JP2017223113A - 廃水混合燃料生成・供給システム - Google Patents
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Abstract
【課題】構築コストの削減が可能な廃水混合燃料生成・供給システムを提供すること。
【解決手段】燃焼装置の排気口から排出された排気の一部を、吸気と一緒に燃焼装置の吸気口から吸入させて再循環させる排気再循環手段と、排気再循環手段内を流動する排気と処理水とを気液接触させることで、浄化処理した浄化処理済ガスを生成するとともに、排気中のダストを捕捉した処理済液を廃水となして排出する湿式排気浄化手段と、燃料油に湿式排気浄化手段から排出された廃水を添加するとともに、これらを混合することで廃水混合燃料を生成して、生成した廃水混合燃料を燃焼装置の燃焼室に供給する廃水混合燃料生成手段と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】燃焼装置の排気口から排出された排気の一部を、吸気と一緒に燃焼装置の吸気口から吸入させて再循環させる排気再循環手段と、排気再循環手段内を流動する排気と処理水とを気液接触させることで、浄化処理した浄化処理済ガスを生成するとともに、排気中のダストを捕捉した処理済液を廃水となして排出する湿式排気浄化手段と、燃料油に湿式排気浄化手段から排出された廃水を添加するとともに、これらを混合することで廃水混合燃料を生成して、生成した廃水混合燃料を燃焼装置の燃焼室に供給する廃水混合燃料生成手段と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料油に廃水を混入して、乳化剤を用いることなく廃水混合燃料を生成するとともに、生成した廃水混合燃料を燃焼装置に供給する廃水混合燃料生成・供給システムに関する。
従来、特許文献1に開示されているように、船舶用内燃機関(ディーゼル機関)に設けた排気口に排気再循環流路の基端部を接続する一方、船舶用内燃機関に設けた吸気口に吸気流路の先端部を接続して、吸気流路の中途部に排気再循環流路の先端部を接続し、排気再循環流路の中途部には湿式排気浄化手段を設けたシステムがある。そして、湿式排気浄化手段は、排気再循環流路内を流動する排気を処理水に気液接触させることで、浄化処理した浄化処理済ガスを生成して、浄化処理済ガスと吸気とを混合し、混合気体を吸気流路の下流側部を通して船舶用内燃機関の吸気口に送気するとともに、排気中のダストを捕捉した処理済液を廃水となして、廃水は廃水処理装置により廃棄処理するようにしている。
しかしながら、廃棄処理装置により廃水を廃棄処理する前記システムでは、廃棄処理装置を設けている分だけシステムの構築がコスト高になっていた。そのため、構築コストの削減が可能なシステムの開発が望まれていた。
そこで、本発明は、構築コストの削減が可能な廃水混合燃料生成・供給システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
燃焼装置の排気口から排出された排気の一部を、吸気と一緒に燃焼装置の吸気口から吸入させて再循環させる排気再循環手段と、
排気再循環手段内を流動する排気と処理水とを気液接触させることで、浄化処理した浄化処理済ガスを生成するとともに、排気中のダストを捕捉した処理済液を廃水となして排出する湿式排気浄化手段と、
燃料油に湿式排気浄化手段から排出された廃水を添加するとともに、これらを混合することで廃水混合燃料を生成して、生成した廃水混合燃料を燃焼装置の燃焼室に供給する廃水混合燃料生成手段と、
を備えていることを特徴とする。
燃焼装置の排気口から排出された排気の一部を、吸気と一緒に燃焼装置の吸気口から吸入させて再循環させる排気再循環手段と、
排気再循環手段内を流動する排気と処理水とを気液接触させることで、浄化処理した浄化処理済ガスを生成するとともに、排気中のダストを捕捉した処理済液を廃水となして排出する湿式排気浄化手段と、
燃料油に湿式排気浄化手段から排出された廃水を添加するとともに、これらを混合することで廃水混合燃料を生成して、生成した廃水混合燃料を燃焼装置の燃焼室に供給する廃水混合燃料生成手段と、
を備えていることを特徴とする。
請求項1記載の発明では、燃料油に湿式排気浄化手段から排出された廃水を添加するとともに、これらを混合することで廃水混合燃料を生成して、生成した廃水混合燃料を燃焼装置の燃焼室に供給するようにしているため、廃水を廃水混合燃料の一部として有効利用することができる。そのため、廃水を廃棄処理する廃棄処理装置を不要として、その分、システムの構築コストを低減させることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明であって、
廃水混合燃料生成手段は、
粘度の比較的小さい主燃料油を供給する主燃料供給部と、
粘度の比較的大きい副燃料油を供給する副燃料供給部と、
主燃料油と副燃料油を一定の割合で混合して混合燃料油となす第1流体混合部と、
混合燃料油と廃水を一定の割合で混合して廃水混合燃料となす第2流体混合部と、
を具備していることを特徴とする。
廃水混合燃料生成手段は、
粘度の比較的小さい主燃料油を供給する主燃料供給部と、
