JP2017500885A - 高力価パンクレアチン医薬組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、開示を全ての目的のためにその全体において参照により本明細書中に組み込む、2013年11月5日提出の米国仮出願第61/900,092号の35USC§119(e)に基づく優先権を主張する。
アセトン−緩衝液:pH=7緩衝液に対するアセトンの体積比が35:65;pH=4.0緩衝液に対するアセトンの体積比が35:65;ここでSP(アセトン)=20.2、SP(緩衝液)=47.9;
エタノール−緩衝液:pH=7緩衝液に対するエタノールの体積比が45:55;pH=4.0緩衝液に対するエタノールの体積比が45:55;ここでSP(エタノール)=26.0、SP(緩衝液)=47.9;
(実施例)
パンクレリパーゼ(API、出発パンクレリパーゼまたはパンクレアチン、ネイティブパンクレリパーゼまたはパンクレアチン)はNordmarkにより提供され、ブタ膵臓から抽出される。それは、一般的には約30%のタンパク質を含有し(ブラッドフォード法で定量)、94.4IU USP/mgのリパーゼ活性、253.2IU USP/mgのプロテアーゼ活性、420.3IU USP/mgのアミラーゼ活性を有し;P/L比は2.7であり、A/L比は4.5であり、水含量は0.3%である。
腸溶性処方物:PEPTAMEN(登録商標)Junior 1.0 Cal(Nestle、250mL包装):脂肪含量:3.8g/100mL、タンパク質含量:3g/100mL、炭水化物含量:MLML13.8g/100mL。
脂肪分解活性:測定はパンクレリパーゼ酵素USPモノグラフに記載のリパーゼアッセイの公定手順に基づく方法を用いて行い、この方法は使用される基質(オリーブオイル)中のエステル化脂肪酸の加水分解から生成される遊離脂肪酸の、pH−スタット法による滴定に基づく。それは次の原理に基づく:リパーゼは、遊離脂肪酸(FFA)の形成につながるトリグリセリドの加水分解を触媒する。時間に従い生成するFFAの滴定によってリパーゼの酵素活性の決定が可能になり、これは単位:1U=1μmolのFFA生成/分で表され得る。この反応は、固定値と比較してpH値が変化した場合にNaOH(滴定剤)の添加を提供する実験系を通じて一定のpH値を維持することによって生じる(pHスタット法)。時間に従い添加される滴定剤の量は、トリグリセリドに対するリパーゼ作用により生成するFFAの量に対応する。曲線の傾き{添加滴定剤=f(体積(mL)/時間(分))}はリパーゼ酵素活性を与える。
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;多段階:懸濁、分離、沈殿;(SP=38:アセトン:水性溶媒=35:65;エタノール:水性溶媒=45:55)
段階a1.1−懸濁:出発パンクレリパーゼを4℃にて水性溶媒中に0.1g/mLの濃度で分散させ、30分間撹拌しながら維持する。実験は出発パンクレリパーゼの650mg(有機溶媒がアセトンである場合)または550mg(有機溶媒がエタノールである場合)の何れかを用いて、実験室で行う。パンクレリパーゼ懸濁液について4種類の異なる水性溶媒を試験する:1)pH=4.0緩衝液(10mM酢酸緩衝液);2)pH=7.0緩衝液(10mMリン酸緩衝液);3)脱イオン水(DW);4)NaCl(0.5M)入りのpH=4.0緩衝液(10mM酢酸緩衝液)。
−段階a1.1の懸濁液中(懸濁液中のLA;LA−Sa1.1);
−段階a2で得られる上清中(SN中のLA、沈殿、LA−SN);
−段階a2で得られ、その後出発媒体中に再懸濁されるペレット中(ペレット中のLA、沈殿、LA−P)。
結果を表1、2、3、4で報告する。
表2
表3
(実施例2):多段階工程
段階a1.2−分離:段階a1からの懸濁液を遠心し(10分間、4℃、約11,000g)、上清(SN)をペレット(P)から分離する。
段階a1.3−沈殿:有機溶媒を段階a1.2の上清に添加し、混合物を静止状態で4℃で15分間維持する。有機溶媒はアセトンまたはエタノールの何れかである。アセトンを35部(体積)/各65部(体積)の水性溶媒の量で添加する。エタノールを45部(体積)/各55部(体積)の水性溶媒の量で添加する。
