JP2017227759A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】給紙ガイドが開かれた状態で電源が投入された場合であっても、引き出しユニットが引き出されることによるシートの破損を防止するシート搬送装置を提供する。【解決手段】シート搬送装置は装置本体301と、引き出しユニット9と、装置本体と引き出しユニットに亘ってシートPを搬送する搬送路24と、引き出しユニットを装置本体から引き出せないようにロックするロック部101aと、搬送路内のシートを検知するセンサS1〜S10と、搬送路内のジャム紙を取り除くための扉93と、装置本体と引き出しユニットに跨ってジャム紙が滞留している場合、ロック部を制御して引き出しユニットの引き出しを制限するCPU501を備え、CPU501は、引き出しユニットの装置本体とのシート受け渡し部に設けられたセンサによってジャム紙が検知され、かつジャム処理用の扉が開かれている場合に、ロック部によって引き出しユニットの引き出しを制限させる。【選択図】図7
Description
本発明は、引き出しユニットを備えたシート搬送装置、及びシート搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置では、用紙カセットから給紙された用紙(シート)が転写部まで搬送され、転写部においてシート表面にトナー像が転写され、定着部でトナー像が定着された後、トナー像が定着されたシートが排紙部に排紙される。
ところで、このような画像形成装置に内蔵されたシート搬送装置において、シートの搬送中に、シートの重送や搬送不良などに起因してシートが正常に排出されずに機内に滞留してジャムが発生することがある。このため、装置内に滞留したジャム紙を取り除くために、シート搬送部の一部が、装置本体から引き出すことが可能な構成、すなわち、引き出しユニットとなっているものがある。
引き出しユニットを備えたシート搬送装置又は画像形成装置に関する先行技術文献として、例えば、特許文献1が挙げられる。特許文献1記載の装置は、引き出しユニットと、該引き出しユニットを装置本体にロックするロック手段と、ジャム紙が、装置本体側の搬送路と引き出しユニット側の搬送路に跨っているか否かを検知するシート検知手段とを備えている。
シート検知手段として、例えば、光学センサが用いられている。光学センサは、例えば、シートが搬送路を通過している間は搬送路外に押しだされ、搬送路にシートがない状態では搬送路内に飛び出すようなフラグを検知している。すなわち、光学センサは、間接的に搬送路内を搬送されるシートの有無を検出している。また、フラグを用いない別の光学センサとして、例えば、反射型の光学センサが挙げられる。反射型の光学センサは、シートに光を照射し、当該シートで反射した光の有無を検知することによって用紙の有無を検出している。
また、通常、シート搬送装置において、シートを搬送する搬送ローラは、駆動ローラと従動ローラとで構成されている。そして、シート搬送中にジャムが発生した場合、搬送路を開いて駆動ローラと従動ローラを離間させることによってジャム紙を取り除くことができるように構成された給紙ガイドが設けられている。
ジャム紙を取り除くために給紙ガイドが開かれると、通常、シート検知手段は、ジャム紙を検出できなくなる。
すなわち、シート検知手段は、通常、シートが駆動ローラと従動ローラによってニップされていることを前提としてシートを検知するセンサである。フラグ式のシート検知手段は、搬送路を開いて駆動ローラと従動ローラを離間させると、ジャム紙の姿勢が変わってしまうために当該ジャム用によって搬送路上のフラグが押されなくなるので、シートを検知することができなくなる。また、反射型の光学センサは、搬送路を開いた場合、ジャム紙に光がうまく照射又は反射されなくなってしまうので、やはりシートを検知することができなくなる。
このような画像形成装置において、シート検知手段によって、装置本体側の搬送路と引き出しユニット側の搬送路とに跨ってジャムが発生したことが検知された場合、引き出しユニットは、通常、ジャム紙が引きちぎられることを防止するために引き出しユニットが引き出されないようにロックされる。
ところで、引き出しユニットがロックされた状態で、給紙ガイドが開かれたことに起因してジャム紙が検出されなくなったとしても、給紙ガイドが開かれる前にジャム紙が検知されていた場合はジャム紙の検出状態が保持される。従って、ジャム紙が取り除かれた後、給紙ガイドが閉められた際に、再度、ジャム紙が検知されれば、引き出しユニットのロック状態が引き続き維持される。
