JP2017206068A - レジスタ - Google Patents
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Abstract
【課題】1個の操作部でフィン及びダンパプレートを操作することができ、空気吹出口の開口面積を十分に確保し、コンパクト化を図ることができるレジスタを提供する。【解決手段】前フィン30が、空気吹出口5の長手方向と平行に、回動可能に軸支され、前フィン30の外周部に、ダイヤル操作ノブ7を回転可能に支持した摺動部材8が、前フィン30の長手方向と平行に摺動可能に外嵌される。摺動部材8の後部に係合脚部47が、後フィン41と係合可能に取り付けられる。ダイヤル操作ノブ7は、摺動部材8及び前フィン30を前後に貫通する、自在継手10の連結軸11の前端部に連結されて、摺動部材8の前面に回転可能に配設される。自在継手10は、連結軸11の端部に設けたピン付きの球体14と、球体14に傾動可能に嵌合されるソケット部16を有した継手軸17とを備える。【選択図】図4
Description
本発明は、自動車等の空調装置の空気吹出口に使用されるレジスタに関し、特に長手方向に長く短手方向に短い、細長の長方形状の空気吹出口を有し、空気吹出口の内側長手方向に沿って前フィンを配設した、薄型レジスタとして好適な空気吹出調整用のレジスタに関する。
従来、車両室内の空気吹出調整用レジスタとして、通風路を形成するリテーナ内に、横可動ルーバと縦可動ルーバを前後して、且つ相互に直交方向に配設し、ベゼルに設けた空気吹出口から空気を吹き出す際、横可動ルーバ、縦可動ルーバの各フィンの角度を変えて、空気の吹出し方向を上下左右に調整するクロスフィン型のレジスタが、広く使用されている。
また、このようなレジスタとして、細長で長方形状の空気吹出口を有し、空気吹出口の内側に1〜3枚程度の少数の可動フィンを設けた薄型のレジスタが、主として意匠性やデザイン的なデマンドから製造され、下記特許文献1などで知られている。
この種のクロスフィン型の薄型レジスタは、通常、送風を遮断するために、後フィンの上流側の通風路内に、ダンパプレートが回動可能に軸支され、使用時、送風を止める場合、レジスタ前面のダンパダイヤルを操作してダンパプレートを回動させ、通風路を閉鎖する。
このため、上記レジスタは、ダンパ操作用のダンパダイヤルを、ベゼルの前面に設ける必要があり、ダンパダイヤルの配置により、レジスタの前面幅がコンパクトに制限される場合、空気吹出口の開口面積が縮小され、送風性能が低下する不具合があった。
また、レジスタの側部には、ダンパプレートにダンパダイヤルの回動力を伝達する操作伝達機構を設ける必要があり、操作伝達機構のためのスペースを、リテーナの側部などに設けることにより、このスペースがレジスタの外形形状を大型化していた。
さらに、上記レジスタは、使用者がレジスタを操作する場合、前フィン上に摺動可能に外嵌された操作ノブとベゼルの前面に設けられたダンパダイヤルとを、別々に操作する必要があり、1個の操作部で送風方向の調整と送風停止を簡便に行い得るレジスタが要望されていた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、1個の操作部でフィン及びダンパプレートを操作することができ、空気吹出口の開口面積を十分に確保し、コンパクト化を図ることができるレジスタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレジスタは、
内部に通風路を有したリテーナと、
該リテーナの前部に嵌着され、空気吹出口を有したベゼルと、
該空気吹出口の内側に、前フィンを回動可能に配置した前可動ルーバと、
該前可動ルーバの上流側で該前可動ルーバと直交方向に複数の後フィンを回動可能に配置した後可動ルーバと、
該後可動ルーバの上流側に配設され、該通風路を開閉するダンパ装置と、を備えたレジスタにおいて、
該前可動ルーバの前フィンは、該空気吹出口の長手方向と平行に、回動可能に軸支され、該前フィンの外周部に、ダイヤル操作ノブを回転可能に支持した摺動部材が、該前フィンの長手方向と平行に摺動可能に外嵌され、
該摺動部材の後部に係合脚部が、該後可動ルーバの後フィンと係合可能に取り付けられ、
該ダイヤル操作ノブは、該摺動部材及び該前フィンを前後に貫通する、自在継手の連結軸の前端部に連結されて、該摺動部材の前面に回転可能に配設され、
該自在継手は、該連結軸の端部に設けたピン付きの球体と、該球体に傾動可能に嵌合されるソケット部を有した継手軸とを備えて構成され、
該継手軸の先端にはピン付きの第2球体が設けられ、内部に自在軸受を有した傘歯車の該自在軸受に、該第2球体が傾動可能に嵌入されて、該傘歯車と該継手軸が連結され、
該リテーナ内の該通風路の上流側に、該通風路を開閉するダンパ装置のダンパプレートが回動可能に軸支され、該ダンパプレートの略中央に傘歯車片が設けられ、該傘歯車片が該傘歯車と噛合することを特徴とする。
内部に通風路を有したリテーナと、
該リテーナの前部に嵌着され、空気吹出口を有したベゼルと、
該空気吹出口の内側に、前フィンを回動可能に配置した前可動ルーバと、
該前可動ルーバの上流側で該前可動ルーバと直交方向に複数の後フィンを回動可能に配置した後可動ルーバと、
該後可動ルーバの上流側に配設され、該通風路を開閉するダンパ装置と、を備えたレジスタにおいて、
