JP2017202128A - 内視鏡洗浄用ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】内視鏡の基端側から挿入部の先端まで連通する管路を容易に洗浄することができる内視鏡洗浄用ブラシを提供すること。【解決手段】内視鏡洗浄用ブラシは、基部と、前記基部から延びている線状部材と、前記線状部材の一部の外周に設けられている第1ブラシ部と、前記線状部材の前記第1ブラシ部よりも先端側の外周に設けられており、前記第1ブラシ部より小さい径を有する第2ブラシ部と、を備える。好ましくは、前記線状部材は、前記第1ブラシ部が設けられた大径部と、前記第2ブラシ部が設けられており、前記線状部材が延伸する方向に直交する面内において前記大径部より小径な小径部と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡洗浄用ブラシに関する。
被検体内に挿入して被検体の診断を行う内視鏡は、その基端側から、被検体内に挿入する挿入部の先端まで連通する吸引管路、送気送水管路、処置具挿通用管路等の各種管路を備える。これらの管路には、内視鏡による診断時に、患者の血液、粘液、分泌液等が進入する場合がある。そのため、内視鏡による診断を行った後には、感染症の伝播を予防するため、ブラシを用いてこれらの管路を十分に洗浄する必要がある。
例えば、特許文献1には、処置具挿通用管路の洗浄用として、基材の両端に径が異なる2つのブラシが設けられている内視鏡洗浄用ブラシが開示されている。この内視鏡洗浄用ブラシでは、一端に設けられた大径の洗浄ブラシで処置具挿入口付近の管路を洗浄し、他端に設けられた小径の洗浄ブラシで先端側の管路を洗浄することにより、1つの内視鏡洗浄用ブラシで処置具挿通用管路全体を洗浄することができる。
国際公開第2010/067808号
しかしながら、特許文献1に記載の内視鏡洗浄用ブラシを用いて処置具挿通用管路の洗浄を行う場合、処置具挿通用管路から大径又は小径の洗浄ブラシを引き抜いて、他方の洗浄ブラシを再度処置具挿通用管路に挿入する手間がかかるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、内視鏡の管路を容易に洗浄することができる内視鏡洗浄用ブラシを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る内視鏡洗浄用ブラシは、基部と、前記基部から延びている線状部材と、前記線状部材の一部の外周に設けられている第1ブラシ部と、前記線状部材の前記第1ブラシ部よりも先端側の外周に設けられており、前記第1ブラシ部より小さい径を有する第2ブラシ部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡洗浄用ブラシは、前記線状部材は、前記第1ブラシ部が設けられた大径部と、前記第2ブラシ部が設けられており、前記線状部材が延伸する方向に直交する面内において前記大径部より小径な小径部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡洗浄用ブラシは、前記小径部の長さは、吸引管路、送気送水管路、処置具挿通用管路のいずれか1つの管路よりも長いことを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡洗浄用ブラシは、前記線状部材は、前記第1ブラシ部又は前記第2ブラシ部を含む部分が着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡洗浄用ブラシは、前記線状部材は、前記第1ブラシ部又は前記第2ブラシ部を含む部分が螺合により取り付けられていることにより着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡洗浄用ブラシは、前記線状部材は、前記線状部材が延伸する方向の長さを調整する長さ調整機構を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡洗浄用ブラシは、前記線状部材は、前記第1ブラシ部が設けられている管状部材と、前記第2ブラシ部が設けられており、前記管状部材に挿通されている棒状部材と、を含み、前記長さ調整機構は、前記管状部材から前記棒状部材が突出する長さを調整した状態で互いの位置を固定することにより前記線状部材の長さの調節を行う固定機構を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡洗浄用ブラシは、前記線状部材には、前記線状部材の長さを示す指標が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、内視鏡の管路を容易に洗浄することができる内視鏡洗浄用ブラシを実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る内視鏡洗浄用ブラシの構成を示す模式図である。 