JP2017509940A - データ尺度およびオブジェクトを交換および処理するためのシステム、デバイスおよび方法 - Google Patents

データ尺度およびオブジェクトを交換および処理するためのシステム、デバイスおよび方法 Download PDF

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Abstract

データ尺度およびオブジェクトを交換および処理するためのシステム、デバイスおよび方法。本開示は、一部においてデータ尺度およびオブジェクトの交換および処理して、ネットワーク・インタフェースを通したシステム間の協同を可能とするシステム、デバイスおよび方法を記載する。1態様においては、多重のシステムが、通信オブジェクトを使用してコンピュータ・ネットワークを介して互いに通信し、多重のシステムの間のネットワーク通信において切断による非効率性を低減させる。上述した通信オブジェクトの生成、通信および処理は、ネットワーク・システムのエコシステムを動的に生成し、維持することを可能とし、ネットワーク・システムを利用する組織の間の協同改善を容易にするように発展する。加えてブジェクトは、制限された数のユーザ入力で、システム間のデータ通信を可能としている。

Description

すべての優先権を伴う出願の参照による包含
本発明は、米国合衆国法典第35章119(c)条に基づく、2014年1月2日に出願された米国仮出願第61/923,139号、発明の名称「次元的データによるデータ尺度へのマッピングされた文脈オブジェクト生成のためのシステム、デバイスおよび方法」の利益を主張する。この出願は、また、米国合衆国法典第35章119(c)条に基づく、2014年10月10日に出願された米国仮出願第62/062,719号、発明の名称「データ管理、プレゼンテーションおよび協同のためのシステム、方法およびデバイス」の利益を主張する。上述した出願のすべては、連邦規則集第37章第1.57条に基づき、完全に本明細書に包含されるものである。
分野
本開示の態様は、概ね協同システムにおけるデータ尺度に関するものであり、より詳細には、ネットワーク・システムの間の協同を可能とする、データ尺度およびオブジェクトの交換および処理のためのシステム、デバイスおよび方法に関するものである。
関連する技術の説明
新奇な情報技術の開発とともにユーザおよび組織は、膨大な量のデータを生成する。このようなデータは、通常、別々の格納庫に分離された種々のデータベースに格納される。別々の格納庫に上述したデータを格納することは、ユーザ間、組織間、またはシステムのネットワーク間でのデータ共有を困難なものとする。データ共有における困難性は、ユーザまたは組織が効率的に協同する能力を禁じてしまう。このため、グループウェアとして知られている協同的ソフトウェア・システムが開発され、協同して共通のタスクやゴールを達成するために個人がデータを共有するのを補助している。
実施態様においては、多次元データ・モデルにマップされたデータ尺度を取り巻く複数のユーザ端末のユーザの間で協同を容易にするためのコンピュータ実装方法が開示される。このコンピュータ実装方法は、ハードウェア回路を含むコンピュータ・システムによりコンピュータ・ネットワークを介して、(i)オンライン分析処理(OLAP)アプリケーションによってアクセスするため第1の多次元データ・モデルにマップされた第1のデータ尺度、(ii)前記第1の多次元データ・モデル内の第1のデータ尺度を固有に同定する前記第1の多次元データ・モデルの複数のデータ次元の軸を指定するパラメータ、および(iii)第1のデータ尺度を含む他のオブジェクト・データと自動的に交換するための第1の命令を含む第1の通信オブジェクトを受信することと;前記コンピュータ・システムにより、前記コンピュータ・システムと通信する電子的データ・ストレージから、第2の多次元データ・モデル内の第2のデータ尺度を固有に同定する前記第2の多次元データ・モデルの複数のデータ次元の軸に従って前記OLAPアプリケーションによりアクセスするための前記第2の多次元データ・モデルを読み出すことと;前記コンピュータ・システムにより、前記第2のデータ尺度と、少なくとも前記第1のデータ尺度とを使用して出力データ尺度を決定することと;前記コンピュータ・システムによって、(i)前記出力データ尺度、(ii)第2の多次元データ・モデル内の前記出力データ尺度を固有に同定する前記第2の多次元データ・モデルの複数のデータ次元の軸を指定するパラメータ、および(iii)前記出力データ尺度を含む他のオブジェクトと自動的な交換を行うための第2の命令を含む第2の通信オブジェクトを生成することと;前記コンピュータ・システムにより、前記コンピュータ・ネットワークを介して前記第2の通信オブジェクトを第2のサーバに送信することと、を含み、前記第2のサーバによる前記第2の通信オブジェクトの受信が前記第2のサーバに対して前記出力データ尺度および前記第2のサーバと通信する他のデータ・ストレージからの第3のデータ尺度を使用して、他の出力データ尺度を決定させ、前記第3のデータ尺度は、第3の多次元データ・モデル内の第3のデータ尺度を固有に同定する前記第3の多次元データ・モデルの複数のデータ次元の軸に従って読み出され、かつ前記第3の多次元データ・モデルが前記OLAPアプリケーションによるアクセスのために構成される。
以下のパラグラフのコンピュータ実装方法は、1つまたはそれ以上の下記特徴を含むことができる。本方法は、さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記第1の通信オブジェクトと、前記コンピュータ・システムにより使用される他のオブジェクトとを一体化して、前記第2のデータ尺度を処理することを含むことができる。前記一体化は、前記コンピュータ・システムにより前記第1のデータ尺度のデータ・マッピングと、他のオブジェクトのデータ・マッピングとを自動的に関連付けることを含むことができる。前記自動的に関連付けることは、少なくとも前記第1の命令に基づいて前記コンピュータ・システムが実行することができる。前記一体化は、前記コンピュータ・システムにより実行されて、少なくとも前記第1のデータ尺度の値が前記他のオブジェクトによるプロセスを自動的に開始させることができる。さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記第1のサーバからの前記第1のデータ尺度のためのアップデートされた値を要求することを含むことができる。さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記第1のサーバからのデータ・プッシュとして少なくともいくつかの前記第1のデータ尺度のアップデートされた値を受信することを含むことができる。さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記出力データ尺度についてのアップデートされた値に対する前記第2のサーバからの要求に応答して前記出力データ尺度のアップデートされた値を、前記第2のサーバに通信することを含むことができる。さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記出力データ尺度についてのアップデートされた値を前記第2のサーバへとデータ・プッシュとして送信することを含むことができる。前記通信することは、前記コンピュータ・システムにより、前記第2の通信オブジェクトを、前記第2のサーバを含む複数のサーバに同時的にまたは連続的に通信することを含み、複数の前記サーバによる前記第2の通信オブジェクトの受信が、各サーバに対して出力データ尺度を使用した他の出力データ尺度を決定させることができる。さらに、前記コンピュータ・システムにより前記出力データ尺度の値を含むユーザ・インタフェースを生成することと、
前記コンピュータ・システムにより、前記ユーザ・インタフェースを、ディスプレイのスクリーンにおいて視聴者に対しプレゼンテーションするために、前記ディスプレイへと出力することを含むことができる。前記ユーザ・インタフェースは、前記コンピュータ・システムが前記出力データ尺度を受領したことの指示を含み、前記指示が前記出力データ尺度の値に重ね合わされて配置されることができるさらに、前記視聴者のためソシアル空間を生成し、出力することを含み、前記ユーザ・インタフェースは、前記ソシアル空間の一部であることができる。前記第2の多次元データ・モデルは、少なくとも3次元を含み、前記出力データ尺度および前記第2のデータ尺度が、リレーショナル・データベース構造の電子的データ・ストレージに格納されることができる。前記第1の通信オブジェクトおよび前記第2の通信オブジェクトは、ぞれぞれデータ構造および処理ルーチンを含むことができる。
上述した2パラグラフのいずれかのコンピュータ実装された方法は、ハードウェア回路および電子的データ・ストレージを含むコンピュータ・システムを含むシステムにより実行される。上述した2パラグラフのいずれかのコンピュータ実装された方法は、また非一時性のコンピュータ可読な媒体上に命令としてエンコードすることができ、ハードウェア回路を含むコンピュータ・システムが命令を実行する場合、コンピュータ・システムは、本方法を実行することができる。
本開示の上述したおよびその他の特徴、構成および効果は、開示を図示することを意図し、開示を制限するものではない種々の実施形態の図面を参照して詳細に後述される。図面は、以下の図を含む:
図1は、多数のユーザまたは組織の間の協同を容易にするコンピュータ環境の態様を示す。 図2は、図1のコンピュータ環境の構成の態様を示す。 図3は、データ・ストレージからデータを受領するために使用できるオンライン分析処理(OLAP)コーディネータの実施形態を示す。 図4は、ユーザまたはエンティティの間における協同を容易にするための例示的なユーザ・インタフェースを示す。 図5は、多数の組織の多数のシステムに渡ってデータ尺度およびオブジェクトを交換し処理することを容易にするコンピュータ環境を示す。 図6は、ネットワークを介して通信するように構成されたユーザ端末を用いたコンピュータ環境における例示的な通信を示す。 図7は、通信オブジェクト利用プロセスの態様を示す。 図8は、操作の動作連鎖における例示的なシステムのシグナルフローを示すフローチャートである。 図9は、本明細書で説明する1以上の態様を実装するためのソフトウェアを実行するように構成されたコンピュータ・ハードウェアの態様を示す。
詳細な説明
イントロダクション
いくつかの態様、実施例および図をいかに開示するが、本開示における発明は、具体的に開示された態様、実施例および図を超えるものであり、本発明の他の利用、自明な変更およびそれらの均等物を包含するものであることを、当業者であれば理解するであろう。本発明の態様を、付随する図を参照して説明するが、同様の符号は、全体を通して同様の要素を参照する。本開示の記載に使用される用語は、単に本発明の特定の態様の詳細な説明との関係において使用されるものだから、いかなる限定的な、または限定的な方法で解釈されることを意図するものではない。加えて、本発明の態様は、いくつかの新奇な特徴を含むことができ、単一の特徴が単にその好ましい属性を代表するのではないし、本開示において説明される発明を実施するために本質的であるわけではない。
協同ソフトウェアには多くの種類が存在し、協同ソフトウェアのそれぞれのタイプは、概ね特定の協同タスクに対処するものである。例えば、タスクを割り当て、時間的デッドラインを管理し、および/またはカレンダー共有といったプロジェクト・マネージメント機能をサポートする協同ソフトウェア・パッケージが存在する。他の協同ソフトウェア・パッケージは、ユーザがドキュメント/データおよび/または関連するドキュメント/データの検索を共有することを可能とする。