しかしながら、一旦、電源が落とされ、給紙ガイドが開いた状態で再度電源が投入された場合、先の情報が維持されず、かつシート検知手段はジャム紙があるにも拘らず、ジャム紙を検知できないことに起因してジャム紙なしと判定する場合がある。かかる場合、引き出しユニットがロックされないので、引き出しユニットが引き出されることによって装置本体と引き出しユニットとに跨っているシートが破損するという問題がある。
本発明は、給紙ガイドが開かれた状態で電源が投入された場合であっても、引き出しユニットが引き出されることによる用紙の破損を防止することができるシート搬送装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載のシート搬送装置は、装置本体と、前記装置本体から引き出し可能な引き出しユニットと、前記装置本体及び前記引き出しユニットに亘ってシートを搬送する搬送路と、前記引き出しユニットを前記装置本体から引き出せないようにロックするロック手段と、前記搬送路内のシートを検知する複数の検知手段と、前記搬送路内に滞留したジャム紙を前記搬送路の一部を開いて取り除くためのジャム処理用の扉と、前記複数の検知手段によって前記装置本体と前記引き出しユニットに跨ってジャム紙が滞留していることが検知された場合、前記ロック手段を制御して前記引き出しユニットの前記装置本体からの引き出しを制限する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記引き出しユニットの前記装置本体とのシート受け渡し部に設けられた検知手段によってジャム紙が検知されており、かつ前記ジャム処理用の扉が開かれているという条件を満たした場合に、前記ロック手段を制御して前記引き出しユニットの前記装置本体からの引き出しを制限させることを特徴とする。
本発明によれば、引き出しユニットの装置本体とのシート受け渡し部に設けられた検知手段によってジャム紙が検知されており、かつジャム処理用の扉が開かれている場合に、引き出しユニットの装置本体からの引き出しを制限させる。これによって、例えば、給紙ガイドが開かれた状態で電源が投入された場合でも、装置本体と引き出しユニットに跨って停滞しているシートの破損を防止することができる。
以下、実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係るシート搬送装置が内蔵された画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
図1において、画像形成装置300は、中間転写方式を採用したカラー電子写真装置である。画像形成装置300は、原稿画像を読み取る画像読取部200と、読み取った画像をシート(用紙)に印字するプリンタ部100とを備えている。
プリンタ部100は、4つの画像形成部10a、10b、10c、10dからなる画像形成部10と、給紙ユニット20と、中間転写ユニット30と、定着ユニット40と、図示省略した制御ユニットとを備えている。給紙ユニット20は、シート搬送装置として機能する。
画像形成部10a〜10dは、それぞれ同様の構成である。画像形成部10a〜10dは、像担持体として円筒状の電子写真用の感光体、即ち、感光体ドラム11a、11b、11c、11dを備えており、感光体ドラム11a〜11dは、図1中、矢印方向に回転自在に軸支されている。感光体ドラム11a〜11dの外周面に対向するように、その回転方向に沿って帯電器12a〜12d、光学系13a〜13d、折り返しミラー16a〜16d、現像装置14a〜14d、及びクリーニング装置15a〜15dが配置されている。
帯電器12a〜12dは、感光体ドラム11a〜11dの表面に一様な帯電量の電荷を与える。光学系13a〜13dは、画像読取部200からの記録画像信号に応じて変調された信号に基づいたレーザービームを発光し、折り返しミラー16a〜16dを介して感光体ドラム11a〜11d上を露光して静電潜像を形成する。現像装置14a〜14dは、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの現像剤(以下、「トナー」という。)を収容し、現像スリーブに現像高圧が印加されることによって対応する感光体ドラム11a〜11dにトナーを供給して静電潜像を顕像化する。
画像形成部10a〜10dの感光体ドラム11a〜11dとそれぞれ摺接するようにその下部に、複数のローラで回転可能に張架された中間転写ベルト31が配置されている。中間転写ベルト31は、中間転写ユニット30を構成している。
感光体ドラム11a〜11d上に顕像化された可視像は、それぞれ一次転写用帯電器35a〜35dに転写高圧が印加されることによって一次転写部Ta〜Tdにおいて中間転写ベルト31上に転写され、重畳されてカラー画像となる。クリーニング装置15a〜15dは、中間転写ベルト31に転写されずに感光体ドラム11a〜11d上に残留するトナーを掻き落としてドラム表面を清掃する。