図2は、図1に示す内視鏡洗浄用ブラシを用いて内視鏡の洗浄を行う様子を表す模式図である。 図3は、実施の形態の変形例1に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した部分断面図である。 図4は、実施の形態の変形例2に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した部分断面図である。 図5は、実施の形態の変形例3に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した模式図である。 図6は、実施の形態の変形例4に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した模式図である。 図7は、実施の形態の変形例5に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した模式図である。 図8は、実施の形態の変形例6に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。 図9は、実施の形態の変形例7に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。 図10は、実施の形態の変形例7に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した側面図である。 図11は、実施の形態の変形例8に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。 図12は、実施の形態の変形例9に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。 図13は、図12のA−A線断面に対応する図である。 図14は、実施の形態の変形例10に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る内視鏡洗浄用ブラシの実施の形態を説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。以下の実施の形態においては、内視鏡の吸引管路、送気送水管路、処置具挿通用管路を洗浄する際に用いる内視鏡洗浄用ブラシを例示して説明するが、本発明は、内視鏡の基端側から挿入部の先端まで連通する各種管路を洗浄する際に用いる内視鏡洗浄用ブラシ一般に適用することができる。
また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る内視鏡洗浄用ブラシの構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態に係る内視鏡洗浄用ブラシ1は、使用者が把持する部分である基部2と、基部2から延びている線状部材3と、線状部材3の一部の外周に設けられている第1ブラシ部としての大径ブラシ部4及び第2ブラシ部としての小径ブラシ部5と、を備える。なお、以下本明細書において、基部2側を基端側、基部2と反対側(小径ブラシ部5側)を先端側とする。
線状部材3は、円形の断面をなす長尺な線状の部材であって、基部2側に設けられた大径部3aと、大径部3aより先端側に設けられた小径部3bと、からなる。ただし、線状部材3の断面形状は、円形に限られない。線状部材3の長さは、洗浄する管路より長くされている。
大径部3aの外周には、大径ブラシ部4が設けられている。大径部3aの長さは、洗浄する管路の入り口付近の口径が大きい部分を大径ブラシ部4により洗浄するのに十分な長さであればよく、例えば数cmである。
小径部3bの外周には、小径ブラシ部5が設けられている。小径部3bの長さは、洗浄する管路の先端から小径ブラシ部5を突出させるのに十分な長さであればよい。小径部3bの長さは、例えば、洗浄する管路の長さよりも長く、例えば数十cm〜百数十cm程度である。小径部3bは、線状部材3が延伸する方向に直交する面内において大径部3aより径が小さい。なお、大径部3aと小径部3bとの接続部は、図1に示すように大径部3aから小径部3bに向かって径が小さくなるテーパ状にされていてもよいが、形状は特に限定されない。
大径ブラシ部4は、大径部3aの外周に設けられており、大径部3aから放射状に突設されたブラシを有する。線状部材3が延伸する方向に直交する面内において、大径ブラシ部4のブラシの径(ブラシの外周が形成する直径)は、例えば5mmであるが、洗浄する管路の径に応じて適宜変更することができる。
小径ブラシ部5は、大径部3aよりも先端側の小径部3bの外周に設けられており、小径部3bから放射状に突設されたブラシを有する。線状部材3が延伸する方向に直交する面内において、小径ブラシ部5のブラシの径(ブラシの外周が形成する直径)は大径ブラシ部4より径が小さく、例えば1mm〜2mmであるが、洗浄する管路の径に応じて適宜変更することができる。
