JP2017205405A - 歯科インプラント用キャップおよび歯科インプラントシステム - Google Patents

歯科インプラント用キャップおよび歯科インプラントシステム Download PDF

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Abstract

【課題】歯槽骨に埋入したフィクスチャーに簡単に取り付けることができる歯科インプラント用キャップおよびそれを備える歯科インプラントシステムを提供することである。【解決手段】蓋部2と、蓋部2の下面21に接続しており歯科インプラント用フィクスチャーの後端部に位置している凹部に嵌合可能な固定部3と、を備え、固定部3は、その外周面31に位置している凸部4を有する、歯科インプラント用キャップ1である。歯科インプラント用キャップ1を備える、歯科インプラントシステムである。【選択図】図1

Description

本発明は、歯科インプラント用キャップおよびそれを備える歯科インプラントシステムに関する。
従来から、歯科インプラント用フィクスチャー(以下、「フィクスチャー」と言うことがある。)を上下顎骨の歯槽骨に埋入することによって、咬合機能、発声機能および審美性などを回復させる歯科インプラント埋植手術が行われている。
歯槽骨に埋入したフィクスチャーには、免荷期間中にフィクスチャーを封鎖して保護するために歯科インプラント用キャップ(以下、「キャップ」と言うことがある。)が取り付けられる(例えば、特許文献1〜3参照)。
しかし、特許文献1〜3に記載されているような従来のキャップは、フィクスチャーへの取り付けにネジ締結を利用するため、取り付けに時間がかかる。特に、複数のフィクスチャーを歯槽骨に埋入するときは、長時間の手術となり、術者および患者への負担が大きい。また、ネジ締結では、キャップとフィクスチャーを真っ直ぐにした状態で螺合させる必要があるが、口腔内は奥になるほどスペースがなく、キャップに対して斜め方向から力が加わりやすい。さらに、術者の手指も無理な状態になりやすく、その状態でキャップを何回転もさせるため、ドライバーなどのキャップ取付器具を持ち直すことも多い。それゆえ、従来のキャップは、フィクスチャーに取り付けるときにキャップ取付器具から外れやすく、口腔内に落下して誤飲されるおそれがあった。
特開2014−12105号公報 特開2000−83970号公報 実開平7−9313号公報
本発明の課題は、歯槽骨に埋入したフィクスチャーに簡単に取り付けることができる歯科インプラント用キャップおよびそれを備える歯科インプラントシステムを提供することである。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)蓋部と、前記蓋部の下面に接続しており歯科インプラント用フィクスチャーの後端部に位置している凹部に嵌合可能な固定部と、を備え、前記固定部は、その外周面に位置している凸部を有する、歯科インプラント用キャップ。
(2)前記固定部は、前記凸部を複数有し、下面視において、前記複数の凸部は、略等間隔に位置している、前記(1)に記載の歯科インプラント用キャップ。
(3)下面視において、前記凸部は、曲線状である、前記(1)または(2)に記載の歯科インプラント用キャップ。
(4)下面視において、前記凸部は、前記外周面に接続している一端から他端に向かうにつれて、前記外周面からの距離が大きくなっている第1領域と、前記第1領域よりも長さが短い第2領域と、を有する、前記(1)または(2)に記載の歯科インプラント用キャップ。
(5)前記固定部の外周面側から見たとき、前記凸部は、前記固定部の前記蓋部側の一端部から前記蓋部から離れている側の他端部にわたって位置している、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
(6)前記蓋部、前記固定部および前記凸部が一体に成形されている、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
(7)前記固定部の前記蓋部から離れている側の他端部に接続している柱状のガイド部をさらに備える、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
(8)前記蓋部の上面に開口しておりキャップ取付器具を取付可能な孔部をさらに備える、前記(1)〜(7)のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
(9)歯科インプラント用カバーキャップである、前記(1)〜(8)のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