該前可動ルーバの前フィンは、該空気吹出口の長手方向と平行に、回動可能に軸支され、該前フィンの外周部に、ダイヤル操作ノブを回転可能に支持した摺動部材が、該前フィンの長手方向と平行に摺動可能に外嵌され、
該摺動部材の後部に係合脚部が、該後可動ルーバの後フィンと係合可能に取り付けられ、
該ダイヤル操作ノブは、該摺動部材及び該前フィンを前後に貫通する、自在継手の連結軸の前端部に連結されて、該摺動部材の前面に回転可能に配設され、
該自在継手は、該連結軸の端部に設けたピン付きの球体と、該球体に傾動可能に嵌合されるソケット部を有した継手軸とを備えて構成され、
該継手軸の先端にはピン付きの第2球体が設けられ、内部に自在軸受を有した傘歯車の該自在軸受に、該第2球体が傾動可能に嵌入されて、該傘歯車と該継手軸が連結され、
該リテーナ内の該通風路の上流側に、該通風路を開閉するダンパ装置のダンパプレートが回動可能に軸支され、該ダンパプレートの略中央に傘歯車片が設けられ、該傘歯車片が該傘歯車と噛合することを特徴とする。
なお、この明細書において、前後は、レジスタ内の通風路の下流側(空気吹出口側)が前側、前部であり、通風路の上流側が後側、後部である。
この発明によれば、レジスタのダイヤル操作ノブを把持して、摺動部材を前フィンの長手方向に摺動操作すると、係合脚部を介して該後可動ルーバの後フィンが回動し、送風方向が空気吹出口の長手方向に傾斜して曲げられる。また、ダイヤル操作ノブを空気吹出口の短手方向に傾動操作すると、該前フィンが該短手方向に傾動し、空気吹出口からの送風が、空気吹出口の短手方向に傾斜して曲げられ、送風される。さらに、ダイヤル操作ノブをその中心軸の回りで回すと、自在継手、継手軸、自在軸受、及び傘歯車を介してダンパ装置のダンパプレートに回動力が伝達され、ダンパプレートが回動し、通風路の開度を調整し、或いは通風路を閉鎖する。
このように、ダイヤル操作ノブは、自在継手、継手軸、第2球体、自在軸受、及び傘歯車を介してダンパ装置のダンパプレートに連係されるので、空気吹出口の長手方向へのダイヤル操作ノブ及び摺動部材の摺動と短手方向への傾動が許容され、前フィンを短手方向に振った状態及び後フィンを長手方向に振った状態で、ダイヤル操作ノブを回してダンパ装置をスムーズに開閉操作することができる。
また、1個のダイヤル操作ノブを操作するのみで、簡便に送風方向を上下左右に変えることができるとともに、ダンパ装置を回動操作して、通風路を開閉することができる。また、ダイヤル操作ノブは、前フィンの前部に摺動可能に取り付けた摺動部材の正面に設ける構造のため、従来のレジスタのように可動ルーバ用の操作ノブとともにダンパ用ダイヤルをベゼルの前面に配設する場合に比して、空気吹出口を広く開口させることができ、送風性能を向上させることができる。さらに、ダイヤル操作ノブの回動力を伝達する回転伝達機構は、リテーナ内の自在継手、継手軸、第2球体、自在軸受、及び傘歯車から構成することができるので、レジスタの外形形状をコンパクトにし小型化することができる。
ここで、上記前フィンの略中央部の前後方向に、横断面を長円形とする長円軸孔が形成され、上記摺動部材が該前フィンの中央部を上下から包囲して摺動可能に取り付けられ、上記連結軸を該摺動部材及び該前フィンの該長円軸孔に挿通させる構成とすることができる。
またここで、上記自在継手の連結軸は、球体及びピンが合成樹脂により一体成形されるとともに、該自在継手の継手軸は、ソケット部、第2球体及びピンが合成樹脂により一体成形され、該ソケット部には、該球体に突設される該ピンと係合する係合溝を設けることが好ましい。これによれば、部品数を少なくして、成形型の費用、組立工数の増大に伴う費用を削減して、製造コストを下げることができる。さらに、ダイヤル操作ノブを上下左右に操作して送風方向を調整した状態で、ダイヤル操作ノブをその軸の回りで円滑に回して、ダンパ装置をスムーズに開閉することができる。
またここで、上記傘歯車の軸部は、上記リテーナの内側で、枠部を介して設けられた軸受部に、回動可能に支持される構成とすることが好ましい。これによれば、傘歯車を安定して回動可能に支持することができる。
またここで、上記継手軸の第2球体が挿入される傘歯車側の自在軸受内には、ピンが係合する係合溝が設けられ、該ピンと該係合溝との係合により、該継手軸の傾動を許容し且つ回転力を伝達するように構成することが好ましい。
またここで、上記ダンパ装置のダンパプレートは、長方形状のプレート本体の両側に、軸支部が該プレート本体の一方の表面側に偏倚して突設され、該軸支部と同軸上の該プレート本体の略中央に上記傘歯車片が突設され、該傘歯車片の近傍の該プレート本体表面に、上記傘歯車の軸部が位置する凹溝を形成することが好ましい。これによれば、1枚構造のダンパプレートを、傘歯車を介して良好に回動させて、1枚のダンパプレートで通風路を開閉することができ、ダイヤル操作ノブを回したときの回動操作力を確実にダンパ装置に伝達して開閉動作させることができる。
またここで、上記摺動部材は上摺動部材と該上摺動部材の下側に嵌着される下摺動部材とからなり、該前フィンの略中央部を上下から包囲するように、上摺動部材と下摺動部材を、嵌合させて、摺動可能に取り付けられ、該摺動部材内に荷重付与部材を該前フィンに接触して配設することが好ましい。これによれば、摺動部材のガタツキを防止し、ダイヤル操作ノブを持って摺動部材を摺動操作したとき、適度な操作荷重を付与することができる。
