JP2017203489A - 管支持具及び管カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】施工者がベースの有無を選択可能な管支持具及び管カバーを提供すること。
【解決手段】管カバーは、施工面Sに対してビス201によって直接的に取付可能な管支持具11と、施工面Sに対して取り付け可能なベース31と、管支持具11及びベース31に係合可能なカバー21とを備えている。管支持具11は、ベース31に対して取り付け可能である。管カバーは、ベース31を用いない施工と、ベース31を用いる施工とが選択可能である。
【選択図】図5
【解決手段】管カバーは、施工面Sに対してビス201によって直接的に取付可能な管支持具11と、施工面Sに対して取り付け可能なベース31と、管支持具11及びベース31に係合可能なカバー21とを備えている。管支持具11は、ベース31に対して取り付け可能である。管カバーは、ベース31を用いない施工と、ベース31を用いる施工とが選択可能である。
【選択図】図5
Description
本発明は、管を支持するための管支持具及び当該管支持具を備えた管カバーに関する。
特許文献1には、壁面に固定されて管を支持するための固定部材に、管を覆うためのカバー材を取り付けるようにした配管カバーが提案されている。
特許文献2には、壁面に固定されて管を支持するための支持金具に、管を覆うためのカバー体を取り付けるようにした配管カバーが提案されている。また、当該文献には、支持金具として脚部が長いものを用いる場合には、支持金具と壁面との間にスペーサーを介在させること、さらには、脚部が長い支持金具を用いることでカバー体と壁面との間に設けられた隙間を、当該スペーサーによって埋めることが提案されている。
特許文献1の技術にあっては、固定部材とカバー材とで管カバーが成立するため低コストではあるが、固定部材間において壁面とカバー材との間に隙間が生じ易く、例えば屋外での配管に用いる場合には、当該隙間から入り込んだ生物が巣を作ったり卵を産み付けたりする等の問題を生じていた。
特許文献2の技術にあっては、支持金具の脚部の長さに応じてスペーサーの有無を決めるものであり、スペーサーを用いない場合には、前述した特許文献1と同様な問題を生じるし、スペーサーを用いた場合には、当該スペーサーの分だけコスト高となっていた。
本発明の目的は、施工者がベースの有無を選択可能な管支持具及び管カバーを提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1の発明の管支持具は、管を支持するための管支持具であって、施工面に対して取付具によって直接的に取り付け可能とする直接取付部と、施工面に取り付けられるベースに対して取り付け可能とする間接取付部と、前記管を覆うためのカバーを取り付け可能とするカバー取付部とを備え、前記直接取付部を介した前記ベースを用いない施工と、前記間接取付部を介した前記ベースを用いる施工とが選択可能であることを特徴とする。
また、請求項2の発明の管カバーは、請求項1に記載の管支持具と、施工面に対して取り付け可能なベースと、前記管支持具の前記カバー取付部に係合されるカバーとを備え、前記施工面に対して前記管支持具を取り付ける際に、前記ベースの有無を選択可能としたことを特徴する。
請求項3の発明の管カバーは請求項2において、前記カバー取付部を第1カバー取付部と読み替え、前記ベースには、前記カバーに係合可能な第2カバー取付部が設けられており、前記ベースを用いた施工の場合には、当該ベースの前記第2カバー取付部に前記カバーが取り付けられることを特徴とする。
本発明の管支持具及び管カバーによれば、施工者がベースの有無を容易に選択可能となり、例えばベースを用いない低コスト施工と、ベースを用いた密閉性の高い施工とを施工現場において適宜選択するような、従来には困難であった対応も容易に実現できる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態の管カバーは、図1及び図2に示す管支持具11と、図3に示すカバー21と、図4に示すベース31とを備えている。管支持具11及びカバー21並びにベース31は、それぞれ硬質樹脂材料等の合成樹脂製でかつ一体成形品である。
本実施形態の管カバーは、図1及び図2に示す管支持具11と、図3に示すカバー21と、図4に示すベース31とを備えている。管支持具11及びカバー21並びにベース31は、それぞれ硬質樹脂材料等の合成樹脂製でかつ一体成形品である。
