JP2017509426A - 電動歯ブラシ用ブラシヘッド - Google Patents

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Abstract

本発明の対象は、電動歯ブラシ用ブラシヘッドであり、本ブラシヘッドは、中空本体部分(1)と、本体部分(1)内部の前後に回動するシャフト(3)と、本体部分(1)の第1の端部でシャフト(3)によって前後に回動される回動剛毛キャリア(7)と、を備え、シャフト(3)の第2の端部は、シャフト(3)の回動軸に対して傾斜角(A)である突出部(3a)を備える。傾斜角(A)は、実質的に20〜70度であり、突出部(3a)の傾斜は、シャフト(3)の回動軸に向かって方向付けられる。

Description

本発明の対象は、電動歯ブラシ用ブラシヘッドである。
先行技術において既知の電動歯ブラシは、例えば、前後に回動するプラスチック作動シャフトをそれらの本体部分の内部に収容し、これが次いで、剛毛を備えたプラスチックディスクを収容する剛毛キャリアを前後に回動させる。例えば、金属ばねを備えた金属製のアクチュエータがその作動シャフトに取り付けられ、このアクチュエータが、作動シャフトの往復運動に基づいて前述の剛毛キャリアを更に前後に回動させる。これらの解決策は、多数の構成部品を必要とし、また例えば、金属ばねが埃を集めて、やがてその効果を失い、その場合に全ブラシヘッドがその動作信頼性を失うという問題を有する。更に、先行技術のブラシヘッドは、それらの本体部分の前面、すなわち剛毛キャリアと同じ側に取り付け用の孔を収容する。この場合、歯磨き粉が取り付け孔を通して本体部分の中に入り込み、ブラシヘッドの動作機構に機能不全を引き起こし得ることが問題である。
先行技術においては、本体部分内部のシャフトの上端がピンを収容し、これが剛毛キャリアを前後に回動させるように剛毛キャリアの溝に設置される、スイス特許第CH688537 A5号に示される電動歯ブラシのブラシヘッドも既知である。このCH特許は、剛毛キャリアの回動軸に対するピンの位置を、回動軸に向かってまたはそこから離して変更することができる機構を示す。このようにして、剛毛キャリアに対する異なる回動角が得られる。加えて、このCH特許では、剛毛キャリアの回動軸の角度が変更される場合、ピンの角度がそれに対応して変更されなければならないことも言及されている。このCH特許に記載の解決法を用いて、剛毛キャリアに対する少なくとも2つの異なる回動角が得られるが、しかしながら、このCH特許はいかなる方法でも、ピンの角度を変更するだけで、剛毛キャリアに関して正確に所望される回動角が得られるとは示していない。むしろ、剛毛キャリアの回動の角度の変更は、機能不全を起こしやすい難しく複雑な機構を用いて、剛毛キャリアの回動軸からのピンの距離を変更することによって行われている。
米国特許第8,302,238 B2号は、シャフト本体の中心軸に対して鋭角に傾斜したダボのようなまたは円筒形のクランク部材を用いて、ブラシヘッド機構に接続されたシャフト本体を通して電気モータによって回動される二重ブラシヘッド機構を有する電動式歯ブラシチップを示す。加えて、クランク部材の遠位端は、シャフト本体の中心軸に向けて方向付けられる。この米国特許の記載は、傾斜角AAのサイズに言及していないが、図面によると角度は約10度である。この米国特許では、シャフト本体が90度回動するときに、第2のブラシヘッドが米国特許の図19に示される角度AAで回動するように、傾斜角を使用して第2のブラシヘッドの回動角を低減する。このため、ここで第2のブラシヘッドの回動角は、たった約±10度である。加えて、クランク部材が動く溝は滑らかな壁を有し、溝は、溝の底部に向かって拡大する。この場合、クランク部材の自由端の縁部は溝の壁に接触しないが、接触域は、この米国特許の図19で見ることができるようにクランク部材のおよそ中間部分である。この米国特許の解決策の1つの不利益は、第2のブラシヘッドが少ししか回動せず、効果を改善するために、ブラシヘッド機構が2つのブラシヘッドおよびそれらの間の歯車によって非常に複雑になっていることである。
振動効果を有する電動歯ブラシの1つの不利益は、振動システムが取っ手の内部にあることである。この種類の歯ブラシを使用するとき、この振動は、歯ブラシの取っ手を保持する手に容易に痺れを生じさせる。この理由から、磨く時間が短すぎることがある。加えて、取っ手内部の振動機構は複雑で、更なる欠陥を引き起こし得る。