(10)超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、純チタンおよびチタン合金から選ばれる1種からなる、前記(1)〜(9)のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
(11)前記(1)〜(10)のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップと、後端部に位置している凹部に前記固定部が嵌合される歯科インプラント用フィクスチャーと、を備える、歯科インプラントシステム。
(12)前記凸部に外接するとともに中心が前記固定部の中心と同心である外接円の半径をD1、前記凹部の内壁面に内接する内接円の半径をD2としたとき、前記D1および前記D2が、D1>D2の関係を有し、前記内壁面は、前記外接円よりも外方に位置している部位を有する、前記(11)に記載の歯科インプラントシステム。
本発明の歯科インプラント用キャップによれば、歯槽骨に埋入したフィクスチャーに簡単に取り付けることができるという効果がある。
本発明の第1実施形態に係る歯科インプラント用キャップを示す図であり、(a)および(b)は互いに異なる角度から見た斜視図である。 図1に示す歯科インプラント用キャップを示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のa1矢視図、(c)は(a)のb1矢視図である。 本発明の第2実施形態に係る歯科インプラント用キャップを示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のa2矢視図、(c)は(a)のb2矢視図である。 本発明の第1実施形態に係る歯科インプラントシステムを示す説明図である。 図4に示す歯科インプラントシステムが備える歯科インプラント用フィクスチャーを示す図であり、(a)は一部断面平面図、(b)は(a)のc矢視図である。 (a)および(b)は、図4に示す歯科インプラントシステムにおいて歯科インプラント用キャップを歯科インプラント用フィクスチャーに取り付けるときの手順を示す概略説明図である。 (a)は、図6(b)のd−d線に沿って切断した状態を拡大して示す概略断面図、(b)は、(a)の状態から歯科インプラント用キャップを回転させた状態を示す概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る歯科インプラントシステムを示す説明図である。 (a)および(b)は、図4に示す歯科インプラントシステムの変形例を示す図であり、図7(a)に相当する図である。 (c)および(d)は、図4に示す歯科インプラントシステムの変形例を示す図であり、図7(a)に相当する図である。
<歯科インプラント用キャップ>
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る歯科インプラント用キャップについて、図1および図2を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のキャップ1は、歯科インプラント用カバーキャップであり、蓋部2および固定部3を備えている。
蓋部2は、図1(b)に示すように、下面21を有している。本実施形態の下面21は、後述する図5に示すフィクスチャー10の後端部10aに位置している凹部11を覆う部位である。本実施形態の下面21は、図2(a)に示すように、平坦状である。
固定部3は、フィクスチャー10の凹部11内に固定される部位である。固定部3は、図1(b)に示すように、下面21に接続している。また、固定部3は、後述する図7に示すように、フィクスチャー10の凹部11に嵌合可能に構成されている。本実施形態の固定部3は、略円柱状である。
図1および図2(a)、(b)に示すように、固定部3は、その外周面31に位置している凸部4を有している。このような構成によれば、歯槽骨に埋入したフィクスチャー10にキャップ1を簡単に取り付けることが可能となる。すなわち、図7に示すように、固定部3をフィクスチャー10の凹部11に嵌合させて若干回転させれば、凸部4と凹部11の内壁面13との摩擦によって固定部3が凹部11内に固定されるので、歯槽骨に埋入したフィクスチャー10へのキャップ1の取り付けをワンタッチで簡単に行うことができる。その結果、手術時間を短縮して術者および患者の負担を軽減することができ、キャップ1を取り付けるときの誤飲リスクを低減することができる。