図2は、図1に示す内視鏡洗浄用ブラシを用いて内視鏡の洗浄を行う様子を表す模式図である。図2に示すように、内視鏡10には、吸引口11と、送気送水口12と、処置具挿入口13と、開口部14と、が形成されている。
吸引口11は、吸引口11から開口部14まで連通している吸引管路の入り口である。吸引管路は、吸引口11から基端側に設けられた不図示のコネクタ部の吸引口金まで連通している。吸引管路は、内視鏡10を用いた診断時に、被検体内の液体や空気等を吸引するための管路であり、吸引口金に吸引ポンプを接続することにより吸入を行うことができる。なお、内視鏡10の使用時には、吸引口11に吸引ボタンが取り付けられているが、内視鏡10の洗浄時には、この吸引ボタンを取り外して吸引口11に内視鏡洗浄用ブラシ1を挿入して洗浄する。
送気送水口12は、送気送水口12から先端側に設けられた不図示のノズルまで連通している送気送水管路の入り口である。送気送水管路は、送気送水口12から基端側に設けられた不図示のコネクタ部の送気送水口金まで連通している。送気送水管路は、内視鏡10を用いた診断時に、被検体内に送水又は送気するための管路であり、送気送水口金に送気ポンプ又は送水ポンプを接続することにより送気又は送水を行うことができる。なお、内視鏡10の使用時には、送気送水口12に送気送水ボタンが取り付けられているが、内視鏡10の洗浄時には、この送気送水ボタンを取り外して送気送水口12に内視鏡洗浄用ブラシ1を挿入して洗浄する。
処置具挿入口13は、処置具挿入口13から開口部14まで延伸する処置具挿通用管路の入り口である。処置具挿通用管路は、内視鏡10を用いた診断時に、鉗子等の処置具を用いた処置を行うため、処置具の先端を内視鏡10の先端まで導くための管路である。なお、内視鏡10の洗浄時には、処置具挿入口13に内視鏡洗浄用ブラシ1を挿入して洗浄する。
次に、内視鏡洗浄用ブラシ1を用いて内視鏡10を洗浄する方法について説明する。ここでは、内視鏡洗浄用ブラシ1を用いて内視鏡10の処置具挿通用管路を洗浄する方法を説明するが、吸引管路及び送気送水管路も同様の方法で洗浄することができるので、説明を省略する。
はじめに、使用者は、内視鏡洗浄用ブラシ1を小径ブラシ部5側から処置具挿入口13に挿入する。すると、小径ブラシ部5が処置具挿通用管路の内壁を洗浄しながら先端に向かって処置具挿通用管路内を進む。このとき、大径部3aの径が大きくされているため、内視鏡洗浄用ブラシ1を処置具挿通用管路内に挿入する際に、大径部3aが座屈を起こすことが防止されている。そして、小径部3bが処置具挿通用管路より長いため、大径ブラシ部4が処置具挿入口13に到達する前に、小径ブラシ部5が開口部14から突出する。
続いて、使用者は、開口部14から突出した小径ブラシ部5を指で揉み洗いして汚れを落とす。
その後、使用者は、内視鏡洗浄用ブラシ1を処置具挿通用管路にさらに挿入する。すると、大径ブラシ部4が処置具挿入口13に挿入される。このときも同様に、大径部3aの径が大きくされているため、大径部3aを処置具挿通用管路内に挿入する際に、大径部3aが座屈を起こすことが防止されている。そして、使用者は基部2を把持し、内視鏡洗浄用ブラシ1を処置具挿通用管路内で一回転させ、処置具挿入口13付近の管路を大径ブラシ部4により洗浄する。
続いて、使用者は、基部2を把持し、内視鏡洗浄用ブラシ1を処置具挿通用管路内から引き抜く。さらに、使用者は、大径ブラシ部4を指で揉み洗いして汚れを落とす。以上説明した一連の動作を汚れが落ちるまで数回繰り返し、洗浄が終了する。
以上説明したように、実施の形態によれば、基部2に対して同じ方向に大径ブラシ部4と小径ブラシ部5とが連設されているため、ブラシを入れ替えることなく管路の洗浄を行うことができる。従って、内視鏡洗浄用ブラシ1は、内視鏡の管路を容易に洗浄することができる内視鏡洗浄用ブラシである。
なお、内視鏡洗浄用ブラシ1は、洗浄液に浸漬させる等の適切な処理を行うことにより再利用可能なものであってもよく、使用するたびに廃棄する使い捨てのものであってもよい。
(変形例1)
図3は、実施の形態の変形例1に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した部分断面図である。図3に示すように、変形例1に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部3Abは、小径部3Abの先端に設けられたネジ部3Abaと、ネジ部3Abaと螺合可能なネジ穴部3Abbと、ネジ穴部3Abbに固定されており、小径ブラシ部5が設けられている先端部3Abcと、を有する。
