JP2017228952A - 携帯通信端末、携帯通信端末の位置特定方法、プログラム - Google Patents

携帯通信端末、携帯通信端末の位置特定方法、プログラム Download PDF

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紳伍 酒井
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Abstract

【課題】発信端末の位置の検出精度をより高くすることである。
【解決手段】携帯通信端末50は、発信端末10、及び位置情報が対応付けられている電柱側発信端末500と無線通信を行う近距離無線通信部53と、電柱側発信端末500の通信圏内に位置すると当該電柱側発信端末500に対応付けられている位置情報を取得し、発信端末10の通信圏内に位置するとその取得した位置情報を基に自己の位置を特定する位置推定部57とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、人、物等に持たせた発信端末を携帯通信端末によって検出する技術に関する。
特許文献1に開示の技術では、Bluetooth(登録商標)規格の通信によって携帯電話等の受信端末が捜索対象の発信端末を検出したとき、GPS(Global Positioning System)を利用して取得した受信端末の位置情報をサーバに送信している。そして、サーバは、受信端末の位置情報を捜索依頼者の捜索依頼者用端末に送信している。これによって、捜索依頼者は、発信端末の近くにいる受信端末の位置情報を発信端末の位置として把握する。
特開2016−14966号
本発明の目的は、発信端末の位置の検出精度をより高くすることである。
本発明の第1の態様は、位置情報が対応付けられている第1通信装置と無線通信を行う第1通信手段と、第2通信装置と無線通信を行う第2通信手段と前記第1通信装置の通信圏内に位置すると当該第1通信装置に対応付けられている位置情報を取得する取得手段と、前記第2通信装置の通信圏内に位置すると前記取得手段が取得した位置情報を基に自己の位置を特定する特定手段と、を有することを特徴とする携帯通信端末である。
本発明の第2の態様では、前記第1通信装置は、設備に固定されて近距離無線通信を行うことが好ましい。
本発明の第3の態様では、前記第1通信装置は、携帯電話の基地局の通信装置であることが好ましい。
本発明の第4の態様では、前記第2通信装置の捜索を支援する捜索支援サーバから捜索要求があると、前記特定手段が特定した位置情報を当該捜索支援サーバに送信する送信手段をさらに有することが好ましい。
本発明の第5の態様は、位置情報が対応付けられている第1通信装置の通信圏内に携帯通信端末が位置すると当該第1通信装置に対応付けられている位置情報を当該携帯通信端末で取得する取得ステップと、第2通信装置の通信圏内に位置すると前記取得ステップで取得した位置情報を基に自己の位置を前記携帯通信端末で特定する特定ステップと、を有することを特徴とする携帯通信端末の位置特定方法である。
本発明の第6の態様は、取得手段が、位置情報が対応付けられている第1通信装置の通信圏内に携帯通信端末が位置すると当該第1通信装置に対応付けられている位置情報を当該携帯通信端末に取得させる取得ステップと、特定手段が、第2通信装置の通信圏内に位置すると前記取得ステップで取得した位置情報を基に自己の位置を前記携帯通信端末に特定させる特定ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明の第1,5,6の態様によれば、携帯通信端末は、第2通信装置の通信圏内に位置したときに第1通信装置の位置情報を基に自己の位置を特定できる。これによって、一定の通信圏内にある携帯通信端末の位置と第2通信装置の位置とを対応付けることが可能になる。よって、携帯通信端末自身がGPS(Global Positioning System)等の測位手段をもっていないような場合でも、当該携帯通信端末は、第2通信装置の位置をより高い精度で検出できる。
本発明の第2の態様によれば、携帯通信端末は、設備に固定されて近距離無線通信を行う第1通信装置の位置情報を基に自己の位置を特定できる。これによって、携帯通信端末は、様々な位置に配置した第1通信装置の位置情報を用いれば、第2通信装置の位置をより高い精度で検出できる。
本発明の第3の態様によれば、携帯通信端末は、携帯電話の基地局の通信装置の位置情報を用いることで、既存の装置の位置情報を用いて第2通信装置の位置を検出できる。
本発明の第4の態様によれば、携帯通信端末は、捜索支援サーバと連携し捜索対象の第2通信装置の位置を特定できる。
図1は、捜索支援システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、複数の発信端末と複数の携帯通信端末とが近距離無線通信の回線によって通信可能とされている一例を示す。 図3は、携帯電話の基地局の位置情報を利用して携帯通信端末の位置を特定する例を示す図である。 図4は、発信端末の構成例を示すブロック図である。 図5は、携帯通信端末の構成例を示すブロック図である。 図6は、携帯通信端末の処理部の構成例を示すブロック図である。 図7は、登録処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、捜索要求処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、発信端末検出処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、捜索支援サーバの構成例を示すブロック図である。 図11は、捜索支援サーバの記憶部に記憶されているデータベースの構成例を示すブロック図である。 図12は、登録情報データベースの一例を示す図である。 図13は、捜索要求情報データベースの一例を示す図である。 図14は、発信端末検出情報データベースの一例を示す図である。 図15は、捜索支援サーバの処理部の構成例を示すブロック図である。 図16は、登録情報管理処理の一例を示すフローチャートである。 図17は、捜索要求管理処理の一例を示すフローチャートである。 図18は、検出情報管理処理の一例を示すフローチャートである。 図19は、捜索実行処理の一例を示すフローチャートである。 図20は、捜索支援システムにおける処理の一連の流れを示す図である 図21は、第2の実施形態の捜索支援システムの構成例を示すブロック図である。 図22は、電柱側発信端末の構成例を示すブロック図である。 図23は、3つの電柱側発信端末の全ての通信圏内に携帯通信端末が位置している場合の例を示す図である。 図24は、第2の実施形態における発信端末検出処理の一例を示すフローチャートである。 図25は、第3の実施形態における携帯通信端末の発信端末検出処理の一例を示すフローチャートである。 図26は、第3の実施形態における捜索支援サーバの記憶部に記憶されているデータベースの構成例を示すブロック図である。 図27は、電柱側発信端末位置情報データベースの一例を示す図である。 図28は、第3の実施形態における検出情報管理処理の一例を示すフローチャートである。 図29は、3つの電柱側発信端末の全ての通信圏内に携帯通信端末が位置している場合の例を示す図である。 図30は、第4の実施形態における捜索実行処理の一例を示すフローチャートである。 図31は、3つの座標位置(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)を通る円の一例を示す図である 図32は、携帯通信端末A,C,Dが発信端末bの通信圏内に入ったときに捜索支援サーバが検出(推定)する携帯通信端末A,C,Dの位置の一例を示す図である。 図33は、1つの発信端末IDと2つの異なるプログラムIDとの各組み合わせに対応付けられている位置情報を基に発信端末の位置を推定する方式の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、捜索支援システムを挙げている。
(構成)
図1は、捜索支援システム1の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、捜索支援システム1は、複数の発信端末10、複数の携帯通信端末50、及び捜索支援サーバ100を有している。
ここで、携帯通信端末50と捜索支援サーバ100とは、インターネット回線200を介して通信可能とされている。また、複数の発信端末10と複数の携帯通信端末50とは、近距離無線通信の回線によって通信可能とされている。例えば、近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標)である。ここで、Bluetooth(登録商標)は、2.4GHz帯を所定数の周波数チャネルに分け、利用する周波数をランダムに変える周波数ホッピングを行いながら、半径10m〜100m程度で当該Bluetooth(登録商標)の搭載機器間で通信を可能にする。
図2は、複数の発信端末10と複数の携帯通信端末50とが近距離無線通信の回線400によって通信可能とされている一例を示す。
