JP2017207180A - 逆入力防止クラッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】ロック式の逆入力防止クラッチにおいて、入力トルクが加えられていないときに手動で出力側部材のロック状態を解除できるようにする。
【解決手段】出力側部材とその径方向外側の固定部材の間に形成した複数の楔形空間13に一対のころ9を配し、各ころ9をばね10で楔形空間13の狭小部へ押し込んで、逆入力トルクに対して出力側部材をロックさせる逆入力防止クラッチにおいて、楔形空間13を挟んで軸方向で対向する位置に保持器8とロック解除補助部材14とを組み込み、入力トルクが加えられていないときに、押し治具17を用いて手動で保持器8を軸方向でロック解除補助部材14に近づけると、傾斜面からなる保持器8の第1の案内面8cとロック解除補助部材14の第2の案内面14bに案内されたころ9が、ばね10の弾力に抗して楔形空間13の広大部へ移動し、出力側部材4のロック状態が解除されるようにした。
【選択図】図6
【解決手段】出力側部材とその径方向外側の固定部材の間に形成した複数の楔形空間13に一対のころ9を配し、各ころ9をばね10で楔形空間13の狭小部へ押し込んで、逆入力トルクに対して出力側部材をロックさせる逆入力防止クラッチにおいて、楔形空間13を挟んで軸方向で対向する位置に保持器8とロック解除補助部材14とを組み込み、入力トルクが加えられていないときに、押し治具17を用いて手動で保持器8を軸方向でロック解除補助部材14に近づけると、傾斜面からなる保持器8の第1の案内面8cとロック解除補助部材14の第2の案内面14bに案内されたころ9が、ばね10の弾力に抗して楔形空間13の広大部へ移動し、出力側部材4のロック状態が解除されるようにした。
【選択図】図6
Description
本発明は、入力トルクが加えられたときは入力側部材の回転を出力側部材に伝達し、逆入力トルクに対しては入力側部材が回転しないようにする逆入力防止クラッチに関する。
モータ駆動によって被駆動部材を作動させるアクチュエータでは、被駆動部材の作動中に、その動作を止めるためにモータを停止させたときや、停電等によってモータが停止してしまったときに、被駆動部材が重力等の外力を受けて位置(姿勢)を変えることによって種々のトラブルが生じるおそれがある。このため、通常は、モータ停止時に被駆動部材の位置を保持するブレーキとして、無励磁作動型の電磁ブレーキや、ロック式の逆入力防止クラッチ(例えば、特許文献1参照。)が組み込まれている。この逆入力防止クラッチは、入力側部材に入力トルクが加えられたときは、その回転を出力側部材に伝達し、出力側部材に逆入力トルクが加えられたときは、出力側部材をロックさせるもので、無励磁作動型電磁ブレーキに比べて電力消費量の低減および軽量化を図ることができるという利点がある。
上記特許文献1に記載されたロック式の逆入力防止クラッチの具体的な構成は、同一軸心のまわりに回転する入力側部材と出力側部材との間に、入力側部材の回転を僅かな角度遅れをもって出力側部材に伝達するトルク伝達手段を設け、出力側部材の径方向外側に固定部材を配し、出力側部材の外周面に複数のカム面を設けて、固定部材の内周円筒面と出力側部材の各カム面との間に周方向で次第に狭小となる楔形空間を形成し、これらの各楔形空間にロック係合子となる一対のころとそのころを楔形空間の狭小部へ押し込むばねを組み込むとともに、各楔形空間の周方向両側(ころを挟んでばねに周方向で対向する位置)に、入力側部材と一体回転する保持器の柱部を挿入している。
この逆入力防止クラッチでは、各ころがばねの弾力で楔形空間の狭小部に押し込まれているので、出力側部材に逆入力トルクが加えられても、回転方向後側のころが固定部材の内周円筒面および出力側部材のカム面に係合することにより出力側部材が固定部材とロックされ、入力側部材へ回転伝達しない。