図5〜図7に示すように、前記管カバーは、例えば家屋の給水・給湯配管のリフォームにおいて、当該家屋の内壁面及び/又は外壁面に露出施工される配管部分に用いられ、当該配管を構成するパイプ(管)101を、施工面S上で保持しかつ覆うためのものである。当該管カバーは、図5に示すように、ベース31を用いた施工と、図6及び図7に示すように、ベース31を用いない施工とが選択可能である。
図5及び図6に示すように、前記パイプ101としては、内層の架橋ポリエチレン層101aと外層の架橋ポリエチレン層101bとの間にアルミニウムや銅等からなる金属層101cを挟んだ金属強化架橋ポリエチレン管が用いられている。このようなパイプ101は、金属層101cを備えない単層構造の架橋ポリエチレン管やポリブテン管と比較して、(1)熱膨張が少ないため通湯時における蛇行が抑えられる、(2)形状が保持できるため継手の数を減らせる(特にエルボの部分)、(3)配管の自由度が高く現場状況に合わせて施工が可能、という特に給水・給湯配管のリフォーム用として最適な利点がある。
さて、図1及び図2に示すように、前記管支持具11は、基板12の表面(図1(a)の上方側の面)において両端部に把持腕13が立設されており、当該一対の把持腕13は先端側が互いに接近するように湾曲されている。当該一対の把持腕13の先端間はパイプ挿入口14となっており、当該パイプ挿入口14は把持腕13の弾性変形によって拡縮可能となっている。
前記各把持腕13の先端には、パイプ挿入口14を外側へ拡開するようにして傾斜するガイド面13aが設けられている。したがって、一対の把持腕13は、それぞれのガイド面13aにパイプ101の外周面が押し当てられることでパイプ挿入口14を拡開し、当該パイプ挿入口14から挿入されたパイプ101を把持可能である(図5参照)。
前記各把持腕13の外面(パイプ101を把持する側とは反対側の面)において基端側の部分には、間接取付部としての第1係合片13bが設けられている。各把持腕の外面において第1係合片13bとガイド面13aとの間には、第1カバー取付部としての第2係合片13cが設けられている。第2係合片13cは、先端側が基端側よりも図1(a)の下方側に位置するように傾斜されている。
前記基板12の中央部には、直接取付部としての取付孔12aが表裏方向に貫通形成されている。基板12の裏面の長手方向において取付孔12aの両側には、短手方向へ直線状に延びるガイド溝12bがそれぞれ設けられている。基板12の裏面において四隅の近傍及び長辺の中間部分の近傍には、それぞれ円錐状の食込み突部12cが設けられている。
図3に示すように、前記カバー21は、正面視U字状をなしかつ平面視矩形状をなしている。カバー21において両側壁部22の内面には、当該側壁部22の先端側に第1係合リブ22aが、当該側壁部22の基端側に第2係合リブ22bが、それぞれカバー21の長手方向へ直線状に設けられている。第1係合リブ22a及び第2係合リブ22bは、先端側が基端側よりも図3(a)の上方側に位置するように傾斜されている。
図4に示すように、前記ベース31は、カバー21(図3参照)の長さと同程度の長さを有しかつ、当該カバー21の幅よりも若干狭い幅を有する矩形の板状体である。ベース31において短手方向の中央部には、長手方向に間隔をおいて複数(本実施形態においては二つ)の取付孔31aが、表裏方向に貫通形成されている。ベース31の表面(図4(a)の上方側の面)には、長手方向へ直線状に延びる一対のレール32が突設されている。
前記ベース31の表面において短手方向の両側縁部には、取付部33が長手方向へ直線状に突設されている。取付部33は、開口が外側を向く横断面コ字状の係合凹部33aと、当該係合凹部33aにおいてベース31とは反対側へ突設された内向き鉤状の係合凸部33bとを備えている。当該係合凹部33aが第2カバー取付部をなしている。ベース31の表面において、短手方向の中央部及び各レール32と取付部33との間には、長手方向へ直線状に延びる収容溝31bがそれぞれ設けられている。
次に、前記管カバーを用いた施工方法について説明する。
図5に示すように、前記ベース31を用いて管カバーを施工する場合には、ベース31のレール32に管支持具11のガイド溝12bを嵌め合わせるとともに、ベース31の係合凸部33bと管支持具11の第1係合片13bとをスナップ係合させる。このとき、管支持具11の各食込み突部12cは、ベース31の対応する収容溝31bに収容される。
