関連出願への相互参照
[0001] 本特許出願は、2014年5月27日に出願された米国仮特許出願第62/003,387号、および2015年5月26日に出願された米国特許出願第14/721,305号の優先権を主張し、その両方がそれら全体において参照によって本明細書に明示的に組み込まれるものである。
[0002] 本開示のある態様は、一般にワイヤレス通信に関し、より具体的には、異なる無線アクセス技術(RAT)を使用してアグリゲーションをサポートするシステムにおいてデータをルーティングするための技法に関する。
関連技術の説明
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、データのような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポート可能な多元接続システムであり得る。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、ロングタームエボリューションアドバンスト(LTE−A)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0004] 一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートできる。各端末は、順方向および逆方向リンク上の送信を介して、1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、多入力単一出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
[0005] ワイヤレス通信技術が進歩するにつれて、ますます多くの異なる無線アクセス技術が利用されている。例えば、多数の地理的エリアが複数のワイヤレス通信システムによってサービスされ、それらの各々は、1つまたは複数の異なるエアインターフェース(air interface)技術を利用できる。このようなネットワーク環境におけるワイヤレス端末の多用性を増大させるために、複数の無線技術の下で動作可能であるマルチモードワイヤレス端末への潮流(trend)が近年増してきている。例えば、マルチモードの実施は、端末が、地理的エリア内にあって各々異なる無線インターフェース技術を利用できる複数のシステムのうちからシステムを選択し、その後1つ以上の選ばれたシステムと通信することを可能にできる。
[0006] いくつかの場合において、こうしたシステムは、トラフィックがワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)などの1つのネットワークから、ワイヤレス免許不要ローカルエリアネットワーク(ここでは、例えばWLANまたはWi−Fi技術、あるいは、免許不要LTEのような免許不要スペクトル内で使用されるWWAN技術に基づくもので、WLANと総称される)のような第2のネットワークへオフロードされることを可能にし得る。
[0007] 本開示のある態様は、第1の無線アクセス技術(RAT)の第1の基地局(BS)によって行われるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、WLANの第1のBSによっておよび第2のBSによってサービスされるユーザ機器(UE)が、無線アクセスネットワーク(RAN)アグリゲーションに参加可能であると決定することと、RANのみを介して、またはRANおよびWLANの両方を同時に介して、1つまたは複数のパケットデータネットワーク(PDN)接続をアクティブに維持する間に、第1のBSと、第2のBSまたはWLANの別のBSのうちの少なくとも1つとの1つまたは複数のPDN接続の1つまたは複数のベアラのUEのためのRANアグリゲーションをアクティブ化することと、を含む。
[0008] 本開示のある態様は、ユーザ機器(UE)によって行われるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、WLANの第1の基地局(BS)、および無線アクセスネットワーク(RAN)の第2の基地局によってサービスされている間に、1つまたは複数のパケットデータネットワーク(PDN)接続に属する1つまたは複数のベアラのRANアグリゲーションを開始するための指示を受信することと、RANのみを介して、またはRANおよびWLANの両方を同時に介して、1つまたは複数のPDN接続をアクティブに維持する間に、1つまたは複数のPDN接続に属する1つまたは複数のベアラのRANアグリゲーションを行うための動作をすることと、を含む。
[0009] 本開示のある態様は、第1の無線アクセス技術(RAT)の第1の基地局(BS)を提供する。第1の基地局は、一般に、少なくとも1つのアンテナと、WLANの第1のBSによっておよび第2のBSによってサービスされるユーザ機器(UE)が、無線アクセスネットワーク(RAN)アグリゲーションに参加可能であると決定することと、RANのみを介して、またはRANおよびWLANの両方を同時に介して、1つまたは複数のパケットデータネットワーク(PDN)接続をアクティブに維持する間に、第1のBSと、第2のBSまたはWLANの別のBSのうちの少なくとも1つとの1つまたは複数のPDN接続の1つまたは複数のベアラのUEのためのRANアグリゲーションをアクティブ化することと、をするように構成される、少なくとも1つのプロセッサと、を含む。
[0010] 本開示のある態様は、ユーザ機器(UE)を提供する。UEは、一般に、少なくとも1つのアンテナと、WLANの第1の基地局(BS)、および無線アクセスネットワーク(RAN)の第2の基地局によってサービスされている間に、1つまたは複数のパケットデータネットワーク(PDN)接続に属する1つまたは複数のベアラのRANアグリゲーションを開始するための指示を受信することと、RANのみを介して、またはRANおよびWLANの両方を同時に介して、1つまたは複数のPDN接続をアクティブに維持する間に、1つまたは複数のPDN接続に属する1つまたは複数のベアラのRANアグリゲーションを行うための動作をすることと、をするように構成される少なくとも1つのプロセッサと、を含む。
[0011] 本開示の様々な態様および特徴が、下記でさらに詳細に説明される。
[0012] 上述された本開示の特徴が詳細に理解できる方法、上記で簡潔に要約されたより具体的な説明が、複数の態様を参照することによって得られるように、これらのいくつかが添付の図面で図示される。 しかしながら、添付の図面は、この開示のある典型的な態様のみを図示しており、従って、その説明が他の同等に効果的な態様を認めることができるように、その範囲を限定するものとみなされるべきではないことに留意されたい。
本開示のある態様に従った、多元接続ワイヤレス通信システムの例を図示する。
本開示のある態様に従った、アクセスポイントとユーザ端末のブロック図を図示する。
本開示のある態様に従った、ワイヤレスデバイスにおいて利用され得る様々なコンポーネントを図示する。
本開示のある態様に従った、マルチモードモバイル局の例を図示する。
本開示のある態様に従った、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)と3GPP eノードBのための基準セルラ−WLAN相互作用アーキテクチャ(reference cellular-WLAN interworking architecture)を図示する。
本開示のある態様に従った、ユーザプレーンのための例示的なインターフェースプロトコルアーキテクチャ(interface protocol architecture)を図示する。
本開示のある態様に従った、ユーザプレーンのための例示的なインターフェースプロトコルアーキテクチャを図示する。
本開示のある態様に従った、ワイドエリア無線アクセスネットワーク(RAN)へのWLANのための基準アーキテクチャを図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションをトリガするための例示的なコールフロー(call flows)を図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションが使用され得る例示的なワイヤレス通信システムを図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションが使用され得る例示的なワイヤレス通信システムを図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションをトリガするための例示的なコールフローを図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションが使用され得る例示的なワイヤレス通信システムを図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションが使用され得るワイヤレス通信システムの例を図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションのトリガのための例示的なコールフローを図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションが使用され得る例示的なワイヤレス通信システムを図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションが使用され得る例示的なワイヤレス通信システムを図示する。
本開示のある態様に従った、RANアグリゲーションのトリガのための例示的なコールフローを図示する。
本開示のある態様に従った、BSによって行われ得るRANアグリゲーションを行うための動作の例を図示する。
本開示のある態様に従った、UEによって行われ得るRANアグリゲーションを行うための動作の例を図示する。
詳細な説明
[0030] 本開示の態様に従って、ワイヤレスネットワーク事業者(例えば、セルラネットワーク事業者)がワイヤレスワイドエリアネットワーク(例えば、3GPPネットワーク)と1つまたは複数のワイヤレスローカルエリアネットワーク(例えば、Wi−Fi)との両方を介して、UEのためのDLおよびULの両方をルーティングすることをイネーブルする(enable)ための技法が提供される。UEは、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)と1つまたは複数のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)との両方に同時に接続し得、WWANエンティティ(例えば、eNB)は、WLANを介してUEへ/から他のパケットを搬送している間に、WWANを介してUEへ/からあるパケット(certain packets)を搬送することを決定し得る。例えば、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VOIP:voice over internet protocol)のためのパケットは、eメールアプリケーションのパケットがIEEE 802.11ac Wi−Fiネットワークを使用してWi−Fiアクセスポイント(AP)を介してUEへ/から搬送されている間に、3GPP LTEセルラネットワークを使用してeNBを介してUEへ/から搬送され得る。