一方、入力側部材に入力トルクが加えられたときは、入力側部材と一体回転する保持器の柱部が回転方向後側のころをばねの弾力に抗して楔形空間の広大部へ押し出すことにより、そのころと固定部材および出力側部材との係合が解除されて、出力側部材がロック状態から解放された後、トルク伝達手段によって入力側部材から出力側部材に回転が伝達されるようになる(このとき、回転方向前側のころは楔形空間の広大部に相対移動するので、固定部材および出力側部材と係合することはない)。
ところで、上記のようなロック式の逆入力防止クラッチでは、出力側部材が逆入力トルクに対してロックするので、アクチュエータにブレーキとして組み込んだ場合、そのアクチュエータの機械装置への組み付けやメンテナンスを行う際に、作業者が被駆動部材を手動で直接動かすことができず、作業性が低くなるという難点がある。
そこで、本発明は、ロック式の逆入力防止クラッチにおいて、入力トルクが加えられていないときに手動で出力側部材のロック状態を解除できるようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、同一軸心のまわりに回転する状態で配されている入力側部材および出力側部材と、前記出力側部材の径方向外側に配されている固定部材と、前記出力側部材に加えられる逆入力トルクに対して出力側部材と固定部材とをロックするロック手段と、前記入力側部材に加えられる入力トルクに対して前記ロック手段によるロック状態を解除するロック解除手段と、前記ロック状態が解除された状態のときに、前記入力側部材に加えられる入力トルクを前記出力側部材に伝達するトルク伝達手段とを備え、前記ロック手段は、前記固定部材の内周に円筒面が設けられ、前記出力側部材の外周に複数のカム面が設けられて、前記固定部材の内周円筒面と出力側部材の各カム面との間に周方向両側で次第に狭小となる楔形空間が形成されており、これらの各楔形空間に一対のロック係合子が組み込まれ、前記各ロック係合子がばねで楔形空間の狭小部へ押し込まれているものであり、前記ロック解除手段は、前記各楔形空間の周方向両側に挿入される柱部を有し、前記入力側部材に入力側部材と一体回転する状態で取り付けられている保持器である逆入力防止クラッチにおいて、前記保持器に前記各ロック係合子の一端面に対向する第1の案内面が設けられ、前記楔形空間を挟んで保持器に軸方向で対向する位置に、前記各ロック係合子の他端面に対向する第2の案内面が設けられたロック解除補助部材が、前記出力側部材に出力側部材と一体回転する状態で取り付けられ、前記第1の案内面と第2の案内面の少なくとも一方が、前記保持器の柱部に周方向で近づくほどロック係合子の端面に近づく傾斜面とされており、前記保持器とロック解除補助部材を軸方向で互いに接近させることにより、前記第1の案内面と第2の案内面に案内されたロック係合子が前記楔形空間の広大部へ移動して、前記ロック状態が解除されるようになっている構成を採用した。ここで、ロック係合子はころでも玉でもよいが、玉の場合、一端面とはクラッチ軸方向の一端側の半球面、他端面とはクラッチ軸方向の他端側の半球面のことをいう。
すなわち、固定部材の内周円筒面と出力側部材の各カム面との間に形成される楔形空間を挟んで保持器に軸方向で対向する位置に、出力側部材と一体回転するロック解除補助部材を組み込み、ロック係合子の一端面に対向する保持器の第1の案内面と、ロック係合子の他端面に対向するロック解除補助部材の第2の案内面の少なくとも一方を傾斜面とし、保持器とロック解除補助部材を軸方向で互いに接近させることにより、第1の案内面と第2の案内面でロック係合子を両端から押してばねの弾力に抗して楔形空間の広大部へ移動させ、出力側部材のロック状態を解除できるようにしたのである。この構成によれば、入力トルクが加えられていないときに手動でロック解除ができるので、アクチュエータにブレーキとして組み込んだ場合、そのアクチュエータの機械装置への組み付けやメンテナンスを行う際に、作業者が被駆動部材を手動で直接動かせるようになり、作業性の向上が図れる。
ここで、前記保持器およびロック解除補助部材は前記固定部材の内部に配されており、前記固定部材の前記保持器に軸方向で対向する部位と前記ロック解除補助部材に軸方向で対向する部位の少なくとも一方に、押し治具の押圧片が挿入される軸方向の貫通孔が設けられている構成とすることにより、その押し治具を用いて手動でロック解除を容易に行えるようになる。