段階a2−分離:混合物を遠心(10分間、4℃、約11,000g)して上清をペレットから分離し、これはパンクレリパーゼ酵素を含有する。ペレットを出発水性溶媒中に再懸濁する(再懸濁、沈殿後のペレット中のLA)。
段階a3−乾燥:段階a2のペレットを乾燥させる。
異なる段階の材料を分析する。パンクレリパーゼの量はリパーゼ活性(LA)として表し、これを:
−段階a1.1の懸濁液中(懸濁液中のLA;LA−Sa1.1);
−段階a2で得られた上清中(SN中のLA、沈殿、LA−SN);
−段階a2で得られ、次いで出発水性媒体中に再懸濁されたペレット中(ペレット中のLA、沈殿、LA−P)
で測定する。結果を表4、5、6で報告する。
表4
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;2段階:懸濁、沈殿(SP=38:アセトン:水性溶媒=35:65;エタノール:水性溶媒=45:55、ここでSP(アセトン)=20.2、SP(エタノール)=26.0、SP(緩衝液)=47.9)
段階a1.1−懸濁:パンクレリパーゼを4℃で水性溶媒中に0.1g/mLの濃度で分散させ、30分間撹拌し続ける。実験は650mg(有機溶媒がアセトンである場合)または550mg(有機溶媒がエタノールである場合)の何れかの出発パンクレリパーゼを用いて、実験室スケールで行う。異なる水性溶媒中でそれぞれ2回の実験を行う:pH=4.0、10mM酢酸緩衝液;2)pH=7.0、10mMリン酸緩衝液。
段階a1.2−沈殿:有機溶媒を段階a1.1の懸濁液に添加し、この混合物を4℃で15分間維持する。有機溶媒はアセトンまたはエタノールの何れかである。アセトンを35部(体積)/各65部(体積)の水性溶媒の量で添加する。エタノールを45部(体積)/各55部(体積)の水性溶媒の量で添加する。
段階a2−分離:混合物を遠心(10分、4℃、約11,000g)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。ペレットを出発水性溶媒中に再懸濁する(再懸濁、分離後のペレット中のLA)。
−段階a1.1の懸濁液中(懸濁液中のLSA;LA−Sa1.1);
−段階a2で得られた上清中(SN中のLA、分離、LA−SN);
−段階a2で得られ、次いで出発媒体中に再懸濁されたペレット中(ペレット中のLA、沈殿、LA−P)
で測定する。
表9
(実施例4):二段階工程
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;二段階:懸濁、沈殿;パイロット(SP=38:アセトン:水性溶媒=35:65)
段階a1.1−懸濁:6.5gの出発パンクレリパーゼ(61,400Uリパーゼ)を4℃にて45mLのpH=7.0緩衝溶液(10mMリン酸緩衝液)中に分散させ、各サイクルに対して1分間撹拌し(Ultraturrax、3サイクル)、撹拌装置を10mLの冷緩衝液で2回洗浄して残留パンクレリパーゼを回収する。
段階a1.2−沈殿:35mLのアセトンを段階a1.1の懸濁液に添加し、混合物を静止状態下で4℃で30分間維持する。
段階a2−分離:混合物を遠心(10分間、4℃、約2,700g)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3−乾燥:ペレットを2種類の異なるプロトコールに従い乾燥させ、平均乾燥ペレット重量は1.55gであり、リパーゼ活性(LA)は365,000IUリパーゼであり、比活性(LSA)は235IU USP/mgである。
表10
表11
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;2段階:懸濁、沈殿;スケールアップ(SP=38:エタノール:水性溶媒(pH=7)=45:55、試料21);(SP=34:アセトン:水性溶媒(pH=7)=50:50試料22);(SP=35:アセトン:水性溶媒(pH=7)=45:55、試料23)。実施例4の調製工程は、様々な量の出発パンクレリパーゼ、様々な体積の緩衝溶液および様々な体積のアセトン(SP=34または35)または体積のエタノール(SP=38)に適用される。乾燥プロトコールは、24時間、6〜8℃、0.2mbarであり、全ての他のパラメーターおよび条件は実施例4と同じである。
表12