粘度の比較的大きい副燃料油を供給する副燃料供給部と、
主燃料油と副燃料油を一定の割合で混合して混合燃料油となす第1流体混合部と、
混合燃料油と廃水を一定の割合で混合して廃水混合燃料となす第2流体混合部と、
を具備していることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、粘度の比較的小さい主燃料油と、粘度の比較的大きい副燃料油とを、一定の割合で第1流体混合部により混合して混合燃料油となすことで、主燃料油よりも粘度が増大した混合燃料油となすことができる。そして、この混合燃料油と、それに混合する廃水との粘度差を増大させることができる。そのため、混合燃料油と廃水を一定の割合で第2流体混合部により混合した際には、混合燃料油が廃水に作用するせん断応力が増加されて、廃水の微細化が促進される。その結果、第2流体混合部により混合燃料油と廃水を混合することで、油水分離を防ぐことができる。また、ナノレベル化(水粒径が1μm以下)された水粒を含む廃水混合燃料を堅実に生成することができて、生成した廃水混合燃料を燃焼装置に供給することができる。さらに、混合する主・副燃料油が含有する硫黄分の合計が0.1%以下となるように設定することで、混合燃料油中の硫黄分濃度が0.1%以下規制に適応する廃水混合燃料を生成することもできて、生成した廃水混合燃料を燃焼装置に供給することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明であって、
主燃料油としては、軽油やA重油を使用する一方、副燃料油としては、C重油や石炭油を使用することを特徴とする。
主燃料油としては、軽油やA重油を使用する一方、副燃料油としては、C重油や石炭油を使用することを特徴とする。
請求項3記載の発明では、主燃料油として軽油やA重油を使用する一方、副燃料油としてC重油や石炭油を使用することで、廃水との粘度差が堅実に確保された混合燃料油となすことができて、このような混合燃料油と廃水を第2流体混合部により混合することで、ナノレベルに微細化された水粒を含む廃水混合燃料を堅実に生成することができて、生成した廃水混合燃料を燃焼装置に供給することができる。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明であって、
第2流体混合部は、廃水の積算体積の80%の水粒径が1μm以下となるように微細化することを特徴とする。
第2流体混合部は、廃水の積算体積の80%の水粒径が1μm以下となるように微細化することを特徴とする。
請求項4記載の発明では、廃水の積算体積の80%の水粒径が1μm以下となるように微細化することで、NOx濃度が低減されるとともに、燃費が改善される。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明であって、
第2流体混合部は、平均水粒径が500nm〜1μmとなるように微細化することを特徴とする。
第2流体混合部は、平均水粒径が500nm〜1μmとなるように微細化することを特徴とする。
請求項5記載の発明では、平均水粒径が500nm〜1μmとなるように微細化することで、NOx濃度の低減率と燃費の改善を良好に実現することができる。ここで、平均水粒径が1μm以下においては、NOx濃度の低減率が悪化する一方、燃費は向上する。つまり、NOx濃度の低減率と燃費は、トレードオフの関係にあると言えるが、平均水粒径が500nm以上においては、NOx濃度の適度な低減率と燃費の改善を実現することができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載の発明であって、
燃料油と廃水の重量比は、70:30となしたことを特徴とする。ここでの燃料油には、混合燃料油も含まれる。
燃料油と廃水の重量比は、70:30となしたことを特徴とする。ここでの燃料油には、混合燃料油も含まれる。
請求項6記載の発明では、燃料油と廃水の重量比を、70:30となすことで、燃費を大幅に改善することができる。
本発明によれば、燃焼装置から排出される排気を湿式排気浄化手段により浄化するとともに、湿式排気浄化手段から排出される廃水を燃料油に添加して廃水混合燃料を生成し、生成した廃水混合燃料を燃焼装置の燃焼室に供給するようにして、廃水の有効利用を図るとともに、構築コストの削減が可能な廃水混合燃料生成・供給システムを提供することができる。
以下に、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1に示すSは、廃水混合燃料生成・供給システム(以下、「生成・供給システム」と略称することもある。)である。
[生成・供給システムの構成についての説明]
生成・供給システムSは、燃焼装置としての内燃機関(本実施形態ではエンジンE)の排気口から排出された排気(排ガス)の一部を、吸気と一緒に内燃機関(エンジンE)の吸気口から吸入させて再循環させる排気再循環手段A1と、排気再循環手段A1内を流動する排気と処理水とを気液接触させることで、浄化処理した浄化処理済ガスを生成するとともに、排気中のダストを捕捉した処理済液を廃水Wwとなして排出する湿式排気浄化手段としてのスクラバ装置(洗浄集塵装置)Skと、燃料油に、スクラバ装置Skから排出された廃水Wwを添加するとともに、これらを混合することで廃水混合燃料を生成して、生成した廃水混合燃料を内燃機関(エンジンE)の燃焼室に供給する廃水混合燃料生成手段A2と、を備えている。ここでの燃焼装置には、上記した内燃機関はもとより、ボイラ等の機器も含むものである。