ワークプレースにおける協同ソフトウェアの使用は、雇用者が、共通のゴールをより効率的におよび/またはより早く達成するために、より良くデータを共有し互いに相互作用するという、より協同的な作業環境の創生において効果的である。しかしながら、いくつかの協同ソフトウェア・パッケージは、特定の協同機能に対処するだけである。したがって、単一のソフトウェア・パッケージ内にいくつかの協同機能を組み合わせた協同ソフトウェア・システムが必要とされていた。
一般に、協同ソフトウェアは、ネットワーク・システムの開発により許容および可能とされており、作業環境において大変効果的である。具体的には、協同ソフトウェアは、雇用者および他のユーザがデータを交換したり、ドキュメントを共有したり、ネットワーク化する装置インタフェースを通じて、関連する見通しを提供したりすることを可能とする。しかしながら、多くの環境では、企業または他の組織は、種々のユーザの間の協同を容易にするために、複数の協同ソフトウェア・ツールを利用しなければならない。共通点のない多数の協同ツールを使用することは、協同処理にける非効率性を生じさせる。したがって、種々の分離した他の協同ツールの機能を組合わせる単一の協同ソフトウェア・パッケージを有することが効果的である。本開示は、種々の協同ツールの機能を組合わせた上述した協同ソフトウェア・パッケージを提供するためのシステム、デバイスおよび方法を提供する。
例えば、本時開示の態様は、企業資源のプランニング・ソフトウェア・ツール、協同ツールおよび分析ツールを単一の協同システムに組合わせることを可能とする。具体的には、本システムは、現金、資材、製造能力などといった営業資源を追跡するために組織化が可能とされ、こららの情報を、発注、購買指示、発送、給与支払簿などの営業上の契約に相関させることを可能とするように構成される企業資源プランニング・ツールを含む。本システムは、上述したデータを、部門に渡って上述したデータの共有を容易にする協同および共有ツールを提供することによって、営業、経理、製造などの種々の部門に渡って上述したデータを共有させるように構成できる。本システムは、また実装を考慮して、ユーザに対する予想および/または要求を発生させるために企業資源プランニングからのデータを分析する分析ツールを含むことができる。
通常、種々の協同ツールを単一の協同ツール・パッケージに組合わせることは、効果的であるが、上述した協同ツールの組合わせには、一定の困難性が存在する。具体的には、種々の異なるデータ・セット単一のシステム内に組合わせることを可能とする組合わせ機構が必要とされる。さらに、協同ツールの組合わせ自体は、一定のポイントまで協同の効率を高めるだけである。したがって、ユーザ間での協同の効率をさらに高めるためには、ユーザが異なる協同ツールを使用して協同することを可能とする必要がある。本開示は、種々のユーザの間で、より協同を許容する新奇な協同ツールを創生することを可能とする方法で種々のデータ・セットを組合わせることを可能とする組合わせ機構を実装するシステム、デバイスおよび方法を提供する。
態様においては、システムは、例えばリレーショナル・データベースにデータおよびデータ尺度として知られているものを記録することができる。当業者は、他のデータベース・システムもまた、本開示のシステムとともに使用することができることを理解するであろう。態様においては、システムは、それぞれのデータ尺度とともに、メタデータ要素またはデータ次元軸として知られるデータの次元ラベルの固有のセットを伴うように構成することができる。データ尺度と固有のデータ次元要素/軸との組み合わせは、システムが他のオブジェクトを組合わせるために使用するレンガとして知られるオブジェクトの一部(例えば、いくつかの実施形態では、処理ルーチンを伴うデータ構造体)を形成することができる。オブジェクトは、例えば呼び出しシステムのバージョン、フィルタ、属性、基準、ポップアップを開くこと、要求されたタスクおよび環境変数のうちの1つ以上を入力として受け取る。例えばアルゴリズムまたは処理の実行の後、オブジェクトは、その出力として、売買後の値、他のオブジェクトの自動的なアップデート、挿入/アップデート/削除機能、実行指令、OKまたはKOといった通知、セル上での値の表示または結果を表示させるポップアップ・メッセージのうちの1つ以上を提供することができる。さらに、オブジェクトは、属性として、データ/時間正当性の検査、オブジェクトのバージョン、システム・アプリケーションのバージョン、オブジェクト記述、ツール・チップ、権限、許可されるオブジェクト、キャッシュ権限および文脈的入力などの1つ以上を有することができる。
オブジェクトを他のオブジェクトに組み合わせることは、ハイパーアプ(hyperapps)を生成するという方法で達成される。オブジェクトは、オブジェクトがオブジェクト内のデータを他のオブジェクトにアクセスさせるように構成されるので、他のオブジェクトと組み合わされる。例えば、システムは、営業担当者による製品売上を示す第1のデータの尺度を、営業担当者による特定の売り上げ範囲における製品売上を示す第2のデータ尺度に組み合わせるように構成することができる。第1のデータ尺度と第2のデータ尺度との組み合わせは、レポート・テーブルを生成することができ、このようなレポート・テーブルが、ハイパーアプとしとして知られている。他のタイプのハイパーアプが可能であり、データ・レポートに限定されるものではなく、異なる機能的次元またはオブジェクトを追加または組み合わせるハイパーアプを含むことができる。
さらに、システムは、いくつかの態様においては、エンド・ユーザがオブジェクトを組み合わせる能力を提供することができる。エンド・ユーザは、転じて組み合わせたオブジェクトを、続いて使用または検索できるように保存することができる(例えば、エンド・ユーザにおいて組み合わされたオブジェクトの目録に)。2つ以上のオブジェクトが組み合わされる場合、システムは、エンド・ユーザに対してオブジェクトがどのように関連するかを定義する能力を提供することができる。1つの実施例では、エンド・ユーザは、ルール・オブジェクト、タスク・オブジェクトおよび処理されたオブジェクトを組み合わせることができ、かつオブジェクトがどのように作用するかを定義することができる。エンド・ユーザは、例えば、ルール・オブジェクトを最初に処理することができる。エンド・ユーザは、その後、ルール・オブジェクトの出力が1つの出力である場合に、タスク・オブジェクトを処理させ、売買オブジェクトを処理させないことができる。加えて、ルール・オブジェクトの出力が、1出力でない場合、売買オブジェクトを処理させ、タスク・オブジェクトを処理させないことができる。いくつかの態様においては、エンド・ユーザは、プロバイダではなくシステムのユーザまたはシステムの管理者とすることができる。
システムは、多重のハイパーアプを組み合わせるように構成することができる。例えば、システムは、レポート・テーブル・アプリケーションを表示する第1のハイパーアプを、パイチャート・レポートを表示する第2のハイパーアップと組み合わせて表示するように構成することができる。ハイパーアプの組み合わせは、マッシュまたはマッシュボードとして知られている。
1態様では、システムは、ユーザにとって最も好適な特定の方法またはフォーマットで種々のハイパーアプをカスタマイズ/または組み合わせることを可能とするように構成することができる。単一のユーザ表示ビューにおける種々のハイパーアプの組み合わせは、ユーザがソシアル空間を創生することを容易にするようにすることができる。ソシアル空間においては、ユーザは、他のユーザと、例えば1つ以上の組織にとって重要なデータをレビューし分析するとともに、他のユーザとデータを通信して組織の目的の理解、計画、および実行を可能とするように協同させることができる。
さらに、ソシアル空間は、ユーザの業務機能に対して最も関連するデータを表示させることができる。ユーザがユーザのソシアル空間について、レイアウトを制御し、カスタマイズする能力は、データを表示させることを可能とし、ユーザがより生産的に、かつ他者とよりよく協同できるようにさせる。1態様においては、システムは、組織内の各従業員に対して異なるソシアル空間を許容するように構成することができる。従業員がユーザの特定のソシアル空間内にデータ尺度を設計し、創生し、配置することができるようにすることで、従業員がより効率的に業務を遂行できるようにするため従業員にとって最も好適な固有の方法でデータが表示されるので、ユーザは、他の従業員と、より効率的に協同することが可能となる。1態様においては、システムは、第1のユーザが第2のユーザの見方からデータを見て解析することができるように、第1のユーザが、第2のユーザのソシアル空間を見ることができるように構成することができる。第1のユーザが第2のユーザの見方からデータおよび業務機能に対する責任を見ることができるようにすることによって、第1のユーザは、データに対するより多くの知見を得ることができると共に、第2のユーザとより容易に協同することが可能となる。
1態様においては、多重のシステムは、通信オブジェクトを使用してコンピュータ・ネットワークを介して互いに通信することができ、これによって多重のシステム間のネットワーク通信の切断による非効率性を効果的に低減させることができる。上述した通信オブジェクトの生成、通信および処理は、ネットワーク化したシステムによるエコシステムを、ネットワーク・システムを使用しながら組織間の協同の改善を容易にさせるように動的に生成し、維持し、進化させることを可能とする。さらに、通信オブジェクトは、システムとの間のデータ通信のための他の方法に比較して、システムとの間のデータの通信を制限された数のユーザ入力で可能とすることが望ましい。
協同システムの概観
図1は、組織または複数の組織の多重のユーザまたはエンティティの間で組織化および相互作用するための異なるデータ・セットの管理を容易にするコンピュータ環境100を示す。コンピュータ環境100は、データ管理、プレゼンテーション、データ・ハブおよび営業といった組織のためのアプリケーション・プラットホームとして機能する協同システム110(以下、システム110とする。)を含む。システム110は、組織の集約的知識を管理することができる。加えてコンピュータ環境100は、ユーザ端末120と、管理者端末130と、LDAP/ドメイン・サーバ140と、システム110にアクセスするかまたは情報を提供するように構成することができるデータ・ソース150とを含む。コンピュータ環境100の種々のコンポーネントは、ネットワーク108を介して互いに通信可能とされている。システム110は、単一の組織のコンテキストにおいて機能するものとして後述する1つまたはそれ以上の実施例において説明されているが、システム110は、いくつかの実施形態では、例えば営業、営業上のサプライヤおよび営業上のクライアントの間といった多重の組織の間でデータ通信するために使用することができる。
システム110は、組織データのデータ・マネージャとして機能することができる。システム110は、構造化データ(例えば、予め定義されたデータ・モデルまたは予め定義された仕方で組織化された)および構造化されていないデータ(例えば、予め定義されていないデータ・モデルまたは予め定義された仕方で組織化されていない、ワードプロセッサ・ドキュメント、電子メールメッセージ、画像など)といった情報を種々のソースから収集し、格納することができる。ユーザ端末120および管理者端末130は、例えばシステム110によって保存される情報を入力し編集することができる。データ・ソース150は、内部的に収集された情報に関連するコンテキストまたは詳細を提供することができる外部組織から提供される他の情報の他、組織の内部業務に関連する情報を収集し、提供することができる。いくつかの態様においては、システムは、例えばサーバとすることができる。