表14
HA−パンクレアチンの調製;0.065および0.1g/mL;一段階;実験室スケール(SP=38−アセトン:水性溶媒=35:65)
段階a1−懸濁−沈殿:650mg(試料24)または1000mg(試料25)のネイティブパンクレリパーゼを、4℃で60分間撹拌しながら、10mLの、緩衝液(pH=7 10mMリン酸緩衝液)およびアセトンの65:35混合液(65体積の緩衝液および35体積のアセトン)中に分散させる。
段階a2−分離:段階a1の混合物を遠心(10,000g、4℃で10分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3−乾燥:ペレットを0.2mbarにて高効率ポンプで乾燥させる。
−段階a2で得られた上清中(SN中のLA、分離、LA−SN);
−段階a2で得られ、次いで出発媒体中に再懸濁されたペレット中(ペレット中のLA、沈殿、LA−P)
−懸濁−沈殿段階a1のLA(懸濁液中のLA;LA−SN)中
で測定する。結果を表15および16で報告する。
表15
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;一段階;パイロットスケール(SP=38−アセトン:水性溶媒=35:65)。
段階a1−懸濁−沈殿:10gのネイティブパンクレリパーゼを、4℃で60分間撹拌しながら、100mLの、緩衝液(pH=7、10mMリン酸緩衝液)およびアセトンの溶媒混合液(65体積の緩衝液および35体積のアセトン)中に分散させる。
段階a2−分離:段階a1の混合物を遠心(2,700gで4℃で10分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3−乾燥:試料26のペレットをペトリ皿に注ぎ、一方で試料27および28のペレットを遠心管中で維持し、0.2mbarで高効率ポンプを用いて直接乾燥させる。
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;懸濁、沈殿、分離;比較例(SP=38−アセトン:水=35:65)。
段階1−懸濁:パンクレリパーゼを、撹拌しながら約30分間、4℃(試料29)で水性溶媒(蒸留水)中に0.045g/mLの濃度で分散させる。
段階2−沈殿:80mLの溶媒混合液(アセトン:水=35:45)を20mLの段階a1.1の懸濁液に添加する(最終溶媒混合液中でSP=38(MPa)0.5を得るため)。混合物を静止状態で25℃で60分間維持する。
段階3−分離:混合物を遠心(3,000gで25℃で10分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
−段階1の懸濁液中(懸濁液中のLA;LA−Sal);
−段階2で得られた上清中(SN中のLA、沈殿、LA−SN);
−段階3で得られ、次いで出発蒸留水中に再懸濁されたペレット中(ペレット中のLA、沈殿、LA−P)
で測定する。
HA物質をその消化能について試験し、出発パンクレリパーゼと比較する。20mgのHA−パンクレアチンおよび50mgの出発パンクレリパーゼ(2300IU USPリパーゼに対応)をそれぞれ1mLの脱イオン水中に懸濁し、37℃で50mLの経腸栄養剤PEPTAMEN(登録商標)Junior1.0に添加し、100rpmで60、120および240分間撹拌する。1、2および4時間後に消化試験を行った。各パンクレリパーゼ試料に対してこの試験を6回反復する。
表21
(ネイティブパンクレアチンの活性−HA−パンクレアチンの活性)/ネイティブパンクレリパーゼの活性
で計算する。消化の相違は、次の式:
(ネイティブパンクレアチンの消化の%−HA−パンクレアチンの%消化)
により計算する。
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;一段階;スケールアップ(SP=38−アセトン:水性溶媒=35:65)。
この例の場合、次の特徴を有するネイティブパンクレリパーゼ(code 005A)を使用した:リパーゼ比活性81.1IU USP/mg、プロテアーゼ活性284.2IU USP/mgおよびアミラーゼ活性517.9IU USP/mg;P/L比が3.5であり、A/L比が6.4であるもの。