凸部4の数は、少なくとも1つであればよい。凸部4の数は、例えば、1〜8個であるが、これに限定されるものではない。凸部4が複数であるとき、複数の凸部4のそれぞれの構成は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。同一であるとは、実質的に同一であればよく、若干の誤差があってもよいことを意味するものとする。本実施形態では、凸部4を複数有する。より具体的に説明すると、本実施形態では、図2(b)に示すように、凸部4を3個有し、3個の凸部4のそれぞれの構成が、互いに同一である。
下面視において、複数の凸部4は、略等間隔に位置している。言い換えれば、凸部4が複数の場合、下面視において、複数の凸部4は、略等間隔に位置している。このような構成によれば、固定部3が凹部11内にバランスよく固定されるようになり、結果としてフィクスチャー10に対するキャップ1の取り付け強度を向上させることができる。下面視とは、図2(b)に示すように、蓋部2の下面21側からキャップ1を見た状態を意味するものとする。略等間隔とは、実質的に等間隔であればよく、若干の誤差があってもよいことを意味するものとする。なお、複数の凸部4は、非等間隔に位置していてもよい。
下面視において、凸部4は、曲線状である。このような構成によれば、図7に示すように、固定部3をフィクスチャー10の凹部11に嵌合させて若干回転させたとき、凹部11の内壁面13に凸部4を滑らかに接触させることができるので、凸部4および内壁面13が損傷するのを抑制することができる。また、内壁面13に対して凸部4をスムーズに摺動させることができるので、キャップ1の取り付け性を向上させることもできる。曲線状としては、例えば、放物線状、楕円弧状、円弧状などが挙げられる。本実施形態の凸部4は、下面視において円弧状である。
図2(a)に示すように、固定部3の外周面31側からキャップ1を見たとき、凸部4は、固定部3の蓋部2側の一端部3aから蓋部2から離れている側の他端部3bにわたって位置している。このような構成によれば、凸部4と凹部11の内壁面13との接触面積が大きくなることから、固定部3が凹部11内に強固に固定されるようになり、結果としてフィクスチャー10に対するキャップ1の取り付け強度を向上させることができる。なお、凸部4は、固定部3の一端部3aから他端部3bにわたって位置している構成に限定されるものではなく、外周面31の所望の場所に位置していてもよい。
蓋部2、固定部3および凸部4は、一体に成形されている。このような構成によれば、蓋部2、固定部3および凸部4のそれぞれの接続強度を向上させることができる。一体に成形されているとは、部品毎に加工した後に接着、溶接などの接合手段を使用して一体化されているのではなく、接合手段を使用することなく同一材料から成形体全体が一体的に作製されていることを意味するものとする。一体に成形する方法としては、例えば、切削加工などが挙げられるが、これに限定されるものではない。なお、蓋部2、固定部3および凸部4は、必要に応じて別部材で構成してもよい。
キャップ1は、固定部3の蓋部2から離れている側の他端部3bに接続している柱状のガイド部5をさらに備えている。このような構成によれば、ガイド部5を凹部11内に挿入することによって、固定部3を凹部11内にガイドすることができる。具体例を挙げると、例えば、口腔内で凹部11を視認しにくいような場合であっても、まず、ガイド部5を凹部11内に挿入することによって、固定部3を凹部11内にスムーズにガイドすることができる。
本実施形態のガイド部5は、略円柱状である。また、図2(a)、(b)に示すように、本実施形態のガイド部5は、その先端部51が平坦状である。これらの構成によれば、ガイド部5の構成が簡単になることから、ガイド部5を加工するときの加工性に優れるという効果が得られる。なお、ガイド部5の形状は、略円柱状に限定されるものではなく、例えば、多角柱状などの他の形状であってもよい。同様に、先端部51の形状も、平坦状に限定されるものではなく、所望の形状にすることができる。
ガイド部5は、凹部11内に収容可能に構成されている。また、ガイド部5は、固定部3と一体に成形されている。言い換えれば、蓋部2、固定部3、凸部4およびガイド部5は、一体に成形されている。なお、ガイド部5は、必要に応じて別部材で構成してもよい。
図1(a)および図2(c)に示すように、蓋部2は、上面22をさらに有している。そして、キャップ1は、蓋部2の上面22に開口している孔部6をさらに備えている。孔部6は、キャップ取付器具を取付可能に構成されている。キャップ取付器具としては、例えば、ドライバーなどが挙げられる。
孔部6の形状としては、例えば、六角などの多角形、ヘックスローブ、プラス、マイナスなどが挙げられる。例示した孔部6の形状は、上面視における形状である。上面視とは、図2(c)に示すように、蓋部2の上面22側からキャップ1を見た状態を意味するものとする。本実施形態の孔部6の形状は、上面視において六角状である。
