JP2017509809A - 適応性フィットヘルメット、及び顧客の頭部にヘルメットをフィットさせるための方法 - Google Patents

適応性フィットヘルメット、及び顧客の頭部にヘルメットをフィットさせるための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017509809A
JP2017509809A JP2016560517A JP2016560517A JP2017509809A JP 2017509809 A JP2017509809 A JP 2017509809A JP 2016560517 A JP2016560517 A JP 2016560517A JP 2016560517 A JP2016560517 A JP 2016560517A JP 2017509809 A JP2017509809 A JP 2017509809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helmet
outer shell
fit
adaptive
shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2016560517A
Other languages
English (en)
Inventor
マイケル ジェイ. ムサル,
マイケル ジェイ. ムサル,
Original Assignee
ベル スポーツ, インコーポレイテッド
ベル スポーツ, インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベル スポーツ, インコーポレイテッド, ベル スポーツ, インコーポレイテッド filed Critical ベル スポーツ, インコーポレイテッド
Publication of JP2017509809A publication Critical patent/JP2017509809A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/32Collapsible helmets; Helmets made of separable parts ; Helmets with movable parts, e.g. adjustable
    • A42B3/324Adjustable helmets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/06Impact-absorbing shells, e.g. of crash helmets

Landscapes

  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Abstract

適応性フィットヘルメットは、外郭、及びエネルギー吸収材料、及びフィットシステムを備え得る。外郭は、上部、側部、及び、上部と側部との境界面に沿って外郭のこめかみ領域から外郭の下側外縁まで延在する外側伸長領域を備え得る。エネルギー吸収材料は外郭内に配設されてよく、このエネルギー吸収材料は、上部、側部、並びに、エネルギー吸収材料の上部及び側部の縁間にある内側伸長領域を更に備え、この内側伸長領域は、外側伸長領域と対応するようになっている。このフィットシステムは、外郭とエネルギー吸収材料との両方の三次元サイズ及び形状を制御する、ベルト及びフィットシステム機構を備え得る。

Description

本開示は、適応性フィットヘルメット、及び顧客の頭部にヘルメットをフィットさせるための方法に関する。本適応性フィットヘルメットは、従来のヘルメットが使用されるいかなる場合にも用いることができ、また、スキーヤー、スケーター、ホッケー選手、スノーボーダー、又は他の雪上若しくは水上運動選手、サイクリスト、フットボール選手、野球選手、ラクロス選手、ポロ選手、登山者、自動車競技者、オートバイの乗り手、モトクロス競技者、スカイダイバー、又はスポーツにおける任意の他の運動選手、工事作業者、あるいは保護用ヘッドギアを必要とする他の個人のために使用され得る、可撓性かつ調節可能なヘルメットであり得る。
保護用ヘッドギア及びヘルメットは、使用者の頭部及び脳への損傷を防止するために、スポーツ、陸上競技、工事、鉱業、軍事防衛などを含む、多様な用途において、かついくつかの業界にまたがって使用されている。使用者への損傷及び傷害は、硬い物体又は鋭い物体が使用者の頭部に直接接触することを防止するヘルメットによって防止又は低減され得る。使用者への損傷及び傷害は、衝撃のエネルギーを吸収、分配、又は別様に処理するヘルメットによっても防止又は低減され得る。
スポーツなどの多くの用途でヘルメットを着用する運動選手にとって、保護用ヘルメットの安全性の側面に加え、追加の考慮事項は、ヘルメットのフィット、及びヘルメットの通気を含み得る。フィット快適性及び通気の改善により、運動選手の気が散りにくくなり、よってパフォーマンスが向上し得る。本明細書に開示される適応性フィットヘルメット及びそれを使用するための方法は、安全性、並びに様々な頭部形状の顧客に対して安全性を低減させることなくフィット、通気、及び快適性を改善することに関する。
従来のヘルメット製作技術は、ヒトの頭部は同様であり、標準的なヘルメットへの調節は顧客の頭部とヘルメットの内表面との間に異なる厚さのパッドを加えることにより行われ得るという想定の下に、安全ヘルメット類(helmetry)を設計してきた。時には、固定サイズ即ち一定サイズのヘルメット内で快適性パッドのサイズを調節する追加の快適性パッドが、従来のフィットシステムの一部として追加されてきた。しかしながら、こうした想定により、適切にフィットせず、顧客の頭部で滑るか、スポーツの活動中に顧客の身体で振動が発生すると顧客の頭部でがたつくか、あるいは、パッドが適切にフィットしないときでもヘルメットを適所に保持しようとして、又は顧客の頭部が大き過ぎて頭部とヘルメットの保護材料との間に十分なパッドを配設することができない場合に、顧客の頭部及び顔面に圧力点を生じさせやすいヘルメットがもたらされている。
適応性フィットヘルメット及びそれを製作するための方法に対する必要性が存在する。したがって、一態様では、適応性フィットヘルメットは、上部、側部、及び、上部と側部との境界面に沿って外郭のこめかみ領域から外郭の下側外縁まで延在する外側伸長領域を備える、外郭を備え得る。エネルギー吸収材料は外郭内に配設されてよく、このエネルギー吸収材料は、上部、側部、並びに、エネルギー吸収材料の上部及び側部の縁間にある内側伸長領域を更に備え、この内側伸長領域は、外側伸長領域と対応又は整列するようになっている。フィットシステムは、外郭の側部に連結されたベルト及び外郭の上部に連結されたフィットシステム機構を備え得、フィットシステムの位置は、外郭の三次元サイズ及び形状並びにエネルギー吸収材料の三次元サイズ及び形状の両方を制御する。
本適応性フィットヘルメットは、ラック及びピニオンが外郭の上部及び側部を押し引きして、外郭とエネルギー吸収材料との両方の三次元サイズ及び形状を拡大あるいは縮小させるよう構成されるように、ラックを含むフィットシステムのベルト、及びピニオンを含むフィットシステム機構を更に備え得る。外郭は、可撓性外郭を含み得、エネルギー吸収材料は、発泡ポリスチレン(EPS)、発泡ポリウレタン(EPU又はEPTU)、発泡ポリオレフィン(EPO)、発泡ポリプロピレン(EPP)、又はビニルニトリル(VN)を含む。フィットシステムは、外郭のこめかみ領域と耳領域との間で外郭の三次元サイズ及び形状を制御することができる。上部と側部該外郭との境界面はU字形を含んでよく、エネルギー吸収材料の内側伸長領域もU字形を含んでよい。外郭の上部及び外郭の側部は2つの別個の部分として形成されてもよく、外郭の上部及び外郭の側部は互いに連結される。適応性フィットヘルメットを使用する一方法は、適応性フィットヘルメットの可撓性が、適応性フィットヘルメットのサイズ、形状、及び輪郭を変化させて、使用者の頭部の形状、サイズ、及び輪郭に適合することを可能にするように、フィットシステムを調節することを含み得る。
別の態様では、適応性フィットヘルメットは、外郭のこめかみ領域から外郭の下側外縁まで延在する外側伸長領域を備える外郭を備えてもよい。エネルギー吸収材料は、外郭内に配設され得る。フィットシステムは、外郭に連結されたベルト、並びに外郭及びベルトに連結されたフィットシステム機構を備えてもよく、フィットシステムの位置が、外郭の三次元サイズ及び形状を制御する。
本適応性フィットヘルメットは、ラック及びピニオンが外郭を押し引きして、外郭の三次元サイズ及び形状を拡大あるいは縮小させるよう構成されるように、ラックを含むフィットシステムのベルト、及びピニオンを含むフィットシステム機構を更に備えてもよい。外郭は、可撓性外郭、及びEPS、EPU、EPO、EPP、又はVNを含むエネルギー吸収材料を含んでもよい。フィットシステムは、外郭の耳用開口部の正面で外郭の三次元サイズ及び形状を制御することができる。本ヘルメットは、開放位置における本適応性フィットヘルメットに関する後下隅間の幅対ヘルメットの幅の先細比(Wb:W)が、閉鎖位置における本適応性フィットヘルメットに関する先細比Wb:Wよりも大きくなるように、外郭の下側外縁の後下隅に向かって先細りしていてもよい。フィットシステムの位置は、外郭の二次元長さ及び二次元幅の両方を同時に制御し、かつ外郭を曲げるように構成されてもよい。
別の態様では、適応性フィットヘルメットを使用する一方法は、外郭に沿って外郭の下側外縁まで延在する外側伸長領域を備える外郭を含んでもよい。エネルギー吸収材料が外郭内に配設されてもよく、このエネルギー吸収材料は、外側伸長領域と対応又は整列する内側伸長領域を更に備える。フィットシステムは、外郭に連結されたベルト、並びに外郭及びベルトに連結されたフィットシステム機構を備えてもよく、フィットシステムの位置は、外郭のサイズ及び形状並びにエネルギー吸収材料のサイズ及び形状の両方を同時に制御する。
適応性フィットヘルメットを使用する方法は、ラック及びピニオンが外郭を押したり引いたりして、外郭のサイズ及び形状並びにエネルギー吸収材料のサイズ及び形状の両方を同時に拡大あるいは縮小させるよう構成されるように、ラックを含むフィットシステムのベルト、及びピニオンを含むフィットシステム機構を更に含んでもよい。外郭は、可撓性外郭を含んでもよく、エネルギー吸収材料は、EPS、EPU、EPO、EPP、又はVNを含んでもよい。フィットシステムは、適応性フィットヘルメットのこめかみ領域と耳領域との間の適応性フィットヘルメットの領域内で、外郭並びにエネルギー吸収層のサイズ及び形状を制御することができる。内側伸長領域は、U字形を含み得る。外郭は、外側伸長領域から離れた突縁で互いに連結されている2つの別個の部分を備えてもよい。適応性フィットヘルメットを使用する一方法は、適応性フィットヘルメットの可撓性が、適応性フィットヘルメットのサイズ、形状、及び輪郭を変化させて、使用者の頭部の形状、サイズ、及び輪郭に適合することを可能にするように、フィットシステムを調節することを含み得る。