またここで、上記荷重付与部材は、上記前フィンの前縁部に接触する凸部を両側に設けるとともに、上記連結軸が密に挿通される軸孔を設けることが好ましい。これによれば、1個の荷重付与部材のみで、ダイヤル操作ノブの摺動操作時と回動操作時の両方において、操作荷重を付与することができる。
またここで、上記摺動部材の後部に、上記自在継手の上記球体及びソケット部を回動可能に保持する保持部を設けることが好ましい。これによれば、保持部内に自在継手が保持されるため、ダイヤル操作ノブをガタツキなく安定して操作することができる。
またここで、上記前可動ルーバは1枚の該前フィンから構成され、該前フィンは上記空気吹出口の略中央に配設され、上記ベゼルの該空気吹出口近傍の内側に山形凸条を、該空気吹出口の長手方向に同一横断面を持って連続して形成し、該山形凸条の下流側の面は、前方に向けて広がるように開口した前方傾斜面で形成することが好ましい。これによれば、前フィンを空気吹出口の短手方向に振ったとき、山形凸条の傾斜面と1枚の前フィンのみで、送風方向を空気吹出口の短手方向に確実に曲げて、指向性良く送風することができる。
この発明のレジスタによれば、1個のダイヤル操作ノブで、相互に直交する前フィンと後フィン及びダンパプレートを操作することができ、空気吹出口の開口面積を十分に確保し、レジスタのコンパクト化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。このレジスタは、図1〜図6に示すように、薄型でコンパクトな外形形状を有するリテーナ1とベゼル2によりケース部が形成され、ベゼル2の前面に、横方向に細長い長方形状の空気吹出口5形成され、内部の通風路6内に、前可動ルーバ3が配設され、その上流側に後可動ルーバ4及びダンパ装置50が配設される。
ベゼル2正面の空気吹出口5は、長手方向に長く短手方向に短い横長の長方形に形成され、空気吹出口5のすぐ内側に、前フィン30を有する前可動ルーバ3が、長手方向(横方向)と平行に配される。前可動ルーバ3の上流側には、前可動ルーバ3と直交方向に後可動ルーバ4が、空気吹出口5の短手方向(縦方向)と平行に、複数の後フィン41を並設して配設される。前可動ルーバ3の略中央に、摺動部材8が摺動可能に取り付けられ、1個のダイヤル操作ノブ7が、その摺動部材8の前面に、前可動ルーバ3、後可動ルーバ4、及びダンパ装置50を操作するために配設される。
なお、この実施形態では、レジスタの空気吹出口5は横方向に細長く長手方向を横方向として形成され、前可動ルーバ3はその長手方向と平行に配され、後可動ルーバ4は空気吹出口5の短手方向と平行にその後フィン41を配しているが、当該レジスタの正面形状を90度回転させ、空気吹出口を縦方向に細長い形状とし、前可動ルーバを空気吹出口の長尺方向(縦方向)と平行に配し、後可動ルーバを空気吹出口の短手方向(横方向)と平行に配設するように、レジスタを構成してもよい。
図7に示すように、ベゼル2の内側(背面側)に、リテーナ1に連結するための嵌合部が設けられ、その嵌合部に方形ダクト状のリテーナ1が嵌合・接続され、リテーナ1及びベゼル2の内側に通風路6が形成される。ベゼル2の空気吹出口5内側の左右側壁とリテーナ1の左右側壁の前縁部間に、前可動ルーバ3の軸受部が形成され、図6に示す如く、この軸受部に前可動ルーバ3の前フィン30の両側の支軸34が支持される。前可動ルーバ3の1枚の前フィン30は、左右横方向に細長く形成された空気吹出口5の長手方向に沿って、その中央横方向に配置され、両側の支軸34を介して上下方向に回動可能に軸支される。
さらに、図23に示すように、ベゼル2の空気吹出口5の直ぐ内側の上部内側面と下部内側面に、山形凸条25が設けられている。この上部と下部の山形凸条25は、空気吹出口5の両内側面に長手方向に沿って、同一断面で連続して形成され、山形凸条25の下流側に前方傾斜面26が、前方上下に開くように形成され、その上流側に傾斜面27が形成される。山形凸条25の下流側の面は、前方に向けて広がるように、つまり前斜め上方と前斜め下方に向けて広がるように開口し、上部と下部の前方傾斜面26として形成されている。また、山形凸条25の上流側の傾斜面27は、各々、その傾斜方向を前可動ルーバ3の前フィン30に向けて形成される。
前可動ルーバ3は、図15に示す如く、空気吹出口5の直ぐ内側に配設された1枚の前フィン30から構成される。前可動ルーバ3は、前フィン30を上または下側に傾動(回動)したとき、図23,24の如く、山形凸条25の傾斜面27及び前方傾斜面26と前フィン30とが協働して、空気流を指向性良く斜め上方に或いは斜め下方に導風するようになっている。
なお、上記山形凸条25に代えて、前可動ルーバ3の前フィン30の上側または/及び下側に補助フィンを配し、補助フィンを前フィン30とリンクして傾動するように配設することもできる。この場合、前可動ルーバは、中央の前フィンと1枚或いは2枚の補助フィンとから構成され、前可動ルーバの上下への回動時、前フィン30と補助フィンが協働して、空気流を斜め上方または下方に導風する。