キャップ1は、超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、純チタンおよびチタン合金から選ばれる1種からなるのがよい。なお、超高分子量ポリエチレン樹脂は、重量平均分子量が100万以上のポリエチレン樹脂である。超高分子量ポリエチレン樹脂は、例えば、低圧の懸濁重合法によってエチレンモノマーを反応させつつ、反応時間を長くすることによって製造することができる。超高分子量ポリエチレン樹脂の重量平均分子量は、100万〜700万であるのがよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るキャップについて、図3を参照して詳細に説明する。なお、図3においては、上述した図1および図2と同一の構成部分には同一の符号を付して説明は省略する場合がある。
図3に示すように、本実施形態のキャップ1’は、蓋部2’の構成が上述した第1実施形態に係るキャップ1と異なっている。具体的に説明すると、蓋部2’は、下面21および上面22の間に位置している側面23をさらに有している。側面23は、下面21から上面22に向かうにつれて外方に向かって傾斜している。側面23は、後述する図8に示すフィクスチャー10’のテーパ部15にテーパ嵌合可能に構成されている。このような側面23を蓋部2’が有する構成であっても、キャップ1’は、上述した第1実施形態に係るキャップ1と同様の効果を奏することができる。
図3(c)に示すように、本実施形態の孔部6’の形状は、上面視においてヘックスローブである。
その他の構成は、上述した第1実施形態に係るキャップ1と同様であるので、説明を省略する。
<歯科インプラントシステム>
(第1実施形態)
次に、本発明の第1実施形態に係る歯科インプラントシステム(以下、「システム」と言うことがある。)について、上述した第1実施形態に係るキャップ1を備える場合を例にとって、図4〜図7を参照して詳細に説明する。
図4に示すように、本実施形態のシステム100は、キャップ1およびフィクスチャー10を備えている。
フィクスチャー10は、図5に示すように、後端部10aに位置している凹部11を有している。凹部11は、上述したキャップ1の固定部3が嵌合される部位である。なお、凹部11は、例えば、アバットメント、アバットメントスクリューなどをフィクスチャー10に取り付けるときにも使用される部位である。本実施形態の凹部11は、アバットメントスクリューが螺合するネジ孔16を有している。
本実施形態の凹部11は、その開口部12側に位置している角筒状の内壁面13(アバットメントとの嵌合部)をさらに有している。本実施形態の内壁面13は、六角筒状である。そして、図7に示すように、内壁面13によって囲まれている空間14に、キャップ1の固定部3が嵌合される。
図7(a)に示すように、凸部4に外接する外接円101の半径をD1、凹部11の内壁面13に内接する内接円102の半径をD2としたとき、D1およびD2が、D1>D2の関係を有している。また、内壁面13は、外接円101よりも外方に位置している部位131を有している。これらの構成によれば、固定部3をフィクスチャー10の凹部11に嵌合させることができ、かつ固定部3を若干回転させれば、凸部4と凹部11の内壁面13との摩擦によって固定部3が凹部11内に固定されるようになる。
外接円101は、凸部4を全て含む最小円であり、その中心S1が固定部3の中心S2と同心である円のことを意味するものとする。内接円102は、内壁面13に含まれる最大円のことを意味するものとする。D1は、D2の1.0倍よりも大きく1.15倍以下にすることができるが、これに限定されるものではない。本実施形態の部位131は、角筒状の内壁面13におけるコーナ部132を含んでいる。
フィクスチャー10へのキャップ1の取り付けは、次のようにして行うことができる。まず、図6(a)に示すように、キャップ1を矢印A方向に動かし、キャップ1をフィクスチャー10に近づける。次に、図6(b)および図7(a)に示すように、キャップ1の固定部3をフィクスチャー10の凹部11に嵌合させる。
そして、図7(b)に示すように、固定部3を矢印B方向に若干回転させて、凸部4と凹部11の内壁面13との摩擦によって固定部3を凹部11内に固定し、キャップ1をフィクスチャー10に取り付ける。なお、固定部3を回転させる方向は、矢印B方向と逆方向であってもよい。
本実施形態では、固定部3を回転させるときの回転角度θが30°以下である。このような構成によれば、固定部3を凹部11内に固定するまでの角度が小さいことから、歯槽骨に埋入したフィクスチャー10へのキャップ1の取り付けを簡単に行うことができる。なお、本実施形態では、六角筒状の内壁面13に対して凸部4の数が3個であるが、凸部4の数を3個に代えて6個にしても、回転角度θを30°以下にすることができる。回転角度θは、30°以下に限定されるものではなく、例えば、120°以下にすることができる。回転角度θの下限値は、特に限定されない。