図2に示すように、複数の携帯通信端末50はそれぞれ、近距離無線通信の回線400の通信圏内に存在する複数の発信端末10と通信できる。
この捜索支援システム1は、人(人の所有物を含む)や物に取り付けられた発信端末10と携帯通信端末50とで行う近距離無線通信を利用して、人、物の捜索要求がなされた際にその捜索対象の人、物(発信端末10)の近くの携帯通信端末50の位置を特定するように構成されている。捜索支援システム1は、その位置の特定を、携帯通信端末50の携帯電話の機能を利用して携帯電話の基地局の位置情報を基に行っている。
図3は、携帯電話の基地局300の位置情報を利用して携帯通信端末50の位置を特定(推定)する例を示す図である。
図3に示すように、捜索支援システム1は、携帯電話の基地局(携帯電話事業者の基地局)300と携帯通信端末50との通信状態から携帯通信端末50の位置を特定する。具体的には、携帯通信端末50と通信可能な状態にある基地局300は、その受信状況等の情報を位置情報サーバ350に送信する。位置情報サーバ350は、基地局300(基地局の通信装置)の位置及び受信強度等を基に携帯通信端末50の位置を推定し、推定した位置情報を基地局300を介して携帯通信端末50に送信する。このとき、携帯通信端末50と通信可能な状態にある携帯電話の基地局が複数ある場合には、位置情報サーバ350は、それら複数(図3に示すように3つ)の基地局300の受信状況等の情報を利用することで高い精度で携帯通信端末50の位置を推定できる。なお、基地局300(基地局の通信装置)の位置方法を基に、前述とは異なる方式によって、携帯通信端末50の位置を推定しても良い。
以下、捜索支援システム1の構成を具体的に説明する。本実施形態では、捜索支援システム1は、発信端末10が自転車に取り付けられて、自転車が盗難等によって行方不明になったときに自転車の位置を特定する例を挙げて説明する。
図4は、発信端末10の構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、発信端末10は、電源部11、近距離無線通信部12、記憶部13、及び処理部14を有している。
電源部11は、発信端末10を構成する各部に駆動用電力を供給する。電源部11の電源は、例えばボタン電池である。近距離無線通信部12は、近距離無線通信の規格、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に則した通信制御を行う。記憶部13は、例えば、ROM、RAM等である。この記憶部13には、当該発信端末10の識別ID(以下、発信端末IDという。)、及び当該発信端末10が取り付けられている対象の情報(以下、取付対象情報という。)が記憶されている。本実施形態では、自転車に発信端末10が取り付けられるため、その取付対象の情報である取付対象情報は「自転車」となる。例えば、取付対象情報は工場出荷時に既に設定されている。
処理部14は、発信端末10における各種処理を実行する。処理部14は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。そして、処理部14は、必要に応じて、記憶部13に記憶されている各種データや各種プログラムに従って各種処理を実行する。
図5は、携帯通信端末50の構成例を示すブロック図である。
図5に示すように、携帯通信端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォンであり、入力部51、表示部52、近距離無線通信部53、インターネット通信部54、携帯電話部55、記憶部56、位置推定部57、及び処理部60を有している。
ここで、入力部51は、操作者によって操作されて情報が入力される。表示部52は、情報を表示する。例えば、携帯通信端末50がスマートフォンの場合、入力部51及び表示部52はタッチパネルを構成する。近距離無線通信部53は、近距離無線通信の規格、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に則した通信制御を行う。インターネット通信部54は、インターネット回線200を介してサーバ等の他の通信機器との間で通信を行う。携帯電話部55は、電話事業者の基地局300との通信を介して電話機能を実現する部分である。記憶部56は、内蔵ストレージ、SDカード等の外部ストレージであって、各種データや各種プログラムが記憶されている。位置推定部57は、図3に示すような処理によって基地局300との通信を利用して自己の携帯通信端末50の位置を推定する。
処理部60は、携帯通信端末50における各種処理を実行する。処理部60は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。そして、処理部60は、必要に応じて、記憶部56に記憶されている各種データや各種プログラムに従って各種処理を実行する。例えば、処理部60は、入力部51によって入力された情報に基づく処理を実行したり、表示部52に情報を表示する処理を実行したり、近距離無線通信部53、インターネット通信部54によって通信を行う処理を実行したり、携帯電話部55によって通話を行う処理を実行したり、位置推定部57によって位置を推定する処理を実行したりする。
図6は、処理部60の構成例を示すブロック図である。
図6に示すように、処理部60は、ID登録部61、捜索要求部62、及び発信端末検出部63を有している。本実形態では、ID登録部61、捜索要求部62、及び発信端末検出部63は、1つのアプリケーションプログラムによって動作が実現される。
ここで、ID登録部61は、発信端末IDとアプリケーションプログラムの固有ID(以下、プログラムIDという。)とを対応付けて登録する登録処理を行う。ここで、プログラムIDは、アプリケーションプログラムとともに記憶部56に記憶されている。このプログラムIDは、携帯通信端末50と1対1の関係となるため、携帯通信端末50を識別可能な情報とも言える。また、捜索要求部62は、プログラムIDに対応付けた発信端末IDの発信端末10を捜索する要求を捜索支援サーバ100に行う捜索要求処理を行う。また、発信端末検出部63は、近距離無線通信部53によって発信端末10を検出しかつ検出した発信端末10の発信端末IDがプログラムIDに対応付けられていない場合、自己の携帯通信端末50の位置を捜索支援サーバ100に送信する発信端末検出処理を行う。以下にこれら処理の詳細を説明する。
図7は、登録処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、先ずステップS11の処理として、ID登録部61は、プログラムIDが発信端末IDに対応付られているか否かを判定する。例えば、プログラムIDが発信端末IDに既に対応付けられている場合、記憶部56には、その対応付けられている発信端末IDが記憶されている。このような構成では、ステップS11の処理として、ID登録部61は、発信端末IDが記憶部56に記憶されているか否かを判定する。そして、ID登録部61は、記憶部56に発信端末IDが記憶されているとき、プログラムIDが発信端末IDに対応付けられていると判定する。ID登録部61は、プログラムIDが発信端末IDに対応付けられていないと判定したときにステップS12の処理に進む。
ステップS12の処理として、ID登録部61は、発信端末ID及び取付対象情報を取得する。具体的には、ID登録部61は、近距離無線通信の通信圏内にあり通信可能になっている発信端末10のうち受信強度が一番大きい発信端末10の発信端末ID及び取付対象情報を取得する。この処理は、近距離無線通信の通信圏内にあり通信可能になっている発信端末10が複数ある場合、受信強度に基づき当該複数の発信端末10から一の発信端末10を選択する処理になる。
続くステップS13の処理として、ID登録部61は、ステップS12の処理によって取得した発信端末IDを表示部52に表示する。
続くステップS14の処理として、ID登録部61は、携帯通信端末50の使用者から入力部51に対して確認の入力が有ったか否かを判定する。ID登録部61は、携帯通信端末50の使用者から入力部51に対して確認の入力が有ったときにステップS15の処理に進む。
続くステップS15の処理として、ID登録部61は、ステップS12の処理によって取得した発信端末IDを記憶部56に記憶する。
続くステップS16の処理として、ID登録部61は、ステップS14、ステップS15の処理によって取得した発信端末IDの発信端末10の使用者の氏名の入力を要求する。具体的には、ID登録部61は、使用者の氏名を入力するための入力窓を表示部52に表示する。
続くステップS17の処理として、ID登録部61は、使用者の氏名の入力が完了したか否かを判定する。具体的には、ID登録部61は、入力窓に使用者の氏名が入力されて、表示部52に表示した確認ボタンが押されたか否かを判定する。ID登録部61は、使用者の入力が完了したと判定したときにステップS18の処理に進む。
なお、ステップS16、ステップS17の処理において、自転車のニックネームを入力しても良い。