適応性フィットヘルメットの一実施形態の前方/側面斜視図及び後方/側面斜視図を示す。 適応性フィットヘルメットの一実施形態の前方/側面斜視図及び後方/側面斜視図を示す。 別の部分から分離した一部分を含む外郭を備える適応性フィットヘルメットの実施形態を示す。 別の部分から分離した一部分を含む外郭を備える適応性フィットヘルメットの実施形態を示す。 エネルギー吸収材料を含む適応性フィットヘルメットの一実施形態の内表面の平面図を示す。 適応性フィットヘルメット内に配設されたフィットシステムの実施形態を示す。 適応性フィットヘルメット内に配設されたフィットシステムの実施形態を示す。 大きなサイズ及び小さなサイズに調節された適応性フィットヘルメットの一実施形態の後方図を示す。 大きなサイズ及び小さなサイズに調節された適応性フィットヘルメットの一実施形態の後方図を示す。 通気口を備える適応性フィットヘルメットの一実施形態の上面図を示す。
本開示、その態様、及び実現例は、本明細書に開示される特定のヘルメット若しくは材料の種類、又は他のシステム構成要素例、又は方法に限定されない。ヘルメット製造にふさわしい当該技術分野において既知の多くの追加の構成要素、製造、及び組み立て手順は、本開示の特定の実現例と共に使用することが想到される。したがって、例えば、特定の実現例が開示されるが、このような実現例及び実現構成要素は、意図される動作にふさわしい、このようなシステム及び実現構成要素のための、当該技術分野において既知の任意の構成要素、モデル、種類、材料、バージョン、数量、及び/又は同様のものを含み得る。
用語「代表的」、「実施例」、又はこれらの様々な変形は、実施例、例、又は例示として機能することを意味するように本明細書で使用される。「代表的」として又は「実施例」として本明細書に記載される態様又は設計は必ずしも、他の態様又は設計よりも好ましいか、又はそれよりも有利であると解釈されるものではない。更に、実施例は、明瞭性及び理解の目的のためだけに提供されるのであって、開示される主題、又は本開示の関連部分を限定又は制限することを意図するものでは決してない。様々な範囲の追加的又は代替的な実施例を多数提示することもできたが、簡潔さを目的として省略したことを理解されたい。
本開示は、多くの異なる形態でのいくつかの実施形態を含むが、本開示が、開示される方法及びシステムの原理の代表例として見なされるべきであり、本開示の概念の広範な態様を、例示される実施形態に限定することは意図されないとの理解と共に、特定の実施形態が図面に示され、本明細書に詳細に記載される。
本開示は、外郭、及び発泡体などの内側エネルギー吸収層を含み得る保護用適応性ヘルメットを提供するための、デバイス、装置、システム、及び方法を提供する。本適応性ヘルメットは、同時に可撓性かつ調節可能であり得、それは、スキーヤー、スケーター、ホッケー選手、スノーボーダー、又は他の雪上若しくは水上運動選手、サイクリスト、フットボール選手、野球選手、ラクロス選手、ポロ選手、登山者、自動車競技者、オートバイの乗り手、モトクロス競技者、スカイダイバー、又はスポーツにおける任意の他の運動選手のために使用され得る。工事、兵士、消防士、パイロット、又は安全ヘルメットを必要とする他の作業者など、他の業界でも保護用ヘッドウェアが使用され、同様の技術及び方法が適用され得る。上に列挙されたスポーツ又は活動のそれぞれは、常にではないが典型的に外側が装飾的カバーで被覆されている単一あるいは複数の衝撃等級保護基材(impact rated protective material base)を含み、かつ内部の少なくとも一部分に通常は快適性パッドの形態の快適性材料を含むヘルメットを使用し得る。
図1A及び1Bは、あるヘルメット即ち適応性フィットヘルメット10の斜視図を示す。図1Aは、適応性フィットヘルメット10の前方及び左側の斜視図を示し、図1Bは、ヘルメット10の後方及び左側の斜視図を示す。本明細書で使用される場合、前方、後方、左、及び右という用語は、ヘルメットを着用している個人の方向又は配向に関してヘルメット10の非限定的な一例を説明する際に便宜上使用される。したがって、ヘルメットの異なる配向及び反対の配向も、ヘルメット10に関して使用されてよい。ヘルメット10はまた、外郭20及びエネルギー吸収材料60を備えてもよい。
外郭20は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリカーボネート、ケブラーを含むプラスチック、繊維ガラス若しくは炭素繊維を含む繊維材料、又は他の好適な材料を含み得る、可撓性若しくは半可撓性の材料から製作され得る。外郭に使用され得る、可能性のあるABSプラスチックの非限定的な一例は、GE PlasticsによるCycolac(登録商標)EX39である。外郭20は、2.76ギガパスカル(又は400,000ポンド毎平方インチ(psi))以上の曲げ強度を備え得る。外郭20は、1.86ギガパスカル(又は270,000ポンド毎平方インチ(psi))以上の曲げ強度を備えてもよい。外郭20は、典型的に、衝撃及び穿刺に抵抗し、かつ関連する安全試験基準を満たすのに十分に硬質に製作されると同時に、変形によりエネルギーを吸収するように衝撃中にわずかに変形するのに十分に可撓性であり、それによりエネルギー処理及びヘルメット着用者の保護に寄与する。
外郭20は、外郭の部分又は断片が互いに対して動かされ調節されることを可能にする、一緒に連結された1つ以上の部分、断片、又は部品、例えば2つ、3つ、4つ、又は任意の数の部分を備え得る。したがって、外郭の部分又は断片の相対運動は、単一のヘルメットが複数の使用者に対する特定の頭部サイズ及び頭部形状に適応することを可能にする、ある範囲のヘルメットサイズを可能にし、それによりヘルメットの快適性及び性能を改善させることができる。外郭に使用される1つ以上の材料の可撓性は、標的のサイズ範囲に適応するのに所望される動きの度合い又は量を可能にするように、外郭の複数の部分又は断片の形状、設計、サイズ、及び寸法と併せて選択されてもよい。
非限定的な一例として、外郭20は、2つの部分、つまり、外郭20の上部即ち中心部30、及び外郭20の側部40に関して以下に考察される。このように、外郭20は2つの部分を備え得るが、任意の他の数の部分が、以下により詳細に記載される利益及び利点を提供するために使用されてもよい。重要なことに、また以下により詳細に考察されるように、外郭20の1つ以上の部分は、別個の部分又は部品として形成されてもよく、代替的に、外郭20の1つ以上の部分は、一体的に形成されても、あるいは互いに恒久的に連結されてもよい。
境界面50が、外郭20の異なる部分間、区分間、又は断片間に存在し得る。境界面50は、ヘルメット10の形状、曲線、又は外縁に従う、チャネル、スリット、間隙、スロット、開口部、又は重なり合ったタブ若しくは突縁として形成されるか、又は存在してもよい。境界面50は、境界面50のスパン即ち広がりに沿って、直線、1つ以上の弧、若しくは曲線を備えて、又は曲がりくねった、波打った、若しくは噛み合った設計を備えて形成され得る。上部30及び側部40を備える外郭20の実施形態では、上部30と側部40との境界面50の形状は、ヘルメットの上前方のU字形境界面52、及びヘルメットの後方の後方先細り境界面56を含み得る。U字形境界面52は、2つの部分、即ちU字形の底部又は基部を形成する横方向部分53、及びU字形の両側を形成する長手方向部分54を備え得、これらは以下により詳細に記載される。
U字形境界面52は、ヘルメット10の形状、曲線、又は外表面に従うことにより、側部40の顔ポート、ひさし、又はリップ41の上のヘルメットの前方部分において、ヘルメットの左側と右側との間のヘルメットの幅Wにわたって部分的に、全体的に、又は実質的に水平にのいずれかで、水平に延在し得る、横方向部分53を備え得る。U字形境界面52の横方向部分53は、ヘルメット10の前方部分と後方部分との間のヘルメットの長さLの一部分に沿って延在する2つの長手方向部分に接続され得る。U字形境界面52の長手方向部分54は、ヘルメットの前方部分と後方部分との間のヘルメットの長さLに沿って部分的に、全体的に、又は実質的に水平にのいずれかで、水平に延在し得る。U字形境界面52の長手方向部分54は、それぞれ左長手方向部分54l及び右長手方向部分54rとして、ヘルメットの対向する左側及び右側に沿って延在してもよい。いくつかの実施形態では、長手方向部分54の平均方向又は配向は、横方向部分53に対して実質的に直角であるか、横断するか、又は直交してよい。
後方先細り境界面56は、ヘルメット10の形状、曲線、又は外表面に従うことにより、外郭20の後方でヘルメットの上部と底部との間に位置付けられ得る。後方先細り境界面56は、ヘルメット10の高さHに沿って部分的に、全体的に、又は実質的に垂直にのいずれかで、垂直に延在し得る、後方先細り境界面の縁57で形成され得る。後方先細り境界面の縁57は、それぞれ左後方先細り縁57l及び右後方先細り縁57rとして、後方先細り境界面56の対向する左側及び右側に沿って延在してもよい。いくつかの実施形態では、後方先細り境界面の縁57の平均方向又は配向は、長手方向部分54に対して実質的に直角であるか、横断するか、又は直交してよい。後方先細り境界面の縁57は、長手方向部分54並びに外郭20の下側外縁22と交差するか、又は接合してもよい。
このように、境界面50は、上記のように、外郭20の隣接する部分間、例えば上部30と側部40との間などに存在することができる。したがって、上部30及び側部40の縁、隆起部、又はリップは、本明細書に記載されるように境界面50の境界又は外縁を画定し得る。いくつかの事例では、上部30及び側部40の縁、隆起部、又はリップは、上部30、側部40、又は外郭20の任意の部分の外縁即ち限界にあってよい。他の事例では、上部30及び側部40の縁、隆起部、又はリップは、外側伸長領域51が境界面50の間にあり、上部30と側部40との間に重なり合う箇所が存在して、使用者の頭部を被覆し、通路が境界面50を通ってヘルメット10の外側からヘルメット10の内側に至ることを防止するように、上部30、側部40、又は外郭20の任意の部分の外縁即ち限界から離れている、即ちオフセットされてよい。いずれの事象においても、上部30及び側部40の縁、隆起部、又はリップは、以下により詳細に記載されるように、上記の境界面50の有する長さ、区分、部分、又は断片に対応する長さ、区分、部分、又は断片を有し得る。
このように、図2A及び図4Bを含む図全体で示されるように、上部30は、ヘルメット10の形状、曲線、又は外表面に従うことにより、ヘルメットの前方部分において、ヘルメットの左側と右側との間のヘルメットの幅Wにわたって部分的に、全体的に、又は実質的に水平にのいずれかで水平に延在し得る横方向部分の縁33を備える、U字形境界面の縁32を備え得る。U字形チャネル32の横方向部分33は、ヘルメット10の前方部分と後方部分との間のヘルメット10の長さLの一部分に沿って延在する2つの長手方向部分の縁に接続され得る。U字形境界面の縁32の長手方向部分の縁34は、ヘルメット10の前方部分と後方部分との間のヘルメット10の長さLに沿って部分的に、全体的に、又は実質的に水平にのいずれかで、水平に延在し得る。U字形境界面の縁32の長手方向部分の縁34は、それぞれ左長手方向部分の縁34l及び右長手方向部分の縁34rとして、ヘルメットの対向する左側及び右側に沿って延在してもよい。いくつかの実施形態では、長手方向部分の縁34の平均方向又は配向は、横方向部分の縁33に対して実質的に直角であるか、横断するか、又は直交してよい。いくつかの実施形態では、ヘルメット10の長手方向部分の縁34は、互いに対して平行となるが、他の実施形態ではその必要はない。