図15(d)に示すように、前可動ルーバ3の前フィン30には、略中央部に中央凸部31が設けられ、その中央凸部31に、横断面を長円とした長円軸孔32が、正面から背面側に貫通して形成される。長円軸孔32には、後述のダイヤル操作ノブ7に連結される連結軸11が、移動可能に挿入される。さらに、図15に示す如く、前フィン30の中央凸部31を包囲するように、直方体形状で箱型の摺動部材8が、前フィン30の長手方向に摺動可能に外嵌される。
摺動部材8は、図8、図16に示すように、上摺動部材81と下摺動部材82から構成され、前フィン30の中央凸部31を上下及び前後から包囲する形態で、上摺動部材81と下摺動部材82が上下から覆うように嵌着される。上摺動部材81と下摺動部材82の嵌合部には、相互に、複数の係止部と係止爪が設けられ、複数の係止部と係止爪の係止により、前フィン30の外周部を覆って嵌着される。
図15に示す如く、前フィン30の中央凸部31を覆う摺動部材8の前面から背面にかけて、軸孔85が形成され、軸孔85には、ダイヤル操作ノブ7に連結される連結軸11が、前フィン30の長円軸孔32とともに挿通される。軸孔85は略円形であるが、長円軸孔32は、横方向に長い形状とされ、これにより、連結軸11は、摺動部材8とともに長円軸孔32の範囲内で、前フィン30の長手方向に移動が可能である。連結軸11の先端は軸孔85から前側に僅かに突出し、その先端にダイヤル操作ノブ7が嵌着される。
さらに、図15に示す如く、摺動部材8の後部中央には、そこに開口する軸孔85の周囲に、後述の自在継手10のソケット部16を覆って保持するように、凹部状の保持部84が設けられている。保持部84は、内側に凹部を有し、摺動部材8の後部に開口する軸孔85と連通する。この保持部84には、図8、図23に示す如く、自在継手10の継手軸17が球体14に対し傾動したとき、その継手軸17とピン15の傾動を許容しつつソケット部16を覆うように、溝部が設けられている。
このように、自在継手10の球体14とソケット部16が、摺動部材8後部の保持部84内に、安定して保持されるので、ダイヤル操作ノブ7の摺動操作時、傾動操作時に、ノブを回転操作したとき、安定してダイヤル操作ノブ7の回転力を自在継手10を介して傘歯車20に伝達することができる。
一方、摺動部材8の後部左寄りには、後可動ルーバ4の回動操作用で二又状の係合脚部47を支持するために、軸部を有する脚支持部86が設けられる。図8に示すように、係合脚部47の元部には、嵌着部48が設けられ、この嵌着部48が脚支持部86の軸部に、上下に傾動可能に嵌着される。これにより、係合脚部47は後方に突出すように、摺動部材8の後部に取り付けられる。係合脚部47は、摺動部材8に組み付けた状態で、図19に示すように、後可動ルーバ4の1枚の後フィン41の係合軸部42と係合し、摺動部材8がダイヤル操作ノブ7によって左右に摺動したとき、後可動ルーバ4の向きを左右に向けるように回動させる。また、図22に示す如く、前フィン30を上下に大きく回動操作したとき、係合脚部47の先端が後フィン41の制限板に当接し、その嵌着部48が、脚支持部86を軸に、上下に傾動し、前フィン30及び摺動部材8の回動を許容するようになっている。
長尺の前フィン30は、図15に示すように、その両側に、支軸34が突設され、一方の側の支軸34から偏倚した位置に、ガイド軸33が突設される。前フィン30は、その両側の支軸34が、リテーナ1の両側壁の前縁部に設けた軸受部に、回動可能に軸支され、ガイド軸33が、リテーナ1の側壁に設けたガイド孔と嵌合され、空気吹出口5の内側中央位置で水平横方向に配置され軸支される。前フィン30はその両側の支軸34を軸に、上下に回動可能に軸支され、その回動範囲はガイド軸33とガイド孔によって所定角度範囲に設定される。
また、図8に示すように、摺動部材8内に、収容部83が設けられ、その収容部83内に、熱可塑性エラストマーなどから形成された荷重付与部材35が収容される。荷重付与部材35の両側には、凸部36が設けられ、凸部36を前フィン30の前縁部に接触させるように収容される。また、図8に示すように、荷重付与部材35の中央に、軸孔37が設けられ、この軸孔37には、自在継手10の連結軸11が密に挿通される。これにより、摺動部材8の摺動操作時、適度な摩擦抵抗の発生により、操作荷重を生じさせ、且つダイヤル操作ノブ7をその軸の回りで回転させたとき、その回転操作に、適度な回転操作荷重を付与するようになっている。このように、1個の荷重付与部材35により、ダイヤル操作ノブ7の回転操作と摺動操作との両方の操作に対し、適度な操作荷重を付与することができる。
図8に示すように、摺動部材8の前面から背面にかけて軸孔85が形成され、その軸孔85に自在継手10の連結軸11が挿通される。さらに、連結軸11の先端部に、ダイヤル操作ノブ7が連結され、ダイヤル操作ノブ7は、摺動部材8の正面側に突出して、回転操作可能に配設される。これにより、ダイヤル操作ノブ7を持って左右に移動させると、摺動部材8が共に前フィン30上で左右に移動し、ダイヤル操作ノブ7を持ってその軸の回りで回転させると、連結軸11がその軸の回りで回転する。さらに、ダイヤル操作ノブ7を持って上下に傾動操作すると、前フィン30がその支軸34を軸に上下に傾動するようになっている。
連結軸11は、図8に示す如く、自在継手10の入力軸を構成する部材であり、連結軸11の後端部には、ボールジョイント型の自在継手10の球体14が設けられる。この球体14にはピン15がその3時と9時方向に突設され、自在継手10の出力軸となる継手軸17に、ソケット部16を介して、軸回りの回転力を伝達するようになっている。このような連結軸11は、球体14、ピン15とともに合成樹脂により一体成形される。
