JP2017209301A - 樹脂製イヤリング - Google Patents

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【課題】本発明は樹脂製イヤリングに係り、さらに詳しくは着脱が容易であって、さらに、耳たぶの厚さ寸法が異なっても常に適度な挟持力を確保して耳たぶに止めることができる樹脂製イヤリングを提供することである。【解決手段】一対の樹脂製のイヤリング部材で構成され、両イヤリング部材の一端同士をハトメ部材で回動自在に軸着し、ハトメ部材の外周方向側であって、一対のイヤリング部材の対向摺接面の位置に、両イヤリング部材の回動抵抗を確保するためのOリングを介装させ、前記イヤリング部材における前記ハトメ部材を設けた位置の反対側の端部付近に耳たぶを挟持する対向挟持面を形成し、前記イヤリング部材の一方又は双方に装飾体取り付け部を備えたことを特徴とする樹脂製イヤリングである。【選択図】図1

Description

本発明は樹脂製イヤリングに係り、さらに詳しくは着脱が容易であって、さらに、耳たぶの厚さ寸法が異なっても常に適度な挟持力を確保して耳たぶに止めることができる樹脂製イヤリングに関する。
装身具として耳たぶを飾るものには、ピアスとイヤリングが知られている。
ピアスは耳たぶにピアスホールを貫通させ、そのピアスホールにピアスの係止ピンを挿通させることにより取付けられるものである。このピアスホールは、いずれにしてもピアッサーにより耳たぶの一部に傷をつけることになるため、一部の人々にとっては精神的に受け入れがたいものであったり、さらには衛生面・安全面においても注意を要するものであった。
一方、耳たぶにピアスホールを形成することなく耳たぶに取り付けて使用できる装身具としては、イヤリングが知られている。
このイヤリングの耳たぶへの取り付け方法としては、イヤリングにセットしたスクリューを回転させる方法がある。
スクリューを回転させるためには、そのスクリューの小さなつまみ部をつまんで何回も回転させなければならず、イヤリングの着脱に手間がかかるという問題があった。
これに対し、一対のばね部材の耳たぶを挟む方向の弾性力を利用したイヤリングも提供されている。
このばね部材の弾性力を利用するイヤリングは、一対のばね部材を広げて耳たぶを挟み、ばね部材の復帰弾性力で耳たぶを挟むものでスクリュー方式のような手間はかからなかった。
特開2000−253914号公報 特開2003−52423号公報 特許2010−172417号公報 特許2012−34833号公報
本発明の樹脂製イヤリングは、一対の樹脂製のイヤリング部材をハトメ部材で加締め結合させ、ばね部材を使用することなく、一対のイヤリング部材間の間隔を程よい挟持力で長時間安定保持できるようにし、耳たぶの厚さ寸法の異なる人々の誰に対しても、簡単でありながら、確実で適切な挟持力を確保できるようにしたものである。
このハトメ部材の近くにはOリングを介装させている。
従来の金属製素材、主として真鍮製のもので構成されるハトメ部材は、金属製素材を加締めることで上記の挟持力を確保していたが、単純に加締めのみの構成で挟持力を確保するものであるため、職人の技能により、常に一定の挟持力を確保することは難しく、またその挟持力も長時間安定したものではなく、ある程度の使用時間を経過すると、樹脂製イヤリングのがたつきやゆるみが発生し、安定した挟持力を確保できなくなるという問題があった。
このため、特許文献4に示すように、ハトメ部材を使用せず、ばね部材を使用し、さらにそのばね部材には、ばね部材の弾性力が作用する凸部を別途備えるなどの工夫をする必要があり、イヤリングの構成が複雑になるという別の問題も起きていた。
本件発明は、部品点数が少なく、各部品の構造もシンプルであるため、生産効率が向上し、使用感に優れる樹脂製イヤリングを提供することにより、上述した全ての問題点を解消しようとするものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、一対の樹脂製のイヤリング部材で構成され、両イヤリング部材の一端同士をハトメ部材で回動自在に軸着し、ハトメ部材の外周方向側であって、一対のイヤリング部材の対向摺接面の位置に、両イヤリング部材の回動抵抗を確保するためのOリングを介装させ、前記イヤリング部材における前記ハトメ部材を設けた位置の反対側の端部付近に耳たぶを挟持する対向挟持面を形成し、前記イヤリング部材の一方又は双方に装飾体取り付け部を備えたことを特徴とする樹脂製イヤリングである。
請求項2は、前記対向挟持面に滑り止め凸部を形成したことを特徴とする請求項1記載の樹脂製イヤリングである。
請求項3は、前記対向挟持面の一方を凹面状に形成し、前記対向挟持面の他方を凸面状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂製イヤリングである。
請求項4は、前記Oリングが、フッ素ゴム製Oリングであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の樹脂製イヤリングである。
上記した請求項1に係るイヤリングは、部品点数が少なく、各部品の構成もシンプルであるため、製品組み立ての作業を効率的に行え、また完成した樹脂製イヤリングは、両イヤリング部材のハトメ部材を中心にして回動させるだけで、樹脂製イヤリングの耳たぶへの係止、あるいは取り外しが簡単に行えるようになり、一旦耳たぶに係止した樹脂製イヤリングは、セットした際の挟持力をそのまま長時間確実に保持することができるため使用感に優れるという効果と、肌に触れる部分が樹脂製素材で形成されているため、金属アレルギーの人々にも安心して使用できるという効果を達成することができる。
また請求項2に係る樹脂製イヤリングは、対向挟持面に滑り止め部を形成したため、耳たぶへの樹脂製イヤリングの挟持力が一層安定するという効果を発揮する。