システム110は、また、データで柔軟に作業し、組織の他の個人と相互作用する組織の個人のためのプラットフォームとしても機能する。例えば、システム110は、データを分析して組織に関する情報を提供するために使用する情報を、展開することができる。ユーザ端末12のユーザは、ユーザ端末120を介してシステム110により提供される情報を見て、組織の戦略および業務の立案を支援することができる。管理者またはユーザは、情報の提示をカスタマイズまたは調整することで、組織内の種々のユーザの役割に適合させることが可能とされる。
システム110は、ネットワーク108を介してユーザ端末120に対してデータおよび表示情報を提供することができる。ユーザ端末120は、転じて受領したデータを処理することができ、かつユーザ端末120のユーザに対して表示情報を1つまたはそれ以上のユーザ・インタフェースを介して表示することができる。ユーザは、端末120により表示されるシステム110からの情報を検証して、組織に関して蓄積されたデータにアクセスすることができる。例えば、ユーザは、情報をレビューして過去の営業上の決定に基づいてより情報に裏付けされた決定を行うことができる。ユーザは、情報を分析して行動の方針を決定したり、組織の種々のデータと決定との間の連携を理解したりすることが可能となる。
ユーザ端末120は、これに加えてユーザがシステム110によって提供された情報を制御すると共に他のユーザ端末120と相互作用することを可能とする。特定のユーザ端末のユーザは、例えばシステム110があるデータを通信してユーザに関連するレポートを配置するように要求することができる。当該要求に応答して、システム110は、要求されたデータを抽出し、レポートに関連する情報(例えばメタデータ)を表示することができる。システム110は、要求したユーザ端末に対してデータを通信および表示させ、要求されたレポートがユーザ端末に表示される。ユーザは、例えばどのデータを表示し、どのようにデータが表示されるか(例えば、データの統合、ドリル・ダウンおよび/またはスライシングまたはダイシング)を調整することにより、表示されたレポートと相互作用することができる。さらに、ユーザは、システム110に対して提供され、それに続いてシステム110により1つまたはそれ以上の他のユーザ端末120のユーザと共有されるレポートとの相互作用を介して情報を入力することができる。ユーザ端末120の間におけるこの共有された通信を通じてユーザは、システム110により管理されたデータに基づいて協同し、組織の集約した知識を拡大し、組織内で情報を伝達可能とすることの容易性を高めることができる。いくつかの態様においてはこのアプローチは、効果的にユーザ端末120のユーザがシステム110を通し、組織のためのデータを管理するシステム110とは別の電子メールまたはチャットサービスといった他の媒体を介した通信に頼ることなく通信することを許容する。
管理者端末130は、ITプロフェッショナルといった管理者によって使用することができ、システム110の開発および管理を制御する。管理者は、例えば管理者端末130に頼り、システム110のデータベース構造をマップし、尺度またはフィルタを創生し、レポートを生成し、データおよびシステムセキュリティを管理し、ユーザを創生して管理し、性能を管理し、組織の階層を定義し、アプリケーションおよびアプリケーションのコンポーネントを開発し、マッシュボードなどを構築する。
データ・ソース150は、コンピュータ環境100のシステム110といったコンポーネントと通信することができる多数の異なるデータ・ソースを代表する。データ・ソース150は、例えば、ドキュメント検索サーバ、セマンティック・エンジン、企業データ蓄積部、データ市場、フラットファイル、エクセルファイル、XMLファイル、ファイラーまたはファイル・システム、オペレーショナル・データベース管理システム、ウェブ・サーバ、企業資源計画システム、顧客関係管理システム、ソシアル・ネットワーキング・ウェブサイトなどのうち1つまたはそれ以上を含むことができる。データ・ソース150は、システム110に対し、システム110により蓄積され、管理されたデータを少なくとも提供する。
コンピュータ環境100のネットワーク108は、例えば、LAN(ローカルエリア・ネットワーク)、WAN(ワイドエリア・ネットワーク)またはインターネットを含むことができる。コンピュータ環境100のコンポーネントは、例えば有線、無線または有線および無線の組み合わせの通信リンクを介してネットワーク108に接続することができる。ネットワーク108は、種々のコンピューティング・デバイスおよび/または他の電子デバイスと、有線または無線通信リンクを介して接続することができる。いくつかの実施形態では、コンピュータ環境100のいくつか、またはすべてのコンポーネントは、ネットワーク108のプライベートまたは内部ネットワークを通して通信することができる。LDAP/ドメイン・サーバ140は、少なくともネットワーク108について、ディレクトリ特徴および/またはドメイン名のマッピングを提供する。
図2は、システム110およびユーザ端末120を含む図1のコンピュータ環境100のコンポーネントの態様200を示す。図2に示すように、システム100は、処理エンジン210と、データ・ストレージ220と、インプット/アウトプット(I/O)デバイスと、インタフェース230とを含む。ユーザ端末120は、それぞれプロセッサ240と、I/Oデバイスと、インタフェース250と、メモリ260とを含む。処理エンジン210およびプロセッサ240は、それぞれ、例えば1つまたはそれ以上のハードウェア・プロセッサまたはデジタル論理回路を含む。
データ・ストレージ220は、尺度ストレージ222およびメタデータ・ストレージ224を含む。尺度ストレージ222およびメタデータ・ストレージ224に格納されるデータは、少なくともその一部が1つまたはそれ以上の、一つまたはそれ以上のオンライン分析処理(OLAP)キューブといった多次元データ構造にマップすることができる。OLAPキューブは、データ尺度として参照することができる数値または事実(例えば、一部が測定値に基づき時間に渡り変化する組織の性能を示す値)を含むことができる。データ尺度は、転じてデータ次元によりカテゴリー分けされ、データ次元により広がるOLAPキューブの交線に位置するものとして理解することができる。各尺度は、多次元データ構造内のデータ尺度を固有に同定することができるデータ尺度に伴う多次元データ構造のデータ次元軸またはラベル(ある場合には、メタデータとして参照される)のセットを有するものとして考慮することができる。
他の実装においては、データ次元軸は、多次元データ構造に特定して同定された次元に加え、データ尺度の名前またはアイデンティファイアを含むことができる。いくつかの態様では、尺度ストレージ222は、組織のためのデータ尺度および当該データ尺度に対応するデータ次元を格納する1つまたはそれ以上のリレーショナル・データベースを含むことができ、メタデータ・ストレージ224は、データ尺度に伴われる文脈的オブジェクトを格納するように構成された、1つまたはそれ以上のリレーショナル・データベースを含むことができる。加えて、または代替的に尺度ストレージ222およびメタデータ・ストレージ224は、1つまたはそれ以上の他のタイプのデータベースまたは例えばマイクロソフト・エクセル、カンマ区切り値(CSV)、ウェブ・サービス、XML、またはアパッチ・ハドープ(ApacheHadoop)といったデータファイル管理のためのアプローチを含むことができる。さらに尺度ストレージ222は、およびメタデータ・ストレージ224は、図2においては別々のストレージとして図示されているが、尺度ストレージ222およびメタデータ・ストレージ224は、いくつかの実装においては単一のストレージに結合することができる。
いくつかの実装においては、データ尺度に伴われるデータ次元軸は、特定のデータ次元軸を固有にマップするか、またはこれとは別にまたはこれに加え、特定のデータ次元軸を直接処理するかまたは格納するまたはパラメータの形式(例えば、セル・アイデンティファイアまたは他の固有のアイデンティファイア)で処理または格納される。パレメータは、例えば、データ次元軸の関数として決定または理解することができるので、データ尺度に伴われるデータ次元軸は、データ次元軸空間からパラメータ空間へと1対1対応で変換することができる。さらに、1態様においては、パラメータは、データ尺度またはデータオブジェクトに伴われるデータ次元軸とすることができるかまたはこれを含むことができる。
処理エンジン210は、OLAPコーディネータ212を含むことができる。OLAPコーディネータ212は、例えば、データ次元軸または特定のデータ尺度に伴われるそれを示すパラメータを用いることができ、メタデータ・ストレージ224内において1つまたはそれ以上の文脈的オブジェクトが、特定のデータ尺度に伴われているか否かをルックアップする。加えて、OLAPコーディネータ212は、ルックアップの結果をユーザ端末120へと提供することができるので、1つまたはそれ以上の特定のデータ尺度に伴われる文脈的オブジェクトの1つまたはそれ以上の表示が、ユーザ端末120により特定のデータ尺度と並んで表示される。
処理エンジン210は、ソシアル空間インタフェース制御214を含むことができる。ソシアル空間インタフェース制御214は、ユーザ端末120のために命令およびプログラミング・コードを提供してユーザ端末120がシステム110とインタフェースするため、ユーザ・インタフェースを表示することを可能とさせている。いくつかの態様においては、ユーザ・インタフェースは、ユーザ端末120のウェブ・ブラウザを使用して、例えばJavaScript(登録商標)、HTMLおよびXMLプログラミング・コードを介して構築され、動作させることができる。少なくともこのプログラミング・コードの少なくとも一部は、ソシアル空間インタフェース制御214によって提供され得る。しかしながら、他の態様では、ユーザ端末120のオペレーティング・システムにより動作される専用のアプリケーションが、代わりにソシアル空間インタフェース制御214と通信して、ユーザ端末1230のユーザ・インタフェースを提供することができる。システム110と、ユーザ端末120との間の通信は、ネットワーク108に渡って通信を行うように構成することができるI/Oデバイスおよびインタフェース230と、I/Oデバイスおよびインタフェース250とを通じて行われる。I/Oデバイスおよびインタフェース230と、I/Oデバイスおよびインタフェース250とは、それぞれ1つまたはそれ以上の受信機、送信機、またはネットワークを介して命令またはデータを通信する受信機を含むことができる。
ユーザ端末120のプロセッサ240およびメモリ260は、I/Oデバイスおよびインタフェース250のモニタといったディスプレイ・デバイス上に、1つまたはそれ以上のユーザ・インタフェースを提供する。ユーザ・インタフェースは、システム110によってユーザ端末120のユーザに提供されたデータを表示することができると共に、ユーザ・インタフェースは、ユーザが、例えば、メニュー、ウィンドウ、ダイアログ・ボックス、ツール・バー、およびコントロール(例えば、ラジオ・ボタン、チェック・ボックス、スライディング・スケールなど)といった様式化されたスクリーンを通じて、データにアクセスするのを容易にしている。加えて、I/Oデバイスおよびインタフェース250は、キーボード、マウス、タッチパッドまたはタッチスクリーンといったインプットまたはアウトプット・デバイスを備えていて、これらを通じてユーザは、ユーザ端末120に対して指示または命令を与えることができる。
図3は、1つまたはそれ以上のデータ・ストレージからデータを受領するために使用できるOLAPコーディネータ212の態様を示す。OLAPコーディネータ212内の星構造により示されるように、OLAPコーディネータ212は、多くの異なるデータを受領し使用するように構成することができる。星構造の各矢印または各ベクトルは、OLAPコーディネータ212が取り扱うことができるハイパースペースまたは異なるタイプのデータまたは関数を表すことができる。OLAPコーディネータ212は、例えば、分析されたデータ(例えば分析的、プレゼンテーション、またはデータ・ナビゲーション特徴)、集積されたデータ(例えば、ワークフロー、エンハンスメントまたは新たなアプリケーション開発方法)、実行データ(例えばアプリケーション開発)、協同データ(例えばディスカッション、タスク、アクティビティ・フローまたはシグナル)、非構造化データ(例えばセマンティック検索またはドキュメント編集)、ソシアル・データ(例えば、ソシアル環境またはソシアル空間)、コネクション・データ(例えば顧客またはサプライヤの通信)および計画データ(例えば、プロセスまたはワークフロー)を取り扱うことができる。