自在継手10は、図8、18に示す如く、入力軸となる連結軸11の後端部に設けた球体14と、出力軸となる継手軸17の前端部に設けたソケット部16と、から構成され、球体14がソケット部16の内側に傾動可能に嵌入される。球体14には、その軸の回りの回転力を伝達するために、両側にピン15が突設され、そのピン15を嵌め込むように、ソケット部16には係合溝16aが設けられる。
さらに、ソケット部16の上下には、連結軸11の傾動を許容するために、開口部が設けられている。上記の如く、自在継手10の球体14及びソケット部16は、図11等に示すように、摺動部材8の後部中央に設けた保持部84内に保持される。保持部84内の球体14及びソケット部16は、摺動部材8及び前フィン30が上下に傾動操作されたとき、上下に回動するが、そのとき、連結軸11の上下の傾動を許容するように、保持部84は、形成される。
このように、ダイヤル操作ノブ7を持って左右に移動させたとき、図20,21に示すように、ダンパプレート51の開閉用の傘歯車20に繋がる継手軸17の傾動を許容して、摺動部材8を前フィン30上で左右横方向に摺動させ、その状態で、摺動部材8及び前フィン30を上下に傾動操作したとき、その傾動を許容する構造である。さらに、その状態で、ダイヤル操作ノブ7を持ってその軸の回りで回転させたとき、図24(b)に示す如く、連結軸11、自在継手10、継手軸17を介して、その回転力を傘歯車20に伝達するようになっている。
自在継手10の出力側の継手軸17の後端部には、ピン19付きの第2球体18が設けられる。継手軸17の第2球体18は、図8、図18、図19に示すように、リテーナ1内の定位置に、回転可能に支持された傘歯車20の軸部21内の自在軸受23内に、傾動可能に嵌入される。図8に示すように、第2球体18には、ピン19がその両端を突出して設けられ、継手軸17の傾動を許容し且つ継手軸17の回転力を傘歯車20に伝達可能としている。継手軸17はソケット部16、第2球体18及びピン19とともに合成樹脂により一体成形される。
上記のように、ダイヤル操作ノブ7は、連結軸11が、上記構成の自在継手10を介して、出力軸側の継手軸17に連係され、連結軸11、自在継手10、継手軸17、自在軸受23等から回転伝達機構が構成される。これにより、ダイヤル操作ノブ7と摺動部材8を左右方向に摺動操作しまたは上下方向に傾動(回動)操作したとき、その摺動及び傾動が可能となり、さらにその状態で、上記回転伝達機構によって、ダイヤル操作ノブ7の回転力が継手軸17に伝達される。
図19に示す如く、継手軸17の後端部に設けた第2球体18は、傘歯車20の軸部21内の自在軸受23内に、傾動可能に嵌入される。傘歯車20は、図9に示す如く、その前部に軸部21が設けられ、軸部21には、その軸方向に設けた穴内に、自在軸受23が形成される。傘歯車20の軸部21は、図7に示す如く、リテーナ1後部内中央に枠部1aを介して固定された軸受部1bに、回転可能に支持される。これにより、傘歯車20は、その軸部21を、リテーナ1内の通風路6の中央位置で、回転可能に支持され、ダンパプレート51の中央の傘歯車片54が、この傘歯車20と噛合する。
傘歯車20は、図9に示す如く、その軸部21内に軸穴22が軸方向に形成され、軸穴22の奥部に球面状の自在軸受23が形成され、図22,23の如く、軸穴22内に挿入された継手軸17の第2球体18を、所定の角度範囲で傾動可能に保持する。また、図9に示すように、軸穴22及び自在軸受23内には、第2球体18に設けたピン19の端部が係合する係合溝24が設けられる。これにより、傘歯車20に対し継手軸17を傾動可能に連結し、且つ継手軸17の回動力を傘歯車20に伝達可能としている。
図6、図19に示す如く、リテーナ1内の通風路6で前可動ルーバ3の上流側に、後可動ルーバ4が、後フィン41を前フィン30に対し直交方向に配して設けられる。後可動ルーバ4は、図7、図8に示すように、8枚の後フィン41をリテーナ1内に縦に配し、且つ一定の間隔で横に並設して構成される。各後フィン41の上部と下部には支軸43が突設され、それらの支軸43は、リテーナ1とベゼル2間の上壁と下壁に設けた軸受部に回動可能に嵌合される。
さらに、後可動ルーバ4の各後フィン41の下部に、支軸43から偏移して連結軸44が突設され、1本のリンクバー45がこれらの連結軸44に連結され、リンクバー45により全ての後フィン41が相互にリンクされる。さらに、1本の後フィン41の前部に、係合軸部42が設けられ、図19に示す如く、上記摺動部材8の後部に取り付けた係合脚部47がこの係合軸部42に係合する。これにより、ダイヤル操作ノブ7を操作して、摺動部材8を左右方向に摺動させたとき、図20,21に示す如く、係合脚部47が係合軸部42を介して、後フィン41を左右に回動させ、後可動ルーバ4を斜め右または左に向けるように、動作させる。