また、前記保持器およびロック解除補助部材と前記出力側部材のカム面が設けられた部位との軸方向隙間に、前記保持器とロック解除補助部材を軸方向で互いに接近させたときに、その軸方向移動した部材を押し戻す方向に付勢するロック保持ばねが組み込まれている構成とすれば、手動でロック解除した状態から確実かつ容易に通常使用時のロック状態に戻せるようになる。
本発明の逆入力防止クラッチは、上述したように、入力トルクが加えられていないときに、手動で保持器とロック解除補助部材を軸方向で接近させることにより、出力側部材のロック状態を解除できるようにしたものであるから、アクチュエータにブレーキとして組み込んだ場合、そのアクチュエータの機械装置への組み付けやメンテナンスの際の作業性を向上させることができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この逆入力防止クラッチは、アクチュエータのブレーキとして用いられるもので、図1および図2に示すように、入力側部材としての入力軸1と、出力軸2と内輪3が一体形成された出力側部材4と、内輪3の径方向外側に配される外輪5が一体形成された二段円筒状のハウジング6と、ハウジング6の一端に取り付けられる押え蓋7と、内輪3と外輪5との間に挿入される複数の柱部8aを有する保持器8と、内輪3と外輪5との間に組み込まれるころ(ロック係合子)9およびばね10と、ハウジング6他端の小径部内周に嵌め込まれて出力軸2を回転自在に支持する焼結軸受11とを備えている。そのころ9は、両端面が軸方向と直交する平面で、両端面と円筒面との境界部分はR面取り加工が施されている。また、ばね10は、この実施形態ではコイルばねを用いているが、板ばね等に代えることもできる。
前記ハウジング6は、一端のフランジの外周縁に複数の切欠き6aが形成されており、これらの切欠き6aに押え蓋7の外周縁に形成された爪7aを嵌め込んで折り曲げることにより、押え蓋7と一体化されている。押え蓋7は、その外周から張り出す3つの舌状の張出部に取付孔7bが設けられている。そして、このハウジング6と押え蓋7が、押え蓋7の取付孔7bで図示省略した外部部材に一体に固定される固定部材12となっている。また、ハウジング6の他端側の段差部および押え蓋7には、後述する出力側部材4のロック状態を手動で解除するための軸方向の貫通孔6b、7cが、それぞれ周方向に複数設けられている。
前記入力軸1は、外周に二面幅(軸心と平行でかつ互いに平行な2つの係合面)が形成された係合部1aと、係合部1aの端面から突出する小径円筒部1bとを有し、その係合部1aの先端側部分が、前記内輪3の中央に設けられた係合穴3aに挿入され、小径円筒部1bが内輪3の係合穴3aの底から出力軸2の円形穴2aに嵌め込まれて、出力側部材4(出力軸2および内輪3)と同一軸心のまわりに回転するようになっている。ここで、内輪3の係合穴3aは、断面が入力軸1の係合部1aとほぼ同じ形状で、入力軸1の係合部1aを挿入したときに僅かな回転方向の隙間が生じるように形成されており、これにより、入力軸1に加えられる入力トルクを僅かな角度遅れをもって出力側部材4に伝達するトルク伝達手段が構成されている。
また、入力軸1の係合部1aの軸方向中央側部分には、保持器8の円筒部8bが隙間なく嵌め込まれて、入力軸1と保持器8が一体回転するようになっている。そして、入力軸1はアクチュエータのモータ(図示省略)から入力トルクを加えられ、出力軸2は外周に二面幅が形成された係合部2bに連結される被駆動部材(図示省略)にトルクを出力するようになっている。
前記外輪5の内周は円筒面となっており、内輪3の外周にはカム面3bが周方向に複数設けられ、外輪5の内周円筒面と内輪3の各カム面3bとの間に周方向両側で次第に狭小となる楔形空間13が形成されている。そして、これらの各楔形空間13には前記ころ9が一対ずつ組み込まれ、前記ばね10がその一対のころ9に挟まれる位置に配されて各ころ9を楔形空間13の狭小部へ押し込んでいる。これにより、出力側部材4に加えられる逆入力トルクに対して、出力側部材4の一部である内輪3と固定部材12の一部である外輪5とをロックするロック手段が構成されている。