図4は、データ尺度に基づいてユーザ間で協同を容易にするためのユーザ・インタフェース400の実施例を示す。ユーザ・インタフェース400は、例えばユーザ端末120のI/Oデバイスおよびインタフェース250の1つまたはそれ以上のディスプレイ上に提示することができる。ユーザ・インタフェース400は、表示されたデータ尺度に伴われる1つまたはそれ以上の文脈的オブジェクトと共にユーザ端末120のユーザに対して多重のデータ尺度を示すことができる。表示される情報は、システム110によってユーザ端末120に提供することができる。図4の実施例においては、地方あたりのリテール販売に関する情報がユーザ・インタフェース400に表示されている。
ユーザ・インタフェース400は、チャート410、レポート420およびユーザ・ナビゲーションおよびタスクボタン430を含んでいる。チャート410は、ユーザによるレビューのため、グラフといった視覚的にアピールする形式で多重のデータ尺度を表示することができる。図4に図示するように、チャート410は、棒グラフ内に棒で表示するか、または線グラフにおいて点を連結することでデータを表示することができる。レポート420は、ユーザによるレビューのために、グリッド内のピボット・テーブルまたはスプレッド・シートとして多重のデータ尺度を表示することができる。レポート420のx軸およびy軸は、データ尺度に対応する異なる次元を表示していて、レポート420に表示されたデータ尺度のための説明を提供する。ユーザ・ナビゲーションおよびタスクボタン430は、ユーザによって選択された場合に種々のナビゲーションまたは操作機能を提供することができる。ユーザ・ナビゲーションおよびタスクボタン430の1つのボタンは、選択された場合チャートまたはレポートに対するシグナル・オブジェクトを指定させることを可能とするシグナル・ボタン432を含んでいる。
レポート420に表示されるデータ尺度の間に、データ尺度421がある。データ尺度421は、具体的には組織について2008年9月の月次リテール販売の量を与える。データ尺度421の値は、示した時点で62,461セールスである。データ尺度421に伴われてディスカッション・オブジェクトのインディケーション422が表示されている(例えば、データ尺度421は、随伴されるデータ尺度に並んで、または近くに在るので、ユーザは、インディケーション422が、データ尺度421に随伴するものであることを理解することができる。)。インディケーション422が選択されると(例えば、ユーザによるインディケーション422のクリック/押下げ、またはインディケーション422上へのポインタの配置に基づく)、インディケーション422に対応するディスカッション・オブジェクトを表示することができる。
加えて、レポート420のデータ尺度は、データ尺度423を含む。データ尺度423は、組織における2008年2月の月次リテール販売の値を示す。データ尺度423の値は、この時点で、値333,380である。データ尺度423に随伴してタスク・オブジェクトのインディケーション424が表示されている(例えば、データ尺度423は、随伴されるデータ尺度に並んで、または近くに在るので、ユーザは、インディケーション424が、データ尺度423に随伴するものであることを理解することができる。)インディケーション424が選択されると(例えば、ユーザによるインディケーション424のクリック/押下げまたはインディケーション424上へのポインタの配置に基づく)、インディケーション424に対応するディスカッション・オブジェクトを表示することができる。
システム間の協同
図5は、データ尺度およびオブジェクトを、多重の組織の多重のシステムに渡って交換し、処理することを容易にするコンピュータ環境500を示す。コンピュータ環境500は、システム110と、サプライヤ・システム510と、クライアント・システム520と、オブジェクト・マーケットプレース・サーバ530とを含んでいる。サプライヤ・システム510は、それぞれシステム110を動作させる組織のための異なるサプライヤのものとすることができ、クライアント・システム520は、それぞれシステム110を動作させる組織のための異なるクライアントとすることができる。サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520は、それぞれシステム110に似せて構成することができるか、またはいくつかの方法においてシステム110と同一に構成することができる。サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520は、それぞれ例えば、営業といった組織のためのデータ・ハブおよびアプリケーション・プラットホームとして機能することができ、組織の集約的知識を管理することができる。さらに、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520は、例えば図1に示したように、それぞれ1つまたはそれ以上の図示しないユーザ端末、管理者端末、LDAP/ドメイン・サーバ、およびデータ・ソースと通信することができる。オブジェクト・マーケットプレース・サーバ530は、データの管理」または処理のためにシステム110、サプライヤ・システム510またはクライアント・システム520により使用されるオブジェクトを提供し、取得するための保管場所または仮想的な格納先を提供する。コンピュータ環境100の種々のコンポーネントは、ネットワーク108の公衆または組織内ネットワークといったネットワーク108を介して互いに通信することができる。いくつかの態様においては、ネットワーク108を介した通信は、暗号化チャンネル上で行われ、データの一体性チェック(例えば、巡回冗長検査)が受信した通信について実施されることで、ネットワーク108を介した通信の精度を保証している。
システム110、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520は、データ尺度といったデータを、ネットワーク108を介した互いに共有することができる。クライアント・システム520のうちの1つは、例えばシステム110に対して要求またはシステム110を操作する組織に関連する他の情報についてのデータを送信することができ、組織が動作させるシステム110は、組織が動作させるクライアント・システムについての要望または希望を理解するデータを格納するか、または処理することができる。システム110は、転じて例えばサプライヤ・システム510の1つに対して要求またはサプライヤ・システムを動作させる組織に関連する他の情報についてのデータを送信することができ、組織が動作させるサプライヤ・システムは、組織が動作させるサプライヤ・システムについての要望または希望を理解するデータを格納するか、または処理することができる。
システム110、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520は、さらにネットワーク108を介して互いにオブジェクトを共有することができる。共有されたオブジェクトは、システムの1つまたはそれ以上のオブジェクトとモジュール化され、かつ一体化されることができ、システムの1つまたはそれ以上の他のオブジェクトと共有可能な追加の機能を提供する。共有オブジェクトは、例えば、アルゴリズムを使用してデータを処理し、処理の結果をさらなる処理のために1つまたはそれ以上の他のオブジェクトへと出力することができる。いくつかの態様においては、オブジェクトは、データの通信の際のセキュリティ保護のため、権限無しの接続ではなく、権限を与えられた接続を使用してシステム110と、サプライヤ・システム510と、クライアント・システム520との間で共有することができる。オブジェクトの通信は、例えば、いくつかの実装では、Hypertext Transfer Protocolを使用して実行することができる。いくつかの態様では、ハイパーアプおよびソシアル空間は、さらにシステム100、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520の間で共有することができる。
システム110、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520は、さらにネットワーク108を介して互いに通信オブジェクトを共有することができる。通信オブジェクトは、データ構造内において組織されたデータ(例えばデータ尺度)およびメタデータ(例えば、データ次元軸またはデータ尺度に随伴するデータ・モデル情報)の両方を含む特定のタイプのオブジェクトである。通信オブジェクトは、例えば、他のシステムから受領したデータの解釈の他、システムから他のシステムへのデータの選択および通信を制御するため、システム110、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520のいかなるシステムによっても使用することができる。通信オブジェクトはまた、それぞれオブジェクトの組み合わせといった多重のオブジェクトを含むことができるので、一つの通信オブジェクトは、いくつかの態様においてはハイパーアプとして考慮することができる。
1実装においては、通信オブジェクトは、データおよびメタデータを記述することができるExtensible Markup Language(XML)コードといった命令を含むことができるので、データおよびメタデータのためのデータ構造は、システムにより予め構築する必要がなく、かつ命令から直接的に理解することができる。システム110、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520は、それぞれさらに通信オブジェクトを生成してコンピュータ環境500内のシステム間で情報をプッシュまたはプル通信を容易にすることができる。プッシュまたはプル通信は、例えば、システム間のピア−ツウ−ピア通信とすることができる。いくつかの態様においては、1つのシステムから他へのそれぞれの方向の通信は、異なる通信チャネルを使用して実行することができる。
通信オブジェクトは、ある態様においては効果的に信頼性のある方法(例えば同一のまたは類似のデータ構造、組織またはメタデータを使用する)で作成することができるので、通信オブジェクトは、異なるシステムのモジュールかつ再利用な能なオブジェクトとすることができる。通信オブジェクトは、システム110、サプライヤ・システム510またはクライアント・システム520においてカスタム・コーディングの必要をなくすることを可能とし、システム間でのデータおよびメタデータの通信を可能とする。通信オブジェクトは、システムの1つにより通信オブジェクトを受領すると、追加的にデータ・モデルの自己発見および通信オブジェクトから他のオブジェクトへの自動的な相関マッピングを容易にする。上述した自己発見および自動的な相関マッピングは、他のオブジェクトと通信オブジェクトの一体化を迅速にすることを許容するので、例えば、通信オブジェクトによりトリガされたイベントは、素早くかつ容易に、処理のために他のオブジェクトへと通信することができる。この結果、いくつかの他のアプローチを使用してオブジェクトと、データおよびメタデータとを一体化するシステムについて、一体化時間が数時間から数日であることと対照的に、いくつかの態様では、システム内における通信オブジェクトの他のオブジェクトへの一体化時間は、数分である。