変形例1に係る内視鏡洗浄用ブラシでは、ネジ部3Abaとネジ穴部3Abbとからなる着脱機構により、小径ブラシ部5を含む部分が螺合により取り付けられていることにより着脱可能とされている。そのため、この内視鏡洗浄用ブラシでは、洗浄する管路の口径に合わせて、適切なブラシの径を有する小径ブラシ部5を取り付けて洗浄することができる。
(変形例2)
図4は、実施の形態の変形例2に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した部分断面図である。図4に示すように、変形例2に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部3Bbは、小径部3Bbの先端に設けられたネジ穴部3Bbaと、ネジ穴部3Bbaに螺合可能なネジ部3Bbbと、ネジ部3Bbbに固定されており、小径ブラシ部5が設けられている先端部3Bbcと、を有する。変形例2のように、変形例1に対して、ネジ部とネジ穴部とが逆の配置であってもよい。
(変形例3)
図5は、実施の形態の変形例3に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した模式図である。図5は、左から切欠部3Cbaの側面図、切欠部3Cbaを先端側から見た図、嵌合部3Cbbを基端側から見た図、嵌合部3Cbbの側面図を表す。図5に示すように、変形例3に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部3Cbは、小径部3Cbの先端に設けられており、側面視が円柱状の切欠部3Cbaと、先端が球状であり、切欠部3Cbaに嵌合可能な嵌合部3Cbbと、嵌合部3Cbbに固定されており、小径ブラシ部5が設けられている先端部3Cbcと、を有する。また、切欠部3Cbaと嵌合部3Cbbとは、互いに引き合う磁石からなる、又は、一方が磁石からなり、他方が磁性体からなる。
変形例3に係る内視鏡洗浄用ブラシでは、切欠部3Cbaと嵌合部3Cbbとからなる着脱機構により、小径ブラシ部5を含む部分が嵌合により取り付けられていることにより着脱可能とされている。そのため、この内視鏡洗浄用ブラシでは、洗浄する管路の口径に合わせて、適切なブラシの径を有する小径ブラシ部5を取り付けて洗浄することができる。
(変形例4)
図6は、実施の形態の変形例4に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した模式図である。図6は、左から切欠部3Dbaの側面図、切欠部3Dbaを先端側から見た図、嵌合部3Dbbを基端側から見た図、嵌合部3Dbbの側面図を表す。図6に示すように、変形例4に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部3Dbは、小径部3Dbの先端に設けられており、側面視が長方形の切欠部3Dbaと、先端が板状であり、切欠部3Dbaに嵌合可能な嵌合部3Dbbと、小径ブラシ部5が設けられている先端部3Dbcと、を有する。また、切欠部3Dbaと嵌合部3Dbbとは、互いに引き合う磁石からなる、又は、一方が磁石からなり、他方が磁性体からなる。変形例4のように、切欠部3Dba及び嵌合部3Dbbの形状は特に限定されない。
(変形例5)
図7は、実施の形態の変形例5に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部の先端を拡大した模式図である。図7は、左から嵌合溝3Ebaの側面図、嵌合溝3Ebaを先端側から見た図、嵌合部3Ebbを基端側から見た図、嵌合部3Ebbの側面図を表す。図7に示すように、変形例5に係る内視鏡洗浄用ブラシの小径部3Ebは、小径部3Ebの先端に設けられている嵌合溝3Ebaと、嵌合溝3Ebaに嵌合可能な嵌合部3Ebbと、小径ブラシ部5が設けられている先端部3Ebcと、を有する。この内視鏡洗浄用ブラシでは、嵌合部3Ebbの両側に突出する凸部が嵌合溝3Ebaの凹部に合致するように、嵌合部3Ebbを嵌合溝3Ebaに挿入し、嵌合部3Ebbの先端が嵌合溝3Ebaの最奥部に当接したら嵌合部3Ebbを90度回転させることにより、嵌合部3Ebbと嵌合溝3Ebaとが嵌合する。変形例5のように、着脱機構の構成は特に限定されない。
なお、上述した変形例1〜変形例5では、小径部の先端で小径ブラシ部5を含む部分が着脱可能な構成を説明したが、これに限られない。例えば、大径部と小径部との接続部が着脱可能とされていてもよい。この場合、小径部の長さを変えることにより、線状部材3の長さを調整することができる。また、大径部の基端側が着脱可能とされており、大径ブラシ部4が交換可能な構成であってもよい。
(変形例6)