中間転写ベルト31を支持する支持ローラ34と対向するように二次転写ローラ36が配置されている。支持ローラ34と二次転写ローラ36の当接部が二次転写部Teとなる。中間転写ベルト31の二次転写部Teの下流側には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配置されている。クリーニング装置50は、中間転写ベルト31上に残留したトナーを除去するためのクリーニングブレード51と、回収トナーを収納する回収トナーボックス52を備えている。
二次転写部Teに転写材としてのシートPを給紙する給紙ユニット20は、シートPを収納するカセット21a及び21bと、手差しトレイ27を備えている。また、給紙ユニット20は、ピックアップローラ22a、22b、26によって送り出されたシートPを二次転写部Teまで搬送する搬送路24を有している。搬送路24における縦パス部分には、ピックアップローラ22a、22bから送り出されたシートPを搬送するための給紙ローラ対23、23と、縦パス搬送ローラ対28、29が設けられている。また、手差しパス部分には、ピックアップローラ26から送り出されたシートPを搬送するための給紙ローラ対23が設けられている。
搬送路24における縦パス部分と手差しパス部分との合流部の下流側に、プリンタ部10の画像形成タイミングに合わせてシートPを二次転写部Teへ送り出すためのレジストローラ対25a、25bが配置されている。二次転写部Teの下流側には、定着ユニット40、該定着ユニット40のニップ部へシートPを導くための搬送ガイド43、及び定着ユニット40から排出されたシートPを装置外に排紙する排紙ローラ対44、45が配置されている。定着ユニット40は、内部にハロゲンヒータなどの熱源を備えた定着ローラ41aと、定着ローラ41aに加圧される加圧ローラ41bを備えている。
レジストローラ対25a、25b、二次転写部Teを構成する二次転写ローラ36、搬送ガイド43、及び定着ユニット40等で引き出しユニット92が構成されている。引き出しユニット92は、図1中、破線で囲まれており、当該破線で囲まれた部分が一体となって手前に引き出し可能に構成されている。引き出しユニット92は、必要に応じて、装置本体301から引き出される。引き出しユニット92の装置本体301とのシート受け渡し部にシートを検出するセンサS5が配置され、サンサS5に対向する装置本体301側にセンサS4が配置されている。また、引き出しユニット92の装置本体301との境界部近傍のシート払い出し部にシートを検知するセンサS8が配置され、センサS8に対向する装置本体301側にセンサS9が配置されている。
また、カセット21a及び21bの出口部に設けられた給紙ローラ対23a及び23bの下流側にそれぞれシートを検出するセンサS2及びS1が配置されており、搬送路24の縦パス部分にセンサS3が配置されている。また、搬送ガイド43の入口部分と出口部分に、それぞれセンサS6及びS7が配置されており、手差しトレイ27の出口にセンサS10が配置されている。
次に、引き出しユニット92について説明する。画像形成装置300は、引き出しユニット92を引き出す際に開閉される前カバー(前扉)91を備えている。
図2は、画像形成装置300の引き出しユニット92を説明するための斜視図であって、図2(a)は、前カバー91が閉じられた状態を示し、図2(b)は、前カバー91が開かれた状態を示す。
図2において、画像形成装置300の内部には、引き出しユニット92(図1中、破線で囲まれた部分)が収容されている。ユーザは、前カバー91を開くことによって、引き出しユニット92にアクセスすることができる。引き出しユニット92には、レジストローラ対25a、25b、二次転写ローラ36、及び定着ユニット40等が収容されている。
画像形成装置300は、前カバー91をロックするためのロック部101aを備えている。
図3は、画像形成装置300の装置本体301に設けられた前カバーのロック部を説明するための図である。
図3において、前カバー91には、該前カバー91が閉められた状態でロックがかけられるように、装置本体301との枢着部と対向する端部の内側にフック部材102が設けられている。また、装置本体301側にはフック部材102と対向する位置に、当該フック部材102と係合するように、回動自在のラッチ部材103が設けられている。
前カバー91が閉じられた状態でラッチ部材103を一方向に回動させることによって前カバー91をロック状態とし、他方向に回動させることによってオープン状態とすることができる。すなわち、ラッチ部材103が回動して上側に逃げている状態で、前カバー91はオープン状態となる。また、ラッチ部材103が下側に下がってフック部材102と係合した状態で、前カバー91はロック状態となる。ラッチ部材103は、例えば、ソレノイドによって駆動される。