本発明の対象は、前述の欠点を排除し、可能な限り少ない数の部品を収容し、このため、その動作機構が単純であり、信頼性があり、かつ製造が容易であり、その場合、製造中の誤りも生じない、電動歯ブラシのブラシヘッドを実現することである。本発明の別の対象は、歯磨き粉がブラシヘッドの本体部分の中に入り込むことができず、その場合、より信頼性が高く、ブラシヘッドが衛生的である、電動歯ブラシのブラシヘッドを実現することである。本発明の更に別の対象は、振動機構が歯ブラシの取っ手内ではなくブラシヘッド内にある電動歯ブラシのブラシヘッドを実現することである。これらの対象を実現するために、本発明による電動歯ブラシ用ブラシヘッドは、請求項1の特性部分において開示されるものによって特徴付けられる。本発明の他の好ましい実施形態は、他の請求項において提示されるものによって特徴付けられる。
本発明による電動歯ブラシ用ブラシヘッドは、先行技術のブラシヘッドと比較していくつかの利点を有する。1つの利点は、ブラシヘッドの信頼性を可能にする構造の簡潔さである。加えて、単純な構造は、良好かつ確実に機能する製品に製造することが容易であり、製造欠陥がない。1つの利点は、振動機構が非常に単純であり、ブラシヘッド内に位置しており、歯ブラシの取っ手を保持する手に痺れを生じさせないという事実でもある。1つの更なる利点は、本発明によるブラシヘッドが、ブラシヘッドの本体部分内に作動シャフトを組み立てるために1つの組み立て孔しか必要とせず、その組み立て孔が本体部分の剛毛キャリアの反対側にあるため、衛生的であるという事実でもある。この場合、剛毛キャリア側に組み立て孔を必要とせず、使用中に歯磨き粉が本体部分の中に入り込む危険性が少ない。
以下において、本発明は、添付図面を参照する1つの好ましい実施形態を用いてより詳細に記載される。
電動歯ブラシ用ブラシヘッドの本体部分の内部に取り付けられる本発明による作動シャフトを側面図で示す。 その内部に、図1に記載の作動シャフトがその適所であるがロッキングプラグが依然として部分的に緩んでいる場所に取り付けられる本発明によるブラシヘッドを斜視側面図で、および部分的に断面で示す。 本体部分の第1の端部から見た本発明によるブラシヘッドの本体部分の内空を示す。 その内部に、図1に記載の作動シャフトがその適所に取り付けられる本発明によるブラシヘッドの上端を側面図で、および部分的に断面で示す。 剛毛キャリアを有しない本発明によるブラシヘッドを正面図で示す。 後方から見た、その中央位置にある本発明による剛毛キャリアを概略的に、および簡略化して示す。 後方から見た、その回動位置にある本発明による剛毛キャリアを概略的に、および簡略化して示す。 下方および後方から見た本発明による剛毛キャリアを示す。 側方および後方から見た部分的に断面の本発明による剛毛キャリアを示す。 上方および後方から見た本発明による剛毛キャリアを示す。 下方から見た本発明の一実施形態による剛毛キャリアを示す。 下方から見た本発明の別の実施形態による剛毛キャリアを示す。 下方から見た本発明の第3の実施形態による剛毛キャリアを示す。 下方から見た本発明の更に別の実施形態による剛毛キャリアを示す。 側方から見た部分的に断面の本発明による剛毛キャリアを示す。 側方から見た本発明の更に別の実施形態による剛毛キャリアを示す。
本発明による取り換え可能な電動歯ブラシ用ブラシヘッドは、少なくとも、ブラシヘッドの中空本体部分1、本体部分1内部の前後に回動する作動シャフト3、ならびに本体部分1の第2の端部で前後に回動する剛毛キャリア7を備える。有利に、本体部分1、作動シャフト3、および剛毛キャリア7は、プラスチックで作製されるが、同様にそれらは他の好適な材料およびそれらの組み合わせでも作製することができる。
図1は、ブラシヘッドの本体部分1の内部に取り付けられる本発明による作動シャフト3を側面図で示す。作動シャフト3は、その第2の端部または上端に作動シャフト3の長手回動軸に同軸である円筒形のピン4を有する。ピン4は金属で作製されることが好ましく、電動歯ブラシの電気モータが作動シャフト3をその第1の端部または下端で前後に回動させるときに、作動シャフト3の回動軸用の軸ピンとして作用する。ピン4および作動シャフト3の回動軸の側部で、作動シャフト3の第2の末端部は、ピン4を通り過ぎ、作動シャフト3の第2の端部の先端に向かって延出する。