[0031] 一般に、事業者配備のWLANは十分に利用されていないことが多いため、セルラネットワークからワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)にトラフィックをオフロードすることが好ましいことがある。しかしながら、ユーザ経験は、UEが過負荷の(overloaded)WLANネットワークに接続するときに最良以下(suboptimal)である。本開示の特定の態様に従って、モバイル事業者(すなわち、セルラネットワーク事業者)は、どのトラフィックがWLANを介してルーティングされるか、およびどのトラフィックがワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)(例えば、3GPP RAN)であり続けるかを制御でき得る。WWANからWLANにベアラを切り替えるかどうかは、またはその逆も同様で、システムの有益な機能(例えば、システム全体のスループット)を最大化しながら、各ベアラのための「より良い」リンクを用いてベアラにサービスするという主要目標に基づいて決定され得る。UEにサービスするために複数のRANをこうして組み合わせることは、「RANアグリゲーション」と呼ばれ得る。より具体的には、RANアグリゲーションは、LTEのような3GPPアクセスネットワークと、Wi−Fiのような非3GPPアクセスネットワークとの間でトラフィックをオフロードするための手法である。データをオフロードするための、WWAN(LTEのような3GPPアクセスネットワーク)とWLAN(Wi−Fiのような非3GPPアクセスネットワーク)との間の相互作用もまた、RANの規定によってイネーブルされ得る。これら規定は、ブロードキャストされるか、または、専用RRCシグナリングを介して送られ得る。加えて、非アクセス層(NAS)メッセージは、3GPP RANまたは非3GPP WLANへ向けられる(steered)ことを可能にされるアクセスパケットネットワーク(APN)の名称や、どのような条件下でオフロードが許可されるかのような、補助的な情報を与えるために使用され得る。ルール自体が、チャネル条件(例えば、受信信号品質)、WLANでの負荷、並びにいつ関与ネットワークのベアラをステアリングする(steer)かのようなトリガとしての迂回(backhaul)品質などの情報を使用する。あるトリガ(certain triggers)が満足されるとき、RANは、UEがAPNまたは特定のベアラを3GPP RANと非3GPP RANとの間で移すこと可能にし得る。
[0032] 本開示の様々な態様が、添付の図面を参照して以下においてさらに十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形式で具現化され得、この開示全体を通して提示されるいずれかの明確な構成または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これら態様は、この開示が完璧かつ完成したものとなって、本開示の範囲を当業者に十分に伝えることになるように提供される。本明細書における教示に基づき、当業者は、本開示の範囲が本開示の他の特定の態様で独立に実施されようと、それとの組み合わせで実施されようと、本明細書で開示された開示のいずれの態様をもカバーすることを意図するものと理解すべきである。例えば、本明細書で述べられた任意の数の態様を使用して、装置が実施され得たり、方法が実践され得たりする。さらに、本開示の範囲は、本明細書で述べられた開示の様々な態様に加え、またはそれら以外の他の構成、機能、あるいは構成および機能を使用して実現されるような装置または方法をカバーすることを意図する。本明細書に開示された開示の任意の態様は、請求項に記載された1つまたは複数の要素によって具現化され得ることが理解されるべきである。
[0033] 「例示的な」という用語は、「例、実例、または例示の役割を果たすこと」を意味するために本明細書で使用される。「例示的な」ものとして本明細書で説明される任意の態様は、必ずしも、他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
[0034] 複数の特定の態様が本明細書で説明されるが、これら態様の多くのバリエーションおよび置換が、本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの恩恵および利点が記載されるが、本開示の範囲は、特定の恩恵、使用、または目的に限定されることを意図するものではない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であることを意図し、これらのいくつかは、図面および好ましい態様の下記の説明において、例として図示される。詳細な説明および図面は、添付の請求項およびその均等物等によって定義される本開示の範囲を限定することよりもむしろ本開示の単なる例示にすぎない。
[ワイヤレス通信システムの例]
[0035] 本明細書で説明される技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークなどのような、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば同義で使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA 2000などのような無線技術を実施し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))および低チップレート(LCR)を含む。CDMA 2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))のような無線技術を実施し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実施し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTAR、E−UTRA、GSM、UMTS、LTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)」と名付けられた団体からの文書で説明されている。CDMA 2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)」と名付けられた団体からの文書で説明されている。
[0036] シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、送信機側でシングルキャリア変調を利用し、受信機側で周波数領域等化(frequency domain equalization)を利用する送信技法である。SC−FDMA技法は、OFDMAシステムのものと同様の性能および実質的に同じ全体的な複雑さを有する。しかしながら、SC−FDMA信号は、それの特有のシングルキャリア構造のために、より低いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を有する。SC−FDMA技法は、特に、送信電力効率という観点から、より低いPAPRがモバイル端末に大いに利益をもたらすアップリンク通信において、大きな注目を集めている。SC−FDMAの使用は現在、3GPP LTEおよび発展型UTRAにおけるアップリンク多元接続スキームに関する実践的想定(working assumption)である。
[0037] アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、ベーシックサービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何か他の用語のものとして既知であったり、それとして実施されたり、あるいはそれを備えたりし得る。
[0038] アクセス端末(「AT」)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、モバイル局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、ユーザ局、または何か他の用語のものとして既知であったり、それとして実施されたり、あるいはそれを備えたりし得る。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、無線ローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続された何か他の適切な処理デバイスを備え得る。従って、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、携帯通信デバイス、携帯コンピューティングデバイス(例えば、携帯情報端末)、エンターテイメントデバイス(例えば、音楽または映像デバイス、あるいは衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、あるいは、無線媒体または有線媒体を介して通信するように構成される何か他の適切なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。そのようなワイヤレスノードは、例えば、有線またはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラネットワークのようなワイドエリアネットワーク)のための接続、またはそれへの接続を提供し得る。
[0039] 図1は、本開示の態様が利用され得る多元接続ワイヤレス通信システム100を図示する。ワイヤレス通信システム100は、例えば、LTEまたはWi−Fiシステムであり得る。
[0040] ワイヤレス通信システム100は、複数のアンテナグループを含み得る基地局102(BS)を含み得、1つのグループはアンテナ104および106を含み、別の1つのグループはアンテナ108および110を含み、さらなるグループはアンテナ112および114を含む。図1では、2つのアンテナが各アンテナグループのために示されるが、より多くのまたはより少ないアンテナが各のアンテナグループのために利用され得る。アクセス端末116(AT)は、アンテナ112および114と通信し得、ここで、アンテナ112および114は、順方向リンク120を介してアクセス端末116に情報を送信し、逆方向リンク118を介してアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106および108と通信し得、ここで、アンテナ106および108は、順方向リンク126を介してアクセス端末122に情報を送信し、逆方向リンク124を介してアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、および126は、通信のために異なる周波数を使用し得る。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用し得る。
[0041] アンテナの各グループ、および/またはそれらが通信するように設計されたエリアはしばしば、アクセスポイントのセクタと呼ばれる。本開示の1つの態様では、各アンテナグループが、BS 102によってカバーされるエリアのセクタ内でアクセス端末に通信するように設計され得る。
[0042] 順方向リンク120および126上の通信では、BS 102の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用し得る。また、そのカバレッジを通じてランダムに分散されたアクセス端末に送信するためにビームフォーミングを使用するアクセスポイントは、その全てのアクセス端末に単一のアンテナを通じて送信するアクセスポイントよりも、隣接セル中のアクセス端末へ干渉がより小さくなる。