なお、前カバー91をロック状態及びオープン状態に動作させることができれば、ソレノイドに限らず別の構成のアクチュエータを使用することもできる。また、前カバー91をロック状態にすることによって、引き出しユニット92の装置本体301からの引き出しを制限するようにしたが、引き出しユニット92自体を装置本体に締結部材によって締結することによって引き出しを制限するようにしてもよい。
また、画像形成装置300は、シートPの搬送中に搬送路内に詰まったジャム紙を取り除くために、ジャム処理用の扉として右下扉93を備えている。
図4は、画像形成装置300に設けられた右下扉93を説明するための図あって、図4(a)は、右下扉93が閉じられた状態を示し、図4(b)は、右下扉93が開かれた状態を示す。図4(a)において、画像形成装置300の前面に右下扉93が設けられている。右下扉93の開閉動作は、図示省略したセンサによって検出される。
右下扉93を開くことによって、ユーザは、搬送路24の給紙ガイド24aを開くための把持部95にアクセスすることができる。
図5は、搬送路24における給紙ガイド24aを説明するための模式図であり、図4の符号A部分を示す図である。
図5において、右下扉93の内側の装置本体301には、搬送路24の一部を開くために開閉自在に設けられた給紙ガイド24aの把持部95が設けられている。装置本体301の前カバー91側の給紙ガイド24aは、一端部を支点にして回動可能に設けられており、把持部95が操作されることによって、給紙ローラ対28及び29の駆動ローラ28a及び29aと、従動ローラ28b及び29bが離間する。駆動ローラ28a及び29aと、従動ローラ28b及び29bが離間されることによって搬送路24内に詰まったジャム紙を取り除くことができる。
次に、図1の画像形成装置300の制御構成について説明する。図6は、図1の画像形成装置300の制御構成を示すブロック図である。
図6において、画像形成装置300は、制御構成として制御部500を備えており、制御部500にはCPU501が内蔵されている。CPU501は、アドレスバス又はデータバスを介してASIC502及びバックアップRAM520と接続されている。
ASIC502は、センサIF回路C1〜C5を介して下段カセット給紙センサS1、上段カセット給紙センサS2、縦パスセンサ2(S3)、縦パスセンサ1(S4)、レジストセンサ(レジセンサ)S5とそれぞれ接続されている。また、ASIC502は、センサIF回路C6〜C10を介して転写後センサS6、定着入口センサS7、定着後センサS8、排紙センサS9、マルチ給紙センサS10とそれぞれ接続されている。さらに、ASIC502は、センサIF回路C11〜C13を介して前カバー開閉センサS11、右下扉開閉センサS12、及び前カバーロックソレノイドSL15とそれぞれ接続されている。
CPU501は、中央演算処理部であり、画像形成装置300全体のモータやセンサ類を制御するために各種命令を実行する。CPU501の内部には、ROMやRAMといった記憶メモリが内蔵されている。CPU501は、ROMに予め記憶されたプログラムに基づいて各種命令を実行する。
バックアップRAM520は、画像形成装置300の電源が停止した電源停止時でも記憶を保持できるように電池を有する記憶メモリである。ASIC502は、高集積回路であり、モータ駆動部への制御信号を生成したり、センサ出力信号を取り込んで高速に演算処理を実行する。ASIC502によるモータ駆動部への制御信号の出力及びセンサ信号の検出によってシート搬送制御が実行される。ASIC502には、前カバー91の開閉を検知するためのセンサS11の出力信号が入力される。また、前カバー91が閉められた状態で、該前カバー91と装置本体をそれぞれをロックするためのソレノイドの制御信号がASICからソレノイドSL15へ出力される。
次に、このような構成の画像形成装置300の動作について説明する。
画像形成装置300において、画像形成動作を開始するための信号が発せられると、例えば、ピックアップローラ22aによってカセット21aからシートPが1枚ずつ送り出される。送り出されたシートPは、給紙ローラ対23aによって、搬送路24を案内されてレジストローラ対25a、25bまで搬送される。レジストローラ対25a、25bは停止されており、シートPの先端部はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部10が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ対25a、25bが回転を始める。レジストローラ対25a、25bの回転開始の時期は、シートPと、画像形成部10から中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像とが二次転写部Teにおいて一致するようにタイミングが設定される。