段階a1)懸濁−沈殿:100gのネイティブパンクレリパーゼを4℃で60分間撹拌しながら、1Lの、緩衝液(pH=7、10mMリン酸緩衝液)およびアセトンの溶媒混合液(65体積の緩衝液および35体積のアセトン)中に分散させる。
段階a2)分離:段階a1の混合物を遠心(2,700gで4℃で15分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3)乾燥:ペレットを0.2mbarにて高効率ポンプで乾燥させる。
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;二重沈殿;パイロットスケール(SP(a1.1)=38−アセトン:水性溶媒=35:65;SP(a1.3)=36)。
段階a1.1−懸濁−沈殿:10gのネイティブパンクレリパーゼを4℃で60分間撹拌しながら、100mLの、緩衝液(pH=7、10mMリン酸緩衝液)およびアセトンの溶媒混合液(65体積の緩衝液および35体積のアセトン)中に分散させる。
段階a1.2−分離:段階a1の混合物を遠心(2,700gで4℃で10分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3.1−乾燥:ペレットを0.2mbarにて高効率ポンプで乾燥させる。
段階a1.3−沈殿:アセトンを4℃で60分間撹拌しながら、段階a1.2の上清に添加する(36のSPに到達するまで)。
段階a2−分離:段階a4の混合物を遠心(2,700gで4℃で10分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3.2−乾燥:ペレットを0.2mbarにて高効率ポンプで乾燥させる。
段階a4−混合:段階a3.1およびa3.2からの乾燥ペレットを一緒に混合する。
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;二重沈殿;スケールアップ(SP(a1.1)=38−アセトン:水性溶媒=35:65;SP(a1.3)=36)。
段階a1.1−懸濁−沈殿:100gのネイティブパンクレリパーゼを4℃で60分間撹拌しながら、1Lの、緩衝液(pH=7、10mMリン酸緩衝液)およびアセトンの溶媒混合液(65体積の緩衝液および35体積のアセトン)中に分散させる。
段階a1.2−分離:段階a1の混合物を遠心(2,700gで4℃で15分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3.1−乾燥:ペレットを0.2mbarにて高効率ポンプで乾燥させる。
段階a1.3−第二の沈殿:アセトンを静止状態で4℃にて120または180分間、段階a1.2の上清(36のSP)に添加する。
段階a2−分離:段階a1.3の混合物を遠心(2,700gで4℃で15分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3.2−乾燥:ペレットを0.2mbarにて高効率ポンプで乾燥させる。
段階a4−混合:段階a3.1およびa3.2からの乾燥ペレットを一緒に混合する。
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;一段階;パイロットスケール(SP=36−アセトン水性溶媒=43:57)
この実施例に対して、次の特徴を有するネイティブパンクレリパーゼを使用した:リパーゼ活性85.5IU USP/mg、プロテアーゼ活性337.8IU USP/mgおよびアミラーゼ活性434.0IU USP/mg;P/L比が2.5であり、A/L比が3.2であるもの。
段階a1−懸濁−沈殿:10gのネイティブパンクレリパーゼを4℃で60分間撹拌しながら、100mLの、緩衝液(pH=7、10mMリン酸緩衝液)およびアセトンの溶媒混合液(57体積の緩衝液および43体積のアセトン)中に分散させる。
段階a2−分離:段階a1の混合物を遠心(2,700gで4℃で10分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3)−乾燥:段階a2のペレットを0.2mbarにて高効率ポンプで乾燥させる。
HA−パンクレアチンの調製;0.1g/mL;一段階;パイロットスケール(SP=38−イソプロピル−アルコール:水性溶媒=40:60)。