図8は、実施の形態の変形例6に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。図8に示すように、変形例6に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部3Faは、ネジ穴部3Faaを有し、内部に小径部3Fbが挿通される管状部材である。小径部3Fbは、線状部材3が延伸する方向に沿って設けられた複数のネジ部3Fbaを有する棒状部材である。この内視鏡洗浄用ブラシでは、長さ調整機構は、ネジ穴部3Faaとネジ部3Fbaとからなる固定機構を有する。固定機構は、大径部3Faから小径部3Fbが突出する長さを調整した状態で互いの位置を固定することにより線状部材3の線状部材3が延伸する方向の長さの調節を行う。その結果、この内視鏡洗浄用ブラシでは、洗浄する管路の長さに応じて線状部材3の長さを調整することができる。
(変形例7)
図9は、実施の形態の変形例7に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。図9に示すように、変形例7に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部3Gaは、ネジ穴部3Gaaと、ネジ穴部3Gaaに螺合可能なネジ部3Gabと、を有し、内部に小径部3Gbが挿通される管状部材である。小径部3Gbは、棒状部材である。この内視鏡洗浄用ブラシでは、ネジ穴部3Gaaに螺合したネジ部3Gabの先端が小径部3Gbを押圧することにより、大径部3Gaと小径部3Gbとの相対的な位置を固定される。この内視鏡洗浄用ブラシでは、長さ調整機構は、ネジ穴部3Gaaとネジ部3Gabとからなる固定機構を有する。固定機構は、大径部3Gaから小径部3Gbが突出する長さを調整した状態で互いの位置を固定することにより線状部材3の線状部材3が延伸する方向の長さの調節を行う。変形例7のように、長さ調整機構及び固定機構の構成は特に限定されない。
なお、線状部材3には、長さ調整機構が長さを調節する際に用いる指標が付されていてもよい。図10は、実施の形態の変形例7に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した側面図である。図10に示すように、この内視鏡洗浄用ブラシでは、小径部3Gbに指標Mが設けられており、大径部3Gaから小径部3Gbが突出する長さを調整することにより、線状部材3全体の長さを調整することができる。なお、指標Mの構成は特に限定されず、例えば三角形等の形状や、溝、孔等であってもよい。
また、小径部3Gbには、ネジ部3Gabの先端が嵌まる溝が形成されていてもよい。溝が形成されていることにより、大径部3Gaと小径部3Gbとの相対的な位置ずれを防止することができる。
(変形例8)
図11は、実施の形態の変形例8に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。図11に示すように、変形例8に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部3Haは、線状部材3が延伸する方向に沿って設けられた複数の孔3Haaを有し、内部に小径部3Hbが挿通される管状部材である。小径部3Hbは、孔3Hbaと、孔3Hbaから突出可能な突出部3Hbbと、突出部3Hbbを外側に付勢するバネ3Hbcと、を有する棒状部材である。この内視鏡洗浄用ブラシでは、突出部3Hbbがいずれか1つの孔3Haaに嵌まることにより、大径部3Haと小径部3Hbとの相対的な位置を固定される。この内視鏡洗浄用ブラシでは、長さ調整機構は、孔3Haaと突出部3Hbbとからなる固定機構を有する。固定機構は、大径部3Haから小径部3Hbが突出する長さを調整した状態で互いの位置を固定することにより線状部材3の線状部材3が延伸する方向の長さの調節を行う。
(変形例9)
図12は、実施の形態の変形例9に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。図12に示すように、変形例9に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部3Iaは、大径部3Iaの外周に形成されたネジ部3Iaaと、ネジ部3Iaaに螺合可能な接合部3Iabと、を有し、内部に小径部3Ibが挿通される管状部材である。大径部3Iaは、棒状部材である。この内視鏡洗浄用ブラシでは、ネジ部3Iaaに接合部3Iabを螺合することにより、ネジ部3Iaaの先端の内周面が小径部3Ibを把持し、大径部3Iaと小径部3Ibとの相対的な位置を固定される。この内視鏡洗浄用ブラシでは、長さ調整機構は、ネジ部3Iaaと接合部3Iabとからなる固定機構を有する。固定機構は、大径部3Iaから小径部3Ibが突出する長さを調整した状態で互いの位置を固定することにより線状部材3の線状部材3が延伸する方向の長さの調節を行う。
図13は、図12のA−A線断面に対応する図である。図13に示すように、ネジ部3Iaaの先端の内周面及び小径部3Ibの外周面には互いに噛み合う溝が設けられていてもよい。この溝により、大径部3Iaと小径部3Ibとの相対的な回転が防止され、大径部3Iaと小径部3Ibとの位置ずれが防止される。