[0043] 図2は、多入力多出力(MIMO)システム200における送信機システム210(アクセスポイントとしても知られる)および受信機システム250(アクセス端末としても知られる)のブロック図を図示する。送信機システム210および受信機システム250は、ある態様に従った、本開示の実施形態であり得る。本開示の態様は、送信機システム210および受信機システム250によって実施され得る。例えば、図16に図示される動作1600は、送信機システム210によって行われ得、図17に図示される動作1700は、受信機システム250によって行われ得る。
[0044] 送信機システム210では、多数のデータストリームのためのトラフィックデータが、データソース212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。本開示の1つの態様では、各データストリームが、該当する送信アンテナを介して送信され得る。TXデータプロセッサ214は、コード化されたデータを提供するために、各データストリームのためのトラフィックデータを、そのデータストリームのために選択された特定のコーディング方式に基づいて、フォーマット、コード化、およびインターリーブする。
[0045] 各データストリームのためのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化され得る。パイロットデータは、通常、既知の方法で処理されて、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る既知のデータパターンである。各データストリームのための多重化されたパイロットデータおよびコード化データは、変調シンボルを提供するために、そのデータストリームのために選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データストリームのためのデータレート、コーディング、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令によって決定され得る。メモリ232は、送信機システム210のためのデータおよびソフトウェアを記憶し得る。
[0046] 全てのデータストリームのための変調シンボルは、続いてこれら変調シンボルをさらに処理し得るTX MIMOプロセッサ220に提供される(例えば、OFDMのために)。TX MIMOプロセッサ220は、続いてNT変調シンボルストリームをNT送信機(TMTR)222a〜222tに提供する。本開示のある態様では、TX MIMOプロセッサ220が、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元であるアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
[0047] 各送信機222は、MIMOチャネルを介した送信に適した被変調信号を提供するために、1つまたは複数のアナログ信号を供給し、これらアナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)するように、該当するシンボルストリームを受信し処理する。送信機222a〜222tからのNT個の変調信号は、次に、それぞれNT個のアンテナ224a〜224tから送信される。
[0048] 受信機システム250において、送信された被変調信号は、NR個のアンテナ252a〜252rによって受信され得、各アンテナ252からの受信信号は、該当する受信機(RCVR)254a〜254rに提供され得る。各受信機254は、サンプルを提供するために、該当する受信信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化し、さらに、対応する「受信」シンボルストリームを提供するために、サンプルを処理し得る。
[0049] RXデータプロセッサ260は次に、NT個の「検出」シンボルストリームを提供するために、特定の受信機処理技法に基づいて、NR個の受信機254からNR個の受信シンボルストリームを受信し処理する。RXデータプロセッサ660は次に、データストリームのためのトラフィックデータを再生するために、各検出されたシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210においてTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によって行われるものと補完的であり得る。
[0050] プロセッサ270は、どのプリコーディングマトリクスを使用すべきかを定期的に決定する。プロセッサ270は、マトリクスインデックスの部分とランク値の部分とを備える逆方向リンクメッセージを構築する(formulates)。メモリ272は、受信機システム250のためのデータおよびソフトウェアを記憶し得る。逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。逆方向リンクメッセージは次に、データソース236からの多数のデータストリームに関するトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a〜254rによって調整され、送信機システム210へ送り返される。
[0051] 1つまたは複数のプロセッサ270、RXプロセッサ260、およびTXデータプロセッサ238は、本開示のある態様に従って、図17に図示される動作1700を行うことにおいて受信機システム250を指揮する。メモリ272は、動作1700を行うことにおいて受信機システムを指揮するとき、プロセッサ、RXデータプロセッサ、およびTXデータプロセッサによって実行されるべき命令またはコードを記憶し得る。
[0052] 送信機システム210において、受信機システム250からの被変調信号は、受信機システム250によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出するために、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータプロセッサ242によって処理される。プロセッサ230は次に、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディングマトリクスを使用すべきかを決定し、次に抽出されたメッセージを処理する。
[0053] 1つまたは複数のプロセッサ230、RXプロセッサ242、およびTXデータプロセッサ214は、本開示のある態様に従って、図16に図示される動作1600を行うことにおいて送信機システム210を指揮する。メモリ232は、動作1600を行うことにおいて送信機システムを指揮するときにプロセッサ、RXデータプロセッサ、およびTXデータプロセッサによって実行されるべき命令またはコードを記憶し得る。
[0054] 図3は、図1で図示されるワイヤレス通信システム内で採用されることになるワイヤレスデバイス302において利用できる様々なコンポーネントを図示する。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明される様々な方法を実施するように構成され得るデバイスの例である。ワイヤレスデバイス302は、基地局102またはユーザ端末116および122のうちのいずれかであり得る。
[0055] ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304はまた、中央処理ユニット(CPU)とも呼ばれ得る。読取専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)との両方を含み得るメモリ306は、命令およびデータをプロセッサ304に提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含み得る。プロセッサ304は通常、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理算術演算(logical and arithmetic operation)を行う。メモリ306内の命令は、本明細書で説明される方法を実施するために実行可能であり得る。
[0056] ワイヤレスデバイス302はまた、ハウジング308を含み得、これはワイヤレスデバイス302と遠隔ロケーションとの間でデータの送信および受信を可能にするための送信機310および受信機312を含み得る。送信機310および受信機312は組み合わされてトランシーバ314になり得る。単一のまたは複数の送信アンテナ316は、ハウジング308に取り付けられて、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302はまた、(図示されていない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含み得る。
[0057] ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出して定量化しようとする取り組みにおいて使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルあたりのサブキャリアごとのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号のような信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302はまた、信号を処理することにおいて使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含み得る。
[0058] ワイヤレスデバイス302の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得るバスシステム322によって共に結合され得る。
[0059] 加入者に利用可能なサービスを拡大するために、いくつかのモバイル局(MS)は、複数の無線アクセス技術(RAT)での通信をサポートする。例えば、図4に例示されるように、マルチモードMS 410は、ブロードバンドデータサービスのためのLTEおよび音声サービスのための符号分割多元接続(CDMA)をサポートし得る。例示的に、LTEは第1のRAT 4201として表され、CDMAは第2のRAT 4202として表され、Wi−Fiは第3のRAT 4221として示される。
[0060] あるアプリケーションでは、マルチRATインターフェース論理430は、ワイドエリア(例えば、長距離)のRATとローカルエリア(例えば、短距離)のRATとの両方の間で情報を交換するために使用され得る。これは、どのように(例えば、どのRATを介して)マルチモードMS 410のエンドユーザが実際にネットワークに接続するかを、ネットワークプロバイダが制御することをイネーブルし得る。インターフェース論理430は、例えば、コアネットワークへのIP接続性またはローカルIP接続性をサポートし得る。
[0061] 例えば、ネットワークプロバイダは、利用可能なとき、WLAN(例えば、Wi−Fi WLANまたは他のローカルエリアRAT)を介してネットワークに接続するようにマルチモードMSを指揮することが可能であり得る。この能力は、ネットワークプロバイダが特定のエアリソース(air resources)の混雑を緩和する方式でトラフィックをルーティングすることを可能にし得る。実際、ネットワークプロバイダは、ワイドエリアRATのいくつかのエアトラフィック(air traffic)を有線ネットワークへ分散させるため、または、いくつかのエアトラフィックを混雑したワイヤレスネットワークから混雑の少ないワイヤレスネットワークに分散させるために、ローカルエリアRATを使用し得る。トラフィックは、例えばモバイルユーザがローカルエリアRATに適さないあるレベルへスピードを増加させるときのように条件が規定するときに(when conditions mandate)、ローカルエリアRATから再ルーティングされ得る。
