジューリングUE100との間において、PHY接続のみを確立し、スケジューリングUE100からのPHYレイヤにおけるメッセージの待ち受けを開始する。これにより、スケジューリングUE100が、PHYにおけるメッセージをブロードキャスト又はグループキャストによって送信した場合、待ち受けを開始したUE100は、PHYにおけるメッセージを受信できる。
また、UE100は、送受信するデータがない場合、無線送受信機110を間欠的に起動する間欠受信を行う。これにより、UE100は、無線送受信機110への給電を停止することができるため、バッテリの消耗を抑制できる。
また、UE100は、報知信号を検知しなかった場合、スケジューリング機能を有効にする。これにより、スケジューリング機能を有効にしたUE100が、周辺にスケジューリングUE100が存在しない場合には、周辺UE100を代表して無線リソースを割り当てることができるため、無線リソースの重複を抑制できる。
また、UE100は、報知信号を検知せず、且つ、バッテリ残量が閾値を超えている場合に、スケジューリング機能を有効にする。これにより、UE100は、無線リソースの割り当てを開始してからすぐに、バッテリ残量がなくなることを抑制できる。
また、スケジューリングUE100は、UE100からバッファ状態報告を受信する。スケジューリングUE100は、バッファ状態報告に応じて、UE100に無線リソースの割り当てを行う。これにより、スケジューリングUE100は、UE100の未送信データの量を把握することができるため、効率よく無線リソースの割り当てを行うことができる。
また、未送信データは、優先度の異なる複数の論理チャネルグループに分類されている。UE100は、複数の論理チャネルグループそれぞれの未送信データの量を示すバッファ状態報告を送信する。スケジューリングUE100は、バッファ状態報告に基づく優先度に応じて、UE100に無線リソースの割り当てを行う。これにより、優先度の高い未送信データを有するUE100が他のUE100よりも早く優先度の高い未送信データを送信できる。
また、スケジューリングUE100は、再送処理を行わない代わりに、UE100からの要求又はUE100との間の通信方式の種類に応じて無線リソースの割り当て情報を繰り返して送信する。これにより、スケジューリングUE100が、複雑な処理を行わずに、エラー耐性を向上させることができる。
また、スケジューリングUE100が他のスケジューリングUE100からの報知信号を検知した場合で、且つ、D2D通信の同期タイミングがずれている場合、同期タイミングを合わせるための補正を行う。これにより、スケジューリングUE100が異なるUE100どうしがD2D通信を行っても、同期ずれによる受信障害が発生することを抑制できる。
また、スケジューリングUE100は、同期タイミングを合わせるために、スケジューリングUE100の所定のサブフレームを設定せずに、所定のサブフレームの次のサブフレームの先頭を、他のスケジューリングUE100のサブフレームの先頭に一致させる。これにより、スケジューリングUE100は、同期タイミングを容易に合わせることができる。
また、UE100は、他のスケジューリングUE100から報知信号を検知した場合、スケジューリングUE100に、他のスケジューリングUE100からの報知信号を検知したことを示す隣接スケジューリングUE情報をスケジューリングUE100に送信する。これにより、スケジューリングUE100は、周辺のスケジューリングUE100の情報を知ることができるため、例えば、他のスケジューリングUE100と同期を取るための動作を開始することができる。
また、UE100は、スケジューリングUE100との接続を確立した後、スケジューリングUEの探索を停止し、干渉を検知した場合、スケジューリングUEの探索を再開する。これにより、UE100は、無駄なスケジューリングUE100の探索を抑制でき、バッテリの消耗を抑制できる。
また、スケジューリングUE100は、他のUE100から特定のUE100に向けた特定の情報を受信し、且つ、スケジューリングUE100が特定のUE100でない場合、特定の情報を転送するために、特定の情報をブロードキャストする。
また、UE100は、スケジューリングUE100の報知信号の受信強度が閾値以下である場合、UE100のスケジューリング機能を有効にしてもよい。これにより、スケジューリングUE100のバッテリ残量の低下により、報知信号の送信電力が低下した場合であっても、UE100がスケジューリングUEとなることによって、無線リソースの割り当てが行われるスケジューリングエリアが低減することを抑制できる。
また、スケジューリングUE100は、UE100からのバッテリ情報を受信する。スケジューリングUE100は、バッテリ情報及び自身のバッテリ残量に基づいて、スケジューリングUE100の代わりにスケジューリングUE100になることをUE100に要求する。これにより、スケジューリングUE100の残量が無くなることによって、無線リソースの割り当てが急に停止することを抑制できる。
また、スケジューリングUE100は、スケジューリングUE100の代わりにUE100がスケジューリングUEになる場合、UE100が報知信号の送信を開始するタイミングに合わせて、スケジューリングUE100の報知信号の送信を停止する。これにより、報知信号の送信の重複がなくなるため、周囲のUE100が無線リソースの割り当てを停止するスケジューリングUE100を含む複数のスケジューリングUE100を同時に発見することが抑制できる。
[その他実施形態]
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、上述した実施形態では、パブリックセーフティという状況である場合に、スケジューリングUE100は、無線リソースの割り当てを行っていたが、これに限られない。例えば、スケジューリングUE100が、eNB200が管理するセルの圏内にいる場合(スケジューリングUE100がeNB200から参照信号を受信している場合)に、当該セルの圏外にいるUE100に対して無線リソースの割り当てを行ってもよい。この場合、スケジューリングUE100は、スケジューリングUE100に割り当てられたセルの一時識別子を代理の識別子(Substitute C−RNTI)を用いて、無線リソースを圏外のUE100に割り当ててもよいし、スケジューリングUE100がネットワークに問い合わせて得られた一時識別子を用いて、無線リソースを圏外のUE100に割り当ててもよい。スケジューリングUE100から無線リソースを割り当てられた圏外のUE100は、当該無線リソースを用いて、周囲のUE100とD2D通信を行ってもよいし、スケジューリングUE100(又は周囲のUE100)を介したセルラ通信を行ってもよい。