(変形例10)
図14は、実施の形態の変形例10に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部と小径部との接続部を拡大した部分断面図である。図14に示すように、変形例10に係る内視鏡洗浄用ブラシの大径部3Jaは、線状部材3が延伸する方向に沿って設けられた複数の凹部3Jaaを有し、内部に小径部3Jbが挿通される管状部材である。小径部3Jbは、線状部材3が延伸する方向に沿って設けられた複数の球状部3Jbaを有する棒状部材である。この内視鏡洗浄用ブラシでは、凹部3Jaaに球状部3Jbaが嵌まることにより、大径部3Jaと小径部3Jbとの相対的な位置を固定される。また、この内視鏡洗浄用ブラシでは、大径部3Jaが弾性を有し、小径部3Jbに線状部材3が延伸する方向に沿った力を加えると、凹部3Jaaから球状部3Jbaが外れ、大径部3Jaから小径部3Jbが突出する長さを変えることができる。
なお、上述した変形例6〜変形例10では、大径部と小径部との接続部に長さ調整機構が設けられている構成を説明したがこれに限られない。例えば、長さ調整機構は、小径部の一部に設けられていてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付のクレーム及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 内視鏡洗浄用ブラシ
2 基部
3 線状部材
3a、3Fa、3Ga、3Ha、3Ia、3Ja 大径部
3b、3Ab、3Bb、3Cb、3Db、3Eb、3Fb、3Gb、3Hb、3Ib、3Jb 小径部
3Aba、3Bbb、3Fba、3Gab、3Iaa ネジ部
3Abb、3Bba、3Faa、3Gaa ネジ穴部
3Abc、3Bbc、3Cbc、3Dbc、3Ebc 先端部
3Cba、3Dba 切欠部
3Eba 嵌合溝
3Cbb、3Dbb、3Ebb 嵌合部
3Haa、3Hba 孔
3Hbb 突出部
3Hbc バネ
3Iab 接合部
3Jaa 凹部
3Jba 球状部
4 大径ブラシ部
5 小径ブラシ部
10 内視鏡
11 吸引口
12 送気送水口
13 処置具挿入口
14 開口部
M 指標

Claims (8)

  1. 基部と、
    前記基部から延びている線状部材と、
    前記線状部材の一部の外周に設けられている第1ブラシ部と、
    前記線状部材の前記第1ブラシ部よりも先端側の外周に設けられており、前記第1ブラシ部より小さい径を有する第2ブラシ部と、
    を備えることを特徴とする内視鏡洗浄用ブラシ。
  2. 前記線状部材は、前記第1ブラシ部が設けられた大径部と、前記第2ブラシ部が設けられており、前記線状部材が延伸する方向に直交する面内において前記大径部より小径な小径部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄用ブラシ。
  3. 前記小径部の長さは、吸引管路、送気送水管路、処置具挿通用管路のいずれか1つの管路よりも長いことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡洗浄用ブラシ。
  4. 前記線状部材は、前記第1ブラシ部又は前記第2ブラシ部を含む部分が着脱可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の内視鏡洗浄用ブラシ。
  5. 前記線状部材は、前記第1ブラシ部又は前記第2ブラシ部を含む部分が螺合により取り付けられていることにより着脱可能であることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡洗浄用ブラシ。
  6. 前記線状部材は、前記線状部材が延伸する方向の長さを調整する長さ調整機構を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の内視鏡洗浄用ブラシ。
  7. 前記線状部材は、前記第1ブラシ部が設けられている管状部材と、前記第2ブラシ部が設けられており、前記管状部材に挿通されている棒状部材と、を含み、
    前記長さ調整機構は、前記管状部材から前記棒状部材が突出する長さを調整した状態で互いの位置を固定することにより前記線状部材の長さの調節を行う固定機構を有することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡洗浄用ブラシ。
  8. 前記線状部材には、前記線状部材の長さを示す指標が設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の内視鏡洗浄用ブラシ。
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