生成・供給システムSは、燃焼装置としての内燃機関(本実施形態ではエンジンE)の排気口から排出された排気(排ガス)の一部を、吸気と一緒に内燃機関(エンジンE)の吸気口から吸入させて再循環させる排気再循環手段A1と、排気再循環手段A1内を流動する排気と処理水とを気液接触させることで、浄化処理した浄化処理済ガスを生成するとともに、排気中のダストを捕捉した処理済液を廃水Wwとなして排出する湿式排気浄化手段としてのスクラバ装置(洗浄集塵装置)Skと、燃料油に、スクラバ装置Skから排出された廃水Wwを添加するとともに、これらを混合することで廃水混合燃料を生成して、生成した廃水混合燃料を内燃機関(エンジンE)の燃焼室に供給する廃水混合燃料生成手段A2と、を備えている。ここでの燃焼装置には、上記した内燃機関はもとより、ボイラ等の機器も含むものである。
廃水混合燃料生成手段A2は、粘度の比較的小さい主燃料油を供給する主燃料供給部としての主燃料油タンクT1と、粘度の比較的大きい副燃料油を供給する副燃料供給部としての副燃料油タンクT2と、主燃料油と副燃料油を一定の割合で混合して混合燃料油となす第1流体混合部としての第1流体混合器M1と、混合燃料油と廃水Wwを一定の割合で混合して廃水混合燃料となす第2流体混合部としての第2流体混合器M2と、を具備している。主燃料油としては、例えば、軽油やA重油やバイオ燃料を使用する一方、副燃料油としては、例えば、C重油や石炭油(具体的には、クレオソート油等)を使用することができる。
主燃料油と副燃料油の重量比は、例えば、50〜98:50〜2に設定し、望ましくは、80:20に設定ことができる。つまり、主燃料油と副燃料油の重量比は、相互の粘度差を考慮したそれらの種類の組み合わせにより、適宜、50:50〜98:2の範囲で設定することができる。好ましくは、副燃料油は、主燃料油の重量の30%以下の重量割合をとなすことができる。混合燃料油と廃水Wwの重量比は、例えば、60〜80:40〜20に設定し、望ましくは、70:30に設定ことができる。
これらの混合する重量割合をより具体的に例示すると、主燃料油としての軽油55%(硫黄分0%)と、副燃料油としての石炭油15%(硫黄分0.5%)と、廃水Ww30%の組み合わせに設定することができる。また、主燃料油としてのローサルファA重油65%(硫黄分0.07%)と、副燃料油としての石炭油5%(硫黄分0.5%)と、廃水Ww30%の組み合わせに設定することができる。このような組み合わせに設定することで、硫黄分が0.1%以下の廃水混合燃料を生成することができる。
ここでの主・副燃料油の混合割合としては、副燃料油の重量が、主燃料油の重量の30%以下となるようにしているため、粘度が高い副燃料油は硫黄分濃度が高い傾向があるが、主燃料油を硫黄分濃度が低い燃料と組み合わせることで硫黄分濃度を抑制することができる。そのため、混合する主・副燃料油が含有する硫黄分の合計が0.1%以下となるように容易に設定することができて、混合燃料油中の硫黄分濃度が0.1%以下となるようにする規制に適応する廃水混合燃料を生成することができる。さらに、粘度の比較的低い燃料を主とする内燃機関および外燃機関において加温なしで使用できる。
そして、主燃料油としては、軽油やA重油を使用する一方、副燃料油としては、C重油や石炭油を使用することで、水との粘度差が堅実に確保された混合燃料油となすことができて、このような混合燃料油と水を第2流体混合器M2により混合・撹拌することで、油水分離を防ぐことができる。また、ナノレベルに微細化された水粒を含む廃水混合燃料を堅実に生成することができる。
第2流体混合器M2は、廃水Wwの積算体積の80%の水粒径が10μm以下、望ましくは、1μm以下となるように微細化することができ、より望ましくは、平均水粒径が500nm〜1μmとなるように微細化する。
このように構成した生成・供給システムSでは、燃料油にスクラバ装置Skから排出された廃水Wwを添加するとともに、これらを混合することで廃水混合燃料を生成して、生成した廃水混合燃料を内燃機関(エンジンE)に供給するようにしているため、廃水Wwを廃水混合燃料の一部として有効利用することができる。そのため、廃水Wwを廃棄処理する廃棄処理装置を不要として、その分、システムの構築コストを低減させることができる。
そして、粘度の比較的小さい主燃料油と、粘度の比較的大きい副燃料油とを、一定の割合で第1流体混合器M1により混合して混合燃料油となすことで、主燃料油よりも粘度が増大した混合燃料油となすことができる。そして、この混合燃料油と、それに混合する廃水Wwとの粘度差を増大させることができる。そのため、混合燃料油と廃水Wwを一定の割合で第2流体混合器M2により混合した際には、混合燃料油が廃水Wwに作用するせん断応力が増加されて、廃水Wwの微細化が促進される。その結果、第2流体混合器M2により混合燃料油と廃水Wwを混合することで、油水分離が防止されるとともに、ナノレベル化(水粒径が1μm以下)された水粒を含む廃水混合燃料を堅実に生成することができて、油水分離が生じないように生成された廃水混合燃料を内燃機関(エンジンE)の燃焼室に供給することができる。