続くステップS18の処理として、ID登録部61は、ID登録情報を捜索支援サーバ100に送信する。このとき、ID登録部61は、ステップS12の処理によって取得した発信端末ID、取付対象情報、記憶部56に記憶されているプログラムID、及びステップS17の処理によって取得した使用者の氏名をID登録情報に含めて捜索支援サーバ100に送信する。
図8は、捜索要求処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、先ずステップS31の処理として、捜索要求部62は、携帯通信端末50の使用者から発信端末10の捜索要求が有ったか否かを判定する。例えば、発信端末探索用のアプリケーションプログラムが使用者によって操作されて、発信端末10を捜索する要求が入力部51から入力されたか否かを判定する。捜索要求部62は、携帯通信端末50の使用者から発信端末10の捜索要求が有ったと判定したときにステップS32の処理に進む。
ステップS32の処理として、捜索要求部62は、発信端末10が発見された場合に発見した旨の連絡をもらう連絡先の電話番号の入力を要求する。具体的には、捜索要求部62は、連絡先の電話番号を入力するための入力窓を表示部52に表示する。
続くステップS33の処理として、捜索要求部62は、連絡先の入力が完了したか否かを判定する。具体的には、捜索要求部62は、入力窓に電話番号が入力されて、表示部52に表示した確認ボタンが押されたか否かを判定する。捜索要求部62は、連絡先の入力が完了したと判定したときにステップS34の処理に進む。
なお、連絡先は、メールアドレスであっても良い。この場合、捜索要求部62は、ステップS32の処理においてメールアドレスの入力窓を表示部52に表示し、ステップS33の処理において入力窓にメールアドレスが入力されて表示部52に表示した確認ボタンが押されたか否かを判定する。
続くステップS34の処理として、捜索要求部62は、捜索要求をインターネット通信部54を介して捜索支援サーバ100に送信する。このとき、捜索要求部62は、捜索対象の発信端末ID、すなわち自己のプログラムIDに対応付けされている発信端末ID、捜索要求の発信時刻(以下、捜索要求時刻という。)、及びステップS33の処理によって取得した連絡先の電話番号を付加した捜索要求(捜索要求信号)を捜索支援サーバ100に送信する。
図9は、発信端末検出処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、先ずステップS51の処理として、発信端末検出部63は、発信端末10を検出したか否かを判定する。具体的には、発信端末検出部63は、近距離無線通信部53による近距離無線通信の通信圏内に自己のプログラムIDに対応付けられていない発信端末IDの発信端末10を検出したか否かを判定する。詳しくは、発信端末検出部63は、近距離無線通信の通信圏内にあり通信可能になっている発信端末10が、記憶部56に記憶されている発信端末IDと異なる発信端末IDの発信端末10であるか否かを判定する。発信端末検出部63は、そうである場合、発信端末10を検出したと判定する。発信端末検出部63は、発信端末10を検出したと判定したときにステップS52の処理に進む。
ステップS52の処理として、発信端末検出部63は、位置推定部57が推定した携帯通信端末50の現在位置(経度、緯度)の情報を取得する。すなわち、発信端末検出部63は、基地局300との通信を利用した携帯通信端末50の現在位置(経度、緯度)の情報を取得する。
続くステップS53の処理として、発信端末検出部63は、発信端末検出情報を捜索支援サーバ100に送信する。ここで、発信端末検出部63は、ステップS51で検出した発信端末10の発信端末ID、ステップS52の処理によって取得した現在位置情報、現在位置情報の取得時刻、及び自己のプログラムIDを発信端末検出情報に含めている。
発信端末検出部63は、この発信端末検出処理によって、近距離無線通信部53による近距離無線通信の通信圏内に自己のプログラムIDに対応付けされていない発信端末IDの発信端末10を検出している期間、連続して発信端末検出情報を捜索支援サーバ100に送信する。これによって、発信端末検出部63は、携帯通信端末50が移動している場合、発信端末IDの発信端末10を始めて検出した時点から、自己の携帯通信端末50の移動経路の位置情報、いわゆる位置情報の履歴(位置が連続する位置情報群)を発信端末検出情報に含めて捜索支援サーバ100に送信し続ける。
図10は、捜索支援サーバ100の構成例を示すブロック図である。
図10に示すように、捜索支援サーバ100は、インターネット通信部101、記憶部110、及び処理部120を有している。ここで、インターネット通信部101は、インターネット回線200を介して携帯通信端末50等の他の通信機器との間で通信を行う。記憶部110は、HDD等であって、各種データや各種プログラムが記憶されている。処理部120は、捜索支援サーバ100における各種処理を実行する。処理部120は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。そして、処理部120は、必要に応じて、記憶部110に記憶されている各種データや各種プログラムに従って各種処理を実行する。
図11は、記憶部110に記憶されているデータベースの構成例を示すブロック図である。
図11に示すように、記憶部110には、登録情報データベース111、捜索要求情報データベース112、及び発信端末検出情報データベース113が記憶されている。
図12は、登録情報データベース111の一例を示す図である。
図12に示すように、登録情報データベース111は、登録処理によって携帯通信端末50から送信されてきたID登録情報を含んでいる。すなわち、登録情報データベース111は、発信端末ID、取付対象情報、プログラムID、及び使用者の氏名を含み、これら情報が対応付けられている。ID登録情報に自転車のニックネームが含まれていれば、自転車のニックネームが登録情報データベース111に記憶される。
図13は、捜索要求情報データベース112の一例を示す図である。
図13に示すように、捜索要求情報データベース112は、捜索要求処理によって携帯通信端末50から送信されてきた捜索要求にかかる情報を含んでいる。すなわち、捜索要求情報データベース112は、発信端末ID、捜索要求時刻、及び連絡先の電話番号を含み、これら情報が対応付けられている。
図14は、発信端末検出情報データベース113の一例を示す図である。
図14に示すように、発信端末検出情報データベース113は、発信端末検出処理によって携帯通信端末50から送信されてきた発信端末検出情報を含んでいる。すなわち、発信端末検出情報データベース113は、プログラムID、発信端末ID、位置情報、位置情報の取得時刻を含み、これら情報が対応付けられている。
図15は、処理部120の構成例を示すブロック図である。
図15に示すように、処理部120は、登録情報管理部121、捜索要求管理部122、検出情報管理部123、及び捜索実行部124を有している。
ここで、登録情報管理部121は、登録情報データベース111を使用して、発信端末ID、取付対象情報、プログラムID等の登録情報を管理する登録情報管理処理を行う。また、捜索要求管理部122は、捜索要求情報データベース112を使用して、捜索要求を管理する捜索要求管理処理を行う。また、検出情報管理部123は、発信端末検出情報データベース113を使用して、発信端末10の位置情報等の発信端末検出情報を管理する検出情報管理処理を行う。また、捜索実行部124は、捜索要求があったときに捜索を実行する捜索実行処理を行う。以下にこれら処理の詳細を説明する。
図16は、登録情報管理処理の一例を示すフローチャートである。
図16に示すように、先ずステップS71の処理として、登録情報管理部121は、携帯通信端末50からID登録情報を受信したか否かを判定する。登録情報管理部121は、携帯通信端末50からID登録情報を受信したと判定したときにステップS72の処理に進む。
ステップS72の処理として、登録情報管理部121は、ステップS71の処理によって受信したID登録情報に含まれている発信端末ID、取付対象情報、プログラムID、及び使用者の氏名を登録情報データベース111に記憶させる。
以上の登録情報管理処理によって、図1に示すように、捜索支援システム1では、携帯通信端末50と発信端末10とは、対となって使用者1000a,1000b,1000c,・・・のものとして対応付けられるようになる。
図17は、捜索要求管理処理の一例を示すフローチャートである。
図17に示すように、先ずステップS91の処理として、捜索要求管理部122は、携帯通信端末50から捜索要求を受信したか否かを判定する。捜索要求管理部122は、携帯通信端末50から捜索要求を受信したと判定したときにステップS92の処理に進む。
ステップS92の処理として、捜索要求管理部122は、ステップS91の処理によって受信した捜索要求に含まれている発信端末ID、捜索要求時刻、及び連絡先の電話番号を捜索要求情報データベース112に記憶させる。
図18は、検出情報管理処理の一例を示すフローチャートである。