後方先細り境界面の縁37は、ヘルメット10の形状、曲線、又は外表面に従うことにより、外郭20の後方でヘルメットの上部と底部との間に位置付けられ得る。後方先細り境界面の縁37は、ヘルメット10の高さHに沿って部分的に、全体的に、又は実質的に垂直にのいずれかで、垂直に延在し得る。後方先細り境界面の縁37は、それぞれ左後方先細り縁37l及び右後方先細り縁37rとして、後方先細り境界面37の対向する左側及び右側に沿って延在してもよい。いくつかの実施形態では、後方先細り境界面の縁37の平均方向又は配向は、長手方向部分の縁34に対して実質的に直角であるか、横断するか、又は直交してよい。後方先細り境界面の縁37は、長手方向部分の縁34並びに外郭20の下側外縁22と交差するか、又は接合してもよい。
同様に、側部40は、ヘルメット10の形状、曲線、又は外表面に従うことにより、ヘルメットの前方部分において、ヘルメットの左側と右側との間のヘルメットの幅Wにわたって部分的に、全体的に、又は実質的に水平にのいずれかで水平に延在し得る横方向部分の縁43を備える、U字形境界面の縁42を備え得る。U字形チャネル42の横方向部分の縁43は、ヘルメット10の前方部分と後方部分との間のヘルメット10の長さLの一部分に沿って延在する2つの長手方向部分の縁に接続され得る。U字形境界面の縁42の長手方向部分の縁44は、ヘルメット10の前方部分と後方部分との間のヘルメット10の長さLに沿って部分的に、全体的に、又は実質的に水平にのいずれかで、水平に延在し得る。U字形境界面の縁42の長手方向の縁44は、それぞれ左長手方向部分の縁44l及び右長手方向部分の縁44rとして、ヘルメットの対向する左側及び右側に沿って延在してもよい。いくつかの実施形態では、長手方向の縁44の平均方向又は配向は、横方向部分の縁43に対して実質的に直角であるか、横断するか、又は直交してよい。
いくつかの実施形態では、U字形境界面の縁42、横方向部分の縁43、長手方向部分の縁44は、それぞれU字形境界面の縁32、横方向部分の縁33、及び長手方向部分の縁34に対して平行又は実質的に平行であってもよい。境界面50が外側伸長領域51内に一定の即ち固定オフセットを含まない他の実施形態では、上に列挙された特徴は、以下により詳細に記載されるように、特定のフィット構成を可能にするように分岐しているか又は交差していてもよい。
後方先細り境界面の縁47は、ヘルメット10の形状、曲線、又は外表面に従うことにより、外郭20の後方でヘルメットの上部と底部との間に位置付けられ得る。後方先細り境界面の縁47は、ヘルメット10の高さHに沿って部分的に、全体的に、又は実質的に垂直にのいずれかで、垂直に延在し得る。後方先細り境界面の縁47は、それぞれ左後方先細り縁47l及び右後方先細り縁47rとして、後方先細り境界面47の対向する左側及び右側に沿って延在してもよい。いくつかの実施形態では、後方先細り境界面の縁47の平均方向又は配向は、長手方向の縁44に対して実質的に直角であるか、横断するか、又は直交してよい。後方先細り境界面の縁47は、長手方向の縁44並びに外郭20の下側外縁22と交差するか、又は接合してもよい。
いくつかの実施形態では、左後方先細り縁47l及び右後方先細り縁47rは、それぞれ左後方先細り縁37l及び右後方先細り縁37rに対して平行又は実質的に平行であってもよい。境界面50が外側伸長領域51内に一定の即ち固定オフセットを含まない他の実施形態では、上に列挙された特徴は、以下により詳細に記載されるように、特定のフィット構成を可能にするように分岐しているか又は交差していてもよい。
異なる言い方をすると、図1Bは、外郭20の上部30が、着用時に使用者の頭部の上部即ち脳天の上に配設され得る外郭20の上部から下に延在してもよいことを更に示す。上部30は、ヘルメット10が使用者によって着用されるとき、上部30が後方先細り境界面部分36も含んで、使用者の頭部の後頭部の曲線を含む使用者の頭部の後方部分を被覆することができるように、ヘルメット10の上部から外郭20の下側外縁22まで延在してもよい。外郭20の側部40は、上部を受け入れるように構成されるU字形の中央の開口部45を作ると同時に、使用者の頭部の前頭部及び側部の上に配設され得るU字形に形成され得、これは例えば図2Aに見ることができる。一緒に組み立てられると、外郭20の上部30及び側部40は、本明細書に記載されるようにU字形に沿って交わる、即ち境界を接することができる。
図2A及び2Bは、互いから分離していてよいいくつかの別個の部分、断片、又は部品から外郭20が形成されている、ヘルメット10の一実施形態を示す。より具体的には、図2Aは、上部30及び側部40が別々に即ち個別に形成され得るように、上部30が側部40とは別であり明確に異なり得る一実施形態を示す。したがって、別々の上部30及び側部40は、上部と側部との両方を備える一体的に形成された単一の外郭を形成することに対して、製造の容易さを高め、コストを低減させることができる。他の実施形態では、ヘルメット10は、単一プロセスで製作され得る一体的に形成された単一の外郭20を含む、1ピースの外郭として形成されてもよく、解放可能に又は恒久的に一緒に接合され得る、明確に異なる上部30及び明確に異なる側部40を備えてもよい。
図2Aは、図1Aに示される斜視図と同様の、外郭20の前方及び左側の斜視図を示す。図2Aは、外郭20の一部が互いと完全に分離又は取り外されて示されているという点で図1Aとは異なる。より具体的には、上部30は、外郭20の側部40からオフセットされ、かつその上に配設された状態で示されている。非限定的な一例として、側部40は、外郭20の上部30と境界を接し、かつそれに連結されるように構成されたいくつかの取付点49を更に備える、突縁又はタブ48を備え得る。
取付点49は便宜上点と称されるが点である必要はなく、限定されないが、超音波溶接(USW)、接着剤、恒久接着剤、感圧接着剤(PSA)、フォーム−コアPSA、テープ、両面テープ、実装用発泡接着剤、締結具、クリップ、クリート、切り欠き、タブ、スナップ、リベット、ホッグリング、及び一体的に形成されるか又は外郭20に別々に取り付けられる面ファスナーを含む、任意の好適な化学的若しくは機械的締結具又は取り付けデバイス又は物質を含み得る。取付点49は、外郭20の所望の部分にしっかりと、強固に、又は固定して取り付けられ得るが、ただし、ヘルメットの所望の調節範囲が大き過ぎないことを条件とする。代替的に、取付点49は、例えばある剪断許容度で、ヘルメット10の部分間の所望の相対運動量に対して限定された動きを提供することもでき、また、面ファスナー、フォーム−コアPSA、又はヘルメット10の構成及び設計に従う他の好適な材料を含み得る。いくつかの事例では、取付点の第1の部分49a即ちその半分は、突縁48に連結されるか又は直接取り付けられてもよく、対応する取付点の第2の部分49b即ちもう半分は、外郭20の一部分、例えば上部30の前方部品35の内面即ち内表面39などに連結されるか又は直接取り付けられてもよい。取付点49が接着剤であるとき、取付点49は、突縁48の全体又は全体未満を被覆してもよい。取付点49が機械的締結具であるとき、1つの、1つより多くの、又は複数の締結具が使用され得る。取付点49は、上部30及び側部40など、外郭20の任意の数の部分を一緒に、強固に又は可動性で連結してもよい。追加的に、取付点49は、外郭20の任意の数の部分を一緒に、恒久的に又は解放可能に連結若しくは付着させてもよい。いずれにせよ、取付点49は、側部40の突縁48と上部30の前方部品35との間の相対運動を防止することができる。代替的に、上に示したように、外郭20は、外郭20の側部の突縁48及び上部30の前方部品35が単一部品として一体的に形成され得るように、一体的に形成された単一の即ち一体型の部品を含み得る。しかしながら、境界面50の全体に沿って上部30を側部40に取り付けないことにより、使用者の頭部に対するサイズ合わせ及びフィットを改善させるために外郭20を動かし調節することが可能である。
境界面50に沿った外側伸長領域51は、外郭20上に形成された1つ以上の突縁又はリップ58で埋められ得る。リップ58は突縁48と同じでも、又は異なってもよく、外郭20の任意の部分と共に一体的に形成されてよい。リップ58は、U字形境界面52の全体の周りに延在してもよい。突縁58は、調節可能にサイズ合わせされたヘルメット10の間で使用者の頭部の一部が露出し得る間隙又は開口部が境界面50に沿って存在しないように、上部30及び側部40を含む外郭20の任意の数の部分間に重なり合う箇所を提供し得る。このように、いくつかの実施形態では、外郭20の上部30及び側部40が一体的に成形された一体型の部品から形成され得る一方で、他の実施形態では、上部30及び側部40は、外郭20の一部の重なり合いを可能にする別々の部品から形成されてもよい。
図2Bは、ヘルメットの下から外郭20の内側に向けて見た、適応性ヘルメット10の一部分の斜視図を示し、ヘルメットの内側は、使用者の頭部を受け入れるように構成されている。図2Bは、上部30の内表面39と側部40の内表面89との間に間隙、空間、又はオフセットが示されている、ヘルメット10の一部分を追加的に示す。上部30の内表面39は、上部30の外表面38の反対側に形成されている。同様に、側部40の内表面89は、側部40の外表面88の反対側に形成されている。境界面その境界面50に沿った上部30と側部40との間の空間、間隙、又はオフセットは、1つ以上のスナップタブ84によって制御され得る。スナップタブ84は、剛性若しくは弾性の締結具、伸縮性コード、クリップ、クリート、スナップ、ホック、プロング、ラッチ、スロット及び締結具、あるいは一体的に形成されるか又は外郭20に別々に取り付けられる他のデバイスを含む、任意の好適な機械的締結具又は取り付けデバイスを含み得る。スナップタブ84は、フィットシステム70と一緒に、又はそれとは独立して、外郭の上部30と側部40とを噛み合わせるために使用され得る。構成及び設計又はヘルメット10に応じて、スナップタブ84は、外郭20を含むヘルメット10の様々な部分を接続し一緒に保持するように、境界面50又はU字形境界面52に沿った任意の位置に配設されてよい。
図2Bはまた、上部30の内表面39及び側部40の内表面89において、それらに隣接して、又はそれらの上に配設され得るスナップタブ84の追加の詳細を提供する。代替的に、スナップタブ84は、上部30の外表面38及び側部40の外表面88において、それらに隣接して、又はそれらの上に配設されてもよい。追加的に、スナップタブ84は、内表面39及び89並びに外表面38及び88の両方のいずれかに、それらに隣接して、又はそれらの上に配設されてもよい。スナップタブ84は、タブ部分84a及び受入部分84bを備え得る。タブ部分84a及び受入部分84bは、外郭20の対向部分に交互に即ち交替に連結され得る。一緒に連結、接続、又はスナップされると、対向する嵌合可能なタブ部分84aと受入部分84bとは、互いと恒久的に又は解放可能に連結され得る。