この際、内燃機関(エンジンE)の燃焼室に供給される廃水混合燃料は、混合する主・副燃料油が含有する硫黄分の合計が0.1%以下となるように設定することで、混合燃料油中の硫黄分濃度が0.1%以下規制に適応する廃水混合燃料となすことができる。
ここでの主・副燃料油の混合割合としては、副燃料油の重量が、主燃料油の重量の30%以下となるように設定することで、粘度が高い副燃料油は硫黄分濃度が高い傾向にあるが、主燃料油を硫黄分濃度が低い燃料と組み合わせることで硫黄分濃度を抑制することができる。そのため、混合する主・副燃料油が含有する硫黄分の合計が0.1%以下となるように容易に設定することができて、混合燃料油中の硫黄分濃度が0.1%以下となるようにする規制に適応する廃水混合燃料を生成することができる。さらに、このような廃水混合燃料は、粘度の比較的低い燃料を主とする内燃機関および外燃機関において加温なしで使用できる。
さらには、廃水Wwの積算体積の80%の水粒径が1μm以下となるように微細化することで、NOx濃度が低減されるとともに、燃費が改善される。
また、平均水粒径が500nm〜1μmとなるように微細化することで、NOx濃度の低減率と燃費の改善を良好に実現することができる。ここで、平均水粒径が1μm以下においては、NOx濃度の低減率が悪化する一方、燃費は向上する。つまり、NOx濃度の低減率と燃費は、トレードオフの関係にあると言えるが、平均水粒径が500nm以上においては、NOx濃度の適度な低減率と燃費の改善を実現することができる。そして、燃料油と廃水Wwの重量比は、70:30となすことで、燃費を大幅に改善することができる。
上記のように構成した生成・供給システムSでは、スクラバ装置Skによりスクラバ処理(洗浄集塵処理)されることで、スクラバ処理後に生成される廃水Wwを廃棄処理することなく、混合燃料油と混合・撹拌することで、廃水混合燃料を生成(有効利用)することができる。その結果、廃水Wwを廃棄処理する手間や費用を削減することができるとともに、廃水Wwを有効利用することができる。この際、スクラバ装置Skの処理水(溶媒)として水道水を使用した場合、スクラバ処理後に生成される廃水Wwには、排気中に含まれる有機物及び無機物が混入される。そのため、生成された廃水混合燃料を燃焼させると、さらに硫酸が発生することや、廃水混合燃料の硫黄分濃度が高くなることが予測される。その場合には、廃水Wwと燃料油との混合・撹拌時に硫酸を発生(脱硫)させることで、廃水混合燃料中の硫黄分濃度を低減することができる。また、スクラバ装置Skの溶媒として水酸化ナトリウム水を使用することで、廃水WwのpH値を上昇させることが可能であり、また、スクラバ装置Skの溶媒として石灰水を使用することで、窒素酸化物や硫黄酸化物が混入した石膏として捕集することが可能である。これらより、混合燃料油中の硫黄分濃度を0.1%以下となるように設定することで、廃水混合燃料硫酸の発生もしくは硫黄分濃度を大幅に削減することができる。
[生成・供給システムの構成についての具体的な説明]
次に、生成・供給システムSの構成を、より具体的に説明する。すなわち、生成・供給システムSは、図1に示すように、内燃機関であるエンジンEに設けた排気口に、排気流路9の基端部を接続し、排気流路9の中途部に、電動三方調整弁Vc1を介して排気再循環流路Jrの基端部を接続して、エンジンEから排気流路9を通して排出された排気の一部を電動三方調整弁Vc1により排気再循環流路Jrに流入量を調整して流入させている。一方、エンジンEに設けた吸気口には、吸気流路10の先端部を接続して、吸気流路10の中途部に排気再循環流路Jrの先端部を接続している。
次に、生成・供給システムSの構成を、より具体的に説明する。すなわち、生成・供給システムSは、図1に示すように、内燃機関であるエンジンEに設けた排気口に、排気流路9の基端部を接続し、排気流路9の中途部に、電動三方調整弁Vc1を介して排気再循環流路Jrの基端部を接続して、エンジンEから排気流路9を通して排出された排気の一部を電動三方調整弁Vc1により排気再循環流路Jrに流入量を調整して流入させている。一方、エンジンEに設けた吸気口には、吸気流路10の先端部を接続して、吸気流路10の中途部に排気再循環流路Jrの先端部を接続している。
排気再循環手段A1は、排気再循環流路Jrと、排気再循環流路Jrの中途部に設けた排気再循環ポンプPaとを具備しており、排気再循環ポンプPaを駆動させることにより排気再循環流路Jrを通してエンジンEの排気口から排出された排気の一部を、エンジンEの吸気口に吸入させて再循環させるようにしている。
このように構成した、排気再循環手段A1は、排気再循環システム(Exhaust Gas Recirculation:EGR)を形成しており、排気の一部を吸気に戻すことで、エンジンEの燃焼室内部の酸素濃度を低減させている。これにより燃焼温度を下げることができるため、NOX(窒素酸化物)の生成量を抑制(低減)することができる。