一方、画像形成部10では、画像形成動作を開始するための開始信号が発せられると、上述したプロセスに従って各画像形成部10a〜10dにおいて感光体ドラム11a〜11d上にトナー像が形成される。次いで、中間転写ベルト31の回転方向における最も上流側の感光体ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写用帯電器35dによって一次転写部Tdで中間転写ベルト31に転写される。転写されたトナー像は、次の一次転写部Tcまで搬送される。画像形成部10c〜10aでは、各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけそれぞれ遅延して画像形成が行われており、一次転写用帯電器35c〜35aによって、順次、前画像の上にレジストを合わせて、次のトナー像が転写される。
中間転写ベルト31上に転写され、重ね合されたトナー像は、カラー画像を形成する。シートPが二次転写部Teに進入し、中間転写ベルト31に接触すると、シートPの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に高電圧が印加される。二次転写ローラ36に高電圧が印加されることによって、中間転写ベルト31上に形成されたカラー画像がシートPの表面に転写される。カラー画像が転写されたシートPは、搬送ガイド43によって定着ユニット40のニップ部まで案内される。定着ユニット40のニップ部まで案内されたシートPは、定着ローラ対41a、41bの熱及びニップ圧力によってトナー画像がシート材Pに定着される。トナー画像が定着されたシートPは、その後、内排紙ローラ44及び外排紙ローラ45によって機外に排紙される。
次に、図1の画像形成装置300を用いた前カバーロック処理について説明する。
図7は、図1の画像形成装置300で実施される前カバーロック処理の手順を示すフローチャートである。この前カバーロック処理は、画像形成装置300のCPU501が図示省略したROMに格納された前カバーロックプログラムに従って実行する。
図7において、画像形成装置300に電源が投入されると、CPU501は、前回の電源オフ時が紙づまり状態であったか否かを判定する(ステップS101)。この処理は、前回、電源がオフされた際に、紙づまり状態でなければ装置本体301と引き出しユニット92にシートPが跨ったジャム発生状態にはなり得ないので、前回の電源オフ時の状態を確認するために行われるものである。
ステップS101の判定の結果、前回の電源オフ時に紙づまり状態であった場合(ステップS101で「YES」)、CPU501は、通常状態、すなわち、右下扉93が「閉」状態の前カバーロック条件に該当するか否かを判定する(ステップS102)。右下扉93は、ジャム処理を行う際に開かれる扉である。
図8は、通常状態における前カバーロック条件を示す表である。
図8において、装置本体301と引き出しユニット92との境界部における装置本体301側に配置されたセンサS4と、引き出しユニット92側に配置されたセンサS5が共に、シート有りを検知している場合は、前カバーロック条件に該当する。センサS4は、装置本体301側のカセットから給紙された用紙が搬送される搬送路に配置されたセンサである。また、センサS5は、引き出しユニット92内の搬送路入口に配置されたセンサである。
図9は、センサS4及びS5が共にシート有りを検知している前カバーロック条件に該当するジャム状態を示す図である。図9において、装置本体301と引き出しユニット92に跨ってシートPが詰まってジャムが発生している。かかる場合は、前カバーロック条件に該当するので、前カバーがロックされ、引き出しユニット92の引き出しが制限される。
前カバーがロックされた後、ジャム処理が実施されてジャム紙が取り除かれ、センサS4によってシート無しが検出された時点で前カバー91のロックが解除される。センサS4とセンサS5の両方でシートPが検出されている状態でなければ、装置本体301と引き出しユニット92に跨ってジャムが発生している状態ではない。従って、かかる場合は、前カバー91のロックが解除され、引き出しユニット92内のジャム紙の取り出しを行えるようにしている。
同様に、装置本体301と引き出しユニット92との境界部における引き出しユニット92側に配置されたセンサS8と、装置本体301側に配置されたセンサS9が共にシートPを検知している場合は、前カバーロック条件に該当する。センサS8は、引き出しユニット92の装置本体301との境界部近傍のシート払い出し部に配置された定着装置出口センサである。また、センサS9は、引き出しユニット92から搬送されたシートが装置外に排紙される際に通過する装置本体側の排紙部に配置されたセンサである。