段階a1−懸濁−沈殿:10gのネイティブパンクレリパーゼを4℃で60分間撹拌しながら、100mLの、緩衝液(pH=7、10mMリン酸緩衝液)およびイソプロピルアルコールの溶媒混合液(60体積の緩衝液および40体積のイソプロピルアルコール)中に分散させた。
段階a2−分離:段階a1の混合物を遠心(2,700gで4℃で10分間)して上清をペレットから分離し、これは膵臓酵素を含有する。
段階a3−乾燥:段階a2のペレットを0.2mbarにて高効率ポンプで乾燥させる。
表27
パンクレアチンの水溶性抽出物を、40mg/mLの濃度への冷リン酸緩衝食塩水(PBS)中での分散によって調製した。分散液を時折撹拌しながら氷上でインキュベートし、次いで16,000xgで5分間遠心した。溶解パンクレアチンを含有する上清を静かに移した。上清は、259nmにピークを有する吸収でUVにおいて強く吸収し、このことから溶解核酸の存在が示唆される(図1)。
表28
UV物質は245〜325nmの積分面積であり、抽出物に対する回収である。
ピーク値は硫酸アンモニウム分画に対するUVピークである。
リパーゼは抽出5時間以内にアッセイした。
1.リパーゼ>>100%、データ排除
2.プレートリーダーの異常、その日の酵素アッセイなし。
3.平均に含まれないデータ。典型的な回収体積よりも濃縮された体積中に再懸濁されたペレットは通常よりも顕著に大きかった。
4.体積補正を適用、典型的なものよりも濃縮された体積中に再懸濁されたペレット。
表29
脱塩はG−25セファデックススピンカラムを用いて行うこともできる。乾燥重量回収は、脱塩した物質を濃縮せずに行うことができる。
硫酸アンモニウム抽出および沈殿を4℃で卓上遠心機で上記のように行った。得られた固形物を実施例で既に記載のようにG−25セファデックススピンカラム上で脱塩した。4.5mL G−25カラムに0.5mLの再懸濁沈殿物を載せた。硫酸アンモニウムによってパンクレアチン全てが沈殿したと仮定すると、再懸濁化沈殿物は、16mgのパンクレアチンを含有すると推定される。図6は、各分画中のリパーゼ、アミラーゼ、およびトリプシンの活性、ならびに回収物質のmg単位での重量を示す。抽出、硫酸アンモニウムでの沈殿およびG−25カラム上での脱塩後に、分画4および5中におよそ5mgの固形物を回収した。これにより、元のパンクレアチン水性懸濁液/溶液と比較して、分画4および5中での約3倍のリパーゼ比活性の上昇、約1.7倍のアミラーゼ活性の上昇、および約2倍のトリプシン活性の上昇という計算値が得られる。
Claims (61)
- 少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有する、高活性パンクレアチン(HA−パンクレアチン)。
- 少なくとも約150USP IU/mgのリパーゼ比活性を有する、請求項1に記載のパンクレアチン。
- 少なくとも約200USP IU/mgのリパーゼ比活性を有する、請求項1に記載のパンクレアチン。
- 少なくとも約500USP IU/mgのリパーゼ比活性を有する、請求項1に記載のパンクレアチン。
- 請求項1、2、3、または4に記載のHA−パンクレアチンを含む、高力価医薬組成物。
- 前記パンクレアチンがブタ由来である、請求項1、2、3、4、または5に記載の組成物。
- 投与単位あたり少なくとも約9,000、約20,000、約40,000、約60,000、約80,000、または約100,000USP IUリパーゼを含む、請求項5、または6に記載の組成物。
- HA−パンクレアチンの複数の被覆粒子を含み、前記被覆粒子が少なくとも1つの腸溶性ポリマーで被覆されるコアを含む、請求項7に記載の組成物。
- 粉末、ペレット、ミクロスフェア、カプセル、サシェ、錠剤、液体懸濁液または溶液の形態の、請求項5、6、7、または8に記載の組成物。
- 少なくとも約120USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するHA−パンクレアチンの調製のための工程であって、28〜45(MPa)0.5の間に含まれるヒルデブランド溶解度パラメーターを有する溶媒でパンクレアチンを処理することを含み、前記溶媒が単一の有機溶媒または有機溶媒の混合液または少なくとも1つの有機溶媒および水性溶媒の混合液であり、工程温度が室温を下回る、工程。