しかも、排気再循環流路Jrの中途部には、排気再循環ポンプPaの下流側に位置させてスクラバ装置Skを設けている。スクラバ装置Skは、水等の液体を洗浄液(処理水)として、排気中の粒子(SOxや煤塵等)を洗浄液の液滴や液膜中で捕集して分離する装置であり、排気再循環流路Jr内を流動する排気を処理水に気液接触させることで、浄化処理した浄化処理済ガスを生成して、浄化処理済ガスと吸気とを混合し、混合気体を吸気流路の下流側部を通してエンジンEの吸気口に送気するとともに、排気中のダストを捕捉した処理済液を廃水Wwとなしている。
そして、スクラバ装置Skは、廃水混合燃料生成手段A2に接続しており、廃水混合燃料生成手段A2は、図1に示すように、主燃料油を収容した主燃料油タンクT1に主燃料油流出パイプ1の基端部を接続し、主燃料油流出パイプ1の中途部には第1電動流量調整弁V1と第1流量計R1をこの順番で直列的に配設している。また、副燃料油を収容した副燃料油タンクT2に副燃料油流出パイプ2の基端部を接続し、副燃料油流出パイプ2の中途部には第2電動流量調整弁V2と第2流量計R2をこの順番で直列的に配設している。そして、主燃料油流出パイプ1の先端部と副燃料油流出パイプ2の先端部を接続して、この接続部に混合燃料導入パイプ3の基端部を接続するとともに、混合燃料導入パイプ3の先端部を第1流体混合器M1の導入口に接続している。
また、スクラバ装置Skには、廃水供給流路としての廃水流出パイプ4の基端部を接続している。廃水流出パイプ4の中途部には第3電動流量調整弁V3と第3流量計R3をこの順番で直列的に配設している。そして、廃水流出パイプ4の先端部と、第1流体混合器M1の導出口に基端部を接続した混合燃料流出パイプ5の先端部とを接続して、この接続部に廃水混合燃料導入パイプ6の基端部を接続するとともに、廃水混合燃料導入パイプ6の先端部を第2流体混合器M2の導入口に接続し、廃水混合燃料導入パイプ6の中途部には電動ポンプPを配設している。混合燃料流出パイプ5の中途部には第4電動流量調整弁V4を配設している。ここで、第1・第2電動流量調整弁V1,V2の開口量(開度)により、主・副燃料油の混合割合が調整される。また、第3・第4電動流量調整弁V3,V4の開口量(開度)により、廃水Wwと混合燃料油との混合割合が調整される。
電動ポンプPは、廃水混合燃料導入パイプ6中の混合燃料油と廃水Wwの合流流体を吸入するとともに、第2流体混合器M2に向けて吐出(圧送)して、第2流体混合器M2に合流流体を導入するようにしている。第2流体混合器M2の導出口には廃水混合燃料導出パイプ7の基端部を接続し、廃水混合燃料導出パイプ7の先端部はエンジンEの給入口に接続している。
廃水混合燃料導出パイプ7における第2流体混合器M2の導出口近傍に位置する部分には、廃水混合燃料循環パイプ8の基端部を接続する一方、廃水混合燃料導入パイプ6における電動ポンプPの上流側に位置する部分には、電動三方弁Vcを介して廃水混合燃料循環パイプ8の先端部を接続して、循環流路Jを形成している。電動三方弁Vcが流路切替動作されると、循環流路Jが第2流体混合器M2と連通される。この場合、廃水混合燃料は、循環流路J内で循環されて、複数回にわたって第2流体混合器M2で混合・撹拌されて、分散質である水滴の一層の微細化が図られる。
廃水混合燃料導出パイプ7の分岐部分の下流側には、第5電動流量調整弁V5を配設し、廃水混合燃料循環パイプ8の中途部には圧力調整弁V6を配設している。R5は、第5電動流量調整弁V5の下流側に位置する廃水混合燃料導出パイプ7の部分に配設した第5流量計である。
第1流体混合器M1は、主燃料油と副燃料油を均一に混合・撹拌することができるものであればよい。例えば、特許第3623044(図1〜図6)に開示されている「撹拌装置」を採用することができる。この「撹拌装置」は、撹拌槽内の液中に、回転駆動源としての電動モータMoに連結した回転軸に取り付けられる混合回転体を配設するものであって、混合回転体は、上下2枚の円板を一組みとして重ね合わせ、上方の円板の中央には流入口を形成するとともに、互いに対向する前面には、前方開口する筒状の小室を多数配列させて形成し、上方の円板の小室と、下方の円板の小室とは互いの小室が対向する他の小室に連通する様に位置を違えて配列させて、複数の異なる流体を混合・撹拌することができる装置である。本実施形態では、複数の異なる流体として、主・副燃料油タンクT1,T2から供給された主・副燃料油を採用している。
第2流体混合器M2は、導入した分散質としての廃水Wwを微細化するとともに、導入した分散媒としての混合燃料油に均一化させることができるものであればよい。望ましくは、本実施形態の第2流体混合器M2のように、導入した分散質としての廃水Wwの80%以上を1μm以下の粒径まで微細化して微小な水粒となすとともに、導入した分散媒としての混合燃料油に均一化させることができるもの、例えば、特許第3884095号(図15〜図23)に開示されている「流体混合装置」を採用することができる。この「流体混合装置」は、駆動部を持たない静止型流体混合装置で、ユニット内部にハニカム構造のエレメントを直列的に配置して、複数の異なる流体(本実施形態では廃水Wwと混合燃料油)を加圧通過させてせん断力を作用させることにより、超微粒化かつ均一化混合を短時間で実現する装置である。