[0062] さらに、ワイドエリアRATは通常、数キロメートルにわたってサービスを提供するように設計されているため、ワイドエリアRATを使用するときのマルチモードMSからの送信の電力消費が重要になる。対照的に、ローカルエリアRAT(例えば、Wi−Fi)は、数百メートルにわたってサービスを提供するように設計される。従って、利用可能なときにローカルエリアRATを利用することは、マルチモードMS 410によるより少ない電力消費をもたらし、結果的により長いバッテリ寿命をもたらし得る。
[0063] 明確さのために、LTEハンドオーバおよびWLANハンドオーバプロシージャは、本願において独立であって切り離して扱われるが、開示された方法および装置が限定されるわけではない。
[0064] ある態様に従って、LTEモビリティプロシージャは、以下に説明されるようなWLAN APとeNBとの間で交換される情報に関係する新しいWLANを除いて、以前の規格(例えば、Rel−8)から変化しないでよい。WLANモビリティはUE駆動型であり得、すなわち、UEが自立的にAPと連携および連携解除し、データトラフィックのルーティング決定を為し得るサービングeNBにこれら連携の変更を報告し得る。
[0065] ある態様に従って、UEは、APとの連携のための自立的な決定を為し、連携報告(Association Report)においてサービングeNBへこの連携を報告する。連携報告は、APについての測定値を含み得る。例えば、UEは、APへの接続のチャネル品質をサービングeNBに報告し得る。
[0066] ある態様に従って、UEは、例えば、1つのAPのカバレッジエリアから別のAPのカバレッジエリアへのUEのモビリティに起因して、APを変更し得る。例えば、ビルにサービスするAPと連携するUEは、ビルの中から外の中庭へユーザによって運ばれることがあり、一旦UEがビルを離れると、UEは中庭にサービスするAPと連携し得る。
[相互作用しているリンクレイヤトラフィックアグリゲーションの例]
[0067] 上述されるように、事業者配備のWLANは十分に利用されていないことが多いため、セルラネットワークからWLANにトラフィックをオフロードすることが好ましいことがある。モバイル事業者は、どのトラフィックがWLANを介してルーティングされるか、およびどのトラフィックがWWAN(例えば、3GPP RAN)であり続けるかを制御でき得る。本開示の態様に従って、WWANからWLANにベアラを切り替えるかどうかは、またはその逆も同様で、システムの有益な機能を最大化しながら、各ベアラのために「より良い」リンクを用いてベアラにサービスするという主要目標に基づいて決定され得る。ある態様に従って、より良いリンクは、ユーザのチャネル状態、トラフィック、および同じリンクを共有している他のユーザに部分的に基づいて決定され得る。例えば、いくつかのデータフロー(例えば、VoIPまたは他の事業者のサービス)が、そのQoS能力を活用するために、WWAN上でサービスされ得る一方で、「ベストエフォート型の(best-effort)」インターネットトラフィックに関連するデータフローがWLANにオフロードされ得る。UEにサービスするために複数のRANをこうして組み合わせることは、「RANアグリゲーション」と呼ばれ得る。より具体的には、RANアグリゲーションは、LTEのような3GPPアクセスネットワークと、Wi−Fiのような非3GPPアクセスネットワークとの間でトラフィックをオフロードするための手法である。データをオフロードするための、WWAN(LTEのような3GPPアクセスネットワーク)とWLAN(Wi−Fiのような非3GPPアクセスネットワーク)との間の相互作用もまた、RANの規定によってイネーブルされ得る。これら規定は、ブロードキャストされるか、または、専用RRCシグナリングを介して送られ得る。加えて、非アクセス層(NAS)メッセージは、3GPP RANまたは非3GPP WLANへ向けられる(steered)ことを可能にされるアクセスパケットネットワーク(APN)の名称や、どのような条件下でオフロードが許可されるかのような、補助的な情報を与えるために使用され得る。ルール自体が、チャネル条件(例えば、受信信号品質)、WLANでの負荷、並びにいつベアラをステアリングする(steer)かのようなトリガとして迂回(backhaul)品質などの情報を使用する。あるトリガ(certain triggers)が満足されるとき、UEがAPNまたは特定のベアラを3GPP RANと非3GPP RANとの間で移すことを可能にされ得る。
[0068] 本開示を通して、多くの態様は、明確さのために、LTEおよびWi−Fiのような特定の無線アクセス技術(RAT)の観点から論じられている。しかしながら、開示はそのように限定されず、またRATの任意の適切な組み合わせを使用するアグリゲーションに適用し得る。このため、BSという用語は、他のデバイスにサービスする(例えば、UE、アクセス端末、または局にサービスする)どの様々な無線ノードをも指し得、長距離RAN(すなわち、例えばE−UTRAN eノードBまたはUTRAN BSなどのWWAN)や、短距離RAN(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロeノードB、免許不要LTE eノードBなど)のBSを含み得る。
[0069] UEは、電気電子技術者協会(IEEE)規格のIEEE 802.11で特定されるようなプロシージャをスキャニングすることを行うことによってWLAN APを認識し得、それは、一般に、受動的スキャニング(passive scanning)および能動的スキャニング(active scanning)を含む。例えば、Wi−Fi APのためのIEEE 802.11で定義されるような受動的スキャニングは、WLAN APビーコンの受信のために受信機をオンにした状態で待ち受けるため、UEに対して非効率的であり得る。Wi−Fi APのためのビーコン送信間隔が約100ミリ秒であるので、これが、スキャニングすべきたくさんのチャネルを伴って高いスキャニングエネルギー並びに高いスキャニングレイテンシをもたらす。能動的スキャニングはより速いが、WLANにトラフィックを上乗せする(例えば、Wi−Fiのためのプローブ要求とプローブ応答)。能動的スキャニングは、電力集中的(power intensive)でもある。
[0070] IEEE 802.11uは、UEがAPとの連携なしにAPについてのさらなる情報を発見するための追加メカニズムを定義している。例えば、汎用広告サービス(GAS:generic advertisement service)は、ネットワークにおけるUEとサーバとの間で広告プロトコルのフレームをトランスポートし得る。APは、キャリアのネットワーク内でサーバにモバイルデバイスのクエリを中継し、サーバの応答をモバイルに戻すように配信することを担い得る。UEがWLAN APと連携せずにWLAN APについての情報を発見するための別の例示的なメカニズムは、Wi−Fiの場合に、例えば、アクセスネットワーククエリプロトコル(ANQP)などのサービス発見プロトコルであり、それは、一般に、UE/STAによるアクセスネットワーク情報取得のためのクエリ広告プロトコル(query advertisement protocol)である。ANQPは、Wi−Fiの場合に、汎用広告サービス(GAS)を介してトランスポートされ得る。ANQPは、ホットスポット事業者のドメイン名と、このホットスポットを介して接続可能なローミングパートナーであって、これらのクレデンシャルタイプ(credential type)、並びに認証についてサポートされた拡張可能認証プロトコル(EAP:extensible authentication protocol)方法とを伴うローミングパートナと、IPアドレスタイプ利用可能性と、UEのネットワーク選択プロセスにおける有益な他のメタデータとを含み得る。
[0071] UEは、WLAN APに関する測定値を提供するために、WLAN APと連携することを必要としないでよい。例えば、Wi−Fiの場合に、UEは、IEEE 802.11k、IEEE 802.11uおよびホットスポット2.0において定義されるような追加手順のサブセットをサポートし得る。無線アクセスネットワーク(RAN)に関して、WLAN APとBSとの間のインターフェースが存在しないことがある。しかしながら、例えば、コロケートされた(collocated)Wi−Fi WLAN APおよびBSの場合には、IEEE 802.11k、IEEE 802.11u、およびWLAN AP上のホットスポット2.0情報が、BSにおいて(例えば、バックホールリンクを介して)既知であることができ、UEがこの情報を取得するためにANQPを行うことを必要とされないでよい。効率的な受動的スキャニングがイネーブルされると、WLAN APはRAN上のBSによって広告される(advertised)時にそのビーコンを送信し得る。言い換えると、WLAN APは、セルラタイミングおよびSFNを取得でき、RANによって広告されるビーコン送信時間を知ることができる。2つのレベルの報告がWLAN APを識別するためにUEによって使用でき、これはWLAN APを(例えば、サービスセット識別子(SSID)またはベーシックサービスセット識別(BSSID)、組織識別子(Organizational Identifier)、サポートされたサービスプロバイダなどのようなネットワーク識別子に基づいて)直接、すなわち、ビーコンのみから識別することと、IEEE 802.11k、IEEE 802.11u、またはANQP(例えば、コロケートされないAPおよびeNBの場合に)を使用するホットスポット2.0識別情報を取得することである。ネットワーク識別子は、1つのWLANを他のものから区別するために使用され得る。本開示のいくつかの態様によると、この情報をWLAN APとBSとの間で交換するためのバックホールインターフェースを有することが可能である。
[0072] 図5は、S1インターフェース502を介してRANで終端する別個の発展型パケットシステム(EPS)ベアラ534、536を使用する、ワイドエリア無線アクセスネットワーク(RAN)へのWLANのための基準アーキテクチャ500を図示する。PDNサービスへのアクセスおよび関連するアプリケーションは、EPSベアラによってUE 508に提供される。デフォルトベアラ(Default Bearer)504は通常、添付中に確立され、PDN接続の存続期間を通じて維持される。サービス要求またはサービスへのアクセスの結果として、さらなる専用ベアラ506が動的に確立されることができる。図5におけるアーキテクチャは、LTEのような3GPPアクセスネットワークまたは高速パケットアクセス(HSPA)およびWLANシステムのような非3GPPアクセスネットワークとの間のRANアグリゲーション機能の1つの実施形態である。これは、3GPP加入者によるWLANアクセスサービスの使用を許可する。図5のUEは、単一のWLANインターフェース(例えば、WLAN通信可能なトランシーバ)を有する。