回転角度θは、次のようにして判断することができる。まず、図7(a)に示すように、固定部3を回転させる前の状態において、凸部4の頂部41と固定部3の中心S2とを結ぶ直線をL1とする。次に、図7(b)に示すように、固定部3を回転させた後の状態において、凸部4と凹部11の内壁面13との接触部103と、固定部3の中心S2とを結ぶ直線をL2とする。そして、L1およびL2のなす角の角度を、回転角度θとして判断する。
キャップ1をフィクスチャー10から取り外すときは、固定部3を矢印B方向と逆方向に回転させて、凹部11内における固定部3の固定を解除した後、キャップ1をフィクスチャー10から取り外せばよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るシステムについて、上述した第2実施形態に係るキャップ1’を備える場合を例にとって、図8を参照して詳細に説明する。なお、図8においては、上述した図4〜図7と同一の構成部分には同一の符号を付して説明は省略する場合がある。
図8に示すように、本実施形態のシステム100’は、フィクスチャー10’の凹部11’の構成が上述した第1実施形態に係るシステム100と異なっている。具体的に説明すると、凹部11’は、開口部12と内壁面13との間に位置しているテーパ部15をさらに有している。テーパ部15は、内壁面13から開口部12に向かうにつれて外方に向かって傾斜している部位である。また、テーパ部15は、上述したキャップ1’における蓋部2’の側面23がテーパ嵌合される部位である。なお、テーパ部15は、例えば、アバットメントなどの一部がテーパ嵌合される部位でもある。
本実施形態の内壁面13は、上述した第1実施形態に係るシステム100と同様に、六角筒状である。
その他の構成は、上述した第1実施形態に係るシステム100と同様であるので、説明を省略する。
以上、本発明に係る好ましい実施形態について例示したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、キャップ1、1’が歯科インプラント用カバーキャップであるが、これに代えて、キャップ1、1’を歯科インプラント用ヒーリングキャップにしてもよい。
また、上述した実施形態では、凸部4および内壁面13の組み合わせとして、凸部4が下面視において円弧状であってその数が3個であり、内壁面13が六角筒状である場合について説明したが、凸部4および内壁面13を他の組み合わせにしてもよい。他の組み合わせとしては、例えば、図9および図10に示すような組み合わせなどが挙げられる。
図9(a)に示すシステム100Aでは、凸部4Aが円弧状であってその数が4個であり、内壁面13Aが四角筒状である。この組み合わせでは、固定部3を回転させるときの回転角度θを45°以下にすることができる。なお、凸部4Aの数を4個に代えて2個にしても、回転角度θを45°以下にすることができる。図9(a)では、凸部4Aが断面視において円弧状であるが、凸部4Aは下面視においても円弧状である。
図9(b)に示すシステム100Bでは、凸部4Bが円弧状であってその数が4個であり、内壁面13Bが八角筒状である。この組み合わせでは、固定部3を回転させるときの回転角度θを22.5°以下にすることができる。なお、凸部4Bの数を4個に代えて2個または8個にしても、回転角度θを22.5°以下にすることができる。図9(b)では、凸部4Bが断面視において円弧状であるが、凸部4Bは下面視においても円弧状である。
図10(c)に示すシステム100Cでは、凸部4Cが円弧状であってその数が3個である。また、内壁面13Cが、外方に凸の曲面状である第1壁面133と、内方に凸の曲面状である第2壁面134とを交互に接続してなる筒状であり、いわゆるヘックスローブである。この組み合わせでは、固定部3を回転させるときの回転角度θを30°以下にすることができる。なお、凸部4Cの数を3個に代えて6個にしても、回転角度θを30°以下にすることができる。図10(c)では、凸部4Cが断面視において円弧状であるが、凸部4Cは下面視においても円弧状である。
図10(d)に示すシステム100Dでは、凸部4Dの数が3個であり、内壁面13Dが六角筒状である。そして、凸部4Dが、次のような構成を有している。すなわち、断面視において、凸部4Dは、外周面31に接続している一端4aから他端4bに向かうにつれて、外周面31からの距離が大きくなっている第1領域42と、第1領域42よりも長さが短い第2領域43とを有している。このような構成によれば、固定部3をフィクスチャー10の凹部11に嵌合させて若干回転させたとき、内壁面13Dに対して凸部4Dをスムーズに摺動させることができるので、キャップ1の取り付け性を向上させることができる。
