JP2017200260A5 - - Google Patents
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Description
電気−機械エネルギ変換素子を用いた振動型アクチュエータには種々の構成のものが知られている。例えば、被駆動体(接触体)と、平板状の弾性体の表面に2つの駆動突起が設けられると共に弾性体の裏面に圧電素子が接合された振動体と、2つの駆動突起と被駆動体とを加圧接触させるための加圧手段を有する振動型アクチュエータが知られている。この振動型アクチュエータでは、電気−機械エネルギ変換素子に所定の交流電圧を印加することによって、2つの駆動突起を結ぶ方向と駆動突起の突出方向とを含む面内で2つの駆動突起の先端に楕円運動を生じさせる。これにより、被駆動体が2つの駆動突起から摩擦駆動力を受けることで、2つの駆動突起を結ぶ方向に振動体と被駆動体とを相対的に移動させることができる。
本発明は、振動体と被駆動体(接触体)との相対的な位置関係を高精度に決めることができ、また、振動体と被駆動体との加圧接触状態を安定して維持することができる振動型アクチュエータを提供することを目的とする。
本発明に係る振動型アクチュエータは、電気−機械エネルギ変換素子を有する振動体と、第1の方向で前記振動体と接触する接触体と、前記振動体を保持する保持部材と、前記保持部材を支持する支持部材と、を備え、前記振動体の振動により前記第1の方向と直交する第2の方向に前記振動体と前記接触体が相対的に移動する振動型アクチュエータであって、前記保持部材と前記支持部材のいずれか一方は、前記第1の方向に突出する2つの突起部を有すると共に、他方は前記2つの突起部と個別に嵌合して第1嵌合部と第2嵌合部とを形成する2つの穴部を有し、前記第1嵌合部では穴部と突起部とが、前記第2の方向と、前記第1の方向および前記第2の方向の両方向と直交する第3の方向とにおいて少なくとも一部で接触し、前記第2嵌合部では穴部と突起部とが前記第3の方向で少なくとも一部で接触し、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とでは前記第3の方向での穴部と突起部との接触範囲が異なることを特徴とする。
本発明によれば、振動体と被駆動体(接触体)との相対的な位置関係を高精度に決めることができる。また、振動体と被駆動体との加圧接触状態を安定して維持することができるため、駆動特性を安定させることができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る振動型アクチュエータ1の概略構成を示す斜視図であり、図1(b)は、振動型アクチュエータ1の断面図である。図2は、振動型アクチュエータ1の分解斜視図である。なお、図1に示すように、説明の便宜上、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を規定する。Z軸方向(第1の方向)は、振動体ユニット2と被駆動体4(接触体)とを加圧接触させる加圧力が作用する加圧方向であり、振動型アクチュエータ1の厚み方向である。X軸方向(第2の方向)は、後述するように、振動体ユニット2と被駆動体4との相対的な移動方向であり、振動型アクチュエータ1の長手方向である。Y軸方向(第3の方向)は、X軸方向及びZ軸方向の両方向と直交する方向であり、振動型アクチュエータ1の幅方向である。
振動型アクチュエータ30は、ステータユニット32と、被駆動体(接触体)としてのロータ33とを備える。ステータユニット32は、円環状の基台34と、基台34に保持される3つの振動体ユニット2を有する。基台34には、第1嵌合部K1及び第2嵌合部K2を構成する第1嵌合突起34aと第2嵌合突起34bが、3つの振動体ユニット2のそれぞれに対して形成されている。また、基台34には、加圧ブロック15に相当する押圧台34cが設けられており、押圧台34cの上面には、振動体6に当接して加圧力を付与する緩衝部材14が貼り付けられている。ステータユニット32の底面側に配置された不図示の弾性部材により押圧台34c及び緩衝部材14を介して振動体6に加圧力が付与され、3個の振動体ユニット2はそれぞれロータ33の接線方向に摩擦駆動力を与える。よって、3つの振動体ユニット2がロータ33に回転力が生じるように駆動されることで、ステータユニット32とロータ33とに相対的な回転移動を生じさせることができる。
Claims (9)
- 電気−機械エネルギ変換素子を有する振動体と、
第1の方向で前記振動体と接触する接触体と、
前記振動体を保持する保持部材と、
前記保持部材を支持する支持部材と、を備え、
前記振動体の振動により前記第1の方向と直交する第2の方向に前記振動体と前記接触体が相対的に移動する振動型アクチュエータであって、
前記保持部材と前記支持部材のいずれか一方は、前記第1の方向に突出する2つの突起部を有すると共に、他方は前記2つの突起部と個別に嵌合して第1嵌合部と第2嵌合部とを形成する2つの穴部を有し、
前記第1嵌合部では穴部と突起部とが、前記第2の方向と、前記第1の方向および前記第2の方向の両方向と直交する第3の方向とにおいて少なくとも一部で接触し、
前記第2嵌合部では穴部と突起部とが前記第3の方向で少なくとも一部で接触し、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とでは前記第3の方向での穴部と突起部との接触範囲が異なることを特徴とする振動型アクチュエータ。 - 前記第1嵌合部での穴部の前記第3の方向の2つの側面のそれぞれに、前記第1の方向で短く、前記第2の方向に延在し、その頂点部で突起部に当接する凸部が設けられ、
前記第2嵌合部では穴部の前記第3の方向の2つの側面が突起部と接触することを特徴とする請求項1に記載の振動型アクチュエータ。 - 前記第1嵌合部での穴部の前記第2の方向の2つの側面のそれぞれに、前記第1の方向で短く、前記第3の方向に延在し、その頂点部で突起部に当接する凸部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の振動型アクチュエータ。
- 前記第1嵌合部では、前記第1の方向から見た形状が略正方形の穴部と円柱状の突起部とが嵌合し、
前記第2嵌合部では、前記第1の方向から見た形状が前記第2の方向に長辺が沿う略長方形の穴部と円柱状の突起部とが嵌合することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータ。 - 前記第1嵌合部では、前記第1の方向から見た形状が略円形状の穴部と円柱状の突起部とが嵌合し、
前記第2嵌合部では、前記第1の方向から見た形状が前記第2の方向に長辺が沿う略長円形の穴部と円柱状の突起部とが嵌合することを特徴とする請求項1に記載の振動型アクチュエータ。 - 前記第1嵌合部では、前記第1の方向から見た形状が略円形の穴部と円柱状の突起部とが嵌合し、
前記第2嵌合部では、前記第1の方向から見た形状が前記第2の方向が長径方向となる略楕円形の穴部と円柱状の突起部とが嵌合し、
前記略円形の穴部には、前記第1の方向の中央部において内周側に突出するように形成され、その頂点部で突起部に当接する凸部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータ。 - 前記第1嵌合部では、前記第1の方向から見た形状が略正方形の穴部と四角柱状の突起部とが嵌合し、
前記第2嵌合部では、前記第1の方向から見た形状が前記第2の方向に長辺が沿う略長方形の穴部と四角柱状の突起部とが嵌合し、
前記第1嵌合部での穴部の前記第3の方向の2つの側面のそれぞれに、前記第2の方向で短く、前記第3の方向に延在し、その頂点部で突起部に当接する凸部が設けられ、
前記第2嵌合部での穴部の前記第3の方向の2つの側面のそれぞれに、点状でその頂点部で突起部に当接する凸部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータ。 - 前記支持部材に対して前記保持部材を前記第2の方向へ付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータ。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータと、
前記振動型アクチュエータによって移動する部材と、を備えることを特徴とする電子機器。
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