- 前記溶媒が28〜38(MPa)0.5の間に含まれるヒルデブランド溶解度パラメーターを有する、請求項10に記載の工程。
- 前記溶媒が28〜34(MPa)0.5の間に含まれるヒルデブランド溶解度パラメーターを有する、請求項10に記載の工程。
- 前記溶媒が34〜38(MPa)0.5の間に含まれるヒルデブランド溶解度パラメーターを有する、請求項10に記載の工程。
- 前記溶媒が34〜45(MPa)0.5の間に含まれるヒルデブランド溶解度パラメーターを有する、請求項10に記載の工程。
- 前記溶媒が38〜45(MPa)0.5の間に含まれるヒルデブランド溶解度パラメーターを有する、請求項10に記載の工程。
- 少なくとも約150USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するパンクレアチンの調製のための、請求項10、11、12、13、14、または15に記載の工程。
- 少なくとも約200USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するパンクレアチンの調製のための、請求項10、11、12、13、14、または15に記載の工程。
- 少なくとも約250USP IU/mgのリパーゼ比活性を有するパンクレアチンの調製のための、請求項10、11、12、13、14、または15に記載の工程。
- 次の:
a1)パンクレアチンを懸濁し、不溶性部分を34〜45(MPa)0.5の間に含まれるヒルデブランド溶解度パラメーターを有する溶媒中で沈殿させる段階;
a2)段階a1の不溶性部分を可溶性部分から分離する段階;
a3)段階a2の不溶性部分を乾燥させる段階、
を含む、請求項10に記載の工程。 - 段階1a)が約4℃の温度で約60分間行われる、請求項19に記載の工程。
- 次の:
a1.1)パンクレアチンを撹拌しながら水性溶媒中に懸濁する段階;
a1.2)前記少なくとも1つの有機溶媒またはそれらの混合液を段階a1.1の懸濁液に添加することによって不溶性部分を沈殿させる段階;
a2)段階a1.2の不溶性部分を可溶性部分から分離する段階;
a3)段階a2の不溶性部分を乾燥させる段階、
を含む、請求項10、19、または20に記載の工程。 - 次の:
a1.1)パンクレアチンを撹拌しながら水性溶媒中に懸濁する段階;
a1.2)段階a1.1の可溶性部分を不溶性部分から分離する段階;
a1.3)前記少なくとも1つの有機溶媒またはそれらの混合液を段階a1.2の可溶性部分に添加することによって不溶性部分を沈殿させる段階;
a2)段階a1.3の不溶性部分を可溶性部分から分離する段階;
a3)段階a2の不溶性部分を乾燥させる段階、
を含む、請求項21に記載の工程。 - 段階a1.3が約30分間行われ、工程温度が4℃である、請求項22に記載の工程。
- 次の:
a1.1)パンクレアチンを懸濁し、不溶性部分を38〜45(MPa)0.5の間に含まれるヒルデブランド溶解度パラメーターを有する溶媒中で沈殿させる段階;
a1.2)段階a1.1の可溶性部分を前記不溶性部分から分離する段階;
a1.3)前記少なくとも1つの有機溶媒またはそれらの混合液を段階a1.2の可溶性部分に添加することによって不溶性部分を沈殿させて28〜36の間に含まれるヒルデブランド溶解度パラメーターを有する混合物を得る段階;
a2)段階a1.3の前記不溶性部分を可溶性部分から分離する段階;
a3.1)段階a1.2の不溶性部分を乾燥させる段階;
a3.2)段階a2の不溶性部分を乾燥させる段階;
a4)段階a3.1の不溶性部分と一緒に段階a3.2の不溶性部分を混合する段階、
を含む、請求項19に記載の工程。 - 段階a1.1のパンクレアチンが0.05〜0.3g/mLの間に含まれる量である、請求項21、22、23、または24に記載の工程。
- 段階a.1の水性溶媒およびa1.2または段階a1.3の有機溶媒により構成される溶媒が38(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度パラメーターを有する、請求項21、22、または23に記載の工程。