図2Bから分かるように、スナップタブ84は、スナップタブ84のタブ部分84aを受入部分84b内に挿入することによって一緒に繋止され得る。タブ部分84a上の隆起した部分即ち隆起部は、タブ部分84aがスナップタブ84の受入部分84bから勝手に外れることを防止することができる。同時に、スナップタブ84は、ヘルメット10の側部40及び上部30が、例えばタブ部分84aのタブの長さ分、互いに対して摺動することを可能にするように構成されてもよい。スナップタブ84を使用することにより、外郭20の部分間の過剰な動きを制御することができ、外側伸長領域51の所望のサイズを維持することができる。図2Bは、側部40に取り付けられたタブ部分84a、及び上部30に取り付けられた受入部分84bを示すが、タブ部分84a及び受入部分84aの相対的配向並びに取付点は反転されてもよい。
図3は、ヘルメット10内に配設されたエネルギー吸収材料又は衝撃ライナー60を示す。図示されていないが、快適性パッド又は快適性ライナーの1つ以上の追加の層が、エネルギー吸収材料内に任意に配設されてもよい。しかしながら、エネルギー吸収材料60の特徴及び構造を明確に提示するために、快適性ライナーは図から省略されている。このように、図3は、エネルギー吸収材料60は、衝撃中に着用者を保護するためにエネルギーを吸収し、エネルギー処理に寄与する、プラスチック、ポリマー、発泡体、又は他の好適なエネルギー吸収材料の1つ以上の層を備え得ることを示す。エネルギー吸収材料60としては、限定されないが、EPS、EPU、EPO、EPP、又はVNを挙げることができる。エネルギー吸収材料60は、型内成形層であってもよく、又は成形後に外郭20に連結されてもよい。いくつかの実施形態では、エネルギー吸収材料60は、圧壊又は割裂されることにより、衝撃からのエネルギーを吸収することができる。非限定的な一例として、ヘルメット10は、1ピースの型内成形ヘルメットとして、2ピースの型内成形ヘルメットとして、又は任意の数の部品を含む型内成形物として形成されてもよい。代替的に、エネルギー吸収材料60は、プラスチック、ポリマー、発泡体、又は、外郭20と共に可撓的に変形して、エネルギーを吸収し、破損、割裂、若しくは圧壊されることなくエネルギー処理に寄与することができる他の好適なエネルギー吸収材料で製作されてもよい。したがって、エネルギー吸収材料60は、EPP、又は、可撓性であり圧壊されること又は割裂することなく複数の衝撃に耐えることができる他の同様のエネルギー吸収性かつエネルギー減衰性の材料の1つ以上の層であってもよい。
エネルギー吸収材料60は、摩擦嵌めで、又は糊、接着剤、恒久接着剤、PSA、フォーム−コアPSA、テープ、両面テープ、実装用発泡接着剤、締結具、クリップ、クリート、切り欠き、タブ、スナップ、リベット、ホッグリング、若しくは面ファスナーで機械的又は化学的に、外郭20に恒久的に又は着脱自在に連結され得る。ヘルメット10の調節可能なサイズ合わせに適応するために、エネルギー吸収材料60は、数、サイズ、幾何学形状、位置、又は他の特徴において外郭20の部分と対応する、いくつかの部分又は部品を備えてもよい。エネルギー吸収材料60の部分のうち1つ以上は、ヘルメットの外側から着用者の頭部への空気の通過を可能にする通気開口部66を備えてもよい。外郭20へのエネルギー吸収材料60の取り付けは、比較的固定された又は強固な取り付けであってよいが、ただし、ヘルメットの所望の調節範囲が受容され得ることを条件とする。代替的に、外郭20へのエネルギー吸収材料60の取り付けは、ヘルメット10の特定の構成及び設計に所望されるサイズ合わせ範囲並びにエネルギー処理量に適応するために、例えばある剪断許容度で、エネルギー吸収材料60と外郭20との間の所望の相対運動量に対して限定された動きを提供することもできる。
非限定的な一例として、エネルギー吸収材料60は、外郭20の上部30に連結された上部62、及び外郭20の側部40に連結された側部64を備え得る。一実施形態では、上部62は、上部30の内表面39に恒久的に連結されてよく、側部64は、いかなる機械的締結具又は接着剤も用いずに外郭20及び側部40の内表面89に摩擦嵌めされてよい。側部64の摩擦嵌めは、ヘルメット基部内で外郭20の幾何学形状及び先細の湾曲部上に側部64の所望の位置を維持しながら、使用者の要求及び嗜好によるヘルメット10のサイズ調節に適応するような側部64の流動的なフィット又は相対運動を可能にすることができる。同様に、ヘルメット10の内表面、例えばエネルギー吸収層60の内表面などの輪郭が着用者の頭部の輪郭に適合又は順応するように適応性フィットを提供すると、外郭20の一部に恒久的に連結されているエネルギー吸収層60のこうした部分でさえ、エネルギー吸収層60が外郭20内で動くことを可能にするような方式で連結され得る。非限定的な一例として、ヘルメット10の内表面、例えばエネルギー吸収層60の内表面などは、ヘルメット10が先細りしているか否かにかかわらず、着用者の頭部の輪郭に適合しそれに従うように、より狭いか、より広いか、より短いか、より長いか、丸みを帯びるか、又は角ばっているように製作されてもよい。
いくつかの実施形態では、エネルギー処理材料60は、サイズ合わせ調節に適応するように外郭20内で動くか又は曲がり、使用者の頭部に適合又は順応することができるだけでなく、エネルギー処理材料60は、外郭20と共に曲がって、エネルギー処理の改善又は向上をもたらすこともできる。いくつかの実施形態では、ヘルメット10の動き及び曲がりは、エネルギー処理材料60の幾何学形状によって少なくとも部分的に制御され得る。エネルギー処理材料60は、発泡体のワニ革調パネルを備えるか、ハチの巣のような別々のセル若しくは区分を備えるか、又は交互になった高い部分及び低い部分を含む鶏卵箱のような配置を備えて形成され得る。エネルギー処理材料60は、エネルギー吸収材料60の表面の全体未満が外郭20と接触するように、隆起部及び空隙を備えてもよい。したがって、エネルギー吸収材料60の全体は、外郭20の内表面39及び内表面89に直接取り付けられない。したがって、不均一な表面を備えるエネルギー吸収材料60を形成すると、エネルギー吸収材料60と外郭20との間の境界面又は取付部に少ない応力をかけて外郭20を曲げることを容易にし、かつそれを可能にすることができる。更に、エネルギー処理材料60が別々のセル又はハチの巣設計を備えるとき、このセルは、衝撃エネルギーを吸収する際に個別に変形するか、又は圧壊されてもよい。
図3に示されるように、境界面の縁63は、上部62の外縁に形成されるか又は配設されてもよく、境界面の縁65は、内側伸長領域61に沿って側部64の内縁に形成されるか又は配設されてもよい。このように、内側伸長領域61は、境界面の縁63と境界面の縁65との間に存在し、それらによって画定され得る。図3に示されるように、境界面の縁63及び65は、互いと鏡写しになるか、適合するか、又は嵌合可能に構成されている、円滑な連続曲線縁を含み得る。したがって、ヘルメット10のサイズが調節されるとき、境界面の曲線縁62及び境界面の曲線縁65は、外郭20並びに内側伸長領域61の3次元調節、即ち伸長及び収縮の両方を可能にする。
本明細書で使用される場合、外郭20のサイズ及び内側伸長領域61のサイズを含む、ヘルメット10のサイズの伸長及び収縮は、外郭20及び内側伸長領域61の容積、又は別の言い方をすると、外郭20及び内側伸長領域61の内表面内に含まれる容積を含み得る。3次元調節は、こめかみ整列線82とヘルメット10の後方との間、例えば外郭20の外表面38においてフィットシステム機構74の上などで行われ得る。図に示されるように、こめかみ整列線82は、使用者がヘルメットを着用しているとき使用者のこめかみ上に位置するヘルメット10のこめかみ領域を指定することができる。別の言い方をすると、ヘルメット10のこめかみ領域は、ヘルメットの前方に向かい、かつ耳用開口部80即ち使用者の耳のための切り欠きの正面にある領域であり得る。2次元サイズ合わせを容易にしてきた従来のヘルメット設計は、ヘルメット10で行うことができるヘルメットの前方と使用者の耳との間の領域でヘルメットのサイズを操作又は調節することなく、使用者の耳の後ろの領域で、又はヘルメットの後方と使用者の耳との間のヘルメットの領域の間で、外郭を操作することを含んでいた。別の言い方をすると、2次元サイズ合わせを容易にする従来ヘルメット設計は、ヘルメット10内の後方先細り境界面部分36の位置など、ヘルメットの後方又は尾部分におけるサイズ調節のみを可能にしてきた。
2次元サイズ合わせを容易にしてきた従来のヘルメット設計は、波状の縁又は噛み合った縁を備えているエネルギー吸収材料を含んでいた。波状の噛み合った縁を用いずに境界面の縁63及び境界面の縁65を形成し、代わりに円滑な連続曲線縁を選択することにより、境界面の縁を、U字形境界面52、又は外郭20の上部30と側部40との間の境界面50の外側伸長領域51に従うようにU字形とすることができる。このように、波状の縁又は噛み合った縁を有しない内側伸長領域61のU字形、並びに、こめかみ整列線の後ろの外郭の非連結設計と一緒になった側部64の任意の流動設計により、ヘルメット幅Wとヘルメット高さHとの両方の成分を含む3次元ベクトルに沿った同時調節を含む、ヘルメット10の幅W及び長さLの同時調節を含む、ヘルメット10の3次元調節が可能となり得る。
このように、ヘルメット10は、少なくとも2つの方式でエネルギー処理に寄与することができる。第1に、エネルギー吸収材料60は、変形によって材料を吸収することができる。第2に、ヘルメット10の外郭20は、衝撃からのエネルギーを吸収するように曲がる又は変形することによってエネルギーを吸収することができる。外郭20によるエネルギー処理に関して、外郭20が曲がることによって処理されるエネルギーの量は、少なくとも部分的に、外郭20に使用される材料の結果、並びに外郭20の幾何学形状の結果であり得る。いくつかの実施形態では、外郭20が曲がることによるエネルギー処理は、外郭20の材料と幾何学形状との両方によって制御される。サイズ合わせのために互いに対して摺動し、サイズ合わせされると曲がることなく固定された相対位置に留まる、剛性のヘルメット外郭を代わりに含む、ホッケーヘルメットなどの先行技術で知られる他の従来の調節可能なヘルメットとは対照的に、著しいエネルギー処理は、外郭が曲がることによって提供されない。したがって、外郭20の曲がり及び動き、並びにエネルギー吸収材料60の相対運動を可能にする外側伸長領域51を含む、ヘルメット10のヒンジ付き設計は、当該技術分野で知られているこれまでのヘルメット設計に対して改善されたエネルギー処理をもたらす。
更に、こうしたヘルメット10の設計は、可撓性設計ではなく剛性半可撓性設計のために従来考慮され使用されている材料を含む、可撓性設計を可能にすることができる。より具体的には、ヘルメット10の可撓性設計は、別々の上部及び側部、ヘルメット10の一部のU字形幾何学形状、並びにエネルギー吸収材料60の少なくとも一部分の流動的なフィットを有するエネルギー吸収材料60を形成することの特徴を任意に含んでもよい。ヘルメット10の適応性設計は、EPS、EPU、及びEPOなどの材料を含むエネルギー吸収材料60を含んでもよく、これらは、曲がることを伴わないヘルメット用途のために従来考慮されてきた剛性材料であり、むしろ、曲がることによってではなく、割裂、圧壊、又は崩壊することによって材料が破壊されることによりエネルギー処理及びエネルギー吸収がもたらされる用途のために使用されている。