図18に示すように、先ずステップS111の処理として、検出情報管理部123は、携帯通信端末50から発信端末検出情報を受信したか否かを判定する。検出情報管理部123は、携帯通信端末50から発信端末検出情報を受信したときにステップS112の処理に進む。
ステップS112の処理として、検出情報管理部123は、ステップS111の処理によって受信した発信端末検出情報に含まれているプログラムID、発信端末ID、位置情報、及び位置情報の取得時刻を発信端末検出情報データベース113に記憶させる。
図19は、捜索実行処理の一例を示すフローチャートである。
図19に示すように、先ずステップS131の処理として、捜索実行部124は、捜索要求情報データベース112に捜索対象の発信端末IDが記憶されているか否かを判定する。捜索実行部124は、捜索要求情報データベース112に捜索対象の発信端末IDが記憶されていると判定したときにステップS132の処理に進む。
ステップS132の処理として、捜索実行部124は、捜索要求情報データベース112から発信端末IDを取得する。
続くステップS133の処理として、捜索実行部124は、発信端末検出情報データベース113において、ステップS132によって取得した発信端末IDについて、予め設定されている要件を満たすものが有るか否かを判定する。ここで、予め設定されている要件とは、ステップS132の処理によって取得した発信端末IDがあり、当該発信端末IDに対応付けされている位置情報の取得時刻が、捜索要求情報データベース112において当該発信端末IDに対応付けされている捜索要求時刻よりも遅い時刻であること、となる。
捜索実行部124は、発信端末検出情報データベース113において、ステップS132によって取得した発信端末IDについて、予め設定されている要件を満たすものが有ると判定したときにステップS134の処理に進む。一方、捜索実行部124は、それ以外のとき、ステップS131の処理を再び行う。
ステップS134の処理として、捜索実行部124は、ステップS133の処理によって予め設定されている要件を満たすと判定された発信端末IDの位置情報から、当該位置情報に対応付けされている取得時刻が最も新しい時刻の位置情報を取得する。
続くステップS135の処理として、捜索実行部124は、ステップS134の処理によって取得した位置情報を捜索対象の発信端末10の位置情報として、捜索要求をした依頼者の携帯通信端末50に送信する。ここで、捜索対象の発信端末10の位置情報の送信先となる携帯通信端末50は、登録情報データベース111において、ステップS131の処理によって捜索要求情報データベース112に記憶されていると判定された発信端末IDに対応付けられているプログラムIDが記憶されている携帯通信端末50である。
そして、捜索実行部124は、ステップS131の処理から再び行う。つまり、捜索実行部124は、捜索要求情報データベース112に記憶されている全ての捜索対象の発信端末IDについて、ステップS132〜ステップS135の処理を行う。
なお、捜索依頼者からの報告等で捜索が完了した捜索対象の発信端末ID及びそれに対応付けられている情報については、捜索要求情報データベース112から削除していくことが好ましい。
(動作、作用等)
図20は、捜索支援システム1における処理の一連の流れを示す図である。図20を用いて、以下に、捜索支援システム1における動作、作用等の一例について説明する。なお、この例は、携帯通信端末B(プログラムID=B)に対応付けられる発信端末b(発信端末ID=b)が捜索対象となり、携帯通信端末A(プログラムID=A)、携帯通信端末C(プログラムID=C)、及び携帯通信端末D(プログラムID=D)が発信端末bを検出する例になる。
先ず、携帯通信端末B(プログラムID=B)では、ID登録部61は、登録処理によって、近距離無線通信の通信圏内にある発信端末bの発信端末IDを取得する(ステップS201)。そして、ID登録部61は、登録処理によって、取得した発信端末IDを記憶部13に記憶するとともに、ID登録情報(発信端末ID(発信端末ID=b)、取付対象情報、プログラムID(プログラムID=B)、使用者の氏名を含む)を捜索支援サーバ100に送信する(ステップS202)。例えば、この登録処理は、使用者が自転車の購入した際に当該自転車に取り付けてある発信端末10を登録対象として行われる。
捜索支援サーバ100では、登録情報管理部121が、登録情報管理処理によって、携帯通信端末BからID登録情報を受信すると、ID登録情報に含まれている発信端末ID、取付対象情報、プログラムID、及び使用者の氏名を登録情報データベース111に記憶させる(ステップS203)。
その後、発信端末bを備え付けてある自転車が行方不明になったとき、その使用者によって携帯通信端末Bから捜索要求されると、携帯通信端末Bでは、捜索要求部62が、捜索要求処理によって、捜索要求(発信端末ID、捜索要求時刻、使用者の連絡先の電話番号を含む)を捜索支援サーバ100に送信する(ステップS204)。
捜索支援サーバ100では、捜索要求管理部122が、捜索要求管理処理によって、携帯通信端末Bから捜索要求を受信すると、捜索要求に含まれている発信端末ID、捜索要求時刻、及び連絡先の電話番号を捜索要求情報データベース112に記憶させる(ステップS205)。
一方、携帯通信端末Aでは、発信端末検出部63は、発信端末検出処理によって、近距離無線通信の通信圏内に当該携帯通信端末Aの記憶部110に記憶されているプログラムIDに対応付けされていない発信端末ID(発信端末ID=b)の発信端末10を検出すると(ステップS206)、基地局300との通信によって当該携帯通信端末Aの現在位置を取得する。そして、発信端末検出部63は、発信端末検出処理によって、発信端末検出情報(発信端末ID(発信端末ID=b)、現在位置情報、現在位置情報の取得時刻、プログラムID(プログラムID=A)を含む)を捜索支援サーバ100に送信する(ステップS207)。
また、携帯通信端末Cでも同様に、発信端末検出部63は、発信端末検出処理によって、近距離無線通信の通信圏内に当該携帯通信端末Cの記憶部110に記憶されているプログラムIDに対応付けされていない発信端末ID(発信端末ID=b)の発信端末10を検出すると(ステップS208)、基地局300との通信によって当該携帯通信端末Cの現在位置を取得する。そして、発信端末検出部63は、発信端末検出処理によって、発信端末検出情報(発信端末ID(発信端末ID=b)、現在位置情報、現在位置情報の取得時刻、プログラムID(プログラムID=C)を含む)を捜索支援サーバ100に送信する(ステップS209)。
さらに、携帯通信端末Dでも同様に、発信端末検出部63は、発信端末検出処理によって、近距離無線通信の通信圏内に当該携帯通信端末Dの記憶部110に記憶されているプログラムIDに対応付けされていない発信端末ID(発信端末ID=b)の発信端末10を検出すると(ステップS210)、基地局300との通信によって当該携帯通信端末Dの現在位置を取得する。そして、発信端末検出部63は、発信端末検出処理によって、発信端末検出情報(発信端末ID(発信端末ID=b)、現在位置情報、現在位置情報の取得時刻、プログラムID(プログラムID=D)を含む)を捜索支援サーバ100に送信する(ステップS211)。
捜索支援サーバ100では、検出情報管理部123が、検出情報管理処理によって、携帯通信端末A,C,Dからそれぞれ発信端末検出情報を受信すると、各発信端末検出情報に含まれているプログラムID、発信端末ID、位置情報、及び当該位置情報の取得時刻を発信端末検出情報データベース113に記憶させる(ステップS212、ステップS213、ステップS214)。例えば、図14の例に示すように、携帯通信端末A,C,Dの各発信端末検出情報に含まれているプログラムID、発信端末ID、位置情報、及び当該位置情報の取得時刻が発信端末検出情報データベース113に記憶される。
そして、捜索支援サーバ100では、捜索実行部124は、捜索要求管理処理及び発信端末検出処理の並行処理として、捜索実行処理を行う(ステップS215)。捜索実行部124は、この捜索実行処理によって携帯通信端末A,C,Dの位置情報を基に、捜索対象の発信端末bの位置情報を取得できたときに、その位置情報を発信端末b(発信端末ID=b)に対応付けられている携帯通信端末B(プログラムID=B)に送信する(ステップS216)。
ここで、捜索実行部124は、発信端末IDに対応付けられている位置情報から、当該位置情報に対応付けされている取得時刻が最も新しい時刻の位置情報を取得する。図14に示す例だと、携帯通信端末C(プログラムID=C)の取得時刻「2016.2.1 14:23:17」の位置情報を取得する。そして、捜索実行部124は、このようにして取得した位置情報を発信端末b(発信端末ID=b)に対応付けられている携帯通信端末B(プログラムID=B)に送信する。
捜索支援システム1では、以上の図20に示したような一連の処理によって、自転車(発信端末10)の捜索依頼がなされた場合、携帯通信端末50が、自転車に取り付けられている発信端末10との通信によって当該発信端末10を検出する。そして、捜索支援システム1は、発信端末10を検出した携帯通信端末50の位置情報を、その捜索依頼者に携帯通信端末50を介して通知する。