作動シャフト3の第2の端部の先端には、クランク部材として作用する突出部3aが存在する。突出部3aは、作動シャフト3の回動軸に対する角度Aで、その中心軸に対して傾斜している。突出部3aは、実質的にダボのようであるか、または円筒形であり、その断面は好ましくは円形であるが、その断面は楕円形であってもよく、突出部3aは作動シャフト3の回動軸に対して角度Aで延出する。このため、突出部3aの遠位端は、作動シャフト3の回動軸に対して角度Aで方向付けられる。突出部3aの全長は実質的に、均一な断面を有する。加えて、突出部3aは、作動シャフト3の固定された一体型部分であり、作動シャフト3と同じ材料で作製されている。突出部3aは、残りの作動シャフト3と同じ材料で、および同じ金型で同じ時間をかけて成型されていることが好ましい。
図2〜図4は、本発明によるブラシヘッドを示す。作動シャフト3は、ブラシヘッドの本体部分1の内部のその適所に取り付けられており、剛毛キャリア7は、本体部分1の第2の端部で適所に取り付けられている。ピン4は、本体部分1の第2の端部の近くに位置している孔5内のその適所にある。孔5内のピン4は、作動シャフト3の第2の端部をその適所に保ち、作動シャフト3が、ピン4および孔5と同軸であるその回動軸を中心に前後に回動することを可能にする。作動シャフト3をその適所でロックすることを目的としたロッキングプラグ6が、本体部分1の第1の端部の内部の最終の適所にないため、図2では、取り付けはまだ完了していない。ロッキングプラグ6は、ブラシヘッドを電動歯ブラシの主本体に、モデル限定的に接続するためのアダプタでもあり、その一次シャフトは、ブラシヘッドの本体部分1の内部の作動シャフト3に同時に接続される。
裏側、すなわち本体部分1の剛毛キャリア7の反対側には、作動シャフト3の組み立てを容易にするため、本体部分1に組み立て孔1aが存在する。本体部分1の裏側の組み立て孔1aは、歯磨き粉が本体部分1の中に、組み立て孔が本体部分1の剛毛キャリア7と同じ側に、または本体部分1の両側にある場合と同じくらい簡単に入り込まないことを可能にする。
本体部分1の第2の端部に、本体部分1の背壁から剛毛キャリア7に向かって延出し、剛毛キャリア7の回動シャフトとして作用する、シャフトピン2が存在する。好ましくは金属から作製されるシャフトピン2は、作動シャフト3の回動軸に実質的に垂直であるが、別の角度であってもよい。加えて、剛毛キャリア7は、ロッキング孔9aを通って本体部分1の第2の端部で剛毛キャリア7の本体の横断溝に設置されるロッキングピン9を用いて、本体部分1の第2の端部にロックされている。ロッキングピン9は、剛毛キャリア7が、シャフトピン2を中心に前後に回動できるが、剛毛キャリア7がシャフトピン2に沿って水平に動くことができず、そのため、剛毛キャリア7がその適所から離れることができないように、剛毛キャリア7をその適所にロックする。
剛毛キャリア7の後部は、剛毛キャリア7の回動軸に平行な実質的に垂直の溝8を収容する。作動シャフト3がその回動軸を中心にその前後に回動運動すると、溝8内の突出部3aが剛毛キャリア7を同時に前後に回動させるように、剛毛キャリア7がその適所にあるとき、溝8は、作動シャフト3の第2の端部に対して実質的に開いており、突出部3aが溝8の中に取り付けられる。溝8の幅は、突出部3aの幅もしくは直径と実質的に同じであるか、または好適に、突出部3aが溝8に適合することができ、溝8内で旋回することができるように多少幅広い。
図2aは、本体部分1の第1の端部から見た本発明によるブラシヘッドの本体部分1の内空を示す。図2aでは、本体部分1は、下向きのその裏側を作動シャフト3および剛毛キャリア7を伴わずに示される。
図5および図6は、後方から見た本発明による剛毛キャリア7を概略的に、および簡略化して示す。図5では、剛毛キャリア7はその中央位置にあり、図6では、剛毛キャリア7はその回動位置にある。作動シャフト3の第2の端部の一部も、図5および図6に示される。
突出部3aは、作動シャフト3の第2の端部で、例えば、作動シャフト3の回動軸に対して30度である角度Aに調整され、突出部3aの傾斜は、剛毛キャリア7がその回動域の中央位置にあるときに、突出部3aが剛毛キャリア7から離れて作動シャフト3の回動軸に対して斜めに方向付けられるように、作動シャフト3の回動軸に対して方向付けられる。前述のように、作動シャフト3の回動軸は、ピン4と同軸である。このように、作動シャフト3の回動軸からの突出部3aと溝8との間の接点の距離は、可能な限り短く、これは構造の耐久性を改善し、同時に所望の回動運動を可能にする。突出部3aと溝8との間の接点は、溝8の側面8aと突出部3aの円筒形または楕円形包絡面3bとの間の実質的に変化する線接触である。