[0073] 図5で図示されるように、UEは、ワイドエリアワイヤレス(例えば、LTE、UTRAN、GERANなどの)ネットワークを介してeNB 510または他のBSによって、並びにローカルエリアワイヤレス(例えば、Wi−Fi)ネットワークを介してWLAN AP 512または他のBSによってサービスされ得る。図5はeNBを示しているが、ワイドエリアネットワークのBSは、UTRAN ノードB、E−UTRAN eノードB、アクセスポイント、またはワイドエリアワイヤレスネットワークをサポートする他の無線ノードであり得る。同様に、ローカルエリアネットワークのBSは、フェムトノード、WLAN AP、またはローカルエリアワイヤレスネットワークをサポートする何か他の無線ノードのような、低電力E−UTRAN eノードBであり得る。
[0074] 本開示の態様によると、ワイドエリアネットワークのBSは、S1−モビリティ管理エンティティ(MME)インターフェース518を介するコアネットワーク(すなわち、EPC)516内のMMEと通信し、S1−Uインターフェース520を介してサービングゲートウェイ(SGW)と通信し得る。ローカルエリアネットワークのBSは、S2aおよび/またはS2bインターフェース524を介するコアネットワーク内の発展型パケットデータゲートウェイ(ePDG)または信頼性の高いワイヤレスアクセスゲートウェイ(TWAG:trusted wireless access gateway)522と通信し得る。ローカルエリアネットワークのBSはまた、UEとインターネットエンティティとの間でインターネットプロトコル(IP)トラフィックの非シームレスWLANオフロード(NSWO:non-seamless WLAN offload)を提供するために、インターネットエンティティ526と直接通信し得る。NSWOは、EPCを通ることなく、WLANアクセスネットワークを介して特定のIPフローをルーティングすることをサポートするために、UEによって使用され得る。また、発展型パケットコア(EPC)内に含まれる1つまたは複数のエンティティは、アクセスネットワークの発見および選択機能(ANDSF:access network discovery and selection function)をサポートし、それは、UEがWi−Fiネットワークのような非3GPPアクセスネットワークを発見することを手助けする。ANDSFは、(LTEのような)3GPPアクセスネットワークと(Wi−Fiのような)非3GPPアクセスネットワークとの間でオフロードすることを制御するために使用され得る。ANDSFはまた、これらのネットワークへの接続に関するルールをUEに提供する。MMEは、S6aインターフェースを介してホーム加入者サーバ(HSS:home subscriber server)528と通信し、S11インターフェースを介してサービングゲートウェイ(SGW)530と通信し得る。1つまたは複数のMME 514は、S10インターフェースを介して互いと通信し得る。SGW、ePDG、およびTWAGは、S5インターフェースを介してパケットゲートウェイ(PGW)532と通信し得る。PGWは、SGiインターフェースを介してインターネットエンティティと通信し得る。
[0075] 本開示の態様によると、RANアグリゲーションで、UEは、LTE eNBおよびWLAN AP(例えば、Wi−Fi AP)に同時に接続でき、これが図5で示されるようなユーザのシグナリングおよびデータトラフィックをトランスポートするための無線アクセスリンクを提供する。eNBおよびAPは、論理的にコロケートされたり、コロケートされなかったりし得る。ユーザのデータまたはシグナリングベアラは、LTEまたはWi−Fiのどちらかの無線リンクによってサービスされ得る。データベアラは、2つのエンドポイント間で「仮想」接続を確立して、トラフィックがこれらの間で送信されることができるようにする。データベアラは、2つのエンドポイント間でデータのためのパイプライン役を務める。本開示の態様によると、LTEとWi−Fiとの間でオフロードするデータベアラおよび相互作用を確立し制御するための方法が説明される。相互作用に関して、利用可能なリンクの各々の性能は、何らユーザ介入なしに、(例えば、eNBまたはMMEによって)リアルタイムベースで自立的に評価され、各データベアラのための「最良の実行可能な(best possible)」リンクが選択され得る。性能の評価は、全体的観点(end-to-end perspective)でパラメータの大きさを考察し得る。決定のために考慮されるパラメータのいくつかは、WWANおよびWLANリンク上の信号およびチャネル品質、利用可能な帯域幅レイテンシ、並びに、どのアプリケーションとサービスがWi−Fiに移され得るか、およびどれが3GPP RANに制限されるかに関する事業者ポリシを含み得る。
[0076] 図6は、RANエンティティ(例えば、PGWまたはSGW)で終端する(terminating)別個のEPSベアラを使用するワイドエリアRAN(例えば、LTE、UTRAN、GERAN)アグリゲーションへのWLAN(例えば、Wi−Fi、LTE−Uなど)のためのRANエンティティ(例えばPGWまたはSGW)602とUE604との間の例示的なユーザプレーン600を図示する(すなわち、UEがWLAN BS(例えば、Wi−Fi APまたはピコeNB)606を介してベアラ上のパケットを送信または受信する)。例示的なユーザプレーンでは、APまたはeNBが、1つまたは複数のS1インターフェース608を通るコンテキストを、汎用パケット無線サービストネリングプロトコルユーザデータトネリング(GTP−U:generic packet radio service tunneling protocol user data tunneling)レイヤ、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)レイヤ、IPレイヤ、レイヤ2(L2)またはメディアアクセス制御(MAC)レイヤ、およびレイヤ1(L1)または物理レイヤにおいてSGWまたはPGWと共有し得る。UEは、WLANインターフェース610を通るコンテキストを、WLAN MACレイヤおよびWLAN物理(PHY)レイヤにおいてAPまたはeNBと共有し得る。UEおよびPGWは、UEのサービングマクロeNBを介するRANエンティティとUEとの間で確立され得る任意のEPSベアラから独立しているEPSベアラ612を介して、上位IPレイヤにおけるコンテキストを共有し得る。
[0077] 無線リンク制御(RLC)パケットは、LTEのいくつかのリリース(例えば、Rel−8)において、パケットのMACヘッダ内の関連するEPSベアラを指示し得る。このように、WLAN内のベアラとパケットアグリゲーションとの両方について、UEとUEのサービングBSとは、1より多いベアラがWLANによってサービスされる場合に、各パケットのWLAN MACヘッダ内の適切なEPSベアラのための論理チャネル(LC)IDを指示し得る。論理チャネルID(LCID)は、データ無線ベアラ(DRB)をMACレイヤにおいてEPSベアラにマッピングするために使用される。無線ベアラは、UEとUEのサービングBSとが、無線プロトコルレベルにおいて適切なサービス品質(QoS)でユーザにサービスを提供できるように、各LCIDによって指定される。すなわち、UEとUEのサービングBSとは、無線パケットからLCIDを読み取り、LCIDに基づいてEPSベアラを決定し、そのEPSベアラについてのQoSを決定し、次に、決定されたQoSに基づいて無線パケットからのデータのさらなる処理を優先的に行う。
[0078] 本開示のある態様によると、パケットのWLAN MACヘッダの既存のフィールドは、パケットのLCIDを指示するために使用され得る。例えば、UEとUEのサービングBSとは、パケットの関連するベアラを指示するために、パケットのWLAN MAC内で仮想LAN(VLAN)タグを使用できる。
[0079] 図7は、上述されるような、UEとAPまたはeNBとの両方に対してEPSベアラを識別するためのさらなるLCIDレイヤ702を用いた、RANエンティティ(例えば、PGWまたはSGW)で終端する別個のEPSベアラを使用するワイドエリアRAN(例えば、LTE、UTRAN、GERAN)アグリゲーションへのWLAN(例えば、Wi−Fi、LTE−Uなど)のための、UEとRANエンティティ(例えば、PGWまたはSGW)との間の例示的なユーザプレーン700を図示する。例示的なユーザプレーン700のエンティティおよび他のレイヤは、図6を参照して上述される例示的なユーザプレーン600のものと類似する。
[0080] 本開示のある態様によると、さらなるヘッダが、図7で示されるような関連するパケットのEPSベアラを指示するために、WLANを介して送られ得る。例えば、UEおよびAPは、関連するベアラを指示するために、汎用ルーチンカプセル化(GRE:generic routing encapsulation)ヘッダのように、ベアラのパケット内にさらなるヘッダを含み得る。図7に図示されるように、UEとAPまたはeNBとは、上記のWLAN MACレイヤのレイヤにおいてLCIDのためのコンテキストを共有し得る。
[0081] UEは、Wi−Fiアクセス、信頼性のあるアクセス、または信頼性のないアクセスのうちの少なくとも2つのタイプを使用して、WLANを介してEPCネットワークに接続できる。本開示の態様によると、UEは、S2bインターフェース(図5を参照)を介してePDG に接続することによって、信頼性のない(すなわち、3GPP EPCネットワークによって信頼されていない)WLANを介して3GPP発展型パケットコア(EPC)ネットワークに接続し得る。UEは、S2bインターフェースを介してインターネットプロトコルセキュリティ(IPSec)を使用してePDGに接続し得る。ePDGは、S5インターフェースを介して汎用パケット無線サービス(GPRS)トネリングプロトコル(GTP:general packet radio service (GPRS) Tunneling Protocol)またはプロキシモバイルインターネットプロトコル(PMIP:Proxy Mobile Internet Protocol)によって作成された安全なソーストンネルを使用して、PDNゲートウェイに接続し得る。UEは、WLAN APと連携する必要があり、ePDGへの接続を確立するために、インターネット接続にアクセスを有し得る。発展型パケットデータゲートウェイ(ePDG)は、4Gモバイルコアネットワークのネットワーク機能の一部であり、発展型パケットコア(EPC)とも呼ばれ得る。ePDGは、Wi−FiおよびEPCのような、信頼性のない非3GPPネットワーク間での安全な相互作用を担っている。
[0082] 本開示の態様によると、UEは、S2aインターフェース(図5を参照)を介してTWAGに接続することによって、信頼性された(すなわち、3GPP EPCネットワークによって信頼された)WLANを介して3GPP発展型パケットコア(EPC)ネットワークに接続し得る。信頼性のあるアクセスを用いて、EPCとWLANとの間の認証およびデータ保護に関する安全な接続が存在する。UEがS2a接続をサポートするAPに連携する場合、UEは、S2aインターフェースを介してTWAGに接続し得る。TWAGは、S5インターフェースを介してGPRSトネリングプロトコル(GTP)またはプロキシモバイルインターネットプロトコル(PMIP)を使用して、PDNゲートウェイに接続し得る。S2aをサポートするWLAN APと連携するUEもまた、WLAN APからのNSWOサービスを獲得し得る。