(本実施形態における効果)
(1)携帯通信端末50は、発信端末10の通信圏内に位置したときに基地局300の位置情報を基に自己の位置を特定できる。これによって、一定の通信圏内にある携帯通信端末50の位置と発信端末10の位置とを対応付けることが可能になる。よって、携帯通信端末50自身がGPS(Global Positioning System)等を利用する測位手段をもっていないような場合や携帯通信端末50自身が持っている測位手段が機能していない場合でも、携帯通信端末50は、発信端末10の位置をより高い精度で検出できる。
(2)携帯通信端末50は、捜索支援サーバ100から発信端末10の捜索要求があると、特定した位置情報を捜索支援サーバ100に送信することで、捜索支援サーバ100と連携し捜索対象の発信端末10の位置を特定できる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
第2の実施形態では、捜索支援システム1を挙げている。第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様な構成、同様な処理については同一の符号を付して説明し、説明を省略又は単純化して、冗長な記述を避ける。
第2の実施形態では、携帯通信端末50が、設備に固定された発信端末との近距離無線通信によって当該携帯通信端末50の位置を特定する。
図21は、第2の実施形態の捜索支援システム1の構成例を示すブロック図である。
図21に示すように、第2の実施形態では、捜索支援システム1は、電柱に固定された発信端末(以下、電柱側発信端末という。)500を有している。
図22は、電柱側発信端末500の構成例を示すブロック図である。
図22に示すように、電柱側発信端末500は、発信端末10と同様な構成からなり、電源部501、近距離無線通信部502、記憶部503、及び処理部504を有している。特に、電柱側発信端末500では、当該電柱側発信端末500の発信端末ID、取付対象情報(例えば「電柱」)、及び当該電柱側発信端末500が設置されている位置情報(経度、緯度)が記憶部503に記憶されている。また、電柱側発信端末500は、近距離無線通信処理では、予め設定されている時間間隔で行う近距離無線通信によって、当該電柱側発信端末500に関する情報である発信端末情報(以下、電柱側発信端末情報という。)を発信する。ここで、電柱側発信端末情報には、発信端末ID、取付対象情報、及び位置情報が含まれている。
第2の実施形態では、電柱側発信端末500の位置情報を利用するため、携帯通信端末50の位置推定部57は、近距離無線通信の通信圏内にあり通信可能になっている電柱側発信端末500から当該電柱側発信端末500の位置情報を取得する。そして、位置推定部57は、取得した位置情報を基に自己の携帯通信端末50の位置を推定する。
例えば、位置推定部57は、近距離無線通信の通信圏内にあり通信可能になっている電柱側発信端末500が1つの場合、当該1つの電柱側発信端末500から位置情報を取得し、当該電柱側発信端末500の位置を自己の携帯通信端末50の位置と推定する。このようなことを想定し、電柱側発信端末500の発信電波強度を小さくして通信距離を短くしておけば、例えば、発信端末10よりも電波強度を小さくし通信距離を短くしておけば、自己の携帯通信端末の位置を推定する精度を高くできる。
また、位置推定部57は、近距離無線通信の通信圏内にあり通信可能になっている電柱側発信端末500が複数ある場合、当該複数の電柱側発信端末500から位置情報を取得し、当該複数の電柱側発信端末500の位置から自己の携帯通信端末50の位置を推定する。
図23は、3つの電柱側発信端末500の全ての通信圏内に携帯通信端末50が位置している場合の例を示す図である。
図23に示すような場合、位置推定部57は、3つの電柱側発信端末500から位置情報を取得する。そして、位置推定部57は、電柱側発信端末500の通信領域(同図中、破線で示す領域)から自己の携帯通信端末50が位置している領域(同図中、斜線で示す領域)を特定する。そして、位置推定部57は、予め設定されている法則、計算式等によって、当該領域内から携帯通信端末の位置(点)を推定する。このとき、例えば、位置推定部57は、各電柱側発信端末500の受信電波強度を基に携帯通信端末の位置(点)を推定する。例えば、図23に示すように、一の電柱側発信端末500(同図中、一番上に位置する電柱側発信端末500)に近いために当該電柱側発信端末500の受信電波強度が大きい場合、位置推定部57は、当該電柱側発信端末500の位置を携帯通信端末の位置(点)と推定する。
図24は、第2の実施形態における発信端末検出処理の一例を示すフローチャートである。
図24に示すように、先ずステップS301の処理として、発信端末検出部63は、発信端末10を検出したか否かを判定する。具体的には、発信端末検出部63は、近距離無線通信部53による近距離無線通信の通信圏内に自己のプログラムIDに対応付けられていない発信端末IDの発信端末10を検出したか否かを判定する。詳しくは、発信端末検出部63は、近距離無線通信の通信圏内にあり通信可能になっている発信端末10が、記憶部56に記憶されている発信端末IDと異なる発信端末IDの発信端末10であるか否かを判定する。発信端末検出部63は、そうである場合、発信端末10を検出したと判定する。発信端末検出部63は、発信端末10を検出したと判定したときにステップS302の処理に進む。
ステップS302の処理として、発信端末検出部63は、前述のように電柱側発信端末500の位置情報を基に位置推定部57が推定した携帯通信端末50の現在位置(経度、緯度)の情報を取得する。
続くステップS303の処理として、発信端末検出部63は、発信端末検出情報を捜索支援サーバ100に送信する。
以上のような第2の実施形態では、携帯通信端末50は、設備に固定されて近距離無線通信を行う電柱側発信端末500の位置情報を基に自己の位置を特定できる。これによって、携帯通信端末50は、様々な位置に配置した電柱側発信端末500の位置情報を用いれば、発信端末10の位置をより高い精度で検出できる。
また、携帯通信端末50は、携帯電話の基地局と通信できないようなときでも、電柱側発信端末500の位置情報を用いれば発信端末10の位置を検出できる。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
第3の実施形態では、捜索支援システム1を挙げている。第3の実施形態においては、第1及び第2の実施形態と同様な構成、同様な処理については同一の符号を付して説明し、説明を省略又は単純化して、冗長な記述を避ける。
第3の実施形態では、捜索支援サーバ100が、電柱側発信端末500の位置情報を管理するとともに、当該電柱側発信端末500の位置情報を用いて携帯通信端末50の位置を特定する。
図25は、第3の実施形態における携帯通信端末50の発信端末検出処理の一例を示すフローチャートである。
図25に示すように、先ずステップS321の処理として、発信端末検出部63は、発信端末10を検出したか否かを判定する。具体的には、発信端末検出部63は、近距離無線通信部53による近距離無線通信の通信圏内に自己のプログラムIDに対応付けられていない発信端末IDの発信端末10を検出したか否かを判定する。詳しくは、発信端末検出部63は、近距離無線通信の通信圏内にあり通信可能になっている発信端末10が、記憶部56に記憶されている発信端末IDと異なる発信端末IDの発信端末10であるか否かを判定する。発信端末検出部63は、そうである場合、発信端末10を検出したと判定する。発信端末検出部63は、発信端末10を検出したと判定したときにステップS322の処理に進む。
ステップS322の処理として、発信端末検出部63は、電柱側発信端末500を検出したか否かを判定する。発信端末検出部63は、電柱側発信端末500を検出したと判定すると、ステップS323の処理の処理に進む。一方、発信端末検出部63は、電柱側発信端末500を検出できないと判定すると、当該発信端末検出処理を終了する。
ステップS323の処理として、発信端末検出部63は、ステップS322の処理によって検出した電柱側発信端末500の発信端末IDを取得する。発信端末検出部63は、ステップS322の処理によって検出した電柱側発信端末500が複数ある場合、それら電柱側発信端末500から発信端末IDを取得する。
続くステップS324の処理として、発信端末検出部63は、発信端末検出情報を捜索支援サーバ100に送信する。ここで、発信端末検出部63は、ステップS321で検出した発信端末10の発信端末ID(以下、携帯型発信端末IDという。)、ステップS323で取得した電柱側発信端末500の発信端末ID(以下、電柱側発信端末IDという。)、発信端末10の検出時刻(又は電柱側発信端末IDの取得時刻)、及び自己のプログラムIDを発信端末検出情報に含めている。