図5および図6は、剛毛キャリア7が、作動シャフト3がその回動軸を中心に回動するときに、どのように回動するのかを明確に示す。剛毛キャリア7は、シャフトピン2およびロッキングピン9によって適所にロックされており、このため、孔7aに嵌入されるシャフトピン2を中心に前後に回動することしかできない。図5では、作動シャフト3および剛毛キャリア7は、それらの中央位置にある。図6では、作動シャフト3は、その中央位置から時計回りに90度回動している。突出部3aの傾斜角Aが例えば30度のとき、突出部3aは、作動シャフト3側から垂直に、図6に見られるように、作動シャフト3の回動軸に対してかつピン4に対して同じく30度で傾斜している。突出部3aは、剛毛キャリア7の溝8内にあり、突出部3aの包絡面3bと溝8の実質的に平面な側壁8aとの間の接触は、同じく30度でその回動軸を中心に剛毛キャリア7が旋回した線接触である。作動シャフト3がその中央位置から反時計回りに回動するとき、剛毛キャリア7は、対応して別の方向に回動する。
概して、本発明によるブラシヘッドおよびその構成部品の構造は、作動シャフト3がその中央位置から前後に90度回動するときに、剛毛キャリア7がそれ自体の中央位置から突出部3aの傾斜角Aと実質的に等しい角度で前後に回動するように寸法決めされ、調整されていることに留意されたい。
作動シャフト3は、電動歯ブラシの主本体の一次シャフトが前後に回動するのと実質的に同じ角度で、かつ同じ相において、その回動軸を中心に前後に回動するように調整され得る。このため、例えば、一次シャフトが30度時計回りに回動するとき、作動シャフト3は、同時に同じく30度時計回りに回動し、一次シャフトが30度反時計回りに回動するとき、作動シャフト3は同時に同じく30度反時計回りに回動する。その場合、作動シャフト3の全回動角は60度である。しかしながら、異なる伝達比を使用して、一次シャフトの回動より大きく、またはそれより小さく作動シャフト3を回動させることができる。
突出部3aの傾斜角Aも変更することができる。その場合、突出部3aの傾斜角Aは調節可能であり、したがって、剛毛キャリア7の回動角も調節可能である。このため、剛毛キャリア7の回動角の調節は、突出部3aの傾斜角Aを用いて行われている。その場合、突出部3aの傾斜角Aはまた、30度よりも小さいまたは大きくてもよい。例えば、10〜80度、好適には実質的に20〜70度、および有利に30〜40度、好ましくは約30度であり得る。
図7〜図9は、異なる位置の本発明による剛毛キャリア7を示す。図7は、下方からまたは取っ手の方向から、および後方から見た剛毛キャリア7を示し、一方図8は側方および後方から見た部分的に断面の剛毛キャリア7を示し、図9は上部および後方から見た剛毛キャリア7を示す。剛毛キャリア7はその前部に剛毛の一群を有し、では、剛毛キャリア7はその後部に、溝8、シャフト孔7a、およびシャフト孔7aを横断する溝7bを備える本体を有し、ロッキングピン9が溝7b内にあり、剛毛キャリア7がシャフトピン2から離れることを防ぐときに、剛毛キャリア7の回動運動を可能にするように調整される。
上では、平坦で直線の側壁8aを有する対称の溝8を備える剛毛キャリア7が記載された。その種類の剛毛キャリア7は、図7および図10にも記載されている。突出部3aは水平な溝8で滑らかに動き、同時に剛毛キャリア7を滑らかに回動させる。より効果的な方法で歯を清潔にする剛毛キャリア7の回動、かつ同時の振動を実現することを可能にするために、本発明の別の実施形態が図11〜図15に示される。滑らかであるか、または平坦かつ直線である代わりに、側壁8aは、規則的または不規則な隆起および空洞を有して起伏があってもよく、これは剛毛キャリア7をその回動運動中に振動させる誘導手段として作用する。その場合、剛毛キャリア7の回動軸に対して溝8を垂直に見たとき、側壁8aは、例えば波状または鋸歯状であってもよい。図11および図12は、溝8の側壁8aが波状である剛毛キャリア7を示す。一方、図13〜図15は、溝8の側壁8aが鋸歯状である剛毛キャリア7を示す。
波形および/または鋸歯の形状、方向、およびサイズは変化してもよい。その場合、波形および/または鋸歯の波長は、より短くてもよく、またはより長くてもよく、波形および/または鋸歯のピーク間の振幅は、より小さくてもよく、またはより大きくてもよい。また、波形および/または鋸歯の形状は、対称または非対称であってもよい。図11および12に示される実施形態では、波形のピーク間の振幅は本質的に同じであるが、図11の波長は、図12よりも大きい。