[0083] 図8は、本開示の態様に従った、S1インターフェース502を介してRANで終端する、別個の発展型パケットシステム(EPS)ベアラを使用するワイドエリア無線アクセスネットワーク(RAN)アグリゲーションへのWLANのための基準アーキテクチャ800を図示する。図8のアーキテクチャは、3GPPとWLANシステムとの間のRANアグリゲーション機能の1つの実施形態である。RANアグリゲーションは、3GPP加入者によるWLANアクセスサービスの使用を許可する。図8で図示されるアーキテクチャは、図5で図示されるアーキテクチャ500に類似するものの、図8のUE 802が2つのWLANインターフェース(例えば、WLAN通信可能な2つのトランシーバ)を有することと、2つのWLAN AP 512a、512bがUEの領域内に存在するという差異を伴う。
[0084] 本開示の態様によると、ユーザは、LTE eNBと2つのWi−Fi(すなわち、Wi−Fi)APに同時に接続され得、それは、図8で示されるような、ユーザのシグナリングとデータトラフィックとをトランスポートするための無線アクセスリンクを提供する。eNBおよびAPは、論理的にコロケートされたり、コロケートされなかったりし得る。ユーザのデータまたはシグナリングベアラは、LTEまたはWi−Fiどちらかの無線リンクによってサービスされ得る。UEとWLAN BSとは1より多い接続のタイプを有して、各タイプの接続が別個の目的のために確立され得る。例えば、図8に図示されるように、UEは、RLCアグリゲートされるベアラのためにWLAN AP 512aへの第1の接続WLAN 1を確立し、UEは、S2aまたはS2bインターフェースによってEPCに搬送されるベアラおよび/またはWLAN APによって提供されるNSWOサービスによってサービスされるベアラのためにWLAN APへの第2の接続WLAN 2を確立し得る。図7を参照して上述されるように、UEおよびWLAN APは、第1の接続と第2の接続のために使用される無線パケット内にLCIDを含めることによって、第1の接続と第2の接続とを区別し得る。
[0085] 本開示の態様によると、UEがRANアグリゲーションからの恩恵を受ける(benefit)ことを可能にし得るローカルエリアネットワークの他のBS、または1つまたは複数のWLAN APを用いて、ワイヤレスローカルエリアネットワーク接続を確立し得る。本開示の態様によると、RANアグリゲーションを確立するために、およびUEがWLANを介してPDN接続のセットをアクティブ状態に維持するために、RANアグリゲーションが開始されることができると決定するためのネットワークについてのメカニズムが開示される。これら態様によると、RANアグリゲーションのトリガが、WLANを介する既存のPDN接続に影響を与えないことができる。
[0086] 本開示の態様によると、サービングワイドエリアRAN(例えば、E−UTRAN UTRAN、またはGERAN)は、サービスされたUEがまた、例えばワイドエリアRANなどのワイヤレスローカルエリアネットワークによってサービスされることを発見し得、サービスされたUEがWLAN(例えば、Wi−FiまたはLTE−U)接続を有することを決定し得る。
[0087] 本開示の態様によると、UEは、UEが接続されたWLAN APのアイデンティティ、または利用可能なWLAN APのリストを、UEのサービングワイドエリアRANエンティティ(例えば、eNBまたはMME)に送り得る。UEはまた、もしあれば、例えば、サービスされたベアラまたはアクセスポイント名(APN)を指示することによって、あるいはUEがNSWO、S2b、S2a接続を使用しているという指示によって、どのトラフィックがWLANを介して送られるかを指示し得る。本開示の態様によると、UEは、WLANトラフィックがワイドエリアRANとのRANアグリゲーションを使用することが可能であるか、またはワイドエリアRANを介して送られ得るかの指示を送り得る。例えば、UEは、トラフィックがNetflixからのストリーミングビデオであり、このトラフィックがセルラを介して送られることができないことをRANに通知し、これが事実上このトラフィックがアグリゲートされることができないことを指す。
[0088] 本開示の態様によると、特定のBS、あるいは1つまたは複数のAPのためのアクセスコントローラとのRANアグリゲーションをイネーブルするように構成されるワイヤレスローカルエリアネットワークのAP(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)は、定期的にまたはワイドエリアRANエンティティからのリクエストに応じてのどちらかで、1つまたは複数のWLAN APに接続されたUEのリストを送り得る。
[0089] 本開示の態様によると、UEは、サービングWLAN AP(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)にUEのサービングワイドエリアRANのアイデンティティ(例えば、PLMN、セルIDなど)、およびUEのセルラアイデンティティを送り得る。WLAN APは、このような情報を受信することに伴って、WLAN APがUEにサービスするワイドエリアRANとのRANアグリゲーションをイネーブルするように構成されることを検証し(例えば、PLMN ID、セルIDなどを検証する)得、UEがWLAN APに送ったUEのアイデンティティを提供するワイドエリアRANへの指示を送り得る。
[0090] 本開示の態様によると、ワイドエリアRANは、(例えば、UEが接続されるワイドエリアRANセルのアイデンティティに基づいて)特定のUEに対するRANアグリゲーションのために使用され得るWLAN AP(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)のアイデンティティを用いて構成され得る。いくつかの場合には、WLAN APは、RANアグリゲーションのための別個のアイデンティティ(例えば、ネットワーク識別子またはサービスセット識別子(SSID))と、通常の(例えば、RANアグリゲーションを用いないWi−Fiなどの)サービスを使用し得る。これら態様によると、ワイドエリアRAN(すなわち、1つまたは複数のRANエンティティ)は、別個のアイデンティティを認識し得、ワイドエリアRANは、UEがRANアグリゲーションのために使用できるAPのリスト内のAPのうちの1つに接続されたことを(例えば、UEによって送信された指示によって)通知され得る。
[0091] 本開示の特定の態様によると、ワイドエリアRANエンティティ(例えば、eNBまたはMME)は、サービスされるUEが、RANアグリゲーションを可能にするWLAN BS(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)に接続されたことの指示をワイドエリアRANエンティティ(例えば、eNBまたはMME)が取得することに基づいて、サービスされるUEのためのRANアグリゲーションをトリガし得る。
[0092] 図9は、ワイドエリアRANが、サービスされるUEのためのRANアグリゲーションをトリガするための例示的なコールフローを図示する。902で、UE 508は、ワイドエリアRAN BS(例えば、eNB)510とWLAN AP(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512とに接続され得る。WLAN APへの接続は、S2a接続、S2b接続、NSWO接続、または図5を参照して上述されるような任意の組み合わせの接続のために使用され得る。本開示の第1の態様において、904で、UEは、UEがWLAN APに接続されたことをワイドエリアRAN BSに報告し得る。本開示の第2の態様において、906で、WLAN APは、接続されたUEのリストをワイドエリアRANに送り得る。本開示の第3の態様において、908で、UEは、ワイドエリアRANとの接続をWLAN APに報告し得る。910で、WLAN APは、UEがWLAN APに接続されたことをワイドエリアRANに報告し得る。ワイドエリアRANが904、906、および910で受信する1つまたは複数の報告に基づいて、ワイドエリアRANは、912でRLCアグリゲーションを開始することを決定し得る。
[0093] 本開示の特定の態様によると、IPフローモビリティ(IFOM)と接続されたデバイスは、少なくとも1つのPDN接続についてアクティブであり(すなわち、PDNのいくつかのIPフローは、UEベースのIFOMであろうと、またはネットワークベースのIFOM(NB−IFOM)であろうと、セルラを介するものであり、またいくつかはWLANを介するものである)、複数の態様904、906、908、および910が使用される場合、次に、ワイドエリアRAN BS(例えば、eNB)は、複数のWLAN APへのUEの接続に関する複数セットの情報を受信し得る。これら態様によると、ワイドエリアRAN BSは、受信されたセットの情報を比較し、RANアグリゲーションに参加するために複数セットの情報に含まれるWLAN APまたは複数のWLAN APのセットを選択し得る。
[0094] 本開示の態様によると、ワイドエリアRANエンティティは、非アクセス層(NAS:non-access stratum)レベルにおいてRANアグリゲーションをトリガし得る。非アクセス層(NAS)は、制御プレーンのために使用され、コアネットワーク(CN)のモビリティ管理エンティティ(MME)と、LTEまたはE−UTRANアクセスのためのUEとの間で非無線シグナリングを搬送する。これら態様によると、ワイドエリアRANエンティティは、RANアグリゲーションが実行可能でかつ開始し得ると決定することに伴って、MMEまたはSGSNにこの指示を送り得る。指示を受信することに伴い、かつどのAPNがWLANにオフロードされることができるかの情報に基づいて、MMEまたはSGSNが、RANアグリゲーションを開始することを決定する。MMEは次に、RANアグリゲーションをトリガするために、NASメッセージをUEに送り得る。
[0095] 本開示のある態様によると、UEは、非アクセス層(NAS)レベルにおいてRANアグリゲーションをトリガし得る。これら態様によると、UEは、UEが接続されたWLAN AP(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)のアイデンティティ、または利用可能なWLAN APのリストを、NASシグナリングを介してMMEまたはSGSNに送り得る。UEはまた、どのトラフィックが例えばベアラまたはAPNなどのWLANを介して送られるか、あるいはUEがNSWO、S2b、S2a接続を使用しているという指示を指示し得る。UEはまた、トラフィックがRANアグリゲーションを使用できるか、またはワイドエリアRANを介して送られるかの指示を送り得る。このような情報(例えば、WLAN APアイデンティティ、WLANトラフィック、トラフィックがRANアグリゲーションを使用し得るかどうかなど)を受信することに伴って、かつどのAPNがWLANにオフロードされることができるかの情報に基づいて、MMEまたはSGSNがRANアグリゲーションを開始することを決定し得る。どのAPNがWLANにオフロードされることができるかの情報は、MMEまたはSGSNによるPDN接続確立に伴って、MMEまたはSGSNによってUEに提供され得る。MMEは次に、UEへのRANアグリゲーションをトリガするNASメッセージを送り得る。RANアグリゲーションのための決定をMMEへ移すことは、競合(conflict)を低減できる。