リテーナ1内の通風路6の後部、後可動ルーバ4の上流側に、ダンパプレート51を備えたダンパ装置50が、通風路6を開閉するように、配設される。ダンパ装置50は、図17に示すように、1枚のダンパプレート51から構成され、ダンパプレート51は、そのプレート本体が、通風路6を開閉可能な略長方形の板状に形成される。ダンパの開閉は、傘歯車20を介して伝達されるダイヤル操作ノブ7の回動力により行われ、図17、図24に示す如く、ダンパプレート51はその両側に設けた支軸52aを軸に、約85度の角度範囲で回動して、通風路6を開閉する。ダンパプレート51のプレート本体の周縁部には、スポンジゴム等の軟質シート材が取り付けられ、閉鎖時の風漏れを防止している。
ダンパプレート51のプレート本体の略中央部に、図17に示すように、傘歯車片54が表面側に突出して設けられる。すなわち、ダンパプレート51の略中央表面に凸部53が突設され、その凸部53側部に、傘歯車片54が、ダンパプレート51の回動軸D上に設けられる。ダンパプレート51の両端部には軸支部52が突設され、両側の軸支部52の側面に、支軸52aが、プレート本体の長手中心軸方向と平行な回動軸D上に、両側に突き出すように設けられる。
つまり、図17に示す如く、ダンパプレート51の回動軸Dは、その平面より表面側に所定間隔だけオフセットされて位置し、その回動軸D上の略中央に、傘歯車片54が同軸上に設けられる。さらに、図17に示す如く、ダンパプレート51の上面中央部には、凹溝55が、傘歯車20の軸部21を配置するために、設けられる。これにより、傘歯車20の回転駆動により、傘歯車片54を介してダンパプレート51が回動軸Dを中心に回動し、小型の傘歯車20と傘歯車片54を用いて、1枚のダンパプレート51によって通風路6を開閉可能としている。
ダンパプレート51の両側の支軸52aは、リテーナ1の側壁部に軸支され、ダンパ装置50のダンパプレート51は、その支軸52aを軸に、図24(a)に示す開放位置から図24(b)に示す閉鎖位置の間で回動する。なお、図17に示す例では、支軸52aがダンパプレート51に設けた軸支部52に突設されるが、リテーナ1の側壁に支軸を設けてもよく、或いは外側から支軸をダンパプレート側に差し込んで軸支してもよい。
これにより、上記ダイヤル操作ノブ7を、その軸の回りで回動操作したとき、その回動力が自在継手10の連結軸11、継手軸17を介して傘歯車20に伝達され、傘歯車20が傘歯車片54を介して、ダンパプレート51を回動させる。これにより、ダンパプレート51は、図24(a)のように通風路6を開放し、図24(b)のように通風路6を閉鎖するようになっている。
上記の如く、ダイヤル操作ノブ7は、上下に傾動操作したとき、前可動ルーバ3の前フィン30とともに上下に傾動し、左右にスライド操作したとき、摺動部材8とともに左右に移動する。その上下傾動と左右移動を行いつつ、ダイヤル操作ノブ7をその軸の回りで回動操作したとき、ダイヤル操作ノブ7の回動力を傘歯車20からダンパプレート51に伝達するように、上記回転伝達機構は構成される。
自在継手10、第2球体18及び自在軸受23を備えた回転伝達機構は、自在継手10の入力側の連結軸11にダイヤル操作ノブ7を連結し、自在継手10の出力側の継手軸17に第2球体18と自在軸受23を介して傘歯車20を連結し、継手軸17の傾動を許容しつつ、ダイヤル操作ノブ7の回転力をダンパプレート51に伝達する構造である。
上記構成のレジスタは、自動車の車内のインストルメントパネルやダッシュボードの部分に、そのリテーナ1の末端を図示しない通風ダクトに接続するようにして装着される。通風ダクトから送られる空気は、リテーナ1内の通風路6から空気吹出口5を通して吹き出される。
図19、図23(a)のように、ダンパ装置50を開放し、前可動ルーバ3の前フィン30と後可動ルーバ4の後フィン41を、通風路6の送風方向と平行にしたニュートラル状態で、空気流は通風路6内を真直ぐに進み、後フィン41、前フィン30の間を通過し、空気吹出口5から前方に吹き出される。このとき、空気流は、空気吹出口5内側の上部と下部に突設された山形凸条25によって、上下から多少中央側に絞られて送風され、正面に向けて空気流が指向性良く送風される。
このような送風状態で、通風路6を閉鎖して送風を遮断する場合、ダイヤル操作ノブ7を把持して、図24(b)のように、その軸の回りで例えば反時計方向に回す。これにより、ダイヤル操作ノブ7の回動力が自在継手10、第2球体18、自在軸受23を介して傘歯車20に伝達され、傘歯車20が回転する。そして、傘歯車20の回転がダンパ装置50に伝達され、ダンパプレート51が図24(b)の時計方向に回動し、ダンパプレート51の周縁部が通風路6の内壁に当接し、通風路6がダンパ装置50により閉鎖される。
一方、送風状態で、送風方向を上または下に調整する場合、ダイヤル操作ノブ7を把持して前可動ルーバ3の前フィン30を上または下に回動させる。ダイヤル操作ノブ7を持って上または下に回動させると、図23(b)、図24(a)に示すように、ダイヤル操作ノブ7が装着された前フィン30がその両側の支軸34を軸に上または下に回動し、前フィン30が斜め上方または斜め下方に傾動して、送風方向が調整される。
このとき、ダイヤル操作ノブ7を上側または下側に操作して、前可動ルーバ3の前フィン30を上側(斜め上方)または下側(斜め下方)に向けた場合、通風路6を流れる空気流は、通風路6の前部で、先ず、空気吹出口5の内側の対向した両側の山形凸条25の上流側の傾斜面27に沿って流れ、中央寄りの前フィン30側に曲げられる。さらに、空気流は、その大部分が前フィン30の表面に沿って流れ、前フィン30の方向(斜め上方または斜め下方)に曲げられ、空気吹出口5から良好な指向性をもって送風される。またこのとき、山形凸条25の下流側の面が、前方に向けて広がるように開口した前方傾斜面26で形成されるから、この前方傾斜面26によって空気流がガイドされ、風の指向性が開口部の縁で乱されることなく、良好に送風される。