図11〜図14に示される実施形態では、波形および鋸歯は直線であり、隆起および空洞、例えば波頭8bは、溝8の底部に実質的に垂直である。一方、図15は、鋸歯が傾斜位置にあるか、または溝8の底部に対して鋭角である構造を示す。溝8の側壁8aの波形も、傾斜位置にあるか、または溝8の底部に対して鋭角であり得る。図14および図15に示される波頭8bは、その全長にわたって直線であるが、波状の側壁および鋸歯状の側壁の両方で曲線であってもよい。波または鋸歯全体の形状が、その波頭の形状と同様である。
本発明に従って、ブラシヘッドのより精密な剛毛キャリア7は、剛毛キャリア7を振動させる誘導手段を備える。剛毛キャリア7の振動の強度または大きさは、溝8、その側壁8a、および側壁8a上で可能な波形もしくは鋸歯を備える形状、方向、および/またはサイズの誘導手段を用いて、調節可能に調整される。側壁8aが平坦かつ直線であるとき、剛毛キャリア7の振動の大きさの値はゼロであり、振動は存在しない。側壁8aが波状および/または鋸歯状である場合、その波形および/または鋸歯が、剛毛キャリア7がその回動軸を中心に前後に回動するとき、剛毛キャリア7の振動を生じさせる。
剛毛キャリア7の振動の調節は、波形または鋸歯の振幅が大きくなるほど、振動の大きさが強くなり、波形または鋸歯の波長が小さくなるほど、振動の周波数が高くなるように、調整されている。このため、剛毛キャリア7の振動の強度または大きさは、0が、振動がないことを意味し、Nが所与の最大値であり、ユーザにまたは歯ブラシの構造にいずれの危害を加える危険も伴わずに安全に使用することができる振動の量を意味する、値0からNの間で変化するように調整される。
本発明は、上に示される実施形態の例に制限されず、以下に示される特許請求の範囲内で変更し得ることが、当業者には明らかである。

Claims (22)

  1. 電動歯ブラシ用ブラシヘッドであって、前記ブラシヘッドが、第1の端部および第2の端部を有する中空本体部分と、前記本体部分内部の前後に回動する作動シャフトと、前記本体部分の前記第2の端部で前記作動シャフトによって前後に回動される回動剛毛キャリアと、を備え、前記作動シャフトの一端が前記作動シャフトの回動軸に対して傾斜角である突出部を備え、前記突出部が前記作動シャフトの前記回動軸に向かって延出するように方向付けられ、前記突出部の前記傾斜角が実質的に20〜70度である、電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  2. 前記剛毛キャリアが、前記剛毛キャリアを前記作動シャフトによって前後に回動させるように誘導するための、側壁を有する溝を少なくとも有する誘導手段を備える、請求項1に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  3. 前記溝が前記剛毛キャリアの回動軸に実質的に平行であり、前記剛毛キャリアがその中央位置にあるとき、前記溝が実質的に前記作動シャフトの第2の端部に対して開いており、前記突出部が前記溝の中にあり、そのため、前記作動シャフトがその回動軸を中心にその前後に回動運動すると、前記溝内の前記突出部が旋回し、前記剛毛キャリアを前後に同時に回動させる、請求項2に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  4. 前記溝が2つの実質的に類似の側壁を有し、前記側壁の相互距離が前記溝の全長において実質的に同じであり、前記側壁の前記相互距離が前記突出部の幅よりも大きい、請求項2または3に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  5. 前記溝の前記側壁が、実質的に平面、かつ共平面である、請求項2から4のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  6. 前記剛毛キャリアの前記誘導手段が、前記剛毛キャリアを振動させるように調整される、請求項2から4のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  7. 前記溝の前記側壁が、実質的に波形状である、請求項2から4のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  8. 前記溝の前記側壁が、実質的に鋸歯状である、請求項7に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  9. 