発信端末検出部63は、この発信端末検出処理によって、近距離無線通信部53による近距離無線通信の通信圏内に自己のプログラムIDに対応付けされていない発信端末IDの発信端末10を検出している期間、連続して発信端末検出情報を捜索支援サーバ100に送信する。
図26は、第3の実施形態における捜索支援サーバ100の記憶部110に記憶されているデータベースの構成例を示すブロック図である。
図26に示すように、記憶部110には、さらに電柱側発信端末位置情報データベース114が記憶されている。
図27は、電柱側発信端末位置情報データベース114の一例を示す図である。
図27に示すように、電柱側発信端末位置情報データベース114は、発信端末ID(電柱側発信端末ID)、位置情報、及び電柱IDを含んでいる。すなわち、電柱側発信端末位置情報データベース114は、発信端末ID、位置情報、及び電柱IDを含み、これら情報が対応付けられている。ここで、位置情報は、発信端末IDの電柱側発信端末が取り付けられている電柱の位置の情報である。また、電柱IDは、電柱を識別する識別情報である。
図28は、第3の実施形態における検出情報管理処理の一例を示すフローチャートである。
図28に示すように、先ずステップS341の処理として、検出情報管理部123は、携帯通信端末50から発信端末検出情報を受信したか否かを判定する。検出情報管理部123は、携帯通信端末50から発信端末検出情報を受信したときにステップS342の処理に進む。
ステップS342の処理として、検出情報管理部123は、電柱側発信端末位置情報データベース114を参照し、ステップS341の処理によって受信した発信端末検出情報に含まれている電柱側発信端末IDに対応付けられている位置情報を取得する。
図29は、3つの電柱側発信端末500の全ての通信圏内に携帯通信端末50が位置している場合の例を示す図である。
図29に示すような場合、携帯通信端末50は、3つの電柱側発信端末500の電柱側発信端末IDを含む発信端末検出情報を発信し、捜索支援サーバ100は、この発信端末検出情報を受信する。検出情報管理部123は、電柱側発信端末位置情報データベース114を参照し、受信した各発信端末検出情報に含まれている各電柱側発信端末IDに対応付けられている位置情報を取得する。
続くステップS343の処理として、検出情報管理部123は、ステップS342の処理によって取得した位置情報を基に、ステップS341の処理によって受信した発信端末検出情報に含まれている携帯型発信端末IDに対応付けられている携帯通信端末50の位置を推定する。
例えば、検出情報管理部123は、ステップS342の処理によって取得した位置情報が1つの場合、すなわち、携帯通信端末50の通信圏内にあり通信可能になっている電柱側発信端末500が1つであった場合、前述の第2の実施形態のように、電柱側発信端末500の位置を携帯通信端末50の位置と推定する。また、検出情報管理部123は、ステップS342の処理によって取得した位置情報が複数ある場合、すなわち、携帯通信端末50の通信圏内にあり通信可能になっている電柱側発信端末500が複数であった場合、当該複数の電柱側発信端末500の位置から携帯通信端末50の位置を推定する。
ステップS344の処理として、検出情報管理部123は、ステップS343の処理によって取得した携帯通信端末50の位置情報、その取得時刻、ステップS341の処理によって受信した発信端末検出情報に含まれているプログラムID、携帯型発信端末ID、及び電柱側発信端末IDを発信端末検出情報データベース113に記憶させる。
このとき、捜索支援サーバ100(例えば、検出情報管理部123)は、ステップS341の処理によって受信した発信端末検出情報を送信してきた携帯通信端末50に、ステップS343で推定した当該携帯通信端末50の位置情報を送信しても良い。
以上のような第3の実施形態では、携帯通信端末50は、捜索支援サーバ100の処理を介して、設備に固定されて近距離無線通信を行う電柱側発信端末500の位置情報を基に自己の位置を特定できる。これによって、携帯通信端末50は、様々な位置に配置した電柱側発信端末500の位置情報を用いれば、発信端末10の位置をより高い精度で検出できる。
また、第3の実施形態では、捜索支援サーバ100が携帯通信端末50の位置を特定する処理の一部を実行するため、携帯通信端末50は処理負担を軽減できる。
(第4の実施形態)
次に第4の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
第4の実施形態では、捜索支援システム1を挙げている。第4の実施形態においては、第1乃至第3の実施形態と同様な構成、同様な処理については同一の符号を付して説明し、説明を省略又は単純化して、冗長な記述を避ける。
第4の実施形態では、捜索支援サーバ100の捜索実行部124が、複数の携帯通信端末50(プログラムID)の位置情報を基に捜索対象の発信端末10の位置を算出する。
図30は、第4の実施形態において特徴となる捜索実行処理の一例を示すフローチャートである。
図30に示すように、先ずステップS361の処理として、捜索実行部124は、捜索要求情報データベース112に捜索対象の発信端末IDが記憶されているか否かを判定する。捜索実行部124は、捜索要求情報データベース112に捜索対象の発信端末IDが記憶されていると判定したときにステップS362の処理に進む。
ステップS362の処理として、捜索実行部124は、捜索要求情報データベース112から発信端末IDを取得する。
続くステップS363の処理として、捜索実行部124は、発信端末検出情報データベース113において、ステップS362によって取得した発信端末IDとプログラムIDとの組み合わせについて、予め設定されている要件を満たすものが有るか否かを判定する。ここで、予め設定されている要件とは、ステップS362の処理によって取得した1つの発信端末IDと3つの異なるプログラムIDとの組み合わせであること、かつ当該組み合わせに対応付けされている位置情報の取得時刻が、捜索要求情報データベース112において当該発信端末IDに対応付けされている捜索要求時刻よりも遅い時刻であること、となる。
捜索実行部124は、発信端末検出情報データベース113において、ステップS362によって取得した発信端末IDとプログラムIDとの組み合わせについて、予め設定されている要件を満たすものが有ると判定したときにステップS364の処理に進む。一方、捜索実行部124は、それ以外のとき、ステップS361の処理を再び行う。
ステップS364の処理として、捜索実行部124は、ステップS363の処理によって予め設定されている要件を満たすと判定された1つの発信端末IDと3つのプログラムIDとの各組み合わせの位置情報から、当該各組み合わせそれぞれの時系列で連続している位置情報から最も古い時刻の位置情報を取得する。これによって、捜索実行部124は、各組み合わせについて3つの位置情報を取得する。
つまり、ステップS363、ステップS364の処理によって、捜索実行部124は、ステップS362の処理によって取得した1つの発信端末IDと3つの異なるプログラムIDとの各組み合わせに対応付けられている位置情報であり、かつ当該位置情報の取得時刻が発信端末IDに対応付けされている捜索要求時刻よりも遅い位置情報であり、かつ当該各組み合わせ(3つの組み合わせ)それぞれの時系列で連続している位置情報から最も古い時刻の各位置情報(3つの位置情報)を取得する。
なお、同一のプログラムIDについて、異なる時系列の位置情報(位置情報群)、すなわち、位置が連続している位置情報群が複数存在するときには、位置情報の取得時刻が最新のものを選択し、選択したものについて前述の処理を行う。
続くステップS365の処理として、捜索実行部124は、ステップS364の処理によって取得した3つの位置情報を基に、捜索対象の発信端末10の位置を算出(推定)する。具体的には、捜索実行部124は、ステップS364の処理によって取得した3つの位置を座標位置(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)としたときに、その各座標位置を通る円の中心位置(x0,y0)を下記(1)式及び(2)式を用いて算出する。言い換えると、捜索実行部124は、各座標位置を各頂点とする三角形の外接円の中心位置(x0,y0)を下記(1)式及び(2)式を用いて算出する。
x0=(y1y2^2−y1y3^2+y2y3^2+y1x2^2−y1x3^2+y2x3^2−y1^2y2+y1^2y3−y2^2y3−y2x1^2+y3x1^2−y3x2^2)/2{y1(x2−x3)+y2(x3−x1)+y3(x1−x2)} ・・・(1)
y0=(x1x2^2−x1x3^2+x2x3^2+x1y2^2−x1y3^2+x2y3^2−x1^2x2+x1^2x3−x2^2x3−x2y1^2+x3y1^2−x3y2^2)/2{x1(y2−y3)+x2(y3−y1)+x3(y1−y2)} ・・・(2)
ここで、^2は2乗を意味する。
また、前記(1)式、(2)式は、下記(3)式、(4)式、(5)式の連立方程式を解き得ることができる。
(x1−x0)^2 + (y1−y0)^2 = r^2 ・・・(3)