[0096] 図10Aおよび10Bは、RANアグリゲーションが使用され得る例示的なワイヤレス通信システム1000を図示する。図10Aは、RANアグリゲーションを開始する前における例示的なUE 508、ワイドエリアRAN BS(例えば、eNB) 510、WLAN AP(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512、コアネットワーク、およびインターネットを図示する。図示されるように、UEは、PDNの第1のセットのためのワイドエリアRANに接続され、およびPDNの第2のセットのためのWLAN APまたはNSWO、あるいは両方に接続される。図10Bは、RANアグリゲーションが開始した後における同一のUE、ワイドエリアRAN BS、WLAN AP、コアネットワーク、およびインターネットを図示する。UEは、いくつかがRANアグリゲーションを使用するPDNの第1のセットのためにワイドエリアRANに接続され、PDNの第2のセットのためにWLAN APを介してワイドエリアRANに接続される。
[0097] 図11は、単一のWLAN接続を有するUE 508のためのトラフィックモビリティおよびRANアグリゲーションをトリガするための例示的なコールフロー1100を図示する。図示されるコールフローは、図10Bで図示されるRANアグリゲーションを開始するために図10Aで図示されるUE、eNB、AP、およびコアネットワークエンティティによって使用され得る。1102で、UEはPDNセット1のためにワイドエリアRAN BS(例えば、eNB)510に接続し、WLAN AP(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512に接続し得る。WLAN APの接続は、S2a接続またはS2b接続上のPDNセット1のために、NSWO接続のために、または任意の接続の組み合わせのために使用され得る。1104で、ワイドエリアRANは、RLCアグリゲーションを開始することを決定し得る。1106で、ワイドエリアRAN BSは、RANアグリゲーションを開始するためにUEにコマンドを送り得る。1108で、UEは、WLAN APに明確な切断の通知を送ることなく、およびePDGまたはTWAGへのUEが有する任意のS2aおよびS2b接続を切断することなく、WLAN APから切断し得る。本開示の第1の態様において、1110で、UEは、WLAN APの切断を検出し、ワイドエリアRANへのPDNセット2のハンドオーバをトリガし得る。UEはまた、1110で、ワイドエリアRANを介してトランスポートされたPDNにNSWOからのIPトラフィックを転送し得る。本開示の第2の態様において、1112で、UEのネットワークソフトウェアスタックの下位レイヤは、RLCアグリゲーションがアクティブであるとの指示を、UEのネットワークソフトウェアスタックの上位レイヤに送り得る。UEのネットワークソフトウェアスタックの上位レイヤは、1112で、ワイドエリアRANへのPDNセット2のハンドオーバをトリガし得る。UEはまた、1112で、ワイドエリアRAN上のPDNにNSWOからのIPトラフィックを転送し得る。
[0098] 図12Aおよび12Bは、RANアグリゲーションが使用され得る例示的なワイヤレス通信システム1200を図示する。図12Aは、RANアグリゲーションを開始する前における例示的なUE 508、ワイドエリアRAN BS(例えば、eNB)510、RANアグリゲーションに参加できるWLAN AP1(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512a、RANアグリゲーションに参加できないWLAN AP2(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512c、コアネットワーク、およびインターネットを図示する。図示されるように、UEは、PDNの第1のセットのためにワイドエリアRANに接続され、PDNの第2のセットまたはNSWOのためにWLAN AP2、あるいは両方に接続される。図12Bは、RANアグリゲーションが開始した後におけるいくつかのUE、ワイドエリアRAN BS、WLAN AP1、WLAN AP2、コアネットワーク、およびインターネットを図示する。UEは、いくつかがRANアグリゲーションを使用するPDNの第1のセットのためにワイドエリアRANに接続され、PDNの第2のセットのためにWLAN AP1を介してワイドエリアRANに接続される。
[0099] 図13は、RANアグリゲーションに参加できない第1のWLAN AP2(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512cから、RANアグリゲーションに参加できる第2のWLAN AP1(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512aへそのWLAN接続を変更する単一のWLAN接続を有するUE 508のためのトラフィックモビリティおよびRANアグリゲーションをトリガするための例示的なコールフロー1300を図示する。図示されるコールフローは、図12Bで図示されるRANアグリゲーションを開始するために図12Aで図示される、UE、eNB、AP、およびコアネットワークエンティティによって使用され得る。1302で、UEは、PDNセット1のためにワイドエリアRAN BS(例えば、eNB)510に接続し、AP2に接続し得る。AP2への接続は、S2a接続またはS2b接続上のPDNセット1のために、NSWO接続のために、または任意の接続の組み合わせのために使用され得る。1304で、ワイドエリアRANは、RLCアグリゲーションを開始することを決定し得る。1306で、ワイドエリアRAN BSは、AP1とのRANアグリゲーションを開始するために、UEにコマンドを送り得る。1308で、UEは、AP2に明確な切断の通知を送ることなく、およびePDGまたはTWAGへのUEが有する任意のS2aおよびS2b接続を切断することなく、AP2から切断し得る。本開示の第1の態様において、1310で、UEは、AP2の切断を検出し、ワイドエリアRANへのPDNセット2のハンドオーバをトリガし得る。UEはまた、1310で、ワイドエリアRANを介してトランスポートされたPDNにNSWOからのIPトラフィックを転送し得る。本開示の第2の態様において、1312で、UEのネットワークソフトウェアスタックの下位レイヤは、RLCアグリゲーションがアクティブであるとの指示を、UEのネットワークソフトウェアスタックの上位レイヤに送り得る。UEのネットワークソフトウェアスタックの上位レイヤは、1312で、ワイドエリアRANへのPDNセット2のハンドオーバをトリガし得る。UEはまた、1312で、ワイドエリアRAN上のPDNにNSWOからのIPトラフィックを転送し得る。
[00100] 図14Aおよび14Bは、RANアグリゲーションが使用され得る例示的なワイヤレス通信システム1400を図示する。図14Aは、RANアグリゲーションを開始する前における、2つのWLANに同時に接続可能な例示的なUE 802、ワイドエリアRAN BS(例えば、eNB)、RANアグリゲーションに参加できるWLAN AP1(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512a、RANアグリゲーションに参加できないWLAN AP2(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512b、コアネットワーク、およびインターネットを図示する。図示されるように、UEは、PDNの第1のセットのためにワイドエリアRANに接続され、PDNの第2のセットのためにAP2またはNSWO、あるいは両方に接続される。図14Bは、RANアグリゲーションが開始した後における、同じUE、ワイドエリアRAN BS、AP1、AP2、コアネットワーク、およびインターネットを図示する。UEは、いくつかがRANアグリゲーションを使用する、WLANから移動したベアラおよびPDNの第1のセットのためにワイドエリアRANに接続され、PDNの第2のセットのためにAP1を介してワイドエリアRANに接続され、PDNの第3のセットのためにAP2を介してワイドエリアRANに接続される。
[00101] 図15は、RANアグリゲーションに参加できない第1のWLAN AP2(例えば、Wi−Fi AP、フェムト/ピコ/マイクロノードなど)512cに接続される2つのWLANに同時に接続可能なUE 802のためのトラフィックモビリティおよびRANアグリゲーションのトリガのための例示的なコールフロー1500を図示する。図示されるコールフローは、図14Bで図示されるRANアグリゲーションを開始するために図14Aで図示される、UE、eNB、AP、およびコアネットワークエンティティによって使用され得る。1502で、UEは、PDNセット1のためにワイドエリアRAN BS(例えば、eNB)に接続し、AP2に接続し得る。AP2への接続は、S2a接続またはS2b接続上のPDNセット2のために、NSWO接続のために、または任意の接続の組み合わせのために使用され得る。1504で、ワイドエリアRANは、RLCアグリゲーションを開始することを決定し得る。1506で、ワイドエリアRAN BSは、AP1 512aとのRANアグリゲーションを開始するために、UEにコマンドを送り得る。1508で、UEは、AP2から切断することなくAP1に接続し得る。本開示の第1の態様において、1510で、IFOMがUEおよびRANによってサポートされる場合、UEのアクセス層(AS:access stratum)は、WLANからワイドエリアRANにRANアグリゲーションベアラのIPフローを移動させるために、UEのネットワークスタックの上位レイヤをトリガし得る。本開示の第2の態様において、1512で、UEのネットワークスタックの下位レイヤは、RLCアグリゲーションがアクティブであるとの指示を、UEのネットワークスタックの上位レイヤに送り得る。UEのネットワークスタックの上位レイヤは、1512で、ワイドエリアRANへのPDNセット2のハンドオーバをトリガし得る。UEはまた、1512で、ワイドエリアRAN上のPDNにNSWOからのIPトラフィックを転送し得る。
[00102] 図16は、図8−15を参照して上述されるような、RANアグリゲーションを行うための動作1600の例を図示する。動作1600は、図8−15の各々で示される、例えばeノードB 510などのワイドエリア無線アクセスネットワーク(RAN)の第1の基地局によって行われ得る。1602で、第1のBSは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の第1のBSによっておよび第2のBSによってサービスされるユーザ機器(UE)が、無線アクセスネットワーク(RAN)アグリゲーションに参加可能であると決定し得る。1604で、第1のBSは、RANのみを介して、またはRANおよびWLANの両方を同時に介して、1つまたは複数のパケットデータネットワーク(PDN)接続をアクティブに維持する間に、第1のBSと、第2のBSまたはWLANの別のBSのうちの少なくとも1つとの1つまたは複数のPDN接続の1つまたは複数のベアラのUEのためのRANアグリゲーションをアクティブ化し得る。動作は、この時点で完了し得るか、またはオプションで1606、1608、および1612のうちの1つまたは複数へと継続し得、それは、第1のBSあるいは1つまたは複数の他のネットワークエンティティによって行われ得る。1606で、第1のBSは、UEが接続されたWLANの第2のBSのアイデンティティ、または利用可能なWLANのBSのリストを受信し得る。第1のBSは、UEから、あるいは別のネットワークエンティティ(例えば、MME)から、第2のBSのアイデンティティまたはBSのリストを受信し得る。1608で、第1のBSは、WLANの1つまたは複数のBSに接続されたUEのリストを、定期的にまたはリクエストに応じて、受信する。第1のBSは、第2のBSから、または別のネットワークエンティティ(例えば、MMEまたはWLANの別のBS)から、UEのリストを受信し得る。RANの別のネットワークエンティティ(例えば、MMEまたはWLANの別のBS)は、第2のBSからのリストを要求し、それを第1のBSに送り得る。1610で、UEは、UEが接続されたワイドエリアRANのアイデンティティおよびUEのネットワークアイデンティティを、WLANの第2のBSに送り得る。1612で、WLANの第2のBSは、それがRANアグリゲーションをイネーブルするように構成されることを検証して、UEのアイデンティティをRANに送り得る。第1のBSは、WLANの第2のBS、または別のネットワークエンティティ(例えば、MME)からUEのアイデンティティを受信し得る。