前記側壁の前記波形および鋸歯の少なくとも一方が、前記溝の底部に実質的に垂直である、請求項7または8に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  10. 前記側壁の前記波形および鋸歯の少なくとも一方が、前記溝の底部に対して実質的に傾斜位置または鋭角にある、請求項7または8に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  11. 前記剛毛キャリアの振動の強度または大きさが、前記誘導手段の形状、方向、およびサイズのうちの少なくとも1つを用いて調節可能であるように調整される、請求項7から10のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  12. 前記剛毛キャリアの前記振動の前記調節が、前記波形または鋸歯の振幅が大きくなるほど、前記振動の前記大きさが強くなり、かつ前記波形または鋸歯の波長が小さくなるほど、前記振動の周波数が高くなるように調整されており、前記剛毛キャリアの前記振動の前記強度または大きさが値0からNの間で変化するように調整され、0が、振動がないことを意味し、Nが所与の最大値であり、ユーザにまたは前記歯ブラシの構造にいずれの危害を加える危険も伴わずに安全に使用することができる振動の量を意味する、請求項11に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  13. 前記剛毛キャリアが、前記溝の前記波形状および鋸歯状の少なくとも一方の側壁の表面で前記突出部を動かすことによって、前記突出部によって前記ブラシヘッドの内部で振動するように調整される、請求項7から12のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  14. 前記溝と前記突出部との接触が、前記溝の少なくとも1つの側壁と前記突出部の包絡面との間の変化する線接触である、請求項2から13のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  15. 前記突出部は、その断面が円形または楕円形であり、根元端部から上端部までその断面が実質的に均一である、請求項1から14のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  16. 前記作動シャフトの回動運動の中央位置において、前記突出部が、前記剛毛キャリアの前記本体部分の後端の方向に角度で傾斜している、請求項1から15のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  17. 前記作動シャフトの回動運動の中央位置において、前記突出部が、前記溝の長手方向に平行である方向に角度で傾斜している、請求項2に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  18. 前記剛毛キャリアの回動角の調節が、前記突出部の前記傾斜角で行われている、請求項1から17のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  19. 前記ブラシヘッドおよびその構成部品の構造が、前記作動シャフトがその中央位置から前後に90度回動するときに、前記剛毛キャリアが、前記突出部の前記傾斜角と実質的に等しい角度で、それ自体の中央位置から前後に回動するように寸法決めされ、調整されている、請求項1から18のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  20. 前記傾斜角が、30〜40度である、請求項1から19のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  21. 前記突出部が、前記作動シャフトの固定された一体型部分であり、前記作動シャフトと同じ材料で作製されている、請求項1から20のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
  22. 組み立て孔が、前記本体部分の前記剛毛キャリアと反対側にある、請求項1から21のいずれか一項に記載の電動歯ブラシ用ブラシヘッド。
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