システム100Dでは、断面視において、第1領域42は曲線状の部位421を有しており、第2領域43は直線状の部位431を有している。また、第1領域42および第2領域43は、互いに連続している。なお、第1領域42および第2領域43の間には、例えば、断面視において直線状などの他の領域が位置していてもよい。図10(d)では、凸部4Dが断面視において上述した構成を有しているが、凸部4Dは下面視においても断面視と同じ構成を有している。
上述した実施形態では、キャップ1、1’がガイド部5を備えているが、これに代えて、キャップ1、1’がガイド部5を備えていない構成にしてもよい。
1、1’ 歯科インプラント用キャップ
2、2’ 蓋部
21 下面
22 上面
23 側面
3 固定部
3a 一端部
3b 他端部
31 外周面
4、4A〜4D 凸部
4a 一端
4b 他端
41 頂部
42 第1領域
421 部位
43 第2領域
431 部位
5 ガイド部
51 先端部
6、6’ 孔部
10、10’ 歯科インプラント用フィクスチャー
10a 後端部
11、11’ 凹部
12 開口部
13、13A〜13D 内壁面
131 部位
132 コーナ部
133 第1壁面
134 第2壁面
14 空間
15 テーパ部
16 ネジ孔
100、100’、100A〜100D 歯科インプラントシステム
101 外接円
102 内接円
103 接触部

Claims (12)

  1. 蓋部と、
    前記蓋部の下面に接続しており歯科インプラント用フィクスチャーの後端部に位置している凹部に嵌合可能な固定部と、を備え、
    前記固定部は、その外周面に位置している凸部を有する、歯科インプラント用キャップ。
  2. 前記固定部は、前記凸部を複数有し、
    下面視において、前記複数の凸部は、略等間隔に位置している、請求項1に記載の歯科インプラント用キャップ。
  3. 下面視において、前記凸部は、曲線状である、請求項1または2に記載の歯科インプラント用キャップ。
  4. 下面視において、前記凸部は、前記外周面に接続している一端から他端に向かうにつれて、前記外周面からの距離が大きくなっている第1領域と、前記第1領域よりも長さが短い第2領域と、を有する、請求項1または2に記載の歯科インプラント用キャップ。
  5. 前記固定部の外周面側から見たとき、前記凸部は、前記固定部の前記蓋部側の一端部から前記蓋部から離れている側の他端部にわたって位置している、請求項1〜4のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
  6. 前記蓋部、前記固定部および前記凸部が一体に成形されている、請求項1〜5のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
  7. 前記固定部の前記蓋部から離れている側の他端部に接続している柱状のガイド部をさらに備える、請求項1〜6のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
  8. 前記蓋部の上面に開口しておりキャップ取付器具を取付可能な孔部をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
  9. 歯科インプラント用カバーキャップである、請求項1〜8のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
  10. 超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、純チタンおよびチタン合金から選ばれる1種からなる、請求項1〜9のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップ。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の歯科インプラント用キャップと、
    後端部に位置している凹部に前記固定部が嵌合される歯科インプラント用フィクスチャーと、を備える、歯科インプラントシステム。
  12. 前記凸部に外接するとともに中心が前記固定部の中心と同心である外接円の半径をD1、前記凹部の内壁面に内接する内接円の半径をD2としたとき、前記D1および前記D2が、D1>D2の関係を有し、
    前記内壁面は、前記外接円よりも外方に位置している部位を有する、請求項11に記載の歯科インプラントシステム。
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