図5に示すように、前記ベース31を用いて管カバーを施工する場合には、ベース31のレール32に管支持具11のガイド溝12bを嵌め合わせるとともに、ベース31の係合凸部33bと管支持具11の第1係合片13bとをスナップ係合させる。このとき、管支持具11の各食込み突部12cは、ベース31の対応する収容溝31bに収容される。
このようにして、前記ベース31に管支持具11を複数(本実施形態においては二つ)取り付けた後、各管支持具11をレール32に沿ってベース31の長手方向へ移動させて、各管支持具11の取付孔12aをベース31の対応する取付孔31aに対して軸心一致させる。この状態で、管支持具11の取付孔12aからベース31の取付孔31aへとビス201を挿入して、当該ビス201を施工面Sに対してねじ込み、ベース31を当該施工面Sに対して管支持具11と共締め固定する。つまり、管支持具11は、ベース31を介して間接的に施工面Sに対して取り付けられており、当該管支持具11の取付孔12aは間接取付部として機能する。
前記ベース31及び管支持具11を施工面Sに対して取り付け固定した状態で、パイプ101を各管支持具11のパイプ挿入口14から挿入し、当該管支持具11によってパイプ101を把持させる。そして、カバー21の第1係合リブ22aとベース31の係合凹部33aとをスナップ係合させることで、当該カバー21をベース31に対して取り付けて、管カバーの施工が完了される。ベース31に取り付けられたカバー21は、側壁部22の先端面が施工面Sに対して当接又は近接された状態となり、当該カバー21によってパイプ101及び管支持具11並びにベース31が覆われる。
図6及び図7に示すように、前記ベース31を用いずに管カバーを施工する場合には、直接取付部として機能する管支持具11の取付孔12aにビス201を挿入し、当該ビス201を施工面Sに対してねじ込み、当該管支持具11を施工面Sに対して直接的に取り付け固定する。このとき、複数の食込み突部12cが施工面Sに対して食い込むため、ビス201をねじ込む作業中に管支持具11が連れ回りせず、当該作業を安定して行い得る。そして、必要な数(本実施形態においては二つ)の管支持具11を、施工面Sに対して所定の間隔で直線的に取り付け固定した後、ベース31を用いた管カバーの施工時と同様にして、各管支持具11にパイプ101を把持させる。
前記各管支持具11にパイプ101を把持させた後、当該管支持具11にカバー21を取り付けて、管カバーの施工が完了される。このカバー21の取り付けは、当該カバー21の第2係合リブ22bと、各管支持具11の第2係合片13cとをスナップ係合することで行われる。管支持具11に取り付けられたカバー21は、側壁部22の先端面が施工面Sに対して当接又は近接された状態となり、当該カバー21によってパイプ101及び管支持具11が覆われる。
上記構成の本実施形態においては、次のような効果を奏する。
(1)施工者がベース31の有無を容易に選択可能となり、例えばベース31を用いない低コスト施工と、ベース31を用いた密閉性の高い施工とを施工現場において適宜選択するような、従来には困難であった対応も容易に実現できる。
(1)施工者がベース31の有無を容易に選択可能となり、例えばベース31を用いない低コスト施工と、ベース31を用いた密閉性の高い施工とを施工現場において適宜選択するような、従来には困難であった対応も容易に実現できる。
(2)管カバーは、ベース31の有無に関係無く、施工面Sからのカバー21の高さをほぼ同じとする。したがって、当該管カバーの施工時においてベース31の有無を選択する際に、当該管カバーの外観及び外形寸法が制約となることが無くて、当該選択を容易かつ適切に行うことができる。
(3)ベース31を用いて管カバーを施工する場合に、カバー21はベース31に取り付けられるようになっている。また、ベース31の係合凹部33a及び当該係合凹部33aに係合するカバー21の第1係合リブ22aは、当該ベース31及びカバー21の長手方向へ直線状に設けられている。したがって例えば、カバー21の長手方向へ部分的に存在する管支持具11に当該カバー21を取り付ける構成を採用した場合と比較して、当該カバー21の取り付けが確実となるし、管カバー内の密閉性もより高くなる。
<変形例>
○カバー21及びベース31を、エルボや出ズミ・入ズミ等の配管に対応する屈曲形状としたり、チーズ等の配管に対応する分岐形状としたりしてもよい。