上記のように構成した廃水混合燃料生成手段A2には、図2に示すようなコントローラCを設けており、コントローラCは、内部バスにより相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等を備えたコンピュータ装置である。CPUは、タイマを内蔵しており、ROMに格納された制御プログラムをRAMに読み込み、この制御プログラムにしたがって、廃水Wwの添加割合等の演算を実行する。
コントローラCには、図2に示すように、操作部Opと第1〜第5流量計R1〜R5からの各出力情報が入力インターフェースを介して入力される。一方、コントローラCは、これらの出力情報に基づいて制御情報を生成し、第1〜第5電動流量調整弁V1〜V5と、圧力調整弁V6と、第1流体混合器M1を駆動する電動モータMoと、電動ポンプPと、電動三方弁Vcと、電動三方調整弁Vc1に出力インターフェースを介して制御情報を出力する。
上記のように構成した廃水混合燃料生成手段A2では、操作部Opを手動操作して、主燃料油と副燃料油との所望の混合割合を設定することで、所望の主・副燃料油量[kg]がそれぞれ算出されて、それに適応した第1・第2電動流量調整弁V1,V2の各開口量が決定されるとともに、決定された各開口量に第1・第2電動流量調整弁V1,V2が開口動作する。そして、第1・第2電動流量調整弁V1,V2をそれぞれ通して流動する各主・副燃料油の各流量が第1・第2流量計R1,R2によりそれぞれ検出されて、各検出情報がコントローラCに入力される。設定された主・副燃料油の所望の混合割合が得られるまで第1・第2電動流量調整弁V1,V2の各開口量がフィードバック制御される。つまり、主・副燃料油の各流量が設定量となるまで制御される。そして、第1流体混合器M1により主・副燃料油が混合・撹拌されて混合燃料油が生成される。
続いて、操作部Opを手動操作して、廃水Wwと、第1流体混合器M1により生成された混合燃料油との所望の混合割合を設定することで、所望の廃水Wwの添加量[kg]と混合燃料油量[kg]が算出されて、それに適応した第3・第4電動流量調整弁V3,V4の各開口量が決定されるとともに、決定された各開口量に第3・第4電動流量調整弁V3,V4が開口動作する。そして、第3・第4電動流量調整弁V3,V4をそれぞれ通して流動する各流体(廃水Wwと混合燃料油)の各流量が第3・第4流量計R3,R4によりそれぞれ検出されて、各検出情報がコントローラCに入力される。設定された所望の廃水Wwと混合燃料油との混合割合が得られるまで第3・第4電動流量調整弁V3,V4の各開口量がフィードバック制御される。つまり、廃水Wwと混合燃料油の各流量が設定量となるまで制御される。
所望の廃水Wwの添加割合が得られるようになった混合流体は、電動ポンプPにより廃水混合燃料導入パイプ6を通して第2流体混合器M2内に導入されて、第2流体混合器M2内で分散質の廃水Wwの平均水粒径が500nm〜1μmに微細化された微小な水粒となるとともに、分散媒としての混合燃料油中に均一化されて廃水混合燃料が生成される。生成された廃水混合燃料は、第5電動流量調整弁V5が適度に開口されることで、エンジンEに供給される。また、第5電動流量調整弁V5が閉口され、かつ、圧力調整弁V6が開口されるとともに、電動三方弁Vcが流路切替動作されると、循環流路Jが第2流体混合器M2と連通される。この場合、廃水混合燃料は、循環流路J内で循環されて、複数回にわたって第2流体混合器M2で混合・撹拌されて、分散質である水滴の一層の微細化が図られる。
水混合燃料は,式(1)に示すように,水性ガス反応と呼ばれる吸熱反応を伴い、水のミクロ爆発から燃焼温度を低下できる。さらに、燃料と空気の接触面積が飛躍的に増加することから、式(2)および式(3)に示すように、燃焼性が改善され全体の熱量が増加し、水添加による燃焼性が改善されるものである。これらは、拡散燃焼もしくは蒸発燃焼の燃焼形態が水の効果を左右させるものと推測される。
次に、本実施形態に係る生成・供給システムSにより廃水混合燃料を生成する実験を行った結果と、その実験結果の考察を述べる。
排気再循環システム(以下、「排気再循環」ともいう。)は、排気ガスの一部を再度使用し、酸素濃度を低減させることで燃焼温度を低下させると同時に、一酸化炭素や二酸化炭素や窒素酸化物などを再燃焼させることで、排ガス低減を行う装置である。
[実験装置]
(1)第1流体混合器M1
第1流体混合器M1としては、特許第3623044(図1〜図6)に開示されている「撹拌装置」である(株)MGグローアップ製の「ラモンドスターラー」(商品名)を採用した。
(1)第1流体混合器M1
第1流体混合器M1としては、特許第3623044(図1〜図6)に開示されている「撹拌装置」である(株)MGグローアップ製の「ラモンドスターラー」(商品名)を採用した。
(2)第2流体混合器M2
第2流体混合器M2としては、特許第3884095号(図15〜図23)に開示されている「流体混合装置」である(株MGグローアップ製の「ラモンドナノミキサー」(商品名)を採用した。この「ラモンドナノミキサー」は、均一混合が難しいとされる高粘度液・異相分散系でより力を発揮できるものである。