図4A及び4Bは、ヘルメット10のサイズ、形状、又はその両方を調節して、使用者の頭部に対するより良好なフィット、全体的なヘルメット形状の改善、及びエネルギー処理の改善のためにヘルメット10を曲げることを可能にすることができる、ヘルメット10のフィットシステム70を示す。フィットシステム70は、ヘルメット10の外表面内若しくはその内部、又はヘルメット10の内側など、ヘルメット10内に配設され得る。いくつかの事例では、フィットシステム70は、ヘルメットの外表面にフィットシステムを有するヘルメットに対して裏返しに形成されてもよく、更に、使用者の視界から少なくとも部分的に隠れるように外郭20とエネルギー処理材料60との間に配設されてもよい。例示を容易にするため、ヘルメット10の一部は、フィットシステム70の視覚化を可能にするために図4A及び4Bでは透明であるものとして示されている。
図4Aは、図1Bに示される図と同様の、ヘルメット10の後方及び左側の斜視図を示す。図4Aは、フィットシステム70が、1つ以上のベルト、ケーブル、コード、ラチェット締め具、ロッド、アーム、クランク、カム、又は他の好適なデバイス72を含んでもよいことを更に示す。ィットシステム機構74は、ダイヤル、ラック、ノブ、レバー、スイッチ、トグル、鍵、ラチェットロフィットシステム70は、フィットシステム機構又はサイズ合わせ機構74を更に含んでもよい。フック、又はベルト72の長さを調節することができる他の好適なデバイスを含んでもよい。一緒になると、フィットシステム70のベルト72及びフィットシステム機構74は、ヘルメットの使用者に合わせてヘルメット10のサイズ及びフィットを調節することができる。非限定的な例として、フィットシステム70は、ラックとして構成されたベルト72、及びピニオンとして構成されたフィットシステム機構74を備えてもよく、別の例として、ベルト72はケーブルとして構成されてもよく、フィットシステム機構74は車輪として構成されてもよい。いずれの事例においても、ベルト72とフィットシステム機構74との1:1のギア比を使用してもよく、又は代替的に、ギア減速若しくはギア増速を使用して、1:2、2:1、1:3、3:1、1:4、4:1、1:5、5:1などの任意の所望の割合、又は任意の他の望ましい比にギア比を修正してもよい。
図4Aはまた、フィットシステム機構74がベルト72と外郭20との両方に連結されてもよいことを示す。フィットシステム機構74は、フィットシステム機構74を調節するために簡便な使用者のアクセスを提供するために、外郭20に連結され、かつそれを通って配設されてもよい。図4Aは、外郭20の下側外縁22近くの後方先細り境界面部分36を通って配設され得るフィットシステム機構74の非限定的な一例を示す。いくつかの実施形態では、フィットシステム機構74は、外郭20の一部分によって部分的に被覆されてもよく、又は反対に、外郭20に対して部分的若しくは全体的に露出していてもよい。代替的に、フィットシステム機構74は、ヘルメット20の側部又はヘルメット10の任意の他の部分に連結されていてもよい。
フィットシステム70は、ヘルメット10の構成及び設計により、1つ以上のベルト72を備えてもよい。上部30の後方先細り境界面部分36、及び側部40の隣接し対向する2つの側部など、ヘルメットの後方に3つの部分を備えるヘルメット10の構成では、2つの断片又はベルト断片が望ましい場合がある。2つのベルト断片は、別々の即ち別個の2つのベルト72であり得る。代替的に、2つのベルト断片は、より長い単一の長いベルト72のうちの2つの部分又は断片であってもよい。図4Aは、第2の取付点即ち端部72bからオフセット又は反対側にある第1の取付点即ち端部72aを備えるベルト72を示す。ベルト72の第1の取付点72aは、外郭20上のアンカー即ち取付点76に連結されるか、又は直接実装されてもよい。取付点76は、一体的に形成されるか又は外郭20に別々に取り付けられる、接着剤、クリップ、クリート、切り欠き、ハトメ、又はリベットを含む、任意の好適な化学的若しくは機械的締結具であり得る。ベルト72の第2の取付点即ち端部72bが、フィットシステム機構74に更に連結されるか、又は直接実装されてもよい。フィットシステム機構74が動かされるか、ねじられるか、又は別様に調節されると、1つ以上のベルト72も、調節(例えば短縮、延長、又は再配置)され得、それにより、少なくとも1つのベルトが、外郭20の上部30及び側部40などの外郭20の部分を一緒に押すか又は引いて、ヘルメット10のサイズ、形状、若しくはその両方を拡大又は縮小させて、使用者の頭部により良好にフィットさせることができる。このように、フィットシステム70を使用して、外郭20及びエネルギー処理材料60の対応する部分を調節することにより、ヘルメット10を引き締めるか又は緩めると、ヘルメット10のサイズ、形状、又はその両方を、側面から側面への方向、及び前方から後方への方向など、複数方向で同時に調節することができる。いくつかの事例では、トラック、スリーブ、ロッド、チャネル、ライン、コード、又は他の好適なデバイスの形態の追加の誘導部材が、フィットシステム70によるヘルメット10の調節中に、外郭20の様々な部分の所望の配列又は相対位置を維持することに使用されてもよい。
フィットシステム70でヘルメット10のサイズを調節する際、外側伸長領域51のサイズが比例して調節され得る。したがって、外郭20の上部30と側部40との境界面におけるリップ58の幅は、使用者の頭部のサイズ又は形状に順応させるときに本適応性ヘルメットのサイズを拡大又は縮小させるために行われ得る調節の量に対応し得る。図4Aに示されるように、外側伸長領域51は、境界面領域50を埋める外郭20のリップ58で埋められ得る。リップ58は、外郭20の任意の部分の一部であり得、いくつかの実施形態では、長手方向部分の縁34、後方先細り境界面の縁37、長手方向部分の縁44、又は後方先細り境界面の縁47のうちの1つ以上を超えて延在する、上部30又は側部40の一部であり得る。このように、使用者の頭部の露出を低減させ、かつ使用者の頭部の被覆範囲及び保護を強化するために、外郭20の重なり合う箇所が提供され得る。図5Aに示されるような他の実施形態では、外側伸長領域51は、例えば更なる通気を提供するために、外郭20の部分間に開口部又は間隙を提供するように、リップ58なしで形成されてもよい。更に他の実施形態では、リップ58のサイズは、更なる保護及び通気の両方を提供するように、外側伸長領域51の全体未満である外側伸長領域51の一部分を占めてもよい。
図4Bは、図3に示される図と同様の、ヘルメット10の内面即ち内表面の後方部分の平面図又は上面図を示す。図4Bは、エネルギー処理層60の一部が外郭20の内表面上にどのように位置付けられ得るか又は配置され得るかに関する追加の詳細を提供する。図4Bはまた、外郭20の上部30及び側部40、並びにそれらに付随するエネルギー処理層60の断片の相対位置を調節して、ヘルメット10を使用者の頭部のサイズ、形状、又はその両方に適応させてフィットさせるために、フィットシステム70がどのように使用され得るかに関する追加の詳細を提供する。
図4Bに更に示されるように、1つ以上のベルト72の第1の取付点72a及び第2の取付点72bは、外郭20の側部40上のアンカー76に連結され得る。1つ以上のベルト72の一部はまた、フィットシステム機構74に連結されてもよい。ベルト72、フィットシステム機構74、及びアンカー76など対称的又は等距離で離間した要素に関しては、フィットシステム機構74を動かすとき、ベルトの長さ、位置、又はその両方を等しく変化させて、外郭20の上部30及び側部40の相対位置を等しく調節して、側面から側面への方向、前方から後方への方向、又はその両方でヘルメット10を引き締めるか又は緩めることができる。別の実施形態では、不均等な離間又は配置は、不均等若しくは不均一に分かれた動き又は位置合わせをもたらし得、これは、特定の構成、配置、又は幾何学形状のヘルメット10には望ましいものであり得る。
フィットシステム70は、ヘルメット10を、適応性の全サイズ共通(one-size-fits-all)又はフリーサイズ(one-size-fits-most)ヘルメットとすることができ、エネルギー吸収材料60と外郭20との両方が、使用者の頭部のサイズ、形状、又はその両方に調節可能にフィットし得る。したがって、フィットシステム70の使用により、外側伸長領域51及び内側伸長領域61のサイズを調節することができる。フィットシステム70又はヘルメット10がその最大又は最も広い設定にあるとき、伸長領域51及び61のサイズは、最大幅又はオフセットであってもよい。反対に、フィットシステム70又はヘルメット10がその最小又は最も狭い設定にあるとき、伸長領域51及び61のサイズは、最小幅又はオフセットであってもよい。フィットシステム70又はヘルメット10がその最小又は最も狭い設定にあるとき、外郭20とエネルギー吸収材料60との隣接する部品又は縁が互いに触れる即ち接触するように、伸長領域51及び61のサイズは、ゼロまで低減し得る。したがって、フィットシステム70は、外郭のみを調節するフィットシステムを備える従来のヘルメットに対して、外郭20とエネルギー吸収ライナー60との両方を有利に調節して、調節可能なフィットを改善するか、保護を強化するか、又はその両方をもたらすことができる。
ベルト72がラックとして形成され、フィットシステム機構74がピニオンとして構成されるとき、このラック及びピニオン構成は、ヘルメット10のサイズをそれぞれ拡大又は縮小するように、外郭20の部分を押したり引いたりすることにより、二重目的のサイズ調節を可能にすることができる。このように、ベルト72及びフィットシステム機構74のラック及びピニオン構成により可能となる二重目的のサイズ合わせは、ケーブルを使用し、ヘルメットのサイズを引き締める、即ち縮小させることしかできない従来の設計に対して、向上した機能性を提供することができる。更に、ラック及びピニオンとして形成されているか否かにかかわらず、ベルト72及びフィットシステム機構74を含む、フィットシステム70は、外郭20とエネルギー吸収材料60との間に配設され得る。フィットシステム70を外郭20とエネルギー吸収材料60との間に配設することにより、図3に示されるようにフィットシステムの実質的に全体が視界から隠れ、フィットシステム機構74の一部分のみが露出する。ヘルメットの外側に配設された従来のフィットシステムは、隠れた設計のフィットシステム70とは違って、ヘルメット構成要素の更なる回転を誘発し得るため、フィットシステム70の隠れた位置は、ヘルメットの外側に配設されたケーブルを使用する従来の設計とは異なる。
図5A及び5Bは、ヘルメットの後方部分の側面像即ち側面図を示す。図5Aでは、ヘルメット10は、フィットシステム70がヘルメット10のサイズを大きな又は最大のサイズまで拡大させた状態で示されている。図5Bでは、ヘルメット10は、フィットシステム70がヘルメット10のサイズを小さな又は最小のサイズまで低減させた状態で示されている。図5A及び5Bの両方において、3つの移動区分を備えるヘルメット10の非限定的な一例が示されている。この3つの移動区分は、(1)外郭20の上部30の後方境界面先細り部分36、(2)左後方先細り境界面部分46l、及び(3)右後方先細り境界面部分46rを含む。