オブジェクト・マーケットプレース・サーバ530は、システム110、サプライヤ・システム510またはクライアント・システム520が、交換、試験、購買、ライセンス、移転、またはオブジェクト販売のため、システム110、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520はデータを管理し、処理し、表示させるための記憶部または仮想的な格納先を提供することができる。1つの実施例では、クライアント・システム520により開発され使用される特定のオブジェクトは、データを処理または管理するアルゴリズムを含むことができる。そのクライアント・システムを動作させる組織は、オブジェクト・マーケットプレース・サーバ530を介してダウンロードさせ、コンピュータ環境500内の他の1つまたはそれ以上のサプライヤ・システム510といったシステムによる使用のため、特定のオブジェクトを提供することができる。サプライヤ・システム510のうちの1つは、例えば、その後特定のオブジェクトをオブジェクト・マーケットプレース・サーバ530からダウンロードして、組織が動作させるサプライヤ・システムを、データを処理または管理するためのアルゴリズムを含む特定のオブジェクトを別に開発することなく、当該特定のオブジェクトをサプライヤ・システムにおいて利用することができる。ある態様においては、特定のオブジェクトを提供した組織が動作させるクライアント・システムは、特定のオブジェクトを共有した組織が動作させるサプライヤ・システムから効果的に補償を受け取ることができる。転じて、特定のオブジェクトを利用する組織が動作させるサプライヤ・システムは、特定のオブジェクトを独立して開発することなく資源を節約することができる。いくつかの態様においては、オブジェクト・マーケットプレース・サーバ530から取得したオブジェクトは、取得されてからカスタム化または設定することができるので、オブジェクトは、異なるシステムについて異なるように機能させ、または一体化させることができる。
コンピュータ環境500は、いくつかの実施例を参照して説明したように、異なる組織のコンポーネントの間で通信することができるが、いくつかの態様においてはシステム110の2つまたはそれ以上のシステムがサプライヤ・システム510であり、クライアント・システム520は、同一の組織内に存在し、したがって組織間通信に加えてまたは組織間通信に代えて組織内通信を容易にする。
図6は、ネットワークを介して通信する3つのユーザ端末を含むコンピュータ環境600における例示的な通信を示す。コンピュータ環境600は、ユーザ端末120といったコンピュータ環境100を含むことができ、コンピュータ環境500のシステム110、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520といった図示しないコンポーネントと通信することができる。ユーザ端末610は、クライアント・システム520の1つと通信できるユーザ端末とすることができ、ユーザ端末620は、システム110と通信するユーザ端末とすることができ、ユーザ端末630は、サプライヤ・システム510と通信するユーザ端末とすることができる。それに応じてユーザ端末クライアント610、ユーザ端末ローカル620、ユーザ端末サプライヤ630は、コンピュータ環境600において直接通信するものとして図示されているが、これは図化し、1つのユーザ端末から他へのデータフローを示すためである。ユーザ端末クライアント610、ユーザ端末ローカル620およびユーザ端末サプライヤ630は、いくつかの実施形態においては、したがって1つまたはそれ以上のシステム110、サプライヤ・システム510およびクライアント・システム520を通して間接的に通信して、データフローを容易にする。
ユーザ端末クライアント610は、ソシアル空間612といった個人的なユーザ(例えば個人A)の、クライアント・システム620の1つからのデータを表示すると共にクライアント・システムとデータを通信するために使用されるソシアル空間を表示することができる。ユーザ端末ローカル620は、ソシアル空間622といった個人的なユーザ(例えば個人B)のシステム110からのデータを表示すると共に、システム110とデータを通信するために使用されるソシアル空間を表示することができる。ユーザ端末サプライヤ630は、ソシアル空間632といった個人的なユーザ(例えば個人C)のシステム110からのデータを表示すると共に、システム630とデータを通信するために使用されるソシアル空間を表示することができる。
図示するように、ユーザ端末クライアント610のソシアル空間612は、例えばセールス予測614を表示させることができる。セールス予測614は、クライアント・システムを動作させる組織により販売される1つまたはそれ以上の品目の販売に関するセールス予測データを表示するためのユーザ・インタフェースとすることができる。このセールス予測データを1つまたはそれ以上の他のシステムで共有させることを容易にするために、許可されたユーザ(例えば管理者または管理職ユーザ)は、(1)データ尺度としてセールス予測データ、(2)次元のデータ・モデル内でのデータ尺度敏江のセールス予測データを固有に同定する多次元データ・モデルのデータ次元の軸を指定するパラメータ、および(3)他のオブジェクトとセールス予測データを自動的に交換するための命令(例えば、命令は、データ構造の自動的な生成を可能とすると共に、データ尺度としてのセールス予測データに随伴するデータ次元のマッピングを可能とすることができる。)を含む通信オブジェクトを生成することができる。許可されたユーザは、続いて通信オブジェクトをウェブ・サービスとして公開するか、要求として通信オブジェクトを送信することができるので、他のシステムは、通信オブジェクト、したがってセールス予測データにアクセスすることができる。
システム110は、クライアント・システムにより生成された公開されたか送信された通信オブジェクトを受信するかまたはこれにアクセスすることができる。システム110の許可されたユーザ(例えば管理者または管理職ユーザ)は、通信オブジェクトを承認するかまたは削除することができる。許可されたユーザが通信オブジェクトを承認する場合、システム110は、セールス予測データのためのデータ次元(例えばi.SKU、ii.倉庫、およびiii.QTY−In_在庫)を、システム110により管理された既存のデータ次元(例えばi.製品、ii.WH、およびiii.QTY−倉庫)にマップするか否かを決定することができる。予測データのデータ次元が既存のデータ次元にマップする場合、システム110は、通信オブジェクト内の命令を使用して自動的にデータ次元を、既存のデータ次元(例えば、i.SKY==製品、ii.倉庫==WH、およびiii.QTY−In_在庫==QTY−倉庫)にマップすることができる。セールス予測データのデータ次元が既存のデータ次元にマップしない場合、システム110は、セールス予測データのためのデータ構造を自動的に生成し格納して、データ次元をデータ構造にマップし、通信オブジェクト内の命令を使用してデータ次元にマップしたセールス予測データを格納する。
通信オブジェクトを処理するシステム110の結果として、ユーザ端末ローカル620は、セールス予測614とセールス予測624とをリンクする矢線によって示されるように、ソシアル空間622のセールス予測624内のセールス予測データにアクセスし、表示することが可能となる(例えばユーザ・インタフェース)。システム110がクライアント・システムからセールス予測データを受領したことの表示は、セールス予測624内のセールス予測データの1つまたはそれ以上の値の付近または近くに重ね合わせて配置することができる。システム110は、さらにクライアント・システムからデータ・プルとしてセールス予測データのデータ尺度のためのアップデート値を要求し、受領することができる。加えて、または代替的に、システム110は、クライアント・システムからデータ・プッシュとしてセールス予測データのデータ尺度のためのアップデート値を自動的に受領することができる。さらに、通信オブジェクトまたはセールス予測データへのアクセスまたは閲覧を、適切な権限またはセキュリティを通過したユーザといった一定のユーザに制限することができる。
システム110は、セールス予測データと、システム110によりアクセス可能な1つまたはそれ以上の他のデータとを組み合わせて、1つまたはそれ以上の追加データ尺度を使用することができる。1実施例においては、システム110は、クライアント・システムを動作させる組織によって販売された特定の品目に含まれる製品数を示すデータ尺度にアクセスすることができると共に、またセールス予測データからクライアント・システムを動作させる組織により販売されるべき品目の予測数を示すデータ尺度にアクセス可能である。この実施例から、システム110は、システム110のための製品予測データ(例えば、販売されるべき品目の数に品目に含まれる製品数を乗じたものは、製品予測である。)を決定することができ、いくつかの態様においては、この製品予測データをデータ尺度として格納することができる。ユーザ端末ローカル620は、ソシアル空間622の製品予測626における製品予測データを追加的に表示することができる(例えばユーザ・インタフェース)。
システム110は、加えて通信オブジェクトを生成することにより、1つまたはそれ以上のシステムで共有されるべき製品予測データを許可する。許可されたユーザ(管理者または管理職ユーザ)は、(1)データ尺度として製品予測データ、(2)次元のデータ・モデル内でのデータ尺度としての製品予測データを固有に同定する、多次元データ・モデルのデータ次元の軸を指定するパラメータ、および(3)他のオブジェクトと製品予測データを自動的に交換するための命令(例えば、命令は、データ構造の自動的な生成を可能とすると共に、データ尺度としての製品予測データに随伴するデータ次元のマッピングを可能とすることができる。)を含む通信オブジェクトを生成することができる。許可されたユーザは、続いて通信オブジェクトをウェブ・サービスとして公開するか、要求として通信オブジェクトを送信することができるので、他のシステムは、通信オブジェクト、したがって製品予測データにアクセスすることができる。
サプライヤ・システム510の1つは、システム110により生成された通信オブジェクトを受信するか、または公開または送信された通信オブジェクトにアクセスすることができる。サプライヤ・システムの許可されたユーザ(管理者または管理職ユーザ)は、通信オブジェクトを承認または削除することができる。許可されたユーザが通信オブジェクトを承認する場合、サプライヤ・システムは、製品予測データのためのデータ次元が、サプライヤ・システムにより管理された既存のデータ次元にマップするか否かを決定することができる。予測データのためのデータ次元が既存のデータ次元にマップされる場合、サプライヤ・システムは、通信オブジェクト内の命令を使用して自動的にデータ次元を既存のデータ次元にマップすることができる。製品予測データに対するデータ次元が既存のデータ次元にマップできない場合、サプライヤ・システムは、通信オブジェクト内の命令を使用して自動的に製品予測データのためのデータ構造を生成して格納し、データ構造にデータ次元をマップし、データ次元にマップされた製品予測データを格納する。
サプライヤ・システムによる通信オブジェクトの処理の結果、ユーザ端末サプライヤ630は、製品予測634とセールス予測626とをリンクする矢線によって示されるように、ソシアル空間632の製品予測626内の製品予測データにアクセスし、表示することが可能となる(例えばユーザ・インタフェース)。システム110がサプライヤ・システムから製品予測データを受領したことの表示は、製品予測626内の製品予測データの1つまたはそれ以上の値の付近または近くに重ね合わせて配置することができる。サプライヤ・システムは、さらにシステム110からデータ・プルとして製品予測データのデータ尺度のためのアップデート値を要求し受領することができる。加えて、または代替的に、サプライヤ・システムは、システム110からデータ・プッシュとして製品予測データのデータ尺度のためのアップデート値を自動的に受領することができる。さらに、通信オブジェクトまたは製品予測データへのアクセスまたは閲覧は、適切な権限またはセキュリティを通過したユーザといった一定のユーザに制限することができる。