図10は、センサS8及びS9が共にシート有りを検知している前カバーロック条件に該当するジャム状態を示す図である。図10において、引き出しユニット92と装置本体301に跨ってシートPが詰まってジャムが発生している。かかる場合は、前カバーロック条件に該当するので、前カバー91がロック行され、引き出しユニット92の引き出しが制限される。
前カバーロック後、ジャム処理が実施されてジャム紙が取り除かれ、センサS9によってシート無しが検出された時点で前カバー91のロックが解除される。センサS8とセンサS9の両方でシートPが検出されている状態でなければ、装置本体301と引き出しユニット92に跨ってジャムが発生している状態ではない。従って、かかる場合は、前カバー91のロックが解除され、引き出しユニット92内のジャム紙の取り出しを行えるようにしている。
図7に戻り、ステップS102の判定の結果、前カバーロック条件に該当する場合(ステップS102で「YES])、CPU501は、前カバー91をロックし(ステップS103)、その後、処理をステップS102に戻す。
一方、ステップS102の判定の結果、通常状態、すなわち、右下扉「閉」状態の前カバーロック条件に該当しない場合(ステップS102で「NO」)、CPU501は、右下扉93が閉じているか否かを判定する(ステップS104)。
ステップS104の判定の結果、右下扉が閉じていない場合(ステップS104で「NO」)、すなわち右下扉が開いている場合、CPU501は、右下扉が「開」状態における前カバーロック条件に該当するか否かを判定する(ステップS105)。
図11は、右下扉93が開いている状態の前カバーロック条件を示す表である。図11において、引き出しユニット92側のセンサS5がシートPを検知している場合は、右下扉93が開いている状態における前カバーロック条件に該当する。
以下に、センサS5がシートPを検知している場合を、右下扉93が開いている状態における前カバーロック条件とした理由について説明する。
図12は、装置本体301と引き出しユニット92に跨ってジャムが発生した状態を示す図であり、図12(a)は、給紙ガイド24aが閉じられた状態を示し、図12(b)は、給紙ガイド24aが開かれた状態を示す。
図12(a)において、装置本体301側のセンサS4と、引き出しユニット92側のセンサS5でシートPが検知されており、この場合は、装置本体301と引き出しユニット92に跨ってジャムが発生した前カバーロック条件に該当する。
センサS4及びセンサS5が共にシートPを検知している場合に、右下扉93を開いて給紙ガイド24aが開かれると、縦パスローラ29a及び29bでニップされていたシートPの後端部が解放される(図12(b))。シートPの後端部が解放されるとシートPとセンサS4との距離が遠くなるので、センサS4はシートPを検出することができなくなる。センサS4がシートPを検出できないと装置本体301と引き出しユニット92にシートPが跨っているにも関わらず、通常状態の前カバーロック条件(図8参照)に該当しなくなる。
シートPの搬送中に装置本体301と引き出しユニット92に跨ってジャムが発生した場合は、前カバー91をロックした後、ジャム紙を取り除くために、右下扉93及び給紙ガイド24aが開かれる。このとき、給紙ガイド24aが開かれたことによって、図12(a)で説明したように、センサS4がシートPを検出できなくなっても前カバー91のロック状態は維持される。
しかしながら、右下扉93及び給紙ガイド24aが開かれた状態で電源が、一旦遮断され、再び投入された場合は、右下扉93及び給紙ガイド24aが開かれる前のシート検出の状態が不明である。このため、前カバー91のロック状態は維持されない。
そこで、本実施の形態では、図11で示したように、右下扉93が開いている状態における前カバーロック条件を規定した。なお、右下扉93は、給紙ガイド24aを開くためにアクセスされる扉であり、右下扉93が開かれた状態では給紙ガイド24aは開かれている。
右下扉93が開らかれた状態では、給紙ガイド24a近傍のシートPを正しく検知できないので、センサS4の位置にシートPが有るか無いかが正しく分からない状態である。そのため、電源投入時に右下扉93が開らかれており、かつセンサS5でシートPが検知されている場合には、装置本体301と引き出しユニット92に跨ってジャムが発生していると考えられる。従って、本実施の形態では、電源起動時に右下扉93が開らかれていて、かつセンサS5でシートPが検知された場合には、前カバー91がロックされ引き出しユニット92の引き出しが制限される。
引き出しユニット92の引き出しを制限した後、右下扉93が閉められた場合には、センサS4及びセンサS5がシートP有りを検知する図8の通常状態である右下扉「閉」状態の前カバーロック条件に該当するか否かが判定される。そして、通常状態の前カバーロック条件に該当すれば、前カバー91のロック状態が維持される。一方、通常状態の前カバーロック条件に該当しなければ、前カバー91のロックが解除される。