また、前記各楔形空間13の周方向両側(ころ9を挟んでばね10に周方向で対向する位置)には、前記保持器8の柱部8aが挿入されている。これにより、入力軸1に入力トルクが加えられたときに、保持器8が入力軸1と一体に回転して、保持器8の柱部8aが一対のころ9のうちの回転方向後側のころ9を楔形空間13の広大部へ押し出して、前記ロック手段によるロック状態を解除するようになっている。すなわち、この保持器8が、入力軸1に加えられる入力トルクに対して前記ロック状態を解除するロック解除手段となっている。
図1および図3に示すように、前記内輪3および楔形空間13を挟んで保持器8に軸方向で対向する位置には、環状のロック解除補助部材14が組み込まれている。このロック解除補助部材14は、保持器8の各柱部8a間に対応する周方向位置に、軸方向に突出する円弧状突部14aを有しており、出力軸2の係合部2bの軸方向中央側部分に隙間なく嵌め込まれて、出力側部材4と一体回転するようになっている。
前記保持器8およびロック解除補助部材14は、それぞれ入力軸1および出力軸2に軸方向移動可能に取り付けられており、通常使用中は、それぞれと内輪3との軸方向隙間に配されたロック保持ばね15、16により互いに軸方向で接近しないように保持されている。そして、後述するようにアクチュエータのメンテナンス等を行う際には、保持器8に軸方向で対向する押え蓋7の貫通孔7cまたはロック解除補助部材14に軸方向で対向するハウジング6段差部の貫通孔6bから固定部材12の内部へ、図4に示す環状の押し治具17の一側面に設けた柱状の押圧片17aを挿入することにより、ロック保持ばね15、16の弾力に抗して保持器8とロック解除補助部材14を軸方向で互いに接近させられるようになっている(図6および図7参照)。なお、ロック保持ばね15、16は、この実施形態ではコイルばねを用いているが、板ばね等に代えることもできる。
また、図3に示すように、保持器8の各柱部8aの根元側には、ころ9の一端面に対向し、柱部8aに周方向で近づくほどころ9の一端面に近づく傾斜面からなる第1の案内面8cが設けられており、ロック解除補助部材14の各円弧状突部14aには、ころ9の他端面に対向し、軸方向と直交する平面からなる第2の案内面14bが設けられている。そして、保持器8とロック解除補助部材14が軸方向で互いに接近するときには、その第1の案内面8cと第2の案内面14bとでころ9を案内するようになっている。
なお、押え蓋7の貫通孔7cおよびハウジング6段差部の貫通孔6bは、通常、それぞれ保持器8およびロック解除補助部材14で塞がれているため、固定部材12の内部をグリース潤滑する場合でも、各貫通孔7c、6bからのグリース漏れや内部への異物侵入が生じるおそれはない。
この逆入力防止クラッチは、上記の構成であり、各ころ9がばね10の弾力で楔形空間13の狭小部に押し込まれているので、アクチュエータの被駆動部材から出力側部材4に逆入力トルクが加えられても、回転方向後側のころ9が固定部材12の一部である外輪5の内周円筒面および出力側部材4の一部である内輪3のカム面3bに係合することにより出力側部材4が固定部材12とロックされ、入力軸1へ回転伝達しない。
一方、アクチュエータのモータから入力軸1に入力トルクが加えられたときには、まず、図5(a)に示すように、入力軸1と一体に回転する保持器8の柱部8aが回転方向後側のころ9をばね10の弾力に抗して楔形空間13の広大部へ押し出すことにより、そのころ9と外輪5および内輪3との係合が解除されて、出力側部材4がロック状態から解放される。そして、図5(b)に示すように、入力軸1がさらに回転して、その係合部1aと内輪3の係合穴3aとが係合すると、入力軸1の回転が内輪3を介して出力軸2に伝達されるようになる(このとき、回転方向前側のころ9は楔形空間13の広大部に相対移動するので、外輪5および内輪3と係合することはない)。