図5Aでは、ヘルメット10がその大きな即ち開放位置にあるとき、境界面50の幅50wは、ヘルメット10に沿って、U字形境界面52の横方向部分53から、下側外縁22で終わる後方先細り境界面56まで延在するにつれて変動し得る。境界面50の幅50wは、小さな幅又は幅がない状態から、大きな又は最大の幅まで変動し得る。境界面50の幅50wの幅がない状態、即ちゼロの幅は、側部40の長手方向の縁44が、上部30の長手方向の縁34に接触するときに起こり得る。境界面50の幅50wの大きな又は最大の幅は、複数の異なる頭部サイズ及び複数の異なる頭部形状をもつ使用者に適応するように、境界面50及びフィットシステム70の形状を含む、外郭20の幾何学形状及び構成に基づいて変動し得る。非限定的な一例として、いくつかの実施形態では、境界面50の幅50wの大きな又は最大の幅(即ちヘルメット10の伸長又は収縮の全幅の半分の幅)は、左後方先細り縁47l及び右後方先細り縁47r上の境界面50などの各境界面50に対して、5.0センチメートル(cm)以下、4.0cm以下、3.0cm以下、2.5cm以下、2.0cm以下、又はそれ未満であり得る。
図5Bでは、ヘルメット10がその小さな即ち閉鎖位置にあるとき、境界面50の幅50wは、ヘルメット10に沿って、U字形境界面52の横方向部分53から、下側外縁22で終わる後方先細り境界面56まで延在するにつれて一定であるか、又はわずかな変動を含んでもよい。側部40の長手方向の縁44が、上部30の長手方向の縁34に接触するときなど、ヘルメット10が閉鎖位置にあるとき、境界面50の幅50wは、ゼロ即ち幅がない状態を含んでもよい。境界面50の幅50wの小さな又は最小の幅は、複数の異なる頭部サイズ及び複数の異なる頭部形状をもつ使用者に適応するように、境界面50及びフィットシステム70の形状を含む、外郭20の幾何学形状及び構成に基づいて変動し得る。非限定的な一例として、いくつかの実施形態では、小さな又は最小の幅50wは、境界面50及びフィットシステム70の形状を含む、外郭20の幾何学形状及び構成に基づいて変動し得、左後方先細り縁47l及び右後方先細り縁47r上の境界面50などの各境界面50に対して、1.0cm以下、0.5cm以下、0.25cm以下、又はそれ未満であり得る。
外郭20の様々な構成要素間の境界面50の形状、例えば上部30と側部40との間の境界面の形状などは、角度調節、又は、いくつかのホッケーヘルメットなどの従来のヘルメットによってこれまでに行われている2方向空間における動きではなく、3次元のベクトルに沿った調節を可能にすることができる。例えば、Rogersらへの米国特許第8,510,870号(以降、「Rogers」)、並びにDurocherらへの米国公開第2014/0259315号(以降、「Durocher」)は、ヘルメットの前方から後方への距離を増大若しくは縮小するための長さに沿った動き、又は、ヘルメットの側面から側面への距離を増大若しくは縮小するための、ヘルメットの幅にわたる動きなど、2方向の動きを示す。これまで、Rogers及びDurocherに示されたようなヘルメットの調節は、長さ及び幅の両方を別々に調節する、2つの明確に異なる工程で、又は2つの明確に異なる機構によって調節されていた。それとは反対に、外郭20を含むヘルメット10は、上部30と側部40との境界面の幾何学形状のため、また3次元(3D)ベクトルに沿って力を働かせるフィットシステム70のため、長さ及び幅の両方を一緒に、かつ同じ時に、同時に調節することができる。
更に、ヘルメット10の3D調節、角度調整、又は3次元のベクトルに沿った調節の利益は、ヘルメット10の長さ及び幅の両方を合わせて素早くかつ効率的に一緒に調節することに限定されない。むしろ、ヘルメット10の3D調節の利益は、使用者の頭部に対するヘルメット10の適応性フィットの改善も含む。より具体的には、外郭20とエネルギー吸収材料60との両方の可撓性の性質により、使用者の頭部の形状及び輪郭を許容することが可能となり得る。例えば、フィットシステムが開放しており、使用者がヘルメット10を自身の頭部上に置くとき、ヘルメット10の内表面と使用者の頭部との間に、不均質即ち不均一なオフセット又は間隙が存在し得る。ヘルメット10のサイズ及びヘルメット10内に含まれる空間の容積を縮小させるためにフィットシステム70が用いられると、ヘルメット10の内表面と使用者の頭部との間の空隙及び空間も縮小する。しかしながら、ヘルメット10の内表面と使用者の頭部との間の間隙及びオフセットは、均一に、等しい割合で、又はその両方で低減されることに限定されず、その結果、エネルギー吸収材料60の一部が使用者の頭部に接触する一方で、その他は接触しない。むしろ、ヘルメット10の可撓性により、ヘルメットの形状、サイズ、又は1つ以上の輪郭のうちの1つ以上が変化して、使用者の頭部の形状、サイズ、又は1つ以上の輪郭のうちの1つ以上と適合することが可能となり得る。例えば、ヘルメット10のサイズを低減させるためにフィットシステム70を係合させるとき、使用者の頭部に接触しているヘルメット10の内表面の第1の部分は、枢動点又は支点として作用することができ、それを中心として、ヘルメットの縮んでいく容積が、使用者の頭部に向かって内側に引かれ、それに合わせて形をなす。したがって、ヘルメット10の順応性かつ適応性のフィットは、限定されないが以下を含み得るいくつかの利益を提供する。第1に、ある表面積量のヘルメット10の内表面と接触している使用者の頭部の表面積量が増加され得る。第2に、使用者の頭部の表面とヘルメット10の内表面との間の間隙、オフセット、及び空隙のサイズ又は容積が縮小され得る。第3に、使用者の頭部の形状、サイズ、及び輪郭に適合するように、ヘルメット10の内表面の形状及び輪郭を形成することにより、使用者の頭部の不均一な部分ヘルメット10の内表面の間の圧力点、又は小さな領域、点、若しくは隆起部が低減され、それにより、ヘルメット10の安全性及び性能が向上する。
このように、以下により詳細に考察されるような、より先細りした形状及びより流線型の外見の利益が達成されるが、ヘルメットのサイズ合わせは、使用者の頭部の横方向の先細り又は傾斜にヘルメットが適合することに限定されない。むしろ、ヘルメット10の全ての表面、即ち内面及び外面の両方が、使用者の頭部の形又は輪郭に従ってよい。非限定的な一例として、ヘルメット10の内表面、例えばエネルギー吸収層60の内表面などは、ヘルメット10が先細りしているか否かにかかわらず、着用者の頭部の輪郭に適合しそれに従うように、より狭いか、より広いか、より短いか、より長いか、丸みを帯びるか、又は角ばっているように製作されてもよい。したがって、以下の考察は便宜上ヘルメット10の後方図に関して考察されるが、後頭部の曲線を含む使用者の頭部の後方部分に向かって同様に引かれ、かつそれに順応し得る、後方先細り境界面部分36などのヘルメットの他の寸法及び部分にも、同じ原理及び考察が適用可能である。
図5A及び5Bはまた、ヘルメット10の後下隅86間に延在する幅Wbと、ヘルメット10の全幅即ち最大幅Wとの比較を提供し、これは、Wb:Wの定量又は先細比により表され得る。この先細比は、上記のように、ヘルメット10が着用されてない間のヘルメットの簡便な尺度又は基準点として使用され得るが、ヘルメット10の形状は、着用されると、使用者の頭部の輪郭に適合するように、その形状が相互作用的に変化させられることができる。上に示したように、ヘルメット10の幅Wbは、ヘルメット10の後下隅86間で測定され得る。限定としてではなく、便宜上、後下隅86は、下側外縁22上の最も低い点、又は換言すると、平らな平面状表面上でヘルメットが静止する又は接触する点を指し得る。別の言い方をすると、後下隅86は、下側外縁22における屈曲点であり得、ここにおいて、全幅Wから後下隅間の幅Wbまで下向きの先細り。図5A及び5Bに示されるように、図5Aに示される開放位置におけるWb:Wの先細比は、図5Bに示される閉鎖位置におけるWb:Wの比よりも大きくてよい。非限定的な一例として、開放位置におけるヘルメット10の先細比は、約4.75:8.3又は0.57であってよく、閉鎖位置における先細比ヘルメット10は、約3.75:7.75又は0.48であってよい。したがって、開放位置と閉鎖位置との先細比のパーセント差は、(0.57〜0.48)/0.57又は約16%であり得る。本明細書で使用される場合、「約」は、プラス又はマイナス3%以下の差を含み得る。ヘルメット10の開放状及び閉鎖状の先細比のパーセント差は、約10〜30%の範囲内であってもよい。更に、閉鎖位置におけるヘルメット10の先細比は、約30〜60%又は約30〜45%の範囲内であってもよい。
図5A及び5Bに示されるように、上記の先細比及び縮小された幅Wbにより、着用者の後頭部の曲線の曲線に合わせて先細りし、かつそれに適合するような3次元調節を提供しない、従来の設計の膨れて膨張した外見に見られるものよりも、細く滑らかな形が提示される。したがって、ヘルメット10を特定の使用者に合わせて調節して、それにより、ヘルメット10のサイズ、形状、又はその両方が、先行技術のヘルメットで時折あったように着用者の身体に対して不釣り合いに大きく見えないようにすることができる。むしろ、側部40の外表面88は、着用者の頭部から着用者の首までの先細り即ち曲線に適合するように先細りする。改善された見栄えの提供に加えて、ヘルメット10の形にフィットする調節は、より良好なフィットも提供することができ、これは、衝突性能の改善及び安全性の向上をもたらし得る。従来、ヘルメットの底開口部は、着用者の頭部の最大の部分が開口部に入ることを可能にするのに十分に大きい必要がある。しかしながら、ヘルメット10のフィットシステム70及び適応性フィットは、使用者がヘルメットをかぶることを依然として可能にしながら、ヘルメット10の開口部を小さくするのを可能にすることができる。このように、ヘルメット10のフィットの改善は、ヘルメットの形状と使用者の頭部の形状又は輪郭とのより密接な適合を可能にして、様々な使用者に合わせて、狭い頭部及び広い頭部などの異なる頭部サイズ及び頭部の種類に適応しながら、保護の強化を提供することができる。
図6は、ヘルメット10の前方が図の上部に配設されている、ヘルメット10の平面図又は上面図を示す。いくつかの通気口即ち通気開口部90が、外郭20内に、かつそれを通って(上部30及び側部40を通ることを含む)形成され得る。通気口90は、ヘルメット10の外側と使用者の頭部との間を自由に空気が流れることを可能にするように、エネルギー吸収材料60内の通気開口部66に対応し、かつそれと整列し得る。通気口90のサイズは、望ましい量の通気を可能にするのに十分に大きな、最小サイズを含み得る。通気口90のサイズは、異物がヘルメットに押し通って又はそれを穿刺して着用者の頭部に接触することを防止するのに十分に小さな、最大サイズも含み得る。いくつかの事例では、通気口90の最大サイズは、関連する安全基準、要件、又は規制によって決定される。通気口90のうちの1つ以上の位置は、空気力学、通気、又は所望される他の目的に適応するように、ヘルメット10の構成及び設計に従って位置付けられてよい。