[0100] 本開示の態様によると、第1のBSは、UEから受信された指示に基づいて、UEがRANアグリゲーションに参加可能であると決定し得る。例えば、eNBは、UEがRANアグリゲーションに参加可能であることの機能交換メッセージ(capabilities exchange message)を、接続されたUEから受信し得る。
[0101] 本開示の態様によると、第1のBSは、第2のBSから受信された指示に基づいて、UEがRANアグリゲーションに参加可能であると決定し得る。例えば、APは、APによってサービスされるUEがRANアグリゲーションに参加可能であることを、eNBにシグナリングし得る。
[0102] 本開示の態様によると、RANアグリゲーションをアクティブ化することは、UEが第2のBSにアクセスするために現在使用しているネットワーク識別子とは異なるネットワーク識別子を使用して第2のBSにアクセスすることをUEにさせることを備える。例えば、eNBは、UEが第1の接続で使用しているMAC IDとは異なるMAC IDを使用し、WLAN APへ第2の接続を介して接続するようにUEを指揮するWLAN APへ第1の接続を介して接続されたUEにメッセージを送り得る。
[0103] 図17は、図8−15を参照して上述されるような、RANアグリゲーションを行うための動作1700の例を図示する。動作1700は、例えば、図8−15の各々で図示されるE−UTRA UE508または802などのユーザ機器(UE)によって行われ得る。1702で、UEは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の第1の基地局(BS)、および無線アクセスネットワーク(RAN)の第2の基地局によってサービスされている間に、1つまたは複数のパケットデータネットワーク(PDN)接続に属する1つまたは複数のベアラのRANアグリゲーションを開始するための指示を受信し得る。1704で、UEは、RANのみを介して、またはRANおよびWLANの両方を同時に介して、1つまたは複数のPDN接続をアクティブに維持する間に、1つまたは複数のPDN接続に属する1つまたは複数のベアラのRANアグリゲーションを行うための動作をし得る。
[0104] 本開示の態様によると、動作をすることは、UEが第1のBSにアクセスするために現在使用しているものとは異なるネットワーク識別子を使用して第1のBSにアクセスするUEを備え得る。例えば、WLAN APへ第1の接続を介して接続されたUEは、UEが第1の接続で使用しているMAC IDとは異なるMAC IDを使用し、WLAN APへ第2の接続を介して接続し得る。
[0105] 本開示の態様によると、動作をすることは、WLANの第3のBSに接続しているUEを備え得る。例えば、UEは、RANアグリゲーションに参加可能でないWLAN APから切断し、RANアグリゲーションに参加可能であるWLAN APに接続し得る。
[0106] 上述された方法の様々な動作は、対応する機能を行うことが可能な任意の適切な手段によって行われ得る。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれらに限定されない、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含み得る。一般に、動作が図中に図示される場合、それらの動作は、類似の参照番号で対応する該当機能手段コンポーネント(means-plus-function components)を有し得る。
[0107] 本明細書で使用される場合、「決定すること」という用語は、幅広い動作を包含する。例えば、「決定すること」は、計算すること、コンピュータ処理すること、処理すること、導き出すこと、調査すること、調べること(例えば、表、データベース、または別のデータ構造を調べること)、確認することなどを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含み得る。
[0108] 本明細書で使用される場合、項目のリスト「〜のうちの少なくとも1つ」というフレーズは、単一の要素を含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−c、並びに、同じ要素(例えば、a−a、a−a−a、a−a−b、a−a−c、a−b−b、a−c−c、b−b、b−b−b、b−b−c、c−c、およびc−c−c、あるいは、a、b、およびcの他の順番)の複数との任意の組み合わせをカバーすることが意図される。
[0109] 上述された方法の様々な動作は、これら動作を行うことが可能な任意の適切な手段、例えば、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネント、回路、および/またはモジュールによって行われ得る。一般に、図面において図示される任意の動作は、これら動作を行うことが可能な対応する機能手段によって行われ得る。
[0110] 本開示に関連して説明された、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明された機能を行うように設計された、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせを用いて、実施されまたは行われ得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、このプロセッサは、任意の商業的に利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結された1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは、何か他のこのような構成として実施され得る。
[0111] 本開示に関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または両者の組み合わせで、直接具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、当該技術分野で知られた記憶媒体の任意の形式であり得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェアモジュールは、単一の命令または多数の命令を備え得、異なるプログラム間でいくつかの異なるコードセグメントにわたって、および複数の記憶媒体にわたって、分散され得る。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替では、記憶媒体は、プロセッサに組み込まれ得る。
[0112] 本明細書に開示された方法は、説明される方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく互い変形可能であり得る。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変形され得る。
[0113] 説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実施され得る。ソフトウェアにおいて実施される場合、機能は、1つまたは複数の命令として、コンピュータ可読媒体上に記憶され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、データ構造または命令の形式で所望のプログラムコードを記憶または搬送するために使用可能であり、かつコンピュータによってアクセスされ得る何か他の媒体を備え得る。本明細書で使用されるようなディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびBlu−ray(登録商標)ディスクを含み、ここで、ディスク(disks)は通常、磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(discs)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。
[0114] よって、ある態様は、本明細書で提示される動作を行うためのコンピュータプログラム製品を備え得る。例えば、このようなコンピュータプログラム製品は、記憶された(および/またはエンコードされた)命令を有するコンピュータ可読媒体を備え得、その命令は、本明細書に記載された動作を行うために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。ある態様のために、コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を含み得る。
[0115] ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体を介して送信され得る。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
[0116] さらに、本明細書で説明された方法および技法を行うためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされるおよび/またはさもなければ取得され得ることが理解されるべきである。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明される方法を行うための手段の転送を容易にするために、サーバに結合され得る。代替として、本明細書で説明される様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が、デバイスに記憶手段を結合または提供することに伴って様々な方法を取得し得るように、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどのような物理記憶媒体)を介して提供され得る。さらに、本明細書で説明される方法および技法をデバイスに提供するための何か他の適切な技法が、利用され得る。
[0117] 請求項が上記で図示される明確な構成およびコンポーネントに限定されないことが理解されるだろう。様々な変形、変更、およびバリエーションが、本願の特許請求の範囲から逸脱することなく、上述された方法および装置の構成、動作、および詳細においてなされ得る。
[0118] 前述の内容は、本開示の態様に向けられているが、本開示の他の態様およびさらなる態様が、その基本的な範囲から逸脱することなく考案され得、その範囲は、下記の請求項によって決定される。