サプライヤ・システムは、製品予測データと、サプライヤ・システムによりアクセス可能な1つまたはそれ以上の他のデータとを組み合わせて、1つまたはそれ以上の追加データ尺度を使用することができる。1実施例においては、システム110は、システム110を動作させる組織によって販売された特定の製品に含まれる部品数を示すデータ尺度にアクセスすることができると共に、また製品予測データからシステム110を動作させる組織により販売されるべき製品の予測数を示すデータ尺度にアクセス可能である。この実施例から、サプライヤ・システムは、システム110のための部品予測データ(例えば、販売されるべき製品の数に製品に含まれる部品数を乗じたものは、部品予測である。)を決定することができ、いくつかの態様においては、この部品予測データをデータ尺度として格納することができる。ユーザ端末サプライヤ630は、ソシアル空間632の製品予測636における部品予測データを追加的に表示することができる(例えばユーザ・インタフェース)。
図7は、通信オブジェクトの使用プロセス700の態様を示す。便宜上、プロセス700は、コンピュータ環境100および500のコンポーネントにより実装されるものとして説明する。しかしながら、プロセス700は、これに限定されるわけではなく、本開示に記載したいかなる他のシステムまたはそれらのコンポーネントまたは物理的なコンピュータ・ハードウェアおよび/またはソフトウェアを含むコンピューティング・デバイスまたはシステムによっても実装することができる。いくつかの態様においては、プロセス700は、システム110によって実行される。ある態様においては、プロセス700は、システム110といったシステムを可能として、制限したエンド・ユーザ相互作用の基で、サプライヤ・システム510またはクライアント・システム520といった1つまたはそれ以上の他のシステムを用いてデータ尺度の交換を自動的に生成し、かつ支援する。
ブロック702では、プロセス700は、通信オブジェクトを受信する。通信オブジェクトは、例えば、ネットワーク108といったネットワークを介して、クライアント・システム520の1つといった他のシステムから受領することができる。通信オブジェクトは、多重次元のデータ・モデルにマップされたデータ尺度を含んでいる。多重次元のデータ・モデルは、OLAPアプリケーションによりアクセスすることができる。例えば、多重次元のデータ・モデルは、コンピュータ環境500内でクライアント・システムにより、またはシステム110または他の適切に構成されたシステムにより実行されるOLAPアプリケーションによりアクセス可能であるが、他のOLAPアプリケーションによってはアクセスすることはできない。通信オブジェクトは、さらに多重次元のデータ・モデル内のデータ尺度を固有に同定する多重次元のデータ・モデルの多重のデータ次元を指定する軸またはパラメータを含むことができる。通信オブジェクトはまた、データ尺度を含む他のオブジェクト・データを自動的に通信するための命令を含むことができる。この命令は、データ構造の生成およびデータ尺度に伴われるデータ次元のマッピングを自動的に許可することができる。1実施例では、通信オブジェクトは、図6に関連して説明したクライアント・システム520の1つといったクライアント・システムからセールス予測データを提供することができる。
ブロック704では、プロセス700は、受信した通信オブジェクトを1つまたはそれ以上のオブジェクトと一体化させることができる。例えば、システム110は、データ構造を一体化し、データ構造を有する通信オブジェクトからデータ尺度に随伴するデータ次元をマッピングすることができるか、またはシステム110によって管理または処理されるかまたはデータ・ストレージ220に格納された他のデータ尺度にデータ次元をマッピングすることができる。具体的には、システム110は、1つの実装においては、システム110により管理されるかまたはストレージ220に格納された他のオブジェクトのデータ・マッピングを含む通信オブジェクトからデータ尺度のデータ・マッピングを自動的に関連付ける。一体化または自動的な関連付けは、例えば少なくとも通信オブジェクトからの命令を使用して実行される。いくつかの態様では、システム110による通信オブジェクトまたは通信オブジェクトからのデータ尺度の値の一体化は、さらにシステム110をして、システム110により管理または処理される他のオブジェクトによる処理を自動的に開始させる。
ブロック706では、プロセス700は、ストレージから随伴するデータ尺度を読み出す。例えば、システム110は、データ・ストレージ220から、データ・ストレージ220に対して多重次元のデータ・モデル内のデータ尺度を固有に同定する多重次元のデータ・モデルの多重のデータ次元の軸を使用してデータ尺度を読み出す。読み出したデータ尺度は、通信オブジェクトからのデータ尺度に随伴される。1実施例では、随伴されるデータ尺度は、図6に関連して説明したセールス予測データを提供する組織による販売あたりの製品数を示す製品内容データを提供することができる。
ブロック708では、プロセス700は、通信オブジェクトおよび随伴するデータ尺度から読み出したデータ尺度を使用して、出力するデータ尺度を決定することができる。例えば、システム110は、受領したデータ尺度および随伴するデータ尺度を機能に従って処理し、出力データ尺度を決定することができる。1実施例では、システム110は、図6に関連して論じたように通信オブジェクトからのセールス予測データと、データ・ストレージ220からの製品内容データとに基づき、製品予測データを決定することができる。いくつかの態様では、システム110は、データ・ストレージ220に出力したデータ尺度を格納することができ、出力したデータ尺度は、データ・ストレージ220について多重次元のデータ・モデル内のデータ尺度を固有に同定するデータ・ストレージ220のための多重次元のデータ・モデルの多重のデータ次元の軸にマップすることができる。
ブロック710では、プロセス700は、出力するデータ尺度を含む通信オブジェクトを生成することができる。通信オブジェクトは、出力するべきデータ尺度および可能性としては1つまたはそれ以上のデータ尺度を含むことができる。通信オブジェクトは、さらに多重次元のデータ・モデル内のデータ尺度を固有に同定する多重次元のデータ・モデルの多重のデータ次元を示す軸またはパラメータを含むことができる。通信オブジェクトは、また出力するべきデータ尺度を含む他のオブジェクト・データと自動的に通信するための命令を含むことができる。この命令は、データ構造の生成および出力するべきデータ尺度に伴われるデータ次元のマッピングを自動的に許可することができる。1実施例では、通信オブジェクトは、図6に関連して説明した製品予測データを提供することができる。
ブロック712では、プロセス700は、生成した通信オブジェクトを送信することができる。例えば、システム110は、生成した通信オブジェクトを、ネットワーク108を介して、1つまたはそれ以上のサプライヤ・システム510といった、他の1つまたはそれ以上の異なるシステム(例えば、数10または数100の異なるシステム)に送信することができる。2つまたはそれ以上の異なるシステムへの通信オブジェクトの送信は、また、いくつかの実装では、システム110により同時的にまたは連続的に実行することができる。いくつかの態様では、通信オブジェクトの受領は、1つまたはそれ以上のサプライヤ・システム510といった受領側システムの1つまたはそれ以上に対して生成した通信オブジェクトからの出力するべきデータ尺度を使用してもう一つの出力すべきデータ尺度を決定させる。1つまたはそれ以上の受領側のシステムは、例えば、生成された通信オブジェクトからの出力するべきデータ尺度および1つまたはそれ以上の受信側システムと通信するストレージから読み出したデータ尺度を使用して、もう1つの出力するべきデータを決定することができる。1つまたはそれ以上の受信側システムと通信するストレージから読み出したデータ尺度は、多重次元のデータ・モデル内のデータ尺度を固有に同定する多重次元のデータ・モデルの多重のデータ次元を示す軸を使用して読み出すことができる。多重次元のデータ・モデルは、OLAPアプリケーションによりアクセスすることができる。例えば、多重次元のデータ・モデルは、コンピュータ環境500内でシステム110により、または他の適切に構成されたシステムにより実行されるOLAPアプリケーションによりアクセス可能であるが、他のOLAPアプリケーションによってはアクセスすることはできない。1実施例では、受領側のシステムの1つは、図6に関連して論じた製品予測データおよび組織が提供する製品あたり品目数を示す1つまたはそれ以上のデータ尺度から品目予測データを決定することができる。
図8は、動作活動連鎖内でのシステムのシグナルフロー・ダイアグラム800を示すフローチャートである。便宜上、ダイアグラム800に随伴するプロセスは、コンピュータ環境100および500のコンポーネントにより実装されるものとして説明する。しかしながら、ダイアグラム800に随伴するプロセスは、これらに限定されるものではなく、本開示で説明した以外のいかなるシステムまたはそのコンポーネントまたは物理的なコンピュータ・ハードウェアおよび/またはソフトウェアを含む他のコンピューティング・デバイスまたはシステムにより実装することができる。いくつかの態様においては、ダイアグラム800に随伴したプロセスは、システム110によって実行される。ある態様においては、ダイアグラム800は、システムにより処理される、より良好な管理、追跡および検査のために、システムがどのように多重の軸で相互連結された活動の間のリンクを支援することができるかを示すものである。
ブロック810でユーザは、システム110といったシステムと通信することができるユーザ端末120といったユーザ端末を使用して、ルールを生成することができる。ユーザは、ユーザ端末を介してルールがブロック820で処理を呼び出すことを特定することができる。処理は、転じてシステムにより実行される場合、ブロック830でタスクを生成することができる。さらに、タスクの実行は、ブロック840でシステムにおいてポスト/メッセージを送付すると共にブロック860で構成を開始させる結果を生じさせることができる。ポスト/メッセージは、ブロック850でユーザ端末120の1つといったユーザ端末のユーザの、ソシアル空間に追加的に提供することができ、これは、ブロック870で他の処理の呼び出しを生じさせる。ソシアル空間によるポスト/メッセージの処理は、またブロック880で転送シグナルを生成させる。
実施形態では、シグナルは、前述したパラグラフの処理のインスタンスの動作的かつ有働にデジタル的に連結させることができる。シグナルは、含まれるオブジェクトの異なるインスタンスを連結し輸送することができると共に、マニュアル活動のためのタグとして使用することができる。ユーザ端末のユーザは、例えばソシアル空間上の「マイ シグナル」領域を介して信号をモニタできる。1つの実装においては、シグナルは、システムにおいて下記のように実装することができ、下記の数字は、ダイアグラム800における数字に対応する。
1.シグナル生成
・ルール=Mならば、...を実行
・M1、日付/時間、ユーザ、App
・リンク(ルール、Happ、ユーザ)
2.シグナル・アップデート
・処理Yをアクティベートする
・パラメータ In(x、y、z)
・リンク(処理、Happ、ユーザ)
3.シグナル・アップデート
・タスクXYアクティベート
・タスク・インフォ...