第2流体混合器M2としては、特許第3884095号(図15〜図23)に開示されている「流体混合装置」である(株MGグローアップ製の「ラモンドナノミキサー」(商品名)を採用した。この「ラモンドナノミキサー」は、均一混合が難しいとされる高粘度液・異相分散系でより力を発揮できるものである。
(3)排ガス分析器
排ガスの分析は、テスト製testo 350を用いた。計測は、NO、NO2、SO2、CO(ppmv)、CO2、O2(%)である。排ガスの一部(約0.9L/min)を吸引させた。
排ガスの分析は、テスト製testo 350を用いた。計測は、NO、NO2、SO2、CO(ppmv)、CO2、O2(%)である。排ガスの一部(約0.9L/min)を吸引させた。
(4)ディーゼルエンジン
ディーゼルエンジンの諸元を図3に一覧表にして示す。(株)クボタ製のEA14-NB(商品名)を用いた。EA14-NBは、直接噴射式1気筒4サイクルディーゼルエンジンであり、ボアが94mm、ストローク90mm、すなわち、624cc、定格出力が2600rpm時に11.5PSである。
ディーゼルエンジンの諸元を図3に一覧表にして示す。(株)クボタ製のEA14-NB(商品名)を用いた。EA14-NBは、直接噴射式1気筒4サイクルディーゼルエンジンであり、ボアが94mm、ストローク90mm、すなわち、624cc、定格出力が2600rpm時に11.5PSである。
(5)排気再循環
排気再循環には、スクラバ装置Skを組み合わせ、スクラバの溶媒には石灰水を用いた。
排気再循環には、スクラバ装置Skを組み合わせ、スクラバの溶媒には石灰水を用いた。
[実験方法]
界面活性剤(乳化剤)を用いない生成・供給システムSによる生成手法は、A重油とC重油を第1流体混合器M1により混合して混合燃料となし、その後に、混合燃料にスクラバ処理後の廃水を第2流体混合器M2により混合して生成した。エンジン負荷は25%、50%、75%の3パターンで,回転数は2600回転で固定とした。
界面活性剤(乳化剤)を用いない生成・供給システムSによる生成手法は、A重油とC重油を第1流体混合器M1により混合して混合燃料となし、その後に、混合燃料にスクラバ処理後の廃水を第2流体混合器M2により混合して生成した。エンジン負荷は25%、50%、75%の3パターンで,回転数は2600回転で固定とした。
[燃料油の性状]
燃料油の性状について、図4に一覧表にして示す。動粘度は、A重油が約2.587mm2/sに対し、C重油は約154mm2/sと非常に高いことが分かる。A重油71.25%に対し、C重油を3.75%すなわち燃料部(混合燃料油)が75%とし、水もしくは廃水を25%混合した。
燃料油の性状について、図4に一覧表にして示す。動粘度は、A重油が約2.587mm2/sに対し、C重油は約154mm2/sと非常に高いことが分かる。A重油71.25%に対し、C重油を3.75%すなわち燃料部(混合燃料油)が75%とし、水もしくは廃水を25%混合した。
[エンジンの実験結果]
実験結果を図5に示す。A重油を用い、回転数2600rpmの実験結果である。NOx濃度は,出力が増大するにつれて上昇する傾向があった。また,不完全燃焼を把握するうえで重要なCO濃度は高負荷になるにつれて低減されていることから、高負荷時の燃焼性が良好であり、NOx濃度が上昇したものと言える。
実験結果を図5に示す。A重油を用い、回転数2600rpmの実験結果である。NOx濃度は,出力が増大するにつれて上昇する傾向があった。また,不完全燃焼を把握するうえで重要なCO濃度は高負荷になるにつれて低減されていることから、高負荷時の燃焼性が良好であり、NOx濃度が上昇したものと言える。
[排気再循環の実験結果]
図6に排気再循環の性能を示す。ここでは、吸入空気における空気と排気との比率をEGR率とする。EGR率が増加することでNOxは低減され、線形の傾向が見られた。EGR率30%で約62%低減することが分かった。燃費はEGR率20%までほぼ変化がなかったが、以降は悪化する現象が見られた。これらから、EGR率20%を実験値とした。
図6に排気再循環の性能を示す。ここでは、吸入空気における空気と排気との比率をEGR率とする。EGR率が増加することでNOxは低減され、線形の傾向が見られた。EGR率30%で約62%低減することが分かった。燃費はEGR率20%までほぼ変化がなかったが、以降は悪化する現象が見られた。これらから、EGR率20%を実験値とした。
[廃水混合燃料の実験結果]
水混合燃料および廃水混合燃料の実験結果を、図7に示す。A重油71.25%、C重油3.75%、水もしくはスクラバ処理後の廃水を25%混合させた。これは、スクラバ装置Skの廃水であり,スクラバ溶媒に1%の石灰水5Lとし、EGR率20%、30分間処理したものである。負荷75%、回転数2500rpmの実験結果である。水混合燃料は、A重油と比べてNOx濃度が26.5%低減できた。SO2濃度の上昇は、C重油が混合されたことが要因である。廃水混合燃料は、A重油と比べNOx濃度が46.9%低減できた。これらから、廃水混合燃料の方が排ガス低減において効率が高かった。