図7に戻り、ステップS105の判定の結果、右下扉「開」状態の前カバーロック条件に該当する場合(ステップS105で「YES」)、CPU501は、処理をステップS103に進め、前カバーロック処理を実行する。一方、ステップS105の判定の結果、右下扉「開」状態の前カバーロック条件に該当しない場合(ステップS105で「NO」)、CPU501は、前カバーロック処理を実行することなく、非アクティブのままで(ステップS106)、本処理を終了する。センサS5でシートPが検出されていなければ、ジャム紙が装置本体301と引き出しユニット92に跨っていることはない。従って、かかる場合は、前カバーロックは、実行されない。
一方、ステップS104の判定の結果、右下扉が閉じている場合(ステップS104で「YES」)、CPU501は、処理をステップS106に進め、前カバーロック処理を実行しないで、非アクティブ状態のままとする(ステップS106)。右下扉が閉じられていて、かつ前カバーロック条件に該当しなければ、引き出しユニットが引き出されてもシートPが破れることはない。従って、かかる場合は、前カバーロック処理は、実行されない。
また、ステップS101の判定の結果、前回の電源オフ時が紙づまり状態でなかった場合(ステップS101で「NO」)、CPU501は、処理をステップS106に進め、前カバーロック処理を実行することなく(ステップS106)、本処理を終了する。
図7の処理によれば、前回の電源オフ時に、紙詰まり状態であった場合、右下扉93が閉状態における前カバーロック条件に該当するか否か判定し(ステップS102)、該当する場合、前カバーロック処理を実行する(ステップS103)。これによって、シートPが、装置本体301と引き出しユニット92とに跨って詰まっていても、引き出しユニット92の引き出しが制限されるので、装置本体301と引き出しユニット92とに跨っているジャム紙の破損を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、右下扉が閉状態における前カバーロック状態に該当しない場合、右下扉が閉じているか否か判定し(ステップS104)、開いている場合、右下扉の開状態における前カバーロック条件に該当するか否か判定する(ステップS105)。なお、右下扉の開状態における前カバーロック条件は、センサS5がシートPを検知している場合であり、通常の右下扉の閉状態における前カバーロック条件よりも緩和された条件ということができる。
そして、右下扉の開状態における前カバーロック状態に該当する場合(ステップS105で「YES」)、前カバー91をロック状態にする。一方、右下扉の開状態における前カバーロック状態に該当しない場合(ステップS105で「NO」)、前カバーロック処理を実行しない。
これによって、本来、シートPが装置本体301と引き出しユニット92とに跨って詰まっているが、右下扉が開かれたことに起因して通常状態の前カバーロック状態に該当すると判断されなかった場合でも、前カバーロック処理が実行される。従って、装置本体301と引き出しユニット92とに跨って詰まっているシートPの破損を防止することができる。
また、右下扉の開状態における前カバーロック状態に該当しない場合(ステップS105で「NO」)は、元々、シートPは、装置本体301と引き出しユニット92とに跨って詰まっていないので、不要な前カバーロック処理を回避することができる。
本実施の形態において、ジャム処理用の扉93を、搬送路24においてシートPの搬送を支持するシート支持部材、すなわち給紙ガイドの機能を兼ね備えたたものとして構成することもできる。
10 画像形成部
20 給紙ユニット
24 搬送路
24a 給紙ガイド
91 前カバー
92 引き出しユニット
93 右下扉
100 プリンタ部
101a ロック部
200 画像読取部
300 画像形成装置
301 装置本体
501 CPU
S1〜S10 センサ
20 給紙ユニット
24 搬送路
24a 給紙ガイド
91 前カバー
92 引き出しユニット
93 右下扉
100 プリンタ部
101a ロック部
200 画像読取部
300 画像形成装置
301 装置本体
501 CPU
S1〜S10 センサ
Claims (8)
- 装置本体と、
前記装置本体から引き出し可能な引き出しユニットと、
前記装置本体及び前記引き出しユニットに亘ってシートを搬送する搬送路と、
前記引き出しユニットを前記装置本体から引き出せないようにロックするロック手段と、
前記搬送路内のシートを検知する複数の検知手段と、
前記搬送路内に滞留したジャム紙を前記搬送路の一部を開いて取り除くためのジャム処理用の扉と、