通気口90は、通気口90内に格納可能に配設され得る、カバー即ち通気開口部カバー92を備えてもよい。カバー92は、熱可塑性物質又は他の好適な材料などのプラスチックから形成されてもよく、いくつかの事例では、外郭20と同様又は同一の材料から製作されてもよい。カバー92の格納及び位置付けは、スイッチ即ち通気口スイッチ94によって制御されてもよい。通気口スイッチ94は、ヘルメットの外側又は内側の任意の位置に位置付けられてよく、図6に示されるように、ヘルメットの上部即ち脳天部分に簡便に位置付けられてもよい。通気口スイッチ94は、開放位置と閉鎖位置との間でカバー92を同時に動かすように、カバー92の全部を含む1つ以上のカバー92に連結されてもよい。通気口カバー92は通気口90を全体的に被覆してもよいが、通気口カバー92は、通気口90を部分的に被覆してもよく、又は通気口90のいずれも被覆しなくてもよい。カバー92が通気口90のいずれも被覆していないとき、カバー92は、通気口90に隣接して外郭20とエネルギー吸収材料60との間に配設され得る。
上記の実施例、実施形態、及び実現例は、例を示しているが、当業者であれば、他のヘルメット及び製造装置、並びに実施例が、提示される他のものと組み合わされるか、又は置換され得ることを理解するはずである。上記がヘルメット及びカスタマイズ方法の特定の実施形態を指す場合、その趣旨から逸脱することなくいくつかの修正がなされ得ること、並びにこれらの実施形態及び実現例が他のヘルメットカスタマイズ技術にも同様に適用され得ることが容易に明らかとなるはずである。したがって、開示される主題は、本開示の趣旨及び範囲内並びに当業者の知識内にある全てのそのような変更、修正、及び変形を包含することを意図する。

Claims (20)

  1. 適応性フィットヘルメットであって、
    上部、側部、及び、前記上部と前記側部との境界面に沿って外郭のこめかみ領域から前記外郭の下側外縁まで延在する外側伸長領域を備える、前記外郭と、
    前記外郭内に配設されたエネルギー吸収材料であって、上部、側部、並びに、内側伸長領域が前記外側伸長領域と対応するように前記エネルギー吸収材料の前記上部及び前記側部の縁間にある内側伸長領域を更に備える、エネルギー吸収材料と、
    前記外郭の前記側部に連結されたベルト及び前記外郭の前記上部に連結されたフィットシステム機構を備える、フィットシステムと、を備え、前記フィットシステムの位置が、前記外郭の三次元サイズ及び形状並びに前記エネルギー吸収材料の三次元サイズ及び形状の両方を制御する、適応性フィットヘルメット。
  2. ラック及びピニオンが、前記外郭の前記上部及び前記側部を押し引きして、前記外郭と前記エネルギー吸収材料との両方の前記三次元サイズ及び形状を拡大あるいは縮小させるよう構成されるように、前記フィットシステムの前記ベルトが前記ラックを含み、前記フィットシステム機構が前記ピニオンを含む、請求項1に記載の適応性フィットヘルメット。
  3. 前記外郭が、可撓性外郭を含み、前記エネルギー吸収材料が、発泡ポリスチレン(EPS)、発泡ポリウレタン(EPU又はEPTU)、発泡ポリオレフィン(EPO)、発泡ポリプロピレン(EPP)、又はビニルニトリル(VN)を含む、請求項1に記載の適応性フィットヘルメット。
  4. 前記フィットシステムが、前記外郭の前記こめかみ領域と耳領域との間で前記外郭の前記三次元サイズ及び形状を制御する、請求項1に記載の適応性フィットヘルメット。
  5. 前記上部と前記側部前記外郭との前記境界面がU字形を含み、前記エネルギー吸収材料の前記内側伸長領域もU字形を含む、請求項1に記載の適応性フィットヘルメット。
  6. 前記外郭の前記上部及び前記外郭の前記側部が2つの別個の部分として形成され、前記外郭の前記上部及び前記外郭の前記側部が互いに連結される、請求項1に記載の適応性フィットヘルメット。
  7. 前記適応性フィットヘルメットの可撓性が、前記適応性フィットヘルメットのサイズ、形状、及び輪郭を変化させて、使用者の頭部の形状、サイズ、及び輪郭に適合することを可能にするように、前記フィットシステムを調節することを含む、請求項1に記載の適応性フィットヘルメットを使用する方法。
  8. 適応性フィットヘルメットであって、
    外郭のこめかみ領域から前記外郭の下側外縁まで延在する外側伸長領域を備える前記外郭と、
    前記外郭内に配設されたエネルギー吸収材料と、
    前記外郭に連結されたベルト、並びに前記外郭及び前記ベルトに連結されたフィットシステム機構を備える、フィットシステムと、を備え、前記フィットシステムの位置が、前記外郭の三次元サイズ及び形状を制御する、適応性フィットヘルメット。
  9. ラック及びピニオンが、前記外郭を押し引きして、前記外郭の前記三次元サイズ及び形状を拡大あるいは縮小させるよう構成されるように、前記フィットシステムの前記ベルトが前記ラックを含み、前記フィットシステム機構が前記ピニオンを含む、請求項8に記載の適応性フィットヘルメット。
  10. 前記外郭が、可撓性外郭を含み、前記エネルギー吸収材料が、発泡ポリスチレン(EPS)、発泡ポリウレタン(EPU又はEPTU)、発泡ポリオレフィン(EPO)、発泡ポリプロピレン(EPP)、又はビニルニトリル(VN)を含む、請求項8に記載の適応性フィットヘルメット。
  11. 前記フィットシステムが、前記外郭の耳用開口部の手前で前記外郭の前記三次元サイズ及び形状を制御する、請求項8に記載の適応性フィットヘルメット。
  12. 開放位置における前記適応性フィットヘルメットに関する後下隅間の幅対前記ヘルメットの幅の先細比(Wb:W)が、閉鎖位置における前記適応性フィットヘルメットに関する先細比Wb:Wよりも大きくなるように、前記ヘルメットが、前記外郭の前記下側外縁の後下隅に向かって先細りする、請求項8に記載の適応性フィットヘルメット。
  13. 前記フィットシステムの前記位置が、前記外郭の二次元長さ及び二次元幅の両方を同時に制御し、かつ前記外郭を曲げるように構成される、請求項8に記載の適応性フィットヘルメット。
  14. 適応性フィットヘルメットであって、
    外郭に沿って前記外郭の下側外縁まで延在する外側伸長領域を備える前記外郭と、
    前記外郭内に配設されたエネルギー吸収材料であって、前記外側伸長領域に対応する内側伸長領域を更に備える、エネルギー吸収材料と、
    前記外郭に連結されたベルト、並びに前記外郭及び前記ベルトに連結されたフィットシステム機構を備える、フィットシステムと、を備え、前記フィットシステムの位置が、前記外郭のサイズ及び形状並びに前記エネルギー吸収材料のサイズ及び形状の両方を同時に制御する、適応性フィットヘルメット。
  15. ラック及びピニオンが、前記外郭を押したり引いたりして、前記外郭の前記サイズ及び形状並びに前記エネルギー吸収材料の前記サイズ及び形状を同時に拡大あるいは縮小させるよう構成されるように、前記フィットシステムの前記ベルトが前記ラックを含み、前記フィットシステム機構が前記ピニオンを含む、請求項14に記載の適応性フィットヘルメット。
  16. 前記外郭が、可撓性外郭を含み、前記エネルギー吸収材料が、発泡ポリスチレン(EPS)、発泡ポリウレタン(EPU又はEPTU)、発泡ポリオレフィン(EPO)、発泡ポリプロピレン(EPP)、又はビニルニトリル(VN)を含む、請求項14に記載の適応性フィットヘルメット。
  17. 前記フィットシステムが、前記適応性フィットヘルメットのこめかみ領域と耳領域との間の前記適応性フィットヘルメットの領域内で、前記外郭並びにエネルギー吸収層のサイズ及び形状を制御する、請求項14に記載の適応性フィットヘルメット。
  18. 前記内側伸長領域がU字形を含む、請求項14に記載の適応性フィットヘルメット。
  19. 前記外郭が、前記外側伸長領域から離れた突縁で互いに連結されている2つの別個の部分を備える、請求項14に記載の適応性フィットヘルメット。
  20. 前記適応性フィットヘルメットの可撓性が、前記適応性フィットヘルメットのサイズ、形状、及び輪郭を変化させて、使用者の頭部の形状、サイズ、及び輪郭に適合することを可能にするように、前記フィットシステムを調節することを含む、請求項14に記載の適応性フィットヘルメットを使用する方法。
JP2016560517A 2014-04-03 2015-02-05 適応性フィットヘルメット、及び顧客の頭部にヘルメットをフィットさせるための方法 Withdrawn JP2017509809A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201461974713P 2014-04-03 2014-04-03
US61/974,713 2014-04-03
US14/613,670 US20150282550A1 (en) 2014-04-03 2015-02-04 Adaptive fit helmet and method for fitting helmet to customer head
US14/613,670 2015-02-04
PCT/US2015/014558 WO2015152992A1 (en) 2014-04-03 2015-02-05 Adaptive fit helmet and method for fitting helmet to customer head

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017509809A true JP2017509809A (ja) 2017-04-06

Family

ID=54208565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016560517A Withdrawn JP2017509809A (ja) 2014-04-03 2015-02-05 適応性フィットヘルメット、及び顧客の頭部にヘルメットをフィットさせるための方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20150282550A1 (ja)
EP (1) EP3116339B1 (ja)
JP (1) JP2017509809A (ja)
CN (1) CN106455734B (ja)
AU (1) AU2015241563A1 (ja)
CA (1) CA2944737A1 (ja)
WO (1) WO2015152992A1 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11744312B2 (en) 2014-02-21 2023-09-05 Matscitechno Licensing Company Helmet padding system
US11253771B2 (en) * 2014-02-21 2022-02-22 Matscitechno Licensing Company Helmet padding system
US11730222B2 (en) 2014-02-21 2023-08-22 Matscitechno Licensing Company Helmet padding system
US10993496B2 (en) 2014-02-21 2021-05-04 Matscitechno Licensing Company Helmet padding system
US11659882B2 (en) 2014-02-21 2023-05-30 Matscitechno Licensing Company Helmet padding system