一方、上記のように前フィン30を上にまたは下に振った送風状態で、通風路6を閉鎖して送風を遮断する場合、上記と同様、ダイヤル操作ノブ7を把持して、その軸の回りで例えば反時計方向に回す。
このとき、ダイヤル操作ノブ7の連結軸11は傘歯車20の軸部21に対し曲折して連結されるが、自在継手10、第2球体18、自在軸受23を介して傘歯車20に連結されるため、ダイヤル操作ノブ7の回動力は円滑に傘歯車20に伝達され、傘歯車20は回転する。
そして、傘歯車20の回転がダンパ装置50に伝達されて、ダンパプレート51が図24(b)のように時計方向に回動し、ダンパプレート51の周縁部が通風路6の内壁に当接し、通風路6がダンパ装置50により閉鎖される。
一方、送風方向を左右に変える場合、ダイヤル操作ノブ7を摺動部材8とともに左または右に摺動させる。ダイヤル操作ノブ7を持って左または右に動かすと、図20、図21に示すように、摺動部材8は前フィン30上を摺動し、水平方向(左右横方向)に移動する。これに伴い、摺動部材8の後部に嵌着された係合脚部47を介して、後可動ルーバ4の後フィン41がその支軸43を軸に左右に傾動(回動)する。このとき、その回動力は、リンクバー45を介して他の後フィン41に伝達され、各後フィン41がその支軸43を軸支に回動し、全ての後フィン41の左右方向の向きが支軸43を軸にして変わり、送風方向が左右に調整される。
上記の如く後可動ルーバ4を左にまたは右に振った送風状態で、通風路6を閉鎖して送風を遮断する場合、上記と同様、ダイヤル操作ノブ7を把持して、その軸の回りで例えば反時計方向に回す。
このとき、図24(b)に示すように、ダイヤル操作ノブ7の連結軸11は傘歯車20の軸部21に対し曲折して連結されるが、自在継手10、第2球体18、自在軸受23を介して傘歯車20に連結されるため、ダイヤル操作ノブ7の回動力は円滑に傘歯車20に伝達され、傘歯車20は回転する。
そして、傘歯車20の回転がダンパ装置50に伝達されて、ダンパプレート51が図24(b)の時計方向に回動し、ダンパプレート51の周縁部が通風路6の内壁に当接し、通風路6がダンパ装置50により閉鎖される。
このように、1本のダイヤル操作ノブ7を操作するのみで、簡便に送風方向を上下左右に変えることができるとともに、ダンパ装置50を回動操作して、通風路を開閉することができる。また、ダイヤル操作ノブ7は、前フィン30の前部に摺動可能に取り付けた摺動部材8に、小型ダイヤルを配置するのみでよいため、従来のレジスタのように可動ルーバ用の操作ノブとともにダンパ用ダイヤルをベゼルの前面に配設する場合に比して、空気吹出口を広く開口させることができ、送風性能を向上させることができる。さらに、ダイヤル操作ノブ7の回動力を伝達する回転伝達機構は、リテーナ1内の自在継手10、継手軸17、自在軸受23、及び傘歯車20から構成することができるので、レジスタの外形形状をコンパクトにし小型化することができる。
また、ボール型の自在継手10の球体14は連結軸11、ピン15とともに、合成樹脂で一体成形することができ、自在継手10のソケット部16は継手軸17、ピン19とともに、合成樹脂で一体成形することができるので、部品点数が少なく、低コストで安価に、上記レジスタを製造することができる。
1 リテーナ
1a 枠部
1b 軸受部
2 ベゼル
3 前可動ルーバ
4 後可動ルーバ
5 空気吹出口
6 通風路
7 ダイヤル操作ノブ
8 摺動部材
10 自在継手
11 連結軸
14 球体
15 ピン
16 ソケット部
16a 係合溝
17 継手軸
18 第2球体
19 ピン
20 傘歯車
21 軸部
22 軸穴
23 自在軸受
24 係合溝
25 山形凸条
26 前方傾斜面
27 傾斜面
30 前フィン
31 中央凸部
32 長円軸孔
33 ガイド軸
34 支軸
35 荷重付与部材
36 凸部
37 軸孔
41 後フィン
42 係合軸部
43 支軸
44 連結軸
45 リンクバー
47 係合脚部
48 嵌着部
50 ダンパ装置
51 ダンパプレート
52 軸支部
52a 支軸
53 凸部
54 傘歯車片
55 凹溝
81 上摺動部材
82 下摺動部材
83 収容部
84 保持部
85 軸孔
86 脚支持部
1a 枠部
1b 軸受部
2 ベゼル
3 前可動ルーバ
4 後可動ルーバ
5 空気吹出口
6 通風路
7 ダイヤル操作ノブ
8 摺動部材
10 自在継手
11 連結軸
14 球体
15 ピン
16 ソケット部
16a 係合溝
17 継手軸
18 第2球体
19 ピン
20 傘歯車
21 軸部
22 軸穴
23 自在軸受
24 係合溝
25 山形凸条
26 前方傾斜面
27 傾斜面
30 前フィン
31 中央凸部
32 長円軸孔
33 ガイド軸
34 支軸
35 荷重付与部材
36 凸部
37 軸孔
41 後フィン
42 係合軸部
43 支軸
44 連結軸
45 リンクバー
47 係合脚部
48 嵌着部
50 ダンパ装置
51 ダンパプレート
52 軸支部
52a 支軸
53 凸部
54 傘歯車片
55 凹溝
81 上摺動部材