つぎに請求項3に係る樹脂製イヤリングは、対向挟持面が収まりの良い曲面に形成されているため、耳たぶへの樹脂製イヤリングの挟持力が更に長時間安定するという効果を発揮する。
さらに請求項4に係る樹脂製イヤリングは、Oリングをフッ素ゴム製Oリングとしたため、Oリング部付近の滑りやすさが格段に向上し、樹脂製イヤリングの安定した締め付け力の確保が得られやすくなり、耳たぶへの挟持力が更に長時間安定するという効果を発揮する。
本発明に係る樹脂製イヤリングの斜視図である。 本発明に係る樹脂製イヤリングの、前図とは別の角度の斜視図である。 本発明に係る樹脂製イヤリングの正面図である。 前図のAーA線断面図である。
以下図面に従って本発明の実施の形態を説明するが、これらは例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
本発明は、一対の樹脂製のイヤリング部材1,2は、所要の強度を確保したポリカーボネート樹脂(PC)などの素材で形成され、好ましくは透明素材とすると、別途樹脂製イヤリングに取り付ける装飾体(図示を省略)である宝石、貴金属などが映えて見えるという効果がある。
このイヤリング部材1,2の一端同士3,4をハトメ部材5で回動自在となる状態で軸着し、ハトメ部材5の近辺のイヤリング部材1,2の対向摺接面6,7の位置にはOリング8を介装させている。
このOリング8は、イヤリング部材1,2を回動させる際の、回動抵抗を確保するためのものであり、使用するイヤリング部材1,2に合う太さ寸法、直径、硬度などの条件を備えたものが選択して使用される。
このように調整されたイヤリング部材1,2は、ある程度の引っ張り力で耳たぶを挟持する部分を開いたり閉じたりすることが可能となり、一旦耳たぶを挟持してセットした場合には、その状態を安定的に保持することができ、これにより本発明の樹脂製イヤリングの使用性が向上する効果がある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、一対の樹脂製のイヤリング部材で構成され、両イヤリング部材の一端同士をハトメ部材で回動自在に軸着し、ハトメ部材の外周方向側であって、一対のイヤリング部材の対向摺接面の位置に、両イヤリング部材の回動抵抗を確保するためのOリングを介装させ、前記イヤリング部材における前記ハトメ部材を設けた位置の反対側の端部付近に耳たぶを挟持する対向挟持面を形成し、前記イヤリング部材の一方又は双方に装飾体取り付け部を備えたことを特徴とする樹脂製イヤリングである。
前記イヤリング部材1,2における前記ハトメ部材を設けた位置の反対側の他端9,10付近には、耳たぶを挟持することができる対向挟持面11,12が形成されている。
この対向挟持面11,12には、必要に応じて、滑り止め凸部13を形成することができ、さらに必要であれば、対向挟持面11,12の一方を凹面状に形成し、他方を凸面状に形成することで、対向挟持面11,12同士が曲面状態ではまり込むように接触させることができ、対向挟持面11,12の間に耳たぶを挟んだ際に、イヤリング部材1,2が耳たぶから離脱しにくくなる効果がある。
なお、図中符号14は装飾体(図示しない)を係止するために利用される装飾体係止部を示している。
この装飾体係止部14は、イヤリング部材1,2の一方だけでも、或いは双方に設けるようにしてもよい。
上記の構成に係る本発明の樹脂製イヤリングを使用するには、まずイヤリング部材1,2の他端9,10を開いて耳たぶの表裏面にあてがい、イヤリング部材1,2の対向挟持面11,12で耳たぶを挟持する。
耳たぶを挟持するには、前記対向挟持面11,12のそれぞれの背面側を耳たぶを押し込む方向に押圧し、ハトメ部材5とOリング8の回動抵抗に抗して軽い力でイヤリング部材1,2を押し込むこととなる。
樹脂製イヤリングの耳たぶへの適度の挟持力が確保された状態で、この押し込み力を解除し、樹脂製イヤリングの耳たぶへの係止を完了する。この状態で、ハトメ部材5とOリング8の回動抵抗は逆の戻り方向への動きに抗する作用を発揮し、樹脂製イヤリングが不用意に緩むことを防止できる。
また樹脂製イヤリングを耳たぶから外すには、上記の手順の反対の操作を行うことで完了する。
本発明は、イヤリングを製造販売、使用するすべての産業において利用される。
1,2 イヤリング部材
3,4 イヤリング部材の一端
5 ハトメ部材
6,7 イヤリング部材の対向摺接面
8 Oリング
9,10 イヤリング部材の他端
11,12 イヤリング部材の対向挟持面
13 滑り止め凸部
14 装飾体係止具

Claims (4)

  1. 一対の樹脂製のイヤリング部材で構成され、両イヤリング部材の一端同士をハトメ部材で回動自在に軸着し、ハトメ部材の外周方向側であって、一対のイヤリング部材の対向摺接面の位置に、両イヤリング部材の回動抵抗を確保するためのOリングを介装させ、前記イヤリング部材における前記ハトメ部材を設けた位置の反対側の端部付近に耳たぶを挟持する対向挟持面を形成し、前記イヤリング部材の一方又は双方に装飾体取り付け部を備えたことを特徴とする樹脂製イヤリング。
  2. 前記対向挟持面に滑り止め凸部を形成したことを特徴とする請求項1記載の樹脂製イヤリング。
  3. 前記対向挟持面の一方を凹面状に形成し、前記対向挟持面の他方を凸面状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂製イヤリング。
  4. 前記Oリングが、フッ素ゴム製Oリングであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の樹脂製イヤリング。
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