CA2975747A1 (en) * 2015-03-23 2016-09-29 VICIS, Inc. Protective helmets including non-linearly deforming elements
US10376010B2 (en) 2015-11-04 2019-08-13 Bell Sports, Inc. Shock absorbing helmet
US11864599B2 (en) 2015-12-18 2024-01-09 Matscitechno Licensing Company Apparatuses, systems and methods for equipment for protecting the human body by absorbing and dissipating forces imparted to the body
US12250980B2 (en) 2015-12-18 2025-03-18 Matscitechno Licensing Company Apparatuses, systems and methods for equipment for protecting the human body by absorbing and dissipating forces imparted to the body
US10499700B2 (en) 2016-12-30 2019-12-10 Zam Helmets Inc. Helmet with flexible structure for improved force attenuation
DE102017213645A1 (de) * 2017-08-07 2019-02-07 Uvex Arbeitsschutz Gmbh Helm
DE102017119535A1 (de) * 2017-08-25 2019-02-28 ABUS August Bremicker Söhne KG Verfahren zum Herstellen eines Schutzhelms und nach diesem Verfahren hergestellter Schutzhelm
WO2019100153A1 (en) * 2017-11-21 2019-05-31 Bauer Hockey Ltd. Adjustable helmet
CN110367637B (zh) * 2019-08-05 2024-05-28 深圳市新技术研究院有限公司 一种头盔
US11700903B2 (en) * 2019-10-07 2023-07-18 Dick's Sporting Goods, Inc. Adjustable helmet
CN111296979B (zh) * 2020-03-02 2022-10-21 阜南县百帽王帽业有限公司 一种便于穿戴的医用防辐射帽子
US11540578B2 (en) 2020-03-12 2023-01-03 Matscitechno Licensing Company Helmet system
US11540577B2 (en) 2020-03-12 2023-01-03 Matscitechno Licensing Company Helmet system
EP3903617B1 (de) 2020-04-30 2023-03-08 Dräger Safety AG & Co. KGaA Schutzhelm mit teleskopisch verstellbarer kopfweite
CN111840813B (zh) * 2020-06-12 2022-04-26 上海匠鱼医疗科技有限公司 一种生发装置
CN112890345A (zh) * 2021-01-21 2021-06-04 倪其棍 一种可调节内部填充物的头盔
GB202104112D0 (en) * 2021-03-24 2021-05-05 Mips Ab Headgear and device for headgear
US20220330646A1 (en) * 2021-04-19 2022-10-20 Bell Sports, Inc. Process for void creation in a helmet
US20220346485A1 (en) * 2021-05-02 2022-11-03 Armeet Singh Jatyani Head safety device
US12414597B2 (en) 2021-05-28 2025-09-16 Specialized Bicycle Components, Inc. Bicycle helmet with modular impact absorbing structures
CN114632275B (zh) * 2022-03-05 2023-04-18 北京恒深众鑫科技有限公司 一种治疗帕金森的超声波设备及方法
WO2024138267A1 (en) * 2022-12-28 2024-07-04 Sikh Helmets Inc. A protective helmet and methods of using and making same
WO2026075565A1 (en) * 2024-10-03 2026-04-09 Headfirst Helmets Holding B.V. Helmet with adjustment mechanism

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3197784A (en) * 1962-09-04 1965-08-03 Carlisle Res And Dev Corp Segmented helmet
SE450620B (sv) * 1982-11-01 1987-07-13 Frosta Fritid Ab Skyddshjelm med storleksjustering, spec for ishockey- och bandyspelare
DE3910889A1 (de) * 1989-04-04 1990-10-11 Hochschorner K W Gmbh Helm
RU1784498C (ru) * 1990-10-05 1992-12-30 Институт биофизики Защитный шлем
WO1999042012A1 (en) * 1998-02-20 1999-08-26 Team Wendy, Llc Protective helmet
CA2321399C (en) * 2000-09-28 2005-07-26 Bauer Nike Hockey Inc. Protective helmet with adjustable padding
US6865752B2 (en) * 2002-12-23 2005-03-15 Wilson Sporting Goods Co. Adjustable sports helmet
FR2865356B1 (fr) * 2004-01-28 2007-01-12 Des Ouches Pascal Joubert Casque de protection semi-rigide
EP1781130B1 (en) * 2004-07-14 2012-09-12 Sport Maska Inc. Adjustable helmet
FR2894784B1 (fr) * 2005-12-15 2008-07-18 Pjdo Soc Par Actions Simplifie Casque de protection pliable
DE102006058782A1 (de) * 2006-12-12 2008-06-19 Gudo Ag Kopfschutz
DE102007039287B4 (de) * 2007-08-20 2009-10-08 Rösler, Peter Industrie-Stoßschutzkappe
RU73465U1 (ru) * 2007-12-10 2008-05-20 Закрытое акционерное общество "Кираса" Защитный шлем
US8510870B2 (en) * 2009-08-26 2013-08-20 Warrior Sports, Inc. Adjustable helmet and related method of use
US9526291B2 (en) * 2013-06-28 2016-12-27 Sport Maska Inc. Helmet with rear adjustment mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
EP3116339A1 (en) 2017-01-18
US20150282550A1 (en) 2015-10-08
AU2015241563A1 (en) 2016-10-27
EP3116339A4 (en) 2017-10-11
CA2944737A1 (en) 2015-10-08
CN106455734B (zh) 2020-06-05
WO2015152992A1 (en) 2015-10-08
EP3116339B1 (en) 2021-04-07
CN106455734A (zh) 2017-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017509809A (ja) 適応性フィットヘルメット、及び顧客の頭部にヘルメットをフィットさせるための方法
US11839257B2 (en) Helmet comprising a segmented shell
US11375766B2 (en) Adjustable helmet for a hockey or lacrosse player
US10918153B2 (en) Helmet with airflow ventilation through an earpad
CN100500040C (zh) 半刚性防护头盔
US20240000181A1 (en) Cycling helmet
EP2833749B1 (en) Protective bicycle helmet with internal ventilation system
CN102370285B (zh) 改进型运动安全头盔
US20200000171A1 (en) Form-Fitting Protective Headgear with Integrated Fastening System and Detachable Eye Shield
US20150250253A1 (en) Multi-body helmet construction with integrated vent covers
US9681695B2 (en) Helmet with chin cup
US10743603B2 (en) Clip-free helmet visors
EP3583862A1 (en) Bicycle helmet fit system
CA2822722A1 (en) Helmet with chin cup

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171221

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20180615