・リンク(タスク、ユーザ)
4.シグナル・アップデート
・ポストに送る
・ポスト、日付/時間/ユーザ/SS
・リンク(ポスト)
5.シグナル・アップデート
・SSアップデート
6.シグナル・アップデート
・イニシャチブ...を生成
7.シグナル・アップデート
・処理...を生成
8.シグナル・アップデート
・...に転送
上述の実装において、システムにより実行される活動は、制限された数のユーザ指令で効果的に実行される(例えば、たった1度のマウス・クリック)。
計算器システムの実施例
図9は、本開示によるシステム110、ユーザ端末120、管理者端末130、サプライヤ・システム510、クライアント・システム520およびオブジェクト・マーケットプレース・サーバ530の1つまたはそれ以上の態様を実装するためにソフトウェアを実行するように構成したコンピュータ・ハードウェア・システム900の態様を示すブロック・ダイアグラムである。
いくつかの態様では、上述したコンピュータ・クライアント、サーバ、システム、および/または端末は、1つまたはそれ以上のネットワーク930を介して、1つまたはそれ以上のコンピューティング・システム920および/または1つまたはそれ以上のデータ・ソース910と通信するコンピューティング・システムの1態様のブロック・ダイアグラムであるところの、図9に示したコンピューティング・システム900の形態を取る。コンピューティング・システム900は、データ管理システム・モジュール906を含み、本開示におけるシステムおよび方法を実装するために使用することができる。加えて、1態様においては、コンピューティング・システム900は、ソフトウェア・アプリケーションのアクセスまたは運営を管理するように構成することができる。図9は、コンピューティング・システム900の1態様を示すものであるが、コンピューティング・システム900のコンポーネントおよびモジュールに対して提供される機能は、より少ないコンポーネントおよびモジュールへと結合させることができるか、または追加のコンポーネントおよびモジュールへとさらに拡張することができることについて理解されるものである。
概ね、本開示における用語“モジュール”は、ハードウェアまたはファームウェアに具体化された論理を参照するか、または入口ポイントおよび出口ポイントを有することができ、例えばCOBOL、CICS、Java(登録商標)、Lua、C、またはC++といったプログラム言語で記述されるソフトウェア命令の集合を参照する。ソフトウェア・モジュールは、ダイナミックリンク・ライブラリにインストールされる実行プログラムへとコンパイルおよびリンクされるか、または例えばBASIC、Perl、またはPythonといったインタプリタ・プログラム言語により記述されることができる。ソフトウェア・モジュールは、他のモジュールまたはそれら自体からコールされることができ、および/または検出されたイベントまたは割り込みに応じて呼出されることができる。ソフトウェア命令は、例えばEPROMといったファームウェアに組み込むことができることについては理解されよう。さらに、ハードウェア・モジュールは、ゲートおよびフリップ・フロップといった接続された論理ユニットを含むことができ、および/またはプログラマブル・ゲートアレイまたはプロセッサといったプログラム可能なユニットを含むことができることも理解されよう。本開示のモジュールは、好ましくは、ソフトウェア・モジュールとして実装することが好ましいが、ハードウェアまたはソフトウェアにおいて表現することができる。概ね、本開示のモジュールは、他のモジュールと結合することができる論理モジュールであるかまたはそれらが物理的な組織であるかまたはストレージであるかにかかわらず、サブモジュールへと分離することができる。
1態様においては、コンピューティング・システム900また、言語データベースを制御および/または言語データベースと通信するために好ましく、大容量のトランザクション処理を行うと共に大規模データベースからレポートを生成する、メインフレーム・コンピュータを含む。コンピューティング・システム900はまた、従来のマイクロプロセッサを含む中央処理装置(“CPU”)902を含む。コンピューティング・システム900は、さらに情報を一時的に格納するランダム・アクセス・メモリ(“RAM”)といったメモリ904と、情報を永続記録するためのリード・オンリー・メモリ(“ROM”)と、ハード・ドライブ、ディスケット、または光学媒体記憶デバイスといった大容量ストレージ・デバイス901とを含む。典型的には、コンピューティング・システム900のモジュールは、規格に準拠するバス・システムを使用してコンピュータに接続される。異なる態様においては、規格に準拠するバス・システムは、例えば、ペリフェラルコンポーネント・インタコネクト(PCI)、Microchannel、SCSI、インダストリスタンダード・アーキテクチャ(ISA)、およびイクステンデッドISA(EISA)アーキテクチャとすることができる。
コンピューティング・システム900は、1つまたはそれ以上の共通に使用できる、キーボード、マウス、タッチパッドおよびプリンタといったインプット/アウトプット(I/O)デバイスおよびインタフェース905を含む。1態様においては、I/Oデバイスおよびインタフェース905は、ユーザに対してデータを視覚的に表示することを可能とする1つまたはそれ以上のモニタといったディスプレイ・デバイスを含む。より具体的には、ディスプレイ・デバイスは、例えば、GUI表示、アプリケーション・ソフトウェア・データ、およびマルチメディア表示を提供する。1つまたはそれ以上の態様においては、I/Oデバイスおよびインタフェース905は、ユーザが音響、音声、運動、ジェスチャなどを使用してコンピューティング・システム900への入力を生成することを可能とする、マイクロフォンおよび/またはモーション・センサを含む。図9に示した態様においては、I/Oデバイスおよびインタフェース905は、また種々の拡張デバイスとの通信インタフェースを提供する。コンピューティング・システム900は、また例えば、スピーカ、ビデオ・カード、グラフィックス・アクセラレータおよびマイクロフォンといった1つまたはそれ以上のマルチメディア・デバイス903を含むことができる。
コンピューティング・システム900は、例えば、サーバ、ウィンドウズ(登録商標)・サーバ、構造照会言語サーバ、ユニックス・サーバ、パーソナル・コンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、携帯電話、スマートホン、パーソナル・デジタル・アシスタント、キオスク、オーディオ・プレイヤー、e−リーダ・デバイスといった種々のコンピューティング・デバイス上で動作することができる。コンピューティング・システム900は、概ねz/OS、ウィンドウズ95(登録商標)、ウィンドウズ98(登録商標)、ウィンドウズNT(登録商標)、ウィンドウズ2000(登録商標)、ウィンドウズXP(登録商標)、ウィンドウズVista(登録商標)、ウィンドウズ7(登録商標)、ウィンドウズ8(登録商標)、リナックス(登録商標)、BSD、サンOS、ソラリス、アンドロイド、iOS、ブラックベリーOS、または他の代替可能なオペレーティング・システムといった、オペレーティング・システム・ソフトウェアにより制御され、調整される。マッキントッシュ・システムにおいては、オペレーティング・システムは、MAC OS Xといった利用可能ないかなるオペレーティング・システムとすることができる。他の態様においては、コンピューティング・システム900は、適切なオペレーティング・システムにより制御されてもよい。従来のオペレーティング・システムは、実行、メモリ管理の遂行を制御しスケジュールすると共に、ファイル・システム、ネットワーク、およびI/Oサービスを提供し、かつ例えばグラフィカル・ユーザ・インタフェース(“GUI”)といったユーザ・インタフェースを提供する。
図9に示す態様においては、コンピューティング・システム900は、LAN、WANまたはインターネットといったネットワーク930に、例えば有線、無線または有線および無線の組み合わせ、通信リンクを介して結合されている。ネットワーク930は、種々のコンピューティング・デバイスおよび/または他の電子デバイスと、有線または無線通信リンクを介して通信する。図9の態様では、ネットワーク930は、1つまたはそれ以上のコンピューティング・システム920および/または1つまたはそれ以上のデータ・ソース910と通信している。
入力デバイスは、キーボード、ローラ・ボール、ペンおよびスタイラス、マウス、トラックボール、音声認識システムまたは予め設計されたスイッチまたはボタンを含むことができる。出力デバイスは、スピーカ、ディスプレイ・スクリーン、プリンタ、または音声合成装置を含むことができる。他の態様では、ユーザは、インターネット、WAN、またはLANまたは類似のネットワークにより通信することなく、スコア・ジェネレータに接続されたシステム端末を通してより直接にシステムと相互作用することができる。
いくつかの態様では、システム900は、アップロード、ダウンロードまたは相互作用データおよびデータベースをリアルタイムで視聴するために、遠隔マイクロプロセッサとメインフレーム・ホスト・コンピュータとの間で確立される、物理的または論理的接続を含むことができる。遠隔マイクロプロセッサは、クライアント・サーバ・システムまたはメインサーバ・システムを含むコンピュータ・システム900を動作させるエンティティであるか、または1つまたはそれ以上のデータ・ソース910および/または1つまたはそれ以上のコンピューティング・システム920により動作されてもよい。
1態様においては、ユーザ・アクセス・ポイントまたはユーザ・インタフェースは、パーソナル・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、e−リーダ・デバイス、携帯電話、スマートホン、GPSシステム、ブラックベリー(登録商標)デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス、サーバ、コンピュータ・ワークステーション、個々のコンピュータのローカルエリア・ネットワーク、インタラクティブ・キオスク、パーソナル・デジタル・アシスタント、インタラクティブ・ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ、組み込みコンピューティング・デバイスおよびオーディオ・プレイヤーなどを含む。
図9に示すシステムに加えて、ネットワーク930は、他のデータ・ソースまたは他のコンピューティング・デバイスと通信することができる。コンピューティング・システム900は、また1つ以上の内部および/または外部データ・ソースを含む。いくつかの態様では、1つまたはそれ以上のデータ蓄積部およびデータ・ソースは、例えばDB2、Sybase、Oracle、CodeBase、マイクロソフト(登録商標)SQLサーバなどのリレーショナル・データベース、例えばフラットファイル・データベース、エンティティ・リレーショナル・データベースおよびオブジェクト指向データベースおよび/またはレコード・ベース・データベースといった、他のタイプのデータベースを使用して実装することができる。
選択した用語
本開示で使用するように、用語“オブジェクト”は、その通常の意味を有することに加え、処理ルーチンを伴うデータ構造を参照することができる。データ構造は、データを記憶し組織化する方法を含むことができる。処理ルーチンは、他のデータの他、データ構造のデータを処理するための1つまたはそれ以上の作用を含むことができる。本開示の例示的オブジェクトは、文脈的オブジェクトの他、通信オブジェクトを含むことができる。
本開示で使用するように、用語“データ尺度”は、その通常の意味を有することに加え、値または事実を随伴するデータ次元のカテゴリーの交線を参照することができる。データ次元は、いくつかの実装では、製品、領域、時間または期間などのカテゴリーを含むことができる。1実施例においては、データ尺度は、製品A、領域B、および時間的期間Cのカテゴリーの交線を伴うことができる。すなわち、データ尺度は、OLAPキューブといった多次元データ構造内のデータ尺度を固有に同定することができるデータ尺度を伴うデータ次元軸のセットを有することができる。