前記複数の検知手段によって前記装置本体と前記引き出しユニットに跨ってジャム紙が滞留していることが検知された場合、前記ロック手段を制御して前記引き出しユニットの前記装置本体からの引き出しを制限する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記引き出しユニットの前記装置本体とのシート受け渡し部に設けられた検知手段によってジャム紙が検知されており、かつ前記ジャム処理用の扉が開かれているという条件を満たした場合に、前記ロック手段を制御して前記引き出しユニットの前記装置本体からの引き出しを制限させることを特徴とするシート搬送装置。 - 前記制御手段は、前記シート搬送装置に電源が投入された際、前記条件を満たした場合に、前記ロック手段を制御して前記引き出しユニットの前記装置本体からの引き出しを制限させることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
- 前記制御手段は、前記ロック手段を制御して前記引き出しユニットの前記装置本体からの引き出しを制限させた後、前記ジャム処理用の扉が閉じられ、前記引き出しユニットの前記装置本体とのシート受け渡し部に設けられた検知手段によってジャム紙が検知されていない場合、前記ロック手段による前記引き出しユニットのロックを解除することを特徴とする請求項1又は2記載のシート搬送装置。
- 前記シート搬送装置は、前記装置本体に設けられた前扉を備え、
前記引き出しユニットは、前記前扉を開いた状態で前記装置本体から引き出すことが可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記ロック手段は、前記前扉の開閉を制限することによって前記引き出しユニットの前記装置本体からの引き出しを制限することを特徴とする請求項4記載のシート搬送装置。
- 前記ジャム処理用の扉は、前記搬送路を形成するシート支持手段を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
- シート搬送装置を備えた画像形成装置であって、前記シート搬送装置は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置であることを特徴とする画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で形成された画像をシートに転写する転写部と、シートに転写された画像を前記シートに定着させる定着部とを備え、前記引き出しユニットは、前記転写部を構成する転写ローラと、前記定着部とを備えることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016123588A JP2017227759A (ja) | 2016-06-22 | 2016-06-22 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016123588A JP2017227759A (ja) | 2016-06-22 | 2016-06-22 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017227759A true JP2017227759A (ja) | 2017-12-28 |
Family
ID=60891558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016123588A Pending JP2017227759A (ja) | 2016-06-22 | 2016-06-22 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017227759A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021142732A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2016
- 2016-06-22 JP JP2016123588A patent/JP2017227759A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021142732A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP7481866B2 (ja) | 2020-03-13 | 2024-05-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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