82 下摺動部材
83 収容部
84 保持部
85 軸孔
86 脚支持部
Claims (10)
- 内部に通風路を有したリテーナと、
該リテーナの前部に嵌着され、空気吹出口を有したベゼルと、
該空気吹出口の内側に、前フィンを回動可能に配置した前可動ルーバと、
該前可動ルーバの上流側で該前可動ルーバと直交方向に複数の後フィンを回動可能に配置した後可動ルーバと、
該後可動ルーバの上流側に配設され、該通風路を開閉するダンパ装置と、を備えたレジスタにおいて、
該前可動ルーバの前フィンは、該空気吹出口の長手方向と平行に、回動可能に軸支され、該前フィンの外周部に、ダイヤル操作ノブを回転可能に支持した摺動部材が、該前フィンの長手方向と平行に摺動可能に外嵌され、
該摺動部材の後部に係合脚部が、該後可動ルーバの後フィンと係合可能に取り付けられ、
該ダイヤル操作ノブは、該摺動部材及び該前フィンを前後に貫通する、自在継手の連結軸の前端部に連結されて、該摺動部材の前面に回転可能に配設され、
該自在継手は、該連結軸の端部に設けたピン付きの球体と、該球体に傾動可能に嵌合されるソケット部を有した継手軸とを備えて構成され、
該継手軸の先端にピン付きの第2球体が設けられ、内部に自在軸受を有した傘歯車の該自在軸受に、該第2球体が傾動可能に嵌入されて、該傘歯車と該継手軸が連結され、
該リテーナ内の該通風路の上流側に、該通風路を開閉する該ダンパ装置のダンパプレートが回動可能に軸支され、該ダンパプレートの略中央に傘歯車片が設けられ、該傘歯車片が該傘歯車と噛合することを特徴とするレジスタ。 - 前記前フィンの略中央部の前後方向に、横断面を長円形とする長円軸孔が形成され、前記摺動部材が該長円軸孔の部位を上下から包囲して該前フィンの外周部に摺動可能に取り付けられ、前記連結軸が該摺動部材及び該長円軸孔に挿通されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記自在継手の前記連結軸は、前記球体及びピンが合成樹脂により一体成形され、且つ該自在継手の前記継手軸は、前記ソケット部、第2球体及びピンが合成樹脂により一体成形され、該ソケット部には、該球体に突設される該ピンと係合する係合溝が設けられたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記傘歯車の軸部は、前記リテーナの内側で、枠部を介して設けられた軸受部に、回動可能に支持されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記継手軸のピン付きの第2球体が挿入される前記自在軸受内には、該ピンが係合する係合溝が設けられ、該ピンと該係合溝との係合により、該継手軸の傾動を許容し且つ回転力が伝達されることを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記ダンパ装置の前記ダンパプレートは、長方形状のプレート本体の両側に、軸支部が該プレート本体の一方の表面側に偏倚して突設され、該軸支部と同軸上の該プレート本体の略中央に前記傘歯車片が突設され、該傘歯車片の近傍の該プレート本体表面に、前記傘歯車の軸部が位置する凹溝が形成されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記摺動部材は、上摺動部材と該上摺動部材の下側に嵌着される下摺動部材とからなり、該前フィンの該長円軸孔の部位を上下から包囲するように、該上摺動部材と該下摺動部材を嵌合させて、該摺動部材は該前フィン上に摺動可能に取り付けられ、該摺動部材内に荷重付与部材が該前フィンに接触して配設されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記荷重付与部材は、前記前フィンの前縁部に接触する凸部を両側に設けるとともに、前記連結軸が密に挿通される軸孔を設けて形成されたことを特徴とする請求項7記載のレジスタ。
- 前記摺動部材の後部に、前記自在継手の前記球体及びソケット部を回動可能に保持する保持部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記前可動ルーバは、1枚の前記前フィンから構成され、該前フィンは前記空気吹出口の短手方向の略中央に配設され、前記ベゼルの該空気吹出口近傍の内側に山形凸条が、該空気吹出口の長手方向に同一横断面を持って連続して形成され、該山形凸条の下流側の面に、前方に向けて広がるように開口した前方傾斜面が設けられたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
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|---|---|---|---|
| JP2016098261A JP2017206068A (ja) | 2016-05-16 | 2016-05-16 | レジスタ |
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-
2016
- 2016-05-16 JP JP2016098261A patent/JP2017206068A/ja active Pending
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