そして、アクチュエータのモータが停止した状態(入力軸1に入力トルクが加えられない状態)では、図6に示すように、押し治具17の押圧片17aを押え蓋7の貫通孔7cから固定部材12の内部へ挿入して、その押圧片17aで保持器8を押し、ロック保持ばね15の弾力に抗して保持器8を軸方向でロック解除補助部材14に近づけると、ころ9が一端側のR面取り部を保持器8の第1の案内面8cに案内されるとともに他端面をロック解除補助部材14の第2の案内面14bに案内されて、ばね10の弾力に抗して楔形空間13の広大部へ移動し、出力側部材4のロック状態が解除される。
また、図7に示すように、押し治具17の押圧片17aをハウジング6段差部の貫通孔6bから固定部材12の内部へ挿入して、その押圧片17aでロック解除補助部材14を押し、ロック保持ばね16の弾力に抗してロック解除補助部材14を軸方向で保持器8に近づけても、図6の場合と同様に、ころ9が軸方向両側の案内面8c、14bに案内されて楔形空間13の広大部へ移動し、出力側部材4のロック状態を解除することができる。
このようにして出力側部材4のロック状態を解除すれば、アクチュエータの機械装置への組み付けやメンテナンス等の際に、作業者がアクチュエータの被駆動部材を手動で直接動かせるようになり、効率よく作業を行うことができる。また、作業終了後は、押し治具17を引き抜くだけで、保持器8とロック解除補助部材14のうち、軸方向に移動した部材がロック保持ばね15またはロック保持ばね16に付勢されて元の位置に押し戻されるとともに、ころ9も楔形空間13のばね10の弾力により再び楔形空間13の狭小部へ移動して、出力側部材4をロック状態に戻すことができる。
なお、上述した実施形態では、保持器の第1の案内面を保持器の柱部に周方向で近づくほどころ端面に近づく傾斜面とし、ロック解除補助部材の第2の案内面を軸方向と直交する平面としたが、両案内面を逆の構成とすることもできるし、両案内面とも前記形状の傾斜面とすることもできる。
また、保持器とロック解除補助部材は、必ずしも実施形態のように両方が軸方向移動可能な状態で組み込まれていなくてもよく、少なくとも一方が互いに接近する方向に移動できるようになっていればよい。そして、いずれか一方のみが軸方向移動可能な場合は、移動しない部材の側のロック保持ばねは不要となる。
また、本発明は、ロック係合子としてころの代わりに玉を用いた逆入力防止クラッチにも適用することができる。
1 入力軸(入力側部材)
1a 係合部
2 出力軸
2b 係合部
3 内輪
3b カム面
4 出力側部材
5 外輪
6 ハウジング
6b 貫通孔
7 押え蓋
7c 貫通孔
8 保持器
8a 柱部
8c 第1の案内面
9 ころ(ロック係合子)
10 ばね
11 焼結軸受
12 固定部材
13 楔形空間
14 ロック解除補助部材
14b 第2の案内面
15、16 ロック保持ばね
17 押し治具
17a 押圧片
1a 係合部
2 出力軸
2b 係合部
3 内輪
3b カム面
4 出力側部材
5 外輪
6 ハウジング
6b 貫通孔
7 押え蓋
7c 貫通孔
8 保持器
8a 柱部
8c 第1の案内面
9 ころ(ロック係合子)
10 ばね
11 焼結軸受
12 固定部材
13 楔形空間
14 ロック解除補助部材
14b 第2の案内面
15、16 ロック保持ばね
17 押し治具
17a 押圧片
Claims (3)
- 同一軸心のまわりに回転する状態で配されている入力側部材および出力側部材と、前記出力側部材の径方向外側に配されている固定部材と、前記出力側部材に加えられる逆入力トルクに対して出力側部材と固定部材とをロックするロック手段と、前記入力側部材に加えられる入力トルクに対して前記ロック手段によるロック状態を解除するロック解除手段と、前記ロック状態が解除された状態のときに、前記入力側部材に加えられる入力トルクを前記出力側部材に伝達するトルク伝達手段とを備え、
前記ロック手段は、前記固定部材の内周に円筒面が設けられ、前記出力側部材の外周に複数のカム面が設けられて、前記固定部材の内周円筒面と出力側部材の各カム面との間に周方向両側で次第に狭小となる楔形空間が形成されており、これらの各楔形空間に一対のロック係合子が組み込まれ、前記各ロック係合子がばねで楔形空間の狭小部へ押し込まれているものであり、前記ロック解除手段は、前記各楔形空間の周方向両側に挿入される柱部を有し、前記入力側部材に入力側部材と一体回転する状態で取り付けられている保持器である逆入力防止クラッチにおいて、