水混合燃料および廃水混合燃料の実験結果を、図7に示す。A重油71.25%、C重油3.75%、水もしくはスクラバ処理後の廃水を25%混合させた。これは、スクラバ装置Skの廃水であり,スクラバ溶媒に1%の石灰水5Lとし、EGR率20%、30分間処理したものである。負荷75%、回転数2500rpmの実験結果である。水混合燃料は、A重油と比べてNOx濃度が26.5%低減できた。SO2濃度の上昇は、C重油が混合されたことが要因である。廃水混合燃料は、A重油と比べNOx濃度が46.9%低減できた。これらから、廃水混合燃料の方が排ガス低減において効率が高かった。
[廃水混合燃料と排気再循環を組み合せた実験結果]
EGRと廃水混合燃料による実験結果を、図8に示す。図7の実験条件と同様で、EGR率は20%である。NOx濃度は、A重油の場合が約40%、水混合燃料の場合が約55%、廃水混合燃料の場合が約70%それぞれ低減できた。これらから、EGRと廃水混合燃料を組み合わせることで、排ガス処理と同時に廃水処理を成功できた。
EGRと廃水混合燃料による実験結果を、図8に示す。図7の実験条件と同様で、EGR率は20%である。NOx濃度は、A重油の場合が約40%、水混合燃料の場合が約55%、廃水混合燃料の場合が約70%それぞれ低減できた。これらから、EGRと廃水混合燃料を組み合わせることで、排ガス処理と同時に廃水処理を成功できた。
[結言]
本実験は、以下の実験成果を得た。
1.EGRと廃水混合燃料を組み合わせることで、排ガス処理と同時に廃水処理を成功できた。
2.EGR率20%、EGR処理後の廃水25%の混合燃料を組み合わせることで、NOx濃度が約70%低減できた。
3.廃水混合燃料は、水混合燃料よりもNOx低減効率が非常に高く廃水中の成分が影響したと言える。
本実験は、以下の実験成果を得た。
1.EGRと廃水混合燃料を組み合わせることで、排ガス処理と同時に廃水処理を成功できた。
2.EGR率20%、EGR処理後の廃水25%の混合燃料を組み合わせることで、NOx濃度が約70%低減できた。
3.廃水混合燃料は、水混合燃料よりもNOx低減効率が非常に高く廃水中の成分が影響したと言える。
A 生成装置
M1 第1流体混合器
M2 第2流体混合器
Ww 廃水
1 主燃料油流出パイプ
2 副燃料油流出パイプ
3 混合燃料導入パイプ
4 廃水流出パイプ
5 混合燃料流出パイプ
6 廃水混合燃料導入パイプ
7 廃水混合燃料導出パイプ
8 廃水混合燃料循環パイプ
M1 第1流体混合器
M2 第2流体混合器
Ww 廃水
1 主燃料油流出パイプ
2 副燃料油流出パイプ
3 混合燃料導入パイプ
4 廃水流出パイプ
5 混合燃料流出パイプ
6 廃水混合燃料導入パイプ
7 廃水混合燃料導出パイプ
8 廃水混合燃料循環パイプ
Claims (6)
- 燃焼装置の排気口から排出された排気の一部を、吸気と一緒に燃焼装置の吸気口から吸入させて再循環させる排気再循環手段と、
排気再循環手段内を流動する排気と処理水とを気液接触させることで、浄化処理した浄化処理済ガスを生成するとともに、排気中のダストを捕捉した処理済液を廃水となして排出する湿式排気浄化手段と、
燃料油に湿式排気浄化手段から排出された廃水を添加するとともに、これらを混合することで廃水混合燃料を生成して、生成した廃水混合燃料を燃焼装置の燃焼室に供給する廃水混合燃料生成手段と、
を備えていることを特徴とする廃水混合燃料生成・供給システム。 - 廃水混合燃料生成手段は、
粘度の比較的小さい主燃料油を供給する主燃料供給部と、
粘度の比較的大きい副燃料油を供給する副燃料供給部と、
主燃料油と副燃料油を一定の割合で混合して混合燃料油となす第1流体混合部と、
混合燃料油と廃水を一定の割合で混合して廃水混合燃料となす第2流体混合部と、
を具備していることを特徴とする請求項1記載の廃水混合燃料生成・供給システム。 - 主燃料油としては、軽油やA重油を使用する一方、副燃料油としては、C重油や石炭油を使用することを特徴とする請求項2記載の廃水混合燃料生成・供給システム。
- 第2流体混合部は、廃水の積算体積の80%の水粒径が1μm以下となるように微細化することを特徴とする請求項2記載の廃水混合燃料生成・供給システム。
- 第2流体混合部は、平均水粒径が500nm〜1μmとなるように微細化することを特徴とする請求項4記載の廃水混合燃料生成・供給システム。
- 燃料油と廃水の重量比は、70:30となすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の廃水混合燃料生成・供給システム。
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| JP2014220308A JP2017223113A (ja) | 2014-10-29 | 2014-10-29 | 廃水混合燃料生成・供給システム |
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| JP2014220308A JP2017223113A (ja) | 2014-10-29 | 2014-10-29 | 廃水混合燃料生成・供給システム |
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