本開示で使用するように、用語“メタデータ”は、その通常の意味を有することに加え、データについてのデータを参照する。例えば、メタデータは、それ自体でデータ尺度についてのデータである文脈的オブジェクトのデータである。
数ある中で“can(可能)”、“could(可能性)”、“might(可能)”、または“may(可能)”といった条件的言語は、他を特定せず、または使用される文脈内で他に解釈されない限り、ある態様は、ある特徴、要素、およびまたはステップを含むが他の態様では、これらを含まないことを一般に意図する。したがって、上述した条件的言語は、一般に特徴、要素、および/またはステップがいかなる方法においても1つまたはそれ以上の態様について必要であるということを意図するものではなく、またこれらの特徴、要素、および/またはステップがいかなる特定の態様に含まれ、また実行されたとしても、1つまたはそれ以上の態様が、決定するための論理、ユーザ入力または契機の有無を必要とすることを意図するものではない。用語“comprising(備える)”、“including(含む)”、“having(有する)”などは、同義であって外縁を開放したものとして包含的に使用され、かつ追加の要素、特徴、活動、操作などを排除するものではない。また、用語“or(または)”は、その包含的な意味で使用され(かつ、排他的な意味で使用されるものではない)、使用される場合には、例えば、要素のリストを連結するものであって、用語“or(または)”は、リスト中の要素の1つ、いくつか、全部を意味する。さらに、本開示で使用される用語“each(それぞれ)”は、その通常の意味を有することに加え、用語“それぞれ”が適用される要素のセットのいかなるサブセットをも意味することができる。本開示で使用する見出しは、読み手の便宜のためだけのものであり、本発明の範囲またはクレームを制限することを意味するものではない。
2つの要素の間の関係を参照することにおいて使用する、“実質的”、“約”、“近似的に”などの用語は、正確な関係の他、環境条件、通常の誤差許容性などの影響といった種々の要因に依存する可能性のある関係における変動を反映することを意図するものである。さらに、いくつかの値または他の関係が修飾語なしで表現されていようとも、これらの値または他の関係はまた正確なものまたは環境条件、通常の誤差許容性などの影響といった種々の要因による変化の程度を含むものとして理解されるべきである。1実施例として、1つまたはそれ以上の要因は、コンピュータ環境100内の実時間通信能力に影響を与えることができる。例えば、1つまたはそれ以上の要因としては、システム110のインフラ構造のサイズ、システム110のデータベースのサイズ、システム110のデータベースに格納されたデータの量、システム110のデータベースの技術、ネットワーク108の速度、およびユーザ端末120A、120Bおよびシステム110の処理速度を挙げることができる。
フレーズ“at least one of X,Y,andZ(少なくともX、YおよびZのうちの1つ)”といった分離性の言語は、他を特定しない限り、一般に、項目、用語などが、X、Y、またはZのいすれかまたはそれらの組み合わせを意味するものとして使用される文脈で理解される。したがって、上述した分離性の言語は、一般にある態様が、それぞれについて少なくとも1つのX、少なくとも1つのYおよび少なくとも1つのZが存在することが必要であることを含むことを意図するものではない。
明示的に他に言及しない限り、“a(一つの)”または“an(一つの)”は、一般に記述した項目の1つまたはそれ以上を含むものであるとして解釈されるべきである。したがって、“a device configured to(構成された1つのデバイス)”のフレーズは、引用するデバイスを1つまたはそれ以上含むことを意図するものである。上述した1つまたはそれ以上として引用されたデバイスは、また、言及した引用を達成するため、集合的に構成することができる。例えば、“a processor configured to carry out recitation A,BおよびC(引用A、BおよびCを遂行するように構成されたプロセッサ)”は、引用BおよびCを遂行するように構成した第2のプロセッサと共に動作する、引用Aを遂行するように構成した第1のプロセッサを含むことができる。
本発明を一定の好ましい態様および実施例の文脈において説明してきたが、当業者によれば、本発明が、特に開示した態様を超え、他の代替的な態様および/または本発明の使用、および自明な変更およびそれらの均等までおよぶものであることを理解するであろう。加えて、熟練した技術者は、上述した方法のいずれでもいかなる適切な装置を使用しても実施できることを理解するであろう。さらに、本開示による態様に関連するいななる特定の特徴、側面、方法、特質、特性、品質、属性、要素などは、本開示で上述したすべての他の態様においても使用することができる。本開示の態様のすべてについて、方法のステップは、順次的に実行される必要はない。


Claims (15)

  1. 多次元データ・モデルにマップされたデータ尺度を取り巻く複数のユーザ端末のユーザの間で協同を容易にするためのコンピュータ実装方法であって、該コンピュータ実装方法は、
    ハードウェア回路を含むコンピュータ・システムによりコンピュータ・ネットワークを介して、(i)オンライン分析処理(OLAP)アプリケーションによってアクセスするため第1の多次元データ・モデルにマップされた第1のデータ尺度、(ii)前記第1の多次元データ・モデル内の第1のデータ尺度を固有に同定する前記第1の多次元データ・モデルの複数のデータ次元の軸を指定するパラメータ、および(iii)第1のデータ尺度を含む他のオブジェクト・データと自動的に交換するための第1の命令を含む第1の通信オブジェクトを受信することと、
    前記コンピュータ・システムにより、前記コンピュータ・システムと通信する電子的データ・ストレージから、第2の多次元データ・モデル内の第2のデータ尺度を固有に同定する前記第2の多次元データ・モデルの複数のデータ次元の軸に従って前記OLAPアプリケーションによりアクセスするための前記第2の多次元データ・モデルを読み出すことと、
    前記コンピュータ・システムにより、前記第2のデータ尺度と、少なくとも前記第1のデータ尺度とを使用して出力データ尺度を決定することと、
    前記コンピュータ・システムによって、(i)前記出力データ尺度、(ii)第2の多次元データ・モデル内の前記出力データ尺度を固有に同定する前記第2の多次元データ・モデルの複数のデータ次元の軸を指定するパラメータ、および(iii)前記出力データ尺度を含む他のオブジェクトと自動的な交換を行うための第2の命令を含む第2の通信オブジェクトを生成することと、
    前記コンピュータ・システムにより、前記コンピュータ・ネットワークを介して前記第2の通信オブジェクトを第2のサーバに送信することと、を含み、前記第2のサーバによる前記第2の通信オブジェクトの受信が前記第2のサーバに対して前記出力データ尺度および前記第2のサーバと通信する他のデータ・ストレージからの第3のデータ尺度を使用して、他の出力データ尺度を決定させ、前記第3のデータ尺度は、第3の多次元データ・モデル内の第3のデータ尺度を固有に同定する前記第3の多次元データ・モデルの複数のデータ次元の軸に従って読み出され、かつ前記第3の多次元データ・モデルが前記OLAPアプリケーションによるアクセスのために構成される、コンピュータ実装方法。
  2. さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記第1の通信オブジェクトと、前記コンピュータ・システムにより使用される他のオブジェクトとを一体化して、前記第2のデータ尺度を処理することを含む請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  3. 前記一体化は、前記コンピュータ・システムにより前記第1のデータ尺度のデータ・マッピングと、他のオブジェクトのデータ・マッピングとを自動的に関連付けることを含む、請求項2に記載のコンピュータ実装方法。
  4. 前記自動的に関連付けることは、少なくとも前記第1の命令に基づいて前記コンピュータ・システムが実行する、請求項3に記載のコンピュータ実装方法。
  5. 前記一体化は、前記コンピュータ・システムにより実行されて、少なくとも前記第1のデータ尺度の値が前記他のオブジェクトによるプロセスを自動的に開始させる、請求項2に記載のコンピュータ実装方法。
  6. さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記第1のサーバからの前記第1のデータ尺度のためのアップデートされた値を要求することを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  7. さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記第1のサーバからのデータ・プッシュとして少なくともいくつかの前記第1のデータ尺度のアップデートされた値を受信することを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  8. さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記出力データ尺度についてのアップデートされた値に対する前記第2のサーバからの要求に応答して前記出力データ尺度のアップデートされた値を、前記第2のサーバに通信することを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  9. さらに、前記コンピュータ・システムにより、前記出力データ尺度についてのアップデートされた値を前記第2のサーバへとデータ・プッシュとして送信することを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  10. 前記通信することは、前記コンピュータ・システムにより、前記第2の通信オブジェクトを、前記第2のサーバを含む複数のサーバに同時的にまたは連続的に通信することを含み、複数の前記サーバによる前記第2の通信オブジェクトの受信が、各サーバに対して出力データ尺度を使用した他の出力データ尺度を決定させる、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  11. さらに、前記コンピュータ・システムにより前記出力データ尺度の値を含むユーザ・インタフェースを生成することと、
    前記コンピュータ・システムにより、前記ユーザ・インタフェースを、ディスプレイのスクリーンにおいて視聴者に対しプレゼンテーションするために、前記ディスプレイへと出力することを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  12. 前記ユーザ・インタフェースは、前記コンピュータ・システムが前記出力データ尺度を受領したことの指示を含み、前記指示が前記出力データ尺度の値に重ね合わされて配置される、請求項11に記載のコンピュータ実装方法。
  13. さらに、前記視聴者のためソシアル空間を生成し、出力することを含み、前記ユーザ・インタフェースが、前記ソシアル空間の一部である、請求項11に記載のコンピュータ実装方法。
  14. 前記第2の多次元データ・モデルは、少なくとも3次元を含み、前記出力データ尺度および前記第2のデータ尺度が、リレーショナル・データベース構造の電子的データ・ストレージに格納される、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  15. 前記第1の通信オブジェクトおよび前記第2の通信オブジェクトは、ぞれぞれデータ構造および処理ルーチンを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
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