- 段階a1.1の溶媒が38(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度パラメーターを有し、段階a1.3の溶媒が36(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度パラメーターを有する、請求項24、または25に記載の工程。
- 前記有機溶媒が、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、ジエチルエーテル、シクロヘキサン、炭素四塩化物、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、クロロホルム、トリクロロエチレン、アセトン、ジメチルホルムアミド、n−プロパノール、イソプロパノール、エタノール、ジメチルスルホキシドブチルアルコール、メタノール、アセトニトリル、ジオキサン、およびメチレンクロリドの群から選択される、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、または27に記載の工程。
- 前記有機溶媒がアセトン、イソプロパノール、およびエタノールの群から選択される、請求項28に記載の工程。
- 前記水性溶媒が緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、または27に記載の工程。
- 前記緩衝溶液がpH=7またはpH=4を有する、請求項30に記載の工程。
- 前記有機溶媒がアセトンであり、前記水性溶媒がpH=7を有する緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、または27に記載の工程。
- 前記有機溶媒がエタノールであり、前記水性溶媒がpH=7を有する緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、または27に記載の工程。
- 前記有機溶媒がアセトンであり、前記水性溶媒がpH=4を有する緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、または27に記載の工程。
- 前記有機溶媒がエタノールであり、前記水性溶媒がpH=4を有する緩衝溶液である、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、または27に記載の工程。
- 段階a.1.1の水性溶媒および段階a1.3の有機溶媒により構成される溶媒が38(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度パラメーターを有し、前記溶媒がアセトンおよびpH=7を有する緩衝溶液の混合液であり、段階1.1aのパンクレアチンが0.1g/mLの濃度である、請求項22に記載の工程。
- 段階a1.1の水性溶媒および段階a1.3の有機溶媒により構成される溶媒が38(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度を有し、前記溶媒がアセトンおよびpH=4を有する緩衝溶液の混合液であり、段階a1.1のパンクレアチンが0.1g/mLの濃度である、請求項22に記載の工程。
- 段階a1.1の水性溶媒および段階a1.3の有機溶媒により構成される溶媒が38(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度を有し、前記溶媒がエタノールおよびpH=4を有する緩衝溶液の混合液であり、段階a1.1のパンクレアチンが0.1g/mLの濃度である、請求項22に記載の工程。
- 段階a1.1の水性溶媒および段階a1.3の有機溶媒により構成される溶媒が38(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度を有し、前記溶媒がアセトンおよびpH=7を有する緩衝溶液の混合液であり、段階a1.1のパンクレアチンが0.3g/mLの濃度である、請求項22に記載の工程。
- 段階a1.1の水性溶媒および段階a1.3の有機溶媒により構成される溶媒が38(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度を有し、前記溶媒がアセトンおよびpH=4を有する緩衝溶液の混合液であり、段階a1.1のパンクレアチンが0.3g/mLの濃度である、請求項22に記載の工程。