また、上述した実施形態において、UE100は、バッテリに余裕がある場合に、スケジューリング機能を起動したが、これに限られない。UE100は、バッテリに余裕がない場合でも、スケジューリング機能を起動してもよい。これにより、例えば、UE100は、緊急で送信したいデータがある場合に、当該データを送信するために無線リソースの割り当てを行うことができる。
また、上述した実施形態において、UE100は、スケジューリングUE100からの報知信号を検知しない場合に、スケジューリング機能を起動していたが、これに限られない。例えば、UE100は、報知信号を受信した場合であっても、報知信号の受信強度が閾値以下であれば、スケジューリング機能を起動してもよい。
また、上述した実施形態において、UE100は、バッテリ情報をスケジューリングUE100に接続した後だけでなく、定期的又は非周期的にバッテリ情報を送信してもよい。例えば、UE100は、バッテリ残量が少ないことを示す閾値をバッテリ残量が下回った場合、又は、バッテリ残量が多いことを示す閾値をバッテリ残量が超えた場合に、バッテリ情報を送信してもよい。
また、上述した実施形態(ケース1A)において、スケジューリングUE100が同期補正を行う場合、一方のスケジューリングUE100が同期補正を行ったが、同期タイミングの異なる両方のスケジューリングUE100が同期補正を行ってもよい。
また、上述した実施形態(ケース2B)において、スケジューリングUE100は、譲渡要求を送信することによって、スケジューリング役割を譲渡していたが、これに限られない。例えば、スケジューリングUE100は、譲渡要求を受信した候補UE100から、スケジューリング役割の譲渡を許諾する旨の譲渡要求応答を受信した場合に、スケジューリング役割の譲渡が成立したと判定してもよい。この場合、スケジューリングUE100は、譲渡要求応答を受信した後に、報知信号の送信先を切り替えるタイミングを示す情報及び/又はスケジューリングUE100によって無線リソースが管理されていたUE100に関する情報を送信してもよい。また、スケジューリングUE100は、スケジューリング役割の譲渡を拒否する旨の譲渡要求応答を受信した場合、別の候補UE100に新たに譲渡要求を送信してもよい。
また、上述した実施形態では、本発明をLTEシステムに適用する一例を説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
10…E−UTRAN、20…EPC、100,100−1,100−2,100−3,100a,100b,100c,100d,100e…UE・スケジューリングUE(ユーザ端末)、101…アンテナ、110…無線送受信機、120…ユーザインターフェイス、130…GNSS受信機、140…バッテリ、150…メモリ、160,160’…プロセッサ、200,200−1,200−2,200−3…eNB(無線基地局)、300…MME/S−GW、400…OAM
Claims (3)
- 直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムにおけるユーザ端末であって、
前記D2D通信に用いられる無線リソースを通知することを含む特定の機能を有する他のユーザ端末を探索する制御を行う制御部を備え、
前記制御部は、前記特定の機能が有効であることを示す識別情報を含む第1のメッセージを第1のユーザ端末から受信した後、前記第1のユーザ端末との接続を確立するための第2のメッセージを前記第1のユーザ端末に送信する処理を行い、
前記制御部は、前記第2のメッセージに応じた第3のメッセージを前記第1のユーザ端末から受信したことに応じて前記第1のユーザ端末との接続を確立した後、前記特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を停止し、
前記制御部は、前記第1のユーザ端末からの受信状態の悪化を検知した場合、前記特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を再開することを特徴とするユーザ端末。 - 直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートする移動通信システムであって、
前記D2D通信に用いられる無線リソースを通知することを含む特定の機能を有する第1のユーザ端末と、
前記特定の機能を有する他のユーザ端末を探索する第2のユーザ端末と、を備え、
前記第1のユーザ端末は、前記特定の機能が有効であることを示す識別情報を含む第1のメッセージをブロードキャストし、
前記第2のユーザ端末は、前記第1のユーザ端末から前記第1のメッセージを受信した後、前記第1のユーザ端末との接続を確立するための第2のメッセージを前記第1のユーザ端末に送信し、
前記第2のユーザ端末は、前記第2のメッセージに応じた第3のメッセージを前記第1のユーザ端末から受信したことに応じて前記第1のユーザ端末との接続を確立した後、前記特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を停止し、
前記第2のユーザ端末は、前記第1のユーザ端末からの受信状態の悪化を検知した場合、前記特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を再開することを特徴とする移動通信システム。 - 直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートするユーザ端末における方法であって、
前記D2D通信に用いられる無線リソースを通知することを含む特定の機能を有する他のユーザ端末を探索するステップと、
前記特定の機能が有効であることを示す識別情報を含む第1のメッセージを第1のユーザ端末から受信した後、前記第1のユーザ端末との接続を確立するための第2のメッセージを前記第1のユーザ端末に送信するステップと、
前記第2のメッセージに応じた第3のメッセージを前記第1のユーザ端末から受信したことに応じて前記第1のユーザ端末との接続を確立した後、前記特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を停止するステップと、
前記第1のユーザ端末からの受信状態の悪化を検知した場合、前記特定の機能を有する他のユーザ端末の探索を再開するステップと、を含むことを特徴とする方法。
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