前記保持器に前記各ロック係合子の一端面に対向する第1の案内面が設けられ、前記楔形空間を挟んで保持器に軸方向で対向する位置に、前記各ロック係合子の他端面に対向する第2の案内面が設けられたロック解除補助部材が、前記出力側部材に出力側部材と一体回転する状態で取り付けられ、前記第1の案内面と第2の案内面の少なくとも一方が、前記保持器の柱部に周方向で近づくほどロック係合子の端面に近づく傾斜面とされており、
前記保持器とロック解除補助部材を軸方向で互いに接近させることにより、前記第1の案内面と第2の案内面に案内されたロック係合子が前記楔形空間の広大部へ移動して、前記ロック状態が解除されるようになっていることを特徴とする逆入力防止クラッチ。 - 前記保持器およびロック解除補助部材は前記固定部材の内部に配されており、前記固定部材の前記保持器に軸方向で対向する部位と前記ロック解除補助部材に軸方向で対向する部位の少なくとも一方に、押し治具の押圧片が挿入される軸方向の貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の逆入力防止クラッチ。
- 前記保持器およびロック解除補助部材と前記出力側部材のカム面が設けられた部位との軸方向隙間に、前記保持器とロック解除補助部材を軸方向で互いに接近させたときに、その軸方向移動した部材を押し戻す方向に付勢するロック保持ばねが組み込まれていることを特徴とする請求項1または2に記載の逆入力防止クラッチ。
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|---|---|---|---|
| JP2016101477A JP2017207180A (ja) | 2016-05-20 | 2016-05-20 | 逆入力防止クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2016101477A JP2017207180A (ja) | 2016-05-20 | 2016-05-20 | 逆入力防止クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017207180A true JP2017207180A (ja) | 2017-11-24 |
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ID=60417153
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2016101477A Pending JP2017207180A (ja) | 2016-05-20 | 2016-05-20 | 逆入力防止クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017207180A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025039258A1 (zh) * | 2023-08-24 | 2025-02-27 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 动力传递装置 |
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2016
- 2016-05-20 JP JP2016101477A patent/JP2017207180A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025039258A1 (zh) * | 2023-08-24 | 2025-02-27 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 动力传递装置 |
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