- 段階a1.1の水性溶媒および段階a1.3の有機溶媒により構成される溶媒が38(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度を有し、前記溶媒がエタノールおよびpH=4を有する緩衝溶液の混合液であり、段階a1.1のパンクレアチンが0.3g/mLの濃度である、請求項22に記載の工程。
- 段階a1.1の溶媒が38(MPa)0.5のヒルデブランド溶解度パラメーターを有し、それがアセトンおよびpH=7を有する緩衝溶液の混合液であり、段階a1.1のパンクレアチンが0.1g/mLの濃度である、請求項22に記載の工程。
- 微生物および/またはウイルスの負荷量減少の段階を含む、請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、または42に記載の工程。
- 前記細菌および/またはウイルス負荷量減少がろ過、加熱、電離放射線、高圧によるかまたはアルキル化により行われる、請求項43に記載の工程。
- 膵臓酵素不全に関連する生理学的状態に陥っている患者の処置の方法であって、前記患者に医薬的に許容可能な量の請求項5、6、7、8または9に記載の組成物を投与することを含む、方法。
- 飽和硫酸アンモニウムを用いてネイティブパンクレアチンの溶液からパンクレアチンを沈殿させることを含む、HA−パンクレアチンを調製する方法。
- 次の:
a)ネイティブパンクレアチンを水性緩衝液中に懸濁する段階;
b)ネイティブパンクレアチンの前記懸濁液を遠心する段階;
c)段階bの上清を静かに移す段階;
d)硫酸アンモニウム溶液を前記上清に添加して沈殿物を生成させる段階;
e)段階dの懸濁液を遠心してHA−パンクレアチンを含むペレットを生成させる段階、
を含む、HA−パンクレアチンを調製する方法。 - 前記硫酸アンモニウム溶液が飽和硫酸アンモニウム溶液である、請求項47に記載の方法。
- 50〜75%飽和硫酸アンモニウムの最終濃度になるように飽和硫酸アンモニウムが前記上清に添加される、請求項48に記載の方法。
- 60%飽和硫酸アンモニウムの最終濃度になるように飽和硫酸アンモニウムが前記上清に添加される、請求項48に記載の方法。
- 次の:
f)前記ペレットを硫酸アンモニウムで洗浄する段階、
をさらに含む、請求項47に記載の方法。 - 前記ペレットを水性緩衝液中で可溶化してHA−パンクレアチンの溶液を生成させることをさらに含む、請求項47に記載の方法。
- 前記HA−パンクレアチン溶液がゲルろ過により脱塩される、請求項52に記載の方法。
- ゲルろ過が架橋デキストランゲルを含むカラム上で行われる、請求項53に記載の方法。
- 前記HA−パンクレアチンが前記ネイティブパンクレアチンのリパーゼ活性の少なくとも60%を有する、請求項46または47に記載の方法。
- 前記HA−パンクレアチンが前記ネイティブパンクレアチンのアミラーゼ活性の少なくとも75%を有する、請求項46または47に記載の方法。
- 前記HA−パンクレアチンが前記ネイティブパンクレアチンのプロテアーゼ活性の少なくとも50%を有する、請求項46または47に記載の方法。
- 前記HA−パンクレアチンが前記ネイティブパンクレアチンのタンパク質濃度の2〜5倍のタンパク質濃度を有する、請求項46または47に記載の方法。
- 前記HA−パンクレアチンが前記ネイティブパンクレアチンのリパーゼ活性の少なくとも60%、アミラーゼ活性の少なくとも75%、およびプロテアーゼ活性の少なくとも50%を有する、請求項46または47に記載の方法。
- 前記HA−パンクレアチンが前記ネイティブパンクレアチンのリパーゼ活性の少なくとも60%、アミラーゼ活性の少なくとも75%、およびプロテアーゼ活性の少なくとも50%ならびに前記ネイティブパンクレアチンのタンパク質濃度の2〜5倍のタンパク質濃度を有する、請求項46または47に記載の方法。
- 請求項10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、または42に記載の工程によって調製されるHA−パンクレアチンを含む、高力価医薬組成物。
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