(x2−x0)^2 + (y2−y0)^2 = r^2 ・・・(4)
(x3−x0)^2 + (y3−y0)^2 = r^2 ・・・(5)
ここで、rは、円の半径となる。本実施形態では、rは近距離無線通信の通信可能距離相当になる。
図31は、3つの座標位置(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)を通る円の一例を示す図である。
図31に示すように、3つの座標位置(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)が得られている場合、その3つの座標位置(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)を前記(1)式及び(2)式に代入することで中心位置(x0,y0)を算出することができる。なお、図中の破線は、座標位置(x0,y0)に中心を持つ円に内接し、各座標位置(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)を各頂点に持つ三角形を示す。
続くステップS366の処理として、捜索実行部124は、ステップS365の処理によって算出した中心位置を捜索対象の発信端末10の位置として、捜索要求をした依頼者の携帯通信端末50に送信する。ここで、捜索対象の発信端末10の位置を送信する携帯通信端末50は、登録情報データベース111において、ステップS361の処理によって捜索要求情報データベース112に記憶されていると判定された発信端末IDに対応付けられているプログラムIDが記憶されている携帯通信端末50である。
そして、捜索実行部124は、ステップS361の処理から再び行う。つまり、捜索実行部124は、捜索要求情報データベース112に記憶されている全ての捜索対象の発信端末IDについて、ステップS362〜ステップS366の処理を行う。
なお、捜索依頼者からの報告等で捜索が完了した捜索対象の発信端末ID及びそれに対応付けられている情報については、捜索要求情報データベース112から削除していくことが好ましい。
捜索実行処理は以上のようになる。ここで、捜索対象が発信端末bの場合の捜索実行処理における当該発信端末bの算出手順を再度説明する。
前述のように、捜索実行部124は、1つの発信端末IDと3つの異なるプログラムIDとの各組み合わせに対応付けられている位置情報(時系列で連続する位置情報)から最も古い時刻の位置情報をそれぞれ取得している。図14に示す例だと、プログラムID=Aについては、取得時刻「2016.2.1 12:54:48」の位置情報を取得する。また、プログラムID=Cについては、取得時刻「2016.2.1 14:23:11」の位置情報を取得する。また、プログラムID=Dについては、取得時刻「2016.2.1 11:31:14」の位置情報を取得する。これによって、捜索実行部124は、捜索対象の発信端末bの通信圏内に入った各携帯通信端末A,C,D(当該プログラムIDを記憶している各携帯通信端末50)の最初の位置を取得している。
図32は、携帯通信端末A,C,Dが発信端末bの通信圏内に入ったときに捜索支援サーバ100(具体的には検出情報管理部123)が検出(推定)する携帯通信端末A,C,Dの位置の一例を示す図である。
図32に示すように、捜索支援サーバ100は、発信端末bの通信圏内に入ったとき、携帯通信端末A,C,Dの位置を処理時間間隔(捜索支援サーバ100のサンプリング時間又は受信間隔、例えば3秒間隔)に応じて推定していく。そして、無線が放射線状に発信されているとすれば、電波の到達限界の位置が発信端末bを中心とした円を描くと考えられるため、捜索支援サーバ100は、当該円の最外周で初めて携帯通信端末A,C,Dの位置を推定することになる。
このようなことから、捜索実行部124は、捜索対象の発信端末bの通信圏内に入った各携帯通信端末A,C,D(当該プログラムIDを記憶している各携帯通信端末50)の最初の位置を取得することで、当該円の最外周で初めて推定された当該携帯通信端末A,C,Dの各位置を取得している。
そして、捜索実行部124は、携帯通信端末A,C,Dそれぞれ位置を基に、前記(1)式及び(2)式を用いて携帯通信端末A,C,Dそれぞれの位置を最外周に含む円の中心位置を発信端末bの位置として算出している。
以上のような第4の実施形態では、捜索支援サーバ100は、複数の携帯通信端末50(プログラムID)の位置情報を基に捜索対象の発信端末10の位置を算出することで、発信端末の位置の推定精度を高くすることができる。特に、前記(1)式及び(2)式のような計算式によって発信端末10の位置を推定することで、捜索支援サーバ100は、発信端末の位置の推定精度をさらに高くすることができる。
なお、前述の実施形態の説明では、基地局300や電柱側発信端末500は、例えば、第1通信装置を構成する。また、発信端末10は、例えば、第2通信装置を構成する。また、位置推定部57は、例えば、取得手段及び特定手段を構成する。また、インターネット通信部54は、例えば、送信手段を構成する。また、第1通信装置と第2通信装置とは、第2の実施形態のように、通信方式が同じものであっても良い。
(本実施形態の他の例等)
第2の実施形態の他の例として、地図情報を基に電柱側発信端末500の位置情報を取得しても良い。例えば、捜索支援サーバ100は、地図上に各電柱IDが対応付けられている地図情報を持っており、検出情報管理処理の際、地図情報を参照して地図上から電柱IDの位置情報を取得する。
また、本実施形態の他の例として、発信端末10が取り付けられる取付対象は、自転車以外の人、物であっても良い。例えば、取付対象は、ベビーカー、ランドセルなどでも良い。この場合、取付対象情報は、「ベビーカー」、「ランドセル」のようになる。
また、本実施形態の他の例として、捜索実行部124は、発信端末10の位置を特定可能な情報を携帯通信端末50に送信しても良い。位置を特定可能な情報とは、位置そのものではなく、その位置上又はその近傍にある建物、交差点の情報である。
また、本実施形態の他の例として、発信端末検出部63は、自己の携帯通信端末50(プログラムID)に対応付けられている発信端末10を検出した場合も、当該携帯通信端末50の現在位置を発信端末検出情報に含めて捜索支援サーバ100に送信しても良い。この場合、捜索支援サーバ100側でも、捜索実行部124は、当該現在位置をも用いて捜索対象の発信端末10の位置を算出する。
また、本実施形態の他の例として、ID登録部61は、登録処理のステップS11の処理を捜索支援サーバ100の登録情報データベース111を参照して行っても良い。この場合、ステップS34の処理として、ID登録部61は、近距離無線通信部53によって近距離無線通信によって通信可能になっている発信端末10を検出したとき、当該発信端末10の発信端末IDを捜索支援サーバ100に送信する。
これに対して、捜索支援サーバ100は、携帯通信端末50から送られてきた発信端末IDが、登録情報データベース111において何れかのプログラムIDと対応付けられているか否かを判定する。そして、捜索支援サーバ100は、その判定結果を携帯通信端末50に送信する。
携帯通信端末50では、ID登録部61は、その判定結果が、発信端末IDが何れかのプログラムIDと対応付けられていないとするものであるときにステップS12の処理に進む。
また、本実施形態の他の例として、発信端末検出部63は、発信端末検出処理のステップS51の処理を捜索支援サーバ100の登録情報データベース111を参照して行っても良い。この場合、ステップS51の処理として、発信端末検出部63は、近距離無線通信部53によって近距離無線通信によって通信可能になっている発信端末10を検出したとき、自己のプログラムID、及び当該発信端末10の発信端末IDを捜索支援サーバ100に送信する。
これに対して、捜索支援サーバ100は、携帯通信端末50から送られてきたプログラムIDと発信端末IDとが、登録情報データベース111において対応付けられているものか否かを判定する。そして、捜索支援サーバ100は、その判定結果を携帯通信端末50に送信する。
携帯通信端末50では、発信端末検出部63は、その判定結果がプログラムIDと発信端末IDとが対応付けられていないとするものであるときにステップS52の処理に進む。
また、本実施形態の他の例として、捜索実行部124は、1つの発信端末IDと2つの異なるプログラムIDとの各組み合わせに対応付けられている位置情報を基に発信端末10の位置を推定しても良い。
図33は、1つの発信端末IDと2つの異なるプログラムIDとの各組み合わせに対応付けられている位置情報を基に発信端末10の位置を推定する方式の一例を示す図である。
図33に示すように、携帯通信端末A,Cが発信端末bの通信圏内に入ったとき、発信端末検出情報データベース113には、捜索支援サーバ100が推定した携帯通信端末A,Cの位置情報が記憶されていく。そして、捜索実行部124は、1つの発信端末ID(発信端末ID=b)と2つの異なるプログラムID(プログラムID=A,C)との各組み合わせに対応付けられている位置情報であり、かつ当該位置情報の取得時刻が発信端末IDに対応付けされている捜索要求時刻よりも遅い位置情報であり、かつ当該各組み合わせ(2つの組み合わせ)それぞれの時系列で連続している位置情報から最も古い時刻の2つの位置情報を取得する。