○カバー21及びベース31を、エルボや出ズミ・入ズミ等の配管に対応する屈曲形状としたり、チーズ等の配管に対応する分岐形状としたりしてもよい。
○ベース31を用いて管カバーを施工する場合に、カバー21を管支持具11に取り付けるように構成すること。つまり、管支持具11に第2カバー取付部を設けること。
○ベース31を用いて管カバーを施工する場合に、当該ベース31を施工面Sに対して管支持具11と共締め固定せず、単独で施工面Sに対して取り付け固定すること。このようにすれば、ベース31を施工面Sに対して取り付け固定した後、当該ベース31に管支持具11を取り付ける作業手順を採用することができる。
○施工面Sに対するベース31の取り付け固定を、接着剤や両面テープを用いて行ってもよい。また、施工面Sに対する管支持具11の取り付け固定や、ベース31に対する管支持具11の取り付け固定を、接着剤や両面テープを用いて行ってもよい。
<付記>
上記実施形態から把握できる技術的思想について記載する。
(1)前記ベースの有無に関係無く、前記施工面からのカバーの高さがほぼ同じとなるように構成したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の管カバー。
上記実施形態から把握できる技術的思想について記載する。
(1)前記ベースの有無に関係無く、前記施工面からのカバーの高さがほぼ同じとなるように構成したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の管カバー。
(2)前記管支持具において前記施工面に対向する裏面には、前記ベースを用いない施工時に前記施工面に対して食い込む食込み突部が設けられ、前記ベースにおいて前記施工面に対向する裏面とは反対側の表面には、当該ベースを用いた施工時に前記管支持具の前記食込み突部を収容する収容凹部(収容溝31b)が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3或いは技術的思想(1)に記載の管カバー。
11…管支持具、12a…取付孔、13b…第1係合片13b、13c…第2係合片13c、21…カバー、31…ベース、33a…係合凹部、101…パイプ、201…ビス。
Claims (3)
- 管を支持するための管支持具であって、施工面に対して取付具によって直接的に取り付け可能とする直接取付部と、施工面に取り付けられるベースに対して取り付け可能とする間接取付部と、前記管を覆うためのカバーを取り付け可能とするカバー取付部とを備え、前記直接取付部を介した前記ベースを用いない施工と、前記間接取付部を介した前記ベースを用いる施工とが選択可能であることを特徴とする管支持具。
- 請求項1に記載の管支持具と、施工面に対して取り付け可能なベースと、前記管支持具の前記カバー取付部に係合されるカバーとを備え、前記施工面に対して前記管支持具を取り付ける際に、前記ベースの有無を選択可能としたことを特徴する管カバー。
- 前記カバー取付部を第1カバー取付部と読み替え、前記ベースには、前記カバーに係合可能な第2カバー取付部が設けられており、前記ベースを用いた施工の場合には、当該ベースの前記第2カバー取付部に前記カバーが取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の管カバー。
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| JP2016095161A JP2017203489A (ja) | 2016-05-11 | 2016-05-11 | 管支持具及び管カバー |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102240956B1 (ko) * | 2020-10-10 | 2021-04-15 | 주식회사 한솔세미텍 | 클린룸 설치용 밴드형 파이프 고정기구 |
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2016
- 2016-05-11 JP JP2016095161A patent/JP2017203489A/ja active Pending
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