そして、捜索実行部124は、取得した2つの位置を通り近距距離無線通信の通信可能距離を半径とする2つの円α,βを特定する。さらに、捜索実行部124は、特定した2つの円α,βのうち、2つの異なるプログラムID(プログラムID=A,C)に対応付けられている時系列の連続した位置を含む円αを選定し、選定した円αの中心位置を発信端末bの位置として推定する。
このように、捜索実行部124が、1つの発信端末IDと2つの異なるプログラムIDとの各組み合わせに対応付けられている位置情報を基に発信端末10の位置を推定することによって、より少ない携帯通信端末50の位置情報を基に発信端末10の位置を推定できる。
また、本実施形態の他の例として、捜索実行部124は、ステップS364の処理によって取得した3つの位置を座標位置(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)としたときのその各座標位置を通る円の中心位置(x0,y0)を、前述の(1)式及び(2)式を用いて算出する方式以外の方式によって推定しても良い。例えば、他の計算式でも良く、また、実際に座標位置(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)を通る円を描画してその中心位置(x0,y0)も求めても良い。
また、本実施形態の他の例として、捜索実行部124は、1つの携帯通信端末50の位置情報を基に発信端末10の位置を推定しても良い。具体的には、捜索実行部124は、発信端末検出情報データベース113から1つの発信端末IDと1つプログラムIDについて位置が連続した1つの位置情報群とを検出した場合、当該1つの位置情報群を基に発信端末10を推定する。例えば、捜索実行部124は、1つの位置情報群の取得時刻が最も古い位置情報と最も新しい位置情報、すなわち1つの位置情報群の最初の位置情報と最後の位置情報を取得する。そして、捜索実行部124は、取得した2つの位置情報を用いて、図33を用いて説明した処理と同様な処理により、2つの位置を通り近距距離無線通信の通信可能距離を半径とする2つの円α,βを特定する。さらに、捜索実行部124は、特定した2つの円α,βのうち、位置情報群を含む円(例えば、位置情報群をより多く含む円)を選定し、選定した円の中心位置を発信端末10の位置として推定する。
また、本実施形態の他の例として、捜索実行部124は、捜索要求がなされる以前、すなわち、捜索要求の発信時刻以前に発信端末検出情報データベース113に記憶されている位置情報を基に、捜索対象の発信端末10の位置を算出(推定)しても良い。この場合、ステップS363の判定処理で用いる予め設定されている要件は、ステップS362の処理によって取得した1つの発信端末IDと3つの異なるプログラムIDとの組み合わせであることだけで良い。
また、本実施形態の他の例として、近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標)以外のものでも良い。
また、本実施形態の他の例として、捜索支援システム1は、携帯通信端末50を識別可能な情報としてプログラムIDに代えて当該携帯通信端末50そのものの個別IDを用いて良い。
また、本実施形態の他の例として、捜索支援システム1は、携帯通信端末50と発信端末10とは1対1で対応付けられるものでなくとも良い。すなわち、捜索支援システム1において、携帯通信端末50は、発信端末10と対応付けられることなく単独で存在していても良い。この場合、発信端末10と対応付けられず単独で存在している携帯通信端末50の発信端末検出部63は、近距離無線通信部53による近距離無線通信の通信圏内に発信端末10を検出すると、検出した全ての発信端末10について発信端末位置情報を捜索支援サーバ100に送信する。
また、本実施形態の他の例として、発信端末検出情報データベース113に記憶される位置情報の取得時刻は、捜索支援サーバ100によって決定されるものであっても良い。この場合、例えば、検出情報管理部123は、検出情報管理処理によって携帯通信端末50からの発信端末検出情報を受信した時刻を位置情報の取得時刻にする。そして、検出情報管理部123は、当該取得時刻を発信端末検出情報データベース113に記憶する。
また、本実施形態の他の例として、捜索実行部124は、捜索対象の発信端末10の位置を地図上に示した画像として携帯通信端末50に送信しても良い。具体的には、捜索実行部124は、捜索対象の発信端末10の位置を地図上に示した画像を見ることができるページのURLをメールに添付して携帯通信端末50に送信する。そして、捜索実行部124は、捜索対象の発信端末10の位置が変化した場合、その変化した位置も地図上に描く処理を行う。これによって、捜索依頼者は、一度取得したURLのサイトにアクセスするだけで、捜索依頼した発信端末10の位置の変化を地図上で確認することができる。
また、本実施形態では、位置情報が対応付けられている第1通信装置の通信圏内に携帯通信端末が位置すると当該第1通信装置に対応付けられている位置情報を当該携帯通信端末で取得する取得ステップと、第2通信装置の通信圏内に位置すると前記取得ステップで取得した位置情報を基に自己の位置を前記携帯通信端末で特定する特定ステップと、を有することを特徴とする携帯通信端末の位置特定方法を実現している。
また、本実施形態では、携帯通信端末50の記憶部56に記憶されているプログラムは、取得手段が、位置情報が対応付けられている第1通信装置の通信圏内に携帯通信端末が位置すると当該第1通信装置に対応付けられている位置情報を当該携帯通信端末に取得させるステップと、特定手段が、第2通信装置の通信圏内に位置すると前記取得ステップで取得した位置情報を基に自己の位置を前記携帯通信端末に特定させるステップと、をコンピュータに実行させるプログラムを実現している。
また、本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 捜索支援システム、10 発信端末、50 携帯通信端末、53 近距離無線通信部、54 インターネット通信部、55 携帯電話部、56 記憶部、57 位置推定部、60 処理部、61 ID登録部、62 捜索要求部、63 発信端末検出部、100 捜索支援サーバ、101 インターネット通信部、110 記憶部、111 登録情報データベース、112 捜索要求情報データベース、113 発信端末検出情報データベース、120 処理部、121 登録情報管理部、122 捜索要求管理部、123 検出情報管理部、124 捜索実行部、300 基地局、350 位置情報サーバ、500 電柱側発信端末

Claims (6)

  1. 位置情報が対応付けられている第1通信装置と無線通信を行う第1通信手段と、
    第2通信装置と無線通信を行う第2通信手段と
    前記第1通信装置の通信圏内に位置すると当該第1通信装置に対応付けられている位置情報を取得する取得手段と、
    前記第2通信装置の通信圏内に位置すると前記取得手段が取得した位置情報を基に自己の位置を特定する特定手段と、
    を有することを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記第1通信装置は、設備に固定されて近距離無線通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記第1通信装置は、携帯電話の基地局の通信装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記第2通信装置の捜索を支援する捜索支援サーバから捜索要求があると、前記特定手段が特定した位置情報を当該捜索支援サーバに送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯通信端末。
  5. 位置情報が対応付けられている第1通信装置の通信圏内に携帯通信端末が位置すると当該第1通信装置に対応付けられている位置情報を当該携帯通信端末で取得する取得ステップと、
    第2通信装置の通信圏内に前記携帯通信端末が位置すると前記取得ステップで取得した位置情報を基に前記携帯通信端末の位置を前記携帯通信端末で特定する特定ステップと、
    を有することを特徴とする携帯通信端末の位置特定方法。
  6. 取得手段が、位置情報が対応付けられている第1通信装置の通信圏内に携帯通信端末が位置すると当該第1通信装置に対応付けられている位置情報を当該携帯通信端末に取得させる取得ステップと、
    特定手段が、第2通信装置の通信圏内に前記携帯通信端末が位置すると前記取得ステップで取得した位置情報を基に前記携帯通信端末の位置を前記携